JP2014107024A - 照光式押しボタンスイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力で耐久性を有し、キャップ部全体を均一に発光させることのできる照光式押しボタンスイッチ装置を提供する。
【解決手段】長筒状のスイッチケース11と、スイッチケース11の底部に設けた回路基板17と、スイッチケース11内にキャップ部12と光拡散レンズ13を有する光透過性材料で構成された筒状の操作押しボタン部材10と、回路基板17の略中央部に搭載された照光部材19と、照光部材19の横に配置された発光素子181と受光素子182を備えるフォトセンサ18と、押しボタン部材10に取り付けられ発光素子・受光素子の間の光路185を遮光するように変位するシャッター部材15と、備えるものにおいて、シャッター部材15を、光不透過性材質にし、押しボタン部材10とは別体に設けその下部側に装着されるリング状の取付部152と、取付部152に照光部材19の上面側を遮らないように設けた遮光片151とで構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、とくに各種ゲーム機などの電気・電子機器に用いて好適なそれ自身が発光する照光式押しボタンスイッチ装置に関するものである。
例えばテレビゲーム機、メダルゲーム機、プライズマシン、クレーンゲーム機、音楽系ゲーム機、子供向けゲーム機などの各種ゲーム機等の電気・電子機器には、ディスプレイ装置等の表示装置と共に入力装置として照光式押しボタンスイッチ装置が取り付けられている。
この種の照光式押しボタンスイッチ装置は、消費電力や故障が少なく耐久性を持っており、その上照光部材が点灯した際に、押しボタン部材に取り付けたところの外部へ光を放射するキャップ部が輝度ムラを生じさせることなく均一に光るようにすることが、見た目にもきれいであることから、客先から要求されている。
従来、この種の照光式押しボタンスイッチ装置は種々のものがあるが、スイッチケースの中に回路基板を設け、この回路基板上に照光部材として発光ダイオード(LED)チップを搭載させ、さらに、電気・電子機器の電子回路のON、OFFを行うフォトセンサを回路基板上に搭載させたものとして、下記特許文献1と2に記載されたものが公知である。
上記特許文献1に記載の、本発明の対象である照光式押しボタンスイッチ装置に相当する遊技機のスイッチ装置は、本発明のスイッチケースに相当する筒状の枠体に対し上下方向へ付勢されて本発明の押しボタン部材に相当する同じく筒状で光不透過性材料で構成された押しボタン部材が一方向へ付勢されて上下方向に摺動可能に取り付けられると共に、枠体の底部に回路基板が取り付けられ、この回路基板の一端部側に偏奇させて発光ダイオードが搭載され、他端部側に偏奇させてフォトセンサが搭載されているものが記載されており、シャッター板は押しボタン部材から一体に垂下形成されている。
上記特許文献2には、本発明のスイッチケースに相当する筒状の枠体に対し、上下方向へ付勢されて本発明の押しボタン部材に相当する同じく筒状で光不透過性材料で構成された押しボタン本体が上下方向に摺動可能に取り付けられると共に、枠体の底部に回路基板が取り付けられ、この回路基板上にハウジング部が立設され、このハウジング部の頂部に本発明のキャップ部に相当する操作部材の先端に近接して発光ダイオードが取り付けたものが記載されている。
特開2006-107962号公報 特開2005-118403号公報
上記従来技術の特許文献1に記載されたものは、押しボタン部材が光不透過性材質のものであるため、基板上の一端部側に偏奇させて搭載させた発光ダイオードから発した光が押しボタン部材に当たり、この押しボタン部材やフォトセンサの影がキャップ部に投影されてしまい、押ボタン部材先端のキャップ部の部分を均一に光らせることができないという問題があった。
また、上記従来技術の特許文献2に記載されたものは、発光ダイオードが回路基板から立ち上げたハウジング部の頂部に取り付けてあるので、操作部材の本発明のキャップ部に相当する先端部分に輝度ムラが生じ操作部材を均一に光らせることができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記した客先の要求と、従来技術の上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、低消費電力で故障が少なく耐久性を有し、キャップ部全体を均一に発光させることのできる照光式押しボタンスイッチ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、長筒状のスイッチケースと、前記スイッチケースの底部に設けた回路基板と、前記スイッチケース内において上下方向へ所定の範囲で摺動付勢されて設けられたところの先端にキャップ部と光を拡散させる光拡散レンズを有する光透過性材料で構成された筒状の操作押しボタン部材と、前記回路基板の略中央部で前記押しボタン部材の軸心方向に位置して当該回路基板に搭載された照光部材と、前記回路基板の前記照光部材の横に所定距離を離して配置されている発光素子と受光素子を備えるフォトセンサと、前記押しボタン部材に取り付けられ当該押しボタン部材の動作に伴い前記フォトセンサの発光素子と受光素子の間の光路を遮光するように変位するシャッター部材と、備える照光式押しボタンスイッチ装置において、前記シャッター部材は、光不透過性材質のもので、前記押しボタン部材とは別体に設けられその下部側に装着されるリング状の取付部と、この取付部に前記照光部材の上面側を遮らないように設けられた遮光片とで構成したことを特徴とする。
