JP3000036U - 携帯用ハンガーのフック取付構造 - Google Patents

携帯用ハンガーのフック取付構造

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JP3000036U
JP3000036U JP1594U JP1594U JP3000036U JP 3000036 U JP3000036 U JP 3000036U JP 1594 U JP1594 U JP 1594U JP 1594 U JP1594 U JP 1594U JP 3000036 U JP3000036 U JP 3000036U
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Japan
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hook
hook body
hanger
leg
handle
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JP1594U
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English (en)
Inventor
正 有田
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株式会社松香商店
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手で容易且つ迅速にハンガー掛けに掛ける
ことができ、その作業性の向上を図ると共に、構造が簡
単でコストを安価にすることができるようにする。 【構成】 ハンガー本体1の上部に提手部3が設けら
れ、該提手部3の上部には、フック部21を有するフック
体20の脚部23が挿通される切り欠口18を形成すべく一対
の係止片17,17が設けられ、しかも、該フック体20は、
起立してフック部21が掛止可能な掛止位置Aと、提手部
3に形成された収納部6に横倒し状態で収納される収納
位置Bとに変更可能に設けられ、脚部23の基部には前記
収納部6内に収納されてフック体20の離脱を防止する抜
け止め部24が設けられてなる携帯用ハンガーのフック取
付構造において、前記フック体20は掛止位置Aにおいて
ハンガー本体1に対して引出し可能に設けられ、しか
も、その脚部23には、フック体20の引出し時に提手部3
の係止片17,17に係合すべく、前記抜け止め部24側に向
けて大径となるテーパー部26が設けられてなることにあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保存時等に吊り掛け用として、また、携帯用にも使用できる携帯用 ハンガーのフック取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のハンガーとして、例えば実公平4-29831 号公報に記載のものが ある。同公報に記載のハンガーは、衣類を掛けた状態で携帯できるようにその上 部に把持部が設けられ、しかも、把持部には、保存時に吊り掛けが可能なように 、フック体が収納可能に取付けられている。
【0003】 即ち、上記把持部の上部には、フック部を有するフック体の脚部が挿通される 切り欠口を形成すべく一対の係止片が設けられ、しかも、該フック体は、起立し てフック部が掛止可能な掛止位置と、把持部に形成された収納部に横倒し状態で 収納される収納位置とに変更可能に設けられ、脚部の基部には前記収納部内に収 納されてフック体の離脱を防止する抜け止め部が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ハンガーは、その使用目的からフック体においては簡単に 収納できることを主眼においていることから、前記フック体の脚部と、該脚部が 挿通されたハンガー本体側の切り欠口との間には、間隙が設けられている。この ため、フック体は掛止位置で起立状態を維持させておくことができず、従って、 作業者はハンガーをハンガー掛けに掛ける際に、一方の手でハンガー本体を持ち 、他方の手でフック体を保持しなければならず、非常に面倒で作業能率が悪かっ た。
【0005】 特に、紳士服等の販売店においては、客が購入した衣類をハンガーに掛けた状 態で保存しておくことが多く、多数のハンガーを掛けなければならない店員にと って上記問題は顕著であった。
【0006】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、片手で容易且つ 迅速にハンガー掛けに掛けることができ、その作業性の向上を図ると共に、構造 が簡単でコストを安価にすることができる携帯用ハンガーのフック取付構造を提 供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、ハンガー本体1の上 部に提手部3が設けられ、該提手部3の上部には、フック部21を有するフック体 20の脚部23が挿通される切り欠口18を形成すべく一対の係止片17,17が設けられ 、しかも、該フック体20は、起立してフック部21が掛止可能な掛止位置Aと、提 手部3に形成された収納部6に横倒し状態で収納される収納位置Bとに変更可能 に設けられ、脚部23の基部には前記収納部6内に収納されてフック体20の離脱を 防止する抜け止め部24が設けられてなる携帯用ハンガーのフック取付構造におい て、前記フック体20は掛止位置Aにおいてハンガー本体1に対して引出し可能に 設けられ、しかも、その脚部23には、フック体20の引出し時に提手部3の係止片 17,17に係合すべく、前記抜け止め部24側に向けて大径となるテーパー部26が設 けられてなることにある。 更に、前記テーパー部26は断面円形に形成されてなることにある。
【0008】
【作用】
上記本考案の携帯用ハンガーのフック取付構造において、先ず、フック部21を 起立させて、ハンガー本体1に対して上方に引出すと、脚部23に設けられたテー パー部26が、ハンガー本体1の把手部3に設けられた係止片17,17に係合する。
