JP2996651B1 - 上方への噴出水流を形成する洗濯機用パルセータ組立体 - Google Patents
上方への噴出水流を形成する洗濯機用パルセータ組立体Info
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F17/00—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid
- D06F17/06—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, wherein the washing action is effected solely by circulation or agitation of the washing liquid by rotary impellers
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Abstract
【要約】
【課題】 洗濯物の絡み合い及び損傷を防止することが
でき、また洗濯効果の向上が図れる洗濯機用パルセータ
組立体を提供する。 【解決手段】 本発明によるパルセータ組立体は、互い
に結合される円盤状の下部パルセータと上部パルセータ
２０とで構成される。上部パルセータ２０の中央部には
噴出孔２５が形成され、下部パルセータには流入孔が形
成されている。パルセータ組立体の内部空間にはガイド
リブ２７が設けられている。ガイドリブ２７は回転軸線
に隣接した領域から外周面に隣接した領域まで延長形成
され、半径方向に対して湾曲している。駆動モータの駆
動時、パルセータ組立体内の洗濯水はガイドリブ２７に
より噴出孔２５の方にガイドされ、噴出孔２５を通って
上向きに噴出される。これにより、回転水流とともに洗
濯槽内に乱流が形成され、洗濯効果の増大は勿論、洗濯
物同士の絡み合いを防止することもできる。
でき、また洗濯効果の向上が図れる洗濯機用パルセータ
組立体を提供する。 【解決手段】 本発明によるパルセータ組立体は、互い
に結合される円盤状の下部パルセータと上部パルセータ
２０とで構成される。上部パルセータ２０の中央部には
噴出孔２５が形成され、下部パルセータには流入孔が形
成されている。パルセータ組立体の内部空間にはガイド
リブ２７が設けられている。ガイドリブ２７は回転軸線
に隣接した領域から外周面に隣接した領域まで延長形成
され、半径方向に対して湾曲している。駆動モータの駆
動時、パルセータ組立体内の洗濯水はガイドリブ２７に
より噴出孔２５の方にガイドされ、噴出孔２５を通って
上向きに噴出される。これにより、回転水流とともに洗
濯槽内に乱流が形成され、洗濯効果の増大は勿論、洗濯
物同士の絡み合いを防止することもできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機用パルセータ
組立体に関し、より詳しくは、洗濯槽内に上向きに噴出
する水流を生成することにより洗濯効果を向上させるパ
ルセータ組立体に関する。
組立体に関し、より詳しくは、洗濯槽内に上向きに噴出
する水流を生成することにより洗濯効果を向上させるパ
ルセータ組立体に関する。
【０００２】
【従来の技術】洗濯物を収容して洗濯及び脱水作動を行
う一般の洗濯機は、図１に示すように、ケーシング１内
に設けられた外槽２と、外槽２内に設けられ洗濯物を収
容する洗濯槽６と、洗濯槽６の底面に設けられたパルセ
ータ８と、外槽２の下部に設けられた駆動モータ３と、
駆動モータ３の動力をパルセータ８及び洗濯槽６に選択
的に伝達するクラッチ組立体５とを有している。
う一般の洗濯機は、図１に示すように、ケーシング１内
に設けられた外槽２と、外槽２内に設けられ洗濯物を収
容する洗濯槽６と、洗濯槽６の底面に設けられたパルセ
ータ８と、外槽２の下部に設けられた駆動モータ３と、
駆動モータ３の動力をパルセータ８及び洗濯槽６に選択
的に伝達するクラッチ組立体５とを有している。
【０００３】洗濯槽６の内壁面にはダクト１１が形成さ
れている。ダクト１１は洗濯槽６の内壁面内に上下方向
に沿って流路を形成する。ダクト１１の上端部には流出
