JP2998900B2 - 安定な、微粒子状、水性一成分−繊維仕上げ用シリコーン助剤、その製造方法及びその使用法 - Google Patents
安定な、微粒子状、水性一成分−繊維仕上げ用シリコーン助剤、その製造方法及びその使用法Info
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- C08J2383/04—Polysiloxanes
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は,安定な,微粒子状,水性一成分−繊維仕上
げ用シリコーン助剤,その簡単な製造方法及びこれを慣
用のシリコーンエマルジョンと一緒に繊維材料の仕上げ
に使用する方法に関する。
げ用シリコーン助剤,その簡単な製造方法及びこれを慣
用のシリコーンエマルジョンと一緒に繊維材料の仕上げ
に使用する方法に関する。
ドイツ特許第1,444,551号明細書から、水溶性の,中
和された又は酸性化された,エポキシド基を含有する脂
肪族又は芳香族化合物と脂肪族,脂環式又はヘテロ環状
ポリアミンとから成る反応生成物を特にジオルガノポリ
シロキサンの乳化に使用することは知られている。
和された又は酸性化された,エポキシド基を含有する脂
肪族又は芳香族化合物と脂肪族,脂環式又はヘテロ環状
ポリアミンとから成る反応生成物を特にジオルガノポリ
シロキサンの乳化に使用することは知られている。
更にこの様な分散液中に金属有機化合物も混入させ、
得られた分散液を、特にオルガノ水素ポリシロキサンに
対する硬化剤として使用することが知られている(使用
例 商品名PHOBOTON BC,ヘミシエ フアブリク プフエ
ルゼー社,1982年)。
得られた分散液を、特にオルガノ水素ポリシロキサンに
対する硬化剤として使用することが知られている(使用
例 商品名PHOBOTON BC,ヘミシエ フアブリク プフエ
ルゼー社,1982年)。
その際、公知分散液における欠点は、これを多量のC
−原子数1〜3の低級アルコールの存在下でしか製造す
ることができないことである。というのはその場合にし
か必要な安定性及び機械的な耐荷力を生じないからであ
る。しかしアルコールの使用は,これらの生成物にとっ
て技術上の安全性に損害をうける。
−原子数1〜3の低級アルコールの存在下でしか製造す
ることができないことである。というのはその場合にし
か必要な安定性及び機械的な耐荷力を生じないからであ
る。しかしアルコールの使用は,これらの生成物にとっ
て技術上の安全性に損害をうける。
したがって分散液の有利な性質,特に微細性及びそれ
と同時に安定性及びその機械的な耐荷力に損害を与えず
に、このアルコールが除かれる又はほとんど除かれるこ
とが課題とである。
と同時に安定性及びその機械的な耐荷力に損害を与えず
に、このアルコールが除かれる又はほとんど除かれるこ
とが課題とである。
驚くべきことにこの課題は、シリコーン分散液の製造
を長鎖,液状アルコールの存在下に別に実施し,次いで
別に製造された金属有機化合物の分散液と混合すること
によって解決することができる。
を長鎖,液状アルコールの存在下に別に実施し,次いで
別に製造された金属有機化合物の分散液と混合すること
によって解決することができる。
したがって本発明は,請求項1ないし4に詳述した様
な安定な,微粒子状,水性一成分−繊維仕上げ用シリコ
ーン助剤に関する。更にこのシリコーン助剤の製造方法
及びこれを慣用のシリコーン分散液と一緒に繊維材料の
仕上げに使用する方法にも関する。
な安定な,微粒子状,水性一成分−繊維仕上げ用シリコ
ーン助剤に関する。更にこのシリコーン助剤の製造方法
及びこれを慣用のシリコーン分散液と一緒に繊維材料の
仕上げに使用する方法にも関する。
ここで使用される「繊維仕上げ用シリコーン助剤」な
る表現は、請求項9に記載したように、この剤がそのま
までは繊維材料の仕上げに使用されず、慣用のシリコー
ンエマルジョンと組み合わせて、特にオルガノ水素ポリ
シロキサンに対する硬化剤として使用されることを意味
します。
る表現は、請求項9に記載したように、この剤がそのま
までは繊維材料の仕上げに使用されず、慣用のシリコー
ンエマルジョンと組み合わせて、特にオルガノ水素ポリ
シロキサンに対する硬化剤として使用されることを意味
します。
シリコーン分散液(分散液1)の製造は,ドイツ特許
第1,44,551号明細書から原則的に公知であり,当業者は
容易にこの方法に従って操作することができる。但し現
在当然のことながら塩素化炭化水素の不在下に処理され
る。本発明によれば−すなわちこれは本発明の対象の重
要な基準である−この分散液の製造をC−原子数6〜18
の長鎖,液状アルコール又はこの様なアルコールの混合
物の存在下に実施する。この様なアルコールの例として
飽和及び不飽和の,直鎖状及びまた分枝状アルコールが
挙げられ,この際特に2−エチルヘキサノール,n−オク
タノール,イソトリデシルアルコール及びオレイルアル
コールが挙げられる。C−原子数8〜13の飽和アルコー
ルが特に好ましい。長鎖,液状アルコールの量は、分散
液(1)の製造にあたり完成された一成分−繊維仕上げ
用シリコーン助剤中でアルコール1〜10,特に2〜8,特
に好ましくは2.5〜7重量%を含有する様に算出されね
ばならない。
第1,44,551号明細書から原則的に公知であり,当業者は
