JP3002015B2 - リフロー装置の温度制御方法 - Google Patents

リフロー装置の温度制御方法

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JP3002015B2
JP3002015B2 JP3145824A JP14582491A JP3002015B2 JP 3002015 B2 JP3002015 B2 JP 3002015B2 JP 3145824 A JP3145824 A JP 3145824A JP 14582491 A JP14582491 A JP 14582491A JP 3002015 B2 JP3002015 B2 JP 3002015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリフロー装置の温度制御
方法に係り、詳しくは基板に奪われるヒータの熱量を迅
速に補うための温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リフロー装置は、加熱室内にヒータ、フ
ァン、コンベアを配設して構成されており、このコンベ
アにより電子部品が実装された基板を搬送しながら、電
子部品を基板に接着する半田の加熱処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】加熱室へ送られる基板
の温度は、朝昼、夏冬、冷寒地温暖地などの外的環境に
よって変化する。すなわち、朝、冬、冷寒地においては
基板の温度は低く、また昼、夏、温暖地においては基板
の温度は高い。したがって基板の温度が低い場合には、
加熱室の温度を上げ、また基板の温度が高い場合には、
加熱室の温度を下げる必要がある。ところが従来は、こ
のような外的環境による基板温度の高低を考慮しないで
加熱室の温度プロファイルを設定し、ヒータを運転して
いたため、基板の温度が低い場合には、熱量不足により
半田の加熱処理は充分に行われず、また基板の温度が高
い場合には、加熱室の温度が上がり過ぎて、半田は過度
溶融しやすいという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、基板の温度を考慮しなが
ら、半田の加熱処理を良好に行うための手段を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、半田により電
子部品が実装された基板を加熱室内を搬送しながら、こ
の加熱室に設けられたヒータの温度を制御して、上記半
田の加熱処理を行うリフロー装置の温度制御方法であっ
て、上記加熱室へ入る上記基板の初期温度を温度センサ
で検出し、この検出温度に基づいて上記ヒータの温度制
御を行うものである。
【0006】
【作用】上記構成において、加熱室へ入る基板の初期温
度を温度センサで検出し、この検出温度に基づいて基板
に奪われるヒータの熱量を前もって求め、所望の温度プ
ロファイルが得られるようにヒータの温度を制御するこ
とで、基板の温度を考慮しながら、半田の加熱処理を良
好に行うことができる。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0008】図1はリフロー装置の側面図である。1は
加熱室であり、その内部にはヒータ2、ファン3が配設
されている。4は加熱室1内に配設されたコンベヤであ
って、電子部品Pが実装された基板Sを搬送する。5は
搬入用コンベヤ、6は搬出用コンベヤ、7は加熱室1の
入口部、8はその出口部、9は入口部7に設けられた入
口シャッタ、10はその出口部8に設けられた出口シャ
ッタである。
【0009】11はチッソガス供給手段であり、また1
2は電磁弁であって、チッソガス供給手段11と加熱室
1を連結する管路13の途中に設けられている。電磁弁
12を開閉することで、チッソガス供給手段11のチッ
ソガスが管路13を通して加熱室1に供給される。
【0010】14は放射温度計などの温度センサであ
り、上記入口部7の外側上方に設けられて、加熱室1へ
入る基板Sの初期温度を検出する。
【0011】15はコンピュータなどの制御部であっ
て、温度センサ14で得られた検出データに基づいて上
記ヒータ2の温度制御を行う。また、この制御部15で
は電磁弁12の開閉制御も行われる。
【0012】本装置は、上記のような構成より成り、次
に動作を説明する。図1において、搬入用コンベア5か
らコンベア4に移送された基板Sは、加熱室1に入る直
前に温度センサ14により加熱室1に入る前の初期温度
が測定され、その検出データに基づいて制御部15は各
ヒータ2を制御する。このため、朝昼、夏冬、冷寒地温
暖地などの外的環境によって基板Sの初期温度が変化し
ても、この基板Sの初期温度のデータに基づいて基板S
に奪われるヒータ2の熱量を前もって求め、所望の温度
プロファイルTが得られるようにヒータ2の温度を制御
して、半田の加熱処理を行うことができる。
【0013】また、入口部7に基板Sが到達すると、入
口シャッタ9が開いて基板Sは加熱室1内を移送され、
この途中で温度制御されたヒータ2により半田が加熱処
理される。次いで、基板Sが加熱室1の出口部8に到達
すると、出口シャッタ10が開き、基板Sは加熱室1の
外へ出て、搬出用コンベア6により搬出される。
【0014】ところで、このリフロー中には、チッソガ
ス供給手段11から加熱室1へ常時一定量のチッソガス
が供給されている。しかし、この加熱室1内には、基板
Sに付着して、または出入口シャッタ9、10の開閉に
伴って予定外の酸素が流れ込み、酸素濃度が次第に高く
なってチッソガスが不足する場合がある。このため、制
御部15は、この基板Sに付着して加熱室1に流れ込む
酸素量と、出入口シャッタ9、10の開閉に伴って加熱
室1に流れ込む酸素量を基にして、電磁弁12の開閉を
制御して、これらの酸素量に見合う分のチッソガスの補
充供給を行っている。このようにすることで、加熱室1
のチッソガス濃度を常時一定に保持することができる。
なお、基板Sに付着する酸素の量や、出入口シャッタ
9、10の1回の開閉により加熱室に侵入する酸素の量
は、実験的に簡単に求めることができる。
【0015】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はなく、例えばリフロー装置が配設されている部屋の室
温を温度センサにより測定して、そのデータに基づいて
制御部によりヒータの加熱温度を制御してもよい。これ
は、リフローが行われる前の基板は、通常、その基板が
置かれている環境温度、すなわち上記室温とほぼ同一温
度と見なせるためである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半田によ
り電子部品が実装された基板を加熱室内を搬送しなが
ら、この加熱室に設けられたヒータの温度を制御して、
上記半田の加熱処理を行うリフロー装置の温度制御方法
であって、上記加熱室へ入る上記基板の初期温度を温度
センサで検出し、この検出温度に基づいて上記ヒータの
温度制御を行うものであるため、朝昼、夏冬、冷寒地温
暖地などの外的環境によって基板の初期温度が変化して
も、この基板の初期温度のデータに基づいて基板に奪わ
れるヒータの熱量を前もって求め、所望の温度プロファ
イルが得られるようにヒータの温度を制御することで、
基板の温度を考慮しながら、半田の加熱処理を良好に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リフロー装置の側面図である。
【符号の説明】 1 加熱室 2 ヒータ 14 温度センサ P 電子部品 S 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 1/008,31/02 H05K 3/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田により電子部品が実装された基板を加
    熱室内を搬送しながら、この加熱室に設けられたヒータ
    の温度を制御して、上記半田の加熱処理を行うリフロー
    装置の温度制御方法において、上記加熱室へ入る上記基
    板の初期温度を温度センサで検出し、この検出温度に基
    づいて上記ヒータの温度制御を行うことを特徴とするリ
    フロー装置の温度制御方法。
  2. 【請求項2】上記加熱室に入る基板の温度を温度センサ
    で検出して基板の初期温度とすることを特徴とする請求
    項1記載のリフロー装置の温度制御方法。
  3. 【請求項3】リフロー装置が設置された部屋の室温を温
    度センサで検出して基板の初期温度とすることを特徴と
    する請求項1記載のリフロー装置の温度制御方法。
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