口が、下端部には流入口がそれぞれ形成されている。洗
濯槽６内の洗濯水は流入口及び流出口を通ってダクト１
１内に流入したり、ダクト１１の外部に流出したりす
る。ダクト１１の流出口には洗濯水内の異物をろ過する
ためのろ過網１３が設けられる。洗濯槽６の側面には多
数の貫通孔６ａが形成されている。外槽２と洗濯槽６と
は上記多数の貫通孔６ａを介して連通する。
れている。ダクト１１は洗濯槽６の内壁面内に上下方向
に沿って流路を形成する。ダクト１１の上端部には流出
口が、下端部には流入口がそれぞれ形成されている。洗
濯槽６内の洗濯水は流入口及び流出口を通ってダクト１
１内に流入したり、ダクト１１の外部に流出したりす
る。ダクト１１の流出口には洗濯水内の異物をろ過する
ためのろ過網１３が設けられる。洗濯槽６の側面には多
数の貫通孔６ａが形成されている。外槽２と洗濯槽６と
は上記多数の貫通孔６ａを介して連通する。
【０００４】パルセータ８は図２に示すように、円盤状
の本体８ａを備えている。本体８ａの上部には多数の撹
拌羽根８ｂが放射状に形成され、下部には多数のブレー
ド８ｃが放射状に形成されている。ブレード８ｃはダク
ト１１の下部に形成された流入口の近くに位置する。
の本体８ａを備えている。本体８ａの上部には多数の撹
拌羽根８ｂが放射状に形成され、下部には多数のブレー
ド８ｃが放射状に形成されている。ブレード８ｃはダク
ト１１の下部に形成された流入口の近くに位置する。
【０００５】洗濯作動時、駆動モータ３の動力はクラッ
チ組立体５を通してパルセータ８に伝達され、これによ
りパルセータ８が回転して洗濯槽６内に回転水流が形成
される。パルセータ８は駆動モータ３により両方向に交
互に回転する。パルセータ８により生成された回転水流
によって、洗濯槽６内に収容された洗濯物の洗濯作動が
行われる。撹拌羽根８ｂはパルセータ８による回転水流
の発生を助ける役割をする。
チ組立体５を通してパルセータ８に伝達され、これによ
りパルセータ８が回転して洗濯槽６内に回転水流が形成
される。パルセータ８は駆動モータ３により両方向に交
互に回転する。パルセータ８により生成された回転水流
によって、洗濯槽６内に収容された洗濯物の洗濯作動が
行われる。撹拌羽根８ｂはパルセータ８による回転水流
の発生を助ける役割をする。
【０００６】洗濯水は、パルセータ８の回転時にブレー
ド８ｃによりダクト１１内に流入する。ダクト１１内に
流入した洗濯水は上方に移動して上部の流出口を通って
流出する。流出の時、洗濯水内の異物はろ過網によりろ
過され、異物のろ過された洗濯水は洗濯槽６内に再供給
される。
ド８ｃによりダクト１１内に流入する。ダクト１１内に
流入した洗濯水は上方に移動して上部の流出口を通って
流出する。流出の時、洗濯水内の異物はろ過網によりろ
過され、異物のろ過された洗濯水は洗濯槽６内に再供給
される。
【０００７】このように、パルセータ８による回転水流
及びダクト１１を通して循環する水流により洗濯物が洗
濯される。
及びダクト１１を通して循環する水流により洗濯物が洗
濯される。
【０００８】脱水作動時には駆動モータ３の動力がクラ
ッチ組立体５を介して洗濯槽６及びパルセータ８に伝達
され、これにより洗濯槽６とパルセータ８は一体に高速
回転する。この時発生した遠心力により脱水作動がなさ
れる。
ッチ組立体５を介して洗濯槽６及びパルセータ８に伝達
され、これにより洗濯槽６とパルセータ８は一体に高速
回転する。この時発生した遠心力により脱水作動がなさ
れる。
【０００９】しかしながら、このような従来の洗濯機で
は、パルセータ８により単純な円形の水流が形成される
だけであるため、十分な洗濯効果が得られなかった。ま
た、上記単純な回転水流に因り洗濯物同士が絡み合って
しまうという問題点があった。洗濯物同士の絡み合い
は、洗濯効果の低下、濯ぎ作動時の洗剤の残存、及び洗
濯物の損傷の原因となっていた。
は、パルセータ８により単純な円形の水流が形成される
だけであるため、十分な洗濯効果が得られなかった。ま
た、上記単純な回転水流に因り洗濯物同士が絡み合って
しまうという問題点があった。洗濯物同士の絡み合い
は、洗濯効果の低下、濯ぎ作動時の洗剤の残存、及び洗
