JPH067533Y2 - 照明器具の支持装置 - Google Patents
照明器具の支持装置Info
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- JPH067533Y2 JPH067533Y2 JP1988016819U JP1681988U JPH067533Y2 JP H067533 Y2 JPH067533 Y2 JP H067533Y2 JP 1988016819 U JP1988016819 U JP 1988016819U JP 1681988 U JP1681988 U JP 1681988U JP H067533 Y2 JPH067533 Y2 JP H067533Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、投光器、スポットライト等の照明方法を可変
にし得る照明器具の支持装置に関する。
にし得る照明器具の支持装置に関する。
従来の技術と問題点 従来から照明方向を可変にできる照明器具の支持装置は
良く知られているが、照明器具を所定の角度に固定する
には、実開昭６０−６５９２３号公報に記載のように、
締め具で固定したり、回転部の摩擦抵抗により固定する
ものがほとんどで、固定及び固定解除操作に手間がかか
ったり、締め具での固定が強すぎると照明器具の円滑な
回転操作ができず、緩く締めて円滑に回転するようにす
ると固定ができなかったり、固定できても支持バランス
が悪いと回転してしまうような不完全な固定しかできな
い問題があり、特に舞台照明器具のように、目標を追い
ながら照明方向を変え、且つ任意の角度で固定するよう
な操作を頻繁に繰り返すものでは、有効な固定及び固定
解除手段がなく、熟練した操作者が常に照明器具を照明
方向に向けて支持していなければならない問題があっ
た。
良く知られているが、照明器具を所定の角度に固定する
には、実開昭６０−６５９２３号公報に記載のように、
締め具で固定したり、回転部の摩擦抵抗により固定する
ものがほとんどで、固定及び固定解除操作に手間がかか
ったり、締め具での固定が強すぎると照明器具の円滑な
回転操作ができず、緩く締めて円滑に回転するようにす
ると固定ができなかったり、固定できても支持バランス
が悪いと回転してしまうような不完全な固定しかできな
い問題があり、特に舞台照明器具のように、目標を追い
ながら照明方向を変え、且つ任意の角度で固定するよう
な操作を頻繁に繰り返すものでは、有効な固定及び固定
解除手段がなく、熟練した操作者が常に照明器具を照明
方向に向けて支持していなければならない問題があっ
た。
問題点を解決するための手段 そこで、本考案は、照明器具の回転支持部に支軸を中心
に不動部に対して回転部を回転自在に設けてなる照明器
具の支持装置において、前記支軸の長手方向に沿って圧
着自在に設けた前記不動部と回転部との間に、電磁石と
強磁性体を回転自在に密接して設け、電磁石への供電の
継脱によって強磁性体を圧着又は圧着解除して前記不動
部に回転部を固定及び固定解除自在に設けたことを特徴
とする照明器具の支持装置を提供するものである。
に不動部に対して回転部を回転自在に設けてなる照明器
具の支持装置において、前記支軸の長手方向に沿って圧
着自在に設けた前記不動部と回転部との間に、電磁石と
強磁性体を回転自在に密接して設け、電磁石への供電の
継脱によって強磁性体を圧着又は圧着解除して前記不動
部に回転部を固定及び固定解除自在に設けたことを特徴
とする照明器具の支持装置を提供するものである。
また、本考案は前記照明器具の支持装置において、電磁
石の供電スイッチを照明器具の操作取手もしくは操作取
手付近に設置したより好ましい装置を提供するものであ
る。
石の供電スイッチを照明器具の操作取手もしくは操作取
手付近に設置したより好ましい装置を提供するものであ
る。
且つ、本考案は、電磁石の供電スイッチを供電停止スイ
ッチとして構成し、更には供電停止スイッチを感圧素子
