JP2999495B2 - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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JP2999495B2 JP1753890A JP1753890A JP2999495B2 JP 2999495 B2 JP2999495 B2 JP 2999495B2 JP 1753890 A JP1753890 A JP 1753890A JP 1753890 A JP1753890 A JP 1753890A JP 2999495 B2 JP2999495 B2 JP 2999495B2
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勲 栗林
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アームスタンド照明器具等に使用されて支
柱どうしの間や支柱と灯具との間のように支持体と被支
持体との間に介在し支持体と被支持体とのなす角度を任
意の角度に変更自在に設定維持する自在継手の構成に関
するものである。
〔従来の技術〕
第9図に示すようなアームスタンド照明器具において
は一般に、灯具1の位置を自由に変えることができるよ
うに、支柱2、3どうしの間や支柱2と灯具1との間や
支柱3と取付基台10との間のような被支持体と支持体と
の間に、自在継手4、4′を配設している。
従来、自在継手としては、例えば実公昭55−974号公
報や実公昭53−39110号公報等に記載されているような
ものがひろく知られている。この自在継手は、継手の回
動中心軸をねじで構成し、支持体と被支持体との端部に
設けた円板部をねじで締め付け、ねじの締め付け力が円
板部の間に摩擦力を生じさせ、継手が灯具等の自重や些
細な外力では動いてしまうことがないようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の自在継手は、自在継手の
保持力がねじの締め付け力により定まるものであるた
め、使用時に自在継手の保持力を調整する必要が生じる
ことがある。そのため、保持力の調整時には多くの手間
がかかると共に、外観的にも調整のためのねじの操作部
をある程度の大きさで外部に露出させておく必要があり
構造上の制約となっていた。
本発明は、前記背景に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、使用時の調整を不要とすると共
に、構造が簡略で外観上の制約の少ない自在継手を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による自在継手は、前記目的を達成するため
に、支持体と被支持体との間に介在して互いのなす角度
を任意の角度に変更可能に設定維持する自在継手におい
て、支持体及び被支持体のそれぞれの端部に互いに対向
する摺動板を形成し、該摺動板に回動軸を挿通すると共
に磁力を有する吸着体を前記摺動板間に介在させ、吸着
体の磁力により前記摺動板を互いに保持し、吸着体が摺
接する側の摺動板に切欠を形成し、他方の摺動板に取着
した吸着体の一部を所定静止状態で前記切欠に位置させ
るものである。
そして、支持体及び被支持体の少なくとも一方の摺動
板を磁石に吸着される材質とし、他方の摺動板に取着さ
れた吸着体の磁力による前記一方の摺動板を吸着するよ
うにすることができる。
また、支持体及び被支持体の一方に互いに対向する一
対の摺動板を形成し、該摺動板の互いに対向する面にそ
れぞれ磁力を有する吸着体を互いの異極が対向するよう
離間させて取着し、支持体及び被支持体の他方に形成し
た摺動板を前記両吸着体の間に嵌入し、前記両吸着体ど
うしの吸着力により他方の摺動板を挟持するものとして
もよい。
そして、回動軸が吸着体を貫通するものとしてもよ
い。
さらに、吸着体が回動軸から離間するものとしてもよ
い。
〔実施例〕
まず、図面を参照して、本発明の対象とする照明器具
(例えば、第9図に示すようなアームスタンド照明器
具)に設けられた自在継手4の基本例を説明し、次に、
図面を参照して、本発明に係る実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の対象とする照明器具(例えば、第
9図に示すようなアームスタンド照明器具)に設けられ
た自在継手4の第1の基本例を示すものである。支柱
2、3はそれぞれ鋼材等の磁石に吸着される材料で断面
略矩形に形成したものであり、被支持体としての支柱2
は支持体としての支柱3の先端に自在継手4により任意
の角度に回動してその角度を維持して支持されている。
支柱2の下端及び支柱3の上端には、それぞれ中心に回
動軸5が挿通された略円板状の摺動板6、7が互いに対
向して形成されている。摺動板6、7の間には、支柱
2、3の厚さから摺動板6、7の厚さを引いた厚さの略
円板状に永久磁石で形成した吸着体8が回動軸5に挿通
されて介在しており、支柱2、3の摺動板6、7を磁力
により吸着している。支柱2、3は、回動軸5を中心と
して互いに回動自在で、吸着体8の磁力による吸着力で
互いに回動して設定された一定の角度関係を維持するよ
うになっている。なお、吸着体8を一方の摺動板に固着
し他方の摺動板を磁力により吸着するようにすれば、吸
着体8の固着された摺動板は磁石に吸着される材質でな
くてもよい。
この自在継手では、吸着体8の材質やサイズを変える
ことにより図外灯具等の重量に応じて磁力による吸着力
を変更すれば、調整を要することなく支柱2、3の自在
継手として所用の保持力を得ることができる。
第2図は、本発明の対象とする照明器具(例えば、第
9図に示すようなアームスタンド照明器具)に設けられ
た自在継手4の第2の基本例を示すものである。この基
本例では、被支持体としての一方の支柱2の中央に1個
の摺動板6を設けると共に、支持体としての他方の支柱
3の両側に2個の摺動板7、7を設け、摺動板6、7の
間に吸着体8、8を介在させている。支柱3の摺動板
7、7には、それぞれ永久磁石で略円板状に形成した吸
着体8、8を、互いに異極が対向するように取り付けて
いて、吸着体8、8が互いに引き合う力によって支柱2
