JP3001154U - 畦板組立装置 - Google Patents

畦板組立装置

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JP3001154U
JP3001154U JP1994002799U JP279994U JP3001154U JP 3001154 U JP3001154 U JP 3001154U JP 1994002799 U JP1994002799 U JP 1994002799U JP 279994 U JP279994 U JP 279994U JP 3001154 U JP3001154 U JP 3001154U
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JP
Japan
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ridge
joint
plate
inclined side
shaped groove
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Application number
JP1994002799U
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English (en)
Inventor
林  和夫
Original Assignee
林 和夫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来たんぼの畦道の形状の確保のため、畦道を
取壊して畦道用構築物を設置することは提案されてい
る。本考案は畦道を取壊すことなく、歩行者の通行に支
障のないようにその形状を保持しようとする。 【構成】滑り止めのためのエンボス加工2を施こした歩
行面1と、傾斜側面4,4が台形をなし、該台形の裾両
側に水平折り返し部3,3を折り返した合成樹脂製畦板
5と、水平折り返し部3と傾斜側面4とを密着スライド
可能に嵌め込むL字溝8を有する合成樹脂板からなる継
手6とからなり、畦板5を継手6のL字溝8内において
接合固定した、畦板組立装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】
たんぼの畦道をカバーする合成樹脂製畦板組立装置。
【0002】
【従来技術とその問題点】
従来既設の畦道を取壊し、新たに図6のようなコンクリート製あるいは合成樹 脂製の畦道用構築物Uが市販されている。
【0003】 しかしこの畦道用構築物UはI字形の骨材102を歩行面、底面とし補強材1 03で補強したもので、既設の畦道を取壊さなくてはならない。また畦道を取壊 すには隣接地との境界の問題もあり、容易にたんぼの整備ができないという難点 がある。
【0004】 またこの畦道用構築物Uは予め畦道廻りを除草しなければならないし、重量が 重く、かつ、接続部から漏水し易いという問題点を有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
たんぼの畦道をそのまま残して人の通行に支障のないようにその形状を保持す ること。
【0006】
【技術的手段】
滑り止めのためのエンボス加工2を施こした歩行面1と、傾斜側面4,4が台 形に形成され、該台形裾両側に水平折り返し部3,3を折り返した合成樹脂製畦 板5と、
【0007】 水平折り返し部3と傾斜側面4とを嵌め込むL字溝8を有する合成樹脂製板か らなる継手6とからなり、
【0008】 前記畦板5の傾斜側面4と、水平折り返し部3は、継手6のL字溝8内を密着 スライド可能に挿入されて、畦板5と継手6は接合される、畦板組立装置。
【0009】
【作用】
本考案装置は土盛りの畦道に簡易に被せるのに適し歩行者に安心感を与える。 また継手6により畦板5,5が接合され、構造強度も充分である。
【0010】
【実施例】
図面において1は畦板5の歩行面、2は歩行面1に施こされた滑り止めのため のエンボス加工、3は傾斜側面4,4の裾から両側に水平に折り返された水平折 り返し部、6はL字溝8を有する継手、7は継手6の側板9外側中央部に刻印さ れたセンターマーク、10は水平部である。
【0011】 以下その機能について説明する。 畦板5: 畦板5は歩行面1および傾斜側面4,4が台形をなし傾斜側面4,4の裾は両 側に折り返されて水平折り返し部3,3となっているので、畦板の沈下は水平折 り返し部3,3により防止されるとともに、歩行者による垂直荷重に対する耐曲 強度が向上される。
【0012】 また傾斜側面4,4は台形をなしているので運搬時重ね合わせて運搬できる。 そして土盛りの畦道に簡単に被せて施工できるとともに畦幅が広く見えて歩行 者の足元に安心感を与える。 また歩行面1はエンボス加工2を施こすことにより滑り止めとなる。
【0013】 継手6: 継手6は合成樹脂板で作られ、L字溝8は畦板5の傾斜側面4、水平折り返し 部3,3を密着スライドさせ、かつ畦板5をバネ機能で固定接合する。 すなわち、L字溝8の幅は畦板5の傾斜側面4および水平折り返し部3の厚さ より、幾分小さくしておき、L字溝8の内壁面が傾斜側面4、水平折り返し部3 に密着させる。
【0014】 そのため継ぎ目から漏水を防止するとともに、畦板5,5の伸縮膨張を吸収す る。 また側板9外側中央にセンターマーク7を刻印しておくので、畦板5,5の接 合面を見易くできる。
【0015】 組立て: 本考案装置は継手6の両側からL字溝8に畦板5,5をセンターマーク7をメ ヤスにして挿入した後、土盛りの畦道に被せる。
【0016】 なお、畦板5、継手6はポリエチレン、ポリプロピレン、ガラス繊維入り複合 合成樹脂などの熱可塑性合成樹脂で異形押出成形法により作られる。 またハンドレイアップ法で不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂で作る こともできる。
【0017】
【考案の効果】
▲a▼ 畦板5の歩行面1、傾斜側面4が台形に作られ、かつ、水平折り返し 部3を有するので構造強度が大きく、沈下することなく、また重ね合わせて運搬 が可能である。
【0018】 ▲b▼ 継手6のL字溝8は畦板5の傾斜側面と水平折り返し部3とを密着ス ライドさせるので、接合能力が大きく、かつ畦板5の伸縮を継手6で吸収できる 。
【0019】 ▲c▼ 歩行面1にエンボス加工2を施こすので滑り難い。 ▲d▼ 継手6にセンターマーク7を刻印することにより、畦板5,5の接合 面のメヤスが容易につけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案畦板組立装置の斜視図、
【図2】 図1f2−f2矢視図で畦板5の断面図を示
す。
【図3】 図1f3−f3矢視図で継手6部分の断面図
を示す。
【図4】 継手の斜視図、
【図5】 図4f5−f5矢視図、
【図6】 従来公知の畦道用構築物の斜視図、
【符号の説明】
1:歩行面、2:エンボス加工、3:水平折り返し部、
4:傾斜側面、5:畦板、6:継手、7:センターマー
ク、8:L字溝、9:側板、10:水平部、U:畦道用
構築物、102:骨材、103:補強材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行面1と、傾斜側面4,4が台形に形
    成され、該台形裾両側に水平折り返し部3,3を折り返
    した合成樹脂製畦板5と、 水平折り返し部3と傾斜側面4とを嵌め込むL字溝8を
    有する合成樹脂板で作られた継手6とからなり、 前記畦板5の傾斜側面4と、水平折り返し部3は、継手
    6のL字溝8内を密着スライド可能に挿入されて、畦板
    5と継手6は接合される、畦板組立装置。
  2. 【請求項2】 滑り止めのためのエンボス加工2を施こ
    した歩行面1と、傾斜側面4,4が台形に形成され、該
    台形裾両側に水平折り返し部3,3を折り返した合成樹
    脂製畦板5と、 水平折り返し部3と傾斜側面4とを嵌め込むL字溝8を
    有する合成樹脂板で作られた継手6とからなり、 前記畦板5の傾斜側面4と、水平折り返し部3は、継手
    6のL字溝8内を密着スライド可能に挿入されて、畦板
    5と継手6は接合されるとともに、 継手6の側板9外側の畦板5の接合面位置にはセンター
    マーク7を刻印した、畦板組立装置。
JP1994002799U 1994-02-17 1994-02-17 畦板組立装置 Expired - Lifetime JP3001154U (ja)

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