又は感光素子で構成し、照明器具の操作取手を操作する
ときに電磁石への供電が停止するようにすることができ
るより好ましい装置を提供するものである。
ッチとして構成し、更には供電停止スイッチを感圧素子
又は感光素子で構成し、照明器具の操作取手を操作する
ときに電磁石への供電が停止するようにすることができ
るより好ましい装置を提供するものである。
更に、本考案は照明器具を交差する二軸の回りで回転可
能なジャイロコンパス式又は自在継手式の少なくとも二
箇所の回転支持部を介して支持し、該回転支持部の一方
に電磁石、他方に強磁性体を相対して設けることによ
り、自在の方向と角度で照明し得る照明器具の支持装置
を提供しようとするものであり、また更には、強磁性体
をその設けるべき回転部又は不動部に微調整移動可能に
設け、電磁石との密着性を高めたことを特徴とする照明
器具の支持装置を提供するものである。
能なジャイロコンパス式又は自在継手式の少なくとも二
箇所の回転支持部を介して支持し、該回転支持部の一方
に電磁石、他方に強磁性体を相対して設けることによ
り、自在の方向と角度で照明し得る照明器具の支持装置
を提供しようとするものであり、また更には、強磁性体
をその設けるべき回転部又は不動部に微調整移動可能に
設け、電磁石との密着性を高めたことを特徴とする照明
器具の支持装置を提供するものである。
作用 上記の構成からなる本考案装置では、電磁石への供電を
断てば、回転支持部は自由に回転し、照明器具を自在に
方向変換でき、供電すれば、電磁石が相対する強磁性体
を吸着して固定し、照明器具は所望の角度で固定でき、
このときの固定及び固定解除は瞬時に行われるから、目
標を追いながら照明方向を変え、且つ任意の角度で固定
するような操作を頻繁に繰り返す舞台照明等に最適であ
る。また、電磁石の供電スイッチを照明器具の操作取手
もしくは操作取手付近に設置したものによれば、スイッ
チ操作が簡単にでき、更に供電スイッチを供電停止スイ
ッチとして構成してあれば、照明器具の照明方向変換操
作をするときにのみ、該スイッチを押して固定解除し、
離せば供電が開始して即座に固定でき、また更に供電停
止スイッチを感圧素子又は感光素子で構成し、照明器具
の操作取手を操作するときにスイッチに触れるか隠ぺい
すれば電磁石への供電が停止して、離せば固定され、と
っさの操作やスイッチ操作の抵抗感がなくなり照明操作
に集中できる作用がある。更に、照明器具を交差する二
軸の回りで回転可能なジャイロコンパス式又は自在継手
式の少なくとも二箇所の回転支持部を介して支持し、該
回転支持部の一方に電磁石、他方に強磁性体を相対して
設けることにより、自在の方向と角度で照明し得ること
となり、しかも、個々の回転支持部を一つのスイッチ操
作で同時に固定と固定解除することができ、更には、強
磁性体をその設けるべき回転部又は不動部に微調整移動
可能に設ける構成によって、電磁石が作用するときに、
回転部と不動部との間に僅かの不整合があったとしても
強磁性体が微動して電磁石に整合して密着し、固定時の
密着性を高める作用を奏することができる。
断てば、回転支持部は自由に回転し、照明器具を自在に
方向変換でき、供電すれば、電磁石が相対する強磁性体
を吸着して固定し、照明器具は所望の角度で固定でき、
このときの固定及び固定解除は瞬時に行われるから、目
標を追いながら照明方向を変え、且つ任意の角度で固定
するような操作を頻繁に繰り返す舞台照明等に最適であ
る。また、電磁石の供電スイッチを照明器具の操作取手
もしくは操作取手付近に設置したものによれば、スイッ
チ操作が簡単にでき、更に供電スイッチを供電停止スイ
ッチとして構成してあれば、照明器具の照明方向変換操
作をするときにのみ、該スイッチを押して固定解除し、
離せば供電が開始して即座に固定でき、また更に供電停
止スイッチを感圧素子又は感光素子で構成し、照明器具
の操作取手を操作するときにスイッチに触れるか隠ぺい
すれば電磁石への供電が停止して、離せば固定され、と
っさの操作やスイッチ操作の抵抗感がなくなり照明操作
