JP3003906B2 - モータ及びモータに用いられるロータの製造方法 - Google Patents

モータ及びモータに用いられるロータの製造方法

Info

Publication number
JP3003906B2
JP3003906B2 JP6083861A JP8386194A JP3003906B2 JP 3003906 B2 JP3003906 B2 JP 3003906B2 JP 6083861 A JP6083861 A JP 6083861A JP 8386194 A JP8386194 A JP 8386194A JP 3003906 B2 JP3003906 B2 JP 3003906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
rotor
bearing
motor
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6083861A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07274430A (ja
Inventor
広志 坂下
幸男 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP6083861A priority Critical patent/JP3003906B2/ja
Publication of JPH07274430A publication Critical patent/JPH07274430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003906B2 publication Critical patent/JP3003906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータに関するもので、
特にロータの抜け防止構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来例】例えば、フロッピーディスクを回転駆動する
磁気ディスク駆動装置として、軸受に焼結メタルを使用
した図10に示すようなものが知られている。図10に
おいて、ステータ基板63のほぼ中央には孔が形成され
ており、この孔にはスラスト軸受62が取り付けられて
いる。スラスト軸受62は下方に突出しており、この突
出した部分がステータ基板63の孔に嵌め込まれてい
る。ステータ基板63上には、スラスト軸受62の外周
を囲むようにして円筒状の軸受ホルダー58が取り付け
られている。軸受ホルダー58は下端部がフランジ58
aとなっており、フランジ58aの外周にはスペーサ6
5が取り付けられている。フランジ58a及びスペーサ
65の上面にはステータコア60が載置されている。ス
テータコア60は、コア素体を複数枚積層することによ
って構成されており、外周には複数の突極が形成されて
いる。また、ステータコア60の各突極にはコイル59
が巻回されている。
【0003】軸受ホルダー58の円筒部の内周面には、
上下2個の焼結メタルからなる軸受55、55が取り付
けられており、さらに軸受55、55の中心孔にはスピ
ンドル52が挿入されている。スピンドル52の下端は
スラスト軸受62と当接し、スラスト方向に支持されて
いる。また、スピンドル52は軸受55、55によって
ラジアル方向に支持され、回転自在となっている。
【0004】スピンドル52の上端部には、ディスクが
載置されるハブ台57が取り付けられている。ハブ台5
7の下部にはカップ状のロータケース51aが固定され
ている。ロータケース51aはステータコア60を上側
から覆っており、周壁の内面には駆動マグネット56が
取り付けられている。駆動マグネット56の内周面は、
ステータコア60の突極と一定の間隙をおいて対向して
いる。
【0005】以上のような、スピンドル52、ロータケ
ース51a、駆動マグネット56からロータ51が構成
されている。このため、突極に巻回されたコイル59を
通電制御することにより、駆動マグネット56は付勢さ
れ、ロータ51が回転駆動される。
【0006】一方、磁気ディスク駆動装置の別の例とし
て、軸受にボールベアリングを使用した図11に示すよ
うなものも知られている。図11において、ステータ基
板63のほぼ中央には孔が形成されている。この孔の内
周面には、軸受ホルダー66が嵌め合わされている。軸
受ホルダー66は下端部がフランジ66aとなってお
り、フランジ66aの下端面はステータ基板63の上面
と当接している。フランジ66aの上面にはステータコ
ア60が載置されている。ステータコア60は、コア素
体を複数枚積層することによって構成されており、外周
には複数の突極が形成されている。また、ステータコア
60の複数の突極にはコイル59が巻回されている。
【0007】軸受ホルダー66の円筒部の内周面には、
上側にボールベアリングからなる軸受61が、下側に焼
結メタルからなる軸受67が取り付けられている。さら
に軸受61の内輪にはスピンドル52が取り付けられ、
軸受67の内周面にスピンドル52の外周が摺接し、ス
