JP3002869U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP3002869U
JP3002869U JP1994003552U JP355294U JP3002869U JP 3002869 U JP3002869 U JP 3002869U JP 1994003552 U JP1994003552 U JP 1994003552U JP 355294 U JP355294 U JP 355294U JP 3002869 U JP3002869 U JP 3002869U
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JP
Japan
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light emitting
light
switch
push button
optical axis
Prior art date
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JP1994003552U
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English (en)
Inventor
慎一 本田
勝歳 西村
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Fujisoku Corp
Original Assignee
Fujisoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、スイッチケース内にスイ
ッチの設定状態を表示する発光素子を設けた場合におい
てもスイッチの誤動作を防止することが可能なスイッチ
装置を提供することである。 【構成】 発光ダイオード17はスイッチのオン状態を
表示する。発光ダイオード17の近傍には、フォト・イ
ンターラプタ18が配置される。このフォト・インター
ラプタ18は発光素子18aと受光素子18bとを結ぶ
光軸に沿った位置に発光ダイオード17が位置するよう
配置され、ギャップ18cの端部18d、18eが発光
ダイオード17と対向しないように配置されている。し
たがって、発光ダイオード17が点灯された場合におい
ても、発光ダイオード17から発生される光が受光素子
18bに入射しないため、スイッチの誤動作を防止でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば光を用いた無接点のスイッチ装置に係わり、特に、スイッ チの設定状態を光で表示する所謂自照式スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、光を用いた無接点のスイッチが種々開発されている。この種のスイッチ の一つとして、スイッチケース内にフォト・インターラプタあるいはフォト・カ プラを内蔵したスイッチがある。このスイッチはスイッチケースに出入自在に設 けられた押釦と、スイッチケース内に設けられたフォト・インターラプタ、及び 前記押釦の操作に連動し、前記フォト・インターラプタを構成する発光素子と受 光素子の相互間に挿抜される遮光部材を有し、前記受光素子から出力される信号 の変化によってスイッチのオン、オフ状態を設定する構成とされている。
【0003】 上記構成のスイッチは無接点であるため、チャタリングやアークが発生しない 。したがって、長寿命、高信頼性を要求される電子回路や、引火性の強い雰囲気 が接触する可能性のある場所において使用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種のスイッチはスイッチの設定状態が分かりずらいため、スイ ッチの設定状態を光で表示することが可能な自照式の無接点スイッチの開発が望 まれている。しかし、自照式とする場合、スイッチケース内にスイッチの設定状 態を表示する発光素子を配設する必要があるため、この発光素子から発生される 光によってフォト・インターラプタが誤動作し、ひいてはスイッチが誤動作する 可能性を有している。
【0005】 この考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、スイッチケース内にスイッチの設定状態を表示する発光素子を設けた 場合においてもスイッチの誤動作を防止することが可能なスイッチ装置を提供し ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のスイッチ装置は、スイッチケースと、このスイッチケースに出入自 在に設けられた透光性の押釦と、前記スイッチケース内に設けられ、互いに正対 された一対の発光素子及び受光素子がパッケージ内に収容され、このパッケージ は前記発光素子と受光素子の相互間に発光素子と受光素子とを結ぶ光軸に直交し たギャップを有し、前記光軸の遮断及び接続によって前記押釦の操作状態を検出 する検出手段と、前記押釦に設けられ、押釦の操作に応じて前記検出手段のギャ ップ内を移動し、前記光軸を遮断する遮光部材と、前記スイッチケース内に前記 押釦と対向した位置で、前記検出手段の光軸の延長線に沿った位置に配置され、 前記検出手段の検出出力に応じてスイッチのオンまたはオフ状態を表示する発光 手段とを具備している。 前記遮光部材は前記押釦に着脱自在に取着され、前記押釦が押下された場合、 前記光軸が貫通する透孔を有している。