容易にこの方法に従って操作することができる。但し現
在当然のことながら塩素化炭化水素の不在下に処理され
る。本発明によれば−すなわちこれは本発明の対象の重
要な基準である−この分散液の製造をC−原子数6〜18
の長鎖,液状アルコール又はこの様なアルコールの混合
物の存在下に実施する。この様なアルコールの例として
飽和及び不飽和の,直鎖状及びまた分枝状アルコールが
挙げられ,この際特に2−エチルヘキサノール,n−オク
タノール,イソトリデシルアルコール及びオレイルアル
コールが挙げられる。C−原子数8〜13の飽和アルコー
ルが特に好ましい。長鎖,液状アルコールの量は、分散
液(1)の製造にあたり完成された一成分−繊維仕上げ
用シリコーン助剤中でアルコール1〜10,特に2〜8,特
に好ましくは2.5〜7重量%を含有する様に算出されね
ばならない。
この長鎖,液状アルコールを分散液(1)の製造に併
用することによって、乳化剤として使用されるエポキシ
アミンプレポリマー溶液の製造に不可欠なC−原子数1
〜3の低級アルコールを中和した後に、ほとんどないし
完全に留去することができる。その結果として簡単に低
級アルコールの少ない又は不含の分散液(1)が得られ
る。
用することによって、乳化剤として使用されるエポキシ
アミンプレポリマー溶液の製造に不可欠なC−原子数1
〜3の低級アルコールを中和した後に、ほとんどないし
完全に留去することができる。その結果として簡単に低
級アルコールの少ない又は不含の分散液(1)が得られ
る。
分散液(1)の製造で使用されるシリコーン,特にポ
リジアルキルシロキサンは当業者に周知であり,特別な
説明を必要としない。一般に経済的理由から種々の粘度
のポリジメチルシロキサンが使用される。しかしこれに
比べて効果は少ないけれども,α,ω−ジヒドロキシポ
リジアルキル−,特に−ジメチルシロキサンが一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤の製造に適当である。
リジアルキルシロキサンは当業者に周知であり,特別な
説明を必要としない。一般に経済的理由から種々の粘度
のポリジメチルシロキサンが使用される。しかしこれに
比べて効果は少ないけれども,α,ω−ジヒドロキシポ
リジアルキル−,特に−ジメチルシロキサンが一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤の製造に適当である。
分散液(2),すなわち金属有機化合物の分散液を常
法で非イオン性又はカチオン性エマルジョンの使用下に
製造する。
法で非イオン性又はカチオン性エマルジョンの使用下に
製造する。
その際製造は乳化剤の溶液を水中で製造し,金属有機
化合物又は金属有機化合物の混合物を急激な撹拌下に加
え,次いで加圧下及び少し高められた温度で均一化して
安定なエマルジョンを調製する。この場合前もって又は
後から酸,特に酢酸の添加によって酸性pH−値を調整す
る。
化合物又は金属有機化合物の混合物を急激な撹拌下に加
え,次いで加圧下及び少し高められた温度で均一化して
安定なエマルジョンを調製する。この場合前もって又は
後から酸,特に酢酸の添加によって酸性pH−値を調整す
る。
分散液(2)の製造に使用される金属有機化合物は公
知である。一般にジアルキル錫ジカルボキシラート,た
とえばジブチル錫ジラウラート及び(又は)ジオクチル
錫ジラウラート,金属石けん,たとえばオクタン酸亜鉛
又はステアリン酸亜鉛,またチタン酸エステル又はジル
コン酸エステル,たとえばステアリルチタナート又は−
ジルコナートが使用される。しかし当業者にとって他の
金属有機化合物もよく知られている。
知である。一般にジアルキル錫ジカルボキシラート,た
とえばジブチル錫ジラウラート及び(又は)ジオクチル
錫ジラウラート,金属石けん,たとえばオクタン酸亜鉛
又はステアリン酸亜鉛,またチタン酸エステル又はジル
コン酸エステル,たとえばステアリルチタナート又は−
ジルコナートが使用される。しかし当業者にとって他の
金属有機化合物もよく知られている。
使用される乳化剤も同様に当業者に公知である。すべ
てを挙げることができないが,非イオン性乳化剤として
高級脂肪酸,脂肪アルコール,脂肪酸アミド及び脂肪酸
アミンのエチレンオキシド反応生成物が挙げられる。こ
の際後者をこれと低級カルボン酸,たとえば酢酸,ギ酸
又はグリコール酸,あるいは鉱酸,たとえば塩酸又は硫
酸との塩の形でも適用できる。この様な非イオン性乳化
剤の例として次のものが挙げられる; エチレンオキシド5−15個を有するエトキシル化され
たヤシ脂肪アミン,エチレンオキシド5〜30個を有する
エトキシル化されたステアリル−又はオレイルアミン又
はこれらの化合物のアセタート又はクロライド,エチレ
ンオキシド10個を有するエトキシル化された(N−ステ
アリル)−又は(N−ヘキサデシル)−トリメチルレン
ジアミン,エチレンオキシド12個を有するエトキシル化
されたステアリン酸アミド,エチレンオキシド4個を有
するエトキシル化されたオレイン酸モノエタノールアミ
ド,エチレンオキシド平均10〜15個を有するエトキシル
化されたセチル−,ステアリル−,イソトリデシル−及
びオレイルアルコール,2,6,8−トリメチル−4−ノニル
オキシポリエチレンエタノール及びエチレンオキシド10
〜30個を有するラウリン−,パルミチン−,ステアリン