ピンドル52はステータコア60に対して回転自在とな
っている。スピンドル52の下端部には止め輪64が取
り付けられており、止め輪64の上面は、軸受67の下
端面と当接して、スピンドル52が上方に抜けるのを防
止している。
【0008】スピンドル52の上端部には、ディスクが
載置されるハブ台57が取り付けられている。ハブ台5
7の下部にはカップ状のロータケース51aが固定され
ている。ロータケース51aはステータコア60を上側
から覆っており、周壁の内面には駆動マグネット56が
取り付けられている。駆動マグネット56の内周面は、
ステータコア60の突極と一定の間隙をおいて対向して
いる。
【0009】以上のような、スピンドル52、ロータケ
ース51a、駆動マグネット56は、ロータ51を構成
している。このため、突極に巻回されたコイル59を通
電制御することにより、駆動マグネット56は付勢さ
れ、ロータ51が回転駆動される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す磁気ディ
スク駆動装置は、ロータ51の抜け(スピンドルが軸受
から抜けること)を防止するための特別な構造は有して
おらず、駆動マグネット56とステータコア60の突極
との吸引力で抜けを防止するのにとどまっている。しか
し、この吸引力は比較的弱いため、ハブ台57に搭載さ
れるフロッピーディスクの姿勢によっては、ロータ51
が抜けることがあり、搭載したフロッピーディスクを取
り出しできないなどの不具合が生ずることがある。
【0011】また、図11に示す磁気ディスク駆動装置
は、スピンドル52の下端部に止め輪64が形成されて
おり、ロータ51が引き抜かれようとすると、止め輪6
4が軸受67の下端面に当接して、ロータ51の抜けが
防止されている。しかし、スピンドル52に止め輪64
を取り付けるためには、スピンドル52に対して予め凹
溝を形成しなければならず、製造コストが高騰してしま
う。また、別部品として止め輪64が必要となるため、
部品費も高騰してしまう。
【0012】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、簡単でしかも安価な構成で、抜け
防止を図ることができるモータ及びモータに用いられる
ロータの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ロータの中心に設けられたスピンドルと、このスピンド
ルを回転自在に支承する軸受とステータとを備え、上記
スピンドルは、金属製の板材がプレス加工により、一端
側が球面状の底面で、他端側が開放した有底管状に塑性
変形されており、上記スピンドルの他端側開放部分に
は、外径方向に突出した凸部が一体に形成され、この凸
部の外径寸法が上記軸受の内径寸法よりも大きく形成さ
れたことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のモ
ータにおいて、ステータには、鍵状の切り起こし部が形
成され、この切り起こし部の先端が上記スピンドルの上
記凸部の少なくとも一部を覆っていることを特徴とす
る。
【0015】請求項3記載の発明は、金属製の板材を所
望の形状に外抜きして平板を形成する工程、上記板材
を絞り加工により塑性変形させて、一端側が球面状の底
部で、他端側が開放した有底管状のスピンドルを形成す
る工程、上記板材の上記スピンドルが形成された部分の
外周を、上記スピンドルを支承する軸受の内径より大き
くなるような径寸法で切断し、上記スピンドルの他端側
の開放部分に外径方向に突出した凸部を形成する工程、
上記スピンドルをロータの中心に一体化する工程、を少
なくとも備えていることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】ロータに対して引き抜く方向に力が加わると、
ロータの中心に位置するスピンドルの基端部側に形成さ
れた凸部が、軸受の下端部と当接するため、スピンドル
の軸方向へのずれを制限し、ロータの抜けが防止され
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明にかかるモータ及びモータに用
いられるロータの製造方法について説明する。図1にお
いて、ステータ基板13上には円筒状の軸受ホルダー8
が取り付けられている。軸受ホルダー8は外周側の鍔部
8a、上側の円筒部8b、内周側の段部8cとからな
り、鍔部8aの上面にはステータコア10が載置されて
いる。ステータコア10は、コア素体を複数枚積層する
ことによって構成されており、外周には複数の突極が形
成されている。また、ステータコア10の複数の突極に
はコイル9が巻回されている。
【0020】軸受ホルダー8の円筒部8bの内周面には
ボールベアリングからなる軸受5の外輪が取り付けられ
ており、この軸受5の外輪の下端面は段部8cの上面に
当接している。軸受5の内輪にはスピンドル2が圧入固
着されており、スピンドル2は軸受5によって回転自在
となるように支持されている。スピンドル2は有底管状
で、上部が球面状の底部となっている。また、スピンド
ル2の基端側には、外径方向に突出した凸部2aが形成
