JP2723402B2 - ベーパーリフローはんだ付け装置 - Google Patents

ベーパーリフローはんだ付け装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベーパーリフローはん
だ付け装置に係り、特に、プリント配線板上に4方向に
平面的に電極端子を取り出した、いわゆるフラットパッ
クICや、抵抗,コンデンサ等の面付けチップ部品をは
んだ付けする高密度実装に適したベーパーリフローはん
だ付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント配線板への電子部品の高
密度実装がますます進んでいるが、プリント配線板へ半
導体,チップ部品など電子部品を接着するはんだ付け作
業はラインの最終工程に当るため、はんだ付け技術はラ
インの中で最も重要技術と見られるに至った。最近で
は、はんだ付け作業を行う炉内の温度分布の均一性を高
め、かつ、電子部品に対する有害な過熱を避ける必要性
から、対空気比重の大きい蒸気を熱媒体として用い、そ
の凝縮潜熱を利用して被処理物を加熱するベーパーリフ
ローはんだ付け装置がある。この装置は、例えば、特開
昭63−90361号公報に記載されているように、プ
リント配線板を前述のように対空気比重の大きい熱媒体
の飽和蒸気中を通すことによってはんだ付けする蒸気発
生槽を備えたはんだ付け装置である。
【0003】従来の代表的な、コンベアを用いたベーパ
ーリフローはんだ付け装置について図3および図4を参
照して説明する。図3は、従来のベーパーリフローはん
だ付け装置の縦断面図、図4は、図3のA−A矢視断面
図である。図3に示す装置は、蒸気発生槽4,搬入側搬
送路5,搬出側搬送路6,加熱ヒータ7,搬入側冷却器
8,搬出側冷却器9,搬入側排気口10,搬出側排気口
11からなるリフロー室1と、予熱ヒータ14を備えた
予熱室2と、冷却フアン18を備えた冷却室3と、コン
ベア15,駆動スプロケット19,搬入側スプロケット
20,搬出側スプロケット21などを含む駆動系と、回
収装置23,水酸除去器26,ポンプ27を含む熱媒体
回収系とから構成されている。
【0004】このように構成された従来のベーパーリフ
ローはんだ付け装置の作用を説明する。蒸気発生槽4の
底部に溜っている熱媒体12に浸った加熱ヒータ7によ
り沸騰蒸発した熱媒体の飽和蒸気13は上部に上昇し、
側壁通路31に通じた側方蒸気吐出口32および下部蒸
気吐出口33から吐出されて被処理物16を加熱し、一
部は凝縮液化して落下し、蒸気発生槽4の底部に溜る。
搬入側搬送路5および搬出側搬送路6に流入した飽和蒸
気13は搬入側冷却器8および搬出側冷却器9により冷
却されて液化し、戻り配管17を通って蒸気発生槽4の
底部に戻る。わずかに残った蒸気は、搬入側排気口10
および搬出側排気口11から配管22を通って回収装置
23に流入し、冷却コイル24,デミスター25により
回収される。回収された熱媒体は、水酸除去器26で水
酸除去され、ポンプ27により蒸気発生槽4に戻され
る。
【0005】一方、予熱ヒータ14により加熱されて予
熱室2からコンベア15でリフロー室1に搬入された被
処理物16は飽和蒸気13に触れて加熱され、蒸気発生
槽4内では飽和蒸気13の凝縮潜熱によりはんだが加熱
溶融され、はんだ付けされる。被処理物16は搬出側搬
送路6に入り次第に冷却され、冷却室3に入って冷却フ
ァン18によりさらに冷却されて装置から搬出される。
蒸気発生槽4内の飽和蒸気13の高さは、蒸気発生槽4
内に設けた温度センサ28と温度調節器29により、電
力調節器30を介して加熱ヒータ7への電力を制御し蒸
気温度を所定の運度となるようにして制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなベーパー
リフローはんだ付け装置においては、次のような問題点
が生じる。すなわち、蒸気発生槽の蒸気面は、常に被処
理物がリフローされる際に一時的に高さが低下せず、被
処理物が蒸気面の外に出ないような十分の高さに保たれ