−、ベヘン−及びリシノール酸。例に示す様に,炭化水
素残基は飽和又は不飽和であり、特にC−原子12〜20個
を有し,好ましくは平均5〜15個のエチレンオキシドで
エトキシル化することができる。
てを挙げることができないが,非イオン性乳化剤として
高級脂肪酸,脂肪アルコール,脂肪酸アミド及び脂肪酸
アミンのエチレンオキシド反応生成物が挙げられる。こ
の際後者をこれと低級カルボン酸,たとえば酢酸,ギ酸
又はグリコール酸,あるいは鉱酸,たとえば塩酸又は硫
酸との塩の形でも適用できる。この様な非イオン性乳化
剤の例として次のものが挙げられる; エチレンオキシド5−15個を有するエトキシル化され
たヤシ脂肪アミン,エチレンオキシド5〜30個を有する
エトキシル化されたステアリル−又はオレイルアミン又
はこれらの化合物のアセタート又はクロライド,エチレ
ンオキシド10個を有するエトキシル化された(N−ステ
アリル)−又は(N−ヘキサデシル)−トリメチルレン
ジアミン,エチレンオキシド12個を有するエトキシル化
されたステアリン酸アミド,エチレンオキシド4個を有
するエトキシル化されたオレイン酸モノエタノールアミ
ド,エチレンオキシド平均10〜15個を有するエトキシル
化されたセチル−,ステアリル−,イソトリデシル−及
びオレイルアルコール,2,6,8−トリメチル−4−ノニル
オキシポリエチレンエタノール及びエチレンオキシド10
〜30個を有するラウリン−,パルミチン−,ステアリン
−、ベヘン−及びリシノール酸。例に示す様に,炭化水
素残基は飽和又は不飽和であり、特にC−原子12〜20個
を有し,好ましくは平均5〜15個のエチレンオキシドで
エトキシル化することができる。
カチオン性乳化剤として特に第四級アンモニウム化合
物が挙げられる。この様な化合物の例は次のものであ
る;セチル−又はラウリルベンジルジメチルアンモニウ
ムクロライド,またはポリオキシエチレン(10ないし15
個)−C12〜C18−アルキルメチルアンモニウムクロライ
ド。
物が挙げられる。この様な化合物の例は次のものであ
る;セチル−又はラウリルベンジルジメチルアンモニウ
ムクロライド,またはポリオキシエチレン(10ないし15
個)−C12〜C18−アルキルメチルアンモニウムクロライ
ド。
完成された一成分−シリコーン助剤の製造に別個に製
造された分散液(1)及び(2)を相互に混合する。す
なわち分散液(2)1部に対して分散液(1)1〜50,
特に15〜35部を使用する方法で行うことができる。その
割合は一方で分散液(1)又は(2)の濃度に依存す
る。これは広い範囲を変化する。分散液(1)は一般に
ポリジアルキルシロキサン約10〜45重量%であり,分散
液(2)は通常金属有機化合物8〜30重量%を含有す
る。より一層高く又はより一層低く濃縮された分散液及
び(又は)(2)を使用するかによって,その割合は変
化しなければならない。他方,この割合はシリコーン助
剤の所定の使用に依存するので,最終的に金属有機化合
物約0.15〜10,特に0.4〜1.5重量%を含有する一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤が得られる。
造された分散液(1)及び(2)を相互に混合する。す
なわち分散液(2)1部に対して分散液(1)1〜50,
特に15〜35部を使用する方法で行うことができる。その
割合は一方で分散液(1)又は(2)の濃度に依存す
る。これは広い範囲を変化する。分散液(1)は一般に
ポリジアルキルシロキサン約10〜45重量%であり,分散
液(2)は通常金属有機化合物8〜30重量%を含有す
る。より一層高く又はより一層低く濃縮された分散液及
び(又は)(2)を使用するかによって,その割合は変
化しなければならない。他方,この割合はシリコーン助
剤の所定の使用に依存するので,最終的に金属有機化合
物約0.15〜10,特に0.4〜1.5重量%を含有する一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤が得られる。
この方法で一成分−繊維仕上げ用シリコーン助剤は,
水,慣用のpH−調整剤,氷結防止剤等(合計=100%)
と共に次の化合物を含有する;5〜45重量%,特に20〜40
重量%のシリコーン,特にポリジアルキル−,特にポリ
ジメチルシロキサン(但しこの際これはα,ω−ジヒド
ロキシポリジアルキルシロキサンでもある。),1〜10重
量%、特に2〜8重量%のC−原子数6〜18の長鎖の液
状アルコール,0.5〜16,特に3〜13重量%のエポキシア
ミンプレポリマー,0.01〜3重量%,特に0.01〜0.5重量
%の慣用の非イオン性又はカチオン性乳化剤,0.15〜10
重量%,特に0.4〜1.5重量%の金属有機化合物及び0〜
1.5重量%,特に0.8重量%以下のC−原子数1〜3の低
級一価アルコール。
水,慣用のpH−調整剤,氷結防止剤等(合計=100%)
と共に次の化合物を含有する;5〜45重量%,特に20〜40
重量%のシリコーン,特にポリジアルキル−,特にポリ
ジメチルシロキサン(但しこの際これはα,ω−ジヒド
ロキシポリジアルキルシロキサンでもある。),1〜10重
量%、特に2〜8重量%のC−原子数6〜18の長鎖の液
状アルコール,0.5〜16,特に3〜13重量%のエポキシア
ミンプレポリマー,0.01〜3重量%,特に0.01〜0.5重量
