JP3003246B2 - タイミング信号発生回路 - Google Patents

タイミング信号発生回路

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JP3003246B2
JP3003246B2 JP3057560A JP5756091A JP3003246B2 JP 3003246 B2 JP3003246 B2 JP 3003246B2 JP 3057560 A JP3057560 A JP 3057560A JP 5756091 A JP5756091 A JP 5756091A JP 3003246 B2 JP3003246 B2 JP 3003246B2
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JP
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signal
timing
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timing signal
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泰彦 水島
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイミング信号発生回
路に関し、特にタイミング情報を含んだディジタル入力
信号からタイミング情報を抽出してタイミング信号を出
力する場合に雑音等により誤ったタイミング信号の出力
を防止するタイミング信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイミング信号発生回路をA/D
変換回路に適用した場合を説明する。今、入力信号とし
て、図4に示すようなサイン波形を量子化して各振幅に
対応するコードをタイミング信号発生回路に入力して、
タイミング信号を出力するような場合に、サイン波形の
角度θ1,θ2,θ3においてタイミング信号を発生す
る従来例を説明する。このような従来例は、図5に示す
ようにA/D変換されたパラレル信号(例えばnビット
構成)の入力信号11をアドレスとして、がい当するア
ドレスの情報をタイミング出力信号12として出力する
メモリ10を備えている。この従来例の動作を図6
(a),(b)により説明する。前述の図4の角度θ
1,θ2,θ3における量子化された振幅対応の並列コ
ードa0,b0,c0を含む入力信号1は、図6(a)
に示すように、コードa−2,a−1,a0,a+1,
b−1,b0,b+1、およびc−1,c0,c+1を
順次入力してa0,b0,c0の並列コード信号が入力
された時点に対応してタイミング出力信号2を出力す
る。今例えば図6(b)に示すように、入力信号1のa
0,a+1,a0のようにa+2の代りに雑音等で誤っ
てa0のコードが入力されると、タイミング情報と誤認
してタイミング信号を出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタイミ
ング信号発生回路は、入力される信号を直接メモリ素子
のアドレス信号に入力し、かつメモリ素子の出力を直接
出力する構成となっているので、入力される連続したコ
ード信号に雑音等により誤ったタイミング情報が入力さ
れた場合には誤ったタイミング信号のパルスが発生して
しまう欠点がある。又入力信号nビットの位相差或いは
リンギングによりタイミング信号にリンギングが発生し
てしまい、入力信号が(a−1)から(a+1)のよう
に変化した時にはタイミング信号が発生されない欠点も
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のタイミング信号
発生回路は、タイミング情報を含んだ入力信号から前記
タイミング情報を抽出してタイミング信号を出力するタ
イミング発生回路において、前記タイミング情報に対応
するコード信号を記憶しているメモリ素子と、前記メモ
リ素子の各コード信号に対応するアドレスをタイミング
信号出力順序にしたがって1個ずつアドレスを進めて行
くカウンタと、前記メモリ素子から読み出されたコード
信号を比較信号として入力信号からタイミング情報を検
出する比較器とを有する。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は、本発明の一実施例のブロック図、
図2は本実施例の動作概要を示すタイムチャート、図3
はメモリ素子3の内容を示す説明図である。
【0007】次に図1の実施例の構成と動作を説明す
る。連続的に増加する並列のnビットの入力信号1を設
定値と比較する比較器5、その出力をD型フリップフロ
ップ6のD入力に入力する。又リンギングを防止するた
めに、想定されるリンギングのパルス幅以上のサンプリ
ングクロック4をD型フリップフロップ6のクロック入
力に入力する。また、D型フリップフロップ6の出力
と、D型フリップフロップ6のD入力とをANDゲート
7で論理積をとり、D型フリップフロップ8のD入力に
入力する。D型フリップフロップ8の出力タイミング信
号2が出力される。タイミング信号2の出力をカウンタ
9に入力する事により、nAビットのカウンタ9が1だ
