JP3726349B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3726349B2 JP3726349B2 JP13463596A JP13463596A JP3726349B2 JP 3726349 B2 JP3726349 B2 JP 3726349B2 JP 13463596 A JP13463596 A JP 13463596A JP 13463596 A JP13463596 A JP 13463596A JP 3726349 B2 JP3726349 B2 JP 3726349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- water
- outlet
- pulsator
- circulating water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯液をパルセータの回転により循環させて洗い、すすぎをする洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯機は図7から図10に示すような構成が一般的であった。以下、その構成について説明する。
【0003】
図7に示すように、内槽1は、略円筒形状を有していて、中央底部にパルセータ2を回転自在に配設している。内槽1の内壁部には循環水路3を形成する内槽カバー4を挿着しており、上部には内槽カバー4とともに吐出口5を形成する略環状のバランサー6を内槽1に溶着により固着している。パルセータ2は下面に裏羽根7を設けている。内槽1の内底部にはこのパルセータ2の周縁を囲むように略環状の平面部25を形成し、その内方にパルセータを収納する底面凹部26を設けている。この底面凹部26の下面に吸水口を、外周壁には流出口27を設け、前記流出口27と連接する凹部を内槽壁面に沿って縦長に形成し、前記凹部を内槽カバー4で覆うことにより内槽1上部で吐出口5と連絡した循環水路3を形成している。
【0004】
外槽8は内槽1を内包し、上部に上部カバー9をバランサー6を覆うように設け、外底部に基板10を装着している。基板10にモータ11、駆動機構部12、排水弁13などを配設し、基板10の外縁部は、防振装置14、吊り棒15を介して外枠16の上部角隅より垂下支持している。排水口17は、外槽8の底部に設けており、排水弁13を介して排水ホース18により機外へと連通している。
【0005】
内槽カバー4は、図8に示すように、下部と中央部にそれぞれ突起(係止部)19と爪(係止部)20とを設け、内槽1に設けた凹部21、22に、図9(a)(b)に示すように、それぞれ挿着して内槽カバー4を内槽1に取着している。内槽カバー4の上端に嵌合爪23を設け、この嵌合爪23をバランサー6に設けた凹部24に、図9(c)に示すように、挿着している。
【0006】
上記構成において動作を説明すると、洗いまたはすすぎ行程においては、衣類と洗剤を内槽1内に投入後、運転を開始すると、所定の水位まで自動給水した後モータ11が回転し、このモータ11の回転力により駆動機構部12を介してパルセータ2を回転駆動し衣類を攪拌する。ここで、パルセータ2の回転に伴い、パルセータ2の下面に設けた裏羽根7が外槽8の下部の洗濯液を吸い上げ、循環水路3を通り吐出口5より吐出させ、再び水面に落下させることにより洗濯液を循環させつつ、洗剤の溶解を促進する。或いは、吐出口5にフィルタ−(図示せず)を装着することで、衣類から発生する糸くずを採集可能としている。
【0007】
一方、脱水行程においては、排水弁13の開閉動作に連動して駆動機構部12に内蔵したクラッチが切り換わり、内槽1をモータ11の回転力により駆動機構部12を介して回転駆動する。そこで、内槽1内の衣類は回転による遠心力によって内槽1の内周面に押しつけられ、衣類の脱水を行う。脱水液は内槽1に設けた穴(図示せず)より内槽1から外槽8へ移動し、外槽8下部の排水口17から排水弁13を介して排水ホース18を通り、機外へ放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、内槽カバーの形状を内槽1底部に設けられた略環状の平面部に連なりかつパルセータの外周側壁に対応させ、循環水路3の流出口27は異物がパルセ−タ2との隙間より中に入らないように図10に示すような段部29を形成している。このため、パルセータの回転により流出口から循環水路へ導入される循環水の内、この段部29を形成する循環水路4の内壁に沿って流れ込む循環水が、段部内壁面を形成するそれぞれの面と衝突し乱流を発生させる。
【0009】
特にこの段部29は、パルセータ2の回転により循環水が最も勢いを持っている循環水路の流出口近傍にあるため、乱流も激しく生じ、この乱流により段部内壁面から離れた循環水路内部を流出口から吐出口へ層流を形成して流れる循環水の流れを乱し、吐出口5より出る水量及びその吐出勢いを激減させていた。
【0010】
その結果、吐出口から吐出される循環水を洗濯またはすすぎに用いる場合、水面上に露出した衣類に万遍なく循環水を振りかけるためその開口を内槽外周に沿って広域に形成した吐出口から吐出される循環水は、扇状に形成されず、また、パルセータの回転に連動して内槽壁面から中心部への循環水の移動も、循環水の吐出力が低下しているため、内槽壁面近傍を僅かに移動するだけとなってしまう。