%の慣用の非イオン性又はカチオン性乳化剤,0.15〜10
重量%,特に0.4〜1.5重量%の金属有機化合物及び0〜
1.5重量%,特に0.8重量%以下のC−原子数1〜3の低
級一価アルコール。
本発明による一成分−繊維仕上げ用シリコーン助剤
は,特別な機械的安定性の点で優れている。特に優れた
振とう安定性が際立っている。このことはこの分散液
が,実際の極端な条件下でも安定であることが重要であ
る。この安定性に関する理由は,乳化された成分の優れ
た微粒子性であり,C−原子数6〜18の長鎖液状アルコー
ルの併用と分散液(1)及び(2)の別々の乳化によっ
て低級一価アルコールがほとんど存在しないにもかかわ
らず、安定な繊維仕上げ用シリコーン助剤を調製するこ
とができることは驚くべきことである。恐らくこの利点
は別々の乳化及びそれと共に別々の小滴形成によって更
に促進される。本発明によるシリコーン助剤の利点は,
特にもはや引火点を有さず又はその引火点は65℃以上で
あり,したがって簡単に保存して維持することができる
ことにある。というのは従来低級アルコールによって制
限されていた安全性に対するリスクを除くことができる
からである。
は,特別な機械的安定性の点で優れている。特に優れた
振とう安定性が際立っている。このことはこの分散液
が,実際の極端な条件下でも安定であることが重要であ
る。この安定性に関する理由は,乳化された成分の優れ
た微粒子性であり,C−原子数6〜18の長鎖液状アルコー
ルの併用と分散液(1)及び(2)の別々の乳化によっ
て低級一価アルコールがほとんど存在しないにもかかわ
らず、安定な繊維仕上げ用シリコーン助剤を調製するこ
とができることは驚くべきことである。恐らくこの利点
は別々の乳化及びそれと共に別々の小滴形成によって更
に促進される。本発明によるシリコーン助剤の利点は,
特にもはや引火点を有さず又はその引火点は65℃以上で
あり,したがって簡単に保存して維持することができる
ことにある。というのは従来低級アルコールによって制
限されていた安全性に対するリスクを除くことができる
からである。
得られた一成分−繊維仕上げ用シリコーン助剤を公知
調製物と同様に5〜50,特に10〜40g/の量で(パジン
グ法で)特にポリオルガノ水素シロキサンに対する硬化
剤として適用する。この際その使用にあたり他の公知の
繊維材料助剤も併用することができる。例として防しわ
剤,光沢仕上げ剤及びまた帯電防止剤並びにこれに属す
るシリコーン助剤が挙げられる。この際H−ポリシロキ
サンに対する他の助剤を少量で更に使用した時に特に良
好なはっ水性が得られる。
調製物と同様に5〜50,特に10〜40g/の量で(パジン
グ法で)特にポリオルガノ水素シロキサンに対する硬化
剤として適用する。この際その使用にあたり他の公知の
繊維材料助剤も併用することができる。例として防しわ
剤,光沢仕上げ剤及びまた帯電防止剤並びにこれに属す
るシリコーン助剤が挙げられる。この際H−ポリシロキ
サンに対する他の助剤を少量で更に使用した時に特に良
好なはっ水性が得られる。
仕上げ溶液の製造は簡単な及び公知の方法で一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤と通常のシリコーンエマル
ジョン,特にポリ水素オルガノシロキサンエマルジョン
及びその他の繊維材料仕上げ剤を一緒に混合して行うこ
とができる。その際本発明によるシリコーン助剤をすべ
て公知の仕上げ法に従って使用することができる。この
場合特にパジング−及び吸尽法が挙げられる。特に羊毛
及び羊毛混紡品に重要である後者の場合,本発明による
シリコーン助剤を一般に製品重量に対して0.5〜5,特に
1〜2.5%の量で使用する。しかし新規シリコーン助剤
を公知助剤と同一方法で本発明の範囲内で使用すること
もできる。
繊維仕上げ用シリコーン助剤と通常のシリコーンエマル
ジョン,特にポリ水素オルガノシロキサンエマルジョン
及びその他の繊維材料仕上げ剤を一緒に混合して行うこ
とができる。その際本発明によるシリコーン助剤をすべ
て公知の仕上げ法に従って使用することができる。この
場合特にパジング−及び吸尽法が挙げられる。特に羊毛
及び羊毛混紡品に重要である後者の場合,本発明による
シリコーン助剤を一般に製品重量に対して0.5〜5,特に
1〜2.5%の量で使用する。しかし新規シリコーン助剤
を公知助剤と同一方法で本発明の範囲内で使用すること
もできる。
本発明を用いて前記の他の繊維材料助剤と共に公知方
法によるのと同様にすべての種類の繊維材料を処理する
ことができる。その際繊維材料として特に織物が挙げら
れる。この場合セルロース繊維から成る又は少なくとも
一部セルロース繊維を含有する織物が特に最適である。
セルロースの他に更に繊維として合成繊維,たとえばポ
リエステル−,ポリアミド−又はポリアクリルニトリル
繊維,及び羊毛が挙げられる。しかし当然本発明による
繊維仕上げ用シリコーン助剤の使用下に実施される疎水
化を純粋な合成繊維及び羊毛繊維材料の処理にも適用で
きる。
法によるのと同様にすべての種類の繊維材料を処理する
ことができる。その際繊維材料として特に織物が挙げら
れる。この場合セルロース繊維から成る又は少なくとも
一部セルロース繊維を含有する織物が特に最適である。
セルロースの他に更に繊維として合成繊維,たとえばポ
リエステル−,ポリアミド−又はポリアクリルニトリル
