JP2997286B2 - 耐熱性収縮包装用ポリプロピレン系フイルム - Google Patents
耐熱性収縮包装用ポリプロピレン系フイルムInfo
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Description
系フィルムに関する。
ン系フィルムは腰が弱く、容器の壁面との滑性が劣ると
いう欠点があり、例えばレトルト処理をする容器のシュ
リンクラベルとして使用する場合、熱収縮包装工程にお
いては、滑性不良によって、フィルムが容器の壁面と接
する部分と接しない部分での収縮が不均一となりシワを
生じる。
理時の2次収縮によって、容器の軸方向に収縮し、ラベ
ル軸方向長さが短くなり、所定位置からはずれ、又円周
方向にも収縮し、滑性不良に起因するシワを生じたり、
シール剥離、溶融孔あき等も発生し、収縮仕上り不良に
なる恐れがあり問題となっていた。
ロピレン系フィルム以外に、ポリ塩化ビニル系フィル
ム、ポリエチレン系フィルム、ポリエチレンテレフタレ
ート系フィルムが知られているが、ポリ塩化ビニル系フ
ィルム、ポリスチレン系フィルムは耐熱姓が弱く、例え
ばレトルト処理などで溶融分解をなし、ポリエチレン・
テレフタレート系フィルムは衝撃によってクラックが発
生するために、一般にポリプロピレン系フィルムが使用
されているが、かかるフィルムも腰が十分でないため収
縮性の不均一による仕上がりが悪いという欠点がある。
このような状況下、業界では従来より腰が良好といわれ
るポリ塩化ビニル系フィルムに優れるとも劣らない腰の
強さと滑性が付与された収縮包装用ポリプロピレン系フ
ィルムが要望されている。
にいたったのである。
成分とした熱収縮性フィルムの少なくとも一面に耐熱性
透明インキを塗布してなる、摩擦係数が0.05〜0.5およ
びヤング率が2.0×104〜4.0×104kg/cm2である耐熱性収
縮包装用ポリプロピレン系フィルムについてである。
130℃の熱に耐えられるものであり、各種のものを例示
でき特に制限はないが、本発明に適するものとしては、
塩素化ポリプロピレン系インキ又はポリウレタン系樹脂
と塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体との混合物にイソシ
アネート系硬化剤を反応させてなる二液反応タイプのイ
ンキを例示でき、こうしたインキはエチレン・プロピレ
ン共重合体フィルムに硬化性を付与することもでき望ま
しいものである。
ンを主成分として、これに必要に応じてシリコン或は脂
肪酸アマイド、例えばステアリン酸アマイド、オレイン
酸アマイド、エルカ酸アマイド等を添加し溶剤で溶解し
たものである。
塩素化ポリプロピレンはエチレン・プロピレン共重合体
フィルムとの接着性、耐熱性、滑性がすぐれたものであ
る。また脂肪酸アマイド、シリコン等は滑性を付与する
ため必要に応じて適量添加すればよい。
ン系樹脂と塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とを混合
し、これを溶剤に溶解したものであって、印刷インキと
して使用する際に、イソシアネート系硬化剤を添加する
ことにより、硬化剤と反応し、エチレン・プロピレン系
フイルムとの接着性、耐熱性、滑性が付与される。
タン系樹脂の硬化強度を上げ、耐熱性を向上させる役割
を有するものである。また、必要に応じ滑剤としてワッ
クス、シリコーン党を添加してもかまわない。
ピレン系フィルムは耐熱性透明インキの主成分である例
えば前述した塩素化ポリプロピレン又は反応硬化したポ
リウレタン系樹脂等の塗膜によってフィルム表面が硬化
され、腰が強化されると共にそれ自身の滑性或は添加さ
れた滑剤の作用によってエチレン・プロピレン系フィル
ムに滑性が付与される。こうした塗膜により、エチレン
・プロピレン系フィルムは表面に塗布された硬化被膜に
よつて、滑性が優れ、収縮仕上がりが良好な包装体を提
供できるものである。勿論、硬化性タイプ以外の耐熱性
透明インキを使用することも可能で特に制限はないこと
