JP3001888U - トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材、及びこれに用いる着脱式トレー突起部材 - Google Patents
トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材、及びこれに用いる着脱式トレー突起部材Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トレーを抽斗として格納しているときは振動
等によるトレーの飛び出しを阻止し、トレーを引き出す
ときはトレーの脱落を阻止する抽斗ガイド部材とこの抽
斗ガイド部材に好適なトレー抽斗を構成できる着脱式の
トレー突起部材を提供すること。 【構成】 上部レール面両端に上部ストッパーを設けた
上部レールと、下部レール面両端に下部スロープ面及び
下部ストッパーを設けた下部レールとで抽斗ガイド部材
を構成し、トレーのフランジ角部において突起を成す突
起部と、トレー溝部或いはトレー線材部に嵌合する嵌合
部とで着脱式トレー突起部材を構成した。 【効果】 各ストッパーの突出側面だけでなく突出上面
をも巧みに用い、さらにトレーの自重やバランスを積極
的に利用しているので、ガイド機構の複雑化を伴うこと
なく、またトレーの抜き差し操作性を犠牲にすることな
く、確実にトレー飛び出しや、トレー脱落を防止するこ
とができる。
等によるトレーの飛び出しを阻止し、トレーを引き出す
ときはトレーの脱落を阻止する抽斗ガイド部材とこの抽
斗ガイド部材に好適なトレー抽斗を構成できる着脱式の
トレー突起部材を提供すること。 【構成】 上部レール面両端に上部ストッパーを設けた
上部レールと、下部レール面両端に下部スロープ面及び
下部ストッパーを設けた下部レールとで抽斗ガイド部材
を構成し、トレーのフランジ角部において突起を成す突
起部と、トレー溝部或いはトレー線材部に嵌合する嵌合
部とで着脱式トレー突起部材を構成した。 【効果】 各ストッパーの突出側面だけでなく突出上面
をも巧みに用い、さらにトレーの自重やバランスを積極
的に利用しているので、ガイド機構の複雑化を伴うこと
なく、またトレーの抜き差し操作性を犠牲にすることな
く、確実にトレー飛び出しや、トレー脱落を防止するこ
とができる。
Description
【0001】
本考案は、トレーを抽斗として格納するラックや車輪付きラック(ワゴン車) に配設する抽斗ガイド部材と、この抽斗ガイドに好適な着脱式トレー突起部材に 関し、より詳しくは、従来のラックに配設するだけで、例えば病院等において薬 ・食膳・診察や治療の為の用具を運ぶワゴン車等の抽斗の飛び出しや脱落等を防 止することのできる抽斗ガイド部材と、従来あるトレーに着脱自在に配設するこ とで、この抽斗ガイド部材に最適なトレー抽斗を構成することのできる着脱式ト レー突起部材に関するものである。
【0002】
よく経験することであるが、ワゴン車を押して勢いよく廊下の角を曲がったり すると、慣性力や振動等により抽斗が飛び出し、収容物品が散乱してしまい作業 が妨げられることが多い。特に、病院などにおいて患者の容体が急変したりした 場合には、迅速に行動することが要請され、とてもユッタリと廊下を曲がったり はしていられない事情にあることから、抽斗の飛び出しや脱落を防ぐためには、 個々の抽斗にひとつひとつ鍵を掛けることが必要とされた。
【0003】 しかしながら、多数の抽斗にひとつひとつ、鍵を掛け外しするのは誠に面倒で あるうえに、作業の進捗を妨げること甚だしかった。
【0004】 さらに、上記のような緊急時においては、個々の抽斗を引き出すときも、勢い よく行われることが普通であり、抽斗が抜け落ちるのを阻止する何らかの機能が ラックに具備されていない場合には、引き出す勢いにより抽斗が脱落し、収容物 品が落下、散乱してしまい作業が妨げられる結果となる。
【0005】 しかるに、従来のトレーを抽斗として格納するラックにあっては、トレーを頻 繁にラックに抜き差しする必要があることから、この抽斗脱落を防止する機能を 備えるものはなかった。トレーの抜き差し作業の操作性と、トレーの脱落防止機 能とを、構造の複雑化を伴うことなく両立させることが容易でなかったからであ る。
【0006】
本考案は、かかる事情に鑑みて為されたもので、ラック等の所要位置に配設す るだけで、トレーを格納しているときには、抽斗毎に施錠しなくとも、抽斗の飛 び出しを阻止することができる飛び出し防止機能を発揮し、トレーを引き出すと きは、トレーの脱落を確実に阻止することができる脱落防止機能を発揮するとて もシンプルな抽斗ガイド部材を提供することを目的とする。
【0007】 また、本考案の他の技術的課題は、従来トレーに配設するだけで、上述した抽 斗飛び出し防止機能や脱落防止機能を有する抽斗ガイド部材に、最適なトレー抽 斗を構成することのできる着脱式トレー突起部材を提供することにある。
【0008】