に集中できる作用がある。更に、照明器具を交差する二
軸の回りで回転可能なジャイロコンパス式又は自在継手
式の少なくとも二箇所の回転支持部を介して支持し、該
回転支持部の一方に電磁石、他方に強磁性体を相対して
設けることにより、自在の方向と角度で照明し得ること
となり、しかも、個々の回転支持部を一つのスイッチ操
作で同時に固定と固定解除することができ、更には、強
磁性体をその設けるべき回転部又は不動部に微調整移動
可能に設ける構成によって、電磁石が作用するときに、
回転部と不動部との間に僅かの不整合があったとしても
強磁性体が微動して電磁石に整合して密着し、固定時の
密着性を高める作用を奏することができる。
実施例 以下図示する実施例により、本考案装置を詳細に説明す
ると、第１図において、１は支柱で、図の向きでは吊り
下げ式の支柱になり、逆向きではスタンド式の支柱にな
る。２は支柱１に一体に連結した連結管で、その他端に
一体に電磁石３が設けてある。電磁石３は中空状をな
し、該中空部を支軸４が貫通している。支軸４の一端部
の連結段部４ａには、前記連結管２の側方から螺合した
固定ねじ５の先端部が係合し、支軸４を支柱１に一体に
固定している。第３図に示すように、支軸４の他端部の
軸部４ｂには、前記電磁石３に相対して円板状の鉄板等
からなる強磁性体６を一体に具備する支持腕材７が回転
自在に嵌合し、電磁石３と強磁性体６とが密着し得るよ
うに、スプリング８を介してダブルねじ９で取り付けて
ある。支持腕材７の開脚端部には、前記支軸４と直交す
る軸線に沿って、支軸１０，１１が設けてあり、該支軸
１０，１１を中心に回転自在に照明器具１２が取り付け
てある。前記支軸１０，１１の一方の支軸１０は、照明
器具１２に一体に固定した電磁石１３の中空部を貫通す
ると共に、電磁石１３に相対して強磁性体１４を一体に
具備する支持腕材７を貫通して、前記支軸４と同様に、
電磁石１３と強磁性体１４とが密着し得るようにスプリ
ング１５を介してダブルねじ１６で取り付けてある。
ると、第１図において、１は支柱で、図の向きでは吊り
下げ式の支柱になり、逆向きではスタンド式の支柱にな
る。２は支柱１に一体に連結した連結管で、その他端に
一体に電磁石３が設けてある。電磁石３は中空状をな
し、該中空部を支軸４が貫通している。支軸４の一端部
の連結段部４ａには、前記連結管２の側方から螺合した
固定ねじ５の先端部が係合し、支軸４を支柱１に一体に
固定している。第３図に示すように、支軸４の他端部の
軸部４ｂには、前記電磁石３に相対して円板状の鉄板等
からなる強磁性体６を一体に具備する支持腕材７が回転
自在に嵌合し、電磁石３と強磁性体６とが密着し得るよ
うに、スプリング８を介してダブルねじ９で取り付けて
ある。支持腕材７の開脚端部には、前記支軸４と直交す
る軸線に沿って、支軸１０，１１が設けてあり、該支軸
１０，１１を中心に回転自在に照明器具１２が取り付け
てある。前記支軸１０，１１の一方の支軸１０は、照明
器具１２に一体に固定した電磁石１３の中空部を貫通す
ると共に、電磁石１３に相対して強磁性体１４を一体に
具備する支持腕材７を貫通して、前記支軸４と同様に、
電磁石１３と強磁性体１４とが密着し得るようにスプリ
ング１５を介してダブルねじ１６で取り付けてある。
また、前記電磁石３，１３と強磁性体６，１４との間の
相対回転に僅かな不整合か介在する場合に、強磁性体
６，１４の取付部に微調整移動手段を設けることが好ま
しい。第４図には、その一例として電磁石１３と強磁性
体１４との間に設けた微調整移動手段が示してある。こ
の場合、強磁性体１４は支軸１０に緩く嵌合し、支持腕
材７との間に可撓性の板ばね等からなる微動調整部材２
０が設けてある。微動調整部材２０は、強磁性体１４の
一直径に沿った直線上に配した固定ねじＡ，Ｂにより、
Ａ′Ａ″，Ｂ′Ｂ″の如く支持腕材７に固定され、強磁
性体１４は前記固定ねじＡ，Ｂに直交する直線上に配し
た固定ねじＣ，Ｄにより、Ｃ′Ｃ″，Ｄ′Ｄ″の如く、
微動調整部材２０に固定されて、支持腕材７と照明器具
