JP3000178U - 安全帯用ロープ伸縮調節器 - Google Patents

安全帯用ロープ伸縮調節器

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JP3000178U
JP3000178U JP55294U JP55294U JP3000178U JP 3000178 U JP3000178 U JP 3000178U JP 55294 U JP55294 U JP 55294U JP 55294 U JP55294 U JP 55294U JP 3000178 U JP3000178 U JP 3000178U
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JP
Japan
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rope
safety belt
hook
adjuster
link
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JP55294U
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Inventor
博志 中井
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Fujii Denko Co Ltd
Original Assignee
Fujii Denko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変形個所に補強部材を設け、軽量化を阻害す
ることなく、逆落下時の衝撃荷重に耐えると共に、機能
の低下も来さないものを得ること。 【構成】 ロープ伸縮調節器のロープ挿通保持体1 の後
端部と、遊動リンク5 の回動リンク4,6 の軸10,11 間に
補強部材を設ける。 【効果】 ロープ伸縮調節器の変形個所に補強部材を設
けることにより、軽量化を阻害することなく、逆落下時
の衝撃荷重に耐えると共に、機能の低下も来さず安全な
ロープ伸縮調節器が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願は、高所作業者が墜落防止のために使用する安全帯のロープ伸縮調節器の 改良に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来から安全帯の金具類は主として鉄材で製作されていたが、近年電柱上作業 者の重量的負担を軽減するために安全帯の軽量化が計られ、フック,ロープ伸縮 調節器等の金具類はアルミ,チタン等の軽量材料で製作されるようになってきた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
労働省の「安全帯の規格」に定義されているE種安全帯は、本フック14と補助 フック15がロープ16両端部に取付けられており、使用方法としては図7に示す様 な電柱に本フック14側をU字状に回して昇柱していき、電柱途中で電話線や看板 があると、補助フック15を障害物より上部に位置するステップボルト等に掛け、 その後本フック14を安全帯のDリングより外して障害物をかわした後、本フック 14を安全帯のDリングに掛けU字状にして、補助フック15をステップボルトより 外し昇柱していくものである。上記した様に補助フック15をステップボルトに掛 けた後、本フック14の掛け替え時に失敗して落下した場合、図5に示す逆落下状 態になり、ロープ挿通保持体1 ,遊動リンク5 がアルミ製のものは、ロープ挿通 保持体1 の後端部や遊動リンク5 が変形し、ロープ挿通保持体1 の後端部と回動 リンク6 のロープ止爪9 との距離が広がりロープ止爪9 がロープ16を押えられな くなり、本フック14側まで滑り落ち、落下衝撃荷重を腰部に受けたり電柱下部の ステップボルト等に激突して二次災害を招く恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した様に軽量化を図るためアルミを使用して製作されたロープ伸縮調節器 のロープ挿通保持体1 の後端部と遊動リンク5 の変形を防止し、逆落下状態にお ける墜落距離を最小限に保持するため、変形個所に補強部材を設けて課題の解決 を図るものである。
【0005】
【実施例】
本願の実施例を詳記すると、ロープ挿通保持体1 の両側壁2,2 に、フック3 を 併せ軸10,11 で軸着した二節三連リンク4,5,6 の両端部を軸7,8 で軸着して四節 回動リンク機構を構成し、図1の正面図において左右回動リンク4,6 の下端部を 延長してロープ止爪9 を設けた構造のロープ伸縮調節器であり、ロープ挿通保持 体1 の後端部(図1の正面図において右端)周囲と遊動リンク5 の側壁部(軸10 ,11 間)に補強カバー13,補強板12を設けた構造のものである。
【0006】 本願のロープ伸縮調節器を用いた柱上安全帯を使用中、図 5の様に逆落下状態になった場合は、ロープ挿通保持体1 の後端部や遊動リンク 5 が変形せずに、ロープ挿通保持体1 の後端部と、回動リンク6 のロープ止爪9 との距離が広がらずにロープ止爪9 がロープ16を確実に押圧し本フック14側まで 滑り落ちることなく落下を阻止することができる。
【0007】
【考案の効果】
本願のロープ伸縮調節器を使用することにより、軽量化を阻害することなく、 逆落下時の衝撃荷重に耐えると共に、機能の低下も来さず、安全確実に落下阻止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施例の正面図。
【図2】本願実施例の底面図。
【図3】本願実施例の右側面図。
【図4】本願実施例の平面図。
【図5】本願の逆落下状態図。
【図6】本願を使用した柱上安全帯セット正面図。
【図7】図6の柱上安全帯の使用状態図。
【符号の説明】
1 ロープ挿通保持体 2 側壁 3 フック 4,6 回動リンク 5 遊動リンク 7,8,10,11 軸 9 ロープ止爪 12 補強板 13 補強カバー 14 本フック 15 補助フック 16 ロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ挿通保持体1 の両側壁2 間に、フ
    ック3 を併せ軸着10,11 した二節三連リンク4,5,6 の両
    脚部を軸着7,8 して四節回動リンク機構を構成し、左右
    回動リンク4,6 の片脚又は両脚の下端部を延長してロー
    プ止爪9 を設けた構造又はこれに類似する構造のロープ
    伸縮調節器において、回動リンク4,6の遊動リンク5 に
    補強板12を設けると共にロープ挿通保持体1 の後端部外
    周に略U字状の補強カバー13を固定したことを特徴とす
    る安全帯用ロープ伸縮調節器。
JP55294U 1994-01-14 1994-01-14 安全帯用ロープ伸縮調節器 Expired - Lifetime JP3000178U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7006317B2 (ja) 2018-01-30 2022-01-24 中国電力株式会社 伸縮調節器アタッチメント及びランヤード

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