ている。蒸気の搬入,搬出側搬送路への漏洩量は蒸気面
高さの平方根に比例するので、常に蒸気面を高く保って
いると、熱媒体の消耗量が増大するとともに、蒸気面を
保つに必要な加熱ヒータへの電力量も増大して、被処理
物の製作原価は高くなり、経済性が低下するという問題
があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、熱媒体の消耗量と加熱ヒータ
への電力量とを低減して被処理物の製作原価を下げ、経
済性向上を図りうるベーパーリフローはんだ付け装置を
提供することを、その目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のベーパーリフローはんだ付け装置に係る第
一の発明の構成は、熱媒体の飽和蒸気を発生させる蒸気
発生槽にコンベアで被処理物を搬送して、被処理物に飽
和蒸気を接触させ被処理物のはんだを加熱溶融させては
んだ付けを行うベーパーリフローはんだ付け装置におい
て、被処理物が装置内を搬送されることを感知する感知
センサと、該感知センサの出力に応じて、被処理物がコ
ンベア上にない場合には蒸気発生槽での蒸気面の高さを
低くし、被処理物がコンベア上にある場合には、蒸気発
生槽での蒸気面を被処理物上のはんだを溶融するに足り
る高さとする蒸気発生高さ制御手段とを備えたものであ
る。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
のベーパーリフローはんだ付け装置に係る第二の発明の
構成は、熱媒体の飽和蒸気を発生させる蒸気発生槽にコ
ンベアで被処理物を搬送して、被処理物に飽和蒸気を接
触させ被処理物のはんだを加熱溶融させてはんだ付けを
行うベーパーリフローはんだ付け装置において、被処理
物が装置内を搬送されることを感知する感知センサと、
前記蒸気発生槽内に具備され、前記感知センサの出力に
応じて検出位置が上下する温度センサと、該温度センサ
の出力に応じて、被処理物がコンベア上にない場合には
蒸気発生槽での蒸気面の高さを低くし、被処理物がコン
ベア上にある場合には、蒸気発生槽での蒸気面を被処理
物上のはんだを溶融するに足りる高さとする蒸気発生高
さ制御手段とを備えたものである。
【0010】なお、詳しくは次のとおりである。本発明
に係るベーパーリフローはんだ付け装置の特徴とすると
ころは、被処理物が装置内にないときは、蒸気面をリフ
ローに必要な高さより低くしておき、被処理物が装置内
にある場合は、リフローが完了するまでの間、蒸気面を
リフローに必要な高さに保つ手段を設けたことにある。
被処理物が搬送される場合は、例えば搬送用コンベアの
近傍に感知センサを設けて、コンベア上での被処理物の
有無を決定できる。蒸気面の上下は、一例として、感知
センサの出力に基づいて、熱媒体の加熱電力を制御する
ことによって実現できる。さらに、蒸気発生槽内に検出
位置の上下移動が可能な温度センサを設けて、蒸気面の
上下位置を正確に把握できるようにした。
【0011】
【作用】上記技術的手段による働きは次のとおりであ
る。第一の発明では、蒸気発生槽内の加熱ヒータの電力
供給系を分割しておき、被処理物が装置内にないとき
は、一方の加熱ヒータへの電力供給を停止すると、蒸気
発生量が低減して蒸気面は低くなるので、搬入,搬出側
搬送路に漏洩する蒸気量が低減し、熱媒体の消耗量も低
減する。被処理物が装置内に入ったことを感知したと
き、リフローを完了するまでの間、全加熱ヒータに電力
を供給して、蒸気面をリフローに必要な高さに保つ。こ
れにより、はんだ付けの信頼性は確保でき、熱媒体の消
耗量と電力とが低減できて、被処理物製作時における経
済性の向上を図ることができる。
【0012】また、第二の発明では、蒸気発生槽内上部
にある温度センサの検出位置を上下に移動可能にして、
被処理物が装置内にないときは、温度センサの検出位置
をリフロー時の高さより低くすると、蒸気発生量が低減
し蒸気面が低くなるので、搬入,搬出側搬送路に漏洩す
る蒸気量が低減し、熱媒体の消耗量も低減する。被処理
物が装置内に入ったことを感知したとき、リフローを完
