JP3001761B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3001761B2 JP3001761B2 JP5343282A JP34328293A JP3001761B2 JP 3001761 B2 JP3001761 B2 JP 3001761B2 JP 5343282 A JP5343282 A JP 5343282A JP 34328293 A JP34328293 A JP 34328293A JP 3001761 B2 JP3001761 B2 JP 3001761B2
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Description
写真方式の画像形成装置に関するものである。
のカラー画像形成装置の一例を示す。
担持体である感光ドラム101が矢印方向に回転自在に
担持され、該感光ドラム101の周りにコロナ帯電器1
02、光学系103、現像装置104、転写装置10
5、クリーニング器106が配置される。
ルタからなり、色分解された光像、又はこれに相当する
光像Eを感光ドラム101に照射する例えば図示レーザ
ビーム露光装置である。
ドラム101に、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像
を形成する。現像装置104は回転現像器とされ、中心
軸104bの周りに4個の現像器、つまりブラック現像
器104Bk、シアン現像器104c、マゼンタ現像器
104m、イエロー現像器104yを配置し、所定の現
像器を感光ドラム101に対向した現像位置へと回転さ
せて感光ドラム101上の潜像を現像し、感光ドラム1
01上に樹脂を基体としたトナーにより画像を形成す
る。
は、記録材カセット107より搬送系及び転写装置5を
介して感光ドラム101と対向した位置に(図中点線で
示した紙パスに従って)供給された記録材に転写され
る。転写装置105は、本例では転写ドラム105a、
転写コロナ帯電器105b、記録材を静電吸着させるた
めの吸着コロナ帯電器105cと対向する吸着ローラ1
05g、内側コロナ帯電器105d、外側コロナ帯電器
105eとを有し、回転駆動されるように軸支された転
写ドラム105aの周面開口域には誘電体からなる記録
材担持シート105fが円筒状に一体的に張設されてい
る。
光ドラム上のトナー像は転写帯電器105bにより記録
材担持シート105fに担持された記録材上に転写され
る。
る記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像が形成される。
終了すると記録材は転写ドラム105aから分離手段1
08によって分離され、熱ローラ定着器を介してトレイ
110に排紙される。
残留トナーをクリーニング器106で清掃された後再度
画像形成工程に供せられる。
に応じた所定の感度、電気特性、光学特性を備えている
ことが要求されるが、さらに繰り返し使用される感光体
にあっては、その感光体の表面層、すなわち基体よりも
っとも離隔する層には、コロナ帯電、トナー現像、紙へ
の転写、クリーニング処理などの電気的、機械的外力が
直接に加えられるため、それらに対する耐久性が要求さ
れる。
生、また高湿下においてコロナ帯電時に発生するオゾン
による表面の劣化などに対する耐久性が要求されてい
る。一方、トナーの現像、クリーニングの繰り返しによ
る表面層へのトナー付着という問題もあり、これに対し
ては表面層のクリーニング性を向上させることが求めら
れている。
たすために種々の方法が検討されているが、その中でも
導電性金属粉体またはフッ素系樹脂を分散させた硬化性
樹脂を表面層に用いるという手段は効果的である。硬化
性樹脂にポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹
脂、もしくはグアナミン樹脂などの熱硬化性樹脂類及び
ポリアクリレート類に代表される光硬化性樹脂類が用い
られる。
いると、その表面抵抗率が非常に高いなどの理由から、
残留電荷が蓄積し耐久残電アップの問題が生じたり、表
面滑性が乏しいため、クリーニング性が劣悪だったりす
る。ゆえに、これらの樹脂に導電性金属粉体またはフッ
素系樹脂の分散を行ない、表面層及びその下層に蓄積す
る残留電荷量を減少し、表面滑性を向上させ前記特性を
満足する表面層を形成する。
来例では、表面層に導電性金属粉体、またはフッ素系樹
脂を分散した感光体をレーザビームを用いた画像形成装
置に用いると、画像階調性においてハイライト部分を再
現しにくいという問題点があった。
カラー画像形成を行なう装置では写真等のベタ画像を印
刷することが多く、上記感光体を用いるとハイライト部
分の再現不良が非常に目立つという問題点があった。
たもので、その目的とするところは、ハイライト部の再
現性の良い画像形成装置を提供することにある。
に本発明にあっては、導電性支持体上の感光層の表面層
に一次粒径0.3μm以下の導電性金属粉体又はフッ素
系樹脂を含有している感光体上に、レーザビームを用い
て静電潜像を形成する画像形成装置において、基本画素
単位の面積をSとし、前記感光体面上レーザビーム面積
をS´とするとき、 S´/S<1/2 であることを特徴とする。
化して重合し、カラー画像形成を行なうようにしてもよ
い。
現像手段による現像は反転現像であるようにしてもよ
い。
面積をSとし、前記感光体面上レーザビーム面積をS´
とするとき、 S´/S<1/2 にすることで、画像階調性において、ハイライト部分が
鮮明に再現できるようになる。
以下のように考えている。画像上ハイライト部分の再現
不良は表面層を透過するレーザ光が散乱することにより
生じる。ゆえに、表面層を透過するレーザ光の散乱を小
さくするために 表面層にレーザ波長より短い長さの粒径の微粉体を含
