JP3003632U - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JP3003632U
JP3003632U JP1994005941U JP594194U JP3003632U JP 3003632 U JP3003632 U JP 3003632U JP 1994005941 U JP1994005941 U JP 1994005941U JP 594194 U JP594194 U JP 594194U JP 3003632 U JP3003632 U JP 3003632U
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JP
Japan
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decorative
adhesive
decorative sheet
sheet
adhesive portion
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積 服部
之成 服部
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HATTORI SEISAKUSHO CO., LTD.
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HATTORI SEISAKUSHO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要な時に素早く化粧できる一方、顔等から
それを落とすのが簡単で、更には、所望する独自のデザ
インを施すことのできる化粧シートを提供する。 【構成】 表面を多数の凹凸形状にして伸縮性を帯有さ
せ、且つその表面を着色してなる化粧部1と、この化粧
部1の裏面全体に接着剤を塗布して形成された粘着部2
と、斯る粘着部2を封着し、粘着部2から離脱可能な剥
離紙3とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にサッカーゲーム等のスポーツ観戦時に観戦者が顔や手などをメ イクアップするために使用される化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、サッカーゲーム等の観戦などにおいては、サポーターと呼ばれる観戦者 等が、応援する側のチームカラーやマークなどの化粧を顔や手に施し、選手と一 体になって熱狂し、そのゲームを盛り上げている。 斯る化粧は、今日まで、口紅等の化粧品を顔などに直かに塗ったり、図柄が描 かれたプリントコート(写し紙ともいう。)を水を使って接着したりしてきた。 プリントコートは、昔の写し紙スタイルで、反転状態で種々の図柄が描かれたシ ートから必要な図柄を切り取り、水を使って顔等に密着させ付するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の化粧品では、メイクするのに時間がかかりすぎる欠点があっ た。また、プリントコートでは、既成の図柄に制約を受け、これを我慢して使わ なければならず、更に水を必要として急な対応に間に合わないことが多かった。 加えて、上記化粧品やプリントコートは、一旦、顔等に付けると、それを落と すのが容易でなかった。水洗いや石鹸などでは簡単に落ちなかった。特に、プリ ントコートは、クレンジングクリームやオリーブ油等の助けを借りなければなら なかった。
【0004】 本考案は上記問題点を克服するもので、必要な時に素早く化粧できる一方、顔 等からそれを落とすのが簡単で、更には、所望する独自のデザイン等を施すこと のできる化粧シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本第一考案の化粧シートは、表面を着色してなるシート状の化粧部(1)と、 該化粧部の裏面全体に接着剤を塗布して形成された粘着部(2)と、該粘着部を 封着し、該粘着部から離脱可能な剥離紙(3)とからなり、所望の形状にカット できるようにしたことを特徴とする。 ここで、「着色」とは、ここでは、有彩色又は黒色をつけることをいう。
【0006】 本第二考案の化粧シートは、第一考案の化粧シートで、上記化粧部が、縦10 cm以上,横10cm以上の四辺形からなり、更に、表面を多数の凹凸形状にし て伸縮性を帯有させ、且つ、色分け模様の着色を施したことを特徴とする。 ここで、「凹凸形状」は、肉眼や手の感触で凹凸が判ればよく、具体的には、 表面がでこぼこしたネット構造,エンボス構造,織地や編物構造等をいう。 本第三考案の化粧シートは、第二考案の化粧シートで、化粧部を不織布で構成 し、該化粧シートの表面に0.1〜1.0mmの範囲の深さを有する凹凸を多数 形成したことを特徴とする。
