JP3004164U - 空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置 - Google Patents

空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置

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JP3004164U
JP3004164U JP1994005063U JP506394U JP3004164U JP 3004164 U JP3004164 U JP 3004164U JP 1994005063 U JP1994005063 U JP 1994005063U JP 506394 U JP506394 U JP 506394U JP 3004164 U JP3004164 U JP 3004164U
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JP
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coil
air
air conditioner
suction port
preventing
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JP1994005063U
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Inventor
阪口浅夫
Original Assignee
木村工機株式会社
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案に係る空調機における吸込口部の風
洩れ防止兼集塵装置は冷、暖房用空調機において、運転
時におけるコイル面付着の水滴及び洗浄水を自然的に確
実に器外に排除すると共にコイル下方部分における洩出
するバイバス空気をも完全確実に阻止し行わしめんとす
るをその主な目的としている。 【構成】 空調機本体1の吸込口2近傍内に設置せる
冷、温水コイル3の前部及びドレンパン8との前縁間で
且つ上記コイル3のコイル取付枠4の下方に前部を斜め
上方向に曲折すると共に多数の水抜孔6,6,6を,ま
た下方垂直片5bに数個の水抜孔7.7,7を孔設して
なる風洩れ防止板5をコイル取付枠4に上下可動自在に
配設せしめたことを特徴とする。更にこの考案は上記
冷、温水コイル3の前部側にコイル洗浄スプレー12を
配設し容易確実にコイルの洗浄を行わしめ該汚損水を風
洩れ防止板5によってドレンパン8内に排水出来得るよ
うに構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は冷、暖房用空調機において、運転時にコイル下方部分より洩出する バイバス空気を阻止しより良好な機能を求め得ると共に冷房運転時のコイル面付 着の水滴及びコイル洗滌時における塵埃、汚水等を確実且つ容易にに器外に排水 しようとする空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の空調機は機内に上下の支持枠、コイル支持台等を介して冷、温水コイル を設置し、且つ該下方にドレンパンが適当間隔を隔てて配設されているがために 図1の如く吸込口近辺のコイル下方とドレンパン間に隙間Aが生じている。 従ってコイル側に送流すべき空気の一部は上記コイル下方の隙間Aをバイバス し機外に風洩れする等して理想的な熱交換が得られないという欠点があった。 しかもコイル面に付着せる塵埃が下方に落下しこれがドレンパン内に溜積して ドレン排水機能を著しく阻減とし、且つまた冷房時にコイル面に付着せる水滴が ドレンパン内に流入してこれが溢水し床面を汚損する原因をも有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記の問題点に鑑みて、空調機の吸込口部分における空気の風洩れ 原因を未然に阻止すると共に該コイル面に発生付着せるドレン水滴はもとよりコ イル洗浄時における汚染水を迅速且つ完全確実にドレンパン内に流入し、以て床 面を毛頭にも汚損することなく機内の空気流通を円滑良好とし、より効率的な冷 、暖房機能を求め得ようとするをその主な目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成する手段として、この考案は図示例の如く、空調機本体1の 吸込口2近傍内に設置せる冷、温水コイル3の前部及びドレンパン8との前縁間 で且つ上記コイル3のコイル取付枠4の下方に前部を斜め上方向に曲折すると共 に多数の水抜孔6,6,6及び下方垂直片5bに数個の水抜孔7.7,7を孔設 してなる風洩れ防止板5を上記コイル取付枠4に上下可動自在に配設せしめた空 調機の吸込口部分の風洩れ防止兼集塵装置を広く提供しようとする。 また上記風洩れ防止板5の上下可動手段としては該風洩れ防止板5の左右両側 片に縦長状溝孔10,10を開孔してなるボールト支承片9,9を一体的に折曲 設けると共に該縦長状溝孔10,10を介して上記コイル取付枠4の両側内面に 付設せるボールト11、11に該風洩れ防止板5を上下可動自在に支承する。
【0005】
【作用】
この考案はは上記構造を有してなる風洩れ防止装置であって、以下その作用状 体を説明すると、空調通常運転時の場合において図6に示す如く風洩れ防止板5 を下方に位置行わしめることによって該風洩れ防止板5の下方垂直片5bの下縁 がドレンパン8の内面に確実に密着して吸込口2よりの機内方向に送流せる空気 の流通を阻止遮断する、従ってし機体1底辺をバイバスし風洩れすることなく風 流の全量を完全確実に冷、温水コイル3側に送流行わしめることが出来得る。 しかもこの考案による場合、上記風洩れ防止板5に数個の水抜孔6,6,6及 び該垂直片5bに数個の水抜孔7,7,7を付設してあるので例えば冷房運転時 にコイル面に付着し滴下する水滴が該風洩れ防止板5の受け皿5a内に流れ水抜 孔6,6,6及び7,7,7を通してドレンパン8内に導流し、従来冷房運転時 に懸念であったドレン滴下による床面の汚損を未然に阻止することも出来得る。 