JP3003586U - バックミラーの鏡面角度調整機構 - Google Patents

バックミラーの鏡面角度調整機構

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JP3003586U JP1994002340U JP234094U JP3003586U JP 3003586 U JP3003586 U JP 3003586U JP 1994002340 U JP1994002340 U JP 1994002340U JP 234094 U JP234094 U JP 234094U JP 3003586 U JP3003586 U JP 3003586U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライド部材の軸方向の両端部に生じていた
隙間を弾性体により抑制して隙間をなくしてバックミラ
ーの鏡面ビビリを防止する。 【構成】 バックミラーの鏡面角度調整機構において、
アクションブロック34の内側にスライド部材33を配
設し、このスライド部材のカム溝にピンを嵌合してアク
ションブロック34の回動によりスライド部材33を上
下動すると共にスライド部材33における軸方向の両側
に弾性体65を配設し、前記アクションブロック34と
スライド部材33、スライド部材33とフロントハウジ
ング13b、並びにカム溝37とピン40との隙間L3
を抑制することを特徴としたバックミラーの鏡面角度調
整機構。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は車両に装着するバックミラーに関し、特に後進(以下リバース)時 に後輪付近を即座に確認できるバックミラーの角度調整機構に係る。
【0002】
【従来の技術】
バックミラーは、あらかじめ運転者の体格などに応じてその鏡面角度が設定さ れ、特に車庫入れ幅寄せの際のリバース時は、窓から顔を出して後輪付近の視界 を確認するか、バックミラーの鏡面角度を調整した後にミラーによって確認しな がら行われている。
【0003】 しかし、窓から顔を出して助手席側後輪付近の視界を確保することは難しく、 多くは、ミラーボデー内に左右、上下別個のアクチュエータを配設し、それによ って鏡面角度の調整を行なっているが、調整時に時間がかかるなどの問題がある 。
【0004】 そのために、瞬時に後輪付近を視認できる角度に調整する手段として、例えば 、シフトレバーをリバースに入れると、バックミラーが直ちに下向きへ鏡面を切 り換える機構を備えた鏡面角度調整機構が知られている。
【0005】 この瞬時に鏡面角度を切り換える(調整)構造を備えたバックミラーは、アジ ャストナット先端のピボットをミラーホルダー裏面の取付座に回動自在に固着し 、さらに、アジャストナットに設けたメネジ部を回り止めしたスライド部材に螺 合させ、前記アジャストナットを第1のモータの回動で鏡面の上下方向微調整を 行い、さらに前記スライド部材を第2のモータに連結して、この第2のモータの 回動によりスライド部材を直線移動させて鏡面を瞬時に下向きへ調整している。 なお、角度調整機構については、本願考案も先願も同様であり、次項で詳細に説 明している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記ミラー角度調整機構において、前記スライド部材33の通常走行時及びリ バース時の位置決めは第1ギヤ32の扇状ギヤ端面32bを回転止め突起38に 当接させることで行なっている。この時、アクションブロック34内壁のピン4 0に衝撃荷重がかからないようにするために図13〜図14に示すようにスライ ド部材33の移動時にアクションブロックの上下端縁部に隙間L1,L2を設定 し、また、図15に示すようにスライド部材33においては、らせん溝37とア クションブロックのピン40とを係止させる部分に隙間L3を設定している。こ れらの隙間L1〜L3により鏡面ガタを招く場合があった。
【0007】 また、鏡面の軸方向におけるガタを抑えるためにサポート部材の端縁に形成し た係止爪をアクションブロックの外周に設けた凹溝に係合しているもののそれだ けでは上記隙間の範囲内でドアの開閉時や走行中等に鏡面のビビリが発生する可 能性があり、また、この隙間分だけミラーの復帰位置が正規の位置からはずれて しまうという不都合が生じていた。
【0008】 このように、従来の方法では復帰精度を向上するに至らなかった。
【0009】 一方、図16は、実開昭57−190504号考案を示し、前記鏡面のビビリ を解消する目的でミラーボデー70の周縁部でミラーハウジング71と常時当接 する鈎状弾性部材72を取り付けてミラー73の振動を減衰するという事例であ る。しかし、この考案は、鈎状弾性部材72が常時ミラーハウジング71に当接 しているので摺動抵抗の点で瞬時に鏡面を調整する機構には不向きであり復帰精 度も改善できない。
