JP2995779B2 - 図形表示制御方法 - Google Patents
図形表示制御方法Info
- Publication number
- JP2995779B2 JP2995779B2 JP2024499A JP2449990A JP2995779B2 JP 2995779 B2 JP2995779 B2 JP 2995779B2 JP 2024499 A JP2024499 A JP 2024499A JP 2449990 A JP2449990 A JP 2449990A JP 2995779 B2 JP2995779 B2 JP 2995779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dot
- line
- closed
- point dot
- end point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
処理装置)が読み出してディスプレイに画面表示したと
き、輪郭の閉じた閉図形となる該図形の、その閉じた領
域内をドット単位で塗りつぶし表示する図形表示制御方
法に関するものである。
囲まれた図形内部をすべて線分表示と同一状態の出力と
して表示することにより、図形を塗りつぶし表示する場
合が存在する。この2種類の表示は、例えば或る機器に
ついて通常の待機状態と動作状態を区別するための表示
などに多数使用される。
する表示例を示した説明図である。同図において、1は
表示画面であり、2は機器などの状態表示部である。
表示状態にあって、待機中であることを示しており、第
4図の(b)は、状態表示部2が、線分表示の状態で塗
りつぶし状態にあって、動作中であることを示してい
る。
などを、線分表示の状態で塗りつぶしたいという用途例
は他にも色々とある。
制御方法に関するものである。
図形の内部をドットにより塗りつぶす従来の技術として
は、あらかじめ特定の図形を塗りつぶした状態でドット
パターンとしてメモリ内に記憶させておくという方法が
ある。この方法を用いると表示速度は速く、プログラム
作成時間も短いという特徴がある。
覚えておくためのメモリが大量に必要となるため、メモ
リ不足となることが予想され表示可能な図形の数が限定
されるという問題点がある。
(中央処理装置)が読み出してディスプレイに画面表示
したとき、輪郭の閉じた閉図形となる該図形の、その閉
じた領域内をドット単位で塗りつぶし表示する図形表示
制御方法であって、メモリを特に大量に必要とすること
を要しない図形表示制御方法を提供することにある。
れたデータをCPU(中央処理装置)が読み出してディス
プレイに画面表示したとき、輪郭の閉じた閉図形となる
該図形の、その閉じた領域内をドット単位で塗りつぶし
表示する図形表示制御方法において、メモリに頼らず
に、CPUのプログラム動作で塗りつぶし表示を実行する
ようにした。
点と検索終了点を指定する操作がなされると、CPUは、
指定された検索開始点を始点としてメモリから1ライン
をスキャンすることによりデータを読み出し、その1ラ
インの中に閉図形の輪郭を表す境界点としての始点ドッ
ト及び終点ドットが存在するか否かを検知する。次に始
点ドット及び終点ドットが存在したら両ドットに挟まれ
る範囲のデータを始点ドット及び終点ドットのそれと同
じ論理値に反転させてディスプレイ画面に表示させる。
そしてスキャンされた前記ラインより1ライン上又は下
の1ラインについて同様にメモリからCPUが1ラインを
スキャンすることによりデータを読み出し、その1ライ
ンの中に前記閉図形の輪郭を表す境界点としての始点ド
ット及び終点ドットが存在するか否かを検知する。始点
ドット及び終点ドットが存在したら両ドットに挟まれる
範囲のデータを始点ドット及び終点ドットのそれと同じ
論理値に反転させてディスプレイ画面に表示させる。か
かる処理を当該1画面範囲における検索終了点に達する
まで繰り返すことにより、閉図形の閉じた領域内をドッ
ト単位で塗りつぶす。
塗りつぶし表示することができる。
成を念のため示したブロック図である。同図に見られる
如く、CPU10がバスを介してメモリ11からデータを読み
出してディスプレイ12に画面表示する。そして塗りつぶ
し表示はCPU10のプログラム動作によって行うわけであ
る。
ある。同図において、(イ)は画面表示例の説明図であ
る。即ちx座標、y座標で表示された画面内に上向き矢
印が線画表示されているが、この線画表示の内部領域を
塗りつぶすことが課題である。C点はそのための検索開
始点を、Dは検索終了点を、それぞれ示している。
ンAに沿って所要の塗りつぶし処理を行うときの、その
処理態様の説明図である。
ンBに沿って所要の塗りつぶし処理を行うときの、その
処理態様の説明図である。
を検索終了点とする。C点から右側に1バイト単位で検
索し、1ライン終了後1ドットy方向に下がってまた右
方向に検索を進める。D点に達したとき表示終了とす
る。
A,Bの各ラインはそれぞれ3バイトデータで構成されて
おり、それぞれのデータをCPUが読み込み下記の処理を
行う。
中央の1バイト内に、線画の輪郭点である塗りつぶし開
始ドット‘1'と終了ドット‘1'が含まれている。中央の
1バイト内で開始ドット‘1'は7ビット目、終了ドット
‘1'は0ビット目にあるので7ビット目から0ビット目
の範囲で‘0'→‘1'に変化させることになる。すなわち
図にも書いてあるように81H→FFHと変換することにな
る。これで1ライン終了である。
