JP3008514U - 豆腐の水切り具 - Google Patents

豆腐の水切り具

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JP3008514U
JP3008514U JP1994010965U JP1096594U JP3008514U JP 3008514 U JP3008514 U JP 3008514U JP 1994010965 U JP1994010965 U JP 1994010965U JP 1096594 U JP1096594 U JP 1096594U JP 3008514 U JP3008514 U JP 3008514U
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正子 柄澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 豆腐の形を崩すことなく、豆腐の水を切りを
的確に効率的に行うことが可能な豆腐の水切り具を提供
すること。 【構成】 水切り具は、豆腐を収容可能な支持器20、
支持器内に収容される豆腐の上面に乗せることができる
蓋10、及び支持器の下方に配置される水受器30を含
む。支持器20は、水を通過させ得る多数の孔27を設
けた多孔底板26及び多孔底板26の周囲を囲み多孔底
板に対しほぼ垂直方向に伸長する筒状の側板32を有す
る。蓋10は、平坦な下面14を有する平板12及び平
板の上面のほぼ中央に設けた把手18を有する。水受器
30は、水平断面において支持器20の側板とほぼ同形
の筒状の側壁32及び側壁の内部下方を塞ぐ底壁34を
有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、豆腐の料理を作る際にしばしば必要となる豆腐の水切り具に関する 。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
近年、健康指向が高まると共に、健康食品として豆腐の評価が高まり、豆腐の 需要が増え、また多種の料理方法が作られるようになってきている。市販される 通常の豆腐は、凝固された大豆の蛋白質と多量の水分から成るが、それ自身の保 形性は小さい。即ち、豆腐は、外力に抵抗する強度が小さく、容易に形状が崩れ る。豆腐は、その形状を崩さないため、通常、水中に入れて保管或いは運搬され る。しかしながら、ある種の料理においては、豆腐の形を崩すことなく、豆腐の まわりの水を除くこと、即ち、豆腐の水切りが必要である。
【0003】 台所用品としては、従来、水洗い後の野菜や食器の水を切るための種々の水切 り具が知られるが、これらの水切り具は、野菜や食器を支持する部分が粗い格子 を備えるものであったり、曲面から成るものであったりするため、豆腐の水切り に使用できないか、あるいは使用できる場合においても豆腐の形状を崩し易く、 また豆腐の大きさに合う寸法を備えていないなど、不便であり、従来の台所用水 切り具によっては、豆腐の水切りを的確に効率的に行うことはできなかった。
【0004】 本考案の目的は、従来の豆腐の水切りにおける不便を解消し、豆腐の形を崩す ことなく、豆腐の水を切りを的確に効率的に行うことが可能な豆腐の水切り具を 提供することである。本考案の目的は、部品数が少なく、各部品の形状が簡単で あり、容易に分解して洗浄することができる衛生的な豆腐の水切り具を提供する ことにもある。本考案の他の目的は、豆腐の水切りを比較的短時間に行うことが できる水切り具を提供することにある。本考案のその他の目的は、実施例の説明 及び添付の図面から明らかにされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の豆腐の水切り具は、豆腐を収容可能な支持器、支持器内に収容される 豆腐の上面に乗せることができる蓋、及び支持器の下方に配置される水受器を含 む。支持器は、水を通過させ得る多数の孔を設けた多孔底板及び多孔底板の周囲 を囲み底板に対しほぼ垂直方向に伸長する筒状の側板を有する。蓋は、平坦な下 面を有する平板及び平板の上面のほぼ中央に設けた把手を有する。水受器は、水 平断面において支持器の側板とほぼ同形の筒状の側壁及び側壁の内部下方を塞ぐ 底壁を有する。支持器の側板の下方端部は、水受器の側壁の上方端部に載置可能 である。
