JPH08292U - 道路カツターのバキュームによる汚泥回収装置 - Google Patents

道路カツターのバキュームによる汚泥回収装置

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Publication number
JPH08292U
JPH08292U JP7713592U JP7713592U JPH08292U JP H08292 U JPH08292 U JP H08292U JP 7713592 U JP7713592 U JP 7713592U JP 7713592 U JP7713592 U JP 7713592U JP H08292 U JPH08292 U JP H08292U
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JP
Japan
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sludge
expansion chamber
vacuum
sludge tank
tank
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Pending
Application number
JP7713592U
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English (en)
Inventor
修身 池谷
Original Assignee
仲山鉄工株式会社
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Publication of JPH08292U publication Critical patent/JPH08292U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】汚泥タンクを道路カッターに搭載することによ
り汚泥排水ポンプを省略し、その運動性の向上とコスト
低下を可能にする道路カッターのバキュームによる汚泥
回収装置を提供する。 【構成】主膨張室(1)、副膨張室(2)を連絡する自
動弁(3)と取替出来る膨張室を兼ねた汚泥タンク
(4)を装着することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路カッター等のバキューム装置を使った汚水・汚泥回収方法にする ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に道路カッターの切削汚泥の回収にバキューム装置を使用しており、刃物 カバー(11)のバキューム口よりバキュームされた汚泥を一端膨張室に導き空 気と分離する。そして、空気と分離した汚泥は膨張室下部に溜まる。その下部に 溜まった汚泥を、ポンプで排出するという方法を取っていた。そして、排出され た汚泥は排出ホースにより道路側溝に投棄又は、他の汚泥タンクに圧送し溜める という方法であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の方法では大量に冷却水を利用して汚泥発生量が多くなり、ポンプ排出能力 を超えたり、排出ポンプホース等が詰まったりして、排出能力が低下すると、膨 張室に溜まった汚泥がオーバーフローして直接バキューム用ブロアーに入る。そ うすると、高速回転しているブロアーに致命的な損傷を与える。その為排出ポン プは安全を見て過大に大きな物を装備しなければならず、又、そのポンプの高価 格・耐久性の点で大きな問題であった。そして汚泥を道路側溝に投棄するにしろ 又、他の所の汚泥タンクに溜めるにしても排出ポンプには汚泥排出ホースがつい ているので、道路カッター運転中はそのホースを引きずって移動しなければなら なかった。又、刃物カバーのバキューム口でバキューム出来なかった汚泥はその まま残り処置出来なかった。本考案は、これらの欠点を解消するためになされた ものである。
【0004】
【課題を解消するための手段】
(イ)膨張室を、主膨張室(1)と副膨張室(2)の2つ設け、その連絡口に手 動弁又は、一定の負圧で作動する自動弁(3)を設ける。 (ロ)取替出来る汚泥タンク(4)を道路カッターに搭載し、その汚泥タンク( 4)に2つ設けた通気口と主膨張室(1)及び、副膨張室(2)にそれぞれ手動 弁(5)、(6)を取付けた連絡口でつなぐ。 (ハ)主膨張室(1)に手動弁(7)を付けたバキューム口(8)を設け、それ に手効バキュームホース(9)をつなぐ。 (ニ)汚泥タンクの汚水量を示す為の重量センサーを取付ける。
【0005】
【作用】
ブロアーのバキューム作用により、刃物カバーのバキューム口より汚泥を含んだ 空気は吸い込まれ、そして主膨張室(1)、汚泥タンク(4)、副膨張室(2) ブロアー(10)排出という一連の空気の流れを生ずる。 刃物カバーのバキューム口より主膨張室(1)に導かれた汚泥を含んだ空気は、 そこで一端空気の流速が弱まるので、空気より重い汚泥は運動エネルギーを失い 自然落下し、分離され主膨張室(1)の下部に溜まる。そして、空気は手動弁( 5)を通り汚泥タンク(4)に入り、ここでまた膨張するので空気の流速が弱ま り、空気と分離し汚泥はタンク下部に溜まる。空気は汚泥タンク(4)の上部を 通って副膨張室に入る。主膨張室(1)の下部に溜まった汚泥も手動弁(5)を 通って汚泥タンク(4)に落下する。副膨張室(2)に導かれた空気はここでも う一度膨張し汚泥と空気は分離する。副膨張室(2)に溜まった汚泥は手動弁( 5)を閉じると手動弁(6)を通って汚泥タンク(4)に落下する。汚泥タンク (4)に汚泥が溜まり重くなると重量のため汚泥タンク(4)が下がり、リミッ トスイッチ等が働きそれを知ることが出来る。そして、手動弁(5)、(6)を 閉じ、汚泥タンク(4)を交換する。そのとき手動弁(5)、(6)は閉じてい るので手動弁又は、自動弁(3)が開き空気は主膨張室(1)より直接副膨張室 (2)に流れる。