の摺動板6を挾持している。なお、吸着体8は摺動板
7、7に固定されていても、あるいは磁力により吸着さ
れていてもよい。
この基本例では、支柱2は磁石に吸着される材質でな
くてもよく、任意の材質を選択することができる。
第3図は、本発明の対象とする照明器具(例えば、第
9図に示すようなアームスタンド照明器具)に設けられ
た自在継手4の第3の基本例を示すものである。この実
施例は基本的には第2の実施例と同様の構成であるが、
吸着体8が回動軸5を中心とする略円板状ではなく、摺
動板6に部分的に摺接する構成となっている。
従ってこの実施例では、吸着体8の大きさの変更のみ
で容易に吸着力を調整することができる。
第4図ないし第8図は本発明の第1の実施例を示すも
のであり、灯具1と支柱2との間に使用される自在継手
4′を示している。この自在継手4′は、被支持体とし
ての灯具1の基部の中央に1個の摺動板6を設けると共
に、支持体としての支柱2の両側に2個の摺動板7、7
を設け、摺動板6、7の間に回動軸5とは離間して吸着
体8、8を介在させている。支柱2の摺動板7、7の互
いに対応する位置には、永久磁石で略円板状に形成した
吸着体8、8を、それぞれ互いに異極が対向するように
取り付けていて、吸着体8、8が互いに引き合う力によ
って灯具1の摺動板6を挾持している。摺動板6には、
第5図に示すように灯具1を下方へあおった状態におい
て吸着体8が位置して当接すべき部分を含む切欠9が設
けられていて、第6図に示すように、吸着体8の一部は
摺動板6に摺接しないようになっている。一方、第7図
に示すように灯具1に上方にあおった状態においては、
第8図に示すように、吸着体8はその全体が摺動板6に
当接している。なお、吸着体8は摺動板7、7に固定さ
れていても、あるいは磁力により吸着されていてもよ
い。また、摺動板6、7は磁石に吸着される材質でも吸
着されない材質でもよい。そして、吸着体8に形成する
切欠9は、灯具1等の被支持体の重さや吸着体8の吸着
力に応じて適宜所要の大きさとすればよい。
一般的に静摩擦から動摩擦への移行時に相対的に大き
な操作力を必要とし、特に灯具1を上方へあおる際はよ
り大きな操作力を必要とするが、この実施例では、第5
図及び第6図に示す状態で吸着体8の磁力による吸着力
が小さくなっているため、必要な操作力を小さくでき操
作感触が向上する。
なお、本発明の作用効果を奏するものであれば、適
宜、前記第1の実施例に、前記第1ないし第3の少なく
とも何れかの基本例に示したものを組み合わせても構わ
ない。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとうり構成されているので、以下に
記載されるような効果を奏する。
請求項1の自在継手においては、使用時の調整が不要
で、構造が簡略であり、外観上の制約を少なくすること
ができ、静摩擦から動摩擦への移行時に必要な相対的に
大きな操作力を低滅することができ、操作感触を向上さ
せることができる。
請求項2の自在継手においては、部品点数を少なくす
ることができコストを抑えることができる。
請求項3の自在継手においては、支持体や被支持体に
磁石に吸着されない材質を使用することができ、構成上
の自由度を高くすることができる。
請求項4の自在継手においては、吸着体の取付けが簡
単な構造でできる。
請求項5の自在継手においては、吸着体の構造を簡単
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本発明の本発明の対象と
する照明器具に設けられた自在継手の第1ないし第3の
基本例を示すものであり、各図の(イ)は側面図、
(ロ)は正面図である。第4図ないし第8図は本発明の
第1の実施例を示すものであり、第4図は正面図、第5
図は灯具を下方にあおった使用状態の側面図、第6図は
第5図の状態における吸着体と摺動板との関係を示す外
側の摺動板を除いた要部側面図、第7図は灯具を上方に
あおった使用状態の側面図、第8図は第7図の状態にお
ける吸着体と摺動板との関係を示す外側の摺動板を除い
た要部側面図である。第9図は本発明の対象とする照明
器具の側面図である。 1……灯具、2、3……支柱、4、4′……自在継手、
5……回動軸、6、7……摺動板、8……吸着体、9…
…切欠。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体と被支持体との間に介在して互いの
    なす角度を任意の角度に変更可能に設定維持する自在継
    手において、支持体及び被支持体のそれぞれの端部に互
    いに対向する摺動板を形成し、該摺動板に回動軸を挿通
    すると共に磁力を有する吸着体を前記摺動板間に介在さ
    せ、吸着体の磁力により前記摺動板を互いに保持し、吸
    着体が摺接する側の摺動板に切欠を形成し、他方の摺動
    板に取着した吸着体の一部を所定静止状態で前記切欠に
    位置させることを特徴とする自在継手。
  2. 【請求項2】支持体及び被支持体の少なくとも一方の摺
    動板を磁石に吸着される材質とし、他方の摺動板に取着
    された吸着体の磁力により前記一方の摺動板を吸着する
    ことを特徴とする請求項1記載の自在継手。
  3. 【請求項3】支持体及び被支持体の一方に互いに対向す
    る一対の摺動板を形成し、該摺動板の互いに対向する面
    にそれぞれ磁力を有する吸着体を互いの異極が対向する
    ように離間させて取着し、支持体及び被支持体の他方に
    形成した摺動板を前記両吸着体の間に嵌入し、前記両吸
    着体どうしの吸着力により他方の摺動板を挟持すること
    を特徴とする請求項1記載の自在継手。
  4. 【請求項4】回動軸が吸着体を貫通することを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の自在継手。
  5. 【請求項5】吸着体が回動軸から離間することを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の自在継手。
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