【0009】 このテーパー部26の係止片17,17への係合による押圧力により、フック体20が 倒れるのを阻止することができ、該フック体20を起立させることが可能となる。 このため、作業者はフック体20を保持することなく片手でハンガー本体1を容易 且つ迅速にハンガー掛けに掛止させることができるのである。
【0010】 また、フック体20を収納させる場合には、上記とは反対に掛止位置Aにあるフ ック体20を、ハンガー本体1側に押し込むと、テーパー部26は係止片17,17から 離間して両者の係合が解除され、フック体20を横に倒して収納部6に収納するこ とが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 図1〜図5は本考案の一実施例を示し、1は合成樹脂等からなるハンガー本体 で、その上部には提手部3が一体的に設けられている。提手部3は立ち上がった 延設部4と、該延設部4に連接された把持部5とからなる。
【0012】 把持部5の延設部4及び把持部5には収納部6が形成されている。即ち、把持 部5は底壁部8と、該底壁8の両側に設けられた把持壁9,9 と、把持壁9,9 の上 端を連結する上壁10とからなり、これら底壁部8、把持壁9,9 及び上壁10とから 上収納部12が形成されている。
【0013】 また、延設部4の一方は前記把持壁9,9 と一体的に設けられた延設壁14,14を 有し、両延設壁14,14間に前記上収納部12に連通する側収納部15が形成され、上 収納部12及び側収納部15により前記収納部6が形成されているのである。
【0014】 18は前記把持部5の上壁10の略中央部から一端にわたって形成された切り欠口 で、該切り欠口18を形成することにより上壁10には左右一対の係止片17,17が形 成されている。また、両把持壁9,9 の内面には、上下方向のストッパー部19が突 設されている。
【0015】 20は先端にフック部21を有した合成樹脂製のフック体で、該フック体20はフッ ク部21が図示省略の被掛止体としてのハンガー掛けに掛止できるように起立する 掛止位置Aと、把持部5を持ってハンガー本体1を携帯できるように、前記収納 部6に横倒し状態で収納される収納位置Bとに変更可能に設けられている。
【0016】 前記フック部21には断面円形で且つ直線状の脚部23が延設され、該脚部23の基 部には、脚部23よりも大径に膨出した球状の抜け止め部24が設けられている。抜 け止め部24は、前記上収納部12内に収納されると共に、上壁10と底壁8との間で 移動可能に設けられている。脚部23は前記上壁10の切り欠口18に挿通され、前記 抜け止め部24が係止片17,17に下方から係合するため、フック体20が掛止位置A にある際に、フック体20の離脱が阻止されるようになっている。
【0017】 また、前記脚部23の下部には図2及び図3に示すように、抜け止め部24に向け て大径となるテーパー部26が形成されており、このテーパー部26の小径dは前記 上壁10の係止片17,17の間隔Lよりも小さく、大径Dは係止片17,17の間隔Lよ りも大きく設定されている。
【0018】 次に本考案に係るハンガーの作用及び使用方法について説明する。 先ず、ハンガー本体1に対してフック体20のフック部21を水平方向に引出し、 該フック部21を把持して脚部23が起立するように上方に回動させ、フック体20を 掛止位置Aにする。
【0019】 更に、該フック部21を把持してハンガー本体1に対して上方に引き上げると、 脚部23に設けられたテーパー部26が、上壁10の係止片17,17に係合するため、そ の押圧力でフック体20は起立した状態が維持されるのである。尚、このとき、フ ック体20を仮に多少強固に引っ張った場合であっても、抜け止め部24が係止片17 ,17に下方から係合するため、フック体20がハンガー本体1から離脱することは ない。また、フック体20の掛止位置Aにおいて、抜け止め部24はストッパー部19 に係合するため、抜け止め部24が位置決めされフック体20の自立状態が確実なも のとなる。
【0020】 従って、ハンガー本体1の一端側を持った状態でも、フック体20は倒れること がないことから、作業者は例えば衣類等の掛けられ且つフック体20の起立した状 態のハンガー本体1を、それぞれの手に持ってハンガー掛けにフック部21を容易 に掛止することか可能となる。尚、フック体20の脚部23に設けたテーパー部26は 断面円形を呈していることから、脚部23を中心にしてハンガー本体1に対して任 意の回転角度位置でフック体20を自立させることができる。
【0021】 また、フック体20を把持部5に収納する場合には、掛止位置Aのフック体20を ハンガー本体1側に押し込むと、テーパー部26が上壁10の係止片17,17から離間 し、テーパー部26と係止片17,17との係合が解除される。
【0022】 更に、フック体20を横方向に倒した後に、把持部5側に押し込むと、該フック 体20は収納部6内に収納され、このフック体20が邪魔になることなく、把持部5 を把持してハンガーを携帯することが可能となる。
【0023】 本考案は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば、前記フック体20の テーパー部26は、図6に示す如く脚部23にテーパー状のゴム等の弾性体28を外嵌 させた構成でも良い。
【0024】 また、テーパー部26の断面形状も円形に限定されるものではなく、矩形状や正 多角形状であっても良く、その他具体的な構成も任意に設計変更可能である。
【0025】
【考案の効果】
本考案のハンガーのフック取付構造において、前記フック体は掛止位置におい てハンガー本体に対して引出し可能に設けられ、しかも、その脚部には、フック 体の引出し時に把手部の係止片に係脱自在に係合可能すべく、前記抜け止め部側 に向けて大径となるテーパー部が設けられているので、フック体を掛止位置で自 立させることが可能となる。この結果、片手でハンガー本体を把持してハンガー 掛けに容易に且つ迅速に掛止させることができ、その作業能率の向上が図れ非常 に便利である。