【0010】 本願考案は、スライド部材の軸方向に生じるガタをぬぐい去ることにより鏡面 ビビリを防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、フロントハウジングに配設され、一端に係止爪、他端に凹溝を備 えたサポート部材と、 上記サポート部材の係止爪と係合する凹溝を外周に形成すると共にその上部端 縁に突部を設け、かつ側壁の内側にピンを形成したアクションブロックと、 外周面にカム溝を穿設したスライド部材とからなるバックミラーの鏡面角度調 整機構において、 上記アクションブロックの内側にスライド部材を配設し、このスライド部材の カム溝にピンを嵌合してアクションブロックの回動によりスライド部材を上下動 すると共に前記スライド部材における軸方向の両側に弾性体を配設し、前記アク ションブロックとスライド部材、スライド部材とフロントハウジング並びにカム 溝とピンとの隙間を抑制したことを特徴とするバックミラーの鏡面角度調整機構 である。
【0012】 さらに、上記弾性体は、フロントハウジング上に配置した板バネとアクション ブロックの上部端縁の突部とからなり、あるいはフロントハウジング上とアクシ ョンブロックの突部の内側に配設したゴム又はスポンジ等の発泡樹脂で形成した クッション材であることを特徴とし、また、弾性体は、アクションブロックの上 部端縁に突設した板バネ及びスライド部材に固定した板バネであることを特徴と する。
【0013】 さらにまた、上記弾性体は、スライド部材の軸方向両端面に固着したゴム又は スポンジ等の発泡樹脂で形成したクッション材であり、また、上記弾性体は、ス ライド部材の軸方向両側に弾性部を突設して配設した単体の板バネであることを 特徴とする。
【0014】
【作用】
前記第2の駆動モータを回転させると、フロントハウジング内に配設したウォ ームと第2ギヤを経て第1ギヤが回転し、その内側の舌片がアクションブロック に係合しており、アクションブロックは第1ギヤと共に回動する。
【0015】 スライド部材はフロントハウジングの回転止め突起38で回転止めされている ため、アクションブロック内周のピンでカム溝に沿って押し上げられ、スライド 部材に被着したアジャストナットが軸方向に沿って平行移動して鏡面を瞬時に所 定の角度に変更する。また、第2のモータを逆回転させると、前記と逆の回転に よりスライド部材が引き寄せられて鏡面がニュートラル位置に復帰する。 本願考案は、上記スライド部材の移動によって鏡面を調整した後は、スライド 部材の両側に配設した弾性体の弾性によりカム溝とピンとの隙間をなくし、カム 溝とピンとの隙間によって生じていた鏡面の微振動を防止すると共に復帰時の位 置決めを正確にした。
【0016】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づき本願考案を具体的に説明する。図1は本考案の角 度調整機構を適用したバックミラーの一例を示す断面図である。
【0017】 図中符号10はミラーボデー、11はミラー12を保持するミラーホルダーで ある。ミラーホルダー11は、その中央部をミラーボデー10内に固定したアク チュエータユニットハウジング13のピボット14に連結し、上記ハウジング1 3内に配設した上下角度調整機構と左右角度調整機構によって所定の角度に鏡面 角度を調整することができる。
【0018】 なお、本願考案の鏡面角度調整機構は、特に上下角度調整に関するものであっ て、左右角度調整機構は従来のものと同一であるからその詳細な説明は省略する 。また、本願考案のミラー角度調整機構20は、通常走行時に運転者の体格など に応じて行なう微調整機構と、リバースの時に瞬時に角度調整を行なう調整機構 とで構成している。
【0019】 上記微調整機構は、アクチュエータユニットハウジング13内に配設した第1 モータM1と、このモータM1の出力軸に取り付けたウォーム21と、このウォ ーム21に噛合するウォームホイール22と、先端にピボット23を設けたアジ ャストナット24とを主要部材とする。すなわち、第1モータM1の出力軸に固 定したウォーム21にウォームホイール22を噛合させると共に中央部に設けた 透孔25の内側には軸方向と平行に複数の溝26を形成する。さらに、アジャス トナット24の先端側にピボット23を設け、このピボット23は、ミラーホル ダー11の回動中心である前記ピボット14より上側に設けた半球状受座27に 嵌合されている。
