JP3744724B2 - 攪拌翼およびこれを備えた洗濯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機に関する。特に、洗濯槽内に設けられる攪拌翼に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯機の洗浄能力を高める技術として、洗濯槽の下部にある攪拌翼の下方に空気を送り込み、攪拌翼の回転を利用して細かな気泡を発生させ、この気泡が砕けるときに発生する衝撃波と高精度に制御した水流とを洗濯に利用する技術がある。
【0003】
例えば、この技術を利用する洗濯機は、通常の洗濯機の構成に、エアーポンプを追加して構成され、このエアーポンプから洗濯槽の底部、攪拌翼の下方にある吹出口へ空気が送られるようになっている。攪拌翼は、表面の突起と、裏面の補強用リブとを有する樹脂成形品であり、通常の洗濯機で利用される攪拌翼とほぼ同様のものが利用される。洗浄時、攪拌翼を間欠的に反転を繰り返しつつ、その間、エアーポンプを連続的に運転して空気を送り続ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように空気を連続的に送っても、その全てを洗浄力の向上の為に利用できるわけではない。
例えば、攪拌翼の停止時には、吹出口からの空気の一部が、攪拌翼の中心に向けて流れることがある。通常、攪拌翼の中心寄り部分は、下面側で凹部になっているので、そこに空気が一旦流れ込むと、攪拌翼を回転させても、流出し難く、凹部に溜まってしまう。空気は溜まると、洗浄力の向上に寄与しない。
【0005】
また、空気が攪拌翼の中心に向けて流れない場合には、吹出口の最寄りとなる攪拌翼の外周縁部へ直行するので、すぐに塊状の大きな気泡になってしまい、その結果、洗浄力の向上に十分に寄与しない。
上述のように攪拌翼が停止中に吹き出される空気は、有効利用され難いことから、攪拌翼の回転中にだけ、エアーポンプを運転することが考えられる。しかしながら、そのために構造が複雑化するのに加えて、エアーポンプは傷み易くなる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、洗浄力を高めるべく、空気が下面側から流出し易い攪拌翼とこれを備えた洗濯機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の攪拌翼は、空気を吹き出す吹出口が底部にある洗濯槽内で用いられ、洗濯槽内にある水および洗濯物を攪拌するために、吹出口の上方で回転可能に設けられる攪拌翼であって、下面に凹状の空気室を有し、この空気室は、攪拌翼の径方向の中央部に形成され、この空気室の径方向外側壁には、空気を空気室から径方向外方へ移動可能な出口が形成され、この出口は、周方向に所定距離をあけて複数箇所に設けられ、各出口は、攪拌翼の外周縁部へ至る通気路とつながり、この通気路は、出口と外周縁部との間を径方向に延びる一対のリブにより区画されていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、攪拌翼の停止時に、吹出口からの空気が空気室に入り、その内部に溜まることがある。攪拌翼が回転すると、その遠心力を受けて内部に溜まった空気は出口を通り流出し易い。流出する際に、空気は、回転する攪拌翼で砕かれて微細な気泡となり、洗浄力の向上に寄与する。
このように洗浄力の向上のために、停止時に空気室に溜まる空気を有効利用でき、吹出口からの空気の利用効率が高まるので、洗濯機の洗浄力を高めることができる。
【0014】
請求項2に記載の洗濯機は、請求項1に記載の攪拌翼を備えた洗濯機であって、
上記吹出口は、空気室の直下に設けられたことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、攪拌翼の停止時に吹出口からの空気を、空気室に入り易くできるので、停止時にそのまま洗濯槽内に流出する空気を減らし、且つ攪拌翼の回転時に出口を通じて流出する空気を多くすることができる。その結果、洗浄力の向上のために、吹出口からの空気の利用効率を高めることができるので、洗浄力をより一層高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態の洗濯機の正面断面図である。
洗濯機1は、ハウジング11内に支持された洗濯槽12と、洗濯槽12内に給水するための給水弁、管等を含む給水機構14と、洗濯槽12の底部から排水するための排水弁、管等を含む排水機構15とを有している。
【0017】