有させる 上記により決定された微粉径に適したビーム径を設定
する の条件を設定する必要がある。本発明は、試行を繰り返
し上記条件を満足する値を経験的に見いだしたものであ
り、これにより画像階調性において、ハイライト部分を
鮮明に再現できる画像形成装置を完成することができ
た。以下に本発明の詳細な説明をする。
ミニウム,銅,ニッケル,銀などの金属,酸化亜鉛,酸
化チタン,酸化スズ,酸化アンチモン,酸化インジウ
ム,酸化ビスマス,スズをドーブした酸化インジウム,
アンチモンをドーブした酸化スズ,酸化ジルコニウムな
どの金属酸化物及びそれらの中から一種あるいはそれ以
上が適宜選択され、一次粒子が0.3μm以下が好まし
い。
しては、四フッ化エチレン樹脂,三フッ化塩化エチレン
樹脂,四フッ化エチレン六フッ化プロピレン樹脂、フッ
化ビニル樹脂,フッ化ビニリデン樹脂,二フッ化塩化エ
チレン樹脂及びそれらの共重合体の中から一種あるいは
それ以上が適宜選択されるが、特に低分子クレードで、
かつ一次粒子が0.3μm以下が好ましい。
ーザビーム波長より短ければ良いため、短過ぎるように
みえるが、実施系ではどうしても若干、二次粒子、三次
粒子が生じてしまい、これを考慮し実験を行なった結
果、一次粒径の値として0.3μm以下が適当な値とな
った。
量は、表面層固形分重量に基いて5〜90重量%が適当
であり、特に10〜90重量%が好ましい。含有率が5
重量%未満では抵抗値が高すぎ残電が高くなり、一方9
0重量%を越えると表面層として低抵抗となり、帯電能
の低下、ピンホールの原因となる。
の含有量は、表面層固形分重量に基いて1〜50重量%
が適当であり、特に2〜30重量%が好ましい。含有率
が1重量%未満ではフッ素系樹脂による表面層改質効果
が十分でなく、一方50重量%を越えると光透過性が低
下し、かつキャリヤの移動性も低下する。
は、成膜性のある高分子物質であればよいが、単独でも
ある程度の硬さを有すること、キャリヤ輸送を妨害しな
いことなどの点から、ポリメタクリル酸エステル、ポリ
スチレン、メタクリル酸エステル/スチレン共重合体、
ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン等が好
ましい。
先記したような、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、もしくはグアナミン樹脂などの熱硬化性樹
脂類及びポリアクリレート類に代表される光硬化性樹脂
類が用いられる。
場合、導電性支持体は、アルミニウム、ステンレス等の
金属や紙、プラスチック等の支持体上に導電性粒子を適
当なバインダー樹脂に分散した導電層を設けた円筒状シ
リンダーまたは、フィルムが用いられる。ただし、支持
体自身が導電性の場合には、導電性支持体は、導電層を
設けていなくても良い。
機能と下引機能を持つ下引層(接着層)を設けることが
できる。
良、導電性支持体の保護、導電性支持体上の欠陥の被
覆、導電性支持体からの電荷注入性改良、感光層の電気
的破壊に対する保護等のために形成される。下引層の材
料としては、ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニル
イミダゾール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロー
ス、メチルセルソース、エチレン−アクリル酸コポリマ
ー、カゼイン、ポリアミド共重合ナイロン、にかわ、ゼ
ラチンなどが知られている。これらはそれぞれに適した
溶剤に溶解されて基体上に塗布される。その膜厚は、
0.2μm〜2μm程度である。電荷発生物質としては
シアニン系染料、アズレン系染料、スクエアリリウム系
染料、ビリリウム系染料、チシピリリウム系染料、フタ
ロシアニン系顔料、アントアントロン系顔料、ジベンズ
ピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔料、モノアゾ顔
料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料などのアゾ系顔料、
インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、非対称キノシア
ニン、キノシアニンなどを用いることができる。電荷輸
送物質としては、ピレン、N−エチルカルバゾール、N
−イソプロピルカルバゾール、N−メチル−N−フェニ
ルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾー
ル、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−
9−エチルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒドラジ
ノ−3−メチリデン−10−エチルフェノチアジン、
N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10
−エチルフェノキサジン、p−ジエチルアミノベンズア
ルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、p−ジエチ
ルアミノベンズアルデヒド−N−α−ナフチル−N−フ
ェニルヒドラゾン、p−ピロリジノベンズアルデヒド−
N,N−ジフェニルヒドラゾン、1,3,3−トリメチ
ルインドレニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフェニル
ヒドラゾン、p−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチ
ルベンズチアゾリノン−2−ヒドラゾンなどのヒドラゾ
