JP2999063B2 - 汎用エンジン用排気消音器 - Google Patents
汎用エンジン用排気消音器Info
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- JP2999063B2 JP2999063B2 JP12674692A JP12674692A JP2999063B2 JP 2999063 B2 JP2999063 B2 JP 2999063B2 JP 12674692 A JP12674692 A JP 12674692A JP 12674692 A JP12674692 A JP 12674692A JP 2999063 B2 JP2999063 B2 JP 2999063B2
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- JP
- Japan
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- general
- expansion chamber
- exhaust
- chamber
- expansion
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マフラテールパイプ出
口部の気流音低減と排気ガス浄化とを両立させる汎用エ
ンジン用排気消音器に関する。
口部の気流音低減と排気ガス浄化とを両立させる汎用エ
ンジン用排気消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は第1従来例、図3は第2従来例の
汎用エンジン用排気消音器の例を示す。図2において1
は排気消音器本体、2はフランジで図示しないエンジン
の排気口取付面と適合する。3は第1拡張室、4は第2
拡張室、5は仕切板でマフラ本体1内を第1拡張室と第
2拡張室に仕切っている。6は小孔で仕切板5に多数の
小孔が穿設されている。7は入口管で小孔を介して第1
拡張室3に開口している。8はテールパイプでその入口
側は第2拡張室4内に出口側は大気に開口している。図
3は騒音対策としてテールパイプ8の出口側に気流音低
減のためアミ9を配設したものを示す。
汎用エンジン用排気消音器の例を示す。図2において1
は排気消音器本体、2はフランジで図示しないエンジン
の排気口取付面と適合する。3は第1拡張室、4は第2
拡張室、5は仕切板でマフラ本体1内を第1拡張室と第
2拡張室に仕切っている。6は小孔で仕切板5に多数の
小孔が穿設されている。7は入口管で小孔を介して第1
拡張室3に開口している。8はテールパイプでその入口
側は第2拡張室4内に出口側は大気に開口している。図
3は騒音対策としてテールパイプ8の出口側に気流音低
減のためアミ9を配設したものを示す。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】今後汎用エンジンにお
いても排気ガス規制が実施されるものと考えられ、新型
排気消音器としては低騒音化とともに排気ガス規制も満
たす必要がある。そこで自動車用等に使用される触媒の
採用が必要となるが、汎用エンジンでは搭載スペース上
の問題から自動車の様に触媒を排気消音器外に搭載する
ことは困難と考えられる。
いても排気ガス規制が実施されるものと考えられ、新型
排気消音器としては低騒音化とともに排気ガス規制も満
たす必要がある。そこで自動車用等に使用される触媒の
採用が必要となるが、汎用エンジンでは搭載スペース上
の問題から自動車の様に触媒を排気消音器外に搭載する
ことは困難と考えられる。
【0004】本発明の目的は消音器内に触媒を担持せし
め排気ガスの浄化と気流音の低減をその外形寸法を変え
ずに実現できる汎用エンジン用排気消音器を提供するに
ある。
め排気ガスの浄化と気流音の低減をその外形寸法を変え
ずに実現できる汎用エンジン用排気消音器を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の汎用エンジン用
排気消音器は、排気ガス通過用の複数の小孔が穿けられ
た入口管が内部に貫設された第1拡張室と、該第1拡張
室と連通口を介して連通される第2拡張室と、該第2拡
張室の内部に挿入されて、その開口端が該第2拡張室の
内壁と間隔をおいて開口され、内部にハニカム触媒が全
長に亘って装填されてなる出口管とを備えたことを特徴
としている。
排気消音器は、排気ガス通過用の複数の小孔が穿けられ
た入口管が内部に貫設された第1拡張室と、該第1拡張
室と連通口を介して連通される第2拡張室と、該第2拡
張室の内部に挿入されて、その開口端が該第2拡張室の
内壁と間隔をおいて開口され、内部にハニカム触媒が全
長に亘って装填されてなる出口管とを備えたことを特徴
としている。
【0006】
【作用】本発明の汎用エンジン用排気消音器は前記のと
おり構成したので、排ガスはテールパイプ8内に担持さ
れた触媒により浄化されると共にハニカム構造体により
気流音が大きく低減されて大気へ流出される。従って低
騒音化と排気ガス浄化が同時に実現できる。
おり構成したので、排ガスはテールパイプ8内に担持さ
れた触媒により浄化されると共にハニカム構造体により
気流音が大きく低減されて大気へ流出される。従って低
騒音化と排気ガス浄化が同時に実現できる。
【0007】
【実施例】以下図1を参照し本発明の一実施例について
説明する。図において1は排気消音器本体、2はフラン
ジで図示しないエンジン排気口の取付面と適合する。3
は第1拡張室、4は第2拡張室、5は仕切板でマフラ本
体1内を第1拡張室3と第2拡張室4に仕切っている。
6は小孔で仕切板5に多数あけられたものであるが必ず
しも小孔である必要はなくパイプでもかまわない。7は
入口管の小孔で第1拡張室3に開口している。該開口部
は多数の小孔でも長孔でもかまわない。8は前記第2拡
張室4の内部に挿設されたテールパイプでハニカム状に
形成されその入口側は第2拡張室4内に、その出口側は
大気側に開口している。10は前記テールパイプ8内の
細い通路内壁に該テールパイプ8の全長に亘って担持さ
れた触媒である。前記テールパイプ8は、図1に示され
るように、その第2拡張室4側の開口端が該第2拡張室
4の内壁と所定間隔をおいて開口される。
説明する。図において1は排気消音器本体、2はフラン
ジで図示しないエンジン排気口の取付面と適合する。3
は第1拡張室、4は第2拡張室、5は仕切板でマフラ本
体1内を第1拡張室3と第2拡張室4に仕切っている。
6は小孔で仕切板5に多数あけられたものであるが必ず
しも小孔である必要はなくパイプでもかまわない。7は
入口管の小孔で第1拡張室3に開口している。該開口部
は多数の小孔でも長孔でもかまわない。8は前記第2拡
張室4の内部に挿設されたテールパイプでハニカム状に
形成されその入口側は第2拡張室4内に、その出口側は
大気側に開口している。10は前記テールパイプ8内の
細い通路内壁に該テールパイプ8の全長に亘って担持さ
れた触媒である。前記テールパイプ8は、図1に示され
るように、その第2拡張室4側の開口端が該第2拡張室
4の内壁と所定間隔をおいて開口される。
【0008】次に前記実施例の作用について説明する。
図示しない汎用エンジンから排出された排気ガスは図中
の矢印のように入口管7から第1拡張室3、第2拡張室
4へと流れ、ハニカム形のテールパイプ8内に担持され
た触媒10に接して流過する。該触媒は排気ガスを浄化
するに十分な長さと表面積を有しており、且つその触媒
を担持したハニカム構造体の細い通路は、排気ガスに対
し浄化作用と同時に整流作用をそなえているので、気流
音が低減され無公害ガスが大気へ放出される。
図示しない汎用エンジンから排出された排気ガスは図中
の矢印のように入口管7から第1拡張室3、第2拡張室
4へと流れ、ハニカム形のテールパイプ8内に担持され
た触媒10に接して流過する。該触媒は排気ガスを浄化
するに十分な長さと表面積を有しており、且つその触媒
を担持したハニカム構造体の細い通路は、排気ガスに対
し浄化作用と同時に整流作用をそなえているので、気流
音が低減され無公害ガスが大気へ放出される。
【0009】
【発明の効果】本発明の汎用エンジン用排気消音器は、
テールパイプ内のハニカム構造体の細孔内面に触媒10
を担持したので、排気ガスの浄化と整流作用による気流
音の低減とを外観と寸法を変えずに実現できる。
