JP3040425U - 包 帯 - Google Patents
包 帯Info
- Publication number
- JP3040425U JP3040425U JP1997000150U JP15097U JP3040425U JP 3040425 U JP3040425 U JP 3040425U JP 1997000150 U JP1997000150 U JP 1997000150U JP 15097 U JP15097 U JP 15097U JP 3040425 U JP3040425 U JP 3040425U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bandage
- pattern
- present
- wrapped
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消毒などの衛生上は勿論、手軽で、外観が綺
麗な模様がほどこされた包帯を提供する。 【解決手段】 着色された伸縮性・通気性のある生地で
構成され、その表面に花柄、図柄などの模様を施したも
のである。
麗な模様がほどこされた包帯を提供する。 【解決手段】 着色された伸縮性・通気性のある生地で
構成され、その表面に花柄、図柄などの模様を施したも
のである。
Description
【0001】
本考案は、伸縮性・通気性のある生地で構成される包帯に関する。
【0002】
従来より、包帯は、生地の色合いを一定にする、或いは雑菌を殺すなどから、 白色の綿ガーゼを用い長尺に構成されていた。そして先端部分で傷口・腫れ物或 いは疾患部(以下患部と言う。)の上面を覆い、周囲を巻回させて、患部の保護 、細菌侵入の防止を図っていた。そのため、綿などの天然繊維を漂白し、殺菌消 毒を示す白色とされていた。
【0003】 また、近年、包帯を患部に巻回して施す時に、ゆるまないように張力を保たせ たりするために生地が伸縮性を有するようにされている。
【0004】 このように、包帯は衛生管理上、白色が中心であり、巻回した時に締付け状態 が判然としないことから、包帯の表面に、円形や四角形といった容易に偏平度を 確認出来る図形を付けた伸長測定機能付包帯が提案されている。
【0005】
上記したように包帯は、殺菌消毒上或いは衛生管理上からは白色とするのが好 ましいのであるが、幼児、子供など幼年者には、治療段階で白色包帯は変化の無 い無実乾燥なものとなっている。これが、医療施設の配色等と相俟って回復時の 精神衛生、情緒の安定を図る面からも好ましくない状況となっている。
【0006】 また、偏平度を確認できる図形を施した包帯は、円形や四角形といった単純な 記号を包帯の適宜箇所に配置し、施着時に伸縮度合を測定するようにしているも ので、美的或いは趣味的な視覚に訴える図形・図柄ではないことから、回復時の 精神衛生、情緒の安定を図ることはできない。
【0007】 本考案は、上記した包帯の欠点を除く為になされたもので、消毒などの衛生上 は勿論、手軽で、外観が綺麗な模様が施された包帯を提供する。
【0008】
本考案に係わる包帯は、着色された伸縮性・通気性のある生地で構成され、そ の表面に花柄、図柄などの模様を施したものである。
【0009】 本考案によれば、ガーゼを当てた患部に本考案の包帯を巻回して包着すると、 包帯と同時に包帯の表面に付加した模様も包帯と同じ方向に引っ張られ、元の状 態から比べて変形或いは連続する模様として現れる。
【0010】 模様2は編織物にした包帯に付与されているので、包帯の表裏いずれの面にも 模様が表れ、いずれの面からも使用することができる。
【0011】 また、包帯表面に模様を付ける時、その模様が、予め予定した任意の倍率で一 方を縮小して楕円や長方形といった偏平を成す図形を組込んだ模様であれば、包 帯を引っ張ると、包帯と同時に包帯の表面に付加した図形も包帯と同じ方向に引 っ張られ、徐々に任意の図形になる。
【0012】
以下本考案の一実施例を示す図面を参照して説明する。図1は本考案の包帯の 花柄模様の一例を示す平面図、図2は本考案の包帯の図柄模様の一例を示す平面 図、3は本考案の包帯を巻着した状態を示す斜視図である。
【0013】 これらの図において、包帯1の生地としては天然繊維あるいは合成繊維の編物 あるいは織物である。また、包帯1は着色された伸縮性・通気性のある生地であ る。伸縮性は、巻回するとき効果的である。また、通気性は、患部への風通しを 良くするものである。着色は、精神安定の向上を図る配色であればとくに限定し ないが、原色よりも、神経を休めるピンク、水色或いは黄色などの淡い色合いの ものが好適である。色分けによって回復の状況や、怪我の種類を分別することも できる。このように包帯に着色されているので、医療施設の配色と相俟って回復 時の精神衛生、情緒の安定を図ることができる。例えば、肌色に着色すると肌と 一体感が出るし、色分けによって治療の種類、治療の進度の目安とすることなど も可能である。
【0014】 模様2は、花柄、動物、乗物、キャラクターなどの心休まるもの或いは子供の 好奇心のあるものがを好適である。これらの模様2は、包帯1の製造時に編み込 み或いは織込んで形成するのが好適である。模様2を編織物にして付与すると表 裏いずれの面からも使用することができる。また、包帯1を平坦におき、形を整 えた表面に、花柄、動物、乗物、キャラクターなどの模様2をプリントすること もできる。模様2は、上記の他に線、水玉、格子、水玉、縞模様など日本古来の 一般的なものを施すこともできる。また、模様2は、その表面に花柄、図柄など の模様を施し、包着したとき模様が連続すると好適である。このように巻回する ことによって連続して模様を目視する機能を有する。
