JP2996350B2 - シールドピン自動組立装置 - Google Patents

シールドピン自動組立装置

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JP2996350B2
JP2996350B2 JP2220400A JP22040090A JP2996350B2 JP 2996350 B2 JP2996350 B2 JP 2996350B2 JP 2220400 A JP2220400 A JP 2220400A JP 22040090 A JP22040090 A JP 22040090A JP 2996350 B2 JP2996350 B2 JP 2996350B2
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rotary disk
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昌吾 丹野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車ワイヤハーネスのコネクタに用いら
れるワイヤシールの孔部へ、ピンを挿入するシールドピ
ン自動組成装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車ワイヤハーネスのコネクタは、第9図
に示すように、電線1の先端の芯線を固定する芯線圧着
部2を有するターミナル3と、該電線1の被覆層の先端
に外嵌されると共に該ターミナル3の被覆圧着部4に固
定されるワイヤシール5と、複数の孔部6…を有すると
共に上記ターミナル3が挿入されるハウジング7等から
構成されている。
ところで配線によっては、上記ハウジング7の孔部6
…の内で電線1が接続不要なものが存在する場合がある
が、この場合、この孔部6を密封する必要がある(水の
浸入防止のため)。
そこで、第9図に示すように、ワイヤシール5の孔部
にピン8を挿入したものを、ハウジング7の不要な孔部
6に、矢印Aのように挿入することが広く行われてい
る。
例えばこのワイヤシール5の寸法は、外径が5mm程度
で長さが8mm、またピンは軸部が1mmで全長20mm等の小さ
な部分であるが、従来、第9図に示すようにピン8をワ
イヤシール5に挿入するには手作業にて行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
手作業にてピンを指でつまんでワイヤシールの孔へ挿
入するため極めて非能率であった。また、一般的な従来
の自動化の考えにてワイヤシールへピンを挿入しようと
しても、極めて自動化が困難であった。その理由は、上
述のように小さなかつ弾性変形するワイヤシールの小さ
な孔部へ、細径のピンを押込む時に、両者の軸心が一致
するように姿勢制御することが至難であって、ピンがゴ
ム等の弾性か材から成るワイヤシールの孔部の途中から
周囲壁を破て側方へ貫通する不良品の発生が避け難い。
本発明は、このような極めて小さな両部分を大量に能
率良く、かつ、安定した高品質で、自動的に組立てる装
置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシールドピン自動組立装置は、水平軸心廻り
に間欠的に回転するロータリディスクを備え、該ロータ
リディスクには円周等配分の孔部が上記水平軸心と平行
に複数固貫通されること共に該孔部は大径部と小径部と
を有する段付孔形状とされ、かつ、該大径部が開口する
上記ロータリディスクの一側面に対応して設けられて該
大径部にワイヤシールを供給するワイヤシール供給手段
と、上記小径部が開口する上記ロータリディスクの他側
面に対応して設けられて該小径部にピンを供給するピン
供給手段と、該他側面から該小径部内へ挿入されて内部
の上記ピンを押圧して上記大径部内のワイヤシールの孔
部へ該ピンを挿入する突き棒を有するピン押込手段と、
上記ロータリディスクの孔部内のワイヤシールとピンの
組立品(シールドピン)を大径部側から排出する組立品
排出手段と、を備えている。
〔作 用〕
ロータリディスクの孔部が段付孔形状であってその大
径部と小径部とは良好に軸心が一致しており、各々にワ
イヤシールとピンを反対方向から供給してやれば、両部
品の軸心も自ら良好に一致する。そこで、ピンを他側面
から突き棒で押込めば、円滑にかつワイヤシールを傷付
けずに組立てられる。
ロータリディスクは間欠的に回転を行い、その円周等
分配の孔部の停止位置に、ワイヤシール供給手段、ピン
供給手段、ピン押込手段、及び組立品排出手段を、順次
配置すれば、高能率に部品供給と組付けと排出が行え
る。
〔実施例〕
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳説する。
第1図は本発明に係るシールドピン自動組立装置の全
