JP2014217444A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作手段に光を照らし、演出に多様性を持たせつつ、この光による誤認検知を抑制することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】遊技機の停止ボタンは、遊技者による操作を受け付ける停止ボタン操作部81bが光を透過可能な透過性をなして構成されている。そして、停止ボタン操作部81bの背面側には、この停止ボタン操作部81bに向けて光を発する光源が配設されている。また、、遊技者による停止ボタンへの操作が行われたことを検出するスイッチとして、光学センサ78bにより構成されている。また、光源から発せられた光の照光領域90、及び光を遮蔽する遮蔽領域91を画成する画成部材として、円筒状部74bを備えている。そして、光学センサ78bが遮蔽領域91に配設されている。【選択図】図11

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、遊技者による押圧操作により図柄の変動を停止させる複数の停止ボタンを有する停止ボタン装置を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機は、いわゆる、スロットマシンと称呼され、遊技者の押圧操作により図柄の変動を停止させる複数の停止ボタンを有する停止ボタン装置を備えたものが知られている。
そして、遊技機は、停止ボタンを光らせ、停止ボタンが有効である旨を報知する有効表示、また、停止ボタンを光らせ、遊技者に期待感を持たせる演出表示などを行っている。
例えば、特許文献1には、リールの回転開始後、所定のタイミングで停止ボタンを光らせ、停止ボタンが有効であることを表示する遊技機が開示されている。
特開平7−288062号公報
ところで、上記特許文献1は、上述したように、停止ボタンを光らせ、停止ボタンが有効であることを表示しており、遊技者に停止ボタンが有効である旨を把握させ易くしている。
ここで、遊技者により停止ボタンが押されたことを検知する検知手段として、光学センサを用いることが想定できる。なぜなら、物理センサよりも光学センサの方が、遊技者による停止ボタンへの操作の検知精度を高めることが周知であると考えられるからである。
しかしながら、遊技者により停止ボタンが押されたことを検知する検知手段として、光学センサを用いる場合、上述したように、停止ボタンを光らせているため、この光を誤って検知してしまうという技術的課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来の実状に鑑みて、操作手段に光を照らした際に、この光による誤認検知を抑制することが可能な遊技を提供することにある。
本発明に係る遊技機は、複数の図柄列が変動表示している際に、遊技者による操作手段への操作により、上記複数の図柄列を所定の表示ライン上に停止可能な変動停止装置、及びこの変動停止装置を制御する変動停止装置制御手段を備え、上記操作手段は、光を透過可能な透過性をなして構成され、上記変動停止装置は、上記操作手段の背面側に配置され、この操作手段に向けて光を発する光源と、遊技者による上記操作手段への操作が行われた場合、対応する上記図柄列を停止する信号を上記変動停止装置制御手段に送出するスイッチ装置と、上記光源により発せられた光の光源領域、及び上記光源からの光を遮蔽する遮蔽領域を画成する画成部材と、を有し、上記スイッチ装置は、遊技者による上記操作手段への操作が行われたことを検出するスイッチとして、光学センサを用いて構成され、上記操作手段は、上記画成部材により画成された上記光源領域に配設され、上記光学センサは、上記画成部材により画成された上記遮蔽領域に配設されること、を特徴とする。
本発明によれば、操作手段に光を照らした際に、この光による誤認検知を抑制することができる。
遊技機の正面図の一例を示す図である。 キャビネットの内部構造の一例を示す図である。 前面扉の裏面の一例を示す図である。 遊技機の斜視図である。 コントロールパネルモジュールの斜視図である。 コントロールパネルモジュールの分解斜視図である。 コントロールパネルモジュールの背面図である。 停止ボタンユニットの斜視図である。 停止ボタンユニットの分解斜視図である。 中停止ボタンの断面図である。 停止ボタンユニットにおける中停止ボタンの左方面側の第1の状態(押されていない状態)を示す側方面図である。 停止ボタンユニットにおける中停止ボタンの左方面側の第2の状態(押された状態)を示す側方面図である。 中停止ボタンの背面斜視図である。 遊技機全体のブロック図の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。まず、図1乃至図4を用いて、本実施形態の遊技機1の構成について説明する。図1は、遊技機1の正面図の一例を示す図であり、図2は、キャビネット2の内部構造の一例を示す図である。また、図3は、前面扉3の裏面の一例を示す図である。また、図4は、遊技機1の斜視図である。
なお、図1に示す遊技機1は、遊技者側から目視した状態を示し、この遊技者側から目視した場合を正面側という。また、図1に示す遊技機1を正面側とした場合、遊技機1の左方側を正面視左方側といい、遊技機1の右方側を正面視右方側といい、遊技機1の上方側を正面視上方側といい、遊技機1の下方側を正面視下方側という。
(遊技機1、キャビネット2、蝶番機構2a、前面扉3)
本実施形態の遊技機1は、主に、後述するキャビネット2及び前面扉3から構成されている。このキャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2の正面視左方側に設けられた蝶番機構2aにより、前面扉3を開閉可能に軸支する。
(鍵穴4)
鍵穴4は、前面扉3の正面視右方側に設けられ、図示しない施錠装置により前面扉3を施錠及び開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている図示しない施錠装置の開錠及び施錠が行われる。
具体的には、前面扉3の鍵穴4に図示しない専用の鍵を挿入して開錠し、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が行われる。そして、メンテナンス作業や、設定値の変更等が終了すると、前面扉3の鍵穴4に図示しない専用の鍵を挿入して施錠される。
(左サイドランプ5a、右サイドランプ5b)
また、前面扉3の正面視左方側には、左サイドランプ5aが設けられ、正面視右方側に右サイドランプ5bが設けられている。そして、これら左サイドランプ5a及び右サイドランプ5bには、高輝度発光ダイオードが内蔵されている。
これら左サイドランプ5a及び右サイドランプ5bは、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されており、ART状態中、所定の演出中及びデモ中等の所定のタイミングにおいて、後述のサブ制御基板400により点灯又は点滅制御を行うことにより演出が行われる。
また、前面扉3の正面視中央には、コントロールパネルモジュール50が設けられている。このコントロールパネルモジュール50は、主に、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19を備えている。
なお、これら、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19については、図5乃至図13を用いて後述する。
(パネル20、表示窓21)
また、前面扉3の正面視中央には、パネル20が設けられている。このパネル20には、後述する左リール17a,中リール17b,右リール17cを視認可能とするための表示窓21が設けられている。
また、パネル20は、後述する演出用ランプ22a〜22j、スタートランプ23、BETランプ24a〜24c、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、再遊技表示ランプ29及び停止操作順序表示ランプ30a〜30cを表示する役目を果たしている。
(演出用ランプ22a〜22j)
演出用ランプ22a〜22jは、パネル20の正面視左方側及び正面視右方側における透過部分の背面側に設けられており、所定の条件下で発光することにより、現在の状態(例えば、ART状態)等を報知するために設けられている。
これら演出用ランプ22aから22jのうち、演出用ランプ22a〜22eは、パネル20の正面視左方側に設けられており、演出用ランプ22f〜22jは、パネル20の正面視右方側に設けられている。
(スタートランプ23)
スタートランプ23は、パネル20の正面視左方側、すなわち、後述する1−BETボタン7の上方に設けられており、スタートレバー10の開始操作を受け付けることが可能であるか否かを報知するために設けられている。
具体的には、メダル投入口6にメダルが3枚投入された場合、または貯留されているメダルの枚数が3枚以上の状態で、MAX−BETボタン8の操作がなされた場合に、スタートレバー10による開始操作を受け付けることが可能である旨を点灯することにより報知する。