その際に本発明は、前記スイッチケースに、複数の段部を上側から下側に至るほど拡径させて設けた取付係止片が弾性を付与されて揺動可能に設けたことを特徴とする。
本発明はさらに、前記筒状の押しボタン部材の内部は上方に至るほど内径が広くなるように構成されていることを特徴とする。
本発明はさらに、前記フォトセンサが、前記回路基板に設けられていて、発光素子・受光素子を対向配置した状態で各素子の下部を結合して一体に形成した正面視略凹字形で構成したことを特徴とする。
そして本発明は 前記照光部材を、発光ダイオードとするものである。
本発明は上記のように構成したので、以下のような特有の効果を奏する。
本発明の照光式押しボタンスイッチ装置では、長筒状のスイッチケースの底部に回路基板を設け、このスイッチケースに先端側にキャップ部を取り付けスイッチケースに上下方向へ摺動付勢させて光透過性の材料で作った筒状の押しボタン部材を取り付け、回路基板上の中央部で、押しボタン部材の軸方向中心部に位置するように例えば発光ダイオードから成る照光部材を搭載させ、回路基板上へ取り付けたフォトセンサに対するシャッター部材を押しボタン部材とは別部材当該押しボタン部材に取り付けられる中空の環状の取付部とこの取付部に前記照光部材の上部側を遮らないように設けた遮光板で構成したことで、発光ダイオード(LED)等の照光部材を発光させた際、キャップ部に照光部材の部分だけ強く発光して輝点として残り発光斑ができてしまったり、シャッター部材の取付部と遮光片の影ができてしまったりしてしまうことを解消させて、キャップ部全体を均一に光らせることのできる照光式押しボタンスイッチ装置を提供することができる。
また、照光部材に発光ダイオード(LED)を用い、スイッチにフォトセンサを用いたので、照光部材にランプを用いたり、スイッチに機械式のマイクロスイッチを用いたりするものよりは、低消費電力で故障が少なく耐久性の向上を図ることができるものである。
本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の右側面の外観を示す図であり、(a)は上から見た平面図、(b)は右側面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の構成を、正面から示す分解斜視図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の構成を、右側面から示す分解斜視図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の断面を示す図であり、(a)は正面方向からの断面図、(b)は右側面方向からの断面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の構成を示す図であり、(a)はその底面図、(b)は回路基板を外して見た底面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置のキャップ部の断面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の押しボタン部材の一部断面底面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の光拡散レンズを示し、(a)はその底面図、(b)はその断面図である。 本発明の照光式押しボタンスイッチ装置に用いるフォトセンサの動作を説明する説明図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。尚、所謂当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
本発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の外観を示す図であり、(a)が上から見た平面図、(b)は右側面図である。
本発明の照光式押しボタンスイッチ装置1は、図1に示すごとき外観構成を有し、例えばゲーム機として代表的な業務用のテレビゲーム機において、操作盤上に設置されている。但し、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置1は、テレビゲーム機に用いることに限定されない。照光部材ON・OFFさせる照光式押しボタンスイッチ装置1を用いる電気・電子機器の全てに用いることができる。
