JP3003018U - ポケット付台紙 - Google Patents

ポケット付台紙

Info

Publication number
JP3003018U
JP3003018U JP1994003725U JP372594U JP3003018U JP 3003018 U JP3003018 U JP 3003018U JP 1994003725 U JP1994003725 U JP 1994003725U JP 372594 U JP372594 U JP 372594U JP 3003018 U JP3003018 U JP 3003018U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
crimped
film
cut
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003725U
Other languages
English (en)
Inventor
利幸 都築
Original Assignee
利幸 都築
加藤紙工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 利幸 都築, 加藤紙工株式会社 filed Critical 利幸 都築
Priority to JP1994003725U priority Critical patent/JP3003018U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3003018U publication Critical patent/JP3003018U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリペイドカードの保護を図って収納できる
とともに、製造が容易となって、個人的なニーズにも容
易に対応できるポケット付台紙を提供すること。 【構成】 プリペイドカードCより若干大きな略長方形
形状のポリプロピレンフィルム13が、カードCを収納
可能な長方形形状の非圧着部分14を残して、紙製のベ
ース12に対して周縁全周を圧着されてなる。非圧着部
分14には、カード挿入用の切れ目15が形成され、切
れ目15は、非圧着部分14の長方形形状における一方
の短辺側の近傍で、短辺と平行に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレホンカード等のプリペイドカードを収納するポケットを備えた ポケット付台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のポケット付台紙は、結婚式や記念式典等のイベントにおいて、 記念の印刷を施したテレホンカード等のプリペイドカード(以下、単にカードと いう)を収納し、台紙ごと配布するように使用されていた。
【0003】 そして、従来のポケット付台紙では、図1や図2・3に示す台紙1・5があっ た。
【0004】 図1に示す台紙1は、紙製のベース2の上面に、四角枠状で紙製の枠体3を接 着させるとともに、枠体3の対角のコーナ部に、ベース2に接着させない係止部 4を設けて構成されていた。
【0005】 また、図2・3に示す台紙5は、紙製のベース6とポリプロピレンフィルム8 とから構成されている。ベース6側には、カードCを挿入する切れ目7が形成さ れ、フィルム8が、切れ目7の周縁でカードCを収納可能な非圧着部分9を設け て、ベース6の上面側に全面圧着されて構成されていた。10は圧着部分である 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の台紙1では、使用時、カードCの対角線上の2つのコーナ部を 係止部4・4に挿入係止させて、カードCを収納するものであり、カードCが露 出した状態で収納されるため、カードCの印刷面を保護できない。
【0007】 一方、従来の台紙5では、フィルム8によって、カードCの保護ができるもの の、カード挿入用の切れ目7がベース6側に形成され、その切れ目7を覆うよう にフィルム8を圧着させる必要があるため、切れ目7の形成とフィルム8の圧着 とを別々の工程で行なう必要が生じ、製造に手間がかかり、コストアップの要因 となっていた。また、フィルム8をベース6と同じ形状としており、フィルム8 のベース6に圧着させる面積が広くなっているため、圧着させる際、装置が大が かりとなり、少量生産に不向きとなって、個人的なイベントに台紙を利用しよう とする場合、コスト高となってしまう。
【0008】 本考案は、上述の課題を解決するものであり、カードの保護を図って収納でき るとともに、製造が容易となって、個人的なニーズにも容易に対応できるポケッ ト付台紙を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る第1番目のポケット付台紙は、カードより若干大きな略長方形形 状のポリプロピレンフィルムが、カードを収納可能な長方形形状の非圧着部分を 残して、紙製のベースに対して周縁全周を圧着され、 前記非圧着部分に、カード挿入用の切れ目が形成され、 該切れ目が、前記非圧着部分の長方形形状における一方の短辺側の近傍で、該 短辺と平行に形成されている構成よりなる。