更にコイル洗浄時においては図7の如く風洩れ防止板5を上方に可動させ、し かる後に洗浄スプレー12を運転行わしめることによって、コイル面に付着せる 塵埃、異物及び他機構の付塵をも良好に洗滌除去すると同時に該洗浄による異物 、汚水を風洩れ防止板5の受け皿5a内に流入し水抜孔6,6,6を通してドレ ンパン8内に導流して容易に排除行わしめることも出来得るのである。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面による空調機について説明すると,3は冷、温 水コイル3にて上下部分をコイル取付枠4、4にて固定しコイル受台を介して機 体1の一方吸込口2前部近傍内に設置されている。 風洩れ防止板5は図示の如くコイル巾に適応せる適宜巾の金属板の前部を斜め 上方向に下縁片を下方に垂直状に夫々を曲折形成してなるもので上記片中間部受 皿片5a部分に多数の水抜孔6,6,6を、また垂直片5bの下縁側に数個の水 抜孔7,7,7を孔設すると共に該左右両側にボールト支承片9,9を一体的に 折曲設け、これに縦長状溝孔10,10を開孔して上記コイル取付枠4の両側内 面にボールト11、11を介して上下可動自在に取付けられている。
【0007】 更にこの考案においては、場合によっては上記冷、温水コイル3の前部側の適 宜箇所に水源と予じめ連結通水すべく手動式または機外よりの送信等により自動 的に開閉放水する機能を有してなるコイル洗浄スプレー12を併設した構造とす る。
【0008】
【考案の効果】
この考案は上記の如く空調機の吸込口、コイルの前方下方に受け皿5a部分を 形成設けてなる風洩れ防止板5を上下可動自在に配設してなるものであるから、 従来空調機によるコイル、ドレンパンの隙間内をバイバス流通する空気を該風洩 れ防止板5を下方に可動位置行わしめることによって確実にこれを阻止し、以て 吸込口近辺における空気の風洩れ現象を未然に防止しより良好な経済的効果を挙 げ得ると共に該コイル前部の塵埃、異物等を自然的に風洩れ防止板5内に集約し その排除をきわめて容易とする利点を併せ有するものである。
【0009】 しかもこの考案においては請求項2項記載の如く、上記風洩れ防止板5に多数 の水抜孔6,6,6及び垂直片5bの下辺縁にも数個の水抜孔7,7,7を孔設 してなるので空調運転時にコイル面に発生付着せる水滴を該水抜孔6,6,6及 び下方水抜孔7,7,7を介してドレンパン8内に確実に導流行わしめることが 出来得る、従って従来機の如く空調運転時における滴下水によって床面を汚染す る等の欠点を根本的に排除出来得る効果もある。
【0010】 更にこの考案においては、請求項4項記載の如く冷、温水コイル3の前部側に コイル洗浄スプレー12を配設したことによって、従来機におけるコイル等内部 機構のメンテナンス作業、特にコイル洗滌時において該コイル等の器具機構をわ ざわざ機外に取り外し洗滌する等の煩雑な手数を毛頭要することなく該設置状体 にて容易確実にコイル洗浄が行われ、且つ該汚損洗滌水を風洩れ防止板5によっ てドレンパン8内に自然的に排水出来得るので該コイルの洗滌等作業をより迅速 容易に行わしめることが出来得る等顕著な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の空調機の側面断面図、
【図2】 この考案に係る吸込口部の風洩れ防止兼集塵
装置を付設せる空調機の要部平面断面図、
【図3】 風洩れ防止板の一実施の態様を例示する平面
図、
【図4】 同上、正面図、
【図5】 同上、要部拡大縦断面図、
【図6】 空調運転時における風洩れ防止板の作用状体
を示す拡大断側面図、
【図7】 同上、コイル洗滌時における風洩れ防止板の
要部断拡大断面図である。
【符号の説明】
1 機体 2 吸込口 3 冷、温水コイル 4 コイル取付枠 5 風洩れ防止板 a 受け皿片 b 垂直片 6 水抜孔 7 水抜孔 8 ドレンパン 9 ボールト支承片 10 ボールト支承孔 11 ボールト 12 洗浄スプレー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機本体1の吸込口2近傍内に設置せ
    る冷、温水コイル3の前部及びドレンパン8との前縁間
    で且つ上記コイル3のコイル取付枠4の下方に適宜巾の
    風洩れ防止板5を上下可動自在に配設せしめたことを特
    徴とする空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1項記載の風洩れ防止兼集塵装置
    において、前部を斜め上方向に、下縁片を下方に垂直状
    に夫々を各曲折形成すると共に中間の受皿片5a部分に
    多数の水抜孔6,6,6を、及び該下方の垂直片5bに
    も数個の水抜孔7.7,7を孔設してなる風洩れ防止板
    5をコイル取付枠4に上下可動自在に配設せしめたこと
    を特徴とする空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集
    塵装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項記載の風洩れ防止兼集塵装置
    において、上記風洩れ防止板5の左右両側片にボールト
    支承片9,9を一体的に折曲設けると共に該ボールト支
    承片9、9に縦長状溝孔10,10を開孔し、該縦長状
    溝孔10,10を上記コイル取付枠4の両側内面に突設
    してなるボールト11、11に上記風洩れ防止板5全体
    を上下可動自在に支承すべく配設せしめたことを特徴と
    する空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項記載の風洩れ防止兼集塵装置
    において、上記冷、温水コイル3の前部面の適宜箇所に
    コイル洗浄スプレー12を配設せしめたことを特徴とす
    る空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置。
JP1994005063U 1994-05-12 1994-05-12 空調機における吸込口部の風洩れ防止兼集塵装置 Expired - Lifetime JP3004164U (ja)

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