濯物の損傷の原因となっていた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、
洗濯槽内に乱流を形成することにより、洗濯物同士の絡
み合い及び洗濯物の損傷を防止することができ、また洗
濯効果の向上が図れる洗濯機用パルセータ組立体を提供
することにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、
洗濯槽内に乱流を形成することにより、洗濯物同士の絡
み合い及び洗濯物の損傷を防止することができ、また洗
濯効果の向上が図れる洗濯機用パルセータ組立体を提供
することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、駆動モータにより回転され洗濯槽内に水
流を引き起こす洗濯機用パルセータ組立体において、上
記洗濯槽の底面に設置される円盤状の下部パルセータ；
上記下部パルセータの上部に結合され、その中央部に噴
出孔が形成された上部パルセータ；及び上記上部パルセ
ータと上記下部パルセータとにより形成される内部空間
内に設けられ、回転軸線に隣接した領域から外周面に隣
接した領域まで延長形成され、半径方向に対して湾曲し
たガイドリブ；を含むことを特徴とする。これにより、
上記駆動モータの駆動時に上記内部空間内の洗濯水が上
記ガイドリブにより上記噴出孔の方にガイドされ、上記
噴出孔を通って上向きに噴出される。上記上部パルセー
タの上部には多数の撹拌羽根が備えられている。撹拌羽
根により生成される回転水流とともにガイドリブ及び噴
出孔により上向きの噴出水流が生成される。
めの本発明は、駆動モータにより回転され洗濯槽内に水
流を引き起こす洗濯機用パルセータ組立体において、上
記洗濯槽の底面に設置される円盤状の下部パルセータ；
上記下部パルセータの上部に結合され、その中央部に噴
出孔が形成された上部パルセータ；及び上記上部パルセ
ータと上記下部パルセータとにより形成される内部空間
内に設けられ、回転軸線に隣接した領域から外周面に隣
接した領域まで延長形成され、半径方向に対して湾曲し
たガイドリブ；を含むことを特徴とする。これにより、
上記駆動モータの駆動時に上記内部空間内の洗濯水が上
記ガイドリブにより上記噴出孔の方にガイドされ、上記
噴出孔を通って上向きに噴出される。上記上部パルセー
タの上部には多数の撹拌羽根が備えられている。撹拌羽
根により生成される回転水流とともにガイドリブ及び噴
出孔により上向きの噴出水流が生成される。
【００１２】上記ガイドリブは複数設置することができ
るが、一対を設置するのが望ましい。この場合、一対の
ガイドリブはほぼＳ字形をなすように上記回転軸線を中
心として対向するように配置される。また、上記ガイド
リブは上記上部パルセータと一体に形成される。
るが、一対を設置するのが望ましい。この場合、一対の
ガイドリブはほぼＳ字形をなすように上記回転軸線を中
心として対向するように配置される。また、上記ガイド
リブは上記上部パルセータと一体に形成される。
【００１３】上記下部パルセータには、上記内部空間へ
の洗濯水の流入のために少なくとも１つの流入孔が形成
される。上記流入孔の縁部は傾斜面をなしている。この
傾斜面は、洗濯水を上記内部空間内に流入させるための
ガイドの役割をする。
の洗濯水の流入のために少なくとも１つの流入孔が形成
される。上記流入孔の縁部は傾斜面をなしている。この
傾斜面は、洗濯水を上記内部空間内に流入させるための
ガイドの役割をする。
【００１４】上記下部パルセータの下面には半径方向に
沿って多数のブレードが形成される。
沿って多数のブレードが形成される。
【００１５】本発明によれば、洗濯槽内に回転水流とと
もに上方への噴出水流が生成されるため、洗濯槽内に乱
流が生成される。従って、洗濯物の絡み合いまたは損傷
が発生せず、洗濯効果及び濯ぎ効果の向上がもたらされ
る。
もに上方への噴出水流が生成されるため、洗濯槽内に乱
流が生成される。従って、洗濯物の絡み合いまたは損傷
が発生せず、洗濯効果及び濯ぎ効果の向上がもたらされ