【0011】
さらに、吐出口にフィルターを装着し、衣類から出る糸屑を回収する場合も、循環水量が激減するため、糸屑回収率も低下する。
【0012】
本発明は上記課題を解決するもので、内槽カバーの段部による循環水路内の乱流を防止し、循環水量の向上を図り、吐出口から吐出されるシャワーによる洗濯及びすすぎ効果を向上させ、また、糸屑の回収率の向上を図るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、内槽カバーの段部の循環水路側に循環水の流れを規制するリブを設け、パルセータの回転による循環水の循環水路への導入の水流の勢いの最も強い位置で循環水を規制し、内槽カバーの段部による循環水路内の乱流の発生を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するために本発明の請求項1記載の発明は、外槽内に回転可能に設けられた内槽と、前記内槽の内底部中央に回転自在に配したパルセータと、前記内槽の内底部に設けられ前記パルセータの周縁を囲むように形成された略環状の平面部と、前記平面部の内方に設けられ前記パルセータを収納する底面凹部と、前記底面凹部の下面に設け外槽の下部の洗濯水を吸い上げるための吸水口と、前記底面凹部の周壁に設けられ前記吸水口から吸い上げた洗濯水を流出する流出口と、前記流出口を介して前記底面凹部と連接するように前記周壁の外側に設けた凹部と、前記凹部を覆うことにより循環水路を形成する内槽カバーと、前記循環水路と連通し前記内槽の上部で前記流出口より流出された洗濯水を前記内槽内に吐出する吐出口とを備え、前記内槽カバーは、前記流出口側に、前記略環状の平面部の一部を構成する平面部と前記底面凹部の周壁の一部を構成する面部とで形成される段部を有し、前記段部の前記循環水路側には、循環する前記洗濯水の流れ方向に沿って、前記循環水路内の断面が略均一となるように高さを設定したリブが複数形成されたもので、この複数のリブによりパルセータの回転により循環水路へ導入される循環水を最も水流の勢いの強い位置で規制し、内槽カバーの段部による循環水路内の乱流の発生を防止することができる。
【0015】
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加え、内槽カバーの段部において、平面部の一端と面部の一端とを連結するリブが形成されたものであり、内槽カバーの段部に沿って循環水路へ導入される循環水を途切れることなくリブによりその流れを規制し、循環水の流れの規制力を強化することができるものである。
【0016】
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、リブとリブとの間を連結し段部の循環水路側に格子状のリブを設けたものであり、内槽カバーの段部内にこの格子状のリブを形成することにより、パルセータの回転により循環水路へ導入される循環水が段部へ沿って移動することを阻止することにより、循環水路内の乱流発生を防止するものである。
【0017】
本発明の請求項4記載の発明は、外槽内に回転可能に設けられた内槽と、前記内槽の内底部中央に回転自在に配したパルセータと、前記内槽の内底部に設けられ前記パルセータの周縁を囲むように形成された略環状の平面部と、前記平面部の内方に設けられ前記パルセータを収納する底面凹部と、前記底面凹部の下面に設け外槽の下部の洗濯水を吸い上げるための吸水口と、前記底面凹部の周壁に設けられ前記吸水口から吸い上げた洗濯水を流出する流出口と、前記流出口を介して前記底面凹部と連接するように前記周壁の外側に設けた凹部と、前記凹部を覆うことにより循環水路を形成する内槽カバーと、前記循環水路と連通し前記内槽の上部で前記流出口より流出された洗濯水を前記内槽内に吐出する吐出口とを備え、前記内槽カバーは、前記流出口側に、前記略環状の平面部の一部を構成する平面部と前記底面凹部の周壁の一部を構成する面部とで形成される段部を有し、前記段部の前記循環水路側には、循環する前記洗濯水の流れ方向に沿って、前記平面部の一端と前 記面部の一端とを連結する内壁面が形成されたものであり、内槽カバー段部に沿って循環水路へ導入される循環水をなくし、全ての循環水が吐出口へ向かって同一方向へ流れるようにしたものである。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図1から図5を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
図1から図5に示すように、内槽カバー4が循環水路3の流出口27と連接する下端部に設けられた段部29の循環水路側には、循環水の流れ方向に沿って複数のリブ28を形成するもので、この複数のリブ28によりパルセータの回転により循環水路へ導入される循環水を最も水流の勢いの強い位置で規制し、内槽カバー4の段部29による循環水路3内の乱流の発生を防止することができる。
【0020】