１２との支軸１０を中心とする回転支持部に僅かな不整
合があったとしても、強磁性体１４が微動調整部材２０
の撓み作用により傾動して、電磁石１３の吸着面に密着
し得るように構成してある。
相対回転に僅かな不整合か介在する場合に、強磁性体
６，１４の取付部に微調整移動手段を設けることが好ま
しい。第４図には、その一例として電磁石１３と強磁性
体１４との間に設けた微調整移動手段が示してある。こ
の場合、強磁性体１４は支軸１０に緩く嵌合し、支持腕
材７との間に可撓性の板ばね等からなる微動調整部材２
０が設けてある。微動調整部材２０は、強磁性体１４の
一直径に沿った直線上に配した固定ねじＡ，Ｂにより、
Ａ′Ａ″，Ｂ′Ｂ″の如く支持腕材７に固定され、強磁
性体１４は前記固定ねじＡ，Ｂに直交する直線上に配し
た固定ねじＣ，Ｄにより、Ｃ′Ｃ″，Ｄ′Ｄ″の如く、
微動調整部材２０に固定されて、支持腕材７と照明器具
１２との支軸１０を中心とする回転支持部に僅かな不整
合があったとしても、強磁性体１４が微動調整部材２０
の撓み作用により傾動して、電磁石１３の吸着面に密着
し得るように構成してある。
尚、前記微動調整部材２０は支持腕材７と強磁性体６と
の間に設けることができることは勿論であるが、所望に
より電磁石１３と照明器具１２、もしくは電磁石３と連
結管２との間に設けることも可能であり、要は回転支持
部の電磁石と強磁性体との密着に不整合が介在すると
き、少なくともいずれか一方が微動して密着し、常時、
強固に固定し得る構成であれば良い。
の間に設けることができることは勿論であるが、所望に
より電磁石１３と照明器具１２、もしくは電磁石３と連
結管２との間に設けることも可能であり、要は回転支持
部の電磁石と強磁性体との密着に不整合が介在すると
き、少なくともいずれか一方が微動して密着し、常時、
強固に固定し得る構成であれば良い。
照明器具１２は、先端部に投光レンズ１７を具備すると
共に、後端部に操作用の取手１８を具備している。図で
は省略したが、取手１８には前記電磁石３及び１３の供
電スイッチが設けてあり、且つ、電磁石３及び１３と供
電スイッチとの間には供電ケーブルが設けてある。供電
スイッチは、取手１８の握り部分及びその付近に設け
て、照明操作と同時にスイッチ操作ができる構成にして
ある。また、更に供電スイッチを供電停止スイッチとし
て構成し、照明器具の電源を入れると同時に供電を受け
て電磁作用する電磁石３及び１３を、スイッチ操作で供
電停止する構成にすることによって、照明器具の照明方
向変換操作をするときにのみ、該スイッチを押して固定
解除し、離せば供電が開始して即座に固定でき、また更
に供電停止スイッチを感圧素子又は感光素子で構成し、
照明器具の操作取手を操作するときにスイッチに触れる
か隠蔽すれば電磁石への供電が停止して、離せば固定さ
れ、とっさの操作やスイッチ操作の抵抗感をなくして照
明操作に集中できる構成とすることができる。
共に、後端部に操作用の取手１８を具備している。図で
は省略したが、取手１８には前記電磁石３及び１３の供
電スイッチが設けてあり、且つ、電磁石３及び１３と供
電スイッチとの間には供電ケーブルが設けてある。供電
スイッチは、取手１８の握り部分及びその付近に設け
て、照明操作と同時にスイッチ操作ができる構成にして
ある。また、更に供電スイッチを供電停止スイッチとし
て構成し、照明器具の電源を入れると同時に供電を受け
て電磁作用する電磁石３及び１３を、スイッチ操作で供
電停止する構成にすることによって、照明器具の照明方
向変換操作をするときにのみ、該スイッチを押して固定
解除し、離せば供電が開始して即座に固定でき、また更
に供電停止スイッチを感圧素子又は感光素子で構成し、
照明器具の操作取手を操作するときにスイッチに触れる
か隠蔽すれば電磁石への供電が停止して、離せば固定さ
れ、とっさの操作やスイッチ操作の抵抗感をなくして照
明操作に集中できる構成とすることができる。
上記の構成からなる実施例において、例えば、照明器具