【0020】 一方、アジャストナット24の外周に凸条28を形成し、それを前記溝26内 に遊嵌してウォームホイール22に対し軸方向へ移動自在に構成している。さら にまた、アジャストナット24の後端部には、内側に向けて複数のつめ29を突 設し、それをハウジング13に回り止めしたスライド部材33のネジ30に螺合 している。
【0021】 また、前記ウォームホイール22は、図1,2及び図5に示すように段部22 a、22bを形成した筒状体を呈し、段部22aをリヤハウジング13aの段部 13cに当接させ、他方の段部22bをフロントハウジング13bに設けた弧状 ガイド13dに載置させ、段部13cと弧状ガイド13dとで挟持している。
【0022】 前記鏡面角度の微調整機構20は、所定のスイッチ操作により第1モータM1 を回転させれば、この回転がウォーム21、ウォームホイール22を経てアジャ ストナット24に伝達される。アジャストナット24のつめ29は、ネジ30と 螺合しているもののネジ30が回転止めされいるためにアジャストナット24が 直線移動し、それによって鏡面角度を調整する。
【0023】 次に、ミラー角度瞬時調整機構について説明する。この機構は、第2のモータ M2の出力軸に取り付けたウォーム31と、このウォーム31に第2ギヤ50を 経て接続した扇状ギヤ32に係合するアクションブロック34とそれを保持する サポート部材35とで構成している。
【0024】 さらに、図5に示すようにフロントハウジング13bに弧状のガイド13dを 互いに向かい合わせに配設し、この内側にスライド部材33を配設し、スライド 部材33は、直線移動する方向に前記ネジ30を立設すると共に周面には180 度対向らせん溝37を配設している。
【0025】 また、スライド部材33には、フロントハウジング13bに突設した回転止め 突起38と嵌合する穴39を形成しており、この穴39に突起38を嵌合して回 転止めしている。また、スライド部材33は、その外周面に上面を開放したキャ ップ状を呈する前記アクションブロック34を被着している。
【0026】 このアクションブロック34は、内面に前記スライド部材33のらせん溝37 と嵌合するピン40を設けており、アクションブロック34が回動した時にスラ イド部材33が直線移動する。さらに、アクションブロック34の外周面には円 周方向の溝41と軸方向のスリット42とを具備している。
【0027】 この溝41には、円盤状でフロントハウジング13bにビス43止めしたサポ ート部材35の4本の係止爪44の先端が係合し、アクションブロック34を回 動自在に保持している。
【0028】 一方、軸方向のスリット42には、第1ギヤ32の内側に突設した舌片45を 挿入し、第1ギヤ32の回動をアクションブロック34に伝達している。なお、 図5の符号46は、フロントハウジングに設けたスライド部材位置決め用の突起 で、スライド部材33の位置決め穴47に挿入する。
【0029】 さらに、図1,2において、フロントハウジング13b上には、板バネ60を 配設すると共にアクションブロック34の上端縁の内側に突起61を形成してい る。この突起61は、アクションブロック34を合成樹脂で形成しており、上端 縁が弾性体と同様に作用する。
【0030】 すなわち、図1は、通常走行時を示す断面図であり、スライド部材33が板バ ネ60に当接することにより、スライド部材33を図の上方に付勢して鏡面ガタ を生じさせる側のらせん溝37とピン40との隙間L3をなくし、鏡面ガタが生 じないように抑制する。
【0031】 他方、図2は、リバース時を示すものでスライド部材33は、その上部端面3 3aと前記突起61とが当接して、スライド部材33を下方に付勢し、上記と逆 方向におけるらせん溝37とピン40との隙間L3を無くして鏡面ガタが生じな いように抑制する。
【0032】 ちなみに、鏡面角度を瞬時に調整する機構について説明すると、通常走行の場 合は前図に示すようにスライド部材33の端面は、板バネ60に当接した状態と なっている。この状態から車両の後輪付近を確認する時には、適宜のスイッチ操 作(手動スイッチ又はギヤチェンジレバーと連動するスイッチ)により第2のモ ータM2を回転させる。
【0033】 上記回転は、ウォーム31、第2ギヤ50を経て第1ギヤ32の扇状ギヤ32 aに伝達され、端面32bがストッパ51に当接するまで回転が持続する。第1 ギヤ32は、内側に突設した舌片45がアクションブロック34の凹溝42に係 合しているため、アクションブロック34は第1ギヤ32とともに回動する。
【0034】 さらにまた、アクションブロック34の内周面に立設したピン40とスライド 部材33のらせん溝37とが係合しており、しかもスライド部材33は、回り止 めしてあるためにアクションブロックの回動に伴いピン40によりらせん溝37 に沿って押し上げられ、その先端側のネジ30に被着したアジャストナット24 も直線移動して瞬時にミラー角度を変更し、その際に前記したようにスライド部 材33の上部端33aが突起61と当接して、スライド部材33を付勢する。
