JP3002421B2 - カバー付バケツ - Google Patents

カバー付バケツ

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JP3002421B2
JP3002421B2 JP8138798A JP13879896A JP3002421B2 JP 3002421 B2 JP3002421 B2 JP 3002421B2 JP 8138798 A JP8138798 A JP 8138798A JP 13879896 A JP13879896 A JP 13879896A JP 3002421 B2 JP3002421 B2 JP 3002421B2
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liquid
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寛 築比地
建男 築比地
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寛 築比地
建男 築比地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水、洗浄液等の液
体を収容可能なバケツと、同バケツを保持可能なカバー
とからなるカバー付バケツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バケツには従来から各種形状のものがあ
った。バケツに水を入れて洗濯をしたり、雑巾を洗った
りした後に、その汚水を風呂の洗い場や流し台A等に流
す場合は、図5に示すようにバケツBを傾けなければな
らなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のバケツには以下
の問題があった。.バケツは水が入っていると重いた
め、バケツを傾けてバケツ内の液体を排出することは、
力の弱い女性や老人等にとって大変なことである。特
に、バケツ内の液体を何度も交換する場合は、その度に
重いバケツを傾けなければならず非常に大変であった。
.流し台の高さが高い場合は、重いバケツをその高さ
まで持ち上げなければならないため、力の弱い女性や老
人等にとって大変である。.バケツ内の汚水を風呂の
洗い場に流すと、その汚水により洗い場が汚れてしま
い、後で洗い場を掃除しなければならない。場合によっ
ては汚水が飛散して洗い場の周囲の壁までが汚れたり、
被服が汚れたりすることもある。.バケツ内の汚水を
風呂の洗い場に流すと洗い場が滑り易くなるため、滑っ
て転んだりすることがあり、場合によっては怪我の原因
となる。
【0005】本発明の目的はバケツを持ち上げたり、傾
けたりしなくとも、バケツ内の液体を外部に容易に流出
させることができる流出孔付きバケツを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカバー付バケツ
は、液体を収容するバケツと、バケツの下部を嵌め込ん
で同バケツを保持可能なカバーとを備え、バケツの底
に、栓を抜いて開口するとバケツ内の液体外部に流出
可能な流出孔を設け、流出孔はバケツの底から下方に筒
状に突設され、その長さは洗い場等の排水孔に差込み可
能な長さであり、流出孔の開口位置は、底のうちバケツ
の周壁寄りであって、同周壁から流出孔までの距離は、
筒状の流出孔を前記排出孔に差込んでも、バケツの周壁
が排出孔の側方の壁面に接触しない距離であり、カバー
はその深さが流出孔の長さよりものである。
【0009】
【発明の実施の形態1】本発明のカバー付バケツの第一
の実施形態を図1(a)及び(b)に基づいて詳細に説
明する。このカバー付バケツは液体を収容可能なバケツ
1と、同バケツ1を保持可能なカバー6を備えてなる。
バケツ1はその底2の中央部に、バケツ1内の液体を外
に流出するための流出孔3が形成されてなる。バケツ1
は掃除や洗濯の際に使用される合成樹脂製や金属製のも
のである。流出孔3はバケツ1の底から下方に筒状に突
設して、洗い場や流し台等の排水孔4内に差し込み可能
としてある。流出孔3の長さLは排水孔4内に差し込み
可能な程度とする。この長さLが短か過ぎると排水孔4
に十分に差し込まれず、バケツ1が不安定になり、バケ
ツ2から流出する汚水が逆流したり、溢れたりすること
があり、長過ぎると排水孔4に差し込みにくくなった
り、差込めなかったりすることがある。従って、その長
さLは例えば10mmから150mm程度が適する。
【0010】流出孔3には栓5を差込み取外し可能とし
てあり、栓5はゴムや軟質樹脂等の弾性を有する素材に
より先細り形成されて、流出孔3内に密に差込み可能な
る様にしてある。また、栓5にはバケツ1の周壁8の上
部に取付けた鎖とか紐の連結具7を連結してある。
【0011】
【発明の実施の形態2】本発明のカバー付バケツの第二
の実施形態を図2(a)及び(b)に基づいて詳細に説
明する。このカバー付バケツは液体を収容可能なバケツ
1と、同バケツ1を保持可能なカバー6を備えてなる。
バケツ1は流出孔3を把手9が付いたバケツ1の底2の
中心よりも偏心位置、即ち、バケツ1の周壁8寄りに形
成してある。図4に示すように洗い場や流し台等の排水
孔4の位置は洗い場や流し台等の側壁面10に近い所に
形成されていることが多いため、流出孔3が底2の中央
部にあると、流出孔3を排水孔4に差込むときにバケツ
1の周壁8が洗い場等の側壁面10に当って、流出孔3
を排水孔4に差込むことができないこともある。図2の
場合は流出孔3を底2の偏心位置に設けることにより、
その様な位置に形成されている排水孔4に流出孔3を差
込むことができるようにしてある。
【0012】バケツ1の底2は図1(b)に示すように