(BETランプ24a〜24c)
BETランプ24a〜24cは、パネル20の正面視左方側、すなわち、スタートランプ23の正面視右方側に設けられており、遊技に使用するメダルの投入枚数を報知するために設けられている。
具体的には、遊技に使用するメダルの投入枚数が1枚の場合には、BETランプ24aが点灯し、遊技に使用するメダルの投入枚数が2枚の場合には、BETランプ24bが点灯し、遊技に使用するメダルの投入枚数が3枚の場合には、BETランプ24cが点灯する。
(貯留枚数表示器25)
貯留枚数表示器25は、パネル20の正面視下方側、すなわち、BETランプ24の正面視右方側に設けられている。また、貯留枚数表示器25は、遊技者のメダルであって、遊技機1に貯留されているメダルの貯留枚数を表示するために設けられている。
(遊技状態表示ランプ26a,26b)
遊技状態表示ランプ26a及び26bは、パネル20の正面視下方側、すなわち、貯留枚数表示器25の正面視右方側に設けられている。また、遊技状態表示ランプ26a及び26bは、メイン制御基板300による発光制御がなされることにより、現在の遊技状態が報知される。
(払出枚数表示器27)
払出枚数表示器27は、パネル20の正面視下方側、すなわち、遊技状態表示ランプ26bの正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器27は、メダル投入口6に投入したメダル数又は1−BETボタン7やMAX−BETボタン8を操作することにより有効化された有効ライン上に揃った図柄の組み合わせに応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するために設けられている。
(投入可能表示ランプ28)
投入可能表示ランプ28は、パネル20の正面視下方側、すなわち、払出枚数表示器27の正面視右側に設けられている。また、投入可能表示ランプ28を点灯させることにより、メダル投入口6に投入されたメダルを貯留することが可能であることを報知し、投入可能表示ランプ28を消灯させることにより、メダル投入口6に投入されたメダルを貯留することが不可能であることを報知する。
なお、本実施形態においては、クレジット可能な最大枚数は「50枚」であるため、後述のメイン制御基板300は、貯留しているメダルの枚数が「50枚」未満の場合に投入可能表示ランプ28を点灯する制御を行い、貯留しているメダルの枚数が「50枚」の場合に投入可能表示ランプ28を消灯する制御を行う。また、有効ライン上に後述の再遊技に係る図柄の組み合わせが表示された場合にも、投入可能表示ランプ28を消灯する制御を行う。
(再遊技表示ランプ29)
再遊技表示ランプ29は、パネル20の正面視下方側、すなわち、投入可能表示ランプ28の下方側に設けられている。また、再遊技表示ランプ29は、有効ライン上に後述の再遊技に係る図柄の組み合わせが表示された場合に点灯する。
これにより、遊技者に対して、有効ライン上に「再遊技」に係る図柄の組み合わせが表示されたことを報知する。即ち、遊技者に対して、メダルを使用することなく、次の遊技を行うことが可能である旨も報知している。
(停止操作順序表示ランプ30a〜30c)
停止操作順序表示ランプ30a〜30cは、パネル20の正面視下方側に設けられている。具体的には、停止操作順序表示ランプ30aは、後述する左リール17aの下部に設けられており、停止操作順序表示ランプ30bは、後述する、中リール17bの下部に設けられており、停止操作順序表示ランプ30cは、後述する右リール17cの下部に設けられている。
また、停止操作順序表示ランプ30a〜30cは、後述するメイン制御基板300により決定された当選エリアに基づいて、左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13の最適な停止操作順序を遊技者に対して報知するために設けられている。
具体的には、左停止ボタン11を停止操作することが最適なタイミングである場合には、停止操作順序表示ランプ30aを点灯又は点滅させ、中停止ボタン12を停止操作することが最適なタイミングである場合には、停止操作順序表示ランプ30bを点灯又は点滅させ、右停止ボタン13を停止操作することが最適なタイミングである場合には、停止操作順序表示ランプ30cを点灯又は点滅させることにより報知を行う。
(腰部パネル31)
また、前面扉3の正面視下方側には、腰部パネル31が設けられている。この腰部パネル31は、機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させるために設けられている。具体的には、登場キャラクタの絵などが描かれている。
また、腰部パネル31の背面には図示しないライトが設けられており、後述するサブ制御基板400によりライトを発光制御することによって、遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識し易くしている。
(受皿ユニット32)
前面扉3の正面視下方側には、受皿ユニット32が設けられている。この受皿ユニット32は、後述するメダル払出口33から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
(メダル払出口33)
メダル払出口33は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、メダルの払出を行う場合において、後述するホッパー520を駆動した際に、ホッパー520により払い出されるメダルを排出するために設けられている。
また、メダル払出口33は、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合や、メダルの投入受付禁止時に、メダルがメダル投入口6に投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを、メダル払出口33を介して受皿ユニット32に排出するために設けられている。
ここで、メダルの投入受付禁止時とは、例えば、後述する左リール17a,中リール17b,右リール17cが回転している場合や、有効ライン上に再遊技に係る図柄の組み合わせが表示されている場合をいう。
(左下方スピーカ34a、右下方スピーカ34b)
前面扉3の正面視左下方側には、左下方スピーカ34aが設けられ、右下方側には、右下方スピーカ34bが設けられている。これら左下方スピーカ34a及び右下方スピーカ34bは、メダル払出口33の左右両側に設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(左上方スピーカ35a,右上方スピーカ35b)
また、前面扉3の正面視左上方側には、左上方スピーカ35aが設けられ、右上方側には、右上方スピーカ35bが設けられている。これら左上方スピーカ35a及び右上方スピーカ35bは、後述の液晶表示装置41の左右両側に設けられており、左下方スピーカ34a及び右下方スピーカ34bと同様に、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。
(液晶表示装置41)
また、前面扉3の正面視上方側には、液晶表示装置41が設けられ、この液晶表示装置41は、動画像・静止画像等を表示する演出を行うために設けられている。この液晶表示装置41は、後述の内部抽選処理の結果に係る情報を報知したり、入賞に係る図柄の組み合わせを有効ライン上に停止表示させるために必要な情報を報知したりするために設けられている。
(左リール17a、中リール17b、右リール17c、リールユニット17d)
キャビネット2の正面視中央には、左リール17a、中リール17b、右リール17cが設けられている。これら左リール17a、中リール17b、右リール17cは、リールユニット17dによりユニット化されており、遊技機1に対して、左リール17a、中リール17b、右リール17cの着脱が容易である。
これら左リール17a、中リール17b、右リール17cは、それぞれ円筒状の構造を有している。また、左リール17a、中リール17b、右リール17cの円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。
そして、左リール17a、中リール17b、右リール17cは、後述する、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102及び右ステッピングモータ103を励磁することにより回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓21に表示された左リール17a、中リール17b及び右リール17cそれぞれの3つの図柄のうち、左リール17aの上段に表示された図柄と、中リール17bの中段に表示された図柄と、右リール17cの下段に表示された図柄を直線で結んだ右下がりラインのみを有効ラインとしている。
(設定表示部36)