洗濯槽12は、つり棒(図示せず)に支持されて洗濯水を内部に溜める外槽21と、外槽21内に回転可能に設けられ、周面に多数の小孔22aを有した内槽22と、内槽22内の底部に設けられた攪拌翼23とを備えている。内槽22および攪拌翼23は、モータ等を含む駆動機構25によって駆動される。洗いおよびすすぎ時には攪拌翼23のみが一方向または両方向に回転し、脱水時には攪拌翼23および内槽22がともに高速で一方向に回転する。
【0018】
本実施の形態の洗濯機では、洗濯槽12の底部から気泡を発生させる気泡発生装置17が備えられており、これにより洗浄力を高めることができる。特に、攪拌翼23が、上述の気泡の利用効率を高めるものとされている。すなわち、攪拌翼23の下面には、凹状の空気室40が形成され、空気室40の外側壁の出口46から気泡を流出させて利用できるようになっている。
【0019】
以下、詳細に説明する。
気泡発生装置17は、ハウジング11内の、例えば上部に配置されたエアーポンプ71と、このエアーポンプ71の空気吐出口に接続されて空気を送るためのエアーホース72と、エアーホース72の端部が接続されて外槽21内に空気を吹き出すためのノズル73とを有している。ノズル73は、外槽21の底部に固定されており、外槽21内に空気を吹き出す吹出口(図示せず)を有している。この吹出口は、攪拌翼23の下方、特に上述の空気室40の直下方に配置されている。ノズル73の上方となる位置には、内槽22の底部に複数の孔22bが形成されており、吹出口から外槽21内に吹き出される気泡を内槽22内の攪拌翼23の下方空間に導入することができる。
【0020】
図2の下面図および図3の断面図を参照する。
攪拌翼23は、円板状の主体部30を有している。この主体部30の上面に水および洗濯物を攪拌するための突起23aと、その間にある凹湾曲面23bとが形成されている。攪拌翼23はプラスチック等の樹脂成形品であり、主体部30はほぼ肉厚一定に形成され、突起23aおよび凹湾曲面23bに対応して、下面側は、窪み部および凸湾曲面となっている。また、突起23aと凹湾曲面23bとは、周方向に交互に並んで均等に配置され、複数箇所、例えば、各5箇所宛配置されている。
【0021】
主体部30には、通気孔23cと水抜き孔23dとが形成されている。これらの通気孔23cと水抜き孔23dは、主体部30の下方および上方を連通する多数の小孔からなる。通気孔23cは、突起23aの頂部に形成され、径方向に一列に並んでいる。水抜き孔23dは、凹湾曲面23bに散らばって配置され、凹湾曲面23bの上に溜まる水を排水時に下方に流出させるためのものである。
【0022】
また、主体部30の下面23eには、その中央部にあり駆動機構25の軸と嵌合する円筒状のボス31と、このボス31の周囲から外周縁部にかけて下方に向けて垂設された主体部30を補強するための以下の各リブ32〜37とが形成されている。すなわち、周方向に延びる第1周リブ32、第2周リブ33、および第3周リブ34と、径方向に延びる第1径リブ35、第2径リブ36、および第3径リブ37とがある。
【0023】
第1周リブ32は、最も内周側に配置されて全周にわたり円形に形成されている。攪拌翼23を洗濯槽12内に取り付けた状態で、第1周リブ32の頂部の高さ位置は、第2周リブ33の頂部よりも高くなるように、突出量が少なくされている。
第2周リブ33は、第1周リブ32よりも径方向の外方にあって、複数が円形に配置されている。また、隣接する第2周リブ33同士の間は、周方向に所定間隔を開けられている。
【0024】
第3周リブ34は、外周縁部にあり全周に形成されている。
第1径リブ35は、ボス31の外周面から第1周リブ32の内周面との間に、複数個形成されている。第1径リブ35の頂部の高さ位置は、上述の攪拌翼23の取り付け状態で、第1周リブ32の頂部と同じ高さに形成されている。
第2径リブ36は、第1周リブ32の外周面から第2周リブ33の内周面にかけて複数設けられている。第2径リブ36の頂部は、その高さ位置が、内周部から外周部に向けて徐々に低くなるように、傾斜している。
【0025】
第3径リブ37は、第2周リブ33の外周面の、特にその端部から第3周リブ34の内周面にかけて複数設けられている。第3径リブ37の頂部は、攪拌翼23の取付状態において、攪拌翼23のなかで最も下方に張り出すように形成されている。
これらの各径リブ35〜37は、周方向に等配で配置されている。また、第3径リブ37の数は第2径リブ36の数の倍とされ、第2径リブ36の数は第1径リブ35の数の倍とされている。
【0026】
また、各径リブ35〜37、各周リブ32〜34、およびボス31により、平面視で扇形の複数の凹部41〜43が形成されている。凹部41は第1周リブ32の内側に、凹部42は第1周リブ32と第2周リブ33との間に、凹部43は第2周リブ33と第3周リブ34との間に配置されている。凹部41,42により上述の空気室40の一部が形成されている(図4参照)。
【0027】