このリブ28は、段部29の両端を連結するものであり、内槽カバー4の段部29に沿って循環水路へ導入される循環水を途切れることなくこれらのリブ28によりその流れを規制し、循環水の流れの規制力を強化することができるものである。また、このリブ28は、内槽1の内壁との循環水路3内の隙間を略均一にするような高さで設け、循環水の流れ方向と平行に内槽カバー4と一体に設けている。
【0021】
上記構成において、複数のリブ28をパルセータ収納部からの流出口27でありかつ循環水路3への流出口24と連接する内槽カバー4の段部29の循環水路側に設けているため、循環水路3内は流れ方向に略均一の略断面水路となり、乱流を低減できる。さらに、このリブ28により、最も水流の勢いの強い位置で循環水を規制し、内槽カバー4の段部29による循環水路3内の乱流の発生を防止することができた。このリブ28の存在により、乱流の発生が激減し、パルセータ2の回転による循環水が循環水路3を上昇する水流の勢いが妨げられることなく最大限に利用することができるので、循環水量及びその吐出勢いが損なわれることがなくなる。
【0022】
例えば、パルセ−タ2を1秒回転したときの循環水量は、従来の400ccに対して、本発明のリブを設けることで440ccとなり、10%の向上ができ、このため、吐出口5のフィルタ−装着の場合は、糸くず回収率が63.5%から69.9%と向上できた。さらに、洗濯液の循環が多くなるため、従来内槽1および外槽8間にとどまっていた洗剤の溶解性を促進し、洗濯性能の向上が図れる。また、さらに、吐出勢いが増すために、水面上に露出した衣類に万遍なく循環水を振りかけるためその開口を内槽外周に沿って広域に形成した吐出口から吐出される循環水も、その開口全面から吐出し、水面上を充分覆うような扇状に形成され、水面上の衣類に万遍なく洗濯水またはすすぎのための水を行き渡らせることができる。また、パルセータの回転に連動して内槽壁面から中心部への循環水の移動も、循環水の吐出力が充分あるため、内槽壁面近傍から中心までを勢いよく移動し、それが繰り返されることにより、衣類の洗浄むらおよびすすぎむらを防止することができる。さらに、なおかつ、本実施例のリブ28は、内槽カバー4と一体に形成するため、別部品を設けることなく、コストアップをせずに上記した性能の向上を図ることができる。
【0023】
つぎに、本発明の第2の実施例を図6を参照しながら説明する。
【0024】
図6に示すように、第1の実施例で示したリブとリブとの間を連結し段部29の循環水路3側に全体として格子状のリブ30を設けたものである。このリブ30は、内槽カバー4と一体的に設けるものである。内槽カバーの段部29内にこの格子状のリブ30を形成することにより、パルセータ2の回転により循環水路3へ導入される循環水が段部29へ沿って移動することを阻止することにより、循環水路3内の乱流発生を防止するものである。内槽カバー4の下部に、内槽1の内壁との循環水路3内の隙間を略均一にするような格子状のリブ30を一体に設けている。
【0025】
上記構成において、第1の実施例によるリブ28により、最も水流の勢いの強い位置で規制された循環水は、さらに、そのリブ28間を連結した格子状リブ30により、段部29に沿って流れることができなくなり、乱流を発生することなく、そのまま循環水路3を上昇するため、さらに、循環水量および吐出勢いが増すこととなる。
【0026】
このため、例えば、パルセ−タ2を1秒回転したときの循環水量は、従来の400ccに対して、本発明のリブを設けることで460ccとなり、15%の向上ができ、この循環水量の増加により、吐出口5のフィルタ−装着の場合は、糸くず回収率が63.5%から73%とさらに向上できる。さらに洗剤の溶解性の向上および吐出勢いの増加による循環水の吐出範囲の増加などの効果が増すことは言うまでもない。
【0027】
次に、第3の実施例として、これまでに述べている段部29の循環水路側に、循環水の流れ方向に沿って段部の両端を連結し循環水路の内壁面を形成することにより、パルセータ2に対応する段部29を残したまま、循環水路側の段部29をなくし平面化して、内槽カバー4の段部29に沿って循環水路3へ導入される循環水をなくし、全ての循環水が吐出口へ向かって同一方向へ流れるようにした構成にしたものである。
【0028】
この構成により、段部29により発生していた乱流はまったく生ずることがなくなり、さらに高い洗浄効果及び糸屑除去効果を期待することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上より、本発明の請求項1記載の発明は、段部の循環水路側に、循環水の流れ方向に沿って複数のリブを形成するもので、この複数のリブによりパルセータの回転により循環水路へ導入される循環水を最も水流の勢いの強い位置で規制し、内槽カバーの段部による循環水路内の乱流の発生を防止することができる。これにより、循環水量が増し、かつ吐出勢いが増すため、洗剤の溶解率向上及び洗濯水の吐出範囲の拡大により洗浄効率が向上し、洗浄むらも防止できる。さらに糸屑の回収率の向上も図ることができる。
【0030】
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加え、内槽カバーの段部において、平面部の一端と面部の一端とを連結するリブが形成されたものであり、内槽カバーの段部に沿って循環水路へ導入される循環水を途切れることなくリブによりその流れを規制し、循環水の流れの規制力を強化することができるものである。これによりさらに、洗浄率及び糸屑回収率の向上がはかれる。