了するまでの間、温度センサの検出位置を被処理物をリ
フローするに必要な高さにして、蒸気面をリフローに必
要な高さに保つように加熱ヒータへの電力供給を制御す
るので、はんだ付けの信頼性が確保でき、熱媒体の消耗
量と電力とが低減できて、被処理物製作時における経済
性の向上を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1および図2を
参照して説明する。 〔実施例 1〕図1は、本発明の一実施例に係るベーパ
ーリフローはんだ付け装置の縦断面図である。図中、図
3と同一符号のものは従来技術と同等部分であるから、
一般的な作用説明を省略する。図1に示す実施例が従来
技術と相違するところは、蒸気発生槽内の加熱ヒータを
2分割したことと、予熱室前に被処理物感知センサを設
けたことである。
【0014】図1に示すベーパーリフローはんだ付け装
置は、蒸気発生槽4,搬入側搬送路5,搬出側搬送路
6,加熱ヒータ7(7a,7b),搬入側冷却器8,搬
出側冷却器9,搬入側排気口10,搬出側排気口11か
らなるリフロー室1と、予熱ヒータ14を備えた予熱室
2と、冷却フアン18を備えた冷却室3と、コンベア1
5,駆動スプロケット19,搬入側スプロケット20,
搬出側スプロケット21などを含む駆動系と、回収装置
23,水酸除去器26,ポンプ27を含む熱媒体回収系
と、温度センサ28,温度調節器29,電力調節器3
0,電磁開閉器34,被処理物感知センサ(以下感知セ
ンサという)35などの制御系とから構成されている。
【0015】感知センサ35は、透過式あるいは反射式
の光センサを利用する。透過式の場合、発光素子からの
光を被処理物が遮り、受光素子が光を検知できなくなっ
たことで被処理物の存在を感知する。また、反射式の場
合、発光素子の光が被処理物で反射され、受光素子が受
光したことで被処理物の存在を感知するものである。な
お、上記コンベア15は、金属製で、比熱が大きい場合
には常時回動させて予熱しておき、被処理物が搬送され
てきたときに、直ちにリフロー動作に入ることができる
ようにしておくことが望ましい。
【0016】このように構成された本実施例のベーパー
リフローはんだ付け装置の動作を説明する。装置の起動
により、予熱ヒータ14,加熱ヒータ7a,7bに電力
が供給される。蒸気発生槽4の下部に溜っている熱媒体
12は、蒸発潜熱が水の1/20程度であるために加熱
ヒータ7a,7bにより加熱されて直ちに蒸発し、飽和
蒸気13が発生する。飽和蒸気13は蒸気発生槽4を上
昇し、一部は下部蒸気吐出口33から、残りは上部蒸気
吐出口32から流出して、被処理物16をリフローする
に必要な蒸気面を確保する。
【0017】予熱室2の前方に設置された感知センサ3
5は、被処理物16が装置を通過するに要する時間(=
装置の長さ/コンベアの速度)以上被処理物16を感知
しない場合には、被処理物16が装置内すなわちコンベ
ア上にないと判断して、電磁開閉器34を開いて加熱ヒ
ータ7aへの電力供給を停止し、加熱ヒータ7bのみで
熱媒体12を加熱する。そこで、蒸気面は低下する。こ
の場合、蒸気面がコンベア15を充分加熱できる高さで
あれば、次に被処理物が搬送されてきても、コンベア1
5の温度は低下していないので、直ちに被処理物16を
載せて搬送を行なっても、温度差による悪影響を被処理
物16に与えることはない。
【0018】感知センサ35が被処理物16を感知する
と、電磁開閉器34が閉じて加熱ヒータ7aに電力を供
給して、加熱ヒータ7a,7bにより熱媒体12を加熱
して蒸気面をリフローに必要な高さに保つ。次いで、被
処理物16が装置を通過するに必要な時間を過ぎても感
知センサ35が被処理物16を感知しなければ、再び電
磁開閉器34が開いて加熱ヒータ7bのみで熱媒体12
を加熱し、蒸気面は低下する。なお、本実施例では、加
熱ヒータへの電力供給系を2分割にしたが、被処理物1
6の寸法に応じて、さらに多段に切り替えられるように
なっていても良い。
【0019】上記実施例では、搬入口側に感知センサ3
