JP3003770B2 - トラス用ラチス材の連結部構造 - Google Patents

トラス用ラチス材の連結部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパネル支
持構造体などとして用いられるトラス用ラチス材の連結
部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ビル等の1〜2階の吹き抜け
部分などに対して適用されるカーテンウォールの場合に
は、図12に示されるように、室内側にトラス組された
トラス支持材49、49…が縦方向に配設され、このト
ラス支持材49、49…に固定された方立58や方立5
8間に渡された無目60を介してカーテンウォールパネ
ル48が取り付けられている。
【0003】前記カーテンウォールについて図13およ
び図14に基づいて詳述すると、先ず前記トラス支持材
49は、後側弦材50と前側弦材51とが所定の間隔を
おいて平行的に配設され、これら両弦材50、51がワ
ーレントラス状に配設されたラチス材(斜材)54、5
4…により連結されたもので、両弦材50、51とラチ
ス材54との連結は、たとえば断面略T字状のガセット
プレート52を用い、このガセットプレート52の頭部
フランジ52aを弦材50、51の内部に形成された嵌
溝に嵌合するとともに、支持壁を挟んで裏当材53を取
り付け、これらを貫通するボルト55、55…を螺設す
ることにより前記ガセットプレート52の固定を行い、
次いでこれらガセットプレート52、52間にラチス材
54を渡しピン59により連結している。
【0004】他方、近年、カーテンウォール工法なども
多様化し、美観性、採光性を考慮して外壁全面に透過板
ガラスを用いる工法も採用されている。従来は、パネル
面に板ガラスを使用する場合には、耐風性、耐震性など
を考慮してその周囲を金属枠材を用いて支持する工法が
主であったが、近年強度的に優れた強化ガラスの開発に
より、美観性に対する高い要求に答えることができるよ
うになり、フレーム枠を用いることなく強化ガラスを上
下左右方向に隣接して配置し、この強化ガラスを直接支
持金物により支持するフレームレス工法が開発され、多
くの施工実績を残している。
【0005】このフレームレス工法は、たとえば図3に
示されるように、X状のパネル支持装置1により、隣接
する4つのパネルを直接的かつ共通的に支持するように
したもので、パネル支持装置1は図示されない構造支持
体に対して固定される。パネル支持装置1を支持するた
めの構造支持体としては、単に方形状の柱部材を用いる
こともできるが、特に吹き抜け空間の高さが高い場合な
どは前記トラス支持材49が好適に使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
ラス支持材49においては、1つのガセットプレート5
2に対して連結される2方向のラチス材54、54を夫
々別々に取付けていたため、そのための連結作業に多く
の手間と時間を要していた。また、ガセットプレート5
2がトラス支持材49の長手方向に沿って後側弦材50
と前側弦材51とに交互に形成されることとなり、非常
に見栄えの悪いものとなっている。特に、トラス支持材
49が吹き抜け空間の全面をガラス面として開放的な空
間を演出するフレームレス工法の場合には、折角の美観
を損なうことになる。
【0007】さらに、前述したガセットプレート52の
取付構造の場合には、支持材たる弦材50、51の支持
壁に対してブラケット52、56の頭部フランジ面を当
接させ、ボルトで固定する方法であるため、支持強度は
ボルトの面剪断力に依存している。そのため、ブラケッ
ト取付部毎に数多くのボルトを必要とするとともに、そ
のボルト締結作業に多くの手間と時間を要するなどの問
題があった。
【0008】そこで、本発明の主たる課題は、ラチス材
の取付けを簡単かつ迅速に行うことができるようにする
とともに、実質的にガセットプレートを無くして美観性
に優れた構造とすること、および弦材に対する剪断支持
