JP2998426B2 - 音声伝送装置 - Google Patents

音声伝送装置

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JP2998426B2 JP15034192A JP15034192A JP2998426B2 JP 2998426 B2 JP2998426 B2 JP 2998426B2 JP 15034192 A JP15034192 A JP 15034192A JP 15034192 A JP15034192 A JP 15034192A JP 2998426 B2 JP2998426 B2 JP 2998426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル移動通信等
に利用する音声伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の音声伝送装置の構成を示す
ブロック図である。図4において、11は入力音声信号
をサンプリング周期Tでサンプリングしてこれを量子化
したのち、ビット数bで符号化する音声符号化回路であ
る。12は音声符号化回路11で符号化された信号を、
b×mビット(mは1より大きい整数)毎に誤り訂正符
号化し、さらにこれをCRC(cyclic redundancy chec
k)符号化して送信する誤り訂正符号化回路である。そ
して上記11、12により送信器を構成する。
【0003】13は上記送信器から受信した信号の誤り
を訂正してディジタル音声信号に復号する誤り訂正復号
化器で、誤り訂正復号化回路14とCRC復号化により
誤りを検出すると消音信号を出力するCRC復号化回路
15で構成される。17は誤り訂正復号化されたディジ
タル音声信号に対し、CRC復号化回路15から消音信
号の出された部分を消音してアナログ音声信号に復号す
る音声復号化回路である。上記13、17により受信器
を構成する。
【0004】次に上記従来例の動作について説明する。
送信器において、入力音声信号は音声符号化回路11に
おいてサンプリング周期Tでサンプリングされ、各サン
プル毎に量子化され、この量子化信号がbビットで符号
化されて出力される。誤り訂正符号化回路12では、上
記符号をb×mビット毎に誤り訂正符号化を行い、さら
にこの符号列b×mビットに対してCRC符号化をして
信号を送信する。図5に送信信号のフォーマット例を示
す。図5はb=3,m=20,parity bit=15,CR
C bit=5の場合を示した。
【0005】次に受信器においては誤り訂正復号化回路
14においてm×T秒単位に誤り訂正符号の復号化を行
ない、つぎにCRC復号化回路15でCRC復号化を行
う。CRC復号化でエラーが検出されるとm×T秒単位
で消音判定信号を出力する。音声復号化回路17は誤り
訂正復号化器13からの音声情報と前記消音判定信号を
もとに、エラーが検出された部分を消音して音声信号を
復元する。
【0006】このように上記従来の音声伝送装置でもエ
ラー音を消音することが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声伝送装置では、消音する区間長(m×T秒)の
mが大きいために音が途切れてしまうという問題があっ
た。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
優れた音声伝送装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、CRCを施す区間をn×m×T秒とし(n
は1より大きい整数)、mの値を小さくして(例えばm
=4,n=5)誤りの生じたm×T区間のみ消音するよ
うにしたものである。すなはち送信器において、m×T
区間毎に誤り訂正符号化を行う手段と、n×m×T区間
毎にCRC符号化する手段を備え、受信器において、m
×Tの各区間毎に誤りの数を計算する誤り訂正復号化回
路とこれをCRC復号化する回路と消音判定回路を設
け、消音判定値をeとし、m×T区間におけるエラー数
をdとすると、d>eの場合あるいはd=eで且つCR
Cエラーが「有り」場合に、消音判定回路がエラーのあ
るm×T区間の消音を行うようにしたものである。
【0010】
【作用】したがって、本発明によればmの値が従来より
小さくなるので、消音区間(m×T)が従来より短くな
り、音声を聞いたときの不自然さを少なく出来るという
作用を有する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す構成
図、図2は本発明の一実施例の信号フォーマットを示す
図、図3は本発明の一実施例の消音条件を示す図であ
る。
【0012】以下図1〜図3により本発明の一実施例の
音声伝送装置の動作を具体的に説明する。なおここでは
具体例としてn=5,m=4,T=125μsの場合を
述べる。 図1において、1は入力音声信号をサンプリ
ング周期Tでサンプリングしてこれを量子化したのち、
ビット数b(=3)で符号化する音声符号化回路であ
る。
【0013】2は音声符号化回路1から出力した符号を
m×bビット単位に誤り訂正符号化し、さらにこれらを
n組集めたn×m×bビット単位にCRC符号化して送
信する誤り訂正符号化回路である。図2により本発明の
音声伝送装置の信号フォーマットの構成を説明する。図
2において、I、II、III等は125μs毎に3ビット符
号化したときの各ビットを示す。これをm(=4)組集
めた3×4ビットの中から誤り感度の高い4ビットをと
り(ここではIのビットをとる)これにより決定される
パリティービット(pで表す)3ビットを加えた7ビッ
トにより誤り訂正符号化を行う。ここでは4×3+3=
15ビットで1グループを構成する。つぎにこのグルー
