JP3002370U - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JP3002370U
JP3002370U JP1994002773U JP277394U JP3002370U JP 3002370 U JP3002370 U JP 3002370U JP 1994002773 U JP1994002773 U JP 1994002773U JP 277394 U JP277394 U JP 277394U JP 3002370 U JP3002370 U JP 3002370U
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JP
Japan
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side frames
transported
packing
pair
casters
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JP1994002773U
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English (en)
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宗晴 宮下
和三郎 菅間
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Yazaki Kako Corp
Original Assignee
Yazaki Kako Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々のサイズの被搬送品に対応して梱包でき
ると共に反復使用可能として資源の節約に寄与でき、さ
らに搬送効率も向上させ得るものである。 【構成】 平面視コの字型に形成した側枠本体2a,3
aの下端部コの字開口部に、被搬送品20の底面部分を
載置する載置棚7を横架し、キャビネット形被搬送品の
両側を抱持する一対の側枠2、3と、梱包時に前記一対
の側枠2、3を繋いで被搬送品20を挟持する締結具3
0とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にキャビネット形の被搬送品を梱包し、かつ搬送可能な梱包装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、盤用ボックスや家電品等のキャビネット形の被搬送品は、ダンボールケ ース又は木枠等のケースに発泡材等の緩衝材を要所に貼付して梱包し、搬送して いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ダンボールケースや、木枠のケースは比較的安価であるが故に 、返って回収する方がコスト高となるので通常、1回限りの使い捨てとされてお り、世界的に環境保護が叫ばれている昨今、資源の確保と共に環境保全が問題点 となっている。 また、これらのケースは、搬送時、キャリア・カート等に積替えたり、2名の 作業員で持上げたりしなければならないため、搬送効率が悪く、コスト高となる 荷役作業の簡素化が要望されている。
【0004】 本考案が解決しようとする課題は、種々のサイズの被搬送品に対応して梱包で きると共に反復使用可能として資源の節約に寄与でき、さらに搬送効率も向上さ せ得る梱包装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、平面視コの字型に形成した側枠本体2 a,3aの下端部コの字開口部に、被搬送品20の底面部分を載置する載置棚7 を横架し、キャビネット形被搬送品20の両側を抱持する一対の側枠2,3と、 梱包時に前記一対の側枠2,3を繋いで被搬送品20を挟持する締結具30とか ら成る。
【0006】 また、各側枠2,3のうち少なくとも一方の側枠下端の内側に脚部16,17 を設けると共に、外側にはその脚部16,17と略同じ高さ寸法のキャスター1 5を取り付けるのがよい。
【0007】
【作用】
梱包時には、被搬送品を一対の側枠で挟む形態で各々の載置棚に載置し、締結 具にて側枠同士を繋いで締結固定する。 キャスターを取り付けた梱包装置においては、梱包後、一方の側枠の方向へ傾 斜させ、該キャスターによって移動させる。 空の梱包装置は、一方の側枠を上下の向きを変えて他方の側枠と重ね合せて締 結具で固定し、やはり、傾斜させてキャスターにて移動できる。
【0008】
【実施例】
実施例1 図1に示すように、梱包装置1は、平面視コの字型の縦長状に形成された一対 の側枠2、3と、該側枠2、3同士を繋締結するバンド等の締結具30とから構 成されている。
【0009】 上記側枠2、3の側枠本体2a,3aは、上端部、下端部及び中間部において 横桟5と各種継手8、9、10、11、12、13とによりそれぞれコの字型に 組立てて形成され、かつ各コーナーは縦桟4で連結されている。さらに、該コー ナーを除く中間部2箇所と先端部はフラット状に形成した面を内側に向けた縦桟 6、6aで連結されている。また、前記側枠本体2a,3aの下端部コの字開口 部には、被搬送品20の底面部分を載置する載置棚7を横架している。
【0010】 上記先端部の縦桟6aは継手13を介して下方へ延設し、さらに、その各下端 部は継手14を介して横桟5aで連結して脚部16を形成している。 また、各コーナーの下端には上記脚部16の高さと略同じ高さ寸法のキャスタ ー15が取り付けてあり、この脚部16とキャスター15とによって、各側枠2 、3は起立状態を維持できるようになっている。
【0011】 図中、18は一方の側枠2の各縦桟4の上下2箇所に回動可能に、即ち折畳み 自在に取り付けられたコの字型の吊下げ部である。
【0012】 前記縦桟4及び横桟5、5aは、丸形の薄肉鋼管の外周に合成樹脂を薄く均一 な層状に接着被覆した樹脂被覆鋼管が用いられ、継手8〜14は、上記被覆樹脂 と接着可能な合成樹脂で成形されている。 また、縦桟6、6a及び載置棚7の被搬送品に当たる面は、ゴム押出成形品の 緩衝材を取り付けたフラット面を有する樹脂被覆鋼管を用い、被搬送品の保護を 図ると共に、搬送時の騒音の発生を防止している。