れば、「10000001」であり、FFHは「11111111」と2進
表示されるものであることは述べるまでもないであろ
う。
に、中央の1バイト内に塗りつぶし開始ドットと終了ド
ットが含まれていないのでまず開始ドットから考える。
開始ドット‘1'は、左側1バイトの2ビット目にあるの
で2ビット目から右側のビットはすべて‘1'に変化させ
る(04H→07Hに変化させる。04Hは2進表示で「0000010
0」を表わし、07は「00000111」を表わす)。
1バイト)から始める。現在の検索データより1バイト
右側(中央の1バイト)へ移動するが、終了ドットが見
つからない(00H)ので、その中央の1バイトのデータ
をすべて‘1'に変化させる(00H→FFHに変化させる)。
が5ビット目にあるので、5ビット目から左側のビット
位置ではすべて‘1'に変化させる(20H→E0Hに変化させ
る)。
り、第1図(イ)に示した図形の内部領域を塗りつぶす
ことができる。
ットが検知されない時には、開始ドット=終了ドットで
あると判断し、そのビット位置のみドットを‘1'とし、
他はすべて‘0'にセットするように変更する必要があ
る。
く、複数ビット幅で線分を構成する太線による線分表示
の場合には、開始,終了判定に線分を構成するビット数
を勘案して判断する必要があることは当然である。
る。
任意の位置に表示された図形の内部領域を塗りつぶす方
法として以下の手順に従う。
レイ装置上では‘0'→‘1'とビット(論理値)を変化さ
せるということなのでビットを‘0'→‘1'に変化させる
範囲の図形外周枠の検索を行う。
左端から右端に向かい1バイト単位で検索を行い、1ラ
イン終了ごとに1ドットずつ下方向に検索範囲を移動さ
せる。
ということを前提にすると、1ライン上で‘1'がセット
されているドットは最低2ドット存在することがわか
る。
右端に検索するときにまず‘1'がセットされているビッ
ト位置を捜すことになる。
る。1バイト単位で検索しているので (a)1バイト内に2ドット‘1'がセットされている
場合(上述の第1図(ロ))、 (b)1バイト内には1ドットしか‘1'がセットされ
てない場合(上述の第1図(ハ))、 の2つの場合が考えられる。まず(a)について説明す
る。
バイトの範囲内で図形は閉じていることになるので、例
えば1バイト(8ビット)の中でmビット目とnビット
目に‘1'がセットされている場合、mビット〜nビット
の範囲内を‘1'で埋めれば1ライン塗りつぶし終了とな
る。次に(b)の場合について説明する。
ということは、この現在検索している検索方向に‘1'が
セットされている1バイトデータが更に存在していると
考えられる。例えは1バイトの中でmビット目に‘1'が
セットされていの場合、このビットを1ラインの塗りつ
ぶしの開始ドットと考え、mビット目から右側のドット
をすべて‘1'で埋め、次に‘1'が検索されるまで、その
途中のビットはすべて‘1'をセットする(00H→FFHとセ
ットする)。この間はx方向に沿って検索を続ける。最
後に‘1'が検索できれば(これがnビット目とする)、
このビットは1ライン塗りつぶし終了ドットと考え、n
ビット目から左側のドットをすべて‘1'で埋める。以上
で1ライン塗りつぶし終了となる。
法を1ライン単位で使い分けることより、図形の内部塗
りつぶしができることになる。
り、第3図は、第2図における「塗りつぶし表示方法
2」の詳細を示すフローチャートであるので参照された
い。
要はないであろう。
任意の位置に表示された図形の内部領域を塗りつぶす従
来技術としては、特定の図形のドットパターンをメモリ
上にあらかじめ記憶させるという方法がとられていた。
しかし、この方法ではメモリ量に制約があるため表示で
きる図形の種類が限定されるという問題点があった。
ことを、‘0'→‘1'へビット(論理値)を変化させるこ
とと考え、それにより、比較的単純なアルゴリズムでま
た実行速度も速く、メモリ量と関係なしに、ディスプレ
イ上に任意に表示された図形(但し閉じた図形に限る)
を塗りつぶすことを可能とした。
図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第3図は
第2図の一部の詳細を示すフローチャート、第4図は待
機状態と動作状態を区別して表示する表示例を示した説
明図、第5図は本発明を実施する際のハードウエア構成
を示したブロック図、である。 符号の説明 1……表示画面、2……状態表示部、10……CPU、11…
…メモリ、12……ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】メモリ内に記憶されたデータを中央処理装
置(以下CPUという)が読み出してディスプレイに画面
表示したとき、輪郭の閉じた閉図形となる該図形の、そ
の閉じた領域内をドット単位で塗りつぶし表示する図形
表示制御方法において、 前記閉図形を含む画面範囲において閉図形の検索開始点
と検索終了点を指定する第1の段階と、 指定された前記検索開始点を始点として前記メモリから
CPUが1ラインをスキャンすることによりデータを読み
出し、その1ラインの中に前記閉図形の輪郭を表す境界
点としての始点ドット及び終点ドットが存在するか否か
を検知する第2の段階と、 始点ドット及び終点ドットが存在したら両ドットに挟ま
れる範囲のデータを始点ドット及び終点ドットのそれと
同じ論理値に反転させてディスプレイ画面に表示させる
第3の段階と、 スキャンされた前記ラインより1ライン上又は下の1ラ
