JP3001986U - コンセントを埋設した配線ケース - Google Patents
コンセントを埋設した配線ケースInfo
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- JP3001986U JP3001986U JP1994003523U JP352394U JP3001986U JP 3001986 U JP3001986 U JP 3001986U JP 1994003523 U JP1994003523 U JP 1994003523U JP 352394 U JP352394 U JP 352394U JP 3001986 U JP3001986 U JP 3001986U
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- Japan
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- wiring case
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- case
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線ケースにコンセントを取付けるのに手間
のかゝる螺子類を一切使用せずワンタッチでコンセント
を固定することができ,さらに螺子頭が表面に出ないの
で美観を損なうこともない。 【構成】 塩化ビニール樹脂材で縦断面コ字形の柱状に
形成した配線ケース1の側面2,2の先端部に,各々内
側に向かって縦断面L字形に長手方向に蓋挿嵌溝の底面
4,4を設ける。配線ケース1の表面8から差し込み口
7を突出させて配線ケース1内に埋設したコンセント6
の背面側の窪み面10と前記底面4,4との間に,底面
4,4に上面側が接当し,窪み面10に下面側が接当す
る大きさの直方体形に形成したコンセント係止部材9を
底面4,4と直角方向に嵌入してコンセント6を配線ケ
ース1内に押止する。蓋11及びエンドキャップ13を
配線ケース1に被蓋する。
のかゝる螺子類を一切使用せずワンタッチでコンセント
を固定することができ,さらに螺子頭が表面に出ないの
で美観を損なうこともない。 【構成】 塩化ビニール樹脂材で縦断面コ字形の柱状に
形成した配線ケース1の側面2,2の先端部に,各々内
側に向かって縦断面L字形に長手方向に蓋挿嵌溝の底面
4,4を設ける。配線ケース1の表面8から差し込み口
7を突出させて配線ケース1内に埋設したコンセント6
の背面側の窪み面10と前記底面4,4との間に,底面
4,4に上面側が接当し,窪み面10に下面側が接当す
る大きさの直方体形に形成したコンセント係止部材9を
底面4,4と直角方向に嵌入してコンセント6を配線ケ
ース1内に押止する。蓋11及びエンドキャップ13を
配線ケース1に被蓋する。
Description
【0001】
本考案はコンセントを埋設した配線ケースに関する。さらに詳しくは,配線ケ ース内にコンセントをワンタッチで簡単に取付けすることのできる配線ケースに 関するものである。
【0002】
従来,コンセントを室内の壁面や床面付近に設ける屋内配線の場合,電線を通 しても美しい直線美が得られ,また,蓋をはずせば電線の出し入れ,保守,点検 もワンタッチで簡単にできることから硬質塩化ビニール樹脂の素材を用いた縦断 面略コ字形の柱体の溝内に蓋を長手方向に嵌挿する配線用のダクトが開発され広 く用いられている。(例えば,田中産業株式会社製,商品名・ネオダクト)
【0003】
しかしながら前記ダクトにコンセントを埋設する場合,従来はコンセントを組 み付けたサポート類の螺子孔を利用して取付けているが,螺子の締め付け作業に 手間どり,また,螺子の頭がダクト表面側に出ているためにコンセントを複数並 設する必要があるとき等は美観の点でも問題があった。
【0004】 本考案は,前記の点に鑑み,手間のかゝる煩わしいコンセントの螺子止め作業 を無くしてワンタッチでコンセントを取付けることができ,また,螺子を用いな いためにコンセントを多数並設しても螺子の頭部が並んで美観を損なうことの無 いコンセントを埋設した配線ケースを提供することを目的とする。
【0005】
本考案のコンセントを埋設した配線ケースは,塩化ビニール材で縦断面コ字形 の柱状に形成したケース内にコンセントの差し込み口側をコンセント嵌入孔に嵌 入し,前記ケースの両側面の先端部に各々L字形に内側に曲げて長手方向に設け た蓋挿嵌溝の底面の内側に底面と前記嵌入したコンセントの背面との間隔と同一 厚さの直方体形のコンセント係止部材を配線ケースの巾方向(長手方向と直角方 向)に嵌入し,コンセント係止部材でコンセントの背面を押止固定するものであ る。
【0006】
配線ケースに穿設したコンセント嵌入孔にコンセントの差し込み口側を嵌入し てコンセントを位置決め後に図5に示す如く,配線ケースの両側面の先端側を左 右に押し開きコンセント係止部材を配線ケースの横巾方向に挿入して,中央位置 を前記位置決めしたコンセントの背面に当接しながら両端部は蓋挿嵌溝の底面に 嵌め込むとコンセント係止部材でコンセントの背面側を押止してコンセントを固 定する。
【0007】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図4において,配線ケース1は,塩化ビニール樹脂のようなプラスチッ クス材で厚さ2.5〜5mmの縦断面コ字形の柱状に形成した配線用のダクトを用 いるとよい。 この配線用ダクトとしては,例えば田中産業株式会社製,商品名「ネオダクト 」の製品を用いることができる。さらに詳しくは配線ケース1の左右の両側面2 ,2の先端部には,蓋挿嵌溝3,3を縦断面コ字形に長手方向に形成するための 蓋挿嵌溝の底面4が各々内側に向かって縦断面L字形に長手方向に沿って形成さ れている。 コンセント嵌入孔5はコンセント6の差し込み口7を露出するための孔で,差 し込み口7が嵌入露出する大きさに配線ケース1の表面8に穿孔する。