図2は、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の構成を、正面から見た分解斜視図である。図3は、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置の構成を、右側面から見た分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、照光式押しボタンスイッチ装置1の構成は、例えば業務用のテレビゲーム機の操作盤2に固定されるスイッチケース11と、後述する電子回路184のON・OFFのために操作時に可動させる押しボタン部材10と、この押しボタン部材10の操作によるON・OFFを検知するフォトセンサ18及び押しボタン部材10の先端に取り付けたキャップ部12全体を発光させる照光部材19とを搭載する回路基板17、フォトセンサ18の光路185を遮断・導通させるシャッター部材15等で構成される。
図4は、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置1の断面を示す図であり、(a)が正面方向からの断面図、(b)は右側面方向からの断面図である。
図2、図3、図4及び図5に示すように、スイッチケース11は例えばPC(ポリカーボネイト)製の合成樹脂の成形品で、その構成は胴部111と鍔部112とから成り、鍔部112は、胴部111の上端部に設けられ、胴部111を図4(b)に示した電気・電子機器の操作盤2(テレビゲーム機にあってはその操作盤)の取付孔2aに取り付けたとき当該鍔部112から上側が、操作盤2の表面に突出するように構成している。また、胴部111は、外形形状が細長い筒状であり、下面視すると(下方から底面を上方向に視ると)、円筒状に形成されると共に、その胴部111の側部の対向位置に180度間隔で角孔形状の係止孔113,113が設けられている。さらに、鍔部112の下側で胴部111の外周にはリブ部111aが設けられている。
尚、本願明細書と特許請求の範囲で長筒状と記載しているのは、一般に直径の寸法よりも軸方向の長さ寸法の方が長いものを指すが、このものに限定されず、これには照光部材19とキャップ部12の間が所定寸法以上に離れている構成のものを含んでいる。
さらに、胴部111の側部には、係止孔113,113に対して90度ずつ変位させて取付係止片114,114が設けられており、この取付係止片114,114は、外側に複数の段部114aが上側から下側に至るほど拡径させて設けられ、弾性を付与されて胴部111の半径方向へ揺動可能に設けられている。この取付係止片114,114は、後述するように、スイッチケース11を図4(b)に示したように、電気・電子機器などの操作盤2に設けた取付孔2aへワンタッチで取り付けることができるようにしたもので、複数の段部114aが拡径されて設けられているのは、取付孔2aの部分の板厚にバラつきがあっても対応できるようにするためのものである。尚、このスイッチケース11の外周に雄ネジ部を設けナットを用いて操作盤2の取付孔2aへ取り付けるようにすることは任意である。また、スイッチケース11は、実施例の円筒形状をはじめとして、四角柱形、楕円柱形、偏平柱形などを含み、その形状に限定はなく操作盤2などへ取り付け可能に形成されていればよい。
次に、押しボタン部材10は、図2〜図4及び図6〜図8に示したように、手指で押圧操作するためのキャップ部12、光を拡散させる光拡散レンズ13、及びプランジャー14を備えており、キャップ部12、光拡散レンズ13などは、例えばPCなどの光透過性材質の合成樹脂製の成形品であり、プランジャー14は、POM(ポリアセタール)などの衝撃に強い原則として光透過性材質の合成樹脂製の成形品である。
プランジャー14は、外殻部141と内殻部142を同心状に配し、上部で接続させてなるもので、外殻部141と内殻部142の間には同心状にスプリング収容部146が設けられている。さらに、外殻部141の側部には180度間隔で上記したスイッチケース11に設けられた係止孔113,113に上下動可能に嵌め込まれ、係止される係止突起147,147が設けられている。さらに、内殻部142はプランジャー14の上下方向を貫通する貫通孔を有しており、内側には下部から上部に至るほど径の大きくなる小径部143と大径部144が傾斜部145を介して連接されると共に、下部には後述するシャッター部材15を取り付ける複数の取付脚部148,148が長溝149,149で仕切られることによって弾性を付与されて垂下されており、取付脚部148,148には、係合孔150,150が設けられている。
