JP3003994B2 - インバータ制御交流式抵抗溶接機 - Google Patents

インバータ制御交流式抵抗溶接機

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JP3003994B2 JP9163288A JP16328897A JP3003994B2 JP 3003994 B2 JP3003994 B2 JP 3003994B2 JP 9163288 A JP9163288 A JP 9163288A JP 16328897 A JP16328897 A JP 16328897A JP 3003994 B2 JP3003994 B2 JP 3003994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源からの入
力が単相交流式であって、インバータ回路の出力電流
(溶接電流)を台形波交流又は矩形波交流、あるいは正
弦波としたインバータ制御交流式抵抗溶接機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通常の溶接電流が、数千アン
ペア〜数万アンペア用のインバータ制御交流式抵抗溶接
機は、三相入力が主流であって単相入力方式は小容量に
限られている。図7はかかる従来のインバータ制御交流
式抵抗溶接機のブロック回路図を示し、図中1はダイオ
ードブリッジ回路からなる整流回路であり、単相交流の
商用電源(交流電源)ACを整流するものである。この
整流回路1の整流出力は平滑コンデンサC1 により平滑
されるようになっている。上記平滑コンデンサC1 によ
り平滑された電圧はインバータ回路2に電源として供給
されている。このインバータ回路2は、例えば4個のス
イッチング素子からなるフルブリッジ回路で構成されて
いる。
【0003】上記インバータ回路2の出力側は溶接トラ
ンス3の1次側に接続されており、溶接トランス3の2
次側はそれぞれ2次側導体4,5が接続され、さらに2
次側導体4,5の先端には一対の電極6,7が設けられ
ている。そして、電極6,7により母材8を加圧して、
周知の抵抗溶接を行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図8(a)は
図7に示す整流回路1の入力側の入力電圧の波形を示し
ており、この整流回路1により全波整流された波形が図
8(c)に示す半波の波形である。インバータ回路2は
制御回路(図示せず)により各アームのスイッチング素
子が入力電圧の各半サイクル毎に交互にスイッチングさ
れて、正極側、負極側に交互に一定期間の間高周波発振
している。このインバータ回路2のスイッチング動作に
より図8(b)に示すような台形波状又は矩形波状のイ
ンバータ回路2の出力電流(溶接電流)を出力するよう
になっている。この台形波の溶接電流の周波数は、単相
入力の商用電源ACの周波数(50Hz/60Hz)と
同じ周波数である。
【0005】通常の抵抗溶接において、回路インピーダ
ンスや負荷インピーダンス等により溶接電流(インバー
タ回路2の出力電流)は図8(b)に示すように入力電
圧(図8(a)参照)より位相が遅れて流れることにな
る。そのため、溶接電流は入力電圧の位相より常に遅れ
ることになり、平滑コンデンサC1 は図8(c)のメッ
シュ部分に示すように、整流波形の谷間の部分において
電源容量を供給するだけの容量を持つ必要がある。つま
り、上記のメッシュ部分が平滑コンデンサC1が負担す
る負荷である。すなわち、入力電圧と出力電流(溶接電
流)との位相差を何ら考慮しない場合には、平滑コンデ
ンサC1 の負荷が大きくなり、特に図8(c)に示すよ
うに、出力電流の位相が入力電圧より90度遅れた場合
には平滑コンデンサC1 の負荷が最も大きくなる。
【0006】このように、単相入力で商用電源ACと同
じ周波数の溶接電流を得ようとした場合において、入力
電圧に対して溶接電流の位相が合うように同期の制御を
行なわない場合には、平滑コンデンサC1 の容量を大き
くしなければならないという問題があり、そのため、平
滑コンデンサC1 のコストが高くなると共に、平滑コン
デンサC1 の形状も大きくなり、装置全体の形状も大き
