JP3000316U - 車両のオイル等の吸引回収装置 - Google Patents

車両のオイル等の吸引回収装置

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JP3000316U
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JP
Japan
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oil
suction
pipe
vehicle
fixed container
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JP69594U
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English (en)
Inventor
富男 松本
祥光 高須
Original Assignee
株式会社バンザイ
株式会社共和製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な装置により作業効率を飛躍的に向上さ
せる車両のオイル、又は塵埃の吸引、回収装置を提供す
る。 【構成】 車両Aに残留したオイルBの吸引、回収用の
配管1と、該配管1に連通し真空装置2により前記オイ
ルBを吸引して、一旦収容する固定容器3と、該固定容
器3内に収容されたオイルBを、収容パイプ4を介して
貯蔵する貯蔵槽5とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両に残留したオイル、又は塵埃を吸引し回収する車両のオイル等吸 引回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の残留物の吸引回収装置として例えば真空を用いて残留物を吸引 し、回収するドラム缶からなるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の残留物の吸引回収装置によると、真空吸引による負圧のため に前記ドラム缶が凹んだり、残留物で充満した当該ドラム缶を、別のドラム缶と 交換しなければならないという作業上の弊害、或いは効率の悪さ等の問題点を有 していた。
【0004】 本考案は上記の問題点を解決し、簡易な装置により作業上の弊害を除去すると 共に、作業効率を飛躍的に向上させる車両のオイル等の吸引回収装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案は車両に残留したオイルの吸引、回収用の配 管と、該配管に連通し、真空装置により前記オイルを吸引して一旦収容する固定 容器と、該固定容器内に収容されたオイルを収容パイプを介して貯蔵する貯蔵槽 とからなることを特徴する。
【0006】
【作用】
本考案の請求項1に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば、真空装置 の吸引により配管を介して車両に残留したオイルを固定容器内に収容したあと、 収容パイプを介して貯蔵槽内に貯蔵する。かくて前記固定容器の交換を要しない 。
【0007】 請求項2に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば、前記配管に併設し た補助配管を介して前記真空装置により、車両の塵埃を吸引して塵埃収容器に収 容する。かくて、車両のオイルと合わせて該車両の塵埃をも吸引して収容する。
【0008】 請求項3に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば、前記圧送ポンプに より前記固定容器から収容されたオイルを強制的に貯蔵槽に流下させることがで きる。
【0009】 請求項4に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば、前記固定容器内に オイルが充満されたあと、前記バルブを開栓して、確実に前記貯蔵槽内に流下す る。
【0010】 請求項5に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば、前記固定容器内の オイルのレベルが所定の上方位置になったとき前記レベル計が作動して前記バル ブを開いて前記固定容器内のオイルを前記貯蔵槽内に流下し、又前記オイルのレ ベルが所定の下方位置になったとき前記レベル計が作動して前記バルブを閉じる 。かくて前記固定容器から前記オイルが横溢することなく確実に、前記貯蔵槽内 に流下する。
【0011】 請求項6に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば前記真空装置は、前 記レベル計からの信号によりオイルが前記固定容器から前記貯蔵槽へ流下してい るときは運転停止状態に制御され、前記真空装置の起動電力の省力化を図ること ができる。
【0012】 請求項7に記載の車両のオイル等の吸引回収装置によれば前記レベル計がフロ ートスイッチからなるので簡易に構成される。
【0013】 請求項8に記載の車両のオイル等の吸引装置によれば前記固定容器を肉厚材と したので、前記真空装置の吸引により前記固定容器内が負圧となっても圧潰する ことがない。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図1により説明する。
【0015】 1は配管を示し、該配管1はその先端に図示していない受皿が該配管1に連通 して突設されており、該突設部近傍においては該配管1は、例えばその内側に圧 潰防止用のワイヤーが嵌着されたフレキシブルな合成ゴム或いは塩化ビニール等 のホースからなる。