１２の操作取手１８に設けた供電スイッチを操作し、回
転支持部の電磁石３及び１３への供電を停止すると、直
ちに、電磁作用が停止して強磁性体６及び１４は固定解
除されて、照明器具は支軸４及び１０，１１の二軸を中
心にジャイロコンパス式又は自在継手式に同時に回転操
作することができ、移動する目標を追いながらの照明操
作が容易にできると共に、所定の停止位置で供電スイッ
チを操作して電磁石に供電すれば、瞬時に相対回転する
強磁性体を固定して、照明器具を所定の方向に維持し続
けて、照明することができることとなる。
１２の操作取手１８に設けた供電スイッチを操作し、回
転支持部の電磁石３及び１３への供電を停止すると、直
ちに、電磁作用が停止して強磁性体６及び１４は固定解
除されて、照明器具は支軸４及び１０，１１の二軸を中
心にジャイロコンパス式又は自在継手式に同時に回転操
作することができ、移動する目標を追いながらの照明操
作が容易にできると共に、所定の停止位置で供電スイッ
チを操作して電磁石に供電すれば、瞬時に相対回転する
強磁性体を固定して、照明器具を所定の方向に維持し続
けて、照明することができることとなる。
効果 以上の通り、本考案に係る照明器具の支持装置によれ
ば、照明器具の回転支持部に支軸を中心に不動部に対し
て回転部を回転自在に設けてなる照明器具の支持装置に
おいて、前記支軸の長手方向に沿って圧着自在に設けた
前記不動部と回転部との間に、電磁石と強磁性体を回転
自在に密接して設け、電磁石への供電の継脱によって強
磁性体を圧着又は圧着解除して前記不動部に回転部を固
定及び固定解除自在に設けたことを特徴とする構成を有
するから、電磁石への供電を断った状態では、回転支持
部は支軸を中心に円滑に自由に回転し、照明器具を自在
に操作して円滑に方向変換できる一方、電磁石に供電す
れば、照明器具の回転支持部の支軸の長手方向に沿って
圧着自在に設けた不動部と回転部との間で回転自在に密
接する電磁石と強磁性体が瞬時に圧着して、供電を継続
する限りにおいて照明器具を長時間にわたって強固且つ
確実に固定することができる効果があり、且つ、このと
き、電磁石への供電の継脱によって固定及び固定解除は
瞬時に行われるから、目標を追いながら照明方向を自由
に変え、且つ任意の角度と時間間隔で確実に照明方向を
固定するような操作を頻繁に繰り返す舞台照明等におい
て、操作者の労力を大幅に改善した最適な照明器具の支
持装置を提供することができる効果がある。
ば、照明器具の回転支持部に支軸を中心に不動部に対し
て回転部を回転自在に設けてなる照明器具の支持装置に
おいて、前記支軸の長手方向に沿って圧着自在に設けた
前記不動部と回転部との間に、電磁石と強磁性体を回転
自在に密接して設け、電磁石への供電の継脱によって強
磁性体を圧着又は圧着解除して前記不動部に回転部を固
定及び固定解除自在に設けたことを特徴とする構成を有
するから、電磁石への供電を断った状態では、回転支持
部は支軸を中心に円滑に自由に回転し、照明器具を自在
に操作して円滑に方向変換できる一方、電磁石に供電す
れば、照明器具の回転支持部の支軸の長手方向に沿って
圧着自在に設けた不動部と回転部との間で回転自在に密
接する電磁石と強磁性体が瞬時に圧着して、供電を継続
する限りにおいて照明器具を長時間にわたって強固且つ
確実に固定することができる効果があり、且つ、このと
き、電磁石への供電の継脱によって固定及び固定解除は
瞬時に行われるから、目標を追いながら照明方向を自由
に変え、且つ任意の角度と時間間隔で確実に照明方向を
固定するような操作を頻繁に繰り返す舞台照明等におい
て、操作者の労力を大幅に改善した最適な照明器具の支
持装置を提供することができる効果がある。
また、電磁石の供電スイッチを照明器具の操作取手もし
くは操作取手付近に設置した本考案装置によれば、照明
器具を方向変換しながらスイッチ操作が簡単にできる効
果があり、更に供電スイッチを供電停止スイッチとして
構成によれば、照明器具の照明方向変換操作をするとき
にのみ、該スイッチを押して固定解除し、離せば供電が