さらに、指示記号15で示したものは、シャッター部材であり、このシャッター部材15は、光不透過性の、例えばPCなどの合成樹脂の成形品であり、中空環状を呈した取付部152と、この取付部152の一側部から下方に前記照光部材の上面側を遮らないように垂下された遮光片151とで構成されている。このシャッター部材15の取付部152には係止突起153,153が設けられており、その取付部152をプランジャー14の取付脚部148,148内へ圧入させ、その係止突起153,153を係合孔150,150へ係合させ、さらに遮光片151の一部を取付脚部148,148の一つに設けた係合溝148aへ挿入係合させることで、プランジャー14に対する衝撃に対しても脱落することがないようにしっかりと取付脚部148,148に取り付けられている。このように、シャッター部材15の取付部152を中空の環状にして別体式にした上で、筒状を呈したプランジャー14の下端部側の取付脚部148,148間に取り付けたことは、照光部材19を発光させた際、その光線は何物にも遮られることなく、光拡散レンズ13を透過してキャップ部12より、外部へ拡散放射される。そして、その際にプランジャー14やシャッター部材15が影となって、キャップ部12を均一に光らせることができないという問題を解決したものである。
また、プランジャー14の外殻部141と内殻部142の間に設けられたスプリング収容部146には、圧縮コイルスプリングからなる弾性手段16が内殻部142に環巻きされつつ設けられ、スイッチケース11の取付台部115とプランジャー14のスプリング収容部146に設けた受圧部146a間に弾設されている。
尚、プランジャー14には、その上端部にキャップ部12が光拡散レンズ13を介して嵌め込まれており、キャップ部12を光拡散レンズ13を介してプランジャー14に嵌め込んで押しボタン部材10を一体として組み立てる。このキャップ部12のプランジャー14に対する嵌め込みは、プランジャー14の上端部にフランジ部14aを設け、キャップ部12の内側に設けたリング状の膨出部12aが互いに係合する構成である。さらに、フランジ部14aの部分には上端部に90度間隔で嵌合凹部14bが設けられている。
光拡散レンズ13は、例えばPCなどの合成樹脂成型品であり、とくに図8(a)に示したように、その下面側には小径に構成した凸部13aが設けられると共に、この凸部13aに続いてその外側の縁部の下面には90度間隔で上記嵌合凹部14bにはめ込まれる嵌合凸部13bが設けられており、使用中に光拡散レンズ13が衝撃で移動したりしないように構成されている。この光拡散レンズ13は側面から見ると、とくに図8(b)に示したように、凸レンズ形状を呈している。この光拡散レンズ13を用いることにより、照光式押しボタンスイッチ装置1の上方にあるキャップ部12から放射される光が、拡散して光の強度を均一にすることができる。このため、均一な照光性および高輝度性を出しやすくなる。これで、照光式押しボタンスイッチ装置1における出射光を明るく見せることができ、さらに押しボタンの輝度ムラを低減することができる。
指示記号17で示したものは回路基板であり、この回路基板17は両側部に180度間隔で取付用長溝171,171が設けられ、スイッチケース11の下部にその内側へ突出させて設けた取付台部115にタッピングビス101を介して取り付けけられている。また、回路基板17には、上面の中央位置でプランジャー14の軸芯部軸方向に位置して例えばチップ状発光ダイオードからなる照光部材19が搭載されており、この照光部材19に対向して一側部に位置させてフォトセンサ18が搭載されている。そして、図5の(a)に示したように、回路基板17の下側から図示しない制御基板に接続させるための接続端子20が接続されている。
この電気配線のための接続端子20を差込式にすることで照光式押しボタンスイッチ装置1の電子機器等に対して装着を容易にすることができる。
図9は、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置に用いるフォトセンサ18の動作を説明する概略図である。
フォトセンサ18は、フォトセンサ用ハウジング(以下、単に「ハウジング」と記す。)183に、信号を受けて光を発光する発光素子181と、光を受光して信号化する受光素子182と、さらに、電子機器等の回路基板17と接続する前に抵抗又は電子回路184を設けて、これらを一体に構成して成る。
このフォトセンサ18では、発光素子181と受光素子182とをそれぞれ対向配置した状態で各部間の下部を結合して一体に形成した正面視略凹字形で構成される。このようなほぼ略凹字形のフォトセンサ18は、溝型又はコの字型と称されることがある。フォトセンサ18に設けられた溝の内側の光路185が検出範囲となる。この検出範囲に、検出の対象となる遮光片151が出入りすることで、ON・OFF動作を検知する。
また、フォトセンサ18は、ハウジング183における構造が、正面視凹字形の溝部空間の一方の側面に発光素子181を設置している。さらに、ハウジング183の対向する一方の側面に受光素子182を設置して、ハウジング183によってこれらを一体に構成している。この発光素子181、受光素子182の間に溝部空間を設け、遮光片151によって、光路185の幅間を閉塞することで、信号のON・OFFを検知することができる構造になっている。
ハウジング183は、回路基板17と一体に構成すれば、例えば金型を用いてハウジング183と回路基板17とを一括で製造することができる。
