JP3004131U - 有極電磁継電器の構造 - Google Patents

有極電磁継電器の構造

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JP3004131U
JP3004131U JP1994004991U JP499194U JP3004131U JP 3004131 U JP3004131 U JP 3004131U JP 1994004991 U JP1994004991 U JP 1994004991U JP 499194 U JP499194 U JP 499194U JP 3004131 U JP3004131 U JP 3004131U
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光樹 永本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有極電磁継電器の感動・開放特性がきわめて
安定した有極電磁継電器の構造を提供すること。 【構成】 接点ばねブロック1と有極電磁石ブロック2
とボディブロック3から成る回転支点型有極電磁継電器
において、接点ばねブロック1を構成する可動接触ばね
片11の略中央部に、この可動接触ばね片11の回動方
向と直角方向に折曲げた固定部14を形成し、この固定
部14をボディブロック3の側壁31の外面に設けた共
通端子部32にレーザ溶接で固着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、支点型有極電磁継電器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
支点型有極電磁継電器は、接点ばねブロックと、有極電磁石ブロックと、ボデ ィブロックと、カバーから成り、接点ばねブロックと有極電磁石ブロックをボデ ィブロックに圧入し、カバーを被せて構成されている。 従来、図4に示すように、接点ばねブロック100を構成する可動接触ばね片 101には、長手方向の中央部に幅方向に向かって先端部が略C形に形成された 支持片102が一体に突設され、この支持片102をボディブロックの凹所に露 出した共通端子の一端に溶接固定したものが知られている(例えば、特開平5− 325764号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術においては、可動接触ばね片101と同一平面を形成する支持片1 02をボディブロックの凹所に露出した共通端子の一端に溶接固定するため、溶 接状態によって支持片102を平坦に固定出来ず可動接触ばね片101のばね負 荷に影響する場合があった。 従って、ばね負荷曲線が大きく変り、有極電磁継電器の感動・開放電圧が著し く異なることがあり、有極電磁継電器としての感動・開放電圧が大きくばらつき 、煩雑な調整を多く必要とするという問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、有極電磁継電器の感動・開放特性がきわめて安定し た有極電磁継電器の構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決すべく本考案は、接点ばねブロックと有極電磁石ブロックとボ ディブロックから成る回転支点型有極電磁継電器において、前記接点ばねブロッ クを構成する可動接触ばね片の略中央部に、この可動接触ばね片の回動方向と直 角方向に折曲げた固定部を形成し、この固定部をボディブロックの側壁に設けた 共通端子部に固着したものである。
【0006】
【作用】
可動接触ばね片の略中央部に、この可動接触ばね片の回動方向と直角方向に折 曲げて形成された固定部が、ボディブロックの側壁に設けられた共通端子部に固 着されるので、固定部と共通端子部との溶接状態などが感動・開放特性に与える 影響が少ない。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1はカバー を除く有極電磁継電器の分解斜視図、図2はカバーを被装する前の有極電磁継電 器の分解斜視図、図3は可動接触ばね片の斜視図である。
【0008】 有極電磁継電器は、図1及び図2に示すように、接点ばねブロック1と、有極 電磁石ブロック2と、ボディブロック3と、カバー4から成り、接点ばねブロッ ク1と有極電磁石ブロック2をボディブロック3に圧入し、カバー4を被せて構 成されている。
【0009】 接点ばねブロック1は、図1に示すように、平板状に形成された磁性体の接極 子10と、接極子10の長手方向の両側に配設された一対の可動接触ばね片11 と、接極子10及び可動接触ばね片11を一体に支持すべく形成された絶縁性樹 脂から成る支持体12とから構成されている。一対の可動接触ばね片11は、点 対称に配設されている。
【0010】 可動接触ばね片11は、導電性の板ばねから成り、図3に示すように、略中央 から幅方向に延出する端部に切り欠きを入れ、可動接触ばね片11の回動方向で 上方に折曲げた調整部13とそれに直角方向で下方に折曲げた固定部14を一体 に形成している。
【0011】 また、撓み易いように長手方向の両端部には、夫々先端が開口するスリット1 5が形成されている。更に、各先端部には、接点部材16a,16bが固着され ている。なお、接点部材16aはメーク接点であり、接点部材16bはブレーク 接点である。