【0006】 好ましくは、支持器の側板及び水受器の側壁は、いずれも水平方向断面におい てほぼ長方形である。また支持器の側板の下方に側板の内方へ突出する複数の耳 片が固着され、多孔底板は、耳片上に載置されることにより、側板の下方に取り 外し可能に固定される。支持器の側板の下方端部が水受器の側壁の上方端部にほ ぼ密着して載置された状態を維持するためのずれ防止手段が備えられる。ずれ防 止手段は、支持器の側板の下方端部と水受器の側壁の上方端部に形成される相補 形状の段部により構成される。
【0007】
【作用】
本考案に係る豆腐の水切り具は、通常、多量の水と共に容器に入れられ運搬保 管される豆腐から、料理を作る際等において、豆腐の形を崩すことなく有る程度 の水分を分離除去する、いわゆる豆腐の水切りために使用される。水切りが必要 な豆腐は、まず支持器の内部へ移される。この際に、豆腐の形の崩れを最少にす るために、豆腐は、水中において支持器内部へ移動させ、支持器内部へ収容され た状態で水中から取り出すことが好ましい。豆腐を収容した支持器は、水受器の 上に置き、豆腐上面に蓋を乗せ、豆腐のまわりの水及び豆腐から染み出した水を 、支持器の多孔底板に設けた多数の孔を通し落下させ、水受器に溜める。支持器 の側板の下方端部が水受器の側壁の上方端部にずれることなく載置するため、支 持器の側板の下方端部と水受器の側壁の上方端部に形成される相補形状の段部に より構成することが望ましいが、この段部構造を取ることにより、支持器側板の 内面に沿って流下する水を、水受器内部へ案内し、水受器の外へ水が流れること を防ぐことができる。本考案の豆腐の水切り具は、簡単な構造を備え、使用の前 後において、容易に水洗いができ、衛生的である。
【0008】
【実施例】
図面は、本考案の実施例の水切り具を示す。図1は、水切り具の蓋10、支持 器20及び水受器30がそれぞれ上下に離間された状態の立面図、図2は、支持 器20の上面図、図3は、水切り具の蓋10、支持器20及び水受器30がそれ ぞれ上下に離間された状態の透視図である。図1及び3に明瞭に示されるように 、水切り具は、豆腐を多孔底板26上の内部空間へ収容可能な支持器20、支持 器内に収容される豆腐(図示されない)の上面に乗せることができる蓋10、及 び支持器20の下方に配置される水受器30を含む。支持器20は、水を通過さ せ得る多数の孔27を設けた多孔底板26及び多孔底板の周囲を囲み底板に対し ほぼ垂直方向に伸長する筒状の側板22を有する。蓋10は、平坦な下面14を 有する平板12、及び平板12の上面のほぼ中央に設けた把手18を有する。水 受器20は、水平断面において支持器の側板22とほぼ同形の筒状の側壁32及 び側壁の内部下方を塞ぐ底壁34を有する。支持器の側板22の下方端部28は 、水受器の側壁の上方端部36上に載置可能である。
【0009】 好ましくは、図2及び図3に示すように、支持器20の側板22及び水受器の 側壁32は、いずれも水平断面においてほぼ長方形である。また支持器の側板3 2の下方に側板の内方へ突出する複数の耳片24が固着され、多孔底板26は、 耳片24上に載置されることにより、側板22の下方に取り外し可能に固定され る。取り外し可能な構造は、支持器を水洗いするとき好都合である。支持器の側 板22の下方端部が水受器の側壁の上方端部に載置された状態を維持するため、 図4に示すように、支持器の側板の下方端部28と水受器の側壁の上方端部36 は、相補形状の段部の形状を有する。これらの段部は、支持器の側板の下方端部 28が水受器の側壁の上方端部36上からずれないためのずれ防止手段を構成す る。水受器30の側壁の上方端部36の段部の形状を、外側に突部があり、内側 に凹部があるように形成することにより、支持器の側板22の内周面に沿って流 下する水を水受器の外へ漏洩させないようにすることができる。
【0010】 水切り具の蓋10、支持器20及び水受器30を構成する材料は、食器、調理 具等に使用可能な無害のプラスチック、木材、又はステンレス鋼のような金属材 料とすることができる。支持器の寸法は、標準的な大きさの豆腐をまわりに充分 隙間をおいて収容できるように、例えば、図2に示す平面図において側板22に 囲まれる内部寸法が、長辺約12.5cm、短辺約9.5cm、深さが約4cm とされる。水受器の寸法は、平面が支持器20とほぼ同じ寸法にされ、深さが、 例えば3cmとされる。平面図において、蓋10の外周の寸法は、蓋10が支持 器20の側板22に囲まれる内部へ緩くはまる程度の、例えば長辺約12cm、 短辺約9cmとされ、厚さは、例えば、6mmである。