【0015】 さらに、花柄、動物、乗物、キャラクターなど模様2を任意の倍率で縮小し、 使用時に伸ばして変化した状態とすることもできる。特にキャラクター、人物は 使用前と使用後で変化させると、精神衛生、情緒の安定を図る面から好ましい。 例えば、包帯は泣いた顔になっているが、巻回して包着すると顔が微笑むように するとより効果的である。このように、模様2に倍率の変化をつけると、不特定 の伸長度を目測することこともできる。
【0016】 模様2の付加方法については、包帯1の製造時に編み込み或いは織込んで形成 する手段を特定するものでは無く、シルクスクリーン印刷、熱転写印刷、判子に よる印刷などとくに限定しない。
【0017】 本考案の包帯は、図3に示すように、足脚3に通常の方法で、模様2が現れる ように巻着する。このように包帯の色彩で区別できる他、模様を連続させること もできる。
【0018】
以上のように本考案によれば、包帯を、ガーゼを当てた患部に巻回して包着す ると、包帯表面の花柄、図柄或いはキャラクター等も包帯と同じ方向に引っ張ら れ、包帯の配色と模様が現れる。包帯が伸縮するので、元の状態から比べて変形 或いは連続する模様となる。包帯は着色されているので、医療施設の配色と相俟 って回復時の精神衛生、情緒の安定を図ることができる。
【0019】 また、伸縮性を利用して包帯表面に模様を付加する時、予め予定した任意の倍 率で一方を縮小した図柄といった偏平を成す模様とすれば、巻回時の引張りで、 包帯の表面に付加した図形も包帯と同じ方向に引っ張られ、徐々に任意の模様に なる。
【0020】 模様2を編織物にした包帯に付与すると、包帯の表裏いずれの面にも模様が表 れいずれの面からも使用することができる。
【0021】 さらに、看護婦等が包帯を巻回する時に、その包帯の模様を目測により客観的 に判断することができる。また、模様を表面に出して巻着すると、模様が連続す るように巻着することができる。また、巻着状態を常に一定に保つことが容易に なる。
【0022】 さらにまた。本考案による模様を付加した包帯を使用することによって、熟練 看護婦が包帯を巻く時の張力をー時的に再現し、経験の浅い看護婦でも目測によ る客観的な判断に基づき熟練看護婦と同等の張力を再現することができ、包帯を 施す際の個人差を軽減し、看護婦の早期育成に貢献する。
【図1】本考案の包帯の一例を示す平面図
【図2】本考案の包帯の一例を示す平面図
【図3】図2は本考案の包帯を巻着した状態を示す斜視
図
図
1…包帯 2…模様
Claims (2)
- 【請求項1】着色された伸縮性・通気性のある生地で構
成され、その表面に花柄、図柄などの模様を施した包
帯。 - 【請求項2】着色された伸縮性・通気性のある生地で構
成され、その表面に花柄、図柄などの模様を施し、包着
したとき模様が連続することを特徴とする請求項1記載
の包帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000150U JP3040425U (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 包 帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000150U JP3040425U (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 包 帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3040425U true JP3040425U (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=43175000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997000150U Expired - Lifetime JP3040425U (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 包 帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040425U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009106597A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Teiken:Kk | アトピー用チューブ状包帯 |
JP2015534039A (ja) * | 2012-07-19 | 2015-11-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 弾性包帯の伸びの決定 |
KR20160127803A (ko) * | 2014-03-03 | 2016-11-04 | 코와 가부시키가이샤 | 손목 관절용 붕대 |
KR20160129866A (ko) * | 2014-03-03 | 2016-11-09 | 코와 가부시키가이샤 | 발목 관절용 붕대 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP1997000150U patent/JP3040425U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009106597A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Teiken:Kk | アトピー用チューブ状包帯 |
JP2015534039A (ja) * | 2012-07-19 | 2015-11-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 弾性包帯の伸びの決定 |
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