ン類、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール、1−フェニル−3−
(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、1−〔キノリル(2)〕
−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジ
エチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル
(2)〕−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔6
−メトキシピリジル(2)〕−3−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニルピラ
ゾリン、1−〔ピリジル(3)〕−3−(p−ジエチル
アミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−〔レピジル(2)〕−3−(p−
ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−
(p−ジエチルアミノスチリル)−4−メチル−5−
(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピ
リジル(2)〕−3−(α−メチル−p−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピ
ラゾリン、1−フェニル−3−(p−ジエチルアミノス
チリル)−4−メチル−5−(p−ジエチルアミノフェ
ニル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(α−ベンジル
−p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなどの
ピラゾリン類、2−(p−ジエチルアミノスチリル)−
6−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(p−ジ
エチルアミノフェニル)−4−(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−5−(2−クロロフェニル)オキサゾールな
どのオキサゾール系化合物、2−(p−ジエチルアミノ
スチリル)−6−ジエチルアミノベンズチアゾールなど
のチアゾール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−2
−メチルフェニル)フェニルメタンなどのトリアリール
メタン系化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチル
アミノ−2−メチルフェニル)ヘプタン、1,1,2,
2−テトラキス(4−N,N−ジメチルアミノ−2−メ
チルフェニル)エタンなどのポリアリールアルカン類、
5−(4−ジフェニルアミノベンジリデン)−5Hジベ
ンゾ〔a,d〕シクロヘプテン、1,2−ベンゾ−3−
(d−フェニルスチリル)−9−n−ブチルカルバゾー
ル等のスチルベン化合物などを用いることができる。
発生層上に電荷輸送層を積層する機能分離型感光体の場
合を例として説明する。
結着剤樹脂および溶剤と共にホモジナイザー、超音波、
ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライタ
ー、ロールミルなどの方法でよく分散する。この分散液
を前記下引層を塗布した基体上に塗布、乾燥し、0.1
〜1μ程度の塗膜を形成させる。
なるのでここにフッ素樹脂粉体を分散する。
を溶剤と共にホモジナイザー、超音波、ボールミル、サ
ンドミル、アトライター、ロールミルなどで分散し、こ
れに電荷輸送物質と結着剤樹脂の溶液を添加し所望の電
荷輸送層液を調合する。
合は2:1〜1:4程度である。
香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロルベンゼン、ク
ロロホルム、四塩化炭素などの塩素系炭化水素類などが
用いられる。この溶液を塗布する際には、例えば浸漬コ
ーティング法、スプレーコーティング法、スピンナーコ
ーティング法、ビードコーティング法、ブレードコーテ
ィング法、カーテンコーティング法などのコーティング
法を用いることができ、乾燥は10〜200℃、好まし
くは20〜150℃の範囲の温度で5分〜5時間、好ま
しくは10分〜2時間の時間で送風乾燥または静止乾燥
下で行なうことができる。形成した電荷輸送層の膜厚は
10〜30μ程度である。
感光体の場合には電荷発生層が表面層になるのでここに
分散安定化されたフッ素系樹脂粉体が含有される。この
電荷発生層分散液は、電荷発生層に用いる結着樹脂中に
フッ素系樹脂粉体を分散させた分散液を前述の様に調製
した電荷発生物質の分散液に添加・混合する方法によっ
て調製することができ、この分散液を電荷輸送層上に塗
布して本発明の感光体を得ることができる。
が感光層の表面層となり、この保護層中に分散安定化さ
れたフッ素系樹脂粉体が含有される。この保護層は前述
の様に保護層を形成する樹脂中に分散安定化されたフッ
素系樹脂粉体の分散液を感光層上に塗布することによっ
て得ることができる。
光体面上レーザビーム面積をS´とするとき、 S´/S<1/2 にするために以下の方法を用いた。
ることで、レーザ光の波長を短くし、回折力を小さくし
てビームウエストを細くし、ドラム面上ビーム径を小さ
くした。
焦点可変レンズにより平行光から発散光収束光に制御す
ることによりドラム面上にレーザのビームウエストを正
確に合わせ、ドラム面上でビームがボケることなく、ド
ラム面上ビーム径を小さくした。
細に説明する。
置の概略断面図を示す。
部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