されている。凸部2aの部分の外径寸法は軸受5の内径
寸法よりも大きくなっている。このため、凸部2aは軸
受5の内輪の下端面と当接している。凸部2aが、軸受
5の内輪の下端面と当接することによって、ロータ1の
抜け防止構造を構成しており、ロータ1に対して軸受5
から引き抜く方向に力が加えられた際に、スピンドル2
がずれるのを制限し、ロータ1が抜けるのを防止してい
る。
【0021】一方、スピンドル2の上端部にはカップ状
のロータケース1aが取り付けられている。ロータケー
ス1aの周壁内面には駆動マグネット6が取り付けられ
ている。これら、スピンドル2、ロータケース1a、駆
動マグネット6からロータ1が構成されている。駆動マ
グネット6の内周面はステータコア10の突極と一定の
間隙をおいて対向している。このため、ステータコア1
0の突極に巻回されたコイル9を通電制御することによ
り、駆動マグネット6が付勢され、ロータ1が回転駆動
される。
【0022】スピンドル2の、ロータケース1aよりも
さらに上方には、例えばフロッピーディスク等が載置さ
れるハブ台7が取り付けられている。
【0023】次に、以上のようなロータの抜け防止構造
に使用される有底管状のスピンドルの製造方法について
説明する。 (1) 図2(a)に示すような、金属製の板材を所望
の形状に外抜きして平板35を形成する。 (2) 図2(b)に示すように平板35に対してプレ
スや絞り加工等を施して塑性変形させ有底管状の突出部
35aを形成する。 (3) 平板35に対してさらにプレスや絞り加工を施
し、有底管状の突出部35aを成長させる。 (4) 突出部35aが一定の寸法になったら、図2
(c)に示すように、平板35の突出部35aの基端側
外周を、スピンドルを支承する軸受の内径寸法より大き
くなるような径寸法で切断し、上記突出部35aを有し
てなるスピンドルを平板35から分離する。 (5) 分離されたスピンドルに対して熱処理やバレル
処理を施す。このようにしてスピンドル2(図1、図2
(c)参照)が完成する。このスピンドル2は図1の例
のようにロータケース1aと一体化され、モータのロー
タを構成することになる。
【0024】以上のような構成のモータ及びモータに用
いられるロータの製造方法によれば、スピンドルの製造
工程内で容易に抜け防止用の凸部2aを形成することが
できるため、低コストなロータの抜け防止構造を得るこ
とができる。また、止め輪などの別部品が不要となるた
め部品費を抑え、コストの低減に寄与することができ
る。さらに、スピンドル2が基板13の裏面側に突出し
ないため、装置の薄型化に寄与することもできる。さら
に、凸部2aはスピンドル2と一体であるため強度的も
申し分なく、従ってこの凸部2aが軸受5の内輪と当接
することにより、強度的にも十分なロータの抜け防止構
造を得ることができる。
【0025】このような構成のロータの抜け防止構造
を、例えばフロッピーディスク等を駆動するディスク駆
動装置等に応用すれば、ロータの抜けが無くなり、フロ
ッピーディスクの着脱エラーを解消し、装置の信頼性を
向上させることができる。
【0026】なお、図3に示すように、上端部から下端
部まで同一径(ストレート状)となった有底管状のスピ
ンドル2の下端部に、かしめ等を施すことによって凸部
2aを形成するようにしてもよい。また、凸部2aの形
状は一定の形状に限られるものではなく、例えば、図4
に示すように、外周が波状となるように形成してもよ
い。また、凸部2aは全周に形成してもよいし、部分的
に複数箇所形成してもよい。
【0027】また、スピンドルとして有底管状のものに
ついて説明したが、凸部は基端側に外径方向に突出し、
外径寸法が軸受の内径寸法よりも大きければどのような
ものでもよい。例えば、図5に示すように、有底管状で
はなく、焼結によって内部が充実した形に形成され、基
端側に外径方向に突出した凸部37aを有するスピンド
ル37によってロータの抜け防止構造を構成してもよ
い。
【0028】さらに、ロータの抜け防止構造は、軸受と
してボールベアリングを使用したものに限られたもので
はない。図6に示すように、焼結メタルからなる軸受1
2を使用したものにも適用可能である。このように、軸
受12に焼結メタルを使用する場合、軸受12は固定部
材であり回転しないため、軸受12の摩耗を防ぐ点から
も、凸部2aと軸受12の下端面との間に若干の間隙を
形成しておくのがよい。
【0029】さらに、ロータの抜け防止構造を図7に示
すように構成してもよい。図7において、ステータ基板
33には固定軸34が取り付けられている。また、ステ
ータ基板33の固定軸34の外周には断面が鍵状の切り
起こし部33aが形成されている。切り起こし部33a
の外周にはコアホルダー38が取り付けられている。コ
アホルダー38の上端面には、ステータコア30が取り
付けられている。ステータコア30は複数枚のコア素体
からなり、外周には複数の突極を有している。ステータ
コア30の外周の各突極には、コイル24が巻回されて
いる。
【0030】固定軸34の外周には、上下2個の軸受2
5、25が固定されている。このような軸受25、25
が固定された固定軸34には有底管状のスピンドル22
が被せられている。スピンドル22は、内周面上部の球