強度に優れたラチス材の連結部構造を提案することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、離間して配置された弦材同士が斜方向に
配設されたラチス材によって連結されたトラスにおい
て、前記弦材に固定されたラチス連結金具を介して、こ
のラチス連結金具により2方向に配設される各ラチス材
を同軸的に支持したことを主要点とするものである。し
たがって、本発明の場合には、1つの軸の取付けにより
2本のラチス材の連結ができるようになるためラチス連
結作業を簡略化することができる。また、同軸的に支持
するため、ラチス連結金具としては軸部材を挿通する軸
受部のみを有する構造で済み、従来のような幅広のガセ
ットプレートを必要としないため、美観的にも優れたも
のとなる。
【0010】また、離間をおいて配置された弦材同士が
斜方向に配設されたラチス材によって連結されたトラス
において、ラチス材両端部の軸挿通部をラチス材軸芯に
対して偏心的に設け、前記弦材に固定されたラチス連結
金具の軸受部の両側に、このラチス連結金具により2方
向に配設される各ラチス材の前記軸挿通部をそれぞれ位
置させ、ラチス連結金具の軸受部および各ラチス材の前
記軸挿通部を貫く軸部材により前記各ラチス材を同軸的
に支持した形態も提供される。この形態においては、各
ラチス材を同一平面内に配置することが可能となる。
【0011】一方、本発明においては、弦材壁面の裏側
に取付けられる裏当て材に対して前記ラチス連結金具外
面より挿通されるボルト部材の螺合により固定する構造
とし、かつ前記裏当て材に一体化された剪断支持用ボス
が弦材壁面を貫通しラチス連結金具に係合するようにな
し、あるいはラチス連結金具裏面に一体化された剪断支
持用ボスを弦材壁面に形成された孔に嵌入するようにす
る。
【0012】かかる取付け構造とすることにより、支持
強度としてはボルトの剪断耐力のみに依存することがな
くなり、ラチス連結金具に作用する剪断力は前記剪断支
持用ボスにより支持されるようになるため高い支持強度
を有するようになる。また、同時に、取付けボルトの必
要本数を減ずることができるようになるため、ボルト締
結作業を軽減することができる。
【0013】他方、パネル背面に所定間隔で配置される
トラス支持材同士をタイロッドまたはロープで繋ぐ場
合、前記軸部材に対して連結することが望ましい。具体
的構造例としては、前記軸部材の長手方向に突出するネ
ジ部を形成し、このネジ部に対して外面にネジ溝が形成
された連結カプラーを螺合し、かつこの連結カプラーに
タイロッドまたはロープの端に定着したソケットを螺合
させる構造とすることができる。
【0014】かかるタイロッド/ロープの連結構造の場
合には、定着点の位置を前記連結カプラーの回転により
変更することができ、タイロッド/ロープの長さ誤差を
容易に吸収することができる。また、前記軸部材は本来
構造的に剪断部材であり、引張耐力には十分な余裕があ
る。したがって、引張材であるタイロッド/ロープの支
持部材として機能させ引張力を導入したとしても力学的
にも無理がなく、むしろ理にかなった構造となる。仮
に、弦材に対してタイロッド/ロープを連結した場合を
考えると、弦材に対して面外方向に集中荷重が作用する
こととなり、弦材に曲げおよび剪断が作用するため、構
造的に好ましくないものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1はフレームレス工法によるカ
ーテンウォール据え付け状態の正面図、図2は図1のII
−II線矢視図である。
【0016】図1において、ビル等の壁面を構成する強
化ガラス、合わせガラスまたは複層ガラス等からなるパ
ネル群P、P…は、フレーム枠を用いることなく、略同
一鉛直平面内において、各パネルPのコーナー部を突き
合わせ状態とし上下左右方向に隣接して配置され、一般
部は図3に示されるように、パネルPの各コーナー交点
部に置かれたX形状のパネル支持装置1により、またビ
ルの躯体に隣接する躯体隣接部はI字状のパネル支持装
置1Aによりそれぞれ支持されている。この種のフレー
ムレス工法は、吹き抜けによる大空間部に好適に用いら
れ、閉鎖されたビル内空間にガラスの持つ透明感により