また、キャビネット2の正面視上方側には、設定表示部が配設されている。この設定表示部36は、現在の設定値を表示するために設けられている。具体的には、図示しない設定変更用の鍵を図示しない鍵穴に挿入した状態で所定角度回動させると、メイン制御基板300は、現在設定されている設定値を設定表示部36に表示する制御を行う。
(設定変更ボタン37)
また、キャビネット2の正面視上方側、すなわち、設定表示部36の右方側には、設定変更ボタン37が配設されている。この設定変更ボタン37は、設定値を変更するために設けられている。ここで、設定値を変更する方法は、まず、図示しない設定変更用の鍵を鍵穴に挿入した状態で所定角度回動させる。
次に、設定変更ボタン37を操作することにより、設定値が設定表示部36に切替表示される。そして、設定変更ボタン37を操作することにより設定値として決定したい値が設定表示部36に表示されているときにスタートレバー10を操作し、回動されている設定変更用の鍵を抜差可能な角度に戻す操作を行うことにより設定値が変更される。
なお、本実施形態において、設定値が「1」から「6」の6段階、設けられており、設定表示部36に「1」が表示されている状態において、設定変更ボタン37が操作されると、設定表示部36に「2」が表示され、以降、設定変更ボタン37を操作される毎に、設定値を「1」ずつ加算表示されていく。ただし、設定表示部36に「6」が表示されている状態において、設定変更ボタン37が操作されると、設定表示部36には「1」が表示される。
(メイン制御基板300)
また、キャビネット2の正面視上方側には、メイン制御基板300が配設されている。このメイン制御基板300は、遊技機1の制御を行うために設けられている。
(サブ制御基板400)
また、前面扉3の正面視上方側における背面には、サブ制御基板400が配設されている。このサブ制御基板400は、液晶表示装置41や、左下方スピーカ34a、右下方スピーカ34b、左上方スピーカ35a、右上方スピーカ35bの制御を行うために設けられている。
(電源装置510)
また、キャビネット2の正面視下方側には、電源装置510が配設されている。この電源装置510は、遊技機1に電圧を供給するために設けられている。
(ホッパー520)
また、キャビネット2の正面視下方側には、ホッパー520が配設されている。このホッパー520は、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。また、ホッパー520は、メイン制御基板300からの所定の信号に基づいて、駆動制御が行われる。
また、電源基板500は、ホッパーに設けられたメダルセンサ(図示せず)により、所定枚数のメダルが排出されたか否かを判断し、所定枚数のメダルが排出されたと判断された場合に、メイン制御基板300に対して、払出が完了した旨の信号を送信する。これにより、メイン制御基板300は、払出が完了したことを認識することができる。
(排出スリット521)
また、キャビネット2の正面視下方側には、排出スリット521が配設されている。この排出スリット521は、ホッパー520からメダルを排出するために設けられている。
(ホッパーガイド部材522)
ホッパーガイド部材522は、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルであると判別された場合に、当該判別されたメダルをキャビネット2の内部に設けられているホッパー520へ案内するために設けられている。
(ガイド部材523)
ガイド部材523は、メダル投入口6に異物が投入された場合や、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合に、当該適正なメダルでないと判別されたメダルをメダル払出口33へ案内するために設けられている。
(払出ガイド部材524)
払出ガイド部材524は、ホッパー520の排出スリット521から排出されたメダルを受皿ユニット32のメダル払出口33側に案内するために設けられている。
(補助貯留部530)
補助貯留部530は、ホッパー520に貯留されたメダルが溢れた場合に、当該溢れたメダルを収納するために設けられている。
次に、コントロールパネルモジュール50について、図5乃至図7を用いて説明する。図5は、コントロールパネルモジュール50の斜視図であり、図6は、コントロールパネルモジュール50の分解斜視図であり、図7は、コントロールパネルモジュール50の背面図である。
なお、図7に示すコントロールパネルモジュール50の背面図については、コントロールパネルブラケット52に破線を付して示し、コントロールパネルモジュール50の内部を目視可能となるように示しているが、実際は、コントロールパネルブラケット52は、非透過性部材を用いて構成されており、コントロールパネルモジュール50の内部を目視することができないようになっている。
図5乃至図7に例示されるように、本実施形態のコントロールパネルモジュール50は、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19を備えている。
また、コントロールパネルモジュール50は、これら、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19を収容するコントロールパネルケース51を備えている。
このコントロールパネルケース51は、前面扉3に着脱可能に設けられている。すなわち、このコントロールパネルケース51に収容されたメダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19も、前面扉3から取り外すことが可能になる。
また、コントロールパネルモジュール50は、コントロールパネルケース51の背面側にコントロールパネルブラケット52を備えている。このコントロールパネルブラケット52は、コントロールパネルケース51に収容されたメダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19を背面側から被覆して配設されている。
これにより、コントロールパネルブラケット52は、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19を保護する役目を果たしている。
本実施形態において、コントロールパネルブラケット52は、導電性部材を用いて構成されている。このため、コントロールパネルブラケット52をアースとして機能させることが可能になる。
これにより、メダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19から放出される電磁波による誤作動を予防することが可能になる。
以下、コントロールパネルモジュール50を構成するメダル投入口6、1−BETボタン7、MAX−BETボタン8、精算ボタン9、スタートレバー10、停止ボタンユニット14、返却ボタン15、セレクター16、演出ボタン18及び十字キー19について説明する。
(メダル投入口6)
このメダル投入口6は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、右方側に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
(1−BETボタン7)
1−BETボタン7は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、左方側に設けられ、メダル投入口6にメダルが投入され、クレジットされたメダルのうち、1枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
(MAX−BETボタン8)
MAX−BETボタン8は、1−BETボタン7と同様に、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、左方側に設けられ、メダル投入口6にメダルが投入され、クレジットされたメダルのうち、1遊技において使用可能な最大枚数のメダルを、遊技に使用するために設けられている。なお、本実施形態において、1遊技(1ゲーム)において、使用可能なメダルの最大値は3枚である。
(精算ボタン9)
精算ボタン9も、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、左方側に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、クレジットされているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、クレジット可能な最大枚数は「50枚」である。
(スタートレバー10)
スタートレバー10も、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、左方側に設けられ、遊技者による遊技の開始操作を検出するために設けられる。ここで、開始操作が検出されたことに基づいて、メイン制御基板300により乱数値が抽出されたり、左リール17a,中リール17b,右リール17cの回転が開始されたりする。