【0011】 蓋10の平板12と把手18は、プラスチックの一体成型とすることができる 。また支持器20の筒状の側板22及び複数の耳方24が、プラスチックの一体 成型により形成され得る。支持器20の多孔底板26は、筒状の側板22から水 洗い等の必要に応じて取り外しできるように、側板22とは、別々に成型され得 る。水受器30の筒状の側壁及び底壁は、プラスチックにより一体的に構成され 得る。
【0012】
【考案の効果】
本考案の豆腐の水切り具において、平坦で多数の孔を備える底板の上に豆腐を 支持する支持器の側板は、豆腐の平面外形より僅かに大きく作られ、豆腐は、支 持器の多孔底板上に載置されると共に豆腐の上面に蓋の平板12が置かれ、蓋1 0の重量が豆腐の上面に均等に作用するので、支持器に収容された豆腐は、その 形を崩すことなく有る程度の水分が押圧され豆腐から染み出し多孔底板の多数の 孔を通り、水受器内へ流下され、豆腐から分離除去される。豆腐上面は、蓋の重 量により僅かに押圧されるので、豆腐の形状を崩すことなく、時間の経過と共に 豆腐内部の水が押し出され、水切りを的確に効率的に行うことができる。本考案 の豆腐の水切り具は、簡単な構造を備え、使用の前後において、容易に水洗いが でき、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】水切り具の蓋、支持器及び水受器がそれぞれ上
下に離間した状態の立面図。
【図2】支持器の上面図。
【図3】水切り具の蓋、支持器及び水受器がそれぞれ上
下に離間した状態の透視図。
【図4】支持器の側板の下方端部と水受器の側壁の上方
端部に設けた相補形状の段部の断面図である。
【符号の説明】
10;蓋、12;平板、18:把手、20:支持器、2
2;側板、24;耳片、26;多孔底板、27;孔、2
8;下方端部、30;水受器、32;側壁、34;底
板、36;上方端部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐を収容可能な支持器(20)、支持
    器内に収容される豆腐の上面に乗せることができる蓋
    (10)、及び支持器の下方に配置される水受器(3
    0)を含み、支持器(20)は、水を通過させ得る多数
    の孔(27)を設けた多孔底板(26)及び多孔底板の
    周囲を囲み底板に対しほぼ垂直方向に伸長する筒状の側
    板(22)を有し、蓋(10)は、平坦な下面(14)
    を有する平板(12)及び平板の上面のほぼ中央に設け
    た把手(18)を有し、水受器(30)は、水平断面に
    おいて支持器の側板(22)とほぼ同形の筒状の側壁
    (32)及び側壁の内部下方を塞ぐ底壁(34)を有
    し、支持器の側板の下方端部(28)は、水受器の側壁
    (32)の上方端部に載置可能であることを特徴とする
    水切り具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水切り具において、支
    持器の側板(22)及び水受器の側壁(32)は、いず
    れも水平方向断面においてほぼ長方形であることを特徴
    とする水切り具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の水切り具におい
    て、支持器の側板(22)の下方に該側板の内方へ突出
    する複数の耳片(24)が固着され、前記多孔底板(2
    6)は、該耳片(24)上に載置されることにより、前
    記側板(22)の下方に取り外し可能に固定されること
    を特徴とする水切り具。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    水切り具において、支持器の側板の下方端部(28)が
    水受器の側壁(32)の上方端部にほぼ密着して載置さ
    れた状態を維持するためのずれ防止手段を備えることを
    特徴とする水切り具。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の水切り具において、前
    記ずれ防止手段は、支持器の側板の下方端部(28)と
    水受器の側壁(32)の上方端部に形成される相補形状
    の段部であることを特徴とする水切り具。
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