【0016】 2は真空装置を示し、該真空装置2は図示していない真空ポンプと該真空ポン プの作動用のモータ、及び該モータの駆動を制御する制御部を内蔵している。
【0017】 3は固定容器を示し、該固定容器3は前記真空装置2による吸引により負圧で 圧潰するのを防止するために肉厚材でできていて、上部で前記配管1に連通して いると共に下部で収容パイプ4に連通している。
【0018】 5は貯蔵槽を示し、該貯蔵槽5は前記収容パイプ4に連通し該収容パイプ4か ら流入する車両AのオイルBを最終的に貯蔵するものである。
【0019】 6は塵埃の吸引、回収用の補助配管を示し、該補助配管6は一方の先端部近傍 がフレキシブルに形成されていると共に根部が塵埃収容器7に連通し、該塵埃収 容器7は、前記真空装置2の吸引により、車両Aの塵埃を収容する容器で、内部 には塵埃除去用のフィルタとして多孔性のビニール袋が装填されている。
【0020】 尚、8は前記収容パイプ4に介在させ、車両AからのオイルBを強制的に前記 貯蔵槽5に流下させる圧送ポンプ、9は、前記固定容器3内の上部、或いは下部 の所定位置に設けたフロートスイッチ10、10からなるレベル計により開閉制 御されるバルブをそれぞれ示す。
【0021】 次に上記実施例の作動について説明する。
【0022】 まず、作業員が車両Aの裏底部のエンジンオイル等のドレインの真下に、配管 1の受皿を据え付けてから、該受皿の近傍の該配管1に介在したバルブを開け、 そして前記ドレインの栓を外し、真空装置2の真空ポンプの作動用モータを作動 させると、前記真空装置2の吸引により、固定容器3内にオイルBが充填され始 める。このとき、バルブ9は閉止された状態である。
【0023】 そして、更に吸引し続けると、固定容器3内のオイルBは図1の実線で示す位 置まで上昇し、前記固定容器3内の上部フロートスイッチ10がONとなり、こ の検知信号によりバルブ9が開栓すると共に、真空装置2の真空ポンプの作動用 モータの駆動が停止する。又、該バルブ9の開栓9により圧送ポンプ8が作動し 収容パイプ4を経由して貯蔵槽5内にオイルBを溜める。
【0024】 そして前記固定容器3内のオイルBが図1の破線で示す位置まで降下すると、 下部フロートスイッチ10がONとなり、この検知信号によりバルブ9が閉栓す ると共に、前記真空装置2の真空ポンプの作動用モータが起動し、再びオイルB が前記固定容器3内に溜り始める。
【0025】 次に作業員が車両Aの裏底部の塵埃を、塵埃の吸引、回収用の補助配管6を介 して前記真空装置2の真空ポンプの作動用モータの起動及び車両AのオイルBの 吸引、回収用から塵埃の吸引回収用への切り替えにより、塵埃収容器7内のフィ ルタに収塵させてゆく。
【0026】
【考案の効果】 上記のように本考案によると、車両に残留したオイルの吸引、回収用の配管と 、該配管に連通し、真空装置により前記オイルを吸引して一旦収容する固定容器 と、該固定容器内に収容されたオイルを収容パイプを介して貯蔵する貯蔵槽とか らなるので、前記固定容器の交換を不要として作業効率を格段に向上し、また装 置として簡単である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 配管 2 真空装置 3 固定容器 4 収容パイプ 5 貯蔵槽 6 補助配管 7 塵埃収容器 8 圧送ポンプ 9 バルブ 10 レベル計、フロートスイッチ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に残留したオイルの吸引、回収用の
    配管と、該配管に連通し、真空装置により前記オイルを
    吸引して一旦収容する固定容器と、該固定容器内に収容
    されたオイルを収容パイプを介して貯蔵する貯蔵槽とか
    らなる車両のオイル等の吸引回収装置。
  2. 【請求項2】 前記配管に併設し車両の塵埃を吸引、回
    収する補助配管と、該補助配管に連通し、前記真空装置
    により前記塵埃を吸引して収容する塵埃収容器とを具備
    することを特徴とする請求項1に記載の車両のオイル等
    の吸引回収装置。
  3. 【請求項3】 前記収容パイプに圧送ポンプを介在させ
    たことを特徴とする請求項1に記載の車両のオイル等の
    吸引回収装置。
  4. 【請求項4】 前記固定容器の排出側に、前記オイルの
    排出調整を行うバルブを介在させたことを特徴とする請
    求項1に記載の車両のオイル等の吸引回収装置。
  5. 【請求項5】 前記固定容器に、該固定容器内のオイル
    のレベルが所定の上方位置になったとき前記バルブを開
    き該レベルが所定の下方位置になったとき該バルブを閉
    じるレベル計を設けたことを特徴とする請求項4に記載
    の車両のオイル等の吸引回収装置。
  6. 【請求項6】 前記真空装置は前記レベル計が前記上方
    位置での作動による信号により運転を停止し該レベル計
    が前記下方位置での作動による信号により運転を開始す
    る制御部を具備していることを特徴とする請求項5に記
    載の車両のオイル等の吸引回収装置。
  7. 【請求項7】 前記レベル計は前記固定容器内の前記上
    方位置と前記下方位置に設けたフロートスイッチからな
    ることを特徴とする請求項5に記載の車両のオイル等の
    吸引回収装置。
  8. 【請求項8】 前記固定容器を肉厚材としたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の車
    両のオイル等の吸引回収装置。
JP69594U 1994-01-20 1994-01-20 車両のオイル等の吸引回収装置 Expired - Lifetime JP3000316U (ja)

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