5が設けられているが、搬出口側にも設けて、被処理物
が搬出されたことをもって電磁開閉器34を開いても良
い。この場合、前出の被処理物が装置を通過する時間内
に搬入側の感知センサが被処理物を感知したなら、たと
え、搬出側の感知センサが搬出を感知したとしても後続
の被処理物の存在に基づいて電磁開閉器34を閉じたま
まとすると良い。これらの処理は、マイクロプロセッサ
を導入することにより容易に実現できる。また、このマ
イクロプロセッサに、前記の電力供給系の多段切替の制
御処理機能を負荷しても良い。
【0020】〔実施例 2〕図2は、本発明の他の実施
例に係るベーパーリフローはんだ付け装置の縦断面図で
ある。図中、図1と同一符号のものは先の実施例と同等
部分であるから、その説明を省略する。図2に示す実施
例が、図1の実施例と相違するところは、図1の実施例
の蒸気発生槽内の加熱ヒータへの電力供給系の代りに、
蒸気発生槽4内の温度センサ28Aにパルスモータとギ
ヤとからなる上下駆動機構に係る温度センサ駆動機構3
6を加えたものである。電力調節器30は、温度センサ
28Aの出力が温度調節器29で設定した温度になるよ
うに加熱ヒータ7への電力供給を制御するようになって
いる。
【0021】まず、被処理物16をリフローするに必要
な蒸気面を確保したのち、予熱室2の前方に設置された
感知センサ35は、被処理物16が装置を通過するに要
する時間以上に被処理物16を感知しない場合には、温
度センサ駆動機構36が作動して、温度センサ28Aの
検知位置を所定の下方に降ろすと同時に、加熱ヒータ7
への電力の供給を一時的に停止して、蒸気面を一旦温度
センサ28Aの検知位置より下方にする。これにより、
蒸気面は温度センサ28Aの検知位置先端部付近に低下
する。
【0022】感知センサ35が被処理物16を感知する
と、温度センサ駆動機構36が温度センサ28Aの検知
位置を所定の上方に上昇させる。これにより、温度セン
サ28Aの出力は低下するので、加熱ヒータ7へ電力を
供給し、蒸気を発生させて蒸気面を必要な高さに保つ。
被処理物16が装置を通過するに必要な時間を過ぎて
も、感知センサ35が被処理物16を感知しなければ、
上記のように、温度センサ駆動機構36が作動して、温
度センサ28Aの検知位置を所定の下方に降ろすと同時
に、加熱ヒータ7への電力の供給を一時的に停止して、
蒸気面を一旦温度センサ28Aの検知位置より下方に
し、蒸気面を温度センサ28Aの検知位置先端部付近に
低下させる。
【0023】なお、被処理物が装置を通過するに要する
時間を算出する際に、装置の長さを規定する範囲をどこ
にするかは設計上の問題であるので、任意に設定して差
し支えない。一例として、出入り口間,入口と搬出側搬
送路出口,入口と冷却室出口などが考えられる。また、
はんだ付け装置としてのコンベア15上に前後段の機器
と被処理物16とが受け渡しされることをもって、コン
ベア上での被処理物の有無を決めても差し支えない。
【0024】〔実施例 3〕なお、図示しないが、さら
に他の実施例について付記する。熱媒体の消耗量低減と
蒸気発生に必要な電力量の低減は、被処理物の存否に対
応して発生蒸気の存在域を調整することにかかってい
る。してみると、蒸気発生量を調整することに代えて、
蒸気発生量は同じであったとしても、蒸気発生槽の底を
上昇させれば、被処理物が蒸気で覆われて充分なリフロ
ーが行なわれるようになる。そこで、搬送路5,6に対
して蒸気発生槽4を蛇腹手段で結合するとか、蒸気発生
槽4内に気密に摺動できる内底板を設け、加熱ヒータ
7,熱媒体12をこの上に設置し、被処理物の感知に応
じて、蒸気発生槽4自体、あるいは内底板を上下させれ
ば、熱媒体の消耗量低減と蒸気発生に必要な電力消費の
低減が達成できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、熱媒体の消耗量と加熱ヒータへの電力量とを低減
して被処理物の製作原価を下げ、経済性向上を図りうる
ベーパーリフローはんだ付け装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るベーパーリフローはん