また、スタートレバー10の握り玉の部分は、透光性を有する樹脂により形成されており、握り玉の部分には、スタートレバー演出用ランプ42が内蔵されている。そして、サブ制御基板400は、所定の条件が充足されたことに基づいて、スタートレバー演出用ランプ42の点灯・点滅制御を行う。これにより、遊技者の視覚に訴える演出が行われる。
(左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13、停止ボタンユニット14)
左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、中央に設けられ、停止ボタンユニット14によりユニット化されている。
これら左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13は、遊技者により、左リール17a,中リール17b,右リール17cの回転を停止するための停止操作を検出するために設けられている。なお、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13及び停止ボタンユニット14については、図8乃至図13を用いて後述する。
(返却ボタン15)
返却ボタン15は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、右方側に設けられている。この返却ボタン15は、メダル投入口6に投入されたメダルが後述のセレクター16に詰まった場合に、詰まったメダルを返却するために設けられている。
(セレクター16)
セレクター16は、メダル投入口6の内部に設けられ、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
また、セレクター16には、適正なメダルの通過を検出するためのメダルセンサ16sが設けられている。そして、このメダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルであると判別された場合には、適正なメダルをホッパーガイド部材522により、ホッパー520へ案内する。一方で、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合には、ガイド部材523によりメダル払出口33から排出する。
(演出ボタン18)
演出ボタン18は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、正面であり、停止ボタンユニット14の上方側に設けられている。この演出ボタン18は、所定の演出時において、遊技者による操作を検出した場合に、サブ制御基板400により、液晶表示装置41の制御を行う。
なお、演出ボタン18を設けずに、1−BETボタン7や、MAX−BETボタン8を演出ボタン18と共用とすることもできる。この場合、1−BETボタン7や、MAX−BETボタン8が操作されたことに基づいて、サブ制御基板400にコマンドを送信し、サブ制御基板400は、コマンドを受信したことに基づいて、液晶表示装置41の制御等を行う。これにより、別途演出ボタン18を設ける必要が無いため、部品点数を削減することができる。
(十字キー19)
十字キー19は、コントロールパネルモジュール50を遊技者側から目視すると、正面であり、停止ボタンユニット14の上方側における演出ボタン18の右方側に設けられている。この十字キー19は、少なくとも2方向(通常4方向)へ押圧操作が可能であり、遊技者による操作を受け付けるために設けられている。
次に、停止ボタンユニット14について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、停止ボタンユニット14の斜視図であり、図9は、停止ボタンユニットの分解斜視図である。
図8及び図9に例示されるように、本実施形態の停止ボタンユニット14は、遊技者が押圧操作可能な左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13を備えている。なお、左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13については、図8及び図9に加えて、図10乃至図13を用いて後述する。
この停止ボタンユニット14は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、及び、右停止ボタン13が挿通され、これら、左停止ボタン11、中停止ボタン12、及び、右停止ボタン13を支持する停止ボタンユニット蓋60を備えている。
この停止ボタンユニット蓋60は、上述したように、左停止ボタン11が挿通され、左停止ボタン11を支持する役目を果たしているが、停止ボタンユニット蓋60には、左停止ボタン11を挿通させる、左停止ボタン挿通孔61が形成される。同様に、停止ボタンユニット蓋60には、中停止ボタン12が挿通される、中停止ボタン挿通孔62、及び、右停止ボタン13が挿通される、右停止ボタン挿通孔63が形成されている。
また、停止ボタンユニット14は、これら左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13を収容する停止ボタンユニットケース64を備えている。この停止ボタンユニットケース64は、上述したように、左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13を収容する役目を果たし、左停止ボタン収容部65、中停止ボタン収容部66、右停止ボタン収容部67が形成されている。
また、停止ボタンユニット14は、停止ボタンユニットケース64の背面側に、光源ユニット68を備えている。この光源ユニット68は、複数のLEDを備えている。
具体的には、左停止ボタン11に光を照射するための、左停止ボタン光源群69を有している。また同様に、光源ユニット68は、中停止ボタン12に光を照射するための、中停止ボタン光源群70、右停止ボタン13に光を照射するための右停止ボタン光源群71を有している。そして、これら、左停止ボタン光源群69、中停止ボタン光源群70、右停止ボタン光源群71の夫々は、複数のLEDを具備している。
なお、本実施形態において、これら左停止ボタン光源群69、中停止ボタン光源群70、右停止ボタン光源群71は、光源ユニット68における位置が異なるが、構成自体は、同様であるので、中停止ボタン光源群70について説明し、左停止ボタン光源群69及び右停止ボタン光源群71については、中停止ボタン光源群70に相当する符号を付して、その説明を省略する。
この、中停止ボタン光源群70は、第1のLED70aを備えている。第1のLED70aは、中停止ボタン光源群70として画成された領域の中央に配設される。そして、中停止ボタン光源群70は、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dを備えている。これら、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dは、第1のLED70aを中心にして同一円周上に配設される。
これにより、本実施形態では、中停止ボタン12への操作が有効である場合には、これら第1のLED70a、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dを用いて、後述する、停止ボタン操作部81bに光を照らすことで、遊技者に、中停止ボタン12への操作が有効である旨を把握させ易くしている。
また、中停止ボタン12への操作が有効である場合以外に、これら第1のLED70a、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dを用いて、異なるタイミングで点灯させ、演出の一旦を担っている。
例えば、第2のLED70bを点灯させ、次に、第3のLED70cを点灯させる際、第2のLED70bを消灯させる。同様に、第4のLED70dを点灯させる際、第3のLED70cを消灯させる。これにより、停止ボタン操作部81bに照らされる光を回転させ、演出の一旦を担っている。
また、停止ボタンユニット14は、光源ユニット68の背面側に停止ボタンユニットブラケット72を備えている。この停止ボタンユニットブラケット72は、導電性部材を用いて構成される。
すなわち、停止ボタンユニットブラケット72をアースとして機能させることが可能になる。これにより、停止ボタンユニット14から放出される電磁波による誤作動を予防することが可能になる。
次に、中停止ボタン12について、図8及び図9に加えて、図10乃至図13を用いて説明する。図10は、中停止ボタン12の断面図であり、図11は、停止ボタンユニット14における、中停止ボタン12の左方面側の第1の状態(押されていない状態)を示す側方面図であり、図12は、第2の状態(押された状態)を示す側方面図である。
また、図13は、中停止ボタン12の背面斜視図である。なお、本実施形態において、左停止ボタン11、中停止ボタン12及び右停止ボタン13は、停止ボタンユニットケース64に収容される位置は異なるが、構成自体は、同様であるので、中停止ボタン12について説明し、左停止ボタン11及び右停止ボタン13には相当する符号を付して、その説明を省略する。