【0026】 また、フック体を自立させる手段は、テーパー部を係止片に係合させる構成で あるため、その構造が簡単で且つ容易に制作でき、コストも安価になる利点があ りその実用的価値は著大である。
【0027】 しかも、フック体の脚部に設けたテーパー部が断面円形を呈している場合には 、フック体を脚部を中心にしてハンガー本体1に対して任意の回転角度位置で自 立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体正面図。
【図2】同テーパー部を係止片に係合させた状態の要部
を示す断面側面図。
【図3】同テーパー部を係止片から係合を解除させた状
態の要部を示す断面側面図。
【図4】把手部の断面正面図。
【図5】ハンガー本体の一部断面平面図。
【図6】本考案の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…ハンガー本体、3…把手部、5…把持部、6…収納
部、17…係止片、18…切り欠口、20…フック体、21…フ
ック部、23…脚部、24…抜け止め部、26…テーパー部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガー本体(1)の上部に提手部
    (3)が設けられ、該提手部(3)には、フック部(2
    1)を有するフック体(20)の脚部(23)が挿通される
    切り欠口(18)を形成すべく一対の係止片(17),(1
    7)が設けられ、しかも、該フック体(20)は、起立し
    てフック部(21)が掛止可能な掛止位置(A)と、提手
    部(3)に形成された収納部(6)に横倒し状態で収納
    される収納位置(B)とに変更可能に設けられ、脚部
    (23)の基部には前記収納部(6)内に収納されてフッ
    ク体(20)の離脱を防止する抜け止め部(24)が設けら
    れてなる携帯用ハンガーのフック取付構造において、前
    記フック体(20)は掛止位置(A)においてハンガー本
    体(1)に対して引出し可能に設けられ、しかも、その
    脚部(23)には、フック体(20)の引出し時に提手部
    (3)の係止片(17),(17)に係合すべく、前記抜け
    止め部(24)側に向けて大径となるテーパー部(26)が
    設けられてなることを特徴とする携帯用ハンガーのフッ
    ク取付構造。
  2. 【請求項2】 ハンガー本体(1)の上部に提手部
    (3)が設けられ、該提手部(3)には、フック部(2
    1)を有するフック体(20)の脚部(23)が挿通される
    切り欠口(18)を形成すべく一対の係止片(17),(1
    7)が設けられ、しかも、該フック体(20)は、起立し
    てフック部(21)が掛止可能な掛止位置(A)と、提手
    部(3)に形成された収納部(6)に横倒し状態で収納
    される収納位置(B)とに変更可能に設けられ、脚部
    (23)の基部には前記収納部(6)内に収納されてフッ
    ク体(20)の離脱を防止する抜け止め部(24)が設けら
    れてなる携帯用ハンガーのフック取付構造において、前
    記フック体(20)は掛止位置(A)においてハンガー本
    体(1)に対して引出し可能に設けられ、しかも、その
    脚部(23)には、フック体(20)の引出し時に提手部
    (3)の係止片(17),(17)に係合すべく、前記抜け
    止め部(24)側に向けて大径となるテーパー部(26)が
    設けられ、該テーパー部(26)は断面円形に形成されて
    なることを特徴とする携帯用ハンガーのフック取付構
    造。
  3. 【請求項3】 ハンガー本体(1)の上部に提手部
    (3)が設けられ、該提手部(3)には、フック部(2
    1)を有するフック体(20)の脚部(23)が挿通される
    切り欠口(18)を形成すべく一対の係止片(17),(1
    7)が設けられ、しかも、該フック体(20)は、起立し
    てフック部(21)が掛止可能な掛止位置(A)と、提手
    部(3)に形成された収納部(6)に横倒し状態で収納
    される収納位置(B)とに変更可能に設けられ、脚部
    (23)の基部には前記収納部(6)内に収納されてフッ
    ク体(20)の離脱を防止する抜け止め部(24)が設けら
    れてなる携帯用ハンガーのフック取付構造において、前
    記フック体(20)は掛止位置(A)においてハンガー本
    体(1)に対して引出し可能に設けられ、しかも、その
    脚部(23)には、フック体(20)の引出し時に提手部
    (3)の係止片(17),(17)に係合すべく、前記抜け
    止め部(24)側に向けて大径となるテーパー部(26)が
    設けられ、該テーパー部(26)は弾性体(28)が前記脚
    部(23)に外嵌されてなることを特徴とする携帯用ハン
    ガーのフック取付構造。
JP1594U 1994-01-06 1994-01-06 携帯用ハンガーのフック取付構造 Expired - Lifetime JP3000036U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10760500B2 (en) 2015-06-01 2020-09-01 Raytheon Technologies Corporation Composite piston ring seal for axially and circumferentially translating ducts

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10760500B2 (en) 2015-06-01 2020-09-01 Raytheon Technologies Corporation Composite piston ring seal for axially and circumferentially translating ducts

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