JPS6220189Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220189Y2 JPS6220189Y2 JP15788484U JP15788484U JPS6220189Y2 JP S6220189 Y2 JPS6220189 Y2 JP S6220189Y2 JP 15788484 U JP15788484 U JP 15788484U JP 15788484 U JP15788484 U JP 15788484U JP S6220189 Y2 JPS6220189 Y2 JP S6220189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- band
- stretchable fabric
- fastening pieces
- stretchable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000002350 laparotomy Methods 0.000 claims description 3
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は術後用固定帯に関し、さらに詳しく
言えば、主に開腹術後その創部に適用される術後
用固定帯に関するものである。
言えば、主に開腹術後その創部に適用される術後
用固定帯に関するものである。
[考案の技術的背景]
開腹術後において、固定帯は必要不可欠なもの
であり、その目的としては、創面を覆い接触等に
よる刺激をさけ、創部の保護、安静を保つこと、
および創部のガーゼ等を固定すること等が挙げら
れる。ところで、従来ではこの種の固定帯として
一般に晒布の端部に複数の紐状片を設けてなるも
のが用いられているため、患者が自分一人で着用
することが困難であつた。また、廻診時、ガーゼ
交換時、腹部状況の観察時等、一人の患者で多い
時には一日10回以上開け閉めをするため、時間の
ロスが非常に多い。加えて、体動等によりずり上
つたり、しわが生じるため固定機能が十分に発揮
されないという欠点があつた。
であり、その目的としては、創面を覆い接触等に
よる刺激をさけ、創部の保護、安静を保つこと、
および創部のガーゼ等を固定すること等が挙げら
れる。ところで、従来ではこの種の固定帯として
一般に晒布の端部に複数の紐状片を設けてなるも
のが用いられているため、患者が自分一人で着用
することが困難であつた。また、廻診時、ガーゼ
交換時、腹部状況の観察時等、一人の患者で多い
時には一日10回以上開け閉めをするため、時間の
ロスが非常に多い。加えて、体動等によりずり上
つたり、しわが生じるため固定機能が十分に発揮
されないという欠点があつた。
[考案の目的]
この考案は上記した従来の欠点に鑑みなされた
もので、その目的は、着用がきわめて簡単である
とともに、体形によくフイツトして所期の目的で
ある創部の保護およびガーゼ固定機能等が十分に
発揮され、患者に対して局部的な圧迫感を与えな
いようにした術後用固定帯を提供することある。
もので、その目的は、着用がきわめて簡単である
とともに、体形によくフイツトして所期の目的で
ある創部の保護およびガーゼ固定機能等が十分に
発揮され、患者に対して局部的な圧迫感を与えな
いようにした術後用固定帯を提供することある。
[実施例]
以下、この考案を添付図面に示されている一実
施例を説明しながら詳細に説明する。
施例を説明しながら詳細に説明する。
第1図はこの考案による術後用固定帯1の正面
図であり、第2図にはその背面図が示されてい
る。これによると、この術後用固定帯1は、難伸
縮性布地からなり患者の背中に宛てがわれる大き
さに形成されたほぼ四辺形をなす中央固定帯部2
を備えている。この場合、難伸縮性布地としては
通常よく用いられている綿生地であつてよく、保
形性および保温性等を考慮するとキルテイング加
工したものが好ましい。中央固定帯部2の対向す
る側辺の各々には弾性伸縮繊維等からなる弾性伸
縮部3,3が縫着されている。この弾性伸縮部3
としては綿スパンデツクスが最も好ましいが、場
合によつてはゴムの編組体であつてもよい。上記
弾性伸縮部3,3の各外側辺には、綿等の難伸縮
性布地からなる締着片4,5がそれぞれ縫着され
ている。この実施例においては、一方の締着片4
は3つの帯片4a,4b,4cに分割されてい
て、その各々の端部には面状フアスナー6が設け
られている。この面状フアスナー6の相手方は他
方の締付片5の背面部5aであるが、この背面部
5aには例えばミンクパイルと呼ばれているパイ
ル状面を有する綿編織布が用いられている。
図であり、第2図にはその背面図が示されてい
る。これによると、この術後用固定帯1は、難伸
縮性布地からなり患者の背中に宛てがわれる大き
さに形成されたほぼ四辺形をなす中央固定帯部2
を備えている。この場合、難伸縮性布地としては
通常よく用いられている綿生地であつてよく、保
形性および保温性等を考慮するとキルテイング加
工したものが好ましい。中央固定帯部2の対向す
る側辺の各々には弾性伸縮繊維等からなる弾性伸
縮部3,3が縫着されている。この弾性伸縮部3
としては綿スパンデツクスが最も好ましいが、場
合によつてはゴムの編組体であつてもよい。上記
弾性伸縮部3,3の各外側辺には、綿等の難伸縮
性布地からなる締着片4,5がそれぞれ縫着され
ている。この実施例においては、一方の締着片4
は3つの帯片4a,4b,4cに分割されてい
て、その各々の端部には面状フアスナー6が設け
られている。この面状フアスナー6の相手方は他
方の締付片5の背面部5aであるが、この背面部
5aには例えばミンクパイルと呼ばれているパイ
ル状面を有する綿編織布が用いられている。
上記した構成において、この術後用固定帯1
は、中央固定帯部2を患者の背中に当て、弾性伸
縮部3,3を適当に伸ばすようにして両締着片
4,5を体に巻き付けそれらの端部を体の前部に