だ付け装置の縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るベーパーリフローは
んだ付け装置の縦断面図である。
【図3】従来のベーパーリフローはんだ付け装置の縦断
面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
1 リフロー室 4 蒸気発生槽 5 搬入側搬送路 6 搬出側搬送路 7,7a,7b 加熱ヒータ 12 熱媒体 13 飽和蒸気 15 コンベア 16 被処理物 28,28A 温度センサ 29 温度調節器 30 電力調節器 34 電磁開閉器 35 感知センサ 36 温度センサ駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−27867(JP,A) 特開 平2−75465(JP,A) 特開 平1−254382(JP,A) 特開 平1−192468(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱媒体の飽和蒸気を発生させる蒸気発生
    槽にコンベアで被処理物を搬送して、被処理物に飽和蒸
    気を接触させ被処理物のはんだを加熱溶融させてはんだ
    付けを行うベーパーリフローはんだ付け装置において、 被処理物が装置内を搬送されることを感知する感知セン
    サと、 該感知センサの出力に応じて、被処理物がコンベア上に
    ない場合には蒸気発生槽での蒸気面の高さを低くし、被
    処理物がコンベア上にある場合には、蒸気発生槽での蒸
    気面を被処理物上のはんだを溶融するに足りる高さとす
    る蒸気発生高さ制御手段とを備えたことを特徴とするベ
    ーパーリフローはんだ付け装置。
  2. 【請求項2】 熱媒体の飽和蒸気を発生させる蒸気発生
    槽にコンベアで被処理物を搬送して、被処理物に飽和蒸
    気を接触させ被処理物のはんだを加熱溶融させてはんだ
    付けを行うベーパーリフローはんだ付け装置において、 被処理物が装置内を搬送されることを感知する感知セン
    サと、 前記蒸気発生槽内に具備され、前記感知センサの出力に
    応じて検出位置が上下する温度センサと、 該温度センサの出力に応じて、被処理物がコンベア上に
    ない場合には蒸気発生槽での蒸気面の高さを低くし、被
    処理物がコンベア上にある場合には、蒸気発生槽での蒸
    気面を被処理物上のはんだを溶融するに足りる高さとす
    る蒸気発生高さ制御手段とを備えたことを特徴とするベ
    ーパーリフローはんだ付け装置。
  3. 【請求項3】 感知センサは、蒸気発生槽の少なくとも
    前段に設けられたものであることを特徴とする請求項1
    または2記載のいずれかのベーパーリフローはんだ付け
    装置。
  4. 【請求項4】 蒸気発生高さ制御手段は、被処理物がコ
    ンベア上にない場合には、蒸気発生槽における蒸気面
    を、コンベアを加熱するに足りる高さにまで低くするも
    のであることを特徴とする請求項1または2記載のいず
    れかのベーパーリフローはんだ付け装置。
  5. 【請求項5】 蒸気発生槽は加熱ヒータを備え、蒸気発
    生高さ制御手段は、感知センサの出力に応じて前記加熱
    ヒータへ電力供給を制御するものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のいずれかのベーパーリフロー
    はんだ付け装置。
  6. 【請求項6】 蒸気発生高さ制御手段は、被処理物を搬
    送するコンベアに対して蒸気発生槽の熱媒体貯溜位置を
    上下させる可動手段であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のいずれかのベーパーリフローはんだ付け装
    置。
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