そして、汚泥と分離された空気は排気口(9)を通りブロアー (10)により排出される。又、刃物カバー(11)のバキューム口で吸入され なかった汚泥は手動弁(7)を付けたバキューム口(8)により、手動弁(7) を開けて手動ホース(9)でバキュームし主膨張室(1)に導く。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。 (イ)膨張室を主膨張室(1)と、副膨張室(2)の2つ設け、その連絡口に手 動弁又は一定の負圧で作動する自動弁(3)を設ける。 (ロ)取替出来る汚泥タンク(4)を道路カッターに搭載し、その汚泥タンク( 4)に2つ設けた通気口と主膨張室(1)及び、副膨張室(2)にそれぞれ手動 弁(5)、(6)を取付けた連絡口でつなぐ。 (ハ)主膨張室(1)に手動弁(7)を付けたバキューム口(8)を設け、それ に手動バキュームホース(9)をつなぐ。 (ニ)汚泥タンク(4)の汚水量を重量で知ることが出来るようにバネ(13) で汚泥タンク(4)を支え、その変位によって働くリミットスイッチ(14)を 付ける。 本案は以上のような構成よりなるものであり、道路カッターが作動し刃物カバー (11)のバキューム口より吸い込まれた汚泥を含んだ空気はバキュームホース (12)を通って膨張室(1)に導かれる。そこで一端流速を失った空気は、重 量の重い汚泥と空気を分離し、汚泥とともに手動弁(5)を通り汚泥タンク(4 )に導かれ、ここで再び空気は膨張して流速が落ち汚泥を分離する。そして、膨 張室(1)で分離された汚泥とともに汚泥タンク(4)の下部に溜められる。汚 泥タンク(4)で汚泥を分離した空気は、汚泥タンク(4)の上部を通り手動弁 (6)を通過し副膨張室(2)に導かれる。副膨張室(2)でもう一度空気と汚 泥を分離した後空気は、ブロアー(10)により排出される。又、膨張室(2) に溜まった汚泥は手動弁(5)を閉じる、又は、弁(3)を開けることにより手 動弁(6)を通り汚泥タンク(4)に落下する。刃物カバー(11)のバキュー ム口でバキュームされなかった汚泥は、手動弁(7)を開けて手動ホース(9) によりバキュームし、主膨張室(1)に導き汚泥と空気を分離する。汚泥タンク (4)に汚泥が溜まり、重量でバネ(13)が下がりリミットスイッチ(14) 等が働き汚泥タンク(4)を交換する必要が知らされたときは、手動バルブ(5 )、(6)を閉じ、空の汚泥タンクと交換する。そのときは、空気は主膨張室( 1)から弁(3)を通って直接副膨張室に導かれる。そして、各膨張室で分離さ れた汚泥はそこに溜まっているが、再び汚泥タンクをセットし、手動弁(5)、 (6)を開けることによってそこに溜まっていた汚泥は汚泥タンク(4)に落下 する。
【0007】
【考案の効果】
この考案は簡単に取り替えることが出来る汚泥タンクを、道路カッターに搭載す ることによって汚泥排水ポンプを省略できる。又、主膨張室、汚泥タンク、副膨 張室を弁でつなぐことによって、道路カッターが作動中でも汚泥タンクを取替可 能にし、膨張室を3重にすることによってより十分に汚泥と空気を分離できた。 そして、汚泥タンクを直接膨張室として働かせることによって、効率良く汚泥を 補足でき、又汚泥タンクの汚泥量を重量センサーで知るので、センサーの感度は 汚水の影響を受けることなくオーバーフローを防ぐことができる。尚、刃物カバ ーで補足できなかった汚泥も、手動弁を付けた手動バキュームホースによって補 足できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は本考案の実施例を示す。
【符号の説明】
1:主膨張室 2:副膨張室 3:自動弁又は手動弁 4:汚泥タンク 5:手動弁 6:手動弁 7:手動弁 8:バキューム口 9:手動バキュームホース 10:ブロアー 11:刃物カバー 12:バキュームホース 13:バネ 14:リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)膨張室を、主膨張室(1)と副膨張
    室(2)の2つ設け、その連絡口に手動弁又は、一定の
    負圧で作用する自動弁(3)を設ける。 (ロ)取替出来る汚泥タンク(4)を道路カッターに搭
    載し、その汚泥タンク(4)に2つ設けた通気口を主膨
    張室(1)及び、副膨張室(2)に取付けた手動弁
    (5)、(6)でつなぎ、汚泥タンクを膨張タンクと兼
    用する。 (ハ)主膨張室(1)に手動弁(7)を付けたバキュー
    ム口(8)を設けそれに手動バキュームホース(9)を
    取付ける。 (ニ)汚泥タンク(4)の汚水量を示す為の重量センサ
    ー(14)を取付ける。 以上の構成よりなる道路カッターのバキュームによる汚
    泥回収装置
JP7713592U 1992-09-28 1992-09-28 道路カツターのバキュームによる汚泥回収装置 Pending JPH08292U (ja)

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JPH08292U true JPH08292U (ja) 1996-02-16

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ID=13625364

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55137401U (ja) * 1979-03-23 1980-09-30
JP2016014229A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 エクセン株式会社 コンクリートカッター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55137401U (ja) * 1979-03-23 1980-09-30
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