テールパイプ内のハニカム構造体の細孔内面に触媒10
を担持したので、排気ガスの浄化と整流作用による気流
音の低減とを外観と寸法を変えずに実現できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る要部断面図
【図2】第1従来例の図1応当図
【図3】第2従来例の部分断面図
1…排気消音器本体、2…フランジ、3…第1拡張室、
4…第2拡張室、5…仕切板、7…入口管、8…テール
パイプ、10…触媒。
4…第2拡張室、5…仕切板、7…入口管、8…テール
パイプ、10…触媒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 敏光 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社 名古屋機器製 作所内 (56)参考文献 特開 平5−98957(JP,A) 実開 平4−24611(JP,U) 実開 平2−139317(JP,U) 実開 平5−64416(JP,U) 実開 平5−6118(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/24 F01N 1/08 F01N 3/28 F01N 7/20
Claims (1)
- 【請求項1】 排気ガス通過用の複数の小孔が穿けられ
た入口管が内部に貫設された第1拡張室と、該第1拡張
室と連通口を介して連通される第2拡張室と、該第2拡
張室の内部に挿入されて、その開口端が該第2拡張室の
内壁と間隔をおいて開口され、内部にハニカム触媒が全
長に亘って装填されてなる出口管とを備えたことを特徴
とする汎用エンジン用排気消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12674692A JP2999063B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 汎用エンジン用排気消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12674692A JP2999063B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 汎用エンジン用排気消音器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05332130A JPH05332130A (ja) | 1993-12-14 |
JP2999063B2 true JP2999063B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=14942887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12674692A Expired - Lifetime JP2999063B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 汎用エンジン用排気消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2999063B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104975909A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-10-14 | 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 | 一种具有空气净化功能的汽车排气消声器 |
CN107503824A (zh) * | 2017-10-10 | 2017-12-22 | 吉林大学 | 一种半主动排气消声器 |
CN110145385A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-20 | 湖北富亿农业机械制造有限公司 | 一种工程机用发动机排气消声器 |
CN110593989A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-20 | 重庆千能实业有限公司 | 一种车架总成 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9314750B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-04-19 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Axial flow atomization module |
US9291081B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-03-22 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Axial flow atomization module |
US9289724B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-03-22 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Flow reversing exhaust gas mixer |
US9352276B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-05-31 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Exhaust mixing device |
US9364790B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-06-14 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Exhaust mixing assembly |
US9334781B2 (en) | 2013-05-07 | 2016-05-10 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Vertical ultrasonic decomposition pipe |
US9534525B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-01-03 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Mixer assembly for exhaust aftertreatment system |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12674692A patent/JP2999063B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104975909A (zh) * | 2015-07-08 | 2015-10-14 | 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 | 一种具有空气净化功能的汽车排气消声器 |
CN107503824A (zh) * | 2017-10-10 | 2017-12-22 | 吉林大学 | 一种半主动排气消声器 |
CN110145385A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-20 | 湖北富亿农业机械制造有限公司 | 一种工程机用发动机排气消声器 |
CN110593989A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-20 | 重庆千能实业有限公司 | 一种车架总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05332130A (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991012 |