JP3000979B2 - 多素子センサの校正装置 - Google Patents

多素子センサの校正装置

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JP3000979B2
JP3000979B2 JP9308871A JP30887197A JP3000979B2 JP 3000979 B2 JP3000979 B2 JP 3000979B2 JP 9308871 A JP9308871 A JP 9308871A JP 30887197 A JP30887197 A JP 30887197A JP 3000979 B2 JP3000979 B2 JP 3000979B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多素子センサの校
正装置に係り、特に人工衛星等に搭載されて地球観測を
行う多素子センサ又はファクシミリ等の光画像等を検知
するための高解像度の多素子センサの校正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ又は人工衛星等に搭
載される多素子センサは、画像信号を検知する一方、定
期的に装置全体の電気回路の作業状況の確認を行うた
め、電気的な校正を行っている。従来の多素子センサで
は、ゼロレベル信号と電気的校正信号の2レベルを基準
として電気的な校正が行われる方法がとられている。
【0003】図7は、多素子センサに関する信号の時系
列変化を示すタイムチャートである。図7(a)に示さ
れたように、期間t1の間は多素子センサから出力され
る画像信号が出力され、この期間t1に後続する期間t2
の間は、ゼロレベル信号又はオフセットが出力され、期
間t2に後続する期間t3の間は、電気的校正信号が出力
される。
【0004】従来は、上記期間t2の間出力されるゼロ
レベル信号及び期間t3の間出力される電気校正信号に
基づいて、期間t1の間出力される画像信号を校正して
いた。図7(b)は、ゼロレベル信号及び電気校正信号
を用いて校正を行った後の画像信号の時系列変化を示す
タイムチャートである。
【0005】この校正方法の詳細に関しては、例えば、
特開平5−183143号公報や特開平9−37022
号公報を参照されたい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダイナミッ
クレンジを広くとりたいため、ゼロレベル信号にマイナ
スのオフセットがかかるような場合がある。また、ある
レベル以上の光量を検出するために、ある感度以上にゼ
ロレベルを設定することがある。この場合、従来の技術
においては、ゼロレベル信号と電気的校正信号の2レベ
ルを基準として校正するため、オフセットとゲインの補
正が難しいという問題があった。
【0007】また、従来の装置では、直線状に配列され
た多素子センサから出力される信号の内、偶数番目の多
素子センサから出力される画像信号と奇数番目の多素子
センサから出力される画像信号は、異なるレジスタ及び
増幅器を経由しており、各々のレジスタのオフセット量
及び増幅器のゲインが異なるため、偶数番目の多素子セ
ンサから出力される画像信号と奇数番目の多素子センサ
から出力される画像信号との特性が若干異なるという問
題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、マイナスオフセットに関係なく、また、レジスタ
増幅器の固体差に関係なく、多素子センサの校正を随時
行うことができる多素子センサの校正装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、受けた光を電気信号に変換する受光部
と、前記電気信号を校正する校正信号を出力する校正信
号出力手段と、前記電気信号及び前記校正信号を転送す
る転送手段と、オン状態の場合に前記受光部から出力さ
れる前記電気信号を前記転送手段へ出力し、オフ状態の
場合に前記電気信号を遮断するゲート手段と、前記ゲー
ト手段がオン状態の場合、前記校正信号を前記転送手段
へ出力せず、前記ゲート手段がオフ状態のときに前記校
正信号を前記転送手段へ出力する校正信号出力制御手段
とを具備することを特徴とする。また、本発明は、前記
校正信号出力制御手段と前記転送手段との間に、前記校
正信号のレベルを調整する調整手段が設けられているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記転送手段の後段
に、転送された前記電気信号及び前記校正信号を増幅す
る増幅手段が設けられていることを特徴とする。また、
本発明は、前記受光部は複数の光センサを有し、前記校
正信号出力手段、転送手段、ゲート手段、及び校正信号
出力制御手段は少なくとも2つ設けられ、前記ゲート手
段各々は前記複数の光センサ内の一部と対応づけられて
いることを特徴とする。また、本発明は、前記校正信号
出力制御手段と前記転送手段との間各々に、前記校正信
号のレベルを調整する調整手段が設けられていることを
特徴とする。また、本発明は、前記転送手段各々の後段
に、転送された前記電気信号及び前記校正信号を増幅す
る増幅手段が設けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による多素子センサの校正装置について詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施形態による多素子セ