面状の箇所にスラスト軸受39が取り付けられおり、こ
のスラスト軸受39に対して固定軸34の上端部が当接
し、スピンドル22は固定軸34によってスラスト方向
に支持されている。スピンドル22の周壁内面は軸受2
5、25の外周面によってラジアル方向に支持されてお
り、スピンドル22は固定軸34に対して回転自在とな
っている。
【0031】スピンドル22の先端部には、カップ状の
ロータケース21aが取り付けられている。ロータケー
ス21aの周壁内面には駆動マグネット26が取り付け
られている。これら、スピンドル22、ロータケース2
1a、駆動マグネット26からロータ21が構成されて
いる。駆動マグネット26の内周面はステータコア30
の突極と一定の間隙をおいて対向している。このため、
各突極に巻回されたコイル24を通電制御することによ
り、駆動マグネット26は付勢され、ロータ21が回転
駆動される。
【0032】スピンドル22の基端側には外径方向に突
出した凸部22aが形成されており、この凸部22aは
切り起こし部33aで覆われることにより、ロータ21
の抜けが防止される構造となっている。
【0033】また、ロータの抜け防止構造のさらに別の
実施例として、図8に示すように、スピンドル2の凸部
2aが形成された基端側をステータ基板13に貫通させ
ると共に、取付け対象の別装置のシャーシ40も貫通さ
せ、凸部2aと別の装置のシャーシ40とでロータ1の
抜け防止を構造を構成してもよい。この場合、図9に示
すように予めシャーシ40に、大径と小径の2つの円が
連通して鍵状の孔40aを形成し、孔40aの大径部に
スピンドル2の凸部2aの部分を取り付けた後、小径部
にずらすようにすればスピンドル2をシャーシ40へ容
易に取付けることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロータの
中心に設けられたスピンドルと、このスピンドルを回転
自在に支承する軸受とステータとを備え、上記スピンド
ルは、金属製の板材がプレス加工により、一端側が球面
状の底面で、他端側が開放した有底管状に塑性変形され
ており、上記スピンドルの他端側開放部分には、外径方
向に突出した凸部が一体に形成され、この凸部の外径寸
法が上記軸受の内径寸法よりも大きく形成されているた
め、軸受の端面と凸部が当接することにより、ロータの
抜けを防止することが可能となる。
【0035】請求項記載の発明によれば、請求項1記
載のモータにおいて、ステータには、鍵状の切り起こし
部が形成され、この切り起こし部の先端が上記スピンド
ルの上記凸部の少なくとも一部を覆っているため、ロー
タの抜けを防止することが可能となる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、金属製の板
材を所望の形状に外抜きして平板を形成する工程、上
記板材を絞り加工により塑性変形させて、一端側が球面
状の底部で、他端側が開放した有底管状のスピンドルを
形成する工程、上記板材の上記スピンドルが形成された
部分の外周を、上記スピンドルを支承する軸受の内径よ
り大きくなるような径寸法で切断し、上記スピンドルの
他端側の開放部分に外径方向に突出した凸部を形成する
工程、上記スピンドルをロータの中心に一体化する工
程、を少なくとも備えているため、容易な構成でしかも
部品点数を抑え、低コストなロータの抜け防止構造を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるモータの実施例を示す断面図。
【図2】同上モータに使用されるスピンドルの製造方法
を示す断面図。
【図3】本発明にかかるモータに使用されるスピンドル
の別の製造方法を示す断面図。
【図4】本発明にかかるモータに使用されるスピンドル
の別の実施例を示す斜視図。
【図5】本発明にかかるモータに使用されるスピンドル
のさらに別の実施例を示す断面図。
【図6】本発明にかかるモータのさらに別の実施例を示
す断面図。
【図7】本発明にかかるモータのさらに別の実施例を示
す断面図。
【図8】本発明にかかるモータのさらに別の実施例を示
す断面図。
【図9】本発明にかかるモータに使用される別装置のシ
ャーシの例を示す平面図。
【図10】従来のモータの例を示す面図参照
【図11】従来のモータの別の例を示す断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−36941(JP,A) 特開 平4−168942(JP,A) 特開 平5−130764(JP,A) 実開 昭62−182068(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/15 - 5/173 H02K 15/14 H02K 21/00 - 21/24 H02K 29/00 - 29/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの中心に設けられたスピンドル
    と、このスピンドルを回転自在に支承する軸受とステー
    タとを備え、 上記スピンドルは、金属製の板材がプレス加工により、
    一端側が球面状の底面で、他端側が開放した有底管状に