開始して即座に固定できる効果があり、また更に供電停
止スイッチを感圧素子または感光素子で構成した本考案
装置によれば、照明器具の操作取手を操作するときにス
イッチに触れるか隠蔽すれば電磁石への供電が停止し
て、離せば固定され、とっさの操作やスイッチ操作の抵
抗感がなくなり照明操作に集中できる効果がある。
くは操作取手付近に設置した本考案装置によれば、照明
器具を方向変換しながらスイッチ操作が簡単にできる効
果があり、更に供電スイッチを供電停止スイッチとして
構成によれば、照明器具の照明方向変換操作をするとき
にのみ、該スイッチを押して固定解除し、離せば供電が
開始して即座に固定できる効果があり、また更に供電停
止スイッチを感圧素子または感光素子で構成した本考案
装置によれば、照明器具の操作取手を操作するときにス
イッチに触れるか隠蔽すれば電磁石への供電が停止し
て、離せば固定され、とっさの操作やスイッチ操作の抵
抗感がなくなり照明操作に集中できる効果がある。
更に、照明器具を少なくとも交差する二支軸の回りで回
転可能なジャイロコンパス式又は自在継手式の回転支持
部を介して支持し、該回転支持部の一方に電磁石、他方
に強磁性体を相対して設けた本考案装置の構成によれ
ば、自在の方向と角度で照明し得ることとなり、しか
も、個々の回転支持部を一つのスイッチ操作で同時的に
固定と固定解除することができる効果がある。
転可能なジャイロコンパス式又は自在継手式の回転支持
部を介して支持し、該回転支持部の一方に電磁石、他方
に強磁性体を相対して設けた本考案装置の構成によれ
ば、自在の方向と角度で照明し得ることとなり、しか
も、個々の回転支持部を一つのスイッチ操作で同時的に
固定と固定解除することができる効果がある。
更には、強磁性体をその設けるべき回転部又は不動部に
微調整移動可能に設ける構成を有する本考案装置によれ
ば、電磁石が作用するとき、回転部と不動部との間に僅
かの不整合があったとしても、吸着にともなって強磁性
体が微動して電磁石に整合して密着し、固定時の密着性
を高める効果がある。
微調整移動可能に設ける構成を有する本考案装置によれ
ば、電磁石が作用するとき、回転部と不動部との間に僅
かの不整合があったとしても、吸着にともなって強磁性
体が微動して電磁石に整合して密着し、固定時の密着性
を高める効果がある。
第１図は本考案に係る照明器具の支持装置の一実施例を
示す概略側面図、第２図はその要部を拡大して示す側面
図であり、第３図はその要部を一部縦断して示す概略一
部縦断正面図であり、第４図はその要部を一部分解して
示す分解斜面図である。 １……支柱 ２……連結管 ３……電磁石 ４……支軸 ５……固定ねじ ６……強磁性体 ７……支持腕材 ８……スプリング ９……ダブルねじ １０……支軸 １１……支軸 １２……照明器具 １３……電磁石 １４……強磁性体 １５……スプリング １６……ダブルねじ １７……投光レンズ １８……操作取手 ２０……微動調整部材
示す概略側面図、第２図はその要部を拡大して示す側面
図であり、第３図はその要部を一部縦断して示す概略一
部縦断正面図であり、第４図はその要部を一部分解して
示す分解斜面図である。 １……支柱 ２……連結管 ３……電磁石 ４……支軸 ５……固定ねじ ６……強磁性体 ７……支持腕材 ８……スプリング ９……ダブルねじ １０……支軸 １１……支軸 １２……照明器具 １３……電磁石 １４……強磁性体 １５……スプリング １６……ダブルねじ １７……投光レンズ １８……操作取手 ２０……微動調整部材
Claims (6)
- 【請求項１】照明器具の回転支持部に支軸を中心に不動
部に対して回転部を回転自在に設けてなる照明器具の支
持装置において、前記支軸の長手方向に沿って圧着自在
に設けた前記不動部と回転部との間に、電磁石と強磁性
体を回転自在に密接して設け、電磁石への供電の継脱に
よって強磁性体を圧着又は圧着解除して前記不動部に回
転部を固定及び固定解除自在に設けたことを特徴とする