【0010】 本考案に係る第2番目のポケット付台紙は、カードより若干大きな略長方形形 状のポリプロピレンフィルムが、カードを収納可能な略長方形形状の非圧着部分 を残して、紙製のベースに対して周縁全周を圧着され、 前記非圧着部分に、カード挿入用の切れ目が形成され、 該切れ目が、前記非圧着部分の略長方形形状における一方の短辺側で、前記圧 着部分との境界位置に形成されるとともに、中間位置で前記非圧着部分の中央側 へ湾曲して形成されている構成よりなる。
【0011】
【考案の作用・効果】
本考案に係る第1番目のポケット付台紙では、ポリプロピレンフィルムの切れ 目からカードをフィルムの非圧着部分に挿入すれば、カードを収納することがで きる。その際、カードは、ポリプロピレンフィルムとベースとで上下面を覆われ ることとなるため、カードの印刷面が保護される。
【0012】 また、このポケット付台紙では、カードを覆うフィルムが周縁全周をベースに 圧着されるため、カードの出し入れを頻繁に行なっても、切れ目近傍のフィルム の圧着部分が剥れ難くなり、耐久性が良好となる。
【0013】 さらに、このポケット付台紙では、カードを挿入させる切れ目が、ベースに圧 着されるポリプロピレンフィルム側に形成されているため、例えば、フィルムを ベースに対して圧着させる際、その圧着治具に、フィルムの周縁全周をカットす るカッタ部と、切れ目を形成するカッタ部とを設ければ、一度の押圧操作で、ベ ースに対するフィルムの圧着と、フィルムの切れ目処理や周縁処理を行なえるこ とから、製造が極めて簡略化できる。
【0014】 さらにまた、このポケット付台紙では、ベースに圧着されるフィルムの大きさ が、カードより若干大きな形状のものであり、その周縁全周をベースに圧着させ るだけであるため、ベースの大きさが変更されたり、ベースにフィルムを圧着さ せる位置が変更されても支障無く対応することができ、個人的なニーズに容易に 対処することができる。
【0015】 したがって、本考案に係る第1番目のポケット付台紙では、カードの保護を図 って収納できるとともに、製造が容易となって、個人的なニーズにも容易に対応 することができる。
【0016】 本考案に係る第2番目のポケット付台紙では、上記第1番目のポケット付台紙 の作用・効果に加えて、フィルムに形成する切れ目が、圧着部分との境界位置に 形成されるとともに、中間位置で非圧着部分の中央側へ湾曲して形成されている ことから、つぎの作用・効果を奏する。
【0017】 すなわち、カードの挿入時、カードのコーナ部を切れ目の湾曲部に当てて、切 れ目の開口面積を容易に広くすることができることから、容易にカードを収納す ることができる。さらに、切れ目の湾曲部は、圧着部分の境界位置に形成されて いるため、圧着部分から非圧着部分が浮き上がり易く、カードのコーナ部を切れ 目の湾曲部に当てる作業が行ない易くなって、一層、カードの挿入を容易にさせ ることができる。勿論、収納後のカードの取出時においても、湾曲部によって、 カードの露出面積が広くなるため、指をカードに掛け易く、カードの取出しも容 易となる。
【0018】 さらにまた、切れ目の湾曲部は、フィルムの圧着部分の境界位置に形成される ものであり、圧着部分としては、この位置で湾曲して広い面積となるため、フィ ルムのベースに対する圧着面積が広くなり、ベースからフィルムを剥れ難くする ことに寄与できる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0020】 第1実施例のポケット付台紙11は、図5・6に示すように、紙製のベース1 2と、ポリプロピレンフィルム13と、から構成されている。
【0021】 そして、フィルム13は、カードCより若干大きな略長方形形状とし、カード Cを収納可能な長方形形状の非圧着部分14を残して、ベース12に対して周縁 全周を圧着されている。さらに、フィルム13の非圧着部分14には、カードC の挿入用の切れ目15が形成され、切れ目15が、非圧着部分14の長方形形状 における一方の短辺側の近傍で、短辺と平行に形成されている。
【0022】 この台紙11の製造は、ポリプロピレンフィルム13の圧着部分16を形成可 能な圧着治具を備えたシール機を使用し、圧着治具は、フィルム13の周縁全周 をトリミングするカッタ部と、切れ目15を形成可能なカッタ部と、を備えてい る。そして、このシール機のセット台にベース12を配置させ、ベース12の上 面の所定位置に、カードCより若干大きな長方形形状のポリプロピレンフィルム の素材P(図6参照)を載置させ、圧着治具をフィルム素材Pに圧着させれば、 フィルム素材Pの周縁のカットと切れ目15のカットとともに、圧着部分16を 介して、フィルム13が所定形状にベース12に圧着され、台紙11を製造する ことができる。