くなるという問題があった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、単相入力で商用電源と同じ周波数の溶接電流を
得る場合に、入力電圧と溶接電流の位相を合わせること
で、平滑用コンデンサの容量を小さくすることを可能と
し、もって平滑用コンデンサのコストの低減を図り、形
状も小さくして、装置全体を小型化することを目的とし
たインバータ制御交流式抵抗溶接機を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のインバータ制御交流式抵抗溶接機では、単相交
流式の商用電源ACを整流する整流回路1と、この整流
回路1の出力を平滑する平滑用コンデンサC1 と、この
平滑用コンデンサC1 により平滑された電圧を電源とし
て供給されるインバータ回路2と、このインバータ回路
2の出力側に設けられている溶接トランス3とを備え、
上記インバータ回路2のスイッチング動作により溶接電
流としての出力電流を台形波交流又は矩形波交流として
出力するインバータ制御交流式抵抗溶接機において、上
記インバータ回路2の出力電流を上記商用電源ACから
の入力電圧の位相と同期させる制御回路12を備えてい
ることを特徴としている。
【0009】これにより、単相交流式の入力電圧の位相
とインバータ回路2の出力電流(溶接電流)との位相を
合わせることができ、位相を非同期とした場合と比べて
平滑用コンデンサC1 が負担する負荷を少なくすること
ができる。
【0010】また、請求項2記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接機では、単相交流式の商用電源ACを整流す
る整流回路1と、この整流回路1の出力を平滑する平滑
用コンデンサC1 と、この平滑用コンデンサC1 により
平滑された電圧を電源として供給されるインバータ回路
2と、このインバータ回路2の出力側に設けられている
溶接トランス3とを備え、上記インバータ回路2のスイ
ッチング動作により溶接電流としての出力電流を正弦波
のピーク部分をカットして出力するインバータ制御交流
式抵抗溶接機において、上記インバータ回路2の出力電
流を上記商用電源ACからの入力電圧の位相と同期させ
る制御回路12を備えていることを特徴としている。
【0011】これにより、単相交流式の入力電圧の位相
とインバータ回路2の出力電流(溶接電流)との位相を
合わせることができ、位相を非同期とした場合と比べて
平滑用コンデンサC1 が負担する負荷を少なくすること
ができる。特に、溶接電流の波形を正弦波のピークをカ
ットした波形としているので、溶接電流を台形波交流又
は矩形波交流とした場合よりも平滑用コンデンサC1
負担を更に少なくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は本発明のインバータ制御交
流式抵抗溶接機のブロック回路図を示しており、整流回
路1の出力側に並列に設けている平滑コンデンサC1
は、後述する理由により従来よりは容量の小さいコンデ
ンサを使用している。なお、従来の図7に示す回路と同
じ要素は同一の番号を付して、その説明は省略し、本発
明の要旨の部分について詳述する。
【0013】整流回路1の入力側には、図3に示すよう
に入力電圧のゼロクロスを検出するためのゼロクロス検
出回路11が設けられている。このゼロクロス検出回路
11は、図3(a)に示すように商用電源ACからの入
力電圧の極性が反転する時に図3(b)に示すようなゼ
ロクロス信号を検出するものである。しかし、このゼロ
クロス検出回路11では、入力電圧の半サイクル毎のゼ
ロクロス信号を出力するのではなく、図3(c)に示す
1サイクル毎のゼロクロス信号を出力するようにしてい
る。そして、このゼロクロス検出回路11により検出さ
れた1サイクル毎のゼロクロス信号は制御回路12に入
力されている。
【0014】上記制御回路12は、マイクロコンピュー
タで構成されていて、この制御回路12内で図5(c)
に示すように半サイクル毎の同期信号を生成している。
これは、商用電源ACの周波数は非常に安定しているた
めに、ゼロクロス検出回路11での半サイクル毎の同期