空気室40は、主体部30の下面23eの下方に、第2周リブ33の内側に形成されており、凹部41と、凹部42と、これら各凹部41,42の下方にあり第2周リブ33およびボス31の外周面の間に区画される環状空間45(図2では、偏平な円錐台形状となっている)とを含んでいる。第2周リブ33が、空気室40の径方向外側壁を構成し、隣接する第2周リブ33の間に、空気室40からの出口46が形成されている。
【0028】
出口46は、各凹部42にそれぞれ配置され、出口46の幅(周方向の寸法)は、第2周リブ33の幅とほぼ等しくされている。出口46は、上下方向に主体部30の下面にまで至っている。また、出口46には、空気を外周縁部へ導く通気路44がつながっている。
通気路44は、各出口46に設けられ、出口46から第3周リブ34にかけて、凹部43により区画されている。通気路44は、流れ方向に沿う側面として一対の第3径リブ37を有し、内部を流れる空気をスムーズに案内する。また、通気路44は、径方向の外方になる程に幅広になっている。通気路44は、突起23aの真下にあるものと、凹湾曲面23bの真下にあるものとがある。突起23aの直下にある通気路44には、その上面部となる主体部30に上述の通気孔23cが形成されている。通気孔23cの一部は、空気室40の凹部42内にも配置されている。突起23aの下面側は、凹状となるので、空気が溜まり易いからである。また、凹湾曲面23bの真下にある通気路44には、上述の水抜き孔23dが形成されており、この孔は空気を上方に通すこともできる。
【0029】
本洗濯機1では、洗濯時に、気泡発生装置17を動作させる。これにより、ノズル73の吹出口から空気が吹き出し、攪拌翼23の下方に気泡が発生する。この気泡は、回転する攪拌翼23で攪拌されて、多数の微細な気泡に砕かれる。この微細な気泡が洗濯物に接触して破裂する際に、超音波を発生する。このときに超音波領域の衝撃波を発し、これにより、洗濯物に付着している汚れ成分の剥離が促進されるので、気泡を加えない場合に比べて洗浄能力を高めることができる。
【0030】
また、エアーポンプ71は連続的に運転され、その間、攪拌翼23は間欠的に反転駆動される。攪拌翼23が停止中では、吹き出される空気は、その直上にある空気室40内に入り(図5(a)参照)、その中の各凹部41,42に満ちると、第1径リブ35、第2径リブ36および第1周リブ32を乗り越えて、空気室40内に広がる。また、空気の一部は、出口46から通気路44内に出たり、通気孔23cを通じて洗濯槽12内に出る(図5(b),(c)参照)。
【0031】
そして、攪拌翼23が回転されると、空気室40内にある空気は遠心力を受け、凹部42から、出口46、通気路44を通って外周縁部に至り、洗濯槽12内に微細な気泡になりながら流出する。この微細な気泡が洗濯物に接触すると、上述のように超音波領域の衝撃波を発して、これにより洗浄力を高める。また、空気の一部は、通気路44を通る際に、通気孔23cから微細な気泡になりつつ洗濯槽12内に流出する。また、凹部41にある空気は、遠心力を受けることにより第2周リブ33を乗り越えて、凹部42に至り、その後、上述のように外周縁部に至る。また、空気室40外、例えば、凹部43内にある空気も、遠心力を受けて外周縁部に至り、洗濯槽12内に微細な気泡になりながら流出し、その結果、洗浄力を高める。また、ノズルから吹き出される空気は、攪拌翼23の周囲の水流とともに、外周縁部に至る(図5(d)参照)。
【0032】
このように本実施の形態によれば、攪拌翼23の空気室40の径方向外側壁に出口46を設けたので、攪拌翼23の停止時に空気室40に入った空気を、攪拌翼23の回転時にその遠心力により出口46から流出させ易くできる。流出する際には、微細な気泡が生じ、洗浄力の向上に寄与する。
このように洗浄力の向上のために、停止時に空気室40に溜まる空気を有効利用でき、吹出口からの空気の利用効率が高まるので、停止時の吹出口からの空気をほとんど利用していない従来の場合に比べて、洗濯機の洗浄力を高めることができる。
【0033】
また、停止時の吹出口からの空気を有効に利用できるので、攪拌翼23の回転に応じて空気の吹き出しを制御せずに済む。例えば、攪拌翼23の回転に関わらずに空気を連続的に吹き出させることができるので、洗濯機の構造が複雑化することを防止することができる。
また、出口46からの空気は通気路44において第3径リブ37に沿って案内されるので、外周縁部へスムーズに至ることができる。その結果、出口46からの空気の流出をスムーズにすることができる。
【0034】
また、出口46を周方向の複数箇所に設けたので、空気室40内の空気は各出口46にそれぞれ分散されて、その結果、微細な気泡が形成され易い。従って、洗浄力をより一層高めることができる。