は云うまでもない。こうした耐熱性透明インキはフィル
ムの全面に塗布するものが望ましいが効果を奏する限り
部分的でも差しつかえない。
インキで絵柄文字等の通常印刷を施すことも可能でこう
した通常印刷の上に前記の耐熱性透明インキを塗布する
と絵柄文字の印刷インキとして前記した二液タイプのも
のを使用する必要もなく印刷作業の能率も向上し望まし
い場合もある。
m2、膜厚で1u〜6uが好ましいがこれらの値に限定される
ものでない。膜厚が6u以上になると熱収縮率が低下する
傾向になり1u未満では所期の目的を達成できない恐れも
あるがこれらの値は特に制限を受けるものでなく必要に
応じて上記以外の値をとり得る。
い。この際0.05未満では滑性が良すぎて容器を収縮包装
したラベルが回転したり、ラベル抜けが起こり、0.5以
上では滑性が不足し、収縮シワを生じるので好ましくな
い。
囲であることが望ましい。ヤング率が4.0×104kg/cm2以
上では硬くなりすぎて収縮率が低下し、2.0×104kg/cm2
未満では所期の目的を達成できないので好ましくない。
エチレン含有量が1〜10重量%のエチレン・プロピレン
ランダム共重合体、0.2〜10モル%のエチレンをモノマ
ー単位で含有する結晶性エチレン・プロピレン共重合体
等を例示できるが前記した各数値は特に制限を受けるも
のでない。この際、エチレン・プロピレン共重合体をベ
ースとして、その中にブテン系共重合体を混合した組成
物等も有効であり、このような第3成分を適宜に加える
ことはいっこうに差しつかえない。又、上記のエチレン
・プロピレン系共重合体のMFRは1〜4が好ましいがこ
の値のみ限定されない。
伸が困難であり、かつ低温収縮が困難であり、かつ低温
収縮が不十分になる傾向があり、一方エチレン含有量を
前記した値以上にあげても収縮率は向上せず、かえって
フイルムの腰が弱くなっていく傾向があるので注意を要
する場合もある。例えばシュリンクラベル用包装等の適
用は不可となる場合が多い。
が不十分となる傾向があり、一方MFRが4以上では腰が
弱くなる傾向があって、耐熱性透明インキの塗布量を多
くすることも考えられるので、これによって収縮率が低
下する傾向もあるので注意を要することもある。
を主成分としフィルム状原反を製膜し、これを一軸もし
くは二軸以上に延伸する。
低速度で回転するロールと最後部の高速度で回転するロ
ール間にフィルムを通し、両ロールの回転数比によって
延伸される。この際の延伸温度は80℃〜110℃、延伸倍
率は2〜10倍、好ましくは3〜6倍程度が好ましい。勿
論、前記延伸温度、延伸倍率及び延伸手段は上記の各値
に限定されないことは勿論である。
方式で行うと良い。この際、延伸温度は60〜100℃、延
伸倍率は3〜10倍、好ましくは5〜8倍であるが、これ
らの数値に限定されないことは勿論である。
軸延伸等も可能である。
ーブ状原反をインフレ方式により縦一軸、横一軸、同時
二軸延伸等を行う事も可能である。
℃(特に限定されるものでない)に加熱しチューブ状フ
ィルム内に加圧空気を送り込み、縦もしくは横方向に一
軸延伸、又は縦横方向に同時延伸すればよく、例えば縦
方向に1〜5倍、横方向に1〜5倍等の値を例示できる
が、これらの値に限定されるものでない。
い。耐熱性透明インキの塗布は通常のグラビア印刷機又
は通常のロールコート等適宜の方法を用いればよいが、
絵柄文字印刷等の通常印刷と同時に塗布できる多色グラ
ビア印刷機を用いることが好適であるが、これのみに限
定されず適宜方法を用いればよい。
程度の値を例示できるが、通常では塗布量により適宜に
選択すればよく、前記した値に制限を受けるものではな
い。
機を用いてまず印刷絵柄文字等を印刷し、次いで連続し
て絵柄文字等の印刷面又は印刷面と非印刷面の両面に耐
熱性透明インキを塗布する方が好ましいが、絵柄文字等
を印刷して別工程で耐熱性透明インキを塗布してもよく
このことは特に制限されるものでないことは勿論であ
る。また、通常印刷はこの他に耐熱性透明インキの塗布
面に行っても良いし、いっさいの通常印刷を行わなくて