【0023】 第1実施例の台紙11では、フィルム13の切れ目15からカードCをフィル ム13の非圧着部分14に挿入すれば、カードCを収納することができる。その 際、カードCは、フィルム13とベース12とで上下面を覆われることとなるた め、カードCの印刷面が保護される。
【0024】 また、このポケット付台紙11では、カードCを覆うフィルム13が周縁全周 をベース12に圧着されるため、カードCの出し入れを頻繁に行なっても、切れ 目15近傍のフィルム13の圧着部分16が剥れ難くなり、耐久性が良好となる 。ちなみに、図4に示すような、フィルム13の周縁における三方だけをベース 12に圧着させたポケット付台紙18では、カードCの出し入れを頻繁に行なう と、フィルム13の解放端側の角部13a付近が剥れてしまう。
【0025】 さらに、このポケット付台紙11では、カードCを挿入させる切れ目15が、 ベース12に圧着されるフィルム13側に形成されているため、例えば、フィル ム13をベース12に対して圧着させる際、その圧着治具に、フィルム13の周 縁全周をカットするカッタ部と、切れ目を形成するカッタ部とを設ければ、一度 の押圧操作で、ベース12に対するフィルム13の圧着と、フィルム13の切れ 目処理や周縁処理を行なえることから、製造が極めて簡略化できる。
【0026】 さらにまた、このポケット付台紙11では、ベース12に圧着されるフィルム 13の大きさが、カードCより若干大きな形状のものであり、その周縁全周をベ ース12に圧着させるだけであるため、ベース12の大きさが変更されたり、ベ ース12にフィルム13を圧着させる位置が変更されても容易に対処することが でき、個人的なニーズに容易に対処することができる。
【0027】 第2実施例のポケット付台紙21は、図7・8に示すように、第1実施例と同 様な紙製のベース22と、ポリプロピレンフィルム23と、から構成されている が、フィルム23の非圧着部分24におけるカードCの挿入用の切れ目25が、 非圧着部分24の略長方形形状における一方の短辺側で、フィルム23の周縁全 周の圧着部分27との境界位置に形成されるとともに、中間位置で非圧着部分2 4の中央側へ湾曲して形成されているものである。
【0028】 この台紙21の製造は、台紙11の製造と同様に、フィルム23の圧着部分2 7を形成可能な圧着治具を備えたシール機を使用し、圧着治具は、フィルム23 の周縁全周をトリミングするカッタ部と、切れ目25を形成可能なカッタ部と、 を備えている。そして、このシール機のセット台にベース22を配置させ、ベー ス22の上面の所定位置に、カードCより若干大きな長方形形状のポリプロピレ ンフィルムの素材P(図8参照)を載置させ、圧着治具をフィルム23に圧着さ せれば、フィルム23の周縁のカットと切れ目25のカットとともに、圧着部分 27を介して、フィルム23が所定形状にベース22に圧着され、台紙21を製 造することができる。
【0029】 この第2実施例の台紙21では、第1番目のポケット付台紙の作用・効果に加 えて、フィルム23に形成する切れ目25が、圧着部分27との境界位置に形成 されるとともに、中間位置で非圧着部分24の中央側へ湾曲して形成されている ことから、つぎの作用・効果を奏する。
【0030】 すなわち、カードCの挿入時、カードCのコーナ部を切れ目25の湾曲部26 に当てて、切れ目25の開口面積を容易に広くすることができることから、容易 にカードCを収納することができる。さらに、切れ目25の湾曲部26は、圧着 部分27の境界位置に形成されているため、圧着部分27から非圧着部分24が 浮き上がり易く、カードCのコーナ部を切れ目25の湾曲部26に当てる作業が 行ない易くなって、一層、カードCの挿入を容易にさせることができる。そして 勿論、収納後のカードCの取出時においても、湾曲部26によって、カードCの 露出面積が広くなるため、指をカードCに掛け易く、カードCの取出しも容易と なる。
【0031】 さらにまた、切れ目25の湾曲部26は、フィルム23の圧着部分27の境界 位置に形成されるものであり、圧着部分27としては、この位置で湾曲して広い 面積となるため、フィルム23のベース22に対する圧着面積が広くなり、ベー ス22からフィルム23を剥れ難くすることに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のポケット付台紙を示す斜視図である。
【図2】従来の他のポケット付台紙を示す斜視図であ
る。
【図3】図2に示す台紙の分解斜視図である。
【図4】比較例を示すポケット付台紙の斜視図である。
【図5】本考案の第1実施例のポケット付台紙を示す斜
視図である。
【図6】同実施例の分解斜視図である。
【図7】第2実施例のポケット付台紙を示す斜視図であ
る。
【図8】同実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1・11・18・21…ポケット付台紙、 2・12・22…ベース、 7・15・25…切れ目、 8・13・23…ポリプロピレンフィルム、 9・14・24…非圧着部分、 10・16・27…圧着部分、 26…湾曲部、 C…カード。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリペイドカードより若干大きな略長方