尚、この回路基板17を介して接続される図示しない制御基板は、種々の電気・電子機器を統括制御するものであり、メインCPU、プログラムROM、及び制御用RAM等を搭載している。尚、メインCPUは、制御基板の制御をつかさどるものであり、プログラムROMは、必要なプログラムやデータ等を記憶しておくものであり、制御用RAMは、メインCPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶等するものである。
上述した各部材によって照光式押しボタンスイッチ装置1は構成されるが、以下に説明するように、本発明の照光式押しボタンスイッチ装置1は、押しボタン式で動作する。以下に、その組立手順と動作について説明する。
まず、スイッチケース11内の取付台部115上に弾性手段16を載置する。そして、押しボタン部材10をスイッチケース11の周方向に一致させて上方から押し込む。その際にスプリング収容部146内に弾性手段16が収容されるようにする。そして、押しボタン部材10を構成するプランジャー14の外周に設けた係止突起147,147がスイッチケース11の係止孔113,113に嵌り込むまで弾性手段16の弾力に抗して押し込み、手を放すと弾性手段16の弾力によりプランジャー14が若干押し戻され、係止突起147,147が係止孔113,113と係合したところで、プランジャー14はスイッチケース11の上方へ抜け出ることなく停止し、プランジャー14のスイッチケース11に対する組み付けが完了する。同時にシャッター部材15の遮光片151がフォトセンサ18の上方で、照光部材19の上方を遮ることなく位置することになる。
そこで、本発明に係る照式光押しボタンスイッチ装置1を上記したように電子機器の操作盤2の取付孔2aへスイッチケース11の下端部側から挿入させ、鍔部112が取付孔2aに当たるまで挿入させてやると、取付係止片114,114は内側へすぼみ、段部114aのどれかが取付孔2aと係合することにより、照光式押しボタンスイッチ装置1は操作盤2へワンタッチで取り付けられ、上方へ抜け出てくることなないものである。
尚、実施例のフォトセンサ18は常閉形のものであり、遮光片151が発光素子181と受光素子182の間の光路185を遮断した時に、例えばテレビゲーム機の電子回路184が動作される構成となっている。照光部材19が点灯した場合には、その光はプランジャー14の小径部143から傾斜部145及び大径部144を通って光拡散レンズ13とキャップ部12を介して外部へ放射される。尚、フォトセンサ18で照光部材19のON、OFF動作を、電子回路184の動作と共に、或は独立して行うようにすることは任意である。
したがって、通常時は照光部材19が点灯していても電子回路184はOFF状態であるが、使用時にスイッチケース11に対して押しボタン部材10を弾性手段16の弾力に抗して押し込んで下方に移動させたとき、押しボタン部材10におけるシャッター部材15の取付部152に延設されている板状の遮光片151が、プランジャー14と共に、弾性手段16の弾力に抗して下方に移動し、フォトセンサ18の中心部に位置する略凹字形の溝部に挿入されるような位置関係で挿し込まれる。これによって発光素子181と受光素子182との間の光路185を遮断することにより、電子回路184は動作されることになる。
次に、押しボタン部材10より手指を離すと、弾性手段16によって押し戻されて、シャッター部材15の遮光片151が、フォトセンサ18の中心部に位置する略凹字形の溝部から退避して上方に戻されて、発光素子181と受光素子182との間の光路185を遮断しなくなることにより、ON・OFF操作を検知することができるとともに、この検知した信号をもとに電子回路184を動作させることができるものである。
本発明は以上のように構成したので、組み立て、組み付けが簡単で、低消費電力で故障が少なく、長寿命性を持ち、さらにキャップ部に輝度ムラを生じさせることなく均一に光らせることのできる各種ゲーム機などの電気・電子機器の照光式押しボタンスイッチ装置として好適に用いられるものである。
1 照光式押しボタンスイッチ装置
101 タッピングビス
2 操作盤
2a 取付孔
10 押しボタン部材
11 スイッチケース
111 胴部
111a リブ部
112 鍔部
113 係止孔
114 取付係止片
114a 段部
115 取付台部
12 キャップ部
12a 膨出部
13 光拡散レンズ
13a 凸部
13b 嵌合凸部
14 プランジャー
14a フランジ部
14b 嵌合凹部
141 外殻部
142 内殻部
143 小径部
144 大径部
145 傾斜部
146 スプリング収容部
146a 受圧部
147 係止突起
148 取付脚部
148a 係合溝
149 長溝
15 シャッター部材
150 係合孔
151 遮光片
152 取付部
153 係止突起
16 弾性手段
17 回路基板
171 取付用長溝
18 フォトセンサ
181 発光素子
182 受光素子
183 ハウジング
184 電子回路
185 光路
19 照光部材(LED)