処理は不要であり、制御回路12が備えているカウンタ
機能を利用して内部で半サイクル毎の同期信号を生成し
ている。
【0015】図4はインバータ回路2の回路図を示し、
4個のスイッチング素子Q1 〜Q4でフルブリッジ回路
を構成している。スイッチング素子Q1 ,Q2 と、スイ
ッチング素子Q3 ,Q4 が交互に所定の周波数(2〜5
kHz)でスイッチングされて、台形波交流又は矩形波
交流の溶接電流(出力電流)が形成されるようになって
いる。
【0016】また、図2に示すように、インバータ回路
2と溶接トランス3の1次側との間にはカレントトラン
スCTが介装されており、このカレントトランスCTの
2次側出力が上記制御回路12にフィードバックされて
いる。このカレントトランスCTからの制御回路12へ
のフィードバック制御により溶接電流は定電流制御され
るものであり、制御回路12からの信号がドライバー1
3に出力され、インバータ回路2の上記スイッチング素
子Q1 〜Q4 がPWM制御によりオンオフ制御される。
【0017】次に、本発明の制御動作について図1、図
2及び図5を参照しながら説明する。先ず、図5(a)
に示す起動入力信号により商用電源ACが印加され(図
1(a)参照)、同時にゼロクロス検出回路11により
図5(b)に示すように、1サイクル毎のゼロクロス信
号が検出されて出力される。そして、この後制御回路1
2の内部ではゼロクロス検出回路11からのゼロクロス
信号で図5の(c)に示すように図1(a)に示す入力
電圧の半サイクル毎に対応した同期信号を生成する。ま
た、起動信号が入力された場合に、図5(d)に示すよ
うに加圧装置(図示せず)により電極6,7が母材8を
加圧する。
【0018】そして、図5(e)に示すように、所定の
初期加圧時間の経過後のゼロクロスの同期信号により制
御回路12はドライバー13を駆動してインバータ回路
2をオンオフ制御する。すなわち、時刻t0 から時刻t
1 が初期加圧時間であり、時刻t1 から時刻t2 までが
通電時間であり、初期加圧時間経過後の最初の入力電圧
のゼロクロスに対応した同期信号により、例えば図4に
示すスイッチング素子Q1 ,Q2 がオンオフ制御され
(この時、スイッチング素子Q3 ,Q4 は共にオフ状
態)、正極側に溶接電流(出力電流)が流れる。台形波
交流又は矩形波交流の溶接電流の周波数は単相交流の商
用電源ACの周波数(50Hz/60Hz)と同一とし
ているので、半サイクルの周期の時間は分かっており、
半サイクルの時間の直前にスイッチング素子Q1 ,Q2
がオフ制御される。
【0019】次の半サイクルの同期信号によりスイッチ
ング素子Q3 ,Q4 がオンオフ制御され(この時、スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 は共にオフ状態)、この半サイ
クルからは溶接電流が負極側に流れることになる。そし
て、半サイクルの時間の直前にスイッチング素子Q3
4 がオフとなり、次の同期信号によりスイッチング素
子Q1 ,Q2 がオンオフ制御される。この動作が通電時
間の間(時刻t1 〜時刻t2 まで)交互に繰り返される
ことになる。これにより、入力電圧の半サイクル毎の周
期に同期して溶接電流は正極側と負極側とに交互に流れ
ることになる。
【0020】上記の制御動作の状態を図1に示す。図1
(a)が単相交流(商用電源AC)の入力電圧の波形で
あり、図1(b)はインバータ回路2の出力電流(溶接
電流)を、(c)は平滑コンデンサC1 の負荷状態をそ
れぞれ示している。商用電源ACの入力電圧の位相と、
インバータ回路2の出力電流(溶接電流)の位相とを合
わせるように同期させることで、平滑コンデンサC1
負荷は図1(c)の斜線部分で示す分だけの容量を考慮
すれば良いことになる(この斜線部分が平滑コンデンサ
1 が負担する負荷である。)。したがって、入力電圧
とインバータ回路2の出力電流との位相を考慮しない場
合と比べて、平滑コンデンサC1 の容量を小さくするこ
とができる。これにより平滑コンデンサC1 のコストの
低減と、平滑コンデンサC1 の小型化を図ることができ
る。また、平滑コンデンサC1 の小型化により装置全体