る。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明をより詳しく説明する。図１に示された従来の洗濯
機と同一の部分に対しては同一の参照番号を付し、その
説明は省略する。
発明をより詳しく説明する。図１に示された従来の洗濯
機と同一の部分に対しては同一の参照番号を付し、その
説明は省略する。
【００１７】図３乃至図５は本発明によるパルセータ組
立体を示している。パルセータ組立体５０は、円盤状の
上部パルセータ２０及び下部パルセータ３０で構成され
ている。下部パルセータ３０は洗濯槽６の底面に設けら
れ、上部パルセータ２０は下部パルセータ３０の上部に
結合される。上部パルセータ２０と下部パルセータ３０
との結合により、パルセータ組立体５０の内部には所定
の内部空間が形成される。
立体を示している。パルセータ組立体５０は、円盤状の
上部パルセータ２０及び下部パルセータ３０で構成され
ている。下部パルセータ３０は洗濯槽６の底面に設けら
れ、上部パルセータ２０は下部パルセータ３０の上部に
結合される。上部パルセータ２０と下部パルセータ３０
との結合により、パルセータ組立体５０の内部には所定
の内部空間が形成される。
【００１８】上部パルセータ２０の中央部には噴出部２
６が上方に突出形成され、噴出部２６には一対の噴出孔
２５が形成されている。上部パルセータ２０の上面には
多数の撹拌羽根２１が放射状に形成されている。
６が上方に突出形成され、噴出部２６には一対の噴出孔
２５が形成されている。上部パルセータ２０の上面には
多数の撹拌羽根２１が放射状に形成されている。
【００１９】下部パルセータ３０の中央部には結合部３
５が設けられている。結合部３５はボルト６１によりク
ラッチ組立体５のパルセータ軸に固定される。噴出部２
６の内側面には下部パルセータ３０の結合部３５に対応
する他の結合部２９が設けられている。上記上部パルセ
ータ２０の結合部２９と下部パルセータ３０の結合部３
５との相互結合により、上部パルセータ２０及び下部パ
ルセータ３０が回転方向に対して相対的に固定される。
これにより、駆動モータ３の作動時に下部パルセータ３
０と上部パルセータ２０とが一体に回転する。
５が設けられている。結合部３５はボルト６１によりク
ラッチ組立体５のパルセータ軸に固定される。噴出部２
６の内側面には下部パルセータ３０の結合部３５に対応
する他の結合部２９が設けられている。上記上部パルセ
ータ２０の結合部２９と下部パルセータ３０の結合部３
５との相互結合により、上部パルセータ２０及び下部パ
ルセータ３０が回転方向に対して相対的に固定される。
これにより、駆動モータ３の作動時に下部パルセータ３
０と上部パルセータ２０とが一体に回転する。
【００２０】下部パルセータ３０にはその回転軸線を中
心として対向するように配置された一対の流入孔３１が
形成されている。流入孔３１は洗濯水がパルセータ組立
体５０の内部空間に流入するための流路を提供する。流
入孔３１の縁部には図５に示されたように傾斜面３３が
形成されている。上記傾斜面３３は、パルセータ組立体
５０の回転時に洗濯水をパルセータ組立体５０内に流入
させるためにガイドする機能をする。
心として対向するように配置された一対の流入孔３１が
形成されている。流入孔３１は洗濯水がパルセータ組立
体５０の内部空間に流入するための流路を提供する。流
入孔３１の縁部には図５に示されたように傾斜面３３が
形成されている。上記傾斜面３３は、パルセータ組立体
５０の回転時に洗濯水をパルセータ組立体５０内に流入
させるためにガイドする機能をする。
【００２１】下部パルセータ３０の下面には多数のブレ
ード３７が半径方向に沿って形成されている。ブレード
３７はダクト１１の下部に形成された流入口に隣接して
位置される。
ード３７が半径方向に沿って形成されている。ブレード
３７はダクト１１の下部に形成された流入口に隣接して
位置される。
【００２２】パルセータ組立体５０の内部空間には一対
のガイドリブ２７が設けられている。ガイドリブ２７は
上部パルセータ２０と一体に形成され、パルセータ組立
体５０の回転軸線を中心として対向するように配置され
る。ガイドリブ２７はパルセータ組立体５０の回転軸線