【0035】 なお、スイッチング操作により、第2モータM2を逆回転させると、上記と逆 方向の回転により、スライド部材33が引き寄せられ、ミラーは通常走行時微調 整機構で設定した先のミラー位置に復帰する。
【0036】 次に、図6は、前記スライド部材33の底面側のフロントハウジング13b上 にゴムやスポンジ等の発泡樹脂で形成したクッション材65を固着すると共にア クションブロック34Aの上部端縁34uの内側に上記クッション材66を固着 した実施例であり、前記実施例と同様にスライド部材33の上下動によって、ク ッション材65,66を押圧して、その弾性により前記らせん溝37とピン40 との隙間を抑制して鏡面ガタの発生を防止する。
【0037】 また、図7は、スライド部材33Aに透孔33cを穿設し、この透孔33cに 挿入して一端をスライド部材33Aに係止すると共に他端をフロントハウジング 13b側に突設し固定した板バネ65Aと、アクションブロック34Aの上部端 縁34a内側に配設した板バネ66Aとを組み込んだ状態を示す断面図である。
【0038】 すなわち、図8と図9に示すように、板バネ65Aは、フロントハウジング1 3b側にその弾性片65aを突出した状態で固定し、他方、2分割された板バネ 66Aは、アクションブロック34Aの上部端縁34uをほぼ4分周した位置の 凹溝34a、34bと係止する突片66a〜66cを形成すると共に各突片66 a〜66cのほぼ中間位置を図の下方に突出させた突部66dを形成してアクシ ョンブロック34Aに固定している。
【0039】 その結果、通常走行時には、スライド部材33Aがフロントハウジング13b 側(図の下側)に移動して板バネ65Aの弾性片65aを押圧し、他方、リバー ス時には、スライド部材33Aが図の上方に移動して板バネ66Aの突部66d を押圧し、押圧時の弾性によってスライド部材33Aを反対方向に押圧してらせ ん溝37とピン40との隙間L3をなくすことで軸方向のガタが生じないように 抑制するようになる。
【0040】 さらにまた、図10は、他の実施例を示す断面図であり、スライド部材33B の端面33aと反対側の端面33bとにゴムやスポンジ等の発泡樹脂で形成した クッション材67A、67Bを固定している。そして、前記実施例と同様にニュ ートラル時とリバース時とでスライド部材33Bが上下動した際にそれぞれのク ッション材67A、67Bによって生じる弾性によってらせん溝37とピン40 とにおける隙間L3をなくしてスライド部材33Bの軸方向に発生するガタを抑 制する。
【0041】 加えて、図11〜図12は、スライド部材33Cの底面に透孔33cを穿設し 、その透孔33c内に別途用意した板バネ68の係止片68aを挿入して固定し た実施例を示す。板バネ68は、スライド部材33Cの端面33bにフロントハ ウジング13b側に突出した弾性片68bと、係止片68aの端部を略半円形状 に曲成した係止爪68a1とを具備した金属板等で形成した単体の弾性体であり 、上記スライド部材33Cの端面33aに係止爪68a1を係止している。 そして、瞬時に鏡面角度を調整する時には、前記実施例と同様にスライド部材 33Cの上下動で板バネ68に形成した係止爪68a1と弾性片68bとのいず れかによってらせん溝37とピン40との隙間L3を抑制してスライド部材33 Cの軸方向にガタが発生しないようにしている。
【0042】
【考案の効果】
本考案は、アクションブロックの外周面にある凹溝をサポート部材の4本のつ めの先端に係合することで回動自在に保持し、さらに、アクションブロックの内 周面のピンとスライド部材のらせん溝との係止によって生じた隙間を、アクショ ンブロックの回動でスライド部材が瞬時に移動した時点で発生する前記弾性によ って抑制し、鏡面ガタの解消によって視認性を大幅に向上させた。 さらに、スライド部材のガタ解消によって瞬時鏡面角度調整時だけでなく、通 常走行時における鏡面位置を正確に位置づけることができるようになり、復帰精 度が大幅に向上した。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の一実施例を示す断面図。
【図2】 同上鏡面角度調整時の一例を示す断面図。
【図3】 同じく鏡面角度調整機構の一例を示す平面
図。
【図4】 同上アクションブロックと弾性体を示す斜視
図。
【図5】 鏡面角度調整機構を分解して示す斜視図。
【図6】 本願考案の第2実施例を示す断面図。
【図7】 同上第3実施例を示す断面図。