もいっこうに差しつかえない。
シュリンクラベルとしての用途に最も適するが、その他
一般のシュリンク包装を初めあらゆる用途に適応可能で
あり特に制限されない。
明する。
ロピレンランダム共重合体を直径45mmのスクリューを有
する押出機でTダイを用い厚さ300u、巾250mmの未延伸
フィルムを作り、該フィルムを100℃まで加熱し、横方
向に6倍延伸してコロナ放電処理を施し、ぬれ張力38ダ
イン/cm、厚さ50uの延伸フィルムを得た。
通常印刷を施し、次いで連続して前記通常印刷面の上面
にポリウレタン樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体、ワックス、シリコン、イソシアネート系硬化剤から
なる二液反応耐熱性透明インキを2u塗布した。
%、120℃で50%であり、滑性は、摩擦係数で0.08〜0.1
2、ヤング率は2.5×104kg/cm2であった。
にして、ポリ塩化ビニル系フィルム(PVC)、ポリスチ
レン系フィルム(PS)、ポリエチレンテレフタレート系
フィルム(PET)エチレン・プロピレン系共重合体フィ
ルム(PP)を得た。
性、ヤング率は第1表の如くである。
ト後センターシールを施して、チュービングし折径90mm
の筒状フィルムを得、これを120mmにカットしたシュリ
ンクラベルとした。(この際ラベル縦方向(軸方向)を
フィルムのMD方向とし、横方向(円方向)をフィルムの
TD方向とした。)次いで係るラベルを60℃に予熱された
瓶容器にかぶせて熱風温度180℃のトンネルに5秒間通
過した後、内容量180gのコーヒーを充填し130℃30分の
スチーム及び熱水のレトルト処理を行った。仕上り状態
の比較結果を第2表に示す。
ベルは好ましい熱収縮性を有する上に腰の強さは従来よ
り好ましいとされるポリ塩化ビニル系フィルムと同等程
度であり、容器表面との滑性も良好であるため、レトル
ト処理を施しても、二次収縮による縦収縮、不均一な横
収縮もなく、シワなどの収縮不良が生ぜず比較例に比し
包装適性も良好であることがわかった。
性フィルムの少なくとも一表面に耐熱性透明インキを塗
布することにより、フィルムの耐熱性のみならず、滑性
とヤング率が適性値となり、例えばレトルト処理包装品
のシュリンクラベルとしての用途拡大が期待できる。
Claims (4)
- 【請求項1】結晶性エチレンプロピレン共重合体を主成
分とした熱収縮性フィルムの少なくとも一面に耐熱性透
明インキを塗布してなる、摩擦係数が0.05〜0.5および
ヤング率が2.0×104〜4.0×104kg/cm2である耐熱性収縮
包装用ポリプロピレン系フィルム - 【請求項2】耐熱性透明インキの耐熱度が少なくとも13
0℃である請求項1記載の耐熱性収縮包装用ポリプロピ
レン系フィルムから製造されたレトルト処理用シュリン
クラベル - 【請求項3】耐熱性透明インキが塩素化ポリプロピレン
系インキ又はポリウレタン系樹脂と塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体との混合物にイソシアネート系硬化剤を反
応させてなる二液反応タイプのインキである、請求項1
記載の耐熱性収縮包装用ポリプロピレン系フィルム - 【請求項4】耐熱性透明インキが塩素化ポリプロピレン
系インキ又はポリウレタン系樹脂と塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体との混合物にイソシアネート系硬化剤を反
応させてなる二液反応タイプのインキである、請求項2
記載のレトルト処理用シュリンクラベル
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1990
- 1990-03-02 JP JP2052391A patent/JP2997286B2/ja not_active Expired - Fee Related
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