に隣接した領域から外周面に隣接した領域まで延長形成
され、半径方向に対して時計回り方向に湾曲している。
これにより、一対のガイドリブ２７はほぼＳ字形をな
す。
のガイドリブ２７が設けられている。ガイドリブ２７は
上部パルセータ２０と一体に形成され、パルセータ組立
体５０の回転軸線を中心として対向するように配置され
る。ガイドリブ２７はパルセータ組立体５０の回転軸線
に隣接した領域から外周面に隣接した領域まで延長形成
され、半径方向に対して時計回り方向に湾曲している。
これにより、一対のガイドリブ２７はほぼＳ字形をな
す。
【００２３】以下、上記の構成を有する本発明のパルセ
ータ組立体の作動及びその効果を図６及び図７を参照し
ながら説明する。
ータ組立体の作動及びその効果を図６及び図７を参照し
ながら説明する。
【００２４】パルセータ組立体５０が図６に示されたよ
うに時計回り方向に回転すれば、その内部空間に収容さ
れている洗濯水はガイドリブ２７に向かって相対移動す
るようになる。ガイドリブ２７にぶつかった洗濯水はガ
イドリブ２７の板面に沿ってパルセータ組立体５０の噴
出部２６の方にガイドされ噴出孔２５を通って上向きに
噴出される。従って、撹拌羽根２１により形成された回
転水流とともに、図７に示されたような上方への噴出水
流が形成され、洗濯槽６内には乱流が生成される。
うに時計回り方向に回転すれば、その内部空間に収容さ
れている洗濯水はガイドリブ２７に向かって相対移動す
るようになる。ガイドリブ２７にぶつかった洗濯水はガ
イドリブ２７の板面に沿ってパルセータ組立体５０の噴
出部２６の方にガイドされ噴出孔２５を通って上向きに
噴出される。従って、撹拌羽根２１により形成された回
転水流とともに、図７に示されたような上方への噴出水
流が形成され、洗濯槽６内には乱流が生成される。
【００２５】一方、ブレード３７はパルセータ組立体５
０の回転により洗濯水に遠心力を与えて放射状の水流を
生成する。この放射状の水流により、図７に示されたよ
うにダクト１１内に洗濯水が流入し、流入した洗濯水は
ダクト１１の上部の流出孔を通って流出する過程でろ過
網１３により異物がろ過される。
０の回転により洗濯水に遠心力を与えて放射状の水流を
生成する。この放射状の水流により、図７に示されたよ
うにダクト１１内に洗濯水が流入し、流入した洗濯水は
ダクト１１の上部の流出孔を通って流出する過程でろ過
網１３により異物がろ過される。
【００２６】パルセータ組立体５０が反時計回り方向に
回転すれば、ガイドリブ２７及び噴出孔２５による洗濯
水の噴出作動が停止する。このようにパルセータ組立体
５０が正逆回転を繰り返すことにより回転水流の生成と
同時に洗濯水の上方への噴出作動が断続的に行われる。
これにより、洗濯槽６内に乱流が生成され、この乱流に
より洗濯物の絡み合いが減少し、洗濯効果が向上する。
回転すれば、ガイドリブ２７及び噴出孔２５による洗濯
水の噴出作動が停止する。このようにパルセータ組立体
５０が正逆回転を繰り返すことにより回転水流の生成と
同時に洗濯水の上方への噴出作動が断続的に行われる。
これにより、洗濯槽６内に乱流が生成され、この乱流に
より洗濯物の絡み合いが減少し、洗濯効果が向上する。
【００２７】本実施の形態では、一対のガイドリブ２７
がほぼＳ字形に配設された例を示しているが、ガイドリ
ブ２７の個数及び配置位置は多様に変形することができ
る。例えば、ガイドリブを１つだけ設けたり、或いは多
数のガイドリブを放射状に配設したりすることもでき
る。また、本実施の形態ではガイドリブ２７が上部パル
セータ２０と一体となっているが、下部パルセータ３０
と一体に形成したり、或いは別途に製作して上部パルセ
ータ２０または下部パルセータ３０に固定設置したりす
ることもできる。
がほぼＳ字形に配設された例を示しているが、ガイドリ
ブ２７の個数及び配置位置は多様に変形することができ
る。例えば、ガイドリブを１つだけ設けたり、或いは多
数のガイドリブを放射状に配設したりすることもでき
る。また、本実施の形態ではガイドリブ２７が上部パル
セータ２０と一体となっているが、下部パルセータ３０
と一体に形成したり、或いは別途に製作して上部パルセ