プをn(=5)個集め、その後CRC符号化する。ここ
でCRCビット(5ビット)は、各グループのI、IIの
ビットを集めた合計40ビットにより決定される。 な
お、一般にCRCを行うビット数pは、符号長をkビッ
ト、情報長をcビットとすると次式で示される。
【0014】
【数1】
【0015】そして上記1、2により送信器を構成す
る。
【0016】3は誤り訂正復号化器で、下記4、5、6
で構成される。4は受信信号からm×T(=0.5ms)
単位にある誤り訂正符号の各々につきシンドローム計算
を行い誤り数dを求めるとともにその復号化を行う誤り
訂正復号化回路である。
【0017】5はn×m×T(=2.5ms)単位でCR
C復号を行うCRC復号化回路である。
【0018】6は誤り訂正復号化回路4から求めた誤り
数dと、CRC復号化回路5のCRCエラーの有無によ
り消音判定情報を出力する消音判定回路である。図3
に、本発明の消音条件の例を示す。すなはちd>1の場
合あるいはd=1で且つCRCエラー「検出」の場合に
消音と判定し、d=0の場合あるいはd=1且つCRC
エラー「非検出」のとき非消音と判定する。
【0019】7は誤り訂正復号化回路4の出力と消音判
定回路6の結果をもとに音声復号化する音声復号化回路
である。
【0020】次に上記実施例の動作について説明する。
音声信号が音声符号化回路1に入力するとT=125μ
Sでサンプリングされこれが例えば8段階に量子化され
た後3ビット(=b)符号化される。つぎに誤り訂正符
号化回路2において125μS×4=500μS単位に3
×4(=b×m)ビットの中から音声符号誤り感度の高
い4ビットをとり、これに冗長ビットとして3ビットを
加えた7ビットにより誤り訂正符号化を行う。さらに上
記誤り訂正符号化されたn×m×T=2.5ms単位の中
の40ビットによりCRCを施し送信する。
【0021】受信された信号は、誤り訂正復号化回路4
で2.5ms単位に5個ある誤り訂正符号の各々につきシ
ンドローム計算を行い誤り数dを求めるとともにその復
号化を行い、CRC復号化回路5で上記2.5ms単位で
CRC復号され誤りの有無が判定される。つぎに消音判
定回路6において消音判定が行われる。すなはちシンド
ローム計算から求めた誤り数dがd>1となる場合ある
いはd=1で且つCRCエラーが「有り」の場合にそれ
らの0.5msの区間に対し消音と判定し、d<1且つC
RCエラーが「無し」の場合非消音と判定する。つぎに
誤り訂正復号化器3で復号化された信号は音声復号化回
路7に入り、消音判定回路6で消音判定の出た部分が消
音されて音声信号に復号される。
【0022】このように上記実施例によれば、異音が消
音出来、さらに消音する単位がm×T=0.5msと短く
出来るため、音声の途切れが小さくなるという利点を有
する。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなように
CRCをかける区間単位(n×m×T秒)の中で誤りの
ある区間単位(m×T秒)に消音するものであり、mを
小さくすることにより消音単位が短くなるため、異音が
消音でき且つ音声の途切れが小さくなるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の信号フォーマット図
【図3】本発明の一実施例の消音条件を示す図
【図4】従来の音声伝送装置のブロック図
【図5】従来の音声伝送装置の信号フォーマット図
【符号の説明】
1 音声符号化回路 2 誤り訂正符号化回路 3 誤り訂正復号化器 4 誤り訂正復号化回路 5 CRC復号化回路 6 消音判定回路 7 音声復号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/00 - 14/06 H04L 1/00 H03M 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をサンプリング周期毎に量子化
    し、各量子化された信号を符号化する音声符号化回路
    と、前記符号をm周期分まとめて誤り訂正符号化する手
    段とこの誤り訂正された符号をさらにn組まとめてCR
    C符号化する手段を備えた誤り訂正符号化回路とから構
    成される送信器と、 前記送信器で誤り訂正された符号を誤り訂正復号化する
    回路と、この誤り訂正復号化された符号をCRC復号化
    する回路と、前記誤り訂正復号化回路により検出された
    誤り情報と前記CRC復号化回路により検出された誤り
    情報に基づいて消音判定をする消音判定回路とからなる
    誤り訂正復号化器と、前記誤り訂正復号化器により復号
    されたディジタル音声信号に対し前記消音判定回路から
    の判定信号により誤った音声部分を消音して音声信号を
    復号する音声復号化回路とからなる受信器とを備えた音
    声伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り訂正復号化器は、前記m組の誤
    り訂正された符号毎にシンドロームを計算しエラー数d
    を求める誤り訂正復号化回路と、前記CRC符号化され
    たn組の符号毎にCRC復号化を行いエラーの有無を検
    出するCRC復号化回路と、前記エラー数dが判定値e
    に対し、d>eの場合、あるいはd=e且つ前記CRC
    エラー「有り」の場合「消音」と判定し、d<eの場
    合、あるいはd=e且つ前記CRCエラー「無し」の場
    合「非消音」と判定する消音判定回路とから構成される
    請求項1記載の音声伝送装置。
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