照明器具の支持装置 - 【請求項２】実用新案登録請求の範囲(1)に記載の装置
において、電磁石の供電スイッチを照明器具の操作取手
もしくは操作取手付近に設置したことを特徴とする照明
器具の支持装置 - 【請求項３】実用新案登録請求の範囲(2)に記載の装置
において、電磁石の供電スイッチを供電停止スイッチと
して構成したことを特徴とする照明器具の支持装置 - 【請求項４】実用新案登録請求の範囲(3)に記載の装置
において、供電停止スイッチを感圧素子又は感光素子で
構成し、照明器具の操作取手を操作するときに電磁石へ
の供電が停止するように構成したことを特徴とする照明
器具の支持装置 - 【請求項５】実用新案登録請求の範囲(1)、(2)、(3)又は
(4)に記載の装置において、照明器具を交差する二支軸
の回りで回転可能なジャイロコンパス式又は自在継手式
の少なくとも二箇所の回転支持部を介して支持し、該回
転支持部の一方に電磁石、他方に強磁性体を相対して設
けたことを特徴とする照明器具の支持装置 - 【請求項６】実用新案登録請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)
又は(5)に記載の装置において、強磁性体をその設ける
べき回転部又は不動部に、前記支軸に直交する面に対し
て傾斜する向きに微調整移動可能に設け、電磁石との密
着性を高めたことを特徴とする照明器具の支持装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988016819U JPH067533Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 照明器具の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988016819U JPH067533Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 照明器具の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01121214U JPH01121214U (ja) | 1989-08-17 |
| JPH067533Y2 true JPH067533Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31230075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988016819U Expired - Lifetime JPH067533Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 照明器具の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067533Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102216670B (zh) * | 2008-09-18 | 2013-07-31 | Golight私人有限公司 | 便携式灯组件 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6065923U (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-10 | スタンレー電気株式会社 | 照射方向自在ランプ |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1988016819U patent/JPH067533Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01121214U (ja) | 1989-08-17 |
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