ータ２０または下部パルセータ３０に固定設置したりす
ることもできる。
【００２８】また、流入孔３１の形状、個数、配設位置
も多様に変形することができる。即ち、流入孔３１を上
部パルセータ２０に形成することもでき、多数の流入孔
３１を設けることもできる。ここで、流入孔３１の個数
はガイドリブ２７の個数に対応するように決定するのが
望ましい。
も多様に変形することができる。即ち、流入孔３１を上
部パルセータ２０に形成することもでき、多数の流入孔
３１を設けることもできる。ここで、流入孔３１の個数
はガイドリブ２７の個数に対応するように決定するのが
望ましい。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗濯槽内に回転水流とともに上方への噴出水流が生成さ
れるため、洗濯槽内に乱流が生成される。従って、洗濯
物の絡み合いまたは損傷が発生せず、洗濯効果及び濯ぎ
効果の向上が図れる。
洗濯槽内に回転水流とともに上方への噴出水流が生成さ
れるため、洗濯槽内に乱流が生成される。従って、洗濯
物の絡み合いまたは損傷が発生せず、洗濯効果及び濯ぎ
効果の向上が図れる。
【００３０】以上、本発明を望ましい実施の形態に基づ
いて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及
び改良が可能なことは勿論である。
いて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及
び改良が可能なことは勿論である。
【図１】 従来の洗濯機の側断面図である。
【図２】 従来のパルセータの斜視図である。
【図３】 本発明によるパルセータ組立体の分解斜視図
である。
である。
【図４】 図３の上部パルセータの下面を示す斜視図で
ある。
ある。
【図５】 図３のＩ−Ｉ線に沿った部分拡大側断面図で
ある。
ある。
【図６】 図３のパルセータ組立体の作動を説明するた
めの概略図である。
めの概略図である。
【図７】 図３のパルセータ組立体を採用した洗濯機の
部分拡大側断面図である。
部分拡大側断面図である。
３ 駆動モータ ６ 洗濯槽 ２０ 上部パルセータ ２１ 撹拌羽根 ２５ 噴出孔 ２６ 噴出部 ２７ ガイドリブ ２９ 結合部 ３０ 下部パルセータ ３１ 流入孔 ３３ 傾斜面 ３５ 結合部 ５０ パルセータ組立体
Claims (5)
- 【請求項１】 駆動モータにより回転され洗濯槽内に水
流を引き起こす洗濯機用パルセータ組立体において、 上記洗濯槽の底面に設置され、洗濯水が流入される流入
孔が形成された円盤状の下部パルセータ； 上記下部パルセータの上部に結合され、上記下部パルセ
ータとの間に洗濯水が上記流入孔を通じて流入される内
部空間を形成し、その中央部に上記洗濯水が噴出される
噴出孔が形成された上部パルセータ；及び上記上部パル
セータと上記下部パルセータとにより形成される内部空
間内に上記上部パルセータと一体に形成され、回転軸線
に隣接した領域から外周面に隣接した領域まで延長形成
され、半径方向に対して湾曲され、上記駆動モータの駆
動時に上記内部空間に流入された上記洗濯水を上記噴出
孔の方に向けてガイドして、上記噴出孔を通じて上向き
に噴出されるようにガイドする複数のガイドリブを備え
ることを特徴とする洗濯機用パルセータ組立体。 - 【請求項２】 上記ガイドリブは、一対がほぼＳ字形を
なすように上記回転軸線を中心として対向するように配
置されることを特徴とする請求項１に記載の洗濯機用パ
ルセータ組立体。 - 【請求項３】 上記流入孔の縁部は、洗濯水が上記内部
空間内にガイドされるように傾斜面をなしていることを
特徴とする請求項１に記載の洗濯機用パルセータ組立
体。 - 【請求項４】 上記下部パルセータの下面には、半径方
向に沿って形成された多数のブレードをさらに含むこと
を特徴とする請求項３に記載の洗濯機用パルセータ組立
体。 - 【請求項５】 上記上部パルセータの上部に形成された
多数の攪拌羽根をさらに含むことを特徴とする請求項１
に記載の洗濯機用パルセータ組立体。
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