JP2995685B2 - 紙詰まり解除方法 - Google Patents

紙詰まり解除方法

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JP2995685B2 JP2110285A JP11028590A JP2995685B2 JP 2995685 B2 JP2995685 B2 JP 2995685B2 JP 2110285 A JP2110285 A JP 2110285A JP 11028590 A JP11028590 A JP 11028590A JP 2995685 B2 JP2995685 B2 JP 2995685B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置にお
ける紙詰まり(ジヤム)解除方法に関する。
〔従来の技術〕
最近の複写機は、基本装置である本体のほかに、オプ
シヨンとして両面ユニツト、ソータ、ADF、大容量給紙
装置(1000枚トレイ)などが付加され、総合的な複写シ
ステムとして構築されることが多くなつてきている。従
つて複写機の用紙搬送経路は長く、かつ複雑なものとな
つている。
ところで、複写機には通常、前面にドア(カバー)が
設けてあり、ジヤム紙の処理や各種のメンテナンスの場
合は、このドアを開けて行われるようになつている。そ
して各オプシヨンユニツトにもそれぞれドアが設けてあ
り、ある場所でジヤムが発生すると、該当するドアを開
けて処理が行われる。また一般的に、このドアを閉じた
時点でジヤム処理後のリセツトがなされる。
第3図は本発明の前提となる(オプシヨンユニツトを
取り付けた)複写機の用紙搬送系を示すものである。
図において、1は本体、2は両面ユニツト、3はソー
タ、4はオプシヨンとしての第3給紙ユニツト、5はレ
ジストセンサ、6は定着センサ、7は両面排紙センサ、
8は両面搬入センサ、9は中継センサ、10はソータ3の
入口センサ、11は同じく出口センサである。また12は第
1給紙部、13は第2給紙部である。
図中の数字は実機の寸法(mm)を示している。
図に示すように、レジストセンサ5から定着センサ6
までの長さは382mmである。例えば、A4横(297×210m
m)サイズ紙をコピーした場合、長さが210mmなので各セ
ンサ5,6に掛からない状態が、用紙の搬送速度を120mm/
秒とすると、約1.4秒あることになる。
一方、定着センサ6から両面排紙センサ7までの長さ
は173mmであり、同様にA5横(210×154mm)サイズ紙だ
と各センサ6,7に掛からない状態が発生する。また、両
面ユニツト2のトレイより給紙した場合は中継センサ9
までセンサがないので、やはり同様にセンサに用紙が掛
からない状態が存在する。
このように用紙サイズによつてセンサに掛からない状
態が存在しているが、全ての用紙が必ずセンサに掛かる
ようにするためには、最小紙であるB6横サイズが182×1
28mmであるので、最低でも125mm間隔位でセンサを取り
付けなければならないが、そのための設置スペースを取
りにくく、かつコストも高くなるため、ソフトウエアの
制御でジヤム検出がなされるようになつている。
複写機のソフトウエア上での基本的な用紙搬送制御に
ついて説明する。まず、第1給紙部12の給紙クラツチを
オンすると同時に、給紙口からレジストセンサ5間に用
紙があることを示すフラグ(1)をオンにする。用紙が
レジストセンサ5に到達したら給紙クラツチ、レジスト
クラツチを停止する。次にスキヤナに同期してレジスト
クラツチをオンしてフラグ(1)をオフにして、レジス
トセンサ5と定着センサ6の間に用紙があることを示す
フラグ(2)をオンにする。定着センサ6がオンになつ
たらフラグ(2)をオフにして、定着センサ6と両面排
紙センサ7の間に用紙があることを示すフラグ(3)を
オンにする。両面排紙センサ7がオンになつたらフラグ
(3)をオフにして両面排紙センサ7からソータ3に送
るフラグ(4)をオンにする。フラグ(4)はソータ3
からの排紙信号によりクリアされる。
このようにセンサと内部フラグを持つことにより、セ
ンサに掛からない位置の用紙を検出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、最近の複写機はソフトウエアによりジ
ヤム検出を含む用紙搬送制御がなされているが、前述の
ごとくドアの開閉にジヤムリカバリー機能を持たせた場
合、例えば、用紙搬送経路の複数個所でジヤムが発生し
たとして、該当個所のドアを開け、1枚だけジヤム紙を
取り出し、センサに掛かつていない他の用紙を機内に残
したまま開いたドアを閉じると、実際にはジヤム紙が取
り残されているにも係わらず、フラグをクリアしてしま
い、ジヤム処理後のリセツト、即ち、複写可能状態に戻
つてしまう不具合がある。これは該当個所のドアが1枚
の場合でも複数枚の場合でも同様である。即ち、除去す
べき用紙のドア以外の開閉によりジヤム処理後のリセツ
トがなされてしまう虞がある。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであ
り、ジヤム紙の処理忘れを防止することができる紙詰ま
り解除方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、複数のドアを有し、これらドアを開けて
内部のジャム紙の処理を行った後、ドアを閉めることに
よって紙詰まり解除がなされる画像形成装置の紙詰まり
解除方法において、前記複数のドアのいずれかが開放さ