【0007】 本第四考案の化粧シートは、表面に図形が描かれ、更に、顔や手に貼着する必 要大きさに予めカットされたシート状の化粧部と、この化粧部の裏面全体に接着 剤を塗布して形成された粘着部と、斯る該粘着部を封着し、粘着部から離脱可能 な剥離紙と、からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本第一考案に係る化粧シートによれば、化粧シートから自由な発想して図形を ハサミ等で切り取れば、独自のメイクを作りあげることができる。そして、剥離 紙を剥して顔や手に付けると、粘着部で化粧部を簡単に取着することができる。 一方、ゲーム観戦後等で化粧部をめくり取れば、顔,手等には何の跡形も残さな い。 更に、本第二考案のごとく色分け模様とすると、自由な発想でより独創性のあ るメイクができるようになる。そして、化粧部を、表面が凹凸形状にして伸縮性 を帯有させると、大きな図柄にして且つ大声を出したり体全体を動かしたりして も、剥がれ落ちることはない。 本第三考案のように、化粧部を凹凸形状の不織布で構成すると、編地,織地 等に比し互いにからみ合った繊維同士の拘束力が小さいので、伸び縮みし易く、 顔,手を激しく動かしても、追随性があり完全に密着する。 また、本第四考案のように、予め図形が描かれ、且つ所定の大きさにカットさ れたものであると、単に剥離紙を剥すだけで化粧が可能となり、瞬時の対応が可 能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて詳述する。 (1)実施例1 図1〜図3は、本考案に係る化粧シートAの一実施例を示す。図1は表側から 見た化粧シートの全体斜視図、図2は裏側から見た化粧シートの全体斜視図、図 3は化粧シート拡大断面図である。
【0010】 化粧シートAは、化粧部1と粘着部2と剥離紙3とからなる。化粧シートAは 、医薬用シップ薬のシップ薬剤が取除かれたもので、シップ薬剤を保持する支持 体部を着色して化粧部とするものである。 化粧部1は、材質がポリエステル製のネット状不織布(東洋化学株式会社製) で構成する。 化粧部1の表面には、図3のごとく、0.1〜1.0mmの深さhを有する凹 凸が多数形成されている。ネット状不織布は、例えば、スパンボンド法等によっ て得られる。凸部11は経糸が直線状に走っており、凹部12には、緯糸が殆ど なく、経糸のフィラメントに隣の凸部11へからませた部分を除けば、簾織物ご とくの姿態となっている(図3)。
【0011】 化粧部1は矩形で、その大きさが縦27cm,横40cm程度である。そして 、化粧部1の表面にストライプ状に赤色1a,黒色1b,黄色1cと三色の色分 け模様を施している(図1)。化粧部1は、縦10cm以上,横10cm以上を それぞれ有する四辺形が好適となる。これより小さくなると、所望のデザインを 作ろうとしても制限を受け易くなるからである。 色分け模様の着色は、オフセット平板印刷により付された。インクは、大日本 インキ化学工業株式会社製のNew Champion FGlossを用いた 。上記各色の境界線1d,1dは、幅が5mm程あり、無色ゾーンを設けること にした。隣合う色同士が浸透し合って、くすんだ色が生成されるのを避けるため である。尚、着色は、化粧部1と粘着部2と剥離紙3との一体品が造られた後に 施した。
【0012】 本実施例では、三色の色分け模様としたが、用途に応じ、彩色を変更でき、色 分けの数を増減させることもできる。尚、単色で形成してもよい。また、着色は オフセット印刷に限らず、染色技術等を使って予め化粧部1に着色した後、粘着 部2,剥離紙3を化粧部1に付加する製法を採ることもできる。
【0013】 粘着部2は、接着剤を化粧部1の裏面全体に塗布して形成したものである。本 実施例では、化粧部1の裏面1m2 中に、2−エチルヘキシルアクリレートを約 8g,ブチルアクリレートを約20g,ビニルカルボン酸を約0.8g,アクリ ルアミドを約0.8g,共重合性ビニールを約0.8g混合塗布して形成したも のである。
【0014】 剥離紙3は、平滑面を有する紙で、粘着部2を封着し、一定以上の力を加えれ ば、粘着部2から離脱可能になっている。
【0015】 (2)実施例2 本実施例の化粧シートAは、指等の傷口を巻くバンドエイド(登録商標)等の 傷口テープ(大きさが縦19mm,横72mm)で、患部に当てるガーゼ部分を なくしたものである。傷口用テープ面の中央に図形13を描いて化粧部1とする (図4、図5)。 本実施例の化粧シートAも、化粧部1と粘着部2と剥離紙3とからなる。ただ 、実施例1と異なり、化粧シートAは、既に必要大きさにカットされ、且つ、図 形13が描かれたレディメイド品になっている。従って、従来のプリントコート 等と同じく化粧する者がその化粧に独創性をもたせることはできないが、実施例 1の化粧シートAやプリントコートと違い、剥離紙3を剥すだけで瞬時に化粧を 仕上げ得るメリットを有している。
【0016】 図形13には、図4ごとくの日本国旗に限らず、応援するチームの旗,サッカ ーボールの図柄、更には各都市の有名な建造物(神社仏閣,城等)を描くことが できる。 ここで、日本国旗の図形13は、化粧部1を造る工程で付与され、粘着部2や 剥離紙3は、後から化粧部1に一体化する製法を採っている。その後、これを所 望の大きさにカットして化粧シートAが出来上るしくみである。 本実施例の化粧部1は、平滑面を有する樹脂フィルムからなり、図形13を鮮 明に描くことができるようになっている。しかるに、この樹脂フィルムの厚みは 絶縁使用される粘着テープと異なり薄く、顔等に貼っても剥がれ落ち難くなって いる。そして、小さな寸法としているので、動きある動作をしても十分対応でき るようになっている。 もちろん、化粧部1の表面に、例えば格子枠部分を0.1〜0.3mmの隆起 部とし、約1.5×1.5mmの格子を無数に形成して、その表面を凹凸形状と すると、伸縮動作により対応し易くなり好適となる。