開放的なアメニティ空間を作り出すことができ、近年特
に注目されているカーテンウォール工法である。なお、
パネルPとパネルPとの間の若干の隙間部分にはシール
Sが連続的に施されている。
【0017】前記パネル支持装置1は、図2に示される
ように、たとえばパネル背面の室内側に床面から天井に
亘って配設されたトラス支持材2に対して固定され、そ
の先端側でパネルPを支持するようになっている。
【0018】前記トラス支持材1は、所定間隔をおいて
平行的に配置された前側弦材3と後側弦材4とがワーレ
ントラス状に配設されたラチス材5、5…によって連結
された平面トラス材であり、トラス面がパネルP面に対
して垂直に配設される。パネル面が風圧を受けた場合、
パネル面に対する荷重がパネル支持装置1、1Aを介し
て伝達され、最終的にこのトラス支持材2によって支持
されるようになっている。この場合、前記前側弦材3が
圧縮部材となり、後側弦材5が引張部材となって荷重に
対して抵抗する。また、各トラス支持材2、2…のトラ
ス面を常時同一平面内に保持するために、後側弦材4、
4…同士がタイロッド6、6…により相互に連結されて
いる。
【0019】前記前側弦材3および後側弦材4(以下、
単に弦材ともいう。)は、図4に示されるように、たと
えば押出し成形により製造された略方形状の中空型材が
用いられる。前側弦材3は、各隅部に連続的に略L字形
状のリップ片3a〜3dを備えており、室内面側には前
記リップ片3a、3bを対としてラチス連結金具用嵌合
溝MF が形成され、その対面側(室外側面に相当)にリ
ップ片3c、3dを対としてパネル支持金具用嵌合溝N
F が形成されている。また、後側弦材4も同様に、各隅
部に連続的に略L字形状のリップ片4a〜4dを備えて
おり、室外面側にリップ片4a、4bを対としてラチス
連結金具用嵌合溝MB が形成され、その対面側(室内側
面に相当)にリップ片4c、4dを対としてパネル支持
金具用嵌合溝NB が形成されている。これらの各嵌合溝
F 、NF …に対するラチス連結金具7、パネル支持金
具20等の配設箇所以外には弦材カバー材9が嵌合され
美観性に対する配慮がなされている。なお、前記前側弦
材3および後側弦材4は、共に同一形状の型材が用いら
れ、前側であるか後側であるかを問わずに共通的に使用
できるようになっている。
【0020】一方、ラチス材5は、図5に示されるよう
に、断面略方形状のラチス本体10の両端部に対してそ
れぞれ連結用金具13が取付けられる。取付けは、ラチ
ス本体10の端面に雌螺子孔10aを形成し、ラチス本
体10側から座板11、スプリングワッシャー12、連
結用金具13、平ワッシャー14の順で配列し、これら
に挿通する固定ボルト15を前記雌螺子孔10aに螺合
させることにより固定する。前記連結用金具13は、中
央に前記固定ボルト15を挿通するための通孔13bを
有し、この片側寄りに、すなわちラチス材5の軸芯に対
して偏心させた位置に円板形状の軸挿通部13aを有し
ている。前記スプリングワッシャー12は、固定ボルト
15の回り止めと同時に、固定ボルト15の螺子込み量
の調整により前記連結用金具13の位置を僅かであるが
変更できるようになっており、取付け誤差を吸収できる
ようになっている。
【0021】他方、ラチス連結金具7は、図6に示され
るように、周辺に弦材3、4の嵌合溝MF 、MB に嵌合
するための段部7bが形成されたベース板7aの前面に
円板形状の軸受部7cを備えている。
【0022】ラチス材5の取付けに当たっては、先ず前
側弦材3および後側弦材4の所定位置に対して前記ラチ
ス連結金具7の固定を行う。ラチス連結金具7は必要数
分だけ弦材3、4の端部より嵌合溝MF 、MB に嵌入さ
れ部材長手方向に移動自在の状態で装着される。他方、
弦材3(4)のラチス連結金具7の取付け位置には、図
6に示されるように、取付ビス孔3g、3hおよび裏当
て材8に形成された剪断支持用ボス8a、8bのための
ボス嵌合孔3e、3fが形成されており、裏当て材8を
弦材3(4)の中空部に挿入し、取付ビス18、18に
より裏当て材8を仮止めしておく。この仮止め状態で
は、前記裏当て材8の前記剪断支持用ボス8a、8bを