【0031】
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、リブとリブとの間を連結し段部の循環水路側に格子状のリブを設けたものであり、内槽カバーの段部内にこの格子状のリブを形成することにより、パルセータの回転により循環水路へ導入される循環水が段部へ沿って移動することを阻止することにより、循環水路内の乱流発生を防止するものである。
【0032】
本発明の請求項4記載の発明は、外槽内に回転可能に設けられた内槽と、前記内槽の内底部中央に回転自在に配したパルセータと、前記内槽の内底部に設けられ前記パルセータの周縁を囲むように形成された略環状の平面部と、前記平面部の内方に設けられ前記パルセータを収納する底面凹部と、前記底面凹部の下面に設け外槽の下部の洗濯水を吸い上げるための吸水口と、前記底面凹部の周壁に設けられ前記吸水口から吸い上げた洗濯水を流出する流出口と、前記流出口を介して前記底面凹部と連接するように前記周壁の外側に設 けた凹部と、前記凹部を覆うことにより循環水路を形成する内槽カバーと、前記循環水路と連通し前記内槽の上部で前記流出口より流出された洗濯水を前記内槽内に吐出する吐出口とを備え、前記内槽カバーは、前記流出口側に、前記略環状の平面部の一部を構成する平面部と前記底面凹部の周壁の一部を構成する面部とで形成される段部を有し、前記段部の前記循環水路側には、循環する前記洗濯水の流れ方向に沿って、前記平面部の一端と前記面部の一端とを連結する内壁面が形成されたものであり、内槽カバー段部に沿って循環水路へ導入される循環水をなくし、全ての循環水が吐出口へ向かって同一方向へ流れるようにしたものである。
【0033】
請求項3及び4記載の発明により、循環水路内の乱流を防止し、循環水量の向上を図り、フィルタ−を装着した場合は糸くずの回収を向上させることができ、或いは、広域の吐出口の場合は吐出範囲を拡大させることができ、洗剤の溶解性を促進し、洗濯性能の向上が図れる。なおかつ、別部品を設けることなく、コストアップをせずに性能向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の洗濯機の断面図
【図2】 本発明の第1の実施例の洗濯機の要部拡大断面図
【図3】 同洗濯機の内槽カバーの下部を示す拡大側面図
【図4】 同洗濯機の内槽カバーの下部を示す拡大平面図
【図5】 同洗濯機の内槽カバーの下部を示す拡大斜視図
【図6】 本発明の第3の実施例の洗濯機の内槽カバーの下部を示す拡大斜視図
【図7】 従来の洗濯機の断面図
【図8】 同洗濯機の内槽の一部切欠した拡大分解斜視図
【図9】 同洗濯機の内槽カバーの係止状態を示す拡大断面図
【図10】 同洗濯機の要部拡大断面図
【符号の説明】
1 内槽
2 パルセータ
3 循環水路
4 内槽カバ−
5 吐出口
8 外槽
27 流出口
28 リブ
29 段部
30 格子状リブ
Claims (4)
- 外槽内に回転可能に設けられた内槽と、前記内槽の内底部中央に回転自在に配したパルセータと、前記内槽の内底部に設けられ前記パルセータの周縁を囲むように形成された略環状の平面部と、前記平面部の内方に設けられ前記パルセータを収納する底面凹部と、前記底面凹部の下面に設け外槽の下部の洗濯水を吸い上げるための吸水口と、前記底面凹部の周壁に設けられ前記吸水口から吸い上げた洗濯水を流出する流出口と、前記流出口を介して前記底面凹部と連接するように前記周壁の外側に設けた凹部と、前記凹部を覆うことにより循環水路を形成する内槽カバーと、前記循環水路と連通し前記内槽の上部で前記流出口より流出された洗濯水を前記内槽内に吐出する吐出口とを備え、前記内槽カバーは、前記流出口側に、前記略環状の平面部の一部を構成する平面部と前記底面凹部の周壁の一部を構成する面部とで形成される段部を有し、前記段部の前記循環水路側には、循環する前記洗濯水の流れ方向に沿って、前記循環水路内の断面が略均一となるように高さを設定したリブが複数形成された洗濯機。
- 内槽カバーの段部において、平面部の一端と面部の一端とを連結するリブが形成された請求項1記載の洗濯機。
- リブとリブとの間を連結し段部の循環水路側に格子状のリブが設けられた請求項1の洗濯機。
- 外槽内に回転可能に設けられた内槽と、前記内槽の内底部中央に回転自在に配したパルセータと、前記内槽の内底部に設けられ前記パルセータの周縁を囲むように形成された略環状の平面部と、前記平面部の内方に設けられ前記パルセータを収納する底面凹部と、前記底面凹部の下面に設け外槽の下部の洗濯水を吸い上げるための吸水口と、前記底面凹部の周壁に設けられ前記吸水口から吸い上げた洗濯水を流出する流出口と、前記流出口を介して前記底面凹部と連接するように前記周壁の外側に設けた凹部と、前記凹部を覆うことにより循環水路を形成する内槽カバーと、前記循環水路と連通し前記内槽の上部で前記流出口より流出された洗濯水を前記内槽内に吐出する吐出口とを備え、前記内槽カバーは、前記流出口側に、前記略環状の平面部の一部を構成する平面部と前記底面凹部の周壁の一部を構成する面部とで形成される段部を有し、前記段部の前記循環水路側には、循環する前記洗濯水の流れ方向に沿って、前記平面部の一端と前記面部の一端とを連結する内壁面が形成された洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13463596A JP3726349B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13463596A JP3726349B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313775A JPH09313775A (ja) | 1997-12-09 |