ンサの構成装置の回路構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1は多素子センサであり、
この多素子センサは以下に示す構成となっている。10
は受光部であり、受光した光を電気信号に変換する。こ
の受光部1は、図示されたように、符号i〜nが付され
たn個の光センサを配列した構成となっている。
【0012】12a,12bはトランスファゲートであ
り、受光部10に沿って添設され、トランスファゲート
10aとトランスファゲート12aとによって受光部1
0を挟むよう配されている。このトランスファゲート1
2a,12bは受光部10から出力される信号の内、特
定の受光部10から出力される信号のみを後述のレジス
タ14a,14bに出力させるためのものである。トラ
ンスファゲート12a,12bは時系列的に異なる受光
部10を特定する。
【0013】14a,14bはレジスタであり、これら
レジスタ14a,14bとによってトランスファゲート
12a,12bと受光部10とを挟むように添設されて
いる。これらレジスタ14a,14bは、トランスファ
ゲート12a,12bから出力される信号をレジスタ1
4a,14bの出力端部15a,15bまで転送して出
力するためのものである。また、後述する入力ドレイン
16a,16bから出力される校正信号を出力端部15
a,15bまで転送して出力する。
【0014】16a,16bは、レジスタ14a,14
bの出力端部15a,15bとは異なる端部に設けられ
た入力ドレインであり、その状態がオン状態の場合に電
気的校正信号をレジスタ14a,14b各々に入力させ
るためのものである。18aはレジスタ14aと入力ド
レイン16aとの間に設けられた入力ゲートであり、1
8bはレジスタ14bと入力ドレイン16bとの間に設
けられた入力ゲートである。この入力ゲート18a,1
8bは、入力ドレイン16a,16bからの電気的校正
信号の入力レベルを調節するためのものである。
【0015】以上が多素子センサ1の内部構成である。
次に、多素子センサ1の構成回路について説明する。2
0はパルス発生回路であり、構成回路のタイミングを規
定するタイミングパルスを発生する。このパルス発生回
路20は後述のCCD駆動回路22、多重回路32、及
びA/D変換回路34に接続されている。
【0016】CCD駆動回路22は、トランスファゲー
ト12a,12b及び入力ゲート18a,18bに接続
されている、このCCD駆動回路22は、トランスファ
ゲート12a,12b及びレジスタ14a,14bを動
作させるためのCCD駆動パルスを発生する。
【0017】また、CCD駆動回路22は、電気的校正
信号発生回路24に接続されている。電気的校正信号発
生回路24は、CCD駆動回路22から出力されるCC
D駆動パルスに同期して電気的校正信号を発生する。こ
の電気的校正信号発生回路24は前述の入力ドレイン1
6a,16bに接続され、これら入力ドレイン16a,
16bを介して電気的校正信号をレジスタ14a,14
bに出力する。
【0018】また、前述のレジスタ14a,14bの出
力端部15a,15bには、増幅回路30a,30bが
接続されている。この増幅回路30a,30bは出力端
部15a,15bから出力される信号を増幅する。増幅
回路30a,30bの出力端は多重回路32に接続され
ている。
【0019】多重回路32は、パルス発生回路20から
出力されるタイミングパルスに同期して動作し、増幅回
路30aから出力される信号と、増幅回路30bから出
力される信号とを合成する。増幅回路30a,30bか
ら出力される信号は、レジスタ14a,14bを転送さ
れてきた信号を増幅した信号であるので、これらの信号
には、画像信号、ゼロ信号、電気的校正信号が含まれ
る。
【0020】34はA/D変換回路であり、パルス発生
回路20から出力されるタイミングパルスに同期して動
作し、多重回路32から出力される信号をディジタル信
号に変換する。36はメモリ回路であり、A/D変換器
から出力されるディジタル信号を記憶する。メモリ回路
36に記憶されたディジタル信号は、その感度及びオフ
セット補正に用いられる。
【0021】次に上記構成における本発明の一実施形態
による多素子センサの校正装置の動作について説明す
る。まず、パルス発生回路20が多素子センサの校正装
置の動作タイミングを規定するタイミングパルスを発生
する。このタイミングパルスは、CCD駆動回路22、
多重回路32、及びA/D変換回路34に出力される。
【0022】次に、受光部1に光が照射されると、照射
された光は光電変換される。光電変換された信号は、ト
ランスファゲート12a又はトランスファゲート12b
がオン状態となった時にレジスタ14a又はレジスタ1
4bに転送され、トランスファゲート12a又はトラン
スファゲート12bがオフ状態となった後、CCD駆動
回路22から出力される転送クロック信号に同期して、
次々に転送され、出力端部15a又は出力端部15bへ
転送され、増幅回路10に出力される。
【0023】図2は、トランスファゲート12a,12
b、入力ドレイン16a,16b、及び入力ゲート18
a,18bの状態の時系列変化を示すタイミングチャー
トである。図2中符号W1が付されている波形がトラン
スファゲート12a,12bの状態の時系列変化を示し
ており、符号W2が付されている波形が入力ドレイン1