本考案者が、上記技術的課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照 して説明すれば、次のとおりである。
【0009】 即ち、互いに対向配置される上部レール2と下部レール3とを含み、ラック本 体フレームFの対向する両側面に配置されることで、トレー側面上部から鍔状に 持ち出されたフランジR1 、R2 の角部に突起を有するトレーT1 、T2 を、ラ ック両サイドから引き出すことを可能ならしめる抽斗ガイド部材であって、 前記上部レール2は、 下方に配置される前記下部レール3に対向する上部レール面21と、 この上部レール面21の両端に位置する上部ストッパー22・22と、 を備えており、 前記下部レール3は、 前記上部レール面21に対向する下部レール面31と、 この下部レール面31の両側に位置する下部スロープ面32・32と、 この下部スロープ面32・32の外側に位置する下部ストッパー33・33と、 を有しており、 前記トレーT1 、T2 をラックに格納しているときには、前記下部ストッパー33 が前記フランジR1 、R2 を係止して、トレーT1 、T2 の飛び出しを阻止し、 前記トレーT1 、T2 をラックから引き出すときには、前記上部ストッパー22が 前記フランジR1 、R2 角部の突起を係止して、トレーT1 、T2 の脱落を阻止 せしめるという手段を採用した。
【0010】 また、トレー側面の少なくとも角部に挿嵌溝を備えたトレーT1 に着脱自在に 取り付けられるべき突起材であって、トレー側面上部から鍔状に持ち出されたフ ランジR1 角部に臨んで突起を成す突起部41と、前記挿嵌溝に挿嵌される挿嵌部 42とからトレー突起部材を構成するという技術的手段を採用した。
【0011】 さらにまた、トレー側面上部から鍔状に持ち出され、少なくとも角部が線材で 形成されたフランジR2 を備えたトレーT2 に着脱自在に取り付けられるべき突 起材であって、突起を成す突起部51と、前記フランジR2 角部に嵌合すべき嵌合 溝52とからトレー突起部材を構成するという技術的手段を採用した。
【0012】
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づき詳しく説明する。なお、図1は 本考案第一実施例の抽斗ガイド部材を配して構成したラックを示す全体斜視図、 図2は第一実施例抽斗ガイド部材の上部レールおよび下部レールの構成を説明す る全体斜視図、図3は本考案実施例の着脱式トレー突起部材を取り付けたトレー を示す全体斜視図、図4は着脱式トレー突起部材の構成を説明する斜視図、図5 は本考案実施例の着脱式トレー突起部材を取り付けたワイヤートレーを示す全体 斜視図、図6は着脱式トレー突起部材の構成を説明する斜視図、図7〜図11は第 二実施例の抽斗ガイド部材の使用状態を説明する要部側面図である。
【0013】 図1中、符号Fで指示するものは、スチール製のラック本体フレームである。 この本体フレームFに、第一実施例の抽斗ガイド部材を設けることにより、トレ ーT1 やワイヤートレーT2 などを抽斗として格納するラックが構成される。
【0014】 本実施例における抽斗ガイド部材は、本体フレームFの対向する両側面の所要 位置に固定される側板部材1と、この側板部材1の所要位置に、対をなして対向 配置される上部レール2および下部レール3とから成る。図1に示すように、本 実施例では、側板部材1はラック前後面の一面に亙る面積をもち、この側板部材 1面上に、上部レール2と下部レール3とのペアが10対、合成樹脂で一体的に 成形されている。このように、上部レール2と下部レール3とが所要間隔をもっ て対向配置されることで、側板部材1面上にラック抽斗ガイド溝が形成され、こ の抽斗ガイド溝において、トレー側面上部から鍔状に持ち出され角部に突起部を もったフランジR1 ・R2 が摺動移動を行うのである。
【0015】 図2に示すように、前記上部レール2は、下方に位置した下部レール3と対面 する上部レール面21と、この上部レール面21の両端に位置する2つの上部ストッ パー22・22とを有しており、一方、前記下部レール3は、前記上部レール面21と 対面する下部レール面31、この下部レール面31の両側に位置する2つの下部スロ ープ面32・32、及びこの下部スロープ面32・32のさらに外側に位置する2つの下 部ストッパー33・33を備えている。尚、図2には側板部材1は図示していない。
【0016】 この抽斗ガイド部材が抽斗脱落防止機能を奏するには、トレーのフランジ角部 には突起がなければならない。本実施例では、トレーT1 およびワイヤートレー T2 に、本考案に係る着脱式トレー突起部材を取り付けることで、フランジ角部 に突起を形成している。