JP3726349B2 true JP3726349B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=15132987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13463596A Expired - Fee Related JP3726349B2 (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3726349B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10954624B2 (en) | 2016-03-10 | 2021-03-23 | Lg Electronics Inc. | Washing machine |
KR102565954B1 (ko) * | 2016-03-10 | 2023-08-09 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기 |
CN111197220A (zh) * | 2018-11-16 | 2020-05-26 | 佛山市顺德海尔电器有限公司 | 一种波轮洗衣机及控制方法 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP13463596A patent/JP3726349B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09313775A (ja) | 1997-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5509283A (en) | Clothes washer having water recirculation system | |
JP3439108B2 (ja) | 洗濯機 | |
CA1290161C (en) | Method and means for inletting water into an automatic washer including a water inlet and louvered basket arrangement | |
KR101386470B1 (ko) | 세탁기 | |
JP2996651B1 (ja) | 上方への噴出水流を形成する洗濯機用パルセータ組立体 | |
TWI427203B (zh) | 洗衣機 | |
JP6116376B2 (ja) | 電気洗濯機 | |
KR100233493B1 (ko) | 전자동세탁기 | |
JP3296789B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP3726349B2 (ja) | 衣類乾燥機 | |
JPH0956985A (ja) | 全自動洗濯機 | |
JP4507356B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR100364697B1 (ko) | 세탁기용 린터 필터 | |
CN111655924B (zh) | 洗衣机 | |
JP7304323B2 (ja) | 洗濯機および洗濯機用の回転翼盤 | |
JPH05253394A (ja) | 全自動洗濯機 | |
KR20000000683A (ko) | 세탁기의 실밥채집장치 | |
KR100565537B1 (ko) | 순환분사식 세탁기 | |
JPH09285679A (ja) | 洗濯機 | |
JP3063467B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPS6321271Y2 (ja) | ||
KR100220745B1 (ko) | 세탁기의 이물걸름장치 | |
JPH06307375A (ja) | 再生ポンプ | |
JPS5916067Y2 (ja) | 洗濯機 | |
JPS6117757Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050426 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050919 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |