JP3002428B2 - 地図表示装置及び地図出力方法 - Google Patents
地図表示装置及び地図出力方法Info
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- JP3002428B2 JP3002428B2 JP8341461A JP34146196A JP3002428B2 JP 3002428 B2 JP3002428 B2 JP 3002428B2 JP 8341461 A JP8341461 A JP 8341461A JP 34146196 A JP34146196 A JP 34146196A JP 3002428 B2 JP3002428 B2 JP 3002428B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に地図を表示し
て車両を目的地に誘導する車両ナビゲーション装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】最近CD−ROM等に地図情報を記録し
ておき、その地図情報を読み出して、車両の現在地とと
もに表示装置に表示させ、車両を所定の目的地に誘導す
る車両ナビゲーション装置が研究、開発されている。斯
かる従来の装置における目的地の設定は、操作者が表示
装置に表示した地図を見ながら目的地を捜し出し、その
位置にカーソルをセットすることにより行われていた。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかしながらこのよ
うに地図を見ながら目的地たる施設を設定するようにす
ると、その施設の位置を知らないような場合、表示装置
に表示された地名等を一々確認しながら施設名を捜し出
さなければならず、時間がかかる欠点があった。また表
示装置の画面は特に車両に装着する場合然程大きくする
ことができないので、車両ナビゲーション装置において
は余り多くの地名又は施設名を地図上に表示することが
困難である。従って地名又は施設名は判っていてもそれ
がどこに位置するのか判らないような場合は車両ナビゲ
ーション装置を利用することが困難であった。 【0004】 【問題点を解決するための手段】上記の課題を解決する
ために、第1の発明は、表示手段と、第1の階層の複数
の施設検索項目(具体的には、例えば、施設の種類、施
設名称、施設の存在する地域等の検索項目)を当該表示
手段にメニューとして表示する第1のメニュー表示制御
手段と、前記表示されている第1の階層の施設検索項目
の中からいずれか一の施設検索項目を選択する第1の選
択手段と、前記選択された第1の階層の施設検索項目に
含まれる第2の階層の施設検索項目を前記表示手段にメ
ニューとして表示する第2のメニュー表示制御手段と、
前記表示されている第2の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第2の選択手段
と、前記選択された第2の階層の施設検索項目に対応す
る施設が存在する地図を前記表示手段に表示させる地図
表示制御手段と、を備える。 【0005】また、第1の発明の地図表示装置におい
て、前記地図表示制御手段は、前記施設の位置を示す指
標を合わせて前記地図上に表示するように構成される。
更に、第2の発明は、第1の階層の複数の施設検索項目
をメニュー構成で出力する第1のメニュー出力制御工程
と、前記出力された第1の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第1の選択工程
と、前記選択された第1の階層の施設検索項目に含まれ
る第2の階層の施設検索項目をメニュー構成で出力する
第2のメニュー出力制御工程と、前記出力されている第
2の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設検索
項目を選択する第2の選択工程と、前記選択された第2
の階層の施設検索項目に対応する施設が存在する地図を
出力する地図出力制御工程と、を備える。 【0006】第1の発明の作用によれば、第1のメニュ
ー表示制御手段は、第1の階層の複数の施設検索項目を
表示手段にメニューとして表示する。 【0007】そして、第1の選択手段は、表示されてい
る第1の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0008】次に、第2のメニュー表示制御手段は、選
択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第2の階
層の施設検索項目を表示手段にメニューとして表示す
る。 【0009】そして、第2の選択手段は、表示されてい
る第2の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0010】これにより、地図表示制御手段は、選択さ
れた第2の階層の施設検索項目に対応する施設が存在す
る地図を表示手段に表示させる。 【0011】よって、段階的に効率よく目的の施設を検
索してその施設を含む地図を表示することができる。 【0012】更に、検索した施設の位置を示す指標を合
わせて地図上に表示するので、当該地図内における検索
した施設の位置まで容易に認識できる。 【0013】また、第2の発明の作用によれば、第1の
メニュー出力制御工程において、第1の階層の複数の施
設検索項目をメニュー構成で出力する。 【0014】次に、第1の選択工程において、出力され
た第1の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0015】更に、第2のメニュー出力制御工程におい
て、選択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第
2の階層の施設検索項目をメニュー構成で出力する。 【0016】その後、第2の選択工程において、出力さ
れている第2の階層の施設検索項目の中からいずれか一
の施設検索項目を選択する。 【0017】これらにより、地図出力制御工程におい
て、選択された第2の階層の施設検索項目に対応する施
設が存在する地図を出力する。 【0018】よって、段階的に効率よく目的の施設を検
索してその施設を含む地図を出力することができる。 【0019】 【0020】 【0021】 【実施例】次に本発明に好適な実施例を図面に基づいて
説明する。 【0022】第1図は本発明の車両ナビゲーション装置
のブロック図である。同図において1は記録媒体或いは
記憶媒体としてのCD−ROM(そのドライブ装置を含
む)でありディジタル化された地図情報が記録されてい
る。CD−ROM1からのデータはインターフェース
2、アドレスバス3、データバス4等を介してメモリ
(RAM)5に記憶されるようになっている。6は、表
示手段、表示制御手段及び抽出表示手段としてのインフ
ォメーションプロセッサ(CPU)であり、種々の画像
データ処理を行うとともに、キーボード12、そのイン
ターフェース13を介して入力される指令に対応して周
辺機器の制御も行うようになっている。7は地磁気等か
ら車両の方位を検知する方位センサ、8は車両の速度を
検出する速度センサである。9はGPS(Global Posit
ioning System)装置であり、緯度、経度情報等から車
両の現在位置を検出する。10はナビゲーションプロセ
ッサ(CPU)であり、方位センサ7、速度センサ8等
のデータの補正や、それらのデータから車両の移動量を
演算したり、またGPS装置9が緯度、経度情報を検出
できない場合等に、設定入力されたデータから現在位置
を演算する。あるいはまた設定入力された現在地をGP
S装置9からの情報に対応して補正処理する。プロセッ
サ10とプロセッサ6とは相互にデータの送受が可能に
なっている。11はこれらのプロセッサ6、10のプロ
グラムその他必要な情報を記憶するROM、14は各回
路、手段、装置等に必要なタイミング信号を供給するコ
ントロールロジックである。 【0023】15はグラフィックディスプレイコントロ
ーラ(GDC)であり、メモリ5から必要なデータを読
出し、メモリ(VRAM)16、17に所定の画像を描
画する。18はメモリ16、17のうち一方からのデー
タを選択し、パラレル信号からシリアル信号に変換する
パラレル/シリアル(P/S)変換回路である。19は
色変換回路としてのカラーパレットレジスタであり、P
/S変換回路18から供給される映像信号中の3ビット
の色信号を、予め指定された5ビットの色信号に変換す
る。色信号が変換された映像信号はメモリ(VRAM)
20に、さらにメモリ20からメモリ(VRAM)21
に転送され、メモリ21に記憶された映像信号が赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色各々のD/A変換
回路26、27、28によりディジタル信号からアナロ
グ信号に変換され、CRT等の表示装置29に表示され
る。尚図示はしていないが表示装置29の画面の前面に
は透明電極等よりなる選択手段としてのタッチセンサが
設けられている。 【0024】24は同期信号発生回路であり、相互に同
期した水平同期信号(HSYNC)と、垂直同期信号
(VSYNC)と、ドットクロック(DCK)を発生
し、レジスタ19、メモリ20、21のアドレス等を設
定するアドレスカウンタ23、25等に出力している。
22はオフセットレジスタであり、メモリ16、17に
記憶された画像のうちメモリ20に転送する部分のオフ
セット位置を設定する。30乃至37は各々所定位置に
挿入されたバッファである。 【0025】一方第2図はキーボード12の構成を示し
ている。同図に示す如く、各操作キーは表示装置29の
外周に配置されている。51はナビゲーション動作を実
行するとき操作されるナビゲーション(NAVI)キ
ー、52は表示装置29に操作の説明画像を出力すると
き操作されるヘルプ(!)キーである。53はガイド
(GUIDE)キーであり、駐車場、ホテル、ガソリン
スタンド等のシンボルを地図上に表示するとき操作され
る。54は目的地(DEST)キーであり、目的地を設
定するとき操作される。55はセット(SET)キーで
あり、表示装置29に表示されたカーソルにより指定さ
れた項目や、地図上の位置を登録するとき操作される。
56はキャンセル(CANCEL)キーであり、限られ
た所定の画面において操作すると、画面が1つ前の画面
に戻るようになっている。57は縮小キー、58は拡大
キーであり、各々表示装置29に表示された地図を縮小
又は拡大するとき操作される。59は、選択手段として
のスクロールキーであり、上下、左右にカーソルを移動
させるとき各々キー59a乃至59dが操作される。6
0はテキスト(TEXT)キーであり、車両の走行に関
係する情報を表示するとき操作される。以上の各キーが
操作された場合におけるプログラムはプロセッサ6によ
り管理されている。 【0026】一方コンパクトディスクプレーヤを動作さ
せるとき操作されるCDキー61、テレビジョン放送を
受信するとき操作されるTVキー62、AM又はFM放
送を受信するとき操作されるAM,FMキー63、再生
音のイコライズ特性を予め定められた特性の中から選択
するとき操作されるサウンドセレクト(SOUNDSE
L)キー64、再生音を瞬時にミューティングするミュ
ーティングキー65、再生音の大きさを調整するボリウ
ム66、空調装置を運転するとき操作される空調(A/
C)キー67が設けられ、図示せぬCPUによって所定
の動作が実行されるようになっている。 【0027】しかしてその動作を説明する。先ず最初に
ナビゲーションキー51が操作された場合における基本
的動作について説明する。方位センサ7、速度センサ
8、GPS装置9等の情報からプロセッサ10は車両の
現在地を演算し、検出する。この情報に対応してプロセ
ッサ6はCD−ROM1から現在地を含む地図を読出
し、メモリ5に記憶させる。CD−ROM1には複数の
縮尺の地図が記録されており、メモリ5には現在地を含
む各縮尺の地図が記憶される。プロセッサ6はコントロ
ーラ15を制御し、メモリ5に記憶された地図のうち所
定の縮尺のデータをメモリ16又は17に書き込ませ
る。メモリ16、17は一方が表側(データがメモリ2
0に転送されている方)、他方が裏側(データがメモリ
20に転送されておらず、コントローラ15により新た
なデータが書き込まれる方)とされている。表側と裏側
は交互に切り換えられ、コントローラ15による書き込み
は常にメモリ20にデータを送出していない裏側に行わ
れる。 【0028】プロセッサ6はさらにコントローラ15を
制御しプロセッサ10からの現在地信号に対応してメモ
リ16、17の表側に自車マークを描画させる。 【0029】コントローラ15によりメモリ16、17
に描画された地図は、自車マークを中心とする所定の範
囲内のデータが、パラレル/シリアル変換回路18によ
りパラレルデータからシリアルデータに変換され、さら
にその色信号がカラーパレットレジスタ19により高階
調度の色信号に変換されてメモリ20に転送される。メ
モリ16、17に描画された地図のうちどの部分が転送
されるかはオフセットレジスタ22とアドレスカウンタ
23を介してプロセッサ6により指定される。 【0030】プロセッサ6はまたCD−ROM1に記録
されている例えば交差点等の写真を画像として直接メモ
リ20に描画できるようになっている。このようにメモ
リ20に書き込まれた画像はさらにメモリ21に転送さ
れ、最終的にメモリ21に記憶された画像がD/A変換
回路26、27、28を介して表示装置29に出力表示
される。 【0031】次に、本発明に係わる動作について詳説す
る。 【0032】先ず、目的地(DEST)キー54を操作した
場合の動作を説明する。目的地キー54が操作されたと
き、プロセッサ6は例えば第4図に示すように、地図に
重畳して、セットメニューを表示装置29の所定位置
(図においては下辺の近傍)に表示させる。すなわち表
示装置29の下辺近傍に、ガイドセットの文字と地名セ
ットの文字が表示される。 【0033】表示装置29の前面にはタッチセンサが配
置してあり、各文字の表示位置を指等で触れるとそれが
検知される。従ってガイドセット、地名セットのいずれ
が選択されたかが判るようになっている。いま地名セッ
トが選択されたものとすると、表示装置29においてセ
ットメニューが消去されるとともに、第5図に(b)に
示すように地名情報が表示される。勿論そのためCD−
ROM1には道路、鉄道、海岸線等を表示する地図情報
だけでなく、地名情報も記録されている。 【0034】地名情報は複数の段階(本実施例において
は3段階)に区分されており、全段階の区分が指定され
ることにより地図上の1つの地点が特定されるようにな
っている。各段階をどのように定めるかは任意である
が、例えば第1の段階を、地図上の領域としての都道府
県、第2の段階を、地点種別としての名所、駅、役所等
のカテゴリー、第3の段階を、地図上の領域としての広
島、東広島、呉等の地名とすることができる。 【0035】地名セットが選択されたとき初期状態とし
て第5図(b)に示すように第1の段階と第2の段階が
表示されるようになされている。この初期状態において
第1の段階としてどこの都道府県を表示させるか、また
第2の段階として何のカテゴリーを表示させるかも任意
であるが、例えば第1の段階として広島県、第2の段階
として駅というカテゴリーを表示させる。表示装置29
において各段階の地名情報が表示される領域は各々定め
られている。すなわち第1の段階の地名情報は最も左側
の領域Aに、第3の段階の地名情報は最も右側の領域C
に、第2の段階の地名情報は領域Aと領域Cの間の領域
Bに、各々表示されるようになっている。第5図(b)
に示すように、初期状態においては第1の段階としての
県は領域Aに1つのみが表示されている。このことは第
1の段階の選択は既に終了していることを意味してい
る。一方第2の段階としてのカテゴリーは領域Bに表示
可能なだけ表示されている。これにより第2の段階とし
てのカテゴリーが未だ選択されておらず、選択する必要
があることが操作者に知らされる。 【0036】ここでもし目的地が広島県以外のときはス
クロールキー59cを操作する。すると領域Bのカテゴ
リーの表示が消え、領域Aに表示可能なだけ都道府県の
名称が表示される。この状態においてスクロールキー5
9a又は59bを操作すると、カーソル(第5図中斜線
を施した部分)は画面略中央で停止したままであるが、
領域Aの表示が上下に移動する。そこで所望の都道府県
をその名称をカーソル内に位置させるようにして選択す
る。 【0037】このようにして第1の段階の選択が終了し
た後(例えば広島県を選択した後)、スクロールキー5
9dを操作すると第5図(b)に示すような状態にな
る。すなわち領域Aにおける表示は選択された広島県だ
けとなり、領域Bに多くのカテゴリーが表示される。従
って領域Aの選択が終了した後もそこに多くの都道府県
名をそのまま表示しておく場合に較べ、選択すべき領域
が明確になり、操作性が良好となる。さらにこの場合も
スクロールキー59a、59bを操作してカテゴリーを
上下に移動させ、所望のカテゴリーをその名称をカーソ
ル内に位置させることにより選択する。 【0038】例えばカテゴリーとして駅を選択し、さら
にスクロールキー59dを操作すると、表示装置29の
画面は第5図(c)に示すようになる。すなわち領域A
とBには既に選択された広島県と駅のみが表示され、領
域Cには多くの地名が表示される。この場合もさらにス
クロールキー59a、59bを操作して地名を上下に移
動させ、所望の地名をその名称をカーソル内に位置させ
ることにより選択する。 【0039】例えば地名として広島を選択し、さらにセ
ットキー55を操作すると、広島県の広島駅が目的地と
してメモリ5にセットされる。するとプロセッサ6はC
D−ROM1からこの目的地を含む地図をメモリ5乃至
メモリ21に順次ロードし、表示装置29に表示され
る。このとき地図上に目的地のマークも同時に表示され
る。 【0040】以上の動作をプロセッサ6に行わせる場合
のフローチャートは例えば第3図に示すようになる。そ
の詳述は上述した場合と同様であるので省略するが、こ
のフロー中のステップにおけるポインタは、各段階にお
いてカーソル内に表示すべき名称を特定するためのもの
であり、初期状態においてセットされるものが0とされ
(上述した実施例においては広島県のポインタと駅のポ
インタが各々0とされ)、以下ポインタを1つ増加又は
減少させることにより名称が上下にスクロールされるこ
とになる。またレベルは3段階の地名情報のいずれを表
示するかを特定するものであり、レベル0のときは県、
レベル1のときは県とカテゴリー、レベル2のときは
県、カテゴリー及び地名が、各々表示される。 【0041】第6図は地名情報をCD−ROM1に記録
する場合のデータの構成例を示している。すなわち例え
ば2バイトからなる領域に収録された県の数をヘッダと
してその後に任意の長さの複数の県データが順次配置さ
れている。 【0042】各県データは2バイトの県番号と、8バイ
トの県名と、2バイトのカテゴリー数と、任意の長さの
複数のカテゴリーデータから構成されている。 【0043】各カテゴリーデータは2バイトのカテゴリ
ー番号と、8バイトのカテゴリー名と、2バイトの地名
数と、任意の長さの複数の地名データより構成されてい
る。 【0044】各地名データは2バイトの地名番号と、16
バイトの地名と、その座標(x,y)とから構成される。 【0045】尚地名情報は地図に重畳して表示してもよ
いが、必ずしも地図に重畳して表示する必要はない。検
索可能なデータとして記録されており、検索されたとき
地図上のその地点に所定のマークが表示されるようにな
されておればよい。勿論本発明は目的地を設定する場合
だけでなく、単に所定の位置を地名から検索する場合に
も応用することが可能であるから、そのマークは必ずし
も目的地としてのマークである必要はない。 【0046】 【効果】以上説明したように、第1の発明によれば、到
達したい施設を段階的に効率よく特定できると共に、予
め当該施設を含む地図を特定することなくその地図を表
示することができる。従って、所望の施設を含む地図を
表示するまでの検索時間を著しく短縮することができ、
地図表示装置としての操作性が向上する。 更に、所望の
施設が当該施設が存在する地図上に表示されるので、地
図上の当該施設の位置を容易に認識することができる。
また、第2の発明によれば、到達したい施設を段階的に
効率よく特定できると共に、予め当該施設を含む地図を
特定することなくその地図を出力することができる。従
って、所望の施設を含む地図を出力するまでの検索時間
を著しく短縮することができ、地図を出力する際の操作
性が向上する。 【0047】 【0048】
て車両を目的地に誘導する車両ナビゲーション装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】最近CD−ROM等に地図情報を記録し
ておき、その地図情報を読み出して、車両の現在地とと
もに表示装置に表示させ、車両を所定の目的地に誘導す
る車両ナビゲーション装置が研究、開発されている。斯
かる従来の装置における目的地の設定は、操作者が表示
装置に表示した地図を見ながら目的地を捜し出し、その
位置にカーソルをセットすることにより行われていた。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかしながらこのよ
うに地図を見ながら目的地たる施設を設定するようにす
ると、その施設の位置を知らないような場合、表示装置
に表示された地名等を一々確認しながら施設名を捜し出
さなければならず、時間がかかる欠点があった。また表
示装置の画面は特に車両に装着する場合然程大きくする
ことができないので、車両ナビゲーション装置において
は余り多くの地名又は施設名を地図上に表示することが
困難である。従って地名又は施設名は判っていてもそれ
がどこに位置するのか判らないような場合は車両ナビゲ
ーション装置を利用することが困難であった。 【0004】 【問題点を解決するための手段】上記の課題を解決する
ために、第1の発明は、表示手段と、第1の階層の複数
の施設検索項目(具体的には、例えば、施設の種類、施
設名称、施設の存在する地域等の検索項目)を当該表示
手段にメニューとして表示する第1のメニュー表示制御
手段と、前記表示されている第1の階層の施設検索項目
の中からいずれか一の施設検索項目を選択する第1の選
択手段と、前記選択された第1の階層の施設検索項目に
含まれる第2の階層の施設検索項目を前記表示手段にメ
ニューとして表示する第2のメニュー表示制御手段と、
前記表示されている第2の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第2の選択手段
と、前記選択された第2の階層の施設検索項目に対応す
る施設が存在する地図を前記表示手段に表示させる地図
表示制御手段と、を備える。 【0005】また、第1の発明の地図表示装置におい
て、前記地図表示制御手段は、前記施設の位置を示す指
標を合わせて前記地図上に表示するように構成される。
更に、第2の発明は、第1の階層の複数の施設検索項目
をメニュー構成で出力する第1のメニュー出力制御工程
と、前記出力された第1の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第1の選択工程
と、前記選択された第1の階層の施設検索項目に含まれ
る第2の階層の施設検索項目をメニュー構成で出力する
第2のメニュー出力制御工程と、前記出力されている第
2の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設検索
項目を選択する第2の選択工程と、前記選択された第2
の階層の施設検索項目に対応する施設が存在する地図を
出力する地図出力制御工程と、を備える。 【0006】第1の発明の作用によれば、第1のメニュ
ー表示制御手段は、第1の階層の複数の施設検索項目を
表示手段にメニューとして表示する。 【0007】そして、第1の選択手段は、表示されてい
る第1の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0008】次に、第2のメニュー表示制御手段は、選
択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第2の階
層の施設検索項目を表示手段にメニューとして表示す
る。 【0009】そして、第2の選択手段は、表示されてい
る第2の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0010】これにより、地図表示制御手段は、選択さ
れた第2の階層の施設検索項目に対応する施設が存在す
る地図を表示手段に表示させる。 【0011】よって、段階的に効率よく目的の施設を検
索してその施設を含む地図を表示することができる。 【0012】更に、検索した施設の位置を示す指標を合
わせて地図上に表示するので、当該地図内における検索
した施設の位置まで容易に認識できる。 【0013】また、第2の発明の作用によれば、第1の
メニュー出力制御工程において、第1の階層の複数の施
設検索項目をメニュー構成で出力する。 【0014】次に、第1の選択工程において、出力され
た第1の階層の施設検索項目の中からいずれか一の施設
検索項目を選択する。 【0015】更に、第2のメニュー出力制御工程におい
て、選択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第
2の階層の施設検索項目をメニュー構成で出力する。 【0016】その後、第2の選択工程において、出力さ
れている第2の階層の施設検索項目の中からいずれか一
の施設検索項目を選択する。 【0017】これらにより、地図出力制御工程におい
て、選択された第2の階層の施設検索項目に対応する施
設が存在する地図を出力する。 【0018】よって、段階的に効率よく目的の施設を検
索してその施設を含む地図を出力することができる。 【0019】 【0020】 【0021】 【実施例】次に本発明に好適な実施例を図面に基づいて
説明する。 【0022】第1図は本発明の車両ナビゲーション装置
のブロック図である。同図において1は記録媒体或いは
記憶媒体としてのCD−ROM(そのドライブ装置を含
む)でありディジタル化された地図情報が記録されてい
る。CD−ROM1からのデータはインターフェース
2、アドレスバス3、データバス4等を介してメモリ
(RAM)5に記憶されるようになっている。6は、表
示手段、表示制御手段及び抽出表示手段としてのインフ
ォメーションプロセッサ(CPU)であり、種々の画像
データ処理を行うとともに、キーボード12、そのイン
ターフェース13を介して入力される指令に対応して周
辺機器の制御も行うようになっている。7は地磁気等か
ら車両の方位を検知する方位センサ、8は車両の速度を
検出する速度センサである。9はGPS(Global Posit
ioning System)装置であり、緯度、経度情報等から車
両の現在位置を検出する。10はナビゲーションプロセ
ッサ(CPU)であり、方位センサ7、速度センサ8等
のデータの補正や、それらのデータから車両の移動量を
演算したり、またGPS装置9が緯度、経度情報を検出
できない場合等に、設定入力されたデータから現在位置
を演算する。あるいはまた設定入力された現在地をGP
S装置9からの情報に対応して補正処理する。プロセッ
サ10とプロセッサ6とは相互にデータの送受が可能に
なっている。11はこれらのプロセッサ6、10のプロ
グラムその他必要な情報を記憶するROM、14は各回
路、手段、装置等に必要なタイミング信号を供給するコ
ントロールロジックである。 【0023】15はグラフィックディスプレイコントロ
ーラ(GDC)であり、メモリ5から必要なデータを読
出し、メモリ(VRAM)16、17に所定の画像を描
画する。18はメモリ16、17のうち一方からのデー
タを選択し、パラレル信号からシリアル信号に変換する
パラレル/シリアル(P/S)変換回路である。19は
色変換回路としてのカラーパレットレジスタであり、P
/S変換回路18から供給される映像信号中の3ビット
の色信号を、予め指定された5ビットの色信号に変換す
る。色信号が変換された映像信号はメモリ(VRAM)
20に、さらにメモリ20からメモリ(VRAM)21
に転送され、メモリ21に記憶された映像信号が赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色各々のD/A変換
回路26、27、28によりディジタル信号からアナロ
グ信号に変換され、CRT等の表示装置29に表示され
る。尚図示はしていないが表示装置29の画面の前面に
は透明電極等よりなる選択手段としてのタッチセンサが
設けられている。 【0024】24は同期信号発生回路であり、相互に同
期した水平同期信号(HSYNC)と、垂直同期信号
(VSYNC)と、ドットクロック(DCK)を発生
し、レジスタ19、メモリ20、21のアドレス等を設
定するアドレスカウンタ23、25等に出力している。
22はオフセットレジスタであり、メモリ16、17に
記憶された画像のうちメモリ20に転送する部分のオフ
セット位置を設定する。30乃至37は各々所定位置に
挿入されたバッファである。 【0025】一方第2図はキーボード12の構成を示し
ている。同図に示す如く、各操作キーは表示装置29の
外周に配置されている。51はナビゲーション動作を実
行するとき操作されるナビゲーション(NAVI)キ
ー、52は表示装置29に操作の説明画像を出力すると
き操作されるヘルプ(!)キーである。53はガイド
(GUIDE)キーであり、駐車場、ホテル、ガソリン
スタンド等のシンボルを地図上に表示するとき操作され
る。54は目的地(DEST)キーであり、目的地を設
定するとき操作される。55はセット(SET)キーで
あり、表示装置29に表示されたカーソルにより指定さ
れた項目や、地図上の位置を登録するとき操作される。
56はキャンセル(CANCEL)キーであり、限られ
た所定の画面において操作すると、画面が1つ前の画面
に戻るようになっている。57は縮小キー、58は拡大
キーであり、各々表示装置29に表示された地図を縮小
又は拡大するとき操作される。59は、選択手段として
のスクロールキーであり、上下、左右にカーソルを移動
させるとき各々キー59a乃至59dが操作される。6
0はテキスト(TEXT)キーであり、車両の走行に関
係する情報を表示するとき操作される。以上の各キーが
操作された場合におけるプログラムはプロセッサ6によ
り管理されている。 【0026】一方コンパクトディスクプレーヤを動作さ
せるとき操作されるCDキー61、テレビジョン放送を
受信するとき操作されるTVキー62、AM又はFM放
送を受信するとき操作されるAM,FMキー63、再生
音のイコライズ特性を予め定められた特性の中から選択
するとき操作されるサウンドセレクト(SOUNDSE
L)キー64、再生音を瞬時にミューティングするミュ
ーティングキー65、再生音の大きさを調整するボリウ
ム66、空調装置を運転するとき操作される空調(A/
C)キー67が設けられ、図示せぬCPUによって所定
の動作が実行されるようになっている。 【0027】しかしてその動作を説明する。先ず最初に
ナビゲーションキー51が操作された場合における基本
的動作について説明する。方位センサ7、速度センサ
8、GPS装置9等の情報からプロセッサ10は車両の
現在地を演算し、検出する。この情報に対応してプロセ
ッサ6はCD−ROM1から現在地を含む地図を読出
し、メモリ5に記憶させる。CD−ROM1には複数の
縮尺の地図が記録されており、メモリ5には現在地を含
む各縮尺の地図が記憶される。プロセッサ6はコントロ
ーラ15を制御し、メモリ5に記憶された地図のうち所
定の縮尺のデータをメモリ16又は17に書き込ませ
る。メモリ16、17は一方が表側(データがメモリ2
0に転送されている方)、他方が裏側(データがメモリ
20に転送されておらず、コントローラ15により新た
なデータが書き込まれる方)とされている。表側と裏側
は交互に切り換えられ、コントローラ15による書き込み
は常にメモリ20にデータを送出していない裏側に行わ
れる。 【0028】プロセッサ6はさらにコントローラ15を
制御しプロセッサ10からの現在地信号に対応してメモ
リ16、17の表側に自車マークを描画させる。 【0029】コントローラ15によりメモリ16、17
に描画された地図は、自車マークを中心とする所定の範
囲内のデータが、パラレル/シリアル変換回路18によ
りパラレルデータからシリアルデータに変換され、さら
にその色信号がカラーパレットレジスタ19により高階
調度の色信号に変換されてメモリ20に転送される。メ
モリ16、17に描画された地図のうちどの部分が転送
されるかはオフセットレジスタ22とアドレスカウンタ
23を介してプロセッサ6により指定される。 【0030】プロセッサ6はまたCD−ROM1に記録
されている例えば交差点等の写真を画像として直接メモ
リ20に描画できるようになっている。このようにメモ
リ20に書き込まれた画像はさらにメモリ21に転送さ
れ、最終的にメモリ21に記憶された画像がD/A変換
回路26、27、28を介して表示装置29に出力表示
される。 【0031】次に、本発明に係わる動作について詳説す
る。 【0032】先ず、目的地(DEST)キー54を操作した
場合の動作を説明する。目的地キー54が操作されたと
き、プロセッサ6は例えば第4図に示すように、地図に
重畳して、セットメニューを表示装置29の所定位置
(図においては下辺の近傍)に表示させる。すなわち表
示装置29の下辺近傍に、ガイドセットの文字と地名セ
ットの文字が表示される。 【0033】表示装置29の前面にはタッチセンサが配
置してあり、各文字の表示位置を指等で触れるとそれが
検知される。従ってガイドセット、地名セットのいずれ
が選択されたかが判るようになっている。いま地名セッ
トが選択されたものとすると、表示装置29においてセ
ットメニューが消去されるとともに、第5図に(b)に
示すように地名情報が表示される。勿論そのためCD−
ROM1には道路、鉄道、海岸線等を表示する地図情報
だけでなく、地名情報も記録されている。 【0034】地名情報は複数の段階(本実施例において
は3段階)に区分されており、全段階の区分が指定され
ることにより地図上の1つの地点が特定されるようにな
っている。各段階をどのように定めるかは任意である
が、例えば第1の段階を、地図上の領域としての都道府
県、第2の段階を、地点種別としての名所、駅、役所等
のカテゴリー、第3の段階を、地図上の領域としての広
島、東広島、呉等の地名とすることができる。 【0035】地名セットが選択されたとき初期状態とし
て第5図(b)に示すように第1の段階と第2の段階が
表示されるようになされている。この初期状態において
第1の段階としてどこの都道府県を表示させるか、また
第2の段階として何のカテゴリーを表示させるかも任意
であるが、例えば第1の段階として広島県、第2の段階
として駅というカテゴリーを表示させる。表示装置29
において各段階の地名情報が表示される領域は各々定め
られている。すなわち第1の段階の地名情報は最も左側
の領域Aに、第3の段階の地名情報は最も右側の領域C
に、第2の段階の地名情報は領域Aと領域Cの間の領域
Bに、各々表示されるようになっている。第5図(b)
に示すように、初期状態においては第1の段階としての
県は領域Aに1つのみが表示されている。このことは第
1の段階の選択は既に終了していることを意味してい
る。一方第2の段階としてのカテゴリーは領域Bに表示
可能なだけ表示されている。これにより第2の段階とし
てのカテゴリーが未だ選択されておらず、選択する必要
があることが操作者に知らされる。 【0036】ここでもし目的地が広島県以外のときはス
クロールキー59cを操作する。すると領域Bのカテゴ
リーの表示が消え、領域Aに表示可能なだけ都道府県の
名称が表示される。この状態においてスクロールキー5
9a又は59bを操作すると、カーソル(第5図中斜線
を施した部分)は画面略中央で停止したままであるが、
領域Aの表示が上下に移動する。そこで所望の都道府県
をその名称をカーソル内に位置させるようにして選択す
る。 【0037】このようにして第1の段階の選択が終了し
た後(例えば広島県を選択した後)、スクロールキー5
9dを操作すると第5図(b)に示すような状態にな
る。すなわち領域Aにおける表示は選択された広島県だ
けとなり、領域Bに多くのカテゴリーが表示される。従
って領域Aの選択が終了した後もそこに多くの都道府県
名をそのまま表示しておく場合に較べ、選択すべき領域
が明確になり、操作性が良好となる。さらにこの場合も
スクロールキー59a、59bを操作してカテゴリーを
上下に移動させ、所望のカテゴリーをその名称をカーソ
ル内に位置させることにより選択する。 【0038】例えばカテゴリーとして駅を選択し、さら
にスクロールキー59dを操作すると、表示装置29の
画面は第5図(c)に示すようになる。すなわち領域A
とBには既に選択された広島県と駅のみが表示され、領
域Cには多くの地名が表示される。この場合もさらにス
クロールキー59a、59bを操作して地名を上下に移
動させ、所望の地名をその名称をカーソル内に位置させ
ることにより選択する。 【0039】例えば地名として広島を選択し、さらにセ
ットキー55を操作すると、広島県の広島駅が目的地と
してメモリ5にセットされる。するとプロセッサ6はC
D−ROM1からこの目的地を含む地図をメモリ5乃至
メモリ21に順次ロードし、表示装置29に表示され
る。このとき地図上に目的地のマークも同時に表示され
る。 【0040】以上の動作をプロセッサ6に行わせる場合
のフローチャートは例えば第3図に示すようになる。そ
の詳述は上述した場合と同様であるので省略するが、こ
のフロー中のステップにおけるポインタは、各段階にお
いてカーソル内に表示すべき名称を特定するためのもの
であり、初期状態においてセットされるものが0とされ
(上述した実施例においては広島県のポインタと駅のポ
インタが各々0とされ)、以下ポインタを1つ増加又は
減少させることにより名称が上下にスクロールされるこ
とになる。またレベルは3段階の地名情報のいずれを表
示するかを特定するものであり、レベル0のときは県、
レベル1のときは県とカテゴリー、レベル2のときは
県、カテゴリー及び地名が、各々表示される。 【0041】第6図は地名情報をCD−ROM1に記録
する場合のデータの構成例を示している。すなわち例え
ば2バイトからなる領域に収録された県の数をヘッダと
してその後に任意の長さの複数の県データが順次配置さ
れている。 【0042】各県データは2バイトの県番号と、8バイ
トの県名と、2バイトのカテゴリー数と、任意の長さの
複数のカテゴリーデータから構成されている。 【0043】各カテゴリーデータは2バイトのカテゴリ
ー番号と、8バイトのカテゴリー名と、2バイトの地名
数と、任意の長さの複数の地名データより構成されてい
る。 【0044】各地名データは2バイトの地名番号と、16
バイトの地名と、その座標(x,y)とから構成される。 【0045】尚地名情報は地図に重畳して表示してもよ
いが、必ずしも地図に重畳して表示する必要はない。検
索可能なデータとして記録されており、検索されたとき
地図上のその地点に所定のマークが表示されるようにな
されておればよい。勿論本発明は目的地を設定する場合
だけでなく、単に所定の位置を地名から検索する場合に
も応用することが可能であるから、そのマークは必ずし
も目的地としてのマークである必要はない。 【0046】 【効果】以上説明したように、第1の発明によれば、到
達したい施設を段階的に効率よく特定できると共に、予
め当該施設を含む地図を特定することなくその地図を表
示することができる。従って、所望の施設を含む地図を
表示するまでの検索時間を著しく短縮することができ、
地図表示装置としての操作性が向上する。 更に、所望の
施設が当該施設が存在する地図上に表示されるので、地
図上の当該施設の位置を容易に認識することができる。
また、第2の発明によれば、到達したい施設を段階的に
効率よく特定できると共に、予め当該施設を含む地図を
特定することなくその地図を出力することができる。従
って、所望の施設を含む地図を出力するまでの検索時間
を著しく短縮することができ、地図を出力する際の操作
性が向上する。 【0047】 【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両ナビゲーション装置のブロック図
である。 【図2】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
装置とキーボードの平面図である。 【図3】本発明の車両ナビゲーション装置の動作を示す
フローチャートである。 【図4】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
画面の平面図(I)である。 【図5】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
画面の平面図(II)である。 【図6】本発明の車両ナビゲーション装置におけるデー
タの構成の説明図である。 【符号の説明】 1…CD−ROM 2、13…インターフェイス 5、16、17、20、21…メモリ 6…インフォメーションプロセッサ 7…方位センサ 8…速度センサ 9…GPS装置 10…ナビゲーションプロセッサ 11…ROM 12…キーボード 15…グラフィックディスプレイコントローラ 18…パラレル/シリアル変換回路 19…カラーパレットレジスタ 22…オフセットレジスタ 23、25…アドレスカウンタ 24…同期信号発生回路 26、27、28……D/A変換回路 29…表示装置
である。 【図2】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
装置とキーボードの平面図である。 【図3】本発明の車両ナビゲーション装置の動作を示す
フローチャートである。 【図4】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
画面の平面図(I)である。 【図5】本発明の車両ナビゲーション装置における表示
画面の平面図(II)である。 【図6】本発明の車両ナビゲーション装置におけるデー
タの構成の説明図である。 【符号の説明】 1…CD−ROM 2、13…インターフェイス 5、16、17、20、21…メモリ 6…インフォメーションプロセッサ 7…方位センサ 8…速度センサ 9…GPS装置 10…ナビゲーションプロセッサ 11…ROM 12…キーボード 15…グラフィックディスプレイコントローラ 18…パラレル/シリアル変換回路 19…カラーパレットレジスタ 22…オフセットレジスタ 23、25…アドレスカウンタ 24…同期信号発生回路 26、27、28……D/A変換回路 29…表示装置
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フロントページの続き
(72)発明者 柿原 正樹
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ
ダ株式会社内
(72)発明者 正路 太
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ
ダ株式会社内
(56)参考文献 特開 昭59−132099(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06T 1/00
G06F 17/30
G09B 29/00 - 29/10
G09G 5/36
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.表示手段と、第 1の階層の複数の施設検索項目を当該表示手段にメニ
ューとして表示する第1のメニュー表示制御手段と、 前記表示されている第1の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第1の選択手段
と、 前記選択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第
2の階層の施設検索項目を前記表示手段にメニューとし
て表示する第2のメニュー表示制御手段と、 前記表示されている第2の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第2の選択手段
と、 前記選択された第2の階層の施設検索項目に対応する施
設が存在する地図を前記表示手段に表示させる地図表示
制御手段と、 を備えることを特徴とする地図表示装置。 2.請求項1に記載の地図表示装置において、 前記地図表示制御手段は、前記施設の位置を示す指標を
合わせて前記地図上に表示することを特徴とする地図表
示装置。 3.第1の階層の複数の施設検索項目をメニュー構成で
出力する第1のメニュー出力制御工程と、 前記出力された第1の階層の施設検索項目の中からいず
れか一の施設検索項目を選択する第1の選択工程と、 前記選択された第1の階層の施設検索項目に含まれる第
2の階層の施設検索項目をメニュー構成で出力する第2
のメニュー出力制御工程と、 前記出力されている第2の階層の施設検索項目の中から
いずれか一の施設検索項目を選択する第2の選択工程
と、 前記選択された第2の階層の施設検索項目に対応する施
設が存在する地図を出力する地図出力制御工程と、 を備えることを特徴とする地図出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341461A JP3002428B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 地図表示装置及び地図出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8341461A JP3002428B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 地図表示装置及び地図出力方法 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24289699A Division JP3098519B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 地図表示装置及び地点検索方法 |
JP24289599A Division JP3098518B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 地点検索装置 |
JP24289499A Division JP3098517B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 地点検索装置及び地点検索方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319862A JPH09319862A (ja) | 1997-12-12 |
JP3002428B2 true JP3002428B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18346252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8341461A Expired - Lifetime JP3002428B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 地図表示装置及び地図出力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002428B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002287950A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Nippon Seiki Co Ltd | 表示装置の表示方法 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8341461A patent/JP3002428B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09319862A (ja) | 1997-12-12 |
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Legal Events
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