インについて前記メモリからCPUが1ラインをスキャン
することによりデータを読み出し、その1ラインの中に
前記閉図形の輪郭を表す境界点としての始点ドット及び
終点ドットが存在するか否かを検知する第4の段階と、 始点ドット及び終点ドットが存在したら両ドットに挟ま
れる範囲のデータを始点ドット及び終点ドットのそれと
同じ論理値に反転させてディスプレイ画面に表示させる
第5の段階と、 前記第4及び第5の段階を当該1画面範囲における前記
検索終了点に達するまで繰り返すことにより、前記閉図
形の閉じた領域内をドット単位で塗りつぶす第6の段階
と、から成ることを特徴とする図形表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024499A JP2995779B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 図形表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024499A JP2995779B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 図形表示制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03229380A JPH03229380A (ja) | 1991-10-11 |
JP2995779B2 true JP2995779B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=12139879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024499A Expired - Lifetime JP2995779B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 図形表示制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995779B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59132065A (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-30 | Hitachi Ltd | 画像デ−タ処理方式 |
JPS60211576A (ja) * | 1984-04-05 | 1985-10-23 | Nec Corp | 画像処理装置 |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP2024499A patent/JP2995779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03229380A (ja) | 1991-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4425559A (en) | Method and apparatus for generating line segments and polygonal areas on a raster-type display | |
JPH0335676B2 (ja) | ||
JP2995779B2 (ja) | 図形表示制御方法 | |
JPH06100911B2 (ja) | 画像データ処理装置及び方法 | |
JPS60172085A (ja) | 図形処理装置 | |
JPH0322186A (ja) | 画像出力方法 | |
JP2687380B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH0315196B2 (ja) | ||
JP2856243B2 (ja) | 市松模様自動作成装置および方法 | |
JP2767810B2 (ja) | 編集領域指定方法 | |
JPS60144789A (ja) | 文字図形表示制御装置 | |
US5404429A (en) | Figure processing apparatus | |
JPH049338B2 (ja) | ||
JP3089906B2 (ja) | 描画装置 | |
JP2562540B2 (ja) | 図形処理方法 | |
JPH069063B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH0827615B2 (ja) | 文字パタ−ン発生方式 | |
JPH11242474A (ja) | グラフィック文字描画方法及び装置 | |
JPH01159776A (ja) | 線描画システム | |
JPH06187405A (ja) | 画像データ処理装置及びそれを用いたシステム | |
JPS6132891A (ja) | 画像表示装置 | |
JPS63247868A (ja) | 三次元図形表示装置 | |
JPH0419877B2 (ja) | ||
JPS61116386A (ja) | 文字パタ−ン書き込み制御方式 | |
JPH02208694A (ja) | 太線描画方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029 Year of fee payment: 11 |