おいて重ね合せて面状フアスナー6を締着片5の
背面部5aに係止させることにより患者の体にな
じむようにして着用される。その場合、この考案
においては、中央固定帯部2の両側にそれぞれ弾
性伸縮部3,3が設けられているため、その弾性
復元力が局部的に片寄ることがなく、したがつ
て、長時間着用しても患者に苦痛を与えるような
ことがないとともに、創部を安静にして保護し
得、かつ、ガーゼ等をもそれにしわを寄せること
なく固定することができる。また、各帯片4a〜
4cの止着位置を変えることにより、体形に最も
適合した着用の仕方ができる。
は、中央固定帯部2を患者の背中に当て、弾性伸
縮部3,3を適当に伸ばすようにして両締着片
4,5を体に巻き付けそれらの端部を体の前部に
おいて重ね合せて面状フアスナー6を締着片5の
背面部5aに係止させることにより患者の体にな
じむようにして着用される。その場合、この考案
においては、中央固定帯部2の両側にそれぞれ弾
性伸縮部3,3が設けられているため、その弾性
復元力が局部的に片寄ることがなく、したがつ
て、長時間着用しても患者に苦痛を与えるような
ことがないとともに、創部を安静にして保護し
得、かつ、ガーゼ等をもそれにしわを寄せること
なく固定することができる。また、各帯片4a〜
4cの止着位置を変えることにより、体形に最も
適合した着用の仕方ができる。
[効果]
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、患者が看護婦の介助を要さずに
自分一人で簡単に着用することができる。また、
面状フアスナー6を用いたことにより、開け閉め
がきわめて迅速に行くなえるため、廻診時等にお
いて従来のような時間的ロスを殆ど少なくするこ
とができる。さらには、中央固定帯部2の両側に
弾性伸縮部3,3を設けたことにより、その弾性
復元力による締めつけ方が均一となり、長時間に
わたつて殆ど苦痛を伴なうことなく使用すること
ができる。さらにさた、一方の締着片4を複数の
帯片としたことにより、締付力を体形に合わせて
任意に調節し得る等、種々の効果を有している。
の考案によれば、患者が看護婦の介助を要さずに
自分一人で簡単に着用することができる。また、
面状フアスナー6を用いたことにより、開け閉め
がきわめて迅速に行くなえるため、廻診時等にお
いて従来のような時間的ロスを殆ど少なくするこ
とができる。さらには、中央固定帯部2の両側に
弾性伸縮部3,3を設けたことにより、その弾性
復元力による締めつけ方が均一となり、長時間に
わたつて殆ど苦痛を伴なうことなく使用すること
ができる。さらにさた、一方の締着片4を複数の
帯片としたことにより、締付力を体形に合わせて
任意に調節し得る等、種々の効果を有している。
第1図はこの考案の一実施例を示した正面図、
第2図はその背面図である。 図中、2は中央固定帯部3は弾性伸縮部、4,
5は締付片、6は面状フアスナーである。
第2図はその背面図である。 図中、2は中央固定帯部3は弾性伸縮部、4,
5は締付片、6は面状フアスナーである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 難伸縮性布地と伸縮性布地とを適宜縫着して
帯状となしかつその両端に面状フアスナーを設
けてなる開腹術後に用いられる術後用固定帯に
おいて、 難伸縮性布地を素材とし患者の背中に宛てが
われる大きさに形成された中央固定帯部2と、
患者の腹部側において面状フアスナー6により
互いに係着するように形成された難伸縮性布地
からなる左右1対の締着片4,5との間に弾性
伸縮繊維等からなる左右1対の弾性伸縮部3,
3を介在させてなることを特徴とする術後用固
定帯。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、上記一
方の締着片4は複数の帯片に分割されていて、
その各帯片に上記面状フアスナー6が設けられ
ている術後用固定帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788484U JPS6220189Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788484U JPS6220189Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173316U JPS6173316U (ja) | 1986-05-19 |
JPS6220189Y2 true JPS6220189Y2 (ja) | 1987-05-22 |
Family
ID=30715874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15788484U Expired JPS6220189Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6220189Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284373A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Sharp Corp | フルカラー複写機 |
KR101961725B1 (ko) * | 2017-09-08 | 2019-03-25 | 연세대학교 산학협력단 | 복부수술 환자용 복대 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP15788484U patent/JPS6220189Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173316U (ja) | 1986-05-19 |
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