図9乃至図13に例示されるように、本実施形態において、中停止ボタン12は、中停止ボタン光源群70から発する光を、後述する停止ボタン操作部81bに照らす停止ボタンレンズ体73bを備えている。
この停止ボタンレンズ体73bは、停止ボタンユニットケース64の、中停止ボタン収容部66に収容されている。そして、停止ボタンレンズ体73bは、この停止ボタンレンズ体73bの外郭をなす、円筒状の円筒状部74bと、円筒状部74bの開口面に位置するフランジ部75bと、この円筒状部74bの内部空間に位置する円錐状の円錐状部76bと、を主に有している。
この円筒状部74bは、上述したように、停止ボタンレンズ体73bの外郭をなし、遊技機1の正面側及び背面側に開口を向けて配設されている。そして、円筒状部74bには、付勢部材77bが配設される。
具体的には、この付勢部材77bは、円筒状部74bの外側を覆って配設される。ここで、付勢部材77bの軸方向における一方側は、フランジ部75bの背面に当接している。一方、付勢部材77bの軸方向における他方側は、光源ユニット68に当接している。
このとき、付勢部材77bは、フランジ部75bの背面、及び、光源ユニット68の間で引っ張り側に付勢している。すなわち、付勢部材77bは、フランジ部75bの背面を遊技者側に押すことで、遊技者側に停止ボタンレンズ体73bを付勢している。
これにより、付勢部材77bは、遊技者により停止ボタン操作部81bが押圧操作された際に、光源ユニット68側に停止ボタン操作部81b、及び、停止ボタンレンズ体73bを変位させ、付勢力により遊技者側に停止ボタン操作部81b、及び、停止ボタンレンズ体73bを元の位置に戻す役目を果たしている。
なお、本実施形態において、付勢部材77bは、バネにより構成されているが、停止ボタン操作部81b、及び、停止ボタンレンズ体73bが、往復移動可能となるように支持されれば良く、例えば、ゴム等の弾性部材、ローラ、歯車等により構成しても良い。
また、円筒状部74bの外側には、遊技者により後述する停止ボタン操作部81bが操作されたことを検出する光学センサ78bが配設される。この光学センサ78bは、フォトセンサにより構成される。
そして、フランジ部75bの背面に、背面側に向かって突出する突起部79bが形成される。この突起部79bは、遊技者により停止ボタン操作部81bが押された際に、背面側に移動する。
これにより、突起部79bは、光学センサ78bを通過する。このように、光学センサ78bを通過することで、停止ボタン操作部81bが押されたことを検出している。
また、フランジ部75bには、遊技者が直に押圧操作可能な、停止ボタン操作部81bが嵌め込まれている。この停止ボタン操作部81bは、透過性部材により形成されている。
これにより、停止ボタン操作部81bには、第1のLED70a、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dから発する光が、停止ボタンレンズ体73bの円錐状部76bを介して照らされ、遊技者に停止ボタン操作部81bを光らせて見せることが可能になる。
本実施形態において、停止ボタンレンズ体73bの円錐状部76bは、遊技者側を正面側とすると、正面側から背面側に向かって直径を小さくして形成されている。
そして、円錐状部76bには、複数の半球状をなすレンズカットが施されている。これら複数の半球状は、正面側から背面側に向かって直径を小さくして形成されている。これにより、本実施形態では、背面側から正面側に向かって光の拡散率を高め、停止ボタン操作部81bを効率よく照らすことが可能になる。
円筒状部74bは、遊技機1の正面側及び背面側に開口を位置させ、正面側から背面側に向かって、ほぼ同じ直径で形成されている。一方、円錐状部76bが、上述したように、正面側から背面側に向かって直径を小さくして形成されている。
このため、円錐状部76bと、円筒状部74bとの間には、正面側から背面側に向かって徐々に広くなる空間が形成される。そして、この空間には、複数の非透過性の板状部材が配設されている。これら複数の非透過性の板状部材は、空間を画成する役目を果たしている。
具体的には、これら複数の非透過性の板状部材のうち、第1の板状部材83bと第2の板状部材84bにより画成された第1の空間85bには、第2のLED70bが位置している。
同様に、第2の板状部材84bと第3の板状部材86bにより画成された第2の空間87bには、第4のLED70dが位置している。同様に、第3の板状部材86bと第1の板状部材83bにより画成された第3の空間88bには、第3のLED70cが位置している。
このように、本実施形態では、非透過部材の板状部材により画成された各空間に、一つのLEDが位置することで、各LEDから発する光を干渉させ難くしている。
これにより、本実施形態では、停止ボタン操作部81bに照らされる光を回転させる際における、見え方を向上させている。
本実施形態において、円筒状部74bにも、第1の板状部材83b、第2の板状部材84b及び第3の板状部材86bと同様に、遮蔽加工が施されている。すなわち、円筒状部74bの中空側が、各LEDから発する光の照光領域90となる。一方、円筒状部74bの外側が、各LEDから発する光の遮蔽領域91となる。
そして、光学センサ78bは、上述したように、円筒状部74bの外側に配設されているが、より、具体的には、円筒状部74bの外側であって、遮蔽領域91に配設される。
ここで、円筒状部74bに遮蔽加工が施されていない場合、各LEDから発する光が、円筒状部74bの外側に漏れて、光学センサ78bに照らしてしまうことが想定できる。
これにより、各LEDから発する光、又は、円筒状部74bから漏れた光により光学センサ78bが誤認検知をしてしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態では、円筒状部74bに遮蔽加工を施し、円筒状部74bから光を漏れないようにしており、さらに、各LEDの光が照らされない、遮蔽領域91を画成している。
そして、本実施形態では、この遮蔽領域91に光学センサ78bを配設している。このため、光学センサ78bには、光源ユニット68から発する光が照らされないようになっている。これにより、光学センサ78bは、光源ユニット68から発する光による誤認検出を抑制している。
(遊技機全体のブロック図)
次に、図14に示す遊技機1の全体のブロック図を用いて、遊技の進行を制御する制御手段について説明する。図14は、遊技機1全体のブロック図の一例を示す図である。
遊技機1は、遊技機1の主たる動作を制御するメイン制御基板300に対して、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源基板500が接続されている。
(メイン制御基板300)
メイン制御基板300には、メインCPU301、メインROM302、メインRAM303、乱数発生器304、I/F(インタフェース)回路305が接続されている。
(メインCPU301)
メインCPU301は、メインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源基板500に対して所定の信号を送信する。
(メインROM302)
メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、当選エリア決定テーブル等のデータテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶している。
(メインRAM303)
メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを格納する格納領域が設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301による演算結果等を一時的に記憶する役割を担っている。
(乱数発生器304)
乱数発生器304は、当選エリア等を決定するための乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
(IF回路305)
I/F(インタフェース)回路305は、メイン制御基板300と、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源装置基板500間でのコマンドの送受信を行うための回路である。
(中継基板200)
中継基板200には、1−BETスイッチ7sw、MAX−BETスイッチ8sw、精算スイッチ9sw、スタートスイッチ10sw、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13sw、メダルセンサ16s、スタートランプ23、BETランプ24、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、再遊技表示ランプ29、設定表示部36、設定変更スイッチ37swが接続されている。
(1−BETスイッチ7sw)
1−BETスイッチ7swは、遊技者による1−BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。また、1−BETスイッチ7swにより、遊技者による1−BETボタン7の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、遊技者が貯留しているメダルから1枚のメダルを使用する制御を行う。
(MAX−BETスイッチ8sw)
MAX−BETスイッチ8swは、遊技者によるMAX−BETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。また、MAX−BETスイッチ8swにより、MAX−BETボタン8の遊技者による操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、遊技者が貯留しているメダルから3枚のメダルを使用する制御を行う。
(精算スイッチ9sw)
精算スイッチ9swは、遊技者による精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。また、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、電源基板500のホッパー520に対して、貯留しているメダルの返却を行う旨の信号を出力し、ホッパー520により、貯留しているメダルの返却が行われる。
(スタートスイッチ10sw)
スタートスイッチ10swは、遊技者によるスタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。また、スタートスイッチ10swにより、遊技者によるスタートレバー10の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、左リール17a、中リール17b、右リール17cの回転を開始する制御等を行う。
(左停止スイッチ11sw)
左停止スイッチ11swは、遊技者による左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。また、左停止スイッチ11swにより、遊技者による左停止ボタン11の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール17aの停止制御が行われる。
(中停止スイッチ12sw)
中停止スイッチ12swは、遊技者による中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。また、中停止スイッチ12swにより、遊技者による中停止ボタン12の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の、中リール17bの停止制御が行われる。
(右停止スイッチ13sw)
右停止スイッチ13swは、遊技者による右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。また、右停止スイッチ13swにより、遊技者による右停止ボタン13の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール17cの停止制御が行われる。
なお、本実施形態において、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13swは、これら左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作のON/OFFが検出可能に設けられている。
従って、遊技者により左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作がされたとき(ONエッジ)、及び遊技者が左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作した後、遊技者の指が左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13から離れたとき(OFFエッジ)を検出可能に設けられている。
(メダルセンサ16s)
メダルセンサ16sは、メダル投入口6に投入されたメダルがセレクター16内を通過したことを検出するためのセンサである。また、メダルセンサ16sにより、正常なメダルの通過が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、メダル投入時の制御を行う。
(設定変更スイッチ37sw)
設定変更スイッチ37swは、設定変更ボタン37が操作されたことを検出するためのスイッチである。また、設定変更スイッチ37swにより、設定変更ボタン37の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、設定表示部36に設定値を切替表示する制御を行う。
(電源基板500、電源装置510)
電源基板500には、電源装置510、ホッパー520、補助貯留部満タンセンサ530sが接続されている。この電源装置510には、電源スイッチ511sw、リセットスイッチ512swが設けられており、これらのスイッチは電源装置510を介して電源基板500に接続されている。
(電源スイッチ511sw)
電源スイッチ511swは、遊技店の店員等により電源ボタン511が操作されたことを検出するためのスイッチである。また、電源スイッチ511swにより、遊技店の店員等による操作が検出された場合に、電源基板500は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して、所定の信号を送信する。また、電源スイッチ511swが遊技店の店員等による操作が検出されたことに基づいて、遊技機1全体に電圧を供給する。
(リセットスイッチ512sw)
リセットスイッチ512swは、遊技店の店員等によりリセットボタン512が操作されたことを検出するためのスイッチである。また、リセットスイッチ512swにより、遊技店の店員等による操作が検出された場合に、電源基板500は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して、所定の信号を送信する。これにより、エラー信号等の出力を停止させ、エラー状態から復旧させることができる。
(補助貯留部満タンセンサ530s)
補助貯留部満タンセンサ530sは、補助貯留部530に貯留されたメダルが所定数を超えたことを検出するためのセンサである。また、補助貯留部満タンセンサ530sにより補助貯留部530に貯留されたメダルが所定数を超えたと検出された場合に、電源基板500は、メイン制御基板300のI/F回路305に対して、補助貯留部530に貯留されたメダルが所定数を超えた旨の信号を出力する。
そして、メイン制御基板300が補助貯留部530に貯留されたメダルが所定数を超えた旨の信号を入力した場合には、所定のエラーを表示する制御を行う。また、当該エラー表示がされている場合、遊技者が遊技店の店員を呼び出し、遊技店の店員がメダルを回収した後に、リセットボタン512を操作することで、エラー状態が解除され、遊技が可能な状態に復帰する。
(リール制御基板100)
リール制御基板100には、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103、左リールセンサ111s、中リールセンサ112s、右リールセンサ113sが接続されている。
(ステッピングモータ)
左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103は、左リール17a、中リール17b、右リール17cを回転駆動するために設けられる。
また、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103は、運動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。
そして、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103の駆動力は、所定の減速比をもったギアを介して左リール17a,中リール17b,右リール17cに伝達される。
これにより、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103に対して1回のパルスが出力されるごとに、左リール17a,中リール17b,右リール17cが一定の角度で回転する。
なお、メインCPU301は、リールインデックスを検出してから、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103に対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、左リール17a,中リール17b,右リール17cの回転角度を管理する。
(左リールセンサ111s)
左リールセンサ111sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、左リール17aが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