6a,16bの状態の時系列変化を示しており、符号W
3が付されている波形が入力ゲート18a,18bの状
態の時系列変化を示している。
【0024】トランスファゲート12a,12bがオン
状態の時(図中、符号t10が付された期間)は、入力ド
レイン16a,16bはオフ状態であり、トランスファ
ゲート12a,12bがオフ状態の後、クロック信号を
数段転送してから入力ドレイン16a,16bのオン状
態/オフ状態を制御してレジスタ14a,14bに電気
的な校正信号を入力するようにしている(図中、符号t
20が付された期間)。入力ゲート18a,18bは電圧
レベルを変えることにより、電気的校正信号の入力レベ
ルを変えるようになっている。
【0025】つまり、本実施形態においては、画像信号
をレジスタ14a又はレジスタ14bに入力する時は、
入力ドレインから電気的校正信号がレジスタ14a又は
レジスタ14bに入らないようにするため、レジスタ1
4a及びレジスタ14bをオフ状態にする。
【0026】一方、電気的校正信号をレジスタ14a,
14bに入力するときは入力ドレイン16a,16bに
対して、図2に示すようにオン状態/オフ状態の制御を
繰り返し、オン状態の場合に電気的校正信号を入力す
る。その時、画像信号がトランスファゲート12a,1
2bを通ってレジスタ14a,14bに入らないように
するためトランスファゲート12a,12bをオフ状態
にしておく。
【0027】尚、入力ゲート18a,18bの電圧をか
えると電気的校正信号の入力レベルも変えることができ
るため、ゼロレベル信号と電気的校正信号の2レベル以
上を基準にして画像信号の感度とオフセットを校正する
ことができる。
【0028】上記転送動作が行われている最中、受光部
10から出力される信号がレジスタ14a又はレジスタ
14b内を数段転送された時に、入力ドレイン16a又
は入力ドレイン16bを、オフ状態からオン状態/オフ
状態が周期的に切り替わるよう制御することにより、入
力ドレイン16a,16bから電気的校正信号が入力さ
れ、転送クロック信号により次々に転送されて、増幅回
路30a,30bに送られる。電気的構成信号がレジス
タ14a,14bに入力される際、電気的校正信号の入
力レベルは入力ゲート18a,18bによって調節され
る。
【0029】レジスタ14a,14bによって転送され
た画像信号(ゼロ信号、電気的校正信号を含む)の微小
信号は、増幅回路30a,30bで増幅され、増幅回路
30a,30bから出力される増幅された画像信号は多
重回路32によって合成される。多重回路32で合成さ
れた信号は、A/D変換回路34へ出力され、ディジタ
ル信号に変換される。このデジタル信号はメモリ回路3
6に記憶され、記憶されたディジタル信号が感度及びオ
フセット補正行うために用いられる。
【0030】図3は温度が安定しているときに多重回路
32から出力される画像信号、ゼロ信号、電気的校正信
号の出力状態を時系列で示す図である。期間t1の間は
多素子センサから出力される画像信号が出力され、この
期間t1に後続する期間t2の間は、ゼロレベル信号又は
オフセットが出力され、期間t2に後続する期間t3の間
は、電気的校正信号が出力される。図において縦軸は出
力電圧を示し、横軸は時間を示す。図示されたように、
画像信号は撮像対象物により種々のレベルが出力される
が、電気的校正信号は、偶数番目と奇数番目でレジスタ
増幅回路の固体差はあるが一様である。
【0031】次に、温度変動等で画像信号が変動したと
きの多重回路32から出力される信号について説明す
る。図4は、温度変動があった場合に多重回路32から
出力される画像信号、ゼロ信号、電気的校正信号の出力
状態を時系列で示す図である。尚、図3と同様に、期間
1の間は多素子センサから出力される画像信号が出力
され、この期間t1に後続する期間t2の間は、ゼロレベ
ル信号又はオフセットが出力され、期間t2に後続する
期間t3の間は、電気的校正信号が出力される。また、
図において縦軸は出力電圧を示し、横軸は時間を示す。
【0032】CCD回路部等の温度変動等により、図4
に示すように画像信号が変動してもゼロレベルと電気的
校正出力の2レベル以上を基準値として画像信号出力の
ゼロ(またはオフセット)レベルとゲインの補正を行う
ことができる。また、異なるレジスタ14a,14b及
び増幅回路30a,30bを用いることによる固体差に
起因するオフセットとゲインのズレ及びマイナスのオフ
セット分についても、図5に示すように1ライン分の画
像信号を簡易的に補正することが可能である。図5は、
温度変動等があった場合の校正後の画像信号を示す図で
ある。
【0033】図6は、電気的校正信号の入力レベルとそ
の出力レベルとの関係を示す図である。図中符号A1が
付された直線は、温度等が安定しているときの電気的校
正信号の入力レベルとその出力レベルとの関係を示す直
線であり、符号A2が付された直線は、温度変動等があ
った場合の電気的校正信号の入力レベルとその出力レベ
ルとの関係を示す直線である。つまり、温度変動等があ
って画像信号が変動した場合には、電位的校正信号のレ
ベルも変化するため、校正を行えることとなる。
【0034】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1周期分のレジスタからの出力としては図3に示す
ように撮像対象物により種々のレベルが出力される画像
信号の後にゼロレベル(またはオフセット)の信号が出