ボス嵌合孔3e、3fに嵌合させるけれども、取付ビス
18の遊びにより裏当て材8がガタ付く状態(没する状
態)としておき、前記剪断支持用ボス8a、8bが嵌合
溝MF 、MB の面より外側に突出してラチス連結金具7
の移動を妨げないようにしておく。
【0023】次に、該孔形成部に前記ラチス連結金具7
を位置決めする。この状態で前記取付ビス18をねじ込
み、裏当て材8を図7に示す状態に固定する。裏当て材
8は前記取付ビス18のねじ込みにより、内壁面側に引
寄せられ、裏当て材8の剪断支持用ボス8a、8bがボ
ス嵌合孔3e、3fに嵌合するとともに、ラチス連結金
具7の裏面側に形成された凹陥部7eに対してもその先
端が嵌入した状態で仮固定される。かかる仮固定作業が
完了したならば、ラチス連結金具7の外面側より挿通さ
れる固定ボルト19によりラチス連結金具7と裏当て材
8との本固定を行う。
【0024】かかる締結部構造の場合には、裏当て材8
に形成された剪断支持用ボス8a、8bによりラチス連
結金具7に作用する剪断力が支持されるため、強度的に
も優れたものとなる。また、固定ボルト19が直接的に
剪断力を負担しているわけではないため、比較的小径の
ボルト部材で済むようになるとともに、その本数も多く
を必要としない。なお、ラチス連結金具7が嵌合溝
F 、MB に嵌合しない構造条件の下では、前記剪断支
持用ボス8a、8bをラチス連結金具7側に形成するこ
ともできる。また、本例では固定ボルト19の螺合孔を
剪断支持用ボス8a、8bに形成したが、これらを夫々
別々に形成することもできる。いずれにしても、ラチス
連結金具7に作用する剪断力は、固定ボルト19ではな
く、別途裏当て材8またはラチス連結金具7側に形成し
たボスに支持させるようにする。なお、パネル支持金具
20の固定も全く同様に行われる。
【0025】次いで、ラチス連結金具7の固定が完了し
たならば、ラチス材5、5…の取付けを行う。ラチス連
結金具7の軸受部7cを中央において、その両側にそれ
ぞれラチス材5の軸挿通部13aを位置させた状態で軸
部材16を挿通し、ラチス材5、5を1つの軸部材16
により共通的に支持するようにする。なお、17は前記
軸部材16の端部に取付けられる軸カバーである。
【0026】かかる連結構造の場合には、ラチス材5の
連結が簡単にかつ迅速に行え、また実質的にラチス材5
の連結軸部のみが外から見えるだけであるため、トラス
支持材2の与える美観も非常にスレンダーなものとな
る。
【0027】他方、タイロッド6の連結構造は、図9に
示されるように、ラチス材5、5を連結する前記軸部材
に対して直接連結されるようになっている。図10およ
び図11に示されるように、タイロッド6の連結部に使
用される軸部材21は、中央に軸受部7cと軸挿通部1
3aとに挿通されるジャーナル部21cを有し、かつそ
の両側にタイロッド連結用ネジ部21a、21bを有す
る。他方、タイロッド6の端部にはソケット24を挿通
した後、数珠状に定着球23が固着される。タイロッド
6の連結は、前記タイロッド連結用ネジ部21a、21
bに対して外面にネジ溝が形成された連結カプラー22
を螺合させた後、次いでこの連結カプラー22に対して
前記ソケット24を螺合連結することにより行う。タイ
ロッド6の張力調整は、前記連結カプラー22の正逆方
向に回転させ、タイロッド6の定着点位置を変更するこ
とにより行うことができる。なお、前記タイロッド6に
代えて、タイロープによりトラス支持材49同士を連結
することでもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明に係るラチス
材の連結部構造によれば、ラチス材の取付けを簡単かつ
迅速に行うことができるとともに、実質的にガセットプ
レートを無くすることができるため美観的にも優れたも
のとなる。また、ラチス連結金具に作用する剪断力は、
裏当て材に形成された弦材およびラチス連結金具に係合
する剪断支持用ボスにより支持されるため高い支持強度