の小型化を図ることができる。
【0021】ここで、抵抗溶接機における三相入力と、
単相入力での従来例と本発明との比較を行なうと以下の
ようになる。例えば、三相200V入力で、出力が27
0V,600Aの装置を標準的な定置式スポット溶接機
(JIS C 9303のP4タイプ)に接続し、溶接
電流が20000A程度のシステムの場合、三相入力と
同等の電流波形を得るには以下に示す通りとなる。 (1)三相入力 平滑コンデンサの容量・・・2700μF×4個=10800μF (2)単相入力 非同期(従来例)の場合・・三相入力の場合の約3倍 (3)単相入力 同期(本発明)の場合・・・三相入力の場合の約1.5倍 したがって、本発明のように入力電圧の位相と溶接電流
の位相の同期をとることで、非同期の場合と比べて約半
分の容量の平滑コンデンサで済むことになり、平滑コン
デンサの低コスト化と、小型化を図ることができる。ま
た、平滑コンデンサC1 の小型化により装置全体も小型
化を図ることができる。
【0022】ところで、平滑コンデンサC1 の目的は、
商用電源ACを整流してさらに平滑化することと、イン
バータ回路2のスイッチング素子のスイッチングによる
サージ電圧の吸収がある。図6(d)に示すように、溶
接電流を正弦波のピーク部分をカットしたような場合で
は、サージ電圧の吸収だけで良く、インバータ回路2の
実装方法やスナバー回路により異なるものの、入力電圧
の位相と出力電流の位相の同期をとることで、平滑コン
デンサC1 の容量は三相入力と同等の電流波形を得る場
合と比べて1/10程度又はこれ以下とすることも可能
とすることができる。
【0023】図6(a)は単相交流の商用電源ACのか
らの入力電圧の波形を示し、同図(b)は平滑コンデン
サC1 による平滑後の波形を示している。また、図6
(c)は平滑コンデンサC1 を上述のサージ電圧の吸収
だけに使用すべく溶接電流を正弦波のピークカットとし
た場合のインバータ回路2の出力電圧の波形を示してい
る。ここで、平滑コンデンサC1 の容量が少ない正弦波
の場合には、ピーク値の高さに応じてのスイッチング素
>子のPWM制御となるため、図6(c)に示すように
結果的に出力電圧のピーク値が高くなると、インバータ
回路2のスイッチング素子Q1 〜Q4 のオン期間幅は狭
くなるPWM制御となる。
【0024】このように、インバータ回路2の出力電流
(溶接電流)の波形のピークをカットした正弦波の場合
で、入力電圧の位相と出力電流の位相の同期をとること
で、平滑コンデンサC1 の容量は三相入力と同等の電流
波形を得る場合と比べて1/10程度又はこれ以下とす
ることができる。したがって、インバータ回路2の出力
電流(溶接電流)が台形波交流又は矩形波交流の場合よ
りも、出力電流の波形をピークをカットした正弦波の場
合では、平滑コンデンサC1 の容量をさらに小さくする
ことができ、そのため、平滑コンデンサC1 のコストも
さらに低減することができる。また、平滑コンデンサC
1の容量を小さくできるので、装置全体をさらに小型化
することが可能となる。
【0025】なお、図6に示す場合においても、図2に
示すゼロクロス検出回路11、制御回路12等により、
入力電圧の位相とインバータ回路2の出力電流との位相
を合わせるように制御を行なっている。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のインバータ制御
交流式抵抗溶接機によれば、入力電圧とインバータ回路
の出力電流との位相を考慮しない場合と比べて、平滑用
コンデンサの容量を小さくすることができる。これによ
り平滑用コンデンサのコストの低減と、平滑用コンデン
サの小型化を図ることができる。また、平滑用コンデン
サの小型化により装置全体の小型化を図ることができ
る。また、三相入力と同等の電流波形を得る場合、入力
電圧の位相と溶接電流の位相の同期をとることで、非同
期の場合と比べて約半分の容量の平滑用コンデンサで済
むことになり、平滑用コンデンサの低コスト化と、小型
化を図ることができる。また、平滑用コンデンサの小型
化により装置全体も小型化を図ることができる。