流出孔3から底2の周縁まで一様に平らでもよいが、図
2(b)に示すように流出孔3の周辺部を緩やかな下り
傾斜にして、バケツ1内の液体が流出し易くなるように
すると共に底2に液体が残りにくくなるようにしてあ
る。
【0013】
【発明の実施の形態3】本発明のカバー付バケツの第三
の実施形態を図3に基づいて詳細に説明する。このカバ
ー付バケツは、流出孔3を設けたバケツ1の底2の下方
に、バケツ1を水平に保持するカバー6を着脱可能とし
たものである。カバー6は上方開口の皿状であり、その
深さを流出孔3の長さより深くして、底2の下方に被せ
るときに流出孔3が邪魔にならないようしてある。この
カバー6を取付けると、バケツ1の底2に流出孔3が突
出していても、それがカバー6で被覆されるため流出孔
3を排出孔4に差込まなくともバケツ1が安定し、洗い
場や流し台の上に置くことができ、流出孔3の無い通常
のバケツと同様に屋外でも使用することができる。
【0014】
【その他の実施形態】本発明に置けるバケツ1は、流出
孔3が底2の中央部にある場合でも、その流出孔3の周
辺部を下り傾斜にして、液体の流出を容易にすることが
できる。また、流出孔3の入口に網等のゴミ受け11を
配置して、バケツ1内の液体が外に流出する際にゴミが
除去されて排水管が詰まらないようにしてもよい。カバ
ー6は図3に示す以外の形状であってもよく、例えば、
図3に示すカバー6の底面12を無くした円筒状のもの
であってもよい。
【0015】
【使用例1】本発明のカバー付バケツを使用して、例え
ば雑巾を洗うには次のようにする。バケツ1の底2に設
けられている流出孔3に栓5をし、その流出孔3を洗い
場の排水孔4に差込み、その状態でバケツ1内に水を溜
めて、その中で雑巾を洗う。バケツ1内の汚水を排出す
るときは流出孔3から栓5を抜けばよい。
【0016】
【使用例2】バケツ1の底2の下方に図3の様にカバー
6を取付けて使用する場合は、そのバケツ1を流出孔3
の無い通常のバケツと同様に使用する。バケツ1内の汚
水を排出する場合は、カバー6を外してから流出孔3を
洗い場の排水孔4に差込み、それから栓5を抜いて排出
する。
【0017】
【発明の効果】本発明のカバー付バケツは次のような効
果がある。 .バケツ1を一々持ち上げて傾け無くとも、バケツ1
内の液体を排出することができるため、力の弱い女性や
老人等や足腰の弱い人でも、手軽に、バケツ1内の液体
を排出することができる。 .バケツ1から排出される液体で洗い場や流し台が汚
れることがないので、洗い場や流し台を掃除する面倒も
無い。 .バケツ1から排出される液体が飛散して洗い場の壁
や衣類等が汚れたりすることもない。 .出孔3が偏心位置に設けられているため、洗い場
の排水孔4の位置が側壁面10に寄っている場合でも、
バケツ1の周壁8がその側壁面10にぶつからず、流出
孔3を排水孔4に差込むことができる。 .バケツ1の底2にカバー6を着脱自在としたので、
底2にカバー6を装着すれば通常のバケツと同様に使用
することができ、カバー6を取外して流出孔3を排水孔
4に差込むことにより、バケツ内の液体を容易に排出す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のカバー付バケツの第一の実施
形態を示した斜視図、(b)は(a)のカバー付バケツ
の縦断面図。
【図2】(a)は本発明のカバー付バケツの第二の実施
形態を示した斜視図、(b)は(a)のカバー付バケツ
の縦断面図。
【図3】本発明のカバー付バケツの第三の実施形態を示
した縦断面図。
【図4】本発明のカバー付バケツの使用説明図。
【図5】従来のバケツの使用説明図。
【符号の説明】
1 バケツ 2 底 3 流出孔 4 排水孔 5 栓 6 カバー
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−101175(JP,U) 実開 昭59−90775(JP,U) 実開 昭61−31340(JP,U) 実開 昭60−32287(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 39/00 - 55/16 B65D 21/02 A47J 41/18 D06F 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容するバケツ(1)と、バケツ
    (1)の下部を嵌め込んで同バケツ(1)を保持可能な
    カバー(6)とを備え、バケツ(1)の底(2)に、
    (5)を抜いて開口するとバケツ(1)内の液体外部
    に流出可能な流出孔(3)を設け、流出孔(3)はバケ
    ツ(1)の底(2)から下方に筒状に突設され、その長
    さは洗い場等の排水孔(4)に差込み可能な長さであ
    り、流出孔(3)の開口位置は、底(2)のうちバケツ
    (1)の周壁寄りであって、同周壁から流出孔(3)ま
    での距離は、筒状の流出孔(3)を前記排出孔(4)に
    差込んでも、バケツ(1)の周壁が排出孔(4)の側方
    の壁面に接触しない距離であり、カバー(6)はその深
    さが流出孔(3)の長さより深いことを特徴とするカバ
    ー付バケツ。
JP8138798A 1996-05-31 1996-05-31 カバー付バケツ Expired - Lifetime JP3002421B2 (ja)

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JPH09323742A JPH09323742A (ja) 1997-12-16
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