【0007】
【作用】
この考案において、検出手段は、押釦の操作に応じて移動される遮光部材が、 ギャップ内を移動し、発光素子と受光素子とを結ぶ光軸を遮断したり、接続する 状態を検出することにより、押釦の操作状態を検出する。発光手段は検出手段の 検出出力に応じて点灯され、スイッチのオン状態またはオフ状態を表示する。こ の発光手段は、スイッチケース内に押釦と対向した位置で、検出手段の光軸の延 長線に沿った位置に配置されている。したがって、発光手段が点灯した場合にお いても、発光手段から発生された光が検出手段のギャップ内に入射しないため、 押釦の操作に応じて遮光部材がギャップに侵入された場合、遮光部材よって受光 素子に対する入射光を確実に遮断でき、スイッチの誤動作を防止できる。
【0008】
【実施例】 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。 図1、図2において、基板11にはボックス12が取着され、これら基板11 とボックス12によってスイッチケース10が構成される。前記ボックス12の 内部にはガイド部材13が移動自在に設けられ、このガイド部材13にはキャッ プ14が嵌合される。これらガイド部材13及びキャップ14は押釦15を構成 し、共に透光性樹脂によって形成されている。前記ガイド部材13と基板11の 相互間には複数のコイルばね16が配設され、ガイド部材13及びキャップ14 はこれらコイルばね16によって基板11から離間する方向に付勢されている。 前記ガイド部材13には開口部13aが設けられ、この開口部13a内には傾斜 した反射部13bが設けられている。この反射部13bの中央部には図2に示す ようなスリーブ13cが設けられている。
【0009】 前記ボックス12内における基板11のほぼ中央部には、スイッチの設定状態 を示す例えば発光ダイオード17が設けられ、この発光ダイオード17は前記ガ イド部材13のスリーブ13c内に位置されている。発光ダイオード17から発 生された光は前記開口部13aを介してキャップ14を照光するとともに、スリ ーブ13cの内部を通ってガイド部材13自体を照光する。
【0010】 前記発光ダイオード17の近傍に位置する基板11上には、例えばフォト・イ ンターラプタ18が配置されている。このフォト・インターラプタ18は図3に 示すように発光素子18aと、これに正対された受光素子18bと、これら発光 素子18aと受光素子18bを収容するパッケージ18fによって構成され、発 光素子18aと受光素子18bの相互間に位置するパッケージ18fには、これ ら発光素子18aと受光素子18bとを結ぶ光軸LAと直交してギャップ18c が設けられている。このフォト・インターラプタ18と前記発光ダイオード17 との位置関係は、前記光軸LAの延長線に沿った位置に前記発光ダイオード17 が位置するようになされ、ギャップ18cの端部18d、18eが発光ダイオー ド17と対向しないようになされている。したがって、発光ダイオード17が点 灯された場合においても、発光ダイオード17から発生された光がギャップ18 c内及び受光素子18bに入射しないようになっている。
【0011】 フォト・インターラプタ18の前記ギャップ18cには遮光部材19が挿抜可 能とされている。この遮光部材19は例えば遮光性樹脂によって構成されており 、前記ガイド部材13に設けられた溝部13dに圧入されている。前記発光ダイ オード17及びフォト・インターラプタ18はこのスイッチが例えば電子機器に 装着された状態において、図示せぬ電子回路に接続される。
【0012】 上記構成において、押釦15は図2に示すように、ばね16によってボックス 12から突出されている。この時、遮光部材19はフォト・インターラプタ18 のギャップ18cの上方に位置され、発光素子18aは点灯されている。したが って、受光素子18bは発光素子18aから発生される光を受け、受光量に応じ た信号を出力している。この状態は例えばスイッチのオフ状態とされ、発光ダイ オード17は消灯状態とされる。
【0013】 一方、上記状態において、ばね16の付勢力に抗して押釦15を押下すると、 遮光部材19はフォト・インターラプタ18のギャップ18c内に侵入するため 、受光素子18bと発光素子18aとの光軸LAが遮断され、受光素子18bの 出力信号が停止される。この状態は例えばスイッチのオン状態とされ、発光ダイ オード17が点灯される。この状態は図示せぬ電子回路によって記憶され、押釦 15の操作を解除した後も保持される。この後、再び押釦15を押下し、遮光部 材19によってフォト・インターラプタ18の受光素子18bと発光素子18a との光軸LAを遮断すると図示せぬ電子回路によってスイッチがオフ状態とされ 、発光ダイオード17が消灯される。
【0014】 この例ではスイッチがオンの場合発光ダイオード17を点灯し、オフの場合発 光ダイオード17を消灯したが、発光ダイオード17の点灯、消灯を前記とは逆 の関係としてもよい。