また、通気路44の上面部に通気孔23cを形成したことにより、通気路44にある空気は、攪拌翼23の外周縁部に加えて、通気孔23cからも流出できるので、通気路44をより一層流れ易くなる結果、出口46は空気をスムーズに出すことができる。また、空気が通気孔23cから流出する際に、微細な気泡が生じるので、洗浄力がより一層高められる。
【0035】
また、空気室40内の各リブ32,35,36を、径方向外側壁となる第2周リブ33よりも低く形成している。これにより、各リブ32,35,36により空気室40の内側となる攪拌翼23の主体部30を補強することができる。また、各リブ32,35,36は低いので、凹部41,42に溜まる空気量を少なくでき、また、空気は、各リブ32,35,36を乗り越えて空気室40の他部分へ広がりつつ、出口46から流出することができる。
【0036】
また、吹出口を空気室40の直下に配置する場合には、攪拌翼23の停止時に吹出口からの空気を、空気室40に入り易くできるので、停止時にそのまま洗濯槽12内に流出する空気を減らし、且つ攪拌翼23の回転時に出口46を通じて流出する空気を多くすることができる。その結果、洗浄力の向上のために、吹出口からの空気の利用効率を高めることができるので、洗浄力をより一層高めることができる。
【0037】
なお、上述の各リブ32〜37の配置や数等は、上述の構成に限定されない。例えば、図6に示すように、空気室40内を仕切る各リブを廃止する場合には、空気室40内を空気が流れ易くて、出口46からも出易くなる。また、図6に示す攪拌翼23では、通気路44の幅は、径方向の位置によらず同じにされている。また、通気路44となる凹部43は、通気路44とされない凹部43よりも小さく形成され、全ての通気路44に通気孔23cが形成されている。また、通気孔23cは、空気室40には設けられていない。
【0038】
また、図7に示すように、通気路44の幅を、出口46寄りに比べて外周縁部寄りで狭くしてもよい。この場合には、通気路44の外周縁部寄りで空気の流速が速くなるので、微細な気泡が生じる際に、気泡はより一層微細になる結果、洗浄力をより一層高めることができる。
また、図8に示すように、空気室40の外側壁に出口46を形成するだけでもよい。例えば、第3径リブ37を第2周リブ33の周方向の中間部から外周縁部へ延びるように配置してもよい。この場合、空気は、出口46から出ると、凹部43内に広がりつつ、外周縁部に至り、全凹部43が通気路44となる。また、通気孔23cは、出口46の近傍から径方向に並んでいる。
【0039】
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す洗濯機の概略構成の正面断面図である。
【図2】図1の攪拌翼の下面図である。
【図3】図1の攪拌翼の断面図であり、図2に示すA−A−A断面を示す。
【図4】図1の攪拌翼の一部断面斜視図であり、斜め下方から見た状態を、一部簡略化して示している。
【図5】図1の攪拌翼の動作を示す模式図であり、(a),(b)は停止状態の正面図、(c)は(b)の状態の下面図、(d)は回転状態の正面図を示す。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す攪拌翼の下面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す攪拌翼の下面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す攪拌翼の下面図である。
【符号の説明】
1 洗濯機
12 洗濯槽
23 攪拌翼
23c 通気孔
23e 下面
32 第1周リブ(空気室を仕切るリブ)
33 第2周リブ(外側壁)
35 第1径リブ(空気室を仕切るリブ)
36 第2径リブ(空気室を仕切るリブ)
37 第3径リブ(一対のリブ)
40 空気室
44 通気路
46 出口
73 ノズル(吹出口)
Claims (2)
- 空気を吹き出す吹出口が底部にある洗濯槽内で用いられ、洗濯槽内にある水および洗濯物を攪拌するために、吹出口の上方で回転可能に設けられる攪拌翼であって、
下面に凹状の空気室を有し、
この空気室は、攪拌翼の径方向の中央部に形成され、
この空気室の径方向外側壁には、空気を空気室から径方向外方へ移動可能な出口が形成され、
この出口は、周方向に所定距離をあけて複数箇所に設けられ、各出口は、攪拌翼の外周縁部へ至る通気路とつながり、
この通気路は、出口と外周縁部との間を径方向に延びる一対のリブにより区画されていることを特徴とする攪拌翼。 - 請求項1に記載の攪拌翼を備えた洗濯機であって、
上記吹出口は、空気室の直下に設けられたことを特徴とする洗濯機。
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