けインクリメントする。カウンタ9の出力をメモリ素子
3のアドレスに入れる。メモリ素子3の内容は、図3に
示した様にアドレスが1つ増加すると次に検出すべき設
定値が出力される。すなわち、アドレス信号nAである
mが入力されると、αが出力され、次にカウンタ9で1
個進んでm+1が入力されると、bが出力される。一
方、入力信号1が図2の様に(a−4)から順次増加し
ていく。デコードすべき設定値(a)がメモリ素子3か
ら信号nBとして出力されているために、入力信号1が
(a)になった時に比較器5より“H”レベルの信号が
出力される。“H”レベルの出力をサンプリングクロッ
クパルス4を使用し、D型フリップフロップ6でサンプ
リングする。比較器5の出力がサンプリングクロックパ
ルス4の1周期以上続いた場合に、フリップフロップ8
の出力も“H”になる。Dフリップフロップ8のタイミ
ング出力信号2の立上りにより、カウンタ9のカウンタ
値がmよりm+1に増加する。このm+1のアドレス情
報がメモリ素子3に入力されるために、メモリ素子3の
出力は次に設定された値“b”に変更される。ここで、
メモリ素子3に記憶されているデータとアドレスnAと
図4に示した角度θとの関係を図3により補足説明す
る。今タイミング信号として出力したい角度が前述のよ
うに角度θ1,θ2,θ3とすると、これに対応するコ
ードa0,b0,c0がメモリ内に順次記憶されてい
る。今コードa0のアドレスnAをmとすると、次のコ
ードb0に対応するアドレスnAは、カウンタ9により
1だけインクリメントされたm+1であり、次のコード
c0はさらに1だけインクリメントされたアドレスm+
2である。このようにa0,b0,c0のコードが順次
信号nBとして比較器5のBに比較信号として入力され
る。このために入力信号1が(a)から(a+1)にな
り続いて(a)に戻ったとしても、設定値(b)が既に
メモリ素子3より出力されているので、比較器5の出力
は“H”にならず、不要なパルスがタイミング信号出力
に表われない。又入力信号1の中に(a)が存在せず
(a−1)から(a+1)に増加しても、比較器5が設
定値以上で“H”レベルが出力される様に設定しておけ
ば、図2と同様のタイムチャートとなり、タイミング信
号出力2は正常に出力される。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はあらかじ
めタイミング信号として出力したいコードを記憶したメ
モリと、アドレスを設定するカウンタと比較器とを設け
ることにより、設定値のコードと入力データを比較し、
比較結果をディジタル的に測定し、比較結果が充分なパ
ルス幅を有している事を検出し、かつ設定値の検出と同
時に新たな設定値に更新する事により、不要なタイミン
グ信号を回避できる効果がある。又あらかじめ設定され
た値が入力されなくても、設定値以上の値が入力された
場合にタイミング信号を発生させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例のタイムチャートである。
【図3】本実施例のメモリ素子の説明図である。
【図4】従来例および本実施例に共通の説明図である。
【図5】従来のタイミング信号発生回路のブロック図で
ある。
【図6】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 入力信号 2 出力信号 3 メモリ素子 4 サンプリングクロック 5 比較器 6,8 D型フリップフロップ 7, ANDゲート 9 カウンタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイミング情報を含んだ入力信号から前
    記タイミング情報を抽出してタイミング信号を出力する
    タイミング信号発生回路において、前記タイミング情報
    に対応するコード信号を記憶しているメモリ素子と、前
    記メモリ素子の各コード信号に対応するアドレスをタイ
    ミング信号出力順序にしたがって1個ずつアドレスを進
    めて行くカウンタと、前記メモリ素子から読み出された
    コード信号を比較信号として入力信号からタイミング情
    報を検出する比較器とを有することを特徴とするタイミ
    ング信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記比較器に前記メモリ素子から読み出
    されて設定されたコード信号Aより後位のコード信号が
    入力信号として入力された場合には、入力信号に前記コ
    ード信号Aがあるものとみなして対応するタイミング信
    号を出力することを特徴とする請求項1記載のタイミン
    グ信号発生回路。
JP3057560A 1991-03-22 1991-03-22 タイミング信号発生回路 Expired - Lifetime JP3003246B2 (ja)

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JPH04293316A JPH04293316A (ja) 1992-10-16
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Effective date: 19991019