【0017】 粘着部2,剥離紙3は、形状,大きさが違うものの、実施例1と同じ材質のも のである。それらの形状,大きさは、化粧部1の形状,大きさに一致する。
【0018】 (6)実施例の効果 以上の態様からなる化粧シートAによれば、本来、体の患部に用いられていた シップ薬や傷口テープを転用したものであるので、伸縮性に富み、また、屈曲部 にもよくなじみ、剥がれ落ちることはない。顔,手に貼っても、ビニルテープ等 と違い、筋肉の動きが伴っても、その伸び縮みに対して、十分追随する。特に、 化粧部1が表面を多数の凹凸形状とした実施例1では、伸縮性に富み、化粧部1 を大きくしても顔等に密着保持できる。 また、顔等に貼着された化粧シートAは、ゲーム等が終った段階で化粧部1を めくり取れば、何の跡形も残さずきれいに取り去ることができるので、気分の切 替えが早く行ない得る。特に、従来必要としていた煩わしい洗顔等から開放され 、ゲーム観戦等で手軽に化粧を試みられるようになる。
【0019】 更に、実施例1のごとく、化粧シートAが色紙ほどの大きさで、しかも、色分 け模様になっていると、自分の好みの創作デザインからなる化粧ができ、楽しさ が倍加する。そして、粘着部2を剥離紙3が封着しているので、その切り取り作 業は、ハサミなどで簡単にカットできる。 一方、実施例2では、好みの図形13が必要大きさに予めセットされているの で、剥離紙3を剥すだけで瞬時に化粧をすることができ、意表をついた遊び等に も供することができる。
【0020】 加えて、実施例1,2共に、医療用品からなるシップ薬、或いはバンドエイド (登録商標)のような傷口テープを転用し、加工を施したものであるので、安全 性についての心配はない。
【0021】 尚、本考案においては、前記実施例に示すものに限られず、目的,用途に応じ て本考案の範囲内で種々変更できる。 化粧部1は、ポリエステル等の繊維に限定されず、紙,合成樹脂シート等で形 成することもできる。凹凸形状にするには、実施例のような不織布に限定するも のでなく、合成樹脂シート等にプレスで凹凸を付与するものであってもよい。粘 着部2の材料は、皮膚に害を与えないものであれば種々選択できる。剥離紙3は 、紙に代え、樹脂フィルム等にすることもできる。本実施例では、シップ薬,傷 口テープの素材を利用したものであるが、化粧シートA用に初めから製造するこ とも可能である。 化粧シートAは、サッカーゲーム等のスポーツに限定することなく、祭,イベ ント、或いは忘年会等の余興の化粧具としても用いることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上のごとく本考案の化粧シートは、素早く化粧でき且つ使用時に剥がれ落ち 難い一方で、化粧を落とすのが簡単で、更には、独自のデザインを施すことがで きるなど、手軽さ,便利さを供し、スポーツ観戦等の満足度向上に優れた効果を 発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】表側から見た実施例1の化粧シートの全体斜視
図である。
【図2】裏側から見た実施例1の化粧シートの全体斜視
図である。
【図3】実施例1の化粧シートの拡大断面図である。
【図4】実施例2の化粧シートの斜視図である。
【図5】実施例2の化粧シートの断面図である。
【符号の説明】
1 化粧部 2 粘着部 3 剥離紙 A 化粧シート

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を着色してなるシート状の化粧部
    (1)と、該化粧部の裏面全体に接着剤を塗布して形成
    された粘着部(2)と、該粘着部を封着し、該粘着部か
    ら離脱可能な剥離紙(3)とからなり、所望の形状にカ
    ットできるようにした化粧シート。
  2. 【請求項2】 上記化粧部が、縦10cm以上,横10
    cm以上の四辺形からなり、更に、表面を多数の凹凸形
    状にして伸縮性を帯有させ、且つ、色分け模様の着色を
    施した請求項1記載の化粧シート。
  3. 【請求項3】 上記化粧部を不織布で構成し、該化粧シ
    ートの表面に0.1〜1.0mmの範囲の深さを有する
    凹凸を多数形成した請求項2記載の化粧シート。
  4. 【請求項4】 表面に図形が描かれ、更に、顔や手に貼
    着する必要大きさに予めカットされたシート状の化粧部
    (1)と、該化粧部の裏面全体に接着剤を塗布して形成
    された粘着部(2)と、該粘着部を封着し、該粘着部か
    ら離脱可能な剥離紙(3)と、からなることを特徴とす
    る化粧シート。
JP1994005941U 1994-04-27 1994-04-27 化粧シート Expired - Lifetime JP3003632U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178636A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Daifuku Seishi Kk 化粧用あぶら取り紙及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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