繊維,及び羊毛が挙げられる。しかし当然本発明による
繊維仕上げ用シリコーン助剤の使用下に実施される疎水
化を純粋な合成繊維及び羊毛繊維材料の処理にも適用で
きる。
本発明を次の例によって詳細に説明する。その際部は
重量部及び%の記載は重量パーセントを意味する。
重量部及び%の記載は重量パーセントを意味する。
例1 分散液(1)の製造 エポキシアミンプレポリマーの酢酸溶液(以下参照)
420gをプロピレングリコール30g,水175g及び60%酢酸15
gと混合し,その後イソトリデシルアルコール30g及び市
販のポリジメチルシロキサン250g(20℃での粘度100mP
a.s)を混入攪拌し,高圧均質機で300バール及び30℃で
撹拌下に45分均質化する。
420gをプロピレングリコール30g,水175g及び60%酢酸15
gと混合し,その後イソトリデシルアルコール30g及び市
販のポリジメチルシロキサン250g(20℃での粘度100mP
a.s)を混入攪拌し,高圧均質機で300バール及び30℃で
撹拌下に45分均質化する。
エポキシアミンプレポリマーの上記酢酸溶液を,2,2−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)−プロパンのグリシジ
ンエーテル(0.43%エポキシ基)80gとヘキサメチレン
ジアミン31.5g及びイソプロピルアルコール235.6gを混
合し、40〜50℃に45分間撹拌及び還流冷却下に加熱し,
次いで60%酢酸(約26g)及び水510gの添加によって反
応を止め,同時に約5のpH−値に調整する。次いで減圧
下に30〜40℃で水/アルコール−混合物を留去するが,
最終生成物はまだ約2%イソプロピルアルコールを含有
し,エポキシアミンプレポリマーは約25%である。
ビス(4−ヒドロキシフエニル)−プロパンのグリシジ
ンエーテル(0.43%エポキシ基)80gとヘキサメチレン
ジアミン31.5g及びイソプロピルアルコール235.6gを混
合し、40〜50℃に45分間撹拌及び還流冷却下に加熱し,
次いで60%酢酸(約26g)及び水510gの添加によって反
応を止め,同時に約5のpH−値に調整する。次いで減圧
下に30〜40℃で水/アルコール−混合物を留去するが,
最終生成物はまだ約2%イソプロピルアルコールを含有
し,エポキシアミンプレポリマーは約25%である。
分散液(2)の製造 水746.5g,プロピレングリコール46.3g及び酢酸3g中に
イソトリデシルエトキシラート(1モルあたり平均10個
のエチレンオキシドを有するイソトリデシルアルコー
ル)10.5g及びエトキシル化されたヤシメチルアンモニ
ウムクロライド(1モルあたり平均12個のエチレンオキ
シド)7.8gを含有する溶液に,ジオクチル錫ジラウラー
ト185.8gを混入攪拌し,高圧均質機で300バール及び35
℃で45分均質化する。
イソトリデシルエトキシラート(1モルあたり平均10個
のエチレンオキシドを有するイソトリデシルアルコー
ル)10.5g及びエトキシル化されたヤシメチルアンモニ
ウムクロライド(1モルあたり平均12個のエチレンオキ
シド)7.8gを含有する溶液に,ジオクチル錫ジラウラー
ト185.8gを混入攪拌し,高圧均質機で300バール及び35
℃で45分均質化する。
一成分−シリコーン助剤の製造 一成分−シリコーン助剤の製造に,分散液(1)及び
分散液(2)を割合24:1で相互に混合する(=助剤
A)。
分散液(2)を割合24:1で相互に混合する(=助剤
A)。
この方法でランゲー混濁フオトメーター(Dr.B.ラン
ゲー社,ベルリン)を用いて測定して混濁数15(1000倍
希釈)及び光子相関分光分析測定によって250nm以下の
粒子の大きさを有する生成物が得られる。
ゲー社,ベルリン)を用いて測定して混濁数15(1000倍
希釈)及び光子相関分光分析測定によって250nm以下の
粒子の大きさを有する生成物が得られる。
助剤B 比較のために上述と同様な方法で助剤Bを製造する
が,分散液(1)をイソトリデシルアルコールの不在下
に適当に増加された量の水を用いて調製する(混濁数4
8)。
が,分散液(1)をイソトリデシルアルコールの不在下
に適当に増加された量の水を用いて調製する(混濁数4
8)。
助剤C 比較のために助剤Bで記載した様に助剤Cを,金属有
機化合物の乳化をシリコーンと一緒に,しかし前記非イ
オン性乳化剤の不在下に行って調製する(混濁数54)。
機化合物の乳化をシリコーンと一緒に,しかし前記非イ
オン性乳化剤の不在下に行って調製する(混濁数54)。
助剤D 助剤Cと同様に,しかし分散液(1)の調製でイソプ
ロパノール90g及び適当に減少された量の水を用いる。
ロパノール90g及び適当に減少された量の水を用いる。
実際の条件下での機械的安定性の試験のために,仕上
げ溶液を次ぎの様に製造する; 15g/ 助剤AないしD 20g/ 市販の非イオン性40%ポリメチル水素シロキ
サン−分散液(20℃で粘度30mPa.sを有するH−シロキ
サン) 20g/ グリコキサールを主体とするセルロース架橋
剤(50%ジメチロールジヒドロキシエチレン尿素をメタ
ノールでエーテル化,約5%中性塩)及び 6ml/ 市販の金属触媒(pH約1の30%水性塩化亜鉛
溶液)。
げ溶液を次ぎの様に製造する; 15g/ 助剤AないしD 20g/ 市販の非イオン性40%ポリメチル水素シロキ