【0008】 コンセント係止部材9は,塩化ビニール樹脂のようなプラスチック材で略直方 体形に形成し,直方体形の巾Wはコンセントの背面の中央位置の窪み面10に嵌 入できるように稍小巾に形成し,長さLは配線ケース1の長手方向の両側面の内 巾寸法より稍短く,また厚み巾は配線ケース1の前記蓋挿嵌溝の底面4,4を結 ぶ仮想線Kとコンセントの窪み面10との間隔Hと等しい厚さに形成して蓋挿嵌 溝の底面4,4の内側に配線ケースの巾方向にコンセント係止部材9を両側面2 ,2を左右に押し開いて押し込みコンセントの窪み面10を押止する。
【0009】 コンセント係止部材9は,配線ケース1及びコンセント6の種類により異なっ た寸法のものを用いるが,例えば配線ケース1を田中産業株式会社製,商標「ネ オダクト」Cタイプを用いた場合は,配線ケース1の両側面2,2の内巾が57 mmなので長さLは53mm,コンセントをTOSHIBA製,DG2111H(図 3参照)を用いると,巾Wは10mm,厚さは7mmに形成することが好ましい。
【0010】 また,コンセントをTOSHIBA製,DG2113H(図4参照)のトリプ ルコンセントを用いた場合は,コンセント係止部材の長さLは53mm,巾Wは6 mm,厚さは9mmに形成することが好ましい。
【0011】 蓋11は,前記配線ケース1と同一素材のプラスチック材で形成し,前記配線 ケース1の表面8と略同一面積の板面で形成し,且つ,長手方向に沿って両端面 を各々内側に縦断面L字形に折り曲げて,前記蓋挿嵌溝3中に挿嵌できる大きさ の挿嵌突条12を設けて該挿嵌突条12を蓋挿嵌溝3中に長手方向に挿嵌して配 線ケース1に蓋をする。 エンドキャップ13は,配線ケース1の横断面と略同一面積の板状で,適宜電 線を通す電線引込孔14を設けて配線ケース1の横巾方向と平行な側面に取付け る。
【0012】
以上説明したように本考案のコンセントを埋設した配線ケースは,コンセント を配線ケース内に固定するのに螺子類を一切使用しないために螺子を締め付ける 煩わしい手間が省け,ワンタッチで取付けが可能であり,多くのコンセントを必 要とする場合特に作業能率の向上が期待でき,さらに螺子の頭が表面に出ること がないので美観の点でも大きく寄与する考案である。
【図1】コンセントを埋設した配線ケースの蓋を開けて
内側を示す斜視図である。
内側を示す斜視図である。
【図2】配線ケース内にコンセントを取付けた長手方向
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】配線ケース内にコンセントを取付ける状態を示
す図である。
す図である。
【図4】コンセントを埋設した配線ケースの一部欠截し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】配線ケース内にコンセント係止部材を嵌入する
状態を示す図である。
状態を示す図である。
1 配線ケース 2 側面 3 蓋挿嵌溝 4 底面 5 コンセント嵌入孔 6 コンセント 7 差し込み口 8 表面 9 コンセント係止部材 10 窪み面 11 蓋 12 挿嵌突条 13 エンドキャップ 14 電線引込孔
Claims (3)
- 【請求項1】 塩化ビニール樹脂材で縦断面コ字形の柱
状に形成した配線ケース1の側面2,2の先端部に各々
内側に向かって縦断面L字形に長手方向に設けた蓋挿嵌
溝の底面4,4と,配線ケース1の表面8から差し込み
口7を突出させて配線ケース1内に埋設したコンセント
6の背面側の窪み面10間に,蓋挿嵌溝の底面4,4に
上面側が接当し,前記窪み面10に下面側が接当する大
きさの直方体形に形成したコンセント係止部材9を底面
4,4と直角方向に嵌入し,コンセント6を配線ケース
1内に押止してなるコンセントを埋設した配線ケース。 - 【請求項2】 直方体形に形成したコンセント係止部材
9が塩化ビニール樹脂材である請求項1記載のコンセン
トを埋設した配線ケース。 - 【請求項3】 配線ケース1の表面8と略同寸の表面積
の板状に形成した蓋11の長手方向の両端部を各々内側
に縦断面L字形に折り曲げて,前記蓋挿嵌溝3中に挿嵌
できる大きさの挿嵌突条12を設けた蓋11の挿嵌突条
12を蓋挿嵌溝3中に挿嵌して被蓋し,電線引込孔14
を穿設した配線ケース1の横断面と略同一面積の板状の
エンドキャップ13を配線ケース1の横巾方向の側面に
取付けてなる請求項1記載のコンセントを埋設した配線
ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003523U JP3001986U (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | コンセントを埋設した配線ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003523U JP3001986U (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | コンセントを埋設した配線ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001986U true JP3001986U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=43137958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003523U Expired - Lifetime JP3001986U (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | コンセントを埋設した配線ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001986U (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP1994003523U patent/JP3001986U/ja not_active Expired - Lifetime
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