【0015】 上記実施例によれば、フォト・インターラプタ18の発光素子18aと受光素 子18bとを結ぶ光軸の延長線に沿った位置に発光ダイオード17を配置し、ギ ャップ18cの端部18d、18eが発光ダイオード17と対向しないようにし ている。したがって、発光ダイオード17が点灯した場合においても、発光ダイ オード17から発生された光がギャップ18cに入射しないため、遮光部材19 によって受光素子18bに対する入射光を確実に遮断でき、スイッチの誤動作を 防止できる。
【0016】 また、フォト・インターラプタ18と発光ダイオード17との位置関係を上記 のように設定しているため、フォト・インターラプタ18と発光ダイオード17 との相互間に別途遮光用の壁等を設けたり、ガイド部材13のスリーブを遮光性 樹脂によって形成する必要がない。したがって、遮光用の壁等を設ける場合に比 べてスイッチの大型化を防止でき、しかも、ガイド部材13全体を透孔性樹脂に よって構成することができるため、発光ダイオード17から発生した光をガイド 部材13全体に導くことができ、ガイド部材13及びキャップ14を高輝度で光 らせることができる。
【0017】 上記実施例は、通常状態において、遮光部材19が受光素子18bと発光素子 18aとの光軸から出ており、押釦を押下した場合、光軸を遮断するようにした が、これに限定されるものではない。図4は遮光部材の他の実施例を示すもので ある。この遮光部材20は透孔20aを有している。この遮光部材20は前述し たようにガイド部材13の溝部13dに圧入して保持される。
【0018】 この実施例によれば、遮光部材20は通常状態において、その先端部によって 受光素子18bと発光素子18aとの光軸を遮断し、押釦を押下した場合、透孔 20aが光軸に挿入され、受光素子18bと発光素子18aとの光軸を接続する スイッチを構成できる。
【0019】 前記遮光部材19、20はガイド部材13の溝部13dに圧入して保持されて いるため、遮光部材を交換することにより、同一の製造ラインによって仕様の異 なるスイッチを製造することができる。 尚、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変えない 範囲において、種々変形可能なことは勿論である。
【0020】
【考案の効果】
以上、詳述したようにこの考案によれば、スイッチケース内にスイッチの設定 状態を表示する発光素子を設けた場合においてもスイッチの誤動作を防止するこ とが可能なスイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】図1の要部を取り出して示す上面図。
【図4】遮光部材の他の実施例を示す一部切除した側面
図。
【符号の説明】
10…スイッチケース、15…押釦、17…発光ダイオ
ード、18…フォト・インターラプタ、18a…発光素
子、18b…受光素子、18c…ギャップ、18…fパ
ッケージ、19、20…遮光部材、20a…透孔、LA
…光軸。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケースと、 このスイッチケースに出入自在に設けられた透光性の押
    釦と、 前記スイッチケース内に設けられ、互いに正対された一
    対の発光素子及び受光素子がパッケージ内に収容され、
    このパッケージは前記発光素子と受光素子の相互間に発
    光素子と受光素子とを結ぶ光軸に直交したギャップを有
    し、前記光軸の遮断及び接続によって前記押釦の操作状
    態を検出する検出手段と、 前記押釦に設けられ、押釦の操作に応じて前記検出手段
    のギャップ内を移動し、前記光軸を遮断する遮光部材
    と、 前記スイッチケース内に前記押釦と対向した位置で、前
    記検出手段の光軸の延長線に沿った位置に配置され、前
    記検出手段の検出出力に応じてスイッチのオンまたはオ
    フ状態を表示する発光手段とを具備したことを特徴とす
    るスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光部材は前記押釦に着脱自在に取
    着され、前記押釦が押下された場合、前記光軸が貫通す
    る透孔を有したことを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チ装置。
JP1994003552U 1994-04-08 1994-04-08 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP3002869U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189022A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014107024A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Sanwa Denshi Kk 照光式押しボタンスイッチ装置
JP2014217444A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 京楽産業.株式会社 遊技機

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