【0012】 有極電磁石ブロック2は、図1に示すように、板状の永久磁石20が磁性体の 保持部材21で保持され、更に保持部材21と鉄芯にコイルを巻装した電磁石2 2が両端を絶縁性樹脂から成る一対の支持体23により一体化されている。また 、永久磁石20は保持部材21によって一方の支持体23側に偏って保持されて いるため、有極電磁継電器は単安定型で作動する。なお、24はコイルに給電す るための平板状のコイル端子部である。
【0013】 ボディブロック3は、絶縁性樹脂により上面が開口した箱体30に成形され、 箱体30内に接点ばねブロック1と有極電磁石ブロック2を圧入するようにして いる。
【0014】 また、箱体30の長手方向に立設した各側壁31の中央外壁面には、可動接触 ばね片11の固定部14と接続する共通端子部32が設けられている。 更に、箱体30の幅方向に立設した側壁33で、接極子10の先端面10aが 対向する中央部には、凹状の切欠部34が形成されている。切欠部34の底面に は、コイルの端末に接続されているコイル端子部24と接続する平板状の端子部 材35が設けられている。
【0015】 また、箱体30の内側四隅には、リブ36が形成されている。リブ36には固 定接点板37を介して接点部材16a,16bと接触する固定接点38が設けら れている。
【0016】 箱体30の長手方向に立設した各側壁31の外面には、端子部材35と一体に 導電材で形成されたコイル端子39、固定接点38と一体に導電材で形成された 固定端子40、共通端子部32と一体に導電材で形成された共通端子41が夫々 露出して下方に突設されている。
【0017】 有極電磁継電器の組立ては、先ずボディブロック3に有極電磁石ブロック2に 圧入し、更に接点ばねブロック1を圧入することによって行われる。次いで、接 触状態にある共通端子部32と固定部14及び端子部材35とコイル端子部24 が、夫々レーザによって溶接される。
【0018】 以上のように構成された有極電磁継電器の構造の作用を説明する。 接点ばねブロック1を圧入することにより接触状態になる共通端子部32と固 定部14が、レーザによって溶接される。
【0019】 そして、図2に示すように、固定部14の面と可動接触ばね片11の面とが直 角になるようにして可動接触ばね片11をボディブロック3に固定するので、共 通端子部32と固定部14との固定条件、例えば、溶接状態などが可動接触ばね 片11のばね負荷に影響することが少ない。
【0020】 従って、感動・開放電圧が安定するため、有極電磁継電器の感動・開放特性に ばらつきが殆ど生じない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、可動接触ばね片の略中央部に、可動接触 ばね片の回動方向と直角方向に折曲げて形成した固定部を、ボディブロックの側 壁に設けた共通端子部に固着することによって、可動接触ばね片が可動接触ばね 片の回動方向に対して直角方向でボディブロックに固定されるので、固定条件が 感動・開放特性に与える影響が殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーを除く有極電磁継電器の分解斜視図
【図2】カバーを被装する前の有極電磁継電器の分解斜
視図
【図3】可動接触ばね片の斜視図
【図4】従来の接点ばねブロックの斜視図
【符号の説明】
1…接点ばねブロック、2…有極電磁石ブロック、3…
ボディブロック、4…カバー、11…可動接触ばね片、
14…固定部、31…ボディブロックの側壁、32…共
通端子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点ばねブロックと有極電磁石ブロック
    とボディブロックから成る回転支点型有極電磁継電器に
    おいて、前記接点ばねブロックを構成する可動接触ばね
    片の略中央部に、この可動接触ばね片の回動方向と直角
    方向に折曲げた固定部を形成し、この固定部をボディブ
    ロックの側壁に設けた共通端子部に固着したことを特徴
    とする有極電磁継電器の構造。
JP1994004991U 1994-04-22 1994-05-11 有極電磁継電器の構造 Expired - Lifetime JP3004131U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994004991U JP3004131U (ja) 1994-05-11 1994-05-11 有極電磁継電器の構造
CN95100435A CN1034977C (zh) 1994-04-22 1995-02-28 旋转支点式极化继电器

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JP1994004991U JP3004131U (ja) 1994-05-11 1994-05-11 有極電磁継電器の構造

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JP3004131U true JP3004131U (ja) 1994-11-08

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