力され、その直後に数段階(図3では2段階)の一様な
レベルの電気的校正信号が1組として出力される。従っ
て、これらの信号が異なる特性のレジスタ14a,14
b及び増幅回路30a,30bを通過したとしても、校
正を容易に行える。
【0035】本実施形態では、以下の効果が得られる。
第1の効果は、温度変動等で画像信号出力してもあるい
は2個のレジスタ増幅回路等の固体差により、ゼロレベ
ル(またはオフセット)とゲインが偶数画素と奇数画素
で異なっても随時画像信号を補正することができるよう
になる。その理由は、トランスファゲートがONしてい
る時に画像信号をレジスタへ入力させてトランスファゲ
ートがOFFしている時に、入力ドレインから入力ゲー
トを経由してレジスタへ電気的校正信号を入力させるた
め画像信号と電気的校正信号及びゼロ(オフセット)レ
ベルを同時に出力することができるからである。第2の
効果は、ゼロレベル(またはオフセット)がマイナスに
オフセットがかかっても画像信号を補正することができ
る。その理由は、3点以上で補正すればマイナスのオフ
セット分を検出することができるからである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲート手段がオン状態の場合に電気信号を転送手段へ入
力させ、ゲート手段がオフ状態の場合に校正信号出力制
御手段が校正信号を転送手段へ出力するようにしてお
り、電気信号と校正信号とを同時に出力するようにして
いるため、温度変動等が生じた場合であっても随時受光
部から出力される電気信号を補正することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による多素子センサの構
成装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 トランスファゲート12a,12b、入力ド
レイン16a,16b、及び入力ゲート18a,18b
の状態の時系列変化を示すタイミングチャートである。
【図3】 温度が安定しているときに多重回路32から
出力される画像信号、ゼロ信号、電気的校正信号の出力
状態を時系列で示す図である。
【図4】 温度変動があった場合に多重回路32から出
力される画像信号、ゼロ信号、電気的校正信号の出力状
態を時系列で示す図である。
【図5】 温度変動等があった場合の校正後の画像信号
を示す図である。
【図6】 電気的校正信号の入力レベルとその出力レベ
ルとの関係を示す図である。
【図7】 多素子センサに関する信号の時系列変化を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 受光部 12a,12b トランスファゲート(ゲート手段) 14a,14b レジスタ(転送手段) 16a,16b 入力ドレイン(校正信号出力制御手
段) 18a,18b 入力ゲート(調整手段) 24 電気的校正信号発生回路(校正信号
出力手段) 30a,30b 増幅回路(増幅手段)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受けた光を電気信号に変換する受光部
    と、 前記電気信号を校正する校正信号を出力する校正信号出
    力手段と、 前記電気信号及び前記校正信号を転送する転送手段と、 オン状態の場合に前記受光部から出力される前記電気信
    号を前記転送手段へ出力し、オフ状態の場合に前記電気
    信号を遮断するゲート手段と、 前記ゲート手段がオン状態の場合、前記校正信号を前記
    転送手段へ出力せず、前記ゲート手段がオフ状態のとき
    に前記校正信号を前記転送手段へ出力する校正信号出力
    制御手段とを具備することを特徴とする多素子センサの
    校正装置。
  2. 【請求項2】 前記校正信号出力制御手段と前記転送手
    段との間に、前記校正信号のレベルを調整する調整手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の多素
    子センサの校正装置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段の後段に、転送された前記
    電気信号及び前記校正信号を増幅する増幅手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の多素子センサ
    の校正装置。
  4. 【請求項4】 前記受光部は複数の光センサを有し、前
    記校正信号出力手段、転送手段、ゲート手段、及び校正
    信号出力制御手段は少なくとも2つ設けられ、前記ゲー
    ト手段各々は前記複数の光センサ内の一部と対応づけら
    れていることを特徴とする請求項1記載の多素子センサ
    の校正装置。
  5. 【請求項5】 前記校正信号出力制御手段と前記転送手
    段との間各々に、前記校正信号のレベルを調整する調整
    手段が設けられていることを特徴とする請求項4記載の
    多素子センサの校正装置。
  6. 【請求項6】 前記転送手段各々の後段に、転送された
    前記電気信号及び前記校正信号を増幅する増幅手段が設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の多素子セ
    ンサの校正装置。
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