サン−分散液(20℃で粘度30mPa.sを有するH−シロキ
サン) 20g/ グリコキサールを主体とするセルロース架橋
剤(50%ジメチロールジヒドロキシエチレン尿素をメタ
ノールでエーテル化,約5%中性塩)及び 6ml/ 市販の金属触媒(pH約1の30%水性塩化亜鉛
溶液)。
この溶液100mlを,1分あたり180振動回数及び1時間10
cmの振幅で振とうによって機械的に荷重し,次いで室温
で24時間放置する。溶液の視覚評価は次の形態を示す: (従来技術) 仕上げ例 助剤Aの使用下に製造された仕上げ溶液を用いてポリ
エステル木綿オーバコートポプリン(67/33,約300g/
m2)をバジングし(溶液吸収率約65%),次いで110℃
で10分乾燥し,150℃で5分凝縮した場合,DIN53888に従
って水吸収率10%及び極めて良好な防水効果(5/5/4)
が得られる。
cmの振幅で振とうによって機械的に荷重し,次いで室温
で24時間放置する。溶液の視覚評価は次の形態を示す: (従来技術) 仕上げ例 助剤Aの使用下に製造された仕上げ溶液を用いてポリ
エステル木綿オーバコートポプリン(67/33,約300g/
m2)をバジングし(溶液吸収率約65%),次いで110℃
で10分乾燥し,150℃で5分凝縮した場合,DIN53888に従
って水吸収率10%及び極めて良好な防水効果(5/5/4)
が得られる。
例2 例1による一成分−シリコーン助剤Aの製造をくり返
すが,分散液15g(A)又は60g(B)又は90g(C)の
製造のためにイソトリデシルアルコールを使用する。
すが,分散液15g(A)又は60g(B)又は90g(C)の
製造のためにイソトリデシルアルコールを使用する。
ランゲー混濁フオトメーターで混濁数を測定すると,
製造された助剤A,B及びCに関して値24又は17又は31が
得られる(1000倍希釈で測定)。
製造された助剤A,B及びCに関して値24又は17又は31が
得られる(1000倍希釈で測定)。
例3 例1の助剤Aに記載した方法を2−エチルヘキサノー
ル(助剤A),n−オクタノール(助剤B),オレイル/
セチル−アルコール1:1の混合物(助剤C)及び比較と
してミリスチルアルコール(助剤D)の同量の使用下に
くり返し,その際得られた助剤は1000−倍希釈又は次の
粘度でランゲー混濁フオトメーターを用いて測定された
次の混濁数を示す: 助剤 混濁数 20℃での粘度 A)本発明 12 52 B)本発明 11 100 C)本発明 18 135 D(比較) 79 640 上記から本発明による助剤の改良された品質が分か
る。
ル(助剤A),n−オクタノール(助剤B),オレイル/
セチル−アルコール1:1の混合物(助剤C)及び比較と
してミリスチルアルコール(助剤D)の同量の使用下に
くり返し,その際得られた助剤は1000−倍希釈又は次の
粘度でランゲー混濁フオトメーターを用いて測定された
次の混濁数を示す: 助剤 混濁数 20℃での粘度 A)本発明 12 52 B)本発明 11 100 C)本発明 18 135 D(比較) 79 640 上記から本発明による助剤の改良された品質が分か
る。
例4 分散液(1)の製造 エポキシアミンプレポリマーの弱酢酸溶液300g(下記
参照)を水325g及び60%酢酸15gと混合し,その後イソ
トリデシルアルコール45g及び市販ポリジメチルシロキ
サン300g(20℃での粘度500mPa.s)を混入攪拌し,次い
で高圧均質機で300バール及び30℃で撹拌下に45分均質
化する。
参照)を水325g及び60%酢酸15gと混合し,その後イソ
トリデシルアルコール45g及び市販ポリジメチルシロキ
サン300g(20℃での粘度500mPa.s)を混入攪拌し,次い
で高圧均質機で300バール及び30℃で撹拌下に45分均質
化する。
上述のエポキシアミンプレポリマーの酢酸溶液をドイ
ツ特許第1,444,551号明細書第2欄,例4に従って製造
するが,次いでメタノールを30〜40℃で水流ポンプ減圧
下に留去して,約25%エポキシアミンプレポリマー溶液
が得られる。これは約1%残存メタノールしか含有しな
い。
ツ特許第1,444,551号明細書第2欄,例4に従って製造
するが,次いでメタノールを30〜40℃で水流ポンプ減圧
下に留去して,約25%エポキシアミンプレポリマー溶液
が得られる。これは約1%残存メタノールしか含有しな
い。
分散液(2)の製造 水403g中に60%酢酸43g及びステアリルアミンエトキ
シラート38g(ステアリルアミン1モルあたりエチレン
オキシド10モル)を混入撹拌し,次いでジブチル錫ジラ
ウラート150gを加え,窒素雰囲気下に高圧均質機で30℃
で45分間均質化する。次いで更に60℃の水350gを撹拌下
に添加する。
シラート38g(ステアリルアミン1モルあたりエチレン
オキシド10モル)を混入撹拌し,次いでジブチル錫ジラ
ウラート150gを加え,窒素雰囲気下に高圧均質機で30℃
で45分間均質化する。次いで更に60℃の水350gを撹拌下
に添加する。
一成分−シリコーン助剤の製造 一成分−シリコーン助剤の製造に,分散液(1)及び
分散液(2)を10:1(A),16:1(B)及び40:1(C)
の割合で相互に混合する。この方法で適用条件下で高い
機械安定性を有する微粒子状助剤が得られる。
分散液(2)を10:1(A),16:1(B)及び40:1(C)