ス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査するこ
とにより、原稿30からの反射光像を、レンズ33によ
りフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信
号を得る。カラー色分解画像信号は、(図示しない)増
幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて
処理を施され、プリンタ部に送出される。
ドラム1は後述するような表面層を有する感光体であ
り、矢印方向に回転自在に担持され、感光体1の周りに
前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系
3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4y,4
c,4m,4Bk、ドラム上光量検知手段13、転写装
置5、クリーニング器6を配置する。
らの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にてイメージ
スキャン露光の光信号に変換され、変換されたレーザ光
がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラ
ー3cを通って、感光ドラム1の面に投影される。
を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2によりマイナスに一様に帯電
させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成す
る。
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたネガトナーによるトナー画像を形成する。現像器
は、偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作
により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近
するようにしている。
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。転写装置5は、本例では転写ドラム5a、転写帯電
器5b、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器5c
と対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電
器5eとを有し、回転駆動されるように軸支された転写
ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持
シート5fを円筒状に一体的に張設している。記録材担
持シート5fはポリカーボネートフィルム等の誘電体シ
ートを使用している。
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像
は転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持さ
れた記録材上に転写する。
送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカ
ラー画像を形成する。
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、搬送縦パス20を経て、反転パス21にいったん
導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれ
た際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに
退出させ、中間トレイ22に収納する。その後再び上述
した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成す
る。
5f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラ
シ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5
fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ
17の作用により清掃を行なう。このような清掃は画像
形成前もしくは後に行ない、また、ジャム(紙づまり)
発生時には随時行なう。
で偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化し
ているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録
材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に
設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中また
は電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離
す。
1と同一部分は同一符号で示している。
02によってアナログ画像信号403に変換され、比較
器411の一方の端子に入力される。407はタイミン
グ信号発生回路で、基準クロック信号43を入力して画
素クロック404やパターン信号発生器409へのスク
リーンクロック408を作成して出力している。パター
ン信号発生器409はスクリーンクロック408をもと
にパターン信号410を出力し、比較器411の他方の
端子に入力している。
04に同期して入力され、D/A変換器402は画素ク
