JP3001107U - ブックエンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のブックエンドは、本を支える支持板が
常に起立しているので、嵩張ってパッケージが大形にな
るなどの不利があった。そこで本考案は、このような不
利を解消できる斬新なブックエンドの提供を目的とす
る。 【構成】 支持板１を基板２に対し蝶着して起伏自在と
したことを特徴とするブックエンド。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、立てて並べた書物の両側にあてがって書物の倒れを防止する用に供 するブックエンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のブックエンドは、机上等に置く基板に対し、本を支えるための支持板を 垂直に屈曲させて一体的に設けた構成が一般的であり、支持板は常に起立状態を 維持している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のような従来のブックエンドは、支持板が常に起立しているので、嵩張っ てパッケージが大形になるなどの不利があった。そこで本考案は、このような不 利を解消できる斬新なブックエンドの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案は、支持板１を基板２に対し蝶着して起伏 自在としたことを特徴とするブックエンドを提案するものである。

【０００５】

【作用】

本考案のブックエンドは、基板２に対し支持板１を起立させた状態で使用する ことができ、又、支持板１を伏臥させて基板２に対し重ね合せた状態で包装する ことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。まず、分解状態を示し た図５において、符号１が支持板であり、符号２が基板である。まず、支持板１ は、下端部に外側へ垂直に屈曲した幅の狭い台板３を一体的に設けており、その 屈曲した角部に沿って切欠孔４を穿設し、その切欠孔４の縁にヒンジ筒部５を設 けている。又、支持板１は上端部に窓孔６も設けている。次に、基板２は一方の 側端部に長孔７を穿設し、その長孔７の縁にヒンジ筒部８を設けている。基板２ のヒンジ筒部８と、支持板１のヒンジ筒部５を一直線上に配してヒンジピン９を 挿通させることにより、図１乃至図４に示すように、支持板１は基板２に対し蝶 着されて起伏自在となる。図１及び図２は支持板１を起立させて使用する状態を 示しており、又、図３及び図４は支持板１を基板２の上に伏臥させた不使用状態 を示したものである。

【０００７】

【考案の効果】

本考案のブックエンドは上記の通り、支持板１を基板２に対し蝶着して起伏自 在としたので、支持板１を基板２の上に伏臥させれば全体が扁平状となって嵩張 らない状態となり、従ってその状態で包装することによりパッケージを小形化で きる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】支持板を起立させた状態の斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】支持板を伏臥させた状態の斜視図である。

【図４】図２のＢ−Ｂ線断面図である。

【図５】分解した状態の斜視図である。

【符号の説明】 １ 支持板 ２ 基板 ３ 台板 ４ 切欠孔 ５ ヒンジ筒部 ６ 窓孔 ７ 長孔 ８ ヒンジ筒部 ９ ヒンジピン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 支持板１を基板２に対し蝶着して起伏自
   在としたことを特徴とするブックエンド。