20 接続端子
上記課題を解決するために本発明は、長筒状のスイッチケースと、前記スイッチケースの底部に設けた回路基板と、前記スイッチケース内において上下方向へ所定の範囲で摺動付勢されて設けられたところの先端にキャップ部と光を拡散させる光拡散レンズとを有する光透過性材料で構成された筒状の操作押しボタン部材と、前記回路基板の略中央部で前記押しボタン部材の軸心方向に位置して当該回路基板に搭載された照光部材と、前記回路基板の前記照光部材の横に所定距離を離して配置されている発光素子と受光素子を備えるフォトセンサと、前記押しボタン部材に取り付けられ当該押しボタン部材の動作に伴い前記フォトセンサの発光素子・受光素子の間の光路を遮光するように変位するシャッター部材と、備える照光式押しボタンスイッチ装置において、前記スイッチケース内の前記光拡散レンズと前記回路基板に取り付けた前記照光部材の間の距離を前記光拡散レンズの直径よりも長くすると共に、前記シャッター部材は、光不透過性材質のもので、前記押しボタン部材とは別体に設けられ、外周に複数の係止突起を有しこの係止突起を前記押しボタン部材の下部側に設けた係合孔へ係合させることによって当該押しボタン部材の下部側に装着されるリング状の取付部と、この取付部の一側部に前記照光部材の上面側を遮らないように設けられた前記フォトセンサの前記発光素子と前記受光素子の間を遮光或は導通させる遮光片とで構成したことを特徴とする。
本発明の照光式押しボタンスイッチ装置では、長筒状のスイッチケースの底部に回路基板を設け、このスイッチケースに先端側に光拡散レンズとキャップ部を取り付け、回路基板と光拡散レンズとの間の距離を光拡散レンズの口径よりも長く取ると共に、スイッチケース内に上下方向へ摺動付勢させて光透過性の材料で作った筒状の押しボタン部材を設け、回路基板上の中央部で、押しボタン部材の軸方向中心部に位置するように例えば発光ダイオードから成る照光部材を搭載させ、回路基板上へ取り付けたフォトセンサに対するシャッター部材を押しボタン部材とは別部材当該押しボタン部材に取り付けられる中空の環状の取付部とこの取付部に前記照光部材の上部側を遮らないように設けた遮光板で構成したことで、発光ダイオード(LED)等の照光部材を発光させた際、キャップ部に照光部材の部分だけ強く発光して輝点として残り発光斑ができてしまったり、シャッター部材の取付部と遮光片の影ができてしまったりしてしまうことを解消させて、キャップ部全体を均一に光らせることのできる照光式押しボタンスイッチ装置を提供することができる。

Claims (5)

  1. 長筒状のスイッチケースと、
    前記スイッチケースの底部に設けた回路基板と、
    前記スイッチケース内において上下方向へ所定の範囲で摺動付勢されて設けられたところの先端にキャップ部と光を拡散させる光拡散レンズを有する光透過性材料で構成された筒状の操作押しボタン部材と、
    前記回路基板の略中央部で前記押しボタン部材の軸心方向に位置して当該回路基板に搭載された照光部材と、
    前記回路基板の前記照光部材の横に所定距離を離して配置されている発光素子と受光素子を備えるフォトセンサと、
    前記押しボタン部材に取り付けられ当該押しボタン部材の動作に伴い前記フォトセンサの発光素子・受光素子の間の光路を遮光するように変位するシャッター部材と、備える照光式押しボタンスイッチ装置において、
    前記シャッター部材は、光不透過性材質のもので、前記押しボタン部材とは別体に設けられその下部側に装着されるリング状の取付部と、この取付部に前記照光部材の上面側を遮らないように設けられた遮光片とで構成したことを特徴とする、照光式押しボタンスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載の照光式押しボタンスイッチ装置において、前記スイッチケースには、複数の段部を上側から下側に至るほど拡径させて設けた取付係止片が弾性を付与されて揺動可能に設けられていることを特徴とする、照光式押しボタンスイッチ装置。
  3. 請求項1に記載の照光式押しボタンスイッチ装置において、前記筒状の押しボタン部材の内部は上方に至るほど内径が広くなるように構成されていることを特徴とする、照光式押しボタンスイッチ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の照光式押しボタンスイッチ装置において、
    前記フォトセンサは、前記回路基板に設けられていて、発光素子・受光素子を対向配置した状態で各素子の下部を結合して一体に形成した正面視略凹字形で構成されることを特徴とする、照光式押しボタンスイッチ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の照光式押しボタンスイッチ装置において、
    前記照光部材は、発光ダイオードであることを特徴とする、照光式押しボタンスイッチ装置。
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