ロック404に同期してアナログ画像信号403を出力
する。スクリーンクロック408は画素クロック404
の周期を整数倍したクロック信号で、例えば三角波であ
る、パターン信号410の周期を規定している。
10は比較器411により比較されて、アナログ画像信
号403の方が大きいときは0、小さいときは1とし
て、パルス幅変調された2値化画像データ41が作成さ
れ出力される。
ミングチャートである。
ロック404の2倍の周期をもつクロックとしている。
デジタル画像データ42が16進数の00(白)からF
F(黒)に段階的に変化するとき、パターン信号410
によりパルス幅変調された2値化画像データ41のパル
ス波形を示している。このようにパターン信号410の
振幅を変えることによって、デジタル画像データ42の
入力レベルと2値化画像データ41のパルス幅の関係を
変えることが出来る。
(00からFFまでの256個のデータ)を入力したと
き、画像処理部40によってほぼ連続的なパルス幅変調
を行ない、2値化画像データ41をフルカラー複写機の
画像形成部に入力し、レーザ光による露光から表面電位
への変換、表面電位から濃度への変換を行なった場合の
対応を示したセンシトメトリである。
出力を得ることを目的としていたのであるから、デジタ
ル画像データ42の入力レベルと再生画像の濃度の関係
はリニアであることが望ましい。しかるに図4でわかる
ようにリニアな部分は図中、△印(50)から○印(5
1)までの部分である。よって50の部分を入力レベル
が00、51の部分の入力レベルをFFとすることによ
って、8ビットのデジタル画像に対し良好な階調性を得
られるようにする。
ベルに対応させ、図3に示したように白レベル(00)
に対するパルス幅をPW0、黒レベル(FF)に対する
パルス幅をPW1とする。一方、感光体1の電位センサ
12によって測定される表面電位をそれぞれ白レベルに
対応する電位をV0、黒レベルに対応する電位をV1と
する。
電位(Vd)、全点灯の際の明部電位(Vl)とは異な
る場合が多い。しかるに画像形成に使用している領域
は、△印(50)から○印(51)までの領域であり、
V0、V1を目標値に近付けて安定して良質な画像を形
成させている。
ーザ露光光学系3により、200line/inch で感光ドラ
ム1上に形成された静電潜像を示す。図中、右斜線部S
は基本画素単位の面積であり、左斜線部S´は感光体面
上レーザビーム面積である。
のハイライト再現との関係を表わす図である。図中、三
角印より下ではハイライト再現は良好であり、三角印よ
り上では不良が目立つ領域である。
調べてみたところS´/S<1/2の関係にあり、ま
た、S´/S<1/2になるように感光ドラム1上レー
ザビーム面積を設定すれば、常に良好なハイライト部の
再現が可能となった。
400line/inch の画素単位面積はS=8.0×10-3
mm3 であり、本発明によれば良好なハイライト再現性
を得るためにレーザスポット径面積を1/2S=4.0
×10-3mm3 と設定することを特徴とする。
な、レーザ及びその周辺の光学系が適用される。図1に
おける構成において、光走査動作は以下のようになる。
ザ 波長675mm)から走査情報に応じて変調された
発散光をコリメータレンズにより平行光もしくは発散
光、収束光にしてシリンドリカルレンズに伝播し、シリ
ンドリカルレンズにより副走査方向のみ、光偏向器すな
わち回転多面鏡3aの反射面上に集光し、走査方向はそ
のままのほぼ平行光にて照射し、前記多面鏡にて反射さ
れたレーザビーム光束は走査レンズ3bにより再度屈折
され、被照射体面11上、すなわち感光体面上にビーム
ウエストを形成する。このとき感光体面上レーザビーム
スポットの大きさは3×10-3mm2 以下であった。
示す。
ズで被覆した導電性酸化チタン粉体50重量部、フェノ
ール樹脂25重量部、メチルセロソルブ20重量部、メ
タノール5重量部及びシリコーンオイル(ポリジメチル
シロキサンポリオキシアルキレン共重合体、数平均分子
量3000)0.002重量部をφ1mmガラスビーム
を用いたサンドミル装置で、2時間分散して導電用塗料
を調製した。アルミシリンダー(φ180mm×36
0)上に、上記塗料をディッピング塗工し、140℃で
30分間乾燥させ、膜厚20μmの導電層を形成した。
均分子量32000)30重量部とアルコール可溶性共
重合ナイロン樹脂(数平均分子量29000)10重量
部をメタノール260重量部、ブタノール40重量部の
混合溶媒中に溶解した液を上記導電層上にディッピング
塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引層を設け
た。
ロフラン40重量部をφ1mmガラスビーズを用いたサ
ンドミル装置で60時間分散した後、シクロヘキサノン
/テトラヒドロフラン混合溶媒で稀釈し電荷発生層用塗
料を調製した。
ング塗工機で塗布し、乾燥後の膜厚が0.1μmの電荷
発生層を設けた。
平均分子量25000)10重量部をジクロルメタン2
0重量部、モノクロルベンゼン40重量部の混合溶媒中
に溶解し、この液を前記電荷発生層上にディッピング塗
工し120℃で60分間乾燥させ、膜厚20μmの電荷
輸送層を形成した。
化スズ(平均一次粒径0.3μm)5重量部、光重合開
始剤1重量部をエタノール30重量部の溶媒中に分散、
溶解し、この液を前記電荷輸送層上にディッピング塗工
しメタルハライドランプ(560mW/cm2 :360
nmに中心感度を持つセンサにおける照度)で30秒照
射した。これにより、膜厚3μmの表面保護層を形成し
た。
先記した構造のレーザビームプリンタにより画像出し評
価した。さらに画像階調性において、ハイライト部分を
鮮明に再現できた。また傷が無く、摩耗量も少ない等の
耐久安定性も確認することができた。
光体の表面保護層中の酸化スズ粒子(平均一次粒径0.