【0013】 なお、上記継手8〜14は分解自在な金属製継手としてもよく、これにより仕 様変更による対応も可能となる。 また、縦桟4及び横桟5、5aを断面角形の樹脂被覆鋼管とし、継手8〜14 も同様に断面角形の継手としてもよい。 さらに、縦桟6、6a及び載置棚7は、断面丸形にして緩衝材が全体を覆う構 成でもよく、また該緩衝材をドーナツ状の形状としてもよい。 なおまた、側枠2、3は断面丸形、断面角形等の金属管のみで形成してもよい 。
【0014】 次に梱包の手順を説明する。比較的重量の重い被搬送品20を梱包する場合に は、これをフオークリフト等で持ち上げ、互に内向きに起立させた側枠2、3で 被搬送品20を挟む形で密着させ、被搬送品20を各載置棚7上に載置する。次 いで、図1のように側枠2、3同士を締結具30で固定する。
【0015】 被搬送品20が比較的軽量の場合は、床に置いた被搬送品20を傾けて、一方 の側枠2又は3の載置棚7をその下に差し込んだ後、他側に傾けて、他方の側枠 の載置棚7を差し込む。以降は前記と同様に締結具30で固定する。
【0016】 被搬送品20を梱包した梱包装置1は、一方の側枠2又は3側に傾けると、下 側のキャスター15、15によって、キャリア・カートとなり、移動が容易とな る。
【0017】 なお、梱包した被搬送品20が比較的重量、あるいは高さのあるものの場合、 フオークリフト等での積卸しの際に、吊下げ部18側を上向きに倒して取り扱う と作業性が良い。
【0018】 本実施例の梱包装置の側枠2、3の各々軸間寸法は、横幅100ミリ、奥行5 90ミリ、高さ1500ミリで、被搬送品20の奥行寸法のみ固定寸法であるも のの横幅、高さ寸法は自由であり、数種類の対応と共に、最大荷重を200kgと している。 ちなみに、本実施例における被搬送品の盤用ボックスは奥行寸法が統一されて おり、この梱包形態が最適である。
【0019】 図2は、空になった梱包装置1を回収する際の重ね形態を示すもので、一対の 側枠2、3のうち、一方の向きを上下逆向きにして重ねると嵩ばらず、最もコン パクトになり輸送、保管効率の向上となる。 梱包時の締結具30はそのまま空時の固定に使用することができ、また、重ね 合せた一方を持上げて傾けると、キャスター15による移動ができる。逆方向に 傾けると立て掛けられるので、保管に至便である。
【0020】 実施例2 図3に示した実施例2では、吊下げ部18を各側枠2、3の上端の横桟5に回 動可能に取り付けてある。これにより、梱包状態の梱包装置1を起立した状態で 取り扱えるので、該梱包装置1を倒す手間やその際の危険性がなくなり、作業性 がさらに良くなる。
【0021】 また、この実施例2では側枠2、3の下端にキャスターを取り付ける代りに、 脚部17のみで自立できる構造とした。即ち、縦桟6aを継手13を介して下方 へ延設し、コーナーの縦桟4と略同じ高さ寸法としてその各下端部を継手14, 14a及び横桟5bによりコの字型に連結して脚部17を形成している。その他 の構成は実施例1と同様である。なお、図3において、21は積卸し用フオーク リフトの爪である。
【0022】 本考案においては、前記吊下げ部18を縦桟4と上端の横桟5の両方に取り付 けてもよく、その場合は被搬送品20のサイズ等によって、いずれかの吊下げ部 18を選択して使用する。この吊下げ部18は折畳み自在としたので、リフト・ スペースがなくなり、コンパクトである。
【0023】 実施例3 上記実施例1及び2では側枠2、3の下端を各々キャスター及び脚部としたが 、側枠の一方にキャスター、他方に脚部とした構成でもよく、上記実施例と同様 の作用効果が得られる(図示省略)。 本考案の梱包装置によれば、盤用ボックスの他、冷蔵庫や洗濯機、等の家電品 、その他キャビネット形の被搬送品の梱包、搬送に利用できる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果を達成することができる。 被搬送品をコの字型の側枠で囲み、締結具にて挟持して梱包するから、横幅 、及び高さ寸法を自由に選択でき、多種類のサイズの梱包に対処することが可能 である。
【0025】 反復使用できるので、資源の節約、環境保護に寄与でき、かつコストの低減 を図ることができる。
【0026】 キャスターを取り付けた梱包装置においては、梱包後、一方の側枠の方向へ 傾斜させ、該キャスターによって簡単に移動できるので、搬送効率が向上する。
【0027】 空になった梱包装置の回収、保管時には、一対の側枠同士を重ねて締結する と、コンパクトになり、輸送及び保管コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1に係る梱包装置の空時の重ね状態を示
す斜視図である。
【図3】本考案の実施例2を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 梱包装置 2、3 側枠 7 載置棚 15 キャスター 16、17 脚部 20 被搬送品 30 締結具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視コの字型に形成した側枠本体の下
    端部コの字開口部に、被搬送品の底面部分を載置する載
    置棚を横架し、キャビネット形被搬送品の両側を抱持す
    る一対の側枠と、梱包時に前記一対の側枠を繋いで被搬
    送品を挟持する締結具とから成る梱包装置。
  2. 【請求項2】 各側枠のうち少なくとも一方の側枠下端
    の内側に脚部を設けると共に、外側にはその脚部と略同
    じ高さ寸法のキャスターを取り付けて成る請求項1に記
    載の梱包装置。
JP1994002773U 1994-03-25 1994-03-25 梱包装置 Expired - Lifetime JP3002370U (ja)

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