(中リールセンサ112s)
中リールセンサ112sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、中リール17bが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
(右リールセンサ113s)
右リールセンサ113sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、右リール17cが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
(サブ制御基板400)
サブ制御基板400は、主として演出を制御するための基板である。また、サブ制御基板400には、演出制御基板410、画像制御基板420、サウンド制御基板430、サイドランプ5、演出ボタン検出スイッチ18sw、十字キー検出スイッチ19sw、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30、及びスタートレバー演出用ランプ42が接続されている。
(演出ボタン検出スイッチ18sw)
演出ボタン検出スイッチ18swは、遊技者による演出ボタン18の操作を検出するためのスイッチである。また、演出ボタン検出スイッチ18swにより、遊技者による演出ボタン18の操作が検出された場合に、サブ制御基板400は、遊技者による演出ボタン18の操作に基づいた制御を行う。
(十字キー検出スイッチ19sw)
十字キー検出スイッチ19swは、遊技者による十字キー19の操作を検出するためのスイッチである。また、十字キー検出スイッチ19swにより、遊技者による十字キー19の操作が検出された場合に、サブ制御基板400は、遊技者による十字キー19の操作に基づいた制御を行う。
(スタートレバー演出用ランプ42)
スタートレバー演出用ランプ42は、高輝度発光ダイオードからなり、所定の条件が充足されたことに基づいて、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うために設けられている。ここで、後述の内部抽選処理において、所定の当選エリアが当選された場合等の所定の条件が充足されたことに基づいて、サブ制御基板400は、スタートレバー演出用ランプ42の点灯・点滅制御を行う。
(演出制御基板410)
演出制御基板410は、主として演出時に左サイドランプ5a、右サイドランプ5b、演出ボタン検出スイッチ18sw、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30及びスタートレバー演出用ランプ42の制御を行うための基板である。また、演出制御基板410は、I/F(インタフェース)回路411、サブCPU412、乱数発生器413、サブROM414、サブRAM415が接続されている。
(I/F回路411)
I/F(インタフェース)回路411は、メイン制御基板300のI/F回路305からの信号等を受信するために設けられている。
(サブCPU412)
サブCPU412は、サブROM414に記憶されている演出用のプログラムを読み込み、メイン制御基板300からのコマンドや、演出ボタン検出スイッチ18swや、十字キー検出スイッチ19swの入力信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を画像制御基板420やサウンド制御基板430に供給するために設けられている。
(乱数発生器413)
乱数発生器413は、液晶表示装置41や、左下方スピーカ34a、右下方スピーカ34b、左上方スピーカ35a、右上方スピーカ35b等により行われる演出等を決定する際に用いられる乱数を発生させるために設けられている。また、乱数発生器413は、ART状態への移行抽選や、ART状態におけるゲーム数の上乗せゲーム数を決定するための乱数を発生させるために設けられている。
(サブROM414)
サブROM414は、演出を実行するためのプログラム、演出テーブル、ART抽選テーブル等を記憶するために設けられている。また、サブROM414は、主に、プログラム記憶領域とテーブル記憶領域によって構成される。
(サブRAM415)
サブRAM415は、サブCPU412の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。具体的には、メイン制御基板300から送信された当選エリア等の各種データを格納する格納領域や、決定された演出内容及び演出データを格納する格納領域が設けられている。また、サブRAM415には、ART状態を格納するART状態格納領域や、ARTゲーム数を格納するARTゲーム数格納領域が設けられている。
(画像制御基板420)
画像制御基板420は、主として演出を行う時に、液晶表示装置41の表示を制御するために設けられている。また、画像制御基板420には、画像制御部(VDP)421、液晶制御CPU422a、液晶制御ROM422b、液晶制御RAM422c、フレームカウンタ422d、CGROM423、水晶発振器424、VRAM425及びRTC装置426が接続されている。
(画像制御部(VDP)421)
画像制御部(VDP(Video Display Processor))421は、いわゆる画像プロセッサであり、液晶制御CPU422aからの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のフレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。
そして、画像制御部421は、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成して、汎用基板38に出力することにより、液晶表示装置41に画像を表示する制御が行われる。
なお、画像制御部(VDP)421は、図示しない制御レジスタ、CGバス I/F、CPU I/F、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらはバスによって接続されている。
(液晶制御CPU422a)
液晶制御CPU422aは、演出制御基板410から受信したコマンドに基づいてディスプレイリストを作成し、このディスプレイリストを画像制御部(VDP)421に対して送信するために設けられている。また、液晶制御CPU422aは、CGROM423に記憶されている画像データを液晶表示装置41に表示させる制御を行う。
(液晶制御ROM422b)
液晶制御ROM422bは、マスクROM等で構成されており、液晶制御CPU422aの制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターン、アニメシーン情報等が記憶されている。
ここでいうアニメパターンは、演出パターンのアニメーションを表示するにあたり参照され、演出パターンに含まれるアニメシーン情報の組み合わせや各アニメシーン情報の表示順序等を記憶している。
また、アニメシーン情報には、ウェイトフレーム(表示時間)、対象データ(スプライトの識別番号、転送元アドレス等)、パラメータ(スプライトの表示位置、転送先アドレス等)、描画方法、演出画像を表示する表示装置を指定した情報等などの情報を記憶している。
(液晶制御RAM422c)
液晶制御RAM422cは、液晶制御CPU422aに内蔵されている。また、液晶制御RAM422cは、液晶制御CPU422aの演算処理時におけるデータのワークエリアとしても機能し、液晶制御ROM422bから読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。なお、液晶制御RAM422cに記憶する情報として、所定時間を計時することによって行われる特定演出を実行するために用いられる「演出時間情報」等がある。
(フレームカウンタ422d)
フレームカウンタ422dは、電源基板500からの電力供給を受けてフレームカウンタ値を計数するために設けられている。また、フレームカウンタ422dは、電源基板500からの電力の供給が停止されると、フレームカウンタ値の計数を停止する。そして、フレームカウンタ422dは、電源基板500による電力の供給が再開されると、レジスタに登録しているフレームカウンタ値を初期化して計数を再開する。
(CGROM423)
CGROM(Character Generator Read Only Memory)423は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、マスクROM等から構成されている。
また、CGROM423は、所定範囲の画素(例えば、32ピクセル×32ピクセル)における画素情報の集まりからなる画像データ(例えば、スプライト、ムービー)等を圧縮して記憶している。そして、この画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成されている。