れたかどうかを判定し、いずれかのドアの開放が確認さ
れたとき、あるいはジャムが発生していたとき、すべて
のドアに対してドアが開放されてから閉じられたかどう
かを判定し、開放されてから閉じられたと判定されたド
アについては、そのドアに対して割り当てられている用
紙搬送経路部分のジャム解除チェックを行うことにより
達成される。
〔作用〕
ジャムが多岐にわたって発生した場合、ジャム処理の
ためにドアを解放し、ジャム処理終了後、画像形成動作
を再開するためにドアを閉鎖する必要がある。したがっ
て、全てのジャムについてチェックする場合には、少な
くとも全てのドアの開閉状態をチェックすることが1つ
の要件となる。一方、ドアの開閉状態をチェックしただ
けでは、実際にジャム処理が完了したかどうかは判明し
ない。その部位のジャム処理完了については、少なくと
も開閉されたドアについて、ジャム解除処理が行われた
かどうかをチェックする必要がある。
そこで、ドアの開閉状態をチェックし、ドアが解放さ
れ、閉鎖された部位について、初めてジャム解除チェッ
クを行うようにした。これにより、ドアの開閉は行った
が、ジャム処理は行わなかった場合、ジャム解除チェッ
クでジャム解除が行われなかったことが明確になり、ジ
ャム処理忘れが防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明が適用される複写機の正面図である。
図において、1は本体、2は両面ユニツト、3はソー
タ、14はオプシヨン給紙ユニツト(第3図の第3給紙ユ
ニツト4に該当)、15はADF、16は前ドア、17は両面ド
ア、18はソータドア、19は操作部である。
第1図は本発明の一実施例に係る制御内容のフローチ
ヤートであり、まずドアの開閉状態を判断し(ステツプ
S1)、開いていればステツプS3以降に進み、開いていな
ければジヤム判断を行い(ステツプS2)、ジヤムが発生
していればステツプS3以降に進む。ステツプS3,S4,S5で
は各ドアごとに割り当てられた用紙搬送経路部分のジヤ
ム解除チエツクが実行される。
ここで、前ドア16は給紙,レジスト,定着,中継の各
部分、両面ドア17は両面給紙,中継の各部分、ソータド
ア18はソータ3の内部の割り当てとし、各ドアを閉じた
ときに割り当て部分のセンサをチエツクし、ソフトウエ
ア制御上での用紙位置を示すフラグの割り当て部分をク
リアする。
即ち、ステツプS3では前ドア16が受け持つ部分のジヤ
ム解除チエツクが、ステツプS4ではソータドア18が受け
持つ部分のジヤム解除チエツクが、さらにステツプS5で
は両面ドア17が受け持つ部分のジヤム解除チエツクがそ
れぞれ実行され、ステツプS6に進み、レジストセンサ
5、定着センサ6、両面排紙センサ7などのジヤムセン
サ及び用紙位置フラグがオフになつた後、ステツプS7で
ドアが閉じられたのを確認して処理は完了する。
第4図本発明の制御動作が実行される複写機の制御ブ
ロツク図である。
図において、20はシステム全体の制御を司るCPU、21
は、レジストセンサ5、定着センサ6、両面排紙センサ
7、中継センサ9、入口センサ、出口センサ11などのセ
ンサ群、22は複写プログラムが書き込まれたROM、23は
各種データを格納するRAM、24はアドレス・データバ
ス、25はI/Oポート、26は、両面ユニツト2、ソータ
3、第3給紙ユニツト4などの周辺機器、27は本体1内
の作像ユニツトなどの被制御部である。
CPU20は、前ドア16、両面ドア17、ソータドア18およ
びセンサ群21からデータを取り込み、またアドレス・デ
ータバス24、I/Oポート25を介してROM22、RAM23、周辺
機器26、被制御部27と信号の授受を行つており、前述の
制御動作がなされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ジャムが多岐
にわたって発生し、ジャム紙の取り残しがあっても、そ
のジャムが発生している用紙搬送経路のドアの開放と閉
鎖が確認されない限り、その部位のジャム解除チェック
は行われないので、ソフトウエアの制御によってジャム
紙の取り残しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る紙詰まり解除方法の処
理内容を示すフローチヤート、第2図は各種オプシヨン
ユニツトを装着した複写機の正面図、第3図は同用紙搬
送経路とセンサ取り付け位置を示す構成図、第4図は本
発明の制御動作が実行される複写機の制御ブロツク図で
ある。 1……本体、2……両面ユニツト、3……ソータ、16…
…前ドア、17……両面ドア、18……ソータドア、20……
CPU。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のドアを有し、これらドアを開けて内
    部のジャム紙の処理を行った後、ドアを閉めることによ
    って紙詰まり解除がなされる画像形成装置の紙詰まり解
    除方法において、 前記複数のドアのいずれかが開放されたかどうかを判定
    し、 いずれかのドアの開放が確認されたとき、あるいはジャ
    ムが発生していたとき、すべてのドアに対してドアが開
    放されてから閉じられたかどうかを判定し、 開放されてから閉じられたと判定されたドアについて
    は、そのドアに対して割り当てられている用紙搬送経路
    部分のジャム解除チェックを行う、 ことを特徴とする紙詰まり解除方法。
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