【図8】 同上弾性体のアクションブロックへの取付け
例を示す斜視図。
【図9】 同上弾性体のスライド部材への取付け例を示
す斜視図。
【図10】 本願考案の第4実施例を示す断面図。
【図11】 同上第5実施例を示す断面図。
【図12】 同上弾性体のスライド部材への取付け例を
示す斜視図。
【図13】 従来のアクションブロックとスライド部材
との関係を示す断面図。
【図14】 同上断面図。
【図15】 スライド部材の溝とアクションブロックの
ピンとの係合時の隙間を示す斜視図。
【図16】 他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】
10 ミラーボデー 11 ミラーホルダー 12 ミラー 13 アクチュエータユニットハウジング 13a リヤハウジング 13b フロントハウジング 13c 段部 13d 弧状ガイド 14、23 ピボット 20 ミラー角度調整機構 21、31 ウォーム 22 ウォームホイール 22a、22b 段部 24 アジャストナット 25 透孔 26 溝 27 半球状受座 28 凸部 29 つめ 31 ウォーム 32 第1ギヤ 32a 扇状ギヤ 32b 扇状ギヤ端面 33,33A〜33C スライド部材 33a,33b 端面 33c 透孔 34,34A アクションブロック 34a,34b 凹溝 34u 端縁 35 サポート部材 37 らせん溝 38 回転止め突起 39 嵌合穴 40 ピン 41 溝 42 スリット 43 ビス 44 係止爪 45 舌片 46 位置決め突起 47 位置決め穴 50 第2ギヤ 51 ストッパ 60,68 板バネ 61 突起 65,66,67A,67B クッション材 65A,66A 板バネ 65a 弾性片 66a〜66c 突片 66d 突部 68a,68a1 係止片 68b 弾性片 L1〜L3 隙間

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントハウジングに固定され、一端に
    係止爪、他端に凹溝を備えたサポート部材と、 上記サポート部材の係止爪と係合する凹溝を外周に形成
    すると共にその上部端縁に突部を形成し、かつ側壁の内
    側にピンを具備したアクションブロックと、 外周面にカム溝を穿設したスライド部材とからなるバッ
    クミラーの鏡面角度調整機構において、 上記アクションブロックの内側にスライド部材を配設
    し、このスライド部材のカム溝にピンを嵌合してアクシ
    ョンブロックの回動によりスライド部材を上下動すると
    共にスライド部材における軸方向の両側に弾性体を配設
    し、前記アクションブロックとスライド部材、スライド
    部材とフロントハウジング並びにカム溝とピンとの隙間
    を抑制することを特徴としたバックミラーの鏡面角度調
    整機構。
  2. 【請求項2】 上記弾性体は、スライド部材の片側にお
    けるフロントハウジング上に配置した板バネとアクショ
    ンブロックの上部端縁のつめ部とからなる請求項1記載
    のバックミラーの角度調整機構。
  3. 【請求項3】 上記弾性体は、スライド部材の片側にお
    けるフロントハウジング上とアクションブロックの上部
    端縁の突部内側に配設したゴム又はスポンジ等の発泡樹
    脂で形成したクッション材である請求項1記載のバック
    ミラーの角度調整機構。
  4. 【請求項4】 上記弾性体は、アクションブロックの上
    部端縁に突設した板バネと、スライド部材におけるフロ
    ントハウジング側に突設した板バネである請求項1記載
    のバックミラーの角度調整機構。
  5. 【請求項5】 上記弾性体は、スライド部材の軸方向両
    端面に固定したゴム又はスポンジ等の発泡樹脂で形成し
    たクッション材である請求項1記載のバックミラーの角
    度調整機構。
  6. 【請求項6】 上記弾性体は、スライド部材に固定して
    軸方向両端面に弾性部を突設し、一端はフロントハウジ
    ングに他端はアクションブロックの突縁に当接可能な単
    体の板バネである請求項1記載のバックミラーの角度調
    整機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0699970A (ja) * 1992-09-25 1994-04-12 Takehiko Abe コットンパフ用包装容器
JP3425685B2 (ja) 1996-02-19 2003-07-14 株式会社村上開明堂 バックミラーの角度調整装置

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