体の全体の平面図であり、第8図と第9図に示すような
ゴム等の弾性材から成るワイヤシール5の孔部9へプラ
スチック製のピン8の一部を挿入して組立てる装置であ
る。
第1図及びその要部断面を示す第3図に於て、10は水
平軸心O廻りに回転自在に枢支されたロータリディス
ク、11と12はこのロータリディスクを両側方から挾持状
として枢支する固定板であって、第1固定板11と第2固
定板12の孔部に軸受13,14を介してディスク10が枢支さ
れている。
15はインデックス信号により間欠的に回転する駆動装
置であり、その出力軸のプーリー17と上記ディスク10の
外周の一部にエンドレス状ベルト16を懸架する。このベ
ルト16としてはバックラッシュレス歯付ベルトが望まし
い。
18はワイヤシール供給手段、19はピン供給手段であ
り、前者はロータリディスク10の一側面10aに、後者は
他側面10bに、夫々対応して設けられる(第1図と第3
図と第5図参照)。
しかして、第2図の簡略側面図に於て、水平軸心O廻
りに、矢印Rの方向に(第1図の駆動装置15にて)間欠
的に回転するロータリディスク10には、例えば中心角60
゜の円周等分配にて6個の孔部20…が水平軸心Oと平行
に貫設される。
第4図と第8図に示すように、この孔部20は、シール
5の外径DSと同一乃至略等しい内径D1の大径部21と、ピ
ン8−両端に同径の頭部23,23を有する−の外径DPより
も僅かに大きい内径D2の小径部22と、を有する段付孔形
状であり、両者の境目を成す段付部24は第3図のように
(後述する)挿入状態のシール5の位置決めストッパの
役目をなしている。また、大径部21の深さ寸法L1は、
(第8図の)シール5の全長寸法LSよりも僅かに大きく
設定する。
そして、第2図に於て、円周等配分の各位置の内で、
I、II、III、IV、Vを付した位置は、夫々下記の各工
程が行われる位置である。
I: 第3図が対応するシール供給工程 II: 第5図が対応するピン供給工程 III: 第6図が対応するピン押込み(組立)工程 IV: 第7図が対応する組立品(良品)排出工程 V: 不良品排出工程 以下、各工程とそれに対応する要部断面図(第3図〜
第7図)を説明する。
第I工程を示す第3図に於て、ロータリディスク10は
外周寄りに貫設された孔部20を含む部分の厚さが大き
く、その内径側は円環状の凹溝25が形成されて厚さが小
さく設定されている。ロータリディスク10の一側面10a
に近接して、第1固定板11が配設されると共に、この第
I工程の停止位置で孔部20と軸心が一致するようにシー
ル通過孔26が第1固定板11に貫設され、直進フィーダ等
の振動送り機構又は圧送エアー送り機構等の送り機構27
の下流端をそのシール通過孔26に接続又は接近して設け
る。つまり、大径部21が開口するロータリディスク10の
一側面10aに対応して設けられる前記ワイヤシール供給
手段18は、このような送り機構27及びシール通過孔26か
ら成り、1個づづ水平方向からシール5を大径部21に嵌
込む。
ところで、この大径部21には軸心と直交する方向に小
径28が貫設され、光ファイバセンサ29の先端がこの小孔
28に対応して設けられていて、シール5が大径部21内へ
供給されれば、それを検出する。
次に、第II工程を示す第5図に於て、第1固定板11は
ロータリディスク10の一側面10aに近接しているため、
一旦嵌込まれたシール5は大径部21内に確実に保持され
ている。他方、第2固定板12はディスク10の他側面10b
に近接して配設されると共に、この第II工程の停止位置
で孔部20と軸心が一致するようにピン通過孔30が第2固
定板12に貫設され、直進フィーダ等の振動送り機構又は
圧送エアー送り機構等の送り機構31の下流端をこのピン
通過孔30に接続又は接近して設ける。つまり、小径部22
が開口するディスク10の他側面10bに対応して設けられ
る前記ピン供給手段19は、このような送り機構31及びピ
ン通過孔30から成り、1個づつ水平方向からピン8を小
径部22に嵌込む。第5図で明らかな如く小径部22の長さ
はピン8の長さよりも僅かに長く設定する。
ところで、この小径部22には、(大径部21近傍に於
て)、軸心と直交する方向に小孔32が貫設され、光ファ
イバセンサ33の先端がこの小孔32に対応して設けられ、
ピン8が小径部22の奥部まで挿入されれば、それを検出
する。
さらに、第III工程を示す第6図に於て、孔部20と軸
心が一致するように突き棒往復用孔34が第2固定板12に
貫設されると共に、流体シリンダ等の往復動機構35を、
この孔34の近傍に於ける第2固定板12外面に付設する。
36はこの往復動機構35の突き棒であって、孔34を貫通し
て小径部22の開口部から少し内方の位置まで突入可能で
ある。つまり、他側面10bから小径部22内へ挿入されて
内部のピン8を押圧して、大径部21内に保持されている