の割合で相互に混合する。この方法で適用条件下で高い
機械安定性を有する微粒子状助剤が得られる。
木綿織物(約180g/m2)の処理に,上記助剤AないしC
15g/,市販の非イオン性35%ポリメチル水素シロキサ
ン−分散液25g/,市販セルロース−架橋剤20g/(メ
タノールでエーテル化されたジメチロールジヒドロキシ
エチレン尿素及びペンタメチロールメラミンを割合2;1
で及び約3%中性を含有する;固体含有率約63%)及び
例1に挙げた金属触媒6ml/を用いて仕上げ溶液を製造
し,織物をパジングし(溶液吸収率約63%),次いで11
0℃で約8分乾燥し,155℃で4分凝縮する。
15g/,市販の非イオン性35%ポリメチル水素シロキサ
ン−分散液25g/,市販セルロース−架橋剤20g/(メ
タノールでエーテル化されたジメチロールジヒドロキシ
エチレン尿素及びペンタメチロールメラミンを割合2;1
で及び約3%中性を含有する;固体含有率約63%)及び
例1に挙げた金属触媒6ml/を用いて仕上げ溶液を製造
し,織物をパジングし(溶液吸収率約63%),次いで11
0℃で約8分乾燥し,155℃で4分凝縮する。
この例を金属石けん,たとえば亜鉛−2−エチレヘキ
サアートの使用下に分散液(2)の製造のために容易に
くり返すことができる。しかしその際公知溶解媒体の存
在下に処理するのが有利である。
サアートの使用下に分散液(2)の製造のために容易に
くり返すことができる。しかしその際公知溶解媒体の存
在下に処理するのが有利である。
例5 分散液(1)の製造 分散液(1)の製造を,例1に記載した様な方法で行
う。
う。
分散液(2)の製造 水844g中にステアリン酸ナトリウム97gを混入攪拌す
る。次いで混合物に65%水性塩化亜鉛溶液33g,次いで10
個のエトキシド単位を有するイソトリデシルエトキシラ
ート26gを加える。分散液前駆体を高圧均質機で300バー
ル及び30℃で45分乳化する。
る。次いで混合物に65%水性塩化亜鉛溶液33g,次いで10
個のエトキシド単位を有するイソトリデシルエトキシラ
ート26gを加える。分散液前駆体を高圧均質機で300バー
ル及び30℃で45分乳化する。
一成分−シリコーン助剤の製造 一成分−シリコーン助剤の製造に,分散液(1)及び
(2)を割合3:1で相互に混合する。
(2)を割合3:1で相互に混合する。
この方法でも使用条件下で高い機械安定性を有する微
粒子状シリコーン助剤が得られる。
粒子状シリコーン助剤が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 15/643 - 15/657 D06M 13/50 - 13/51
Claims (9)
- 【請求項1】低級、一価アルコールを含まない、ないし
ほとんど含まないシリコーン分散液(1)−これはC−
原子数6〜18の長鎖液状アルコールの存在下乳化剤とし
て公知エポキシアミンプレポリマーの使用下に常法で製
造される−と,別個に常法で製造された金属有機化合物
の非イオン性又はカチオン性分散液(2)とを混合する
ことによって得られる安定な,微粒子状,水性一成分−
繊維仕上げ用シリコーン助剤であって、但しその際C−
原子数1〜3の低級,一価アルコールの割合は繊維仕上
げ用シリコーン助剤に対して0〜1.5重量%であること
を特徴とする、上記シリコーン助剤。 - 【請求項2】長鎖,液状アルコールを一成分−繊維仕上
げ用シリコーン助剤に対して1〜10重量%の量で含有す
る請求項1記載のシリコーン助剤。 - 【請求項3】分散液(1)中の長鎖,液状アルコールと
してC−原子数8〜18の飽和又は不飽和,直鎖状又は分
枝状アルコール又はその混合物を含有する請求項1又は
2記載のシリコーン助剤。 - 【請求項4】水,慣用のpH−調整剤,氷結防止剤等と共
に5〜45重量%ポリジアルキルシロキサン,1〜10重量%
C−原子数6〜18の長鎖液状アルコール,0.5〜16重量%
エポキシアミンプレポリマー,0.01〜3重量%通常の非
イオン性又はカチオン性乳化剤,0.15〜10重量%金属有
機化合物及び0〜1.5重量%C−原子数1〜3の低級一
価アルコールを含有する請求項1ないし3のいずれかに
記載したシリコーン助剤。 - 【請求項5】先ずC−原子数6〜18の長鎖,液状アルコ
ールの存在下に、低級一価アルコールを含まないないし
ほとんど含まないシリコーン分散液(1)を乳化剤とし
てエポキシアミンプレポリマーの使用下に製造し,この
分散液(1)と別個に常法で製造された,金属有機化合
物(2)の非イオン性又はカチオン性分散液を混合し、
その際分散液(1)の製造でC−原子数1〜3の低級,
一価アルコールの割合は,完成された一成分−シリコー
ン助剤中でアルコール0〜1.5重量%を含有する様に選
択される、請求項1ないし4のいずれかに記載の一成分
−繊維仕上げ用シリコーン助剤の製造方法。 - 【請求項6】分散液(1)のC−原子数6〜18の長鎖,
液状アルコールの割合を,完成された一成分−繊維仕上
げ用シリコーン助剤中に上記アルコール1〜10重量%を
含有する様に選択する請求項5記載の方法。 - 【請求項7】分散液(1)の長鎖,液状アルコールとし
てC−原子数8〜18の飽和又は不飽和,直鎖状又は分枝
状アルコール又はその混合物を使用する請求項5ないし
6のいずれかに記載した方法。 - 【請求項8】ポリジアルキルシロキサンの10〜45重量%