また、CGROM423は、画像制御部(VDP)421によって画像データ単位で読み出しが行われ、フレームの画像データ単位で画像処理が行われる。さらに、CGROM423には、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータを圧縮せずに記憶している。
なお、本実施形態において、CGROM423は、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータを圧縮せずに記憶しているが、これに限らず、一部のみ圧縮している構成でもよい。また、ムービーの圧縮方式としては、MPEG4等の種々の圧縮方式を用いることができる。
(水晶発振器424)
水晶発振器424は、「1/60秒(約16.6ms)」ごとにパルス信号(Vブランク割込信号)を画像制御部(VDP)421に出力するために設けられている。また、画像制御部(VDP)421が、このパルス信号を分周することで制御を行うためのシステムクロック、液晶表示装置41と同期を図るための同期信号等を生成する。そして、Vブランク割込信号を検知した画像制御部(VDP)421が所定のタイミングにおいて液晶制御CPU422aに対してそのVブランク割込信号に基づく演出処理タイミング通知信号を出力する。
(VRAM425)
VRAM425は、SRAM(Static Random Access Memory)により構成されている。ここで、SRAMとは、読み込み、書き込みが可能なメモリであって、一時的にデータを保持するための揮発性メモリの一種である。
そして、VRAM425をSRAMで構成することにより、画像データの書込や読出を高速で処理することができる。また、VRAM425は、任意領域、複数のディスプレイリスト領域、複数のフレームバッファ領域からなるメモリマップによって構成されている。
(RTC装置426)
RTC装置426は、フレームカウンタ422dにより計数される計数値とは異なる計数間隔で所定のカウンタ値を計数するために設けられている。また、RTC装置426は、画像制御基板420の液晶制御CPU422aに対してバスを介して接続されている。また、RTC装置426は、現在の日付や時刻を取得するために設けられている。
(汎用基板38)
汎用基板38は、画像制御基板420と、液晶表示装置41との間に設けられており、画像データを表示させる際に所定の画像形式に変換して出力するブリッジ機能を有している。また、汎用基板38は、画像データを表示する液晶表示装置41の性能に対応する画像形式に変換するブリッジ機能を有している。例えば、SXGA(1280ドット×1080ドット)の19インチの液晶表示装置41を接続したときと、XGA(1024ドット×768ドット)の17インチの液晶表示装置41を接続したときとの解像度の違い等を吸収する。
(サウンド制御基板430)
サウンド制御基板430は、主として演出を行う時に、スピーカ34,35の音声の出力を制御するための基板である。また、サウンド制御基板430は、音源IC431、音源ROM432、オーディオRAM433、アンプ434が接続されている。
(音源IC431)
音源IC431は、音源ROM432から音声に関するプログラムやデータを読み込み、左下方スピーカ34a、右下方スピーカ34b、左上方スピーカ35a、右上方スピーカ35bを駆動するための音声信号を生成するために設けられている。
(音源ROM432)
音源ROM432は、演出を実行するためのプログラムやデータを記憶するために設けられている。具体的には、音声に関するプログラムやデータ等を記憶している。
(オーディオRAM433)
オーディオRAM433は、演出に対応するサウンドデータに基づいてBGM等のサウンドを生成するために設けられている。
(アンプ434)
アンプ434は、音源IC431からの音声信号を増幅して左下方スピーカ34a、右下方スピーカ34b、左上方スピーカ35a、右上方スピーカ35bに出力するために設けられている。
以上のように、本実施形態の遊技機1は、第1のLED70a、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dを用いて、停止ボタン操作部81bに光を照らすことで、遊技者に、中停止ボタン12への操作が有効である旨を把握させている。
また、遊技機1は、第1のLED70a、第2のLED70b、第3のLED70c及び第4のLED70dを用いて、異なるタイミングで点灯させ、演出の一旦を担っている。
そして、遊技機1では、円筒状部74bに遮蔽加工が施されている。これにより、遊技機1は、円筒状部74bの中空側が、各LEDから発する光の照光領域90となり、一方、円筒状部74bの外側が、各LEDから発する光の遮蔽領域91となる。
ここで、遊技者により停止ボタン操作部81bが操作されたことを検出する光学センサ78bが配設されている。そして、光学センサ78bは、円筒状部74bの外側であって、遮蔽領域91に配設されている。
これにより、遊技機1は、光学センサ78bに各LEDから発する光が照らされないようになっている。したがって、本実施形態の遊技機1は、各LEDから発する光による光学センサ78bの誤認検知を抑制している。
よって、本実施形態の遊技機1は、停止ボタン操作部81bに光を照らした際に、この光による光学センサ78bの誤認検知を抑制することができる。
なお、本実施形態によれば、遊技機1(スロットマシン)が「遊技機」の一態様を構成するが、これに限定されず、例えば、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレンジボール遊技機が「遊技機」を構成しても良い。
また、本実施形態において、左リール17a、中リール17b及び右リール17cが「複数の図柄列」を構成し、停止ボタンユニット14が「変動停止装置」を構成するが、これに限定されず、停止ボタンユニット14に代えて、タッチパネルなどにより「変動停止装置」を構成しても良い。
また、本実施形態において、停止ボタン操作部81bが「操作手段」の一態様を構成するが、これに限定されず、例えば、複数の図柄列が変動後、所定時間経過後に停止させる制御により構成しても良い。
また、本実施形態において、停止ボタンユニット14を制御するメインCPUが「変動停止装置制御手段」の一態様を構成するが、これに限定されない。
また、本実施形態において、光源ユニット68に配設された各LEDが「光源」の一態様を構成するが、停止ボタン操作部81bに向けて光を発することが可能なものであれば、これに限定されず、例えば、ハロゲンランプにより構成しても良い。
また、本実施形態において、光学センサ78bが「スイッチ装置」の一態様を構成するが、光のON/OFFにより停止ボタン操作部81bが操作された旨を検出するものであれば、これに限定されない。
また、本実施形態において、中停止ボタン12の停止ボタンレンズ体73bの円筒状部74bが「画成部材」の一態様を構成する。
また、本実施形態において、円筒状部74bにより画成された照光領域90が「光源領域」の一態様を構成し、円筒状部74bにより画成された遮蔽領域91が「遮蔽領域」の一態様を構成する。
1 遊技機
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
14 停止ボタンユニット
17a〜17c 左リール、中リール、右リール
17d リールユニット
100 リール制御基板
111s 左リールセンサ
112s 中リールセンサ
113s 右リールセンサ
200 中継基板
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 乱数発生器
305 I/F回路
400 サブ制御基板
410 演出制御基板
411 I/F回路
412 サブCPU
413 乱数発生器
414 サブROM
415 サブRAM

Claims (1)

  1. 複数の図柄列が変動表示している際に、遊技者による操作手段への操作により、前記複数の図柄列を所定の表示ライン上に停止可能な変動停止装置、及びこの変動停止装置を制御する変動停止装置制御手段を備え、
    前記操作手段は、
    光を透過可能な透過性をなして構成され、
    前記変動停止装置は、
    前記操作手段の背面側に配置され、この操作手段に向けて光を発する光源と、
    遊技者による前記操作手段への操作が行われた場合、対応する前記図柄列を停止する信号を前記変動停止装置制御手段に送出するスイッチ装置と、
    前記光源により発せられた光の光源領域、及び前記光源からの光を遮蔽する遮蔽領域を画成する画成部材と、を有し、
    前記スイッチ装置は、
    遊技者による前記操作手段への操作が行われたことを検出するスイッチとして、光学センサを用いて構成され、
    前記操作手段は、
    前記画成部材により画成された前記光源領域に配設され、
    前記光学センサは、
    前記画成部材により画成された前記遮蔽領域に配設されること、
    を特徴とする遊技機。
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