シール5の孔部へ挿入させるピン押込手段37は、このよ
うな突き棒36を有する往復動機構35と突き棒往復用孔34
から成る。ピン8の先端(第6図の左端)は十分深くま
でシール5の孔部内へ挿入される。このとき第1固定板
11の内面がシール5が大径部21から飛び出さないように
規制する当て面の役目をなしている。
次に、第IV工程を示す第7図に於て、孔部20と軸心が
一致するように排出ロッド通過孔38が第2固定板12に貫
通されると共に、流体シリンダ等の往復動機構39を、こ
の孔38の近傍に於ける第2固定板12外面に付設する。40
はこの往復動機構39のピストンロッドから成る排出ロッ
ドであって、孔38を貫通して、さらに小径部22を貫通し
て、矢印E方向へ、シール5とピン8の組立品41を排出
する。なお、孔部20と軸心が一致するように組立品排出
孔42が第1固定板11に貫設されていて、組立品41の矢印
E方向への排出を許容している。
このように、ディスク10の孔部20内の組立品41を大径
部21側から排出する組立品排出手段43は、排出ロッド40
を有する往復動機構39と、排出ロッド通過孔38と組立品
排出孔42等から成る。
なお、不良品排出工程(第V工程)は、図示省略の検
出手段にて正規に組立てられなかった場合を検出して、
第IV工程の排出を行うことなく、この第V工程にて不良
品を検出する。その具体的構成は第7図に示すものと略
同一で良い。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず設計変更自
由である。そしてシール5とピン8の形状や寸法は種々
のものに応用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上述の構成により次のような著大な効果を奏
する。
大量のワイヤシール5にピン8の挿入する作業が、
自動化出来て、能率の著しい向上が達成出来た。
ロータリディスク10の孔部20の内部にて、ワイヤシ
ール5とピン8を対応させるため、両部品の軸心は良好
に一致し、ピン8がシール5の周囲壁を突き破って組立
てられるような不具合を防止出来、品質が安定する。
装置全体がコンパクト化出来、かつ、両部品の流れ
がスムーズで、スピードアップも容易に図り得る。
径DSの大きいシール5を先にディスク10の孔部20へ
挿入し、その後、径DPの小さいピン8を挿入するから、
先に挿入した部品(シール5)が軸方向に位置ずれしな
いように保持可能である。従って、両部品の孔部20の内
部での組立工程がスムーズである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体平面図、第2図は
要部簡略側面図、第3図は第I工程位置を示す要部断面
図、第4図は孔部20の拡大断面図、第5図と第6図と第
7図は夫々第II・第III・第IV工程位置を示す要部断面
図、第8図は組立てられるべき部品の一例を示す図、第
9図は組立品の用途説明図である。 5……ワイヤシール、8……ピン、10……ロータリディ
スク、18……ワイヤシール供給手段、19……ピン供給手
段、20……孔部、21……大径部、22……小径部、36……
突き棒、37……ピン押込手段、41……組立品、43……組
立品排出手段、O……水平軸心、10a……一側面、10b…
…他側面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−104489(JP,A) 特開 昭59−154783(JP,A) 実開 平2−145793(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 43/20 B23P 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平軸心廻りに間欠的に回転するロータリ
    ディスクを備え、該ロータリディスクには円周等分配の
    孔部が上記水平軸心と平行に複数個貫設されると共に該
    孔部は大径部と小径部とを有する段付孔形状とされ、か
    つ、該大径部が開口する上記ロータリディスクの一側面
    に対応して設けられて該大径部にワイヤシールを供給す
    るワイヤシール供給手段と、上記小径部が開口する上記
    ロータリディスクの他側面に対応して設けられて該小径
    部にピンを供給するピン供給手段と、該他側面から該小
    径部内へ挿入されて内部の上記ピンを押圧して上記大径
    部内のワイヤシールの孔部へ該ピンを挿入する突き棒を
    有するピン押込手段と、上記ロータリディスクの孔部内
    のワイヤシールとピンの組立品を大径部側から排出する
    組立品排出手段と、を備えていることを特徴とするシー
    ルドピン自動組立装置。
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