分散液(1)と金属有機化合物の8〜30重量%分散液
(2)を重量割合1:1ないし50:1で相互に混合する請求
項5ないし7のいずれかに記載した方法。 - 【請求項9】請求項1記載の繊維仕上げ用シリコーン助
剤を慣用のシリコーンエマルジョンと共に繊維材料の仕
上げに使用する方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE3833572A DE3833572A1 (de) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | Stabile, feinteilige, waessrige einkomponenten-silikonkatalysatoren, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
DE3833572.7 | 1988-10-03 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=6364266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0363635B1 (ja) |
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US6190691B1 (en) | 1994-04-12 | 2001-02-20 | Adolor Corporation | Methods for treating inflammatory conditions |
GB2291658B (en) * | 1994-07-23 | 1998-08-12 | Ciba Geigy Ag | Aqueous textile treatment compositions containing an ultra-violet absorbing agent |
US6017887A (en) * | 1995-01-06 | 2000-01-25 | Sibia Neurosciences, Inc. | Peptide, peptide analog and amino acid analog protease inhibitors |
US5804560A (en) * | 1995-01-06 | 1998-09-08 | Sibia Neurosciences, Inc. | Peptide and peptide analog protease inhibitors |
US5849761A (en) * | 1995-09-12 | 1998-12-15 | Regents Of The University Of California | Peripherally active anti-hyperalgesic opiates |
US6573282B1 (en) | 1995-09-12 | 2003-06-03 | Adolor Corporation | Peripherally active anti-hyperalgesic opiates |
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JPS5128119B2 (ja) * | 1972-03-13 | 1976-08-17 | ||
US4369231A (en) * | 1980-03-24 | 1983-01-18 | Reeves Brothers, Inc. | Method of application, and product thereof |
JPS60202153A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-12 | Toshiba Silicone Co Ltd | シリコ−ンゴム用触媒組成物 |
US4824890A (en) * | 1988-02-02 | 1989-04-25 | Dow Corning Corporation | Film forming silicone microemulsions |
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1988
- 1988-10-03 DE DE3833572A patent/DE3833572A1/de not_active Withdrawn
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1989
- 1989-09-06 DE DE89116398T patent/DE58907224D1/de not_active Expired - Fee Related
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DE3833572A1 (de) | 1990-04-05 |
EP0363635A2 (de) | 1990-04-18 |
EP0363635A3 (de) | 1991-04-24 |
ATE102971T1 (de) | 1994-04-15 |
DE58907224D1 (de) | 1994-04-21 |
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