【0027】また、請求項2記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接機によれば、インバータ回路の出力電流(溶
接電流)の波形のピークをカットした正弦波の場合で、
入力電圧の位相と出力電流の位相の同期をとることで、
平滑用コンデンサの容量は三相入力と同等の電流波形を
得る場合と比べて1/10程度又はこれ以下とすること
ができる。したがって、インバータ回路の出力電流(溶
接電流)が台形波交流又は矩形波交流の場合よりも、出
力電流の波形をピークをカットした正弦波の場合では、
平滑用コンデンサの容量をさらに小さくすることがで
き、そのため、平滑用コンデンサのコストもさらに低減
することができる。また、平滑用コンデンサの容量を小
さくできるので、装置全体をさらに小型化することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の入力電圧の位相と出力電
流の位相の同期をとった場合の動作波形図である。
【図2】本発明の実施の形態のインバータ制御交流式抵
抗溶接機のブロック回路図である。
【図3】本発明の実施の形態の入力電圧とゼロクロス信
号との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態のインバータ回路の具体回
路図である。
【図5】本発明の実施の形態の起動から通電時間が終了
するまでの制御動作を示す動作波形図である。
【図6】本発明の実施の形態の出力電流(溶接電流)を
ピーク値をカットした正弦波の場合の動作波形図であ
る。
【図7】従来例のインバータ制御交流式抵抗溶接機のブ
ロック回路図である。
【図8】従来例の入力電圧の位相と出力電流の位相の同
期をとらない場合の動作波形図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2 インバータ回路 3 溶接トランス 12 制御回路 AC 商用電源 C1 平滑用コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−187278(JP,A) 特開 昭62−148091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 11/24 - 11/25

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相交流式の商用電源(AC)を整流す
    る整流回路(1)と、この整流回路(1)の出力を平滑
    する平滑用コンデンサ(C1 )と、この平滑用コンデン
    サ(C1 )により平滑された電圧を電源として供給され
    るインバータ回路(2)と、このインバータ回路(2)
    の出力側に設けられている溶接トランス(3)とを備
    え、上記インバータ回路(2)のスイッチング動作によ
    り溶接電流としての出力電流を台形波交流又は矩形波交
    流として出力するインバータ制御交流式抵抗溶接機にお
    いて、上記インバータ回路(2)の出力電流を上記商用
    電源(AC)からの入力電圧の位相と同期させる制御回
    路(12)を備えていることを特徴とするインバータ制
    御交流式抵抗溶接機。
  2. 【請求項2】 単相交流式の商用電源(AC)を整流す
    る整流回路(1)と、この整流回路(1)の出力を平滑
    する平滑用コンデンサ(C1 )と、この平滑用コンデン
    サ(C1 )により平滑された電圧を電源として供給され
    るインバータ回路(2)と、このインバータ回路(2)
    の出力側に設けられている溶接トランス(3)とを備
    え、上記インバータ回路(2)のスイッチング動作によ
    り溶接電流としての出力電流を正弦波のピーク部分をカ
    ットして出力するインバータ制御交流式抵抗溶接機にお
    いて、上記インバータ回路(2)の出力電流を上記商用
    電源(AC)からの入力電圧の位相と同期させる制御回
    路(12)を備えていることを特徴とするインバータ制
    御交流式抵抗溶接機。
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