【0017】 図3および図4に示すように、トレーT1 は、トレー側面全周に亙って蟻溝C ・C…が設けられたトレーである。この蟻溝C・C…に両端部に蟻ほぞを備えた 仕切板を嵌めることで、トレー内部を適宜に仕切ることを可能としている。この 蟻溝Cを利用して着脱式トレー突起部材を着脱自在に取り付けるのである。トレ ーT1 に取り付ける本実施例トレー突起部材は、フランジR1 角部に臨んで突起 を成す突起部41と、この蟻溝Cに挿嵌すべき2本の挿嵌部42・42とから成り、合 成樹脂にて一体に成形されている。この挿嵌部42・42を角部の蟻溝Cに挿嵌する だけで、フランジR1 角部に突起を形成することができるのである。このトレー 突起部材は着脱自在なので、トレー突起部材を外せば通常のトレーとして使用で きる。
【0018】 図5および図6に示す、ワイヤートレーT2 は、フランジR2 部分を含め全体 が金属線材で構成されており、この線材を利用して着脱式トレー突起部材を着脱 自在に取り付けている。ワイヤートレーT2 に取り付ける本実施例トレー突起部 材は、合成樹脂製で、フランジR2 角部で突起を成す突起部51と、この突起部51 下部に設けられた嵌合溝52とから構成されている。この嵌合溝52をフランジR2 の角部の線材に、合成樹脂材の弾性変形を利用し嵌合するだけで、フランジR2 角部に突起を形成することが可能になるのである。このトレー突起部材は着脱自 在なので、トレー突起部材を外せば、通常のワイヤートレーとして使用できる。
【0019】 次に、本考案に係る抽斗ガイド部材が奏する、抽斗飛び出し防止機能、および 抽斗脱落防止機能について、図7〜図11に示す第二実施例の抽斗ガイド部材をも って説明する。
【0020】 図7〜図11には、第二実施例抽斗ガイド部材へ、着脱式トレー突起部材を取り 付けたトレーT1 を差し込んで、図示しないラックにトレーT1 を格納し、さら に逆サイドからトレーT1 を引き出す動作を順に示しており、図面に向かい右側 にある各構成部を「′」記号を付けて区別している。例えば、上部レール2の右 側にある上部ストッパーを符号22′で示し、左側の上部ストッパーを符号22で示 す。第二実施例の抽斗ガイド部材は、対として配される上部レール2と下部レー ル3とが一対、側板部材1と一体に成形されており、他の構成は第一実施例と同 様である。
【0021】 図7に示すように、抽斗ガイド部材へのトレーT1 の差し込み作業は、トレー T1 を前方向に少し傾斜させるだけで簡単に行うことができる。即ち、下部レー ル3の下部スロープ面32′部分においては下部レール3と上部レール2との間隔 が他の部分より大きくなっているので、トレーT1 のフランジR1 を下部スロー プ面32′に沿わせるように差し込めば、上部ストッパー22′と突起部41とが衝突 することはなく、差し込み作業を行うことができる。本実施例では、下部スロー プ面32′が連続面を成し、さらに上部ストッパー22′の差込み側の稜角が面取り されているので、スムーズな差し込み作業が可能である。
【0022】 図8に示すように、トレーT1 を差し込んでゆき、突起部41が上部ストッパー 22′を通過したならば、トレーT1 の前方傾斜を戻せば良い。トレーT1 から完 全に手を離してトレーT1 の自重(収容物品の重さを含む)に任せても、フラン ジR1 下面と下部ストッパー33′上部との当接部、及び突起部41上面と上部レー ル面21との当接部が、それぞれ支点となるのでトレーT1 は略水平態勢を維持す ることができる。
【0023】 このように、突起部41はトレーT1 の自重により上部レール面21に押しつけら れることになるので、図4の状態からトレーT1 を単に水平方向に引き出そうと しても、上部ストッパー22′側面と突起部41側面との当接が確実に為され、これ 以上の引き出しは阻止される。即ち、上部ストッパー22′側面が突起部41側面を 確実に係止することによって、抽斗脱落を確実に防止できるのである。
【0024】 なお、突起部41の厚みが上部ストッパー22′の厚みより小さいときには、突起 部41上面と上部レール面21とが当接するのではなく、上部ストッパー22′下面と フランジR1 上面が当接し、この当接部が、トレーT1 を略水平態勢に維持する 支点となる。しかしこの場合でも、フランジR1 上面がトレーT1 の自重により 上部ストッパー22′に押しつけられることになるので、上部ストッパー22′側面 と突起部41側面との当接は確実に為される。
【0025】 トレーT1 が更に押し込まれ、図示しないラックに完全に格納された状態を示 すのが、図9である。トレーT1 を押し込んでゆき、突起部41が進行方向にある 上部ストッパー22位置に到達するまでには、トレーT1 のバランス状態が下部ス トッパー33′を支点として変化するので、上述した突起部41上面と上部レール面 21との当接はなくなり、代わって、フランジR1 下面と下部レール面31とが当接 することになる。したがって、当該突起部41が進行方向にある上部ストッパー22 と衝突することはなく、フランジR1 下面が下部レール面31上を摺動しスムーズ な格納作業を行うことができる。
