JP3000334U - 袖脇下間隙つき上着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 脇下の通気性及び発汗等による水分の発散を促す上着で
ある。 【目的】 高温、多湿の場所での着用及び発汗等の多い
体質の保護等の目的のための着用により、より快適な身
体的活動を成し得るために提供するものである。 【構成】 上着の袖（１）の脇下（２）より袖脇下身頃
（４）の位置に袖脇下間隙（３）を設けたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は左右の袖脇下身頃に間隙を設けた上着に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、袖脇下に孔を設けたり網目の布織等を縫いつけた上着があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらの上着は次のような欠点があった。 （イ） 高温、多湿の場所での着用時において通気性が不十分であった。 （ロ） 脇下の発汗の発散効果が不十分であった。 本考案はこれ等の欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上着の左右の袖（１）の袖脇下身頃（４）に袖脇下間隙（３）を設け、上着の 左右の腰部脇身頃（５）の位置で前身頃（６）と後身頃（７）を接続させる。 本考案は以上のような構成よりなる上着である。

【０００５】

【作用】

上着の袖（１）の脇下（２）より袖脇下身頃（４）に袖脇下間隙（３）を設け る。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案実施例について説明する。 （イ） 上着の袖（１）の脇下（２）より前裾（８）と後裾（９）まで間隙を設 ける。 （ロ） 上着の腰部脇身頃（５）で前身頃（６）と後身頃（７）を接続する。 （ハ） 上着の腰部脇身頃（５）で前身頃（６）と後身頃（７）を接続すること によって袖脇下間隙（３）が出来る。 本考案は以上のような構造で使用するとき、前身頃（６）と後身頃（７）の接 続する位置と接続の方法により、着用目的に応じた袖脇下間隙（３）の調整も可 能である。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造であり、この上着を着用する時、袖脇下の通気性及 び発汗による水分等の発散にも効果がある。また多種多様な生活形態に対応する 活動着としての要望があるので、これ等の要望の解決の一つの方法として比較的 安価に、また容易に製作できる方法を考案したものである。また腰部脇下身頃の 接続の方法により袖脇下間隙の位置及び、脱着の容易性も兼ね、広範な用途に適 用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 袖 ２ 脇下 ３ 袖脇下間隙 ４ 袖脇下身頃 ５ 腰部脇身頃 ６ 前身頃 ７ 後身頃 ８ 前裾 ９ 後裾 １０ ファスナー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】袖（１）の袖脇下身頃（４）に袖脇下間隙
   （３）のある上着。