3μm)が1重量部含まれていること以外は、実施例1
と同様の条件で、作成されたサンプルの画像出し評価を
実施例1と同様に行った。
光体の表面保護層中のアクリルモノマー樹脂がエポキシ
樹脂であり、これが10重量部含まれていること以外
は、実施例1と同様の条件で作成されたサンプルの画像
出し評価を実施例1と同様に行った。
機がGaAsP(波長780nm)であり、感光体面上
レーザビームスポットの大きさが4.3×10-3mm2
であること以外は実施例1と同様の条件で画像出し評価
を行った。
光学系上、フォーカスレンズがなくドラム面上レーザビ
ームスポットの大きさが5.8×10-3mm2 であるこ
と以外は実施例2と同様の条件で画像出し評価を行っ
た。
光体中の表面保護層中の導電性金属粉体の平均一次粒径
が0.6μmであること以外は、実施例1と同様の条件
で、作成されたサンプルの画像出し評価を実施例1と同
様に行った。
光体の表面保護層がなく、電荷輸送層が膜厚25μmで
あること以外は、実施例1と同様の条件で作成された感
光体の画像出し評価を実施例1と同様に行った。この結
果を表1に示す。この系の、連続耐久試験を行ったとこ
ろ、実施例1の系に対し100倍もの感光体表面削れが
あった。
機がGaAsP(波長780nm)であり、ドラム面上
レーザビームスポットの大きさが4.3×10-3mm2
であること以外は比較例4と同様の条件で画像出し評価
を行った。
実施例1の系に対し100倍もの感光体表面削れがあっ
た。
ミシリンダー上に、導電層、下引層、電荷発生層および
電荷輸送層を形成した。
25000)6重量部、上記電荷輸送材3重量部、ポリ
テトラフルオロエチレン(平均一次粒径0.3μm)1
重量部をジクロルメタン200重量部、モノクロルベン
ゼン300重量部の混合溶媒中に溶解し、この液を前記
電荷輸送層上にスプレー塗工し120℃で60分間乾燥
させ、膜厚5μmの表面保護層を形成した以外は、実施
例1と同様にして感光体を作成した。
先記した構造のレーザビームプリンタにより画像出し評
価した。さらに画像階調性において、ハイライト部分を
鮮明に再現できた。また高湿環境下においても、クリー
ニング性を含めた耐久安定性を確認することができた。
光体の表面保護層がなく、電荷輸送層中にポリテトラフ
ルオロエチレン粒子(平均一次粒径0.3μm)が10
%含まれていること以外は、実施例4と同様の条件で、
画像出し評価を行った。
光体の表面保護層中のポリテトラフルオロエチレン粒子
の平均一次粒径が0.1μmであること以外は、実施例
4と同様の条件で、画像出し評価を行った。
ne/inch の場合について述べたが、更に高解像度の40
0line/inch ,600line/inch においてもSとS´に
ついては同じ関係が成り立ち、ハイライト部を良好に再
現した。
逆に低解像度にした100line/inch ,133line/inc
h でも同様にS´/S<1/2が成立しハイライト部を
良好に再現した。
感光層の表面層に一次粒径0.3μm以下の導電性金属
粉体、またはフッ素系樹脂を含有している感光体上にレ
ーザビームを用いて静電潜像を形成する画像形成装置に
おいて、基本画素単位の面積をSとし、前記感光体面上
レーザビーム面積をS´とするとき、S´/S<1/2
とすることにより画像階調性においてハイライト部を良
好に再現できる。
断面図である。
る。
である。
成を説明する図である。
ーム面積とハイライト部再現の関係を示すグラフであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性支持体上の感光層の表面層に一次
粒径0.3μm以下の導電性金属粉体又はフッ素系樹脂
を含有している感光体上に、レーザビームを用いて静電
潜像を形成する画像形成装置において、 基本画素単位の面積をSとし、 前記感光体面上レーザビーム面積をS´とするとき、 S´/S<1/2 であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 複数の静電潜像を現像手段にて顕像化し
て重合し、カラー画像形成を行なう請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】 静電潜像を現像手段にて顕像化し、現像
手段による現像は反転現像である請求項1又は2記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343282A JP3001761B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343282A JP3001761B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175230A JPH07175230A (ja) | 1995-07-14 |
JP3001761B2 true JP3001761B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18360317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5343282A Expired - Lifetime JP3001761B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001761B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5072081B2 (ja) * | 2007-09-05 | 2012-11-14 | 株式会社リコー | 感光体静電潜像の測定装置、画像形成装置及び感光体静電潜像の測定方法 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5343282A patent/JP3001761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07175230A (ja) | 1995-07-14 |
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