【0026】 そして、図9に示すように、トレーT1 がラックに完全格納された状態では、 外力がトレーT1 に水平方向に加わっても、下部ストッパー33・33′側面とフラ ンジR1 とが確実に当接するので、従来のように、トレーT1 が振動等によって 簡単に飛び出すといった不都合も無くなるのである。
【0027】 格納状態からトレーT1 を引き出すには、図10に示すように、トレーT1 の片 側を少し持ち上げれば良い。少し持ち上げながら引き出すことで、下部ストッパ ー33側面とフランジR1 とが係止することもなく、また、下部スロープ32′によ り後端の突起部41′と上部ストッパー22′とが衝突することもないので、トレー T1 のスムーズな引き出しが可能となる。
【0028】 そして、さらにトレーT1 を引き出してゆけば、途中でトレーT1 のバランス 状態が変化して、フランジR1 下面と下部レール面31との当接に代わって、突起 部41′上面と上部レール面21とが当接することになる。図11に示すように、突起 部41′が、トレーT1 の自重により上部レール面21に押しつけられるので、上部 ストッパー22側面と突起部41′側面とは確実に当接して、抽斗の脱落防止機能が 確実に発揮されるのである。
【0029】 ラックからトレーT1 を引き抜くときには、トレーT1 を少し持ち上げながら 引けば良い。そうすることで上部ストッパー22側面と突起部41′側面との係止状 態を解除でき、トレーT1 を簡単に引き抜くことができる。トレーT1 を傾斜で きるのも、下部スロープ面32部分においては下部レール3と上部レール2との間 隔が他の部分より大きくなっているからである。
【0030】 本考案実施例は、以上のように構成されているが、本考案はこの実施例に限定 されるものではなく「実用新案登録請求の範囲」の記載内で種々の変更が可能で ある。例えば、上部レール2と下部レール3の間隔や、各ストッパー22、33の厚 みや、下部スロープ面32の傾斜度などは、格納するトレーのフランジR1 や突起 部41の厚みに応じて変更することができる。
【0031】 また本実施例では、側板部材1、上部レール2、及び下部レール3を一体に成 形しているが、側板部材1と上部レール2とを一体成形し、他方、側板部材1と 下部レール3とを一体成形するようにして、各種トレーに応じ上部レール2と下 部レール3との間隔を調節するように両者を固定するように構成しても良い。
【0032】
以上、実施例をもって説明したとおり、本考案に係る抽斗ガイド部材にあって は、各ストッパーの突出側面のみでなく、各ストッパーの突出上面(厚み)をも 巧みに用い、さらにトレー(収容物品を含む)の自重やバランスも積極的に利用 するようにしているので、ガイド部材の複雑化を伴うことなく、またトレーの抜 き差し動作の操作性を犠牲にすることなく、確実な抽斗飛び出し防止機能および 脱落防止機能を実現している。したがって、従来品のように、抽斗ひとつひとつ に鍵を掛ける必要もなく、各種作業能率の向上に大きく貢献することができる。
【0033】 また、本考案に係る着脱式トレー突起部材にあっては、従来トレーの側面形状 やフランジ形状を巧みに利用し、さらに必要に応じて構成材の弾性を積極的に利 用するようにしているので、その構成を至ってシンプルにでき、トレーへの取付 け作業も容易ならしめている。したがって、頗る簡単な作業で、従来あるトレー のフランジ角部に所望の突起を設けることができ、抽斗の脱落防止機能を発揮す る上記抽斗ガイド部材に最適なトレー抽斗を提供することができるのである。
【図1】本考案第一実施例の抽斗ガイド部材を配して構
成したラックを示す全体斜視図である。
成したラックを示す全体斜視図である。
【図2】第一実施例抽斗ガイド部材の上部レールおよび
下部レールの構成を説明する全体斜視図である。
下部レールの構成を説明する全体斜視図である。
【図3】本考案の着脱式トレー突起部材を取り付けたト
レーを示す全体斜視図である。
レーを示す全体斜視図である。
【図4】同着脱式トレー突起部材の構成を説明する斜視
図である。
図である。
【図5】本考案の着脱式トレー突起部材を取り付けたト
レーを示す全体斜視図である。
レーを示す全体斜視図である。
【図6】同着脱式トレー突起部材の構成を説明する斜視
図である。
図である。
【図7】第二実施例抽斗ガイド部材の使用状態を説明す
る要部側面図である。
る要部側面図である。
【図8】第二実施例抽斗ガイド部材の使用状態を説明す
る要部側面図である。
る要部側面図である。
【図9】第二実施例抽斗ガイド部材の使用状態を説明す
る要部側面図である。
る要部側面図である。
【図10】第二実施例抽斗ガイド部材の使用状態を説明す
る要部側面図である。
る要部側面図である。
【図11】第二実施例抽斗ガイド部材の使用状態を説明す
る要部側面図である。
る要部側面図である。
1 側板部材 2 上部レール 21 上部レール面 22 上部ストッパー 3 下部レール 31 下部レール面 32 下部スロープ面 33 下部ストッパー T1 トレー R1 フランジ 41 突起部 42 挿嵌部 T2 ワイヤートレー R2 フランジ 51 突起部 52 嵌合溝 F 本体フレーム