を有するなど種々の利点を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウォール据え付け後の正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】一般部のパネル支持状態斜視図である。
【図4】トラス支持材の要部斜視図である。
【図5】ラチス材の組立要領図である。
【図6】トラス支持材の組立要領図である。
【図7】ラチス材連結部の縦断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】タイロッドの連結部斜視図である。
【図10】タイロッド連結部の水平断面図である。
【図11】タイロッド連結部の組立要領図である。
【図12】従来のトラス支持材によるカーテンウォール
支持状態斜視図である。
【図13】前記トラス支持材の一部破断要部側面図であ
る。
【図14】前記トラス支持材によるカーテンウォール支
持状態の水平断面図である。
【符号の説明】
1…パネル支持装置、2…トラス支持材、3…前側弦
材、4…後側弦材、5…ラチス材、6…タイロッド、7
…ラチス連結金具、8…裏当て材、8a、8b…剪断支
持用ボス、9…弦材カバー材、10…ラチス本体、11
…座板、12…スプリングワッシャー、13…連結用金
具、13a…軸挿通部、16…軸部材、17…軸カバ
ー、18…取付ビス、19…固定ボルト、20…パネル
支持金具、21…軸部材、21a,21b…タイロッド
連結用ネジ部、21c…ジャーナル部、22…連結カプ
ラー、23…定着球、24…ソケット、P…パネル。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離間して配置された弦材同士が斜方向に配
    設されたラチス材によって連結されたトラスにおいて、 前記弦材に固定されたラチス連結金具を介して、このラ
    チス連結金具により2方向に配設される各ラチス材を同
    軸的に支持し、 前記ラチス連結金具は、前記弦材壁面の裏側に取付けら
    れる裏当て材に対して前記ラチス連結金具外面より挿通
    されるボルト部材の螺合により固定する構造とし、 しかも、前記裏当て材に一体化された剪断支持用ボスが
    前記弦材壁面を貫通しラチス連結金具に係合するように
    なすか、ラチス連結金具裏面に一体化された剪断支持用
    ボスを前記弦材壁面に形成された孔に嵌入するようにし
    たことを特徴とするトラス用ラチス材の連結部構造。
  2. 【請求項2】離間して配置された弦材同士が斜方向に配
    設されたラチス材によって連結されたトラスにおいて、 ラチス材両端部の軸挿通部をラチス材軸芯に対して偏心
    的に設け、 前記弦材に固定されたラチス連結金具の軸受部の両側
    に、このラチス連結金具により2方向に配設される各ラ
    チス材の前記軸挿通部をそれぞれ位置させ、ラチス連結
    金具の軸受部および各ラチス材の前記軸挿通部を貫く軸
    部材により前記各ラチス材を同軸的に支持し、 前記ラチス連結金具は、前記弦材壁面の裏側に取付けら
    れる裏当て材に対して前記ラチス連結金具外面より挿通
    されるボルト部材の螺合により固定する構造とし、 しかも、前記裏当て材に一体化された剪断支持用ボスが
    前記弦材壁面を貫通しラチス連結金具に係合するように
    なすか、ラチス連結金具裏面に一体化された剪断支持用
    ボスを前記弦材壁面に形成された孔に嵌入するようにし
    たことを特徴とするトラス用ラチス材の連結部構造。
  3. 【請求項3】前記軸部材に対して、隣接するトラス同士
    を繋ぐタイロッドまたはロープの端を連結した請求項1
    または2に記載のトラス用ラチス材の連結部構造。
  4. 【請求項4】前記タイロッドまたはロープの連結構造
    は、前記軸部材の長手方向に突出するネジ部を形成し、
    このネジ部に対して外面にネジ溝が形成された連結カプ
    ラーを螺合し、かつこの連結カプラーにタイロッドまた
    はロープの端を定着したソケットを螺合させた請求項3
    記載のトラス用ラチス材の連結部構造。
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