    形形状のポリプロピレンフィルムが、プリペイドカード
    を収納可能な長方形形状の非圧着部分を残して、紙製の
    ベースに対して周縁全周を圧着され、 前記非圧着部分に、カード挿入用の切れ目が形成され、 該切れ目が、前記非圧着部分の長方形形状における一方
    の短辺側の近傍で、該短辺と平行に形成されている構成
    よりなるポケット付台紙。
  2. 【請求項2】 プリペイドカードより若干大きな略長方
    形形状のポリプロピレンフィルムが、プリペイドカード
    を収納可能な略長方形形状の非圧着部分を残して、紙製
    のベースに対して周縁全周を圧着され、 前記非圧着部分に、カード挿入用の切れ目が形成され、 該切れ目が、前記非圧着部分の略長方形形状における一
    方の短辺側で、前記圧着部分との境界位置に形成される
    とともに、中間位置で前記非圧着部分の中央側へ湾曲し
    て形成されている構成よりなるポケット付台紙。
JP1994003725U 1994-04-12 1994-04-12 ポケット付台紙 Expired - Lifetime JP3003018U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003725U JP3003018U (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ポケット付台紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003725U JP3003018U (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ポケット付台紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3003018U true JP3003018U (ja) 1994-10-11

Family

ID=43138974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003725U Expired - Lifetime JP3003018U (ja) 1994-04-12 1994-04-12 ポケット付台紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3003018U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3530432B2 (ja) 1999-10-26 2004-05-24 天田印刷加工株式会社 ポケット付きゲーム用カードとその製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3530432B2 (ja) 1999-10-26 2004-05-24 天田印刷加工株式会社 ポケット付きゲーム用カードとその製法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5074067A (en) Mat structure and method of matting a picture
AU2004252132B2 (en) Metal die cutting apparatus and method of forming same
JP3003018U (ja) ポケット付台紙
WO2015159452A1 (ja) ディスプレイ用保護フィルム
JPS6456904U (ja)
JP3300272B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙の製造方法
JPH0140870Y2 (ja)
JPH11171243A (ja) 包装容器
JPS63272656A (ja) ラップフィルムの収納ケース
JPH0554350U (ja) 錠剤等の被包シート
CN209535772U (zh) 一种微针贴片包装盒
JPH0725174Y2 (ja) ペーパーカッター
JP4592930B2 (ja) 板状枠体付きicキャリア
JP3015693U (ja) Cdの書籍綴じ込みケース
JPH0420618Y2 (ja)
JPH0718367Y2 (ja) ヘアーダスト捕そく具
JP4614514B2 (ja) 押し花保管袋
JPH0751345Y2 (ja) カード入れ
JP2928443B2 (ja) 収納容器用蓋
KR200356091Y1 (ko) 모서리 장식구
JPS6014673Y2 (ja)
JP2022094885A (ja) 物品収容具の製造方法
JPS63566Y2 (ja)
JPS5845490Y2 (ja) ブラシ保持装置
JPS6235389Y2 (ja)