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに対向配置される上部レール2と下
部レール3とを含み、ラック本体フレームFの対向する
両側面に配置されることで、トレー側面上部から鍔状に
持ち出されたフランジR1 、R2 の角部に突起を有する
トレーT1 、T2 をラック両サイドから引き出すことを
可能ならしめる抽斗ガイド部材であって、 前記上部レール2は、 下方に配置される前記下部レール3に対向する上部レー
ル面21と、 この上部レール面21の両端に位置する上部ストッパー22
・22と、 を備えており、 前記下部レール3は、 前記上部レール面21に対向する下部レール面31と、 この下部レール面31の両側に位置する下部スロープ面32
・32と、 この下部スロープ面32・32の外側に位置する下部ストッ
パー33・33と、 を有しており、 前記トレーT1 、T2 をラックに格納しているときに
は、前記下部ストッパー33が前記フランジR1 、R2 を
係止して、トレーT1 、T2 の飛び出しを阻止し、前記
トレーT1 、T2 をラックから引き出すときには、前記
上部ストッパー22が前記フランジR1 、R2 角部の突起
を係止して、トレーT1 、T2 の脱落を阻止することを
特徴としたトレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガ
イド部材。 - 【請求項2】 互いに対向的に配置されて対となる上部
レール2および下部レール3を複数対、側板部材1と一
体に成形したことを特徴とする請求項1記載のトレーを
抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材。 - 【請求項3】 トレー側面の少なくとも角部に挿嵌溝を
備えたトレーT1 に着脱自在に取り付けられるべき突起
材であって、トレー側面上部から鍔状に持ち出されたフ
ランジR1 角部に臨んで突起を成す突起部41と、前記挿
嵌溝に挿嵌される挿嵌部42とを含むことを特徴とする着
脱式トレー突起部材。 - 【請求項4】 トレー側面上部から鍔状に持ち出され、
少なくとも角部が線材で形成されたフランジR2 を備え
たトレーT2 に着脱自在に取り付けられるべき突起材で
あって、突起を成す突起部51と前記フランジR2 角部に
嵌合すべき嵌合溝52とを含むことを特徴とする着脱式ト
レー突起部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001901U JP3001888U (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材、及びこれに用いる着脱式トレー突起部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001901U JP3001888U (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材、及びこれに用いる着脱式トレー突起部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001888U true JP3001888U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=43137860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994001901U Expired - Lifetime JP3001888U (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド部材、及びこれに用いる着脱式トレー突起部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001888U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009150A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | トッパン・フォームズ株式会社 | 保冷箱 |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP1994001901U patent/JP3001888U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009150A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | トッパン・フォームズ株式会社 | 保冷箱 |
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