    塑性変形されており、上記スピンドルの他端側の開放部
    分には、外径方向に突出した凸部が一体に形成され、こ
    の凸部の外径寸法が上記軸受の内径寸法よりも大きく形
    成されていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータには、鍵状の切り起こし部
    が形成され、この切り起こし部の先端が上記スピンドル
    の上記凸部の少なくとも一部を覆っていることを特徴と
    する請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 少なくとも次の工程を備えていることを
    特徴とするモータのロータの製造方法、 (1)金属製の板材を所望の形状に外抜きして平板を
    形成する工程、 (2)上記板材を絞り加工により塑性変形させて、一端
    側が球面状の底部で、他端側が開放した有底管状のスピ
    ンドルを形成する工程、 (3)上記板材の上記スピンドルが形成された部分の外
    周を、上記スピンドルを支承する軸受の内径より大きく
    なるような径寸法で切断し、上記スピンドルの他端側の
    開放部分に外径方向に突出した凸部を形成する工程、 (4)上記スピンドルをロータの中心に一体化する工
    程。
JP6083861A 1994-03-30 1994-03-30 モータ及びモータに用いられるロータの製造方法 Expired - Lifetime JP3003906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6083861A JP3003906B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 モータ及びモータに用いられるロータの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6083861A JP3003906B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 モータ及びモータに用いられるロータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07274430A JPH07274430A (ja) 1995-10-20
JP3003906B2 true JP3003906B2 (ja) 2000-01-31

Family

ID=13814466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6083861A Expired - Lifetime JP3003906B2 (ja) 1994-03-30 1994-03-30 モータ及びモータに用いられるロータの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003906B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07274430A (ja) 1995-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6242830B1 (en) Motor
JP2002112517A5 (ja)
JP3607511B2 (ja) ロータとロータの組立方法及びそのロータを用いたモータ
JPH0684781U (ja) ブラシレスモータ
JP3003906B2 (ja) モータ及びモータに用いられるロータの製造方法
JP3338117B2 (ja) スピンドルモータおよび軸受け用部品の製造方法
JP2004104915A (ja) アウターロータ型ブラシレスモータ
JP3709081B2 (ja) 小型モータ
JP3871814B2 (ja) ステッピングモータ
JP3579620B2 (ja) 軸固定型小型モータ
JP3318075B2 (ja) スピンドルモータ
JP2001054249A (ja) スピンドルモータの構造
US6693733B2 (en) Polygonal mirror fixing device
JP2002051525A (ja) ステッピングモータ及びそのロータ
JPH07296502A (ja) スピンドルモータ用シャフト及びその製造方法並びにこれを用いたスピンドルモータ
JPH1023696A (ja) スピンドルモータおよびその製造方法
EP0905865B1 (en) Method of assembling magnetic disk driving motor
JP2600947Y2 (ja) ブラシレスモータ
JP2538974Y2 (ja) 永久磁石ロータ
JPH09219953A (ja) スピンドルモータ
JP3439954B2 (ja) アウターロータ型ステッピングモータ
JP2000092799A (ja) スピンドルモータおよびその製造方法
JP2994564B2 (ja) モータの軸受ホルダ及びその製造方法
JPH0713416Y2 (ja) 軸流ファンモータ
JP3266476B2 (ja) モータ