JP2994751B2 - 外耳道の内輪郭に個別に合わせられたイヤモールド又は耳アダプタを製造する方法 - Google Patents

外耳道の内輪郭に個別に合わせられたイヤモールド又は耳アダプタを製造する方法

Info

Publication number
JP2994751B2
JP2994751B2 JP4500294A JP50029491A JP2994751B2 JP 2994751 B2 JP2994751 B2 JP 2994751B2 JP 4500294 A JP4500294 A JP 4500294A JP 50029491 A JP50029491 A JP 50029491A JP 2994751 B2 JP2994751 B2 JP 2994751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
dimensional
earmold
adapter
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4500294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05505924A (ja
Inventor
テプホルム・ヤン
ウエステルマン・セーレン
アンデルセン・スベン・ウィッティング
Original Assignee
テプホルム・ウント・ウエステルマン・アンパートールスカーブ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テプホルム・ウント・ウエステルマン・アンパートールスカーブ filed Critical テプホルム・ウント・ウエステルマン・アンパートールスカーブ
Publication of JPH05505924A publication Critical patent/JPH05505924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2994751B2 publication Critical patent/JP2994751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/652Ear tips; Ear moulds
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
    • G05B19/4202Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine preparation of the programme medium using a drawing, a model
    • G05B19/4207Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine preparation of the programme medium using a drawing, a model in which a model is traced or scanned and corresponding data recorded
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/658Manufacture of housing parts
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
    • G05B2219/37044Ultrasound transmittors on surface, touch probe detects ultrasound, triangulation
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45172Prosthesis
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49011Machine 2-D slices, build 3-D model, laminated object manufacturing LOM
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49013Deposit layers, cured by scanning laser, stereo lithography SLA, prototyping
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49015Wire, strang laying, deposit fluid, welding, adhesive, hardening, solidification, fuse

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外耳道の内輪郭に個別に合わせられた1つ
の部分又は互いに分離された多数の部分から構成される
イヤモールド又は耳アダプタを製造する方法に関する。
今日、耳挿補聴器用の耳アダプタ又は特にイヤモール
ドをオーダーメイドする必要がある場合には、非常に多
くの工程が必要である。これらの工程は、多くの時間と
労力を要し、ひいては経費がかかる。
この場合、以下の工程が、ほとんど手動で行わなけれ
ばならない: 1.顧客の耳型を1個又は多数個取る。
2.鋳型の製造用に耳型を加工する。このため、この耳型
から余分な材料が切除されて、この耳型内の小さな欠陥
が修正される必要があり、さらに、この耳型の若干の部
分が拡大される必要がある。最後に、この耳型がワック
ス又は類似の液体中に浸されてその表面を滑らかにする
必要がある。
3.引続き、例えば、石膏,ゲル又はシリコン樹脂から成
る鋳型が、この耳型から作られる。
4.重合可能な液状の合成樹脂が、所望の混合状態で作ら
れ、型内に注入され、そして少なくともその一部が重合
される。製品がオーダーメイドされる耳挿補聴器用の耳
殻であるならば、その製品が完全に重合する前に、その
鋳型からその液状の合成樹脂の大部分を再び注ぎ出す必
要がある。
5.この鋳型から鋳造物を取出す際に、通常この鋳型が破
壊される。
6.引続き、この耳アダプタ又はイヤモールドが、正確な
大きさと必要な外観に研磨される。
7.次いで、1本の通気経路が一般的な方法で形成される
必要がある。これは、種々の方法で実施できる。
8.最終的に、音響出口開口部が孔開けによって形成され
る。
9.最後に、この耳アダプタ又はイヤモールドは、さらに
研磨される必要がある。
この鋳造物が耳挿補聴器用であるならば、さらなる多
数の工程が実施される必要がある: 10.この補聴器の構成部品(マイクロフォン,増幅器,
バッテリ,音量調節器,イヤホン等)のために、十分な
空間が確保される必要がある。
11.イヤホンは、外耳道内に存在するイヤモールドの所
定の部分内に可能な限り深く埋込まれて固定される必要
がある。大抵、この部分は、イヤホンと一般的な環状の
断面を有する通気経路とをその外耳道の奥深くに存在す
るそのイヤモールドのその部分内に格納するには非常に
狭い空間である。
12.さらに、テレフォンコイルが、イヤモールド内部の
所定の位置に格納される必要がある。
13.さらに、マイクロフォンも、全く個別に同様に配置
される必要がある。
14.最後に、カバープレートが、接着によって又は重合
によってイヤモールドに固着される必要がある。
すなわち、この一般的に使用される方法は、多数の手
作業の工程から成り立っている。これらの工程は、非常
に多くの時間を必要とする割には確実性に欠ける。何故
なら、これらの工程の多くは、監視すること及び管理す
ることが困難だからである。この事例として、耳挿補聴
器用のイヤモールドの肉厚と内部空間の製造が列挙でき
る。この手作業による方法が実施されると、これらの耳
挿補聴器は、大抵所望の値からずれてしまう。この場
合、イヤホンや通気経路等のために十分な空間を確保す
るため、歯科技術で使用されるドリル又は研磨板によっ
てその内部空間から余分な材料を切除する必要がある。
しかし、この方法自体が明確に確立されておらず、実際
に予測通りの結果がほとんど得られない。
それ故、この問題を解決するために既に多くの試みが
行われた。何故なら、これらの方法にしたがって製造さ
れた耳挿補聴器は、その品質が悪く、結果としてその特
性の予測が困難だからである。
全ての構成要素を有するモジュール式の耳挿補聴器
は、オーダーメイドのイヤモールドに合わせて形成され
る。このイヤモールドは、一般的に幾分大きいという理
由で特別な成果が得られなかった。つまり、モジュール
内の構成要素が、予め設定されている一定の位置に配置
されているのがその原因である。さらに、これらの耳挿
補聴器が大抵複数の機器を連結したような又はハイブリ
ッド機器のような外観である点もその一因である。
本発明の課題は: 1.耳挿補聴器又はイヤモールドの個別に合わせられた耳
アダプタ又はハウジングの製造を完全に又はほぼ完全に
自動化すること、 2.可能な限り小さい耳挿補聴器を製造することによっ
て、外耳道と外耳内で自由に使用にできる空間を最適に
利用すること、 3.耳挿補聴器の複数の構成要素をう最適な位置に配置し
て、これらの構成要素のすべての内部機能を最適に発揮
させること、及び、 4.品質が常に一定であると同時に美容の点から特に良好
な外観を呈する耳挿補聴器と耳アダプタを製造する方法
を明確に確立することにある。
この課題は、以下の工程によって解決される: a)外耳道の内輪郭を直接的に又は間接的に検出し、こ
うして得られた複数の値を1つのデジタル表示に変換す
ること、 b)この内輪郭のデジタル表示をイヤモールド又は耳ア
ダプタの外輪郭の3次元又は多次元コンピュータモデル
に変換すること、 c)内厚を設定すると同時に、この多次元又は3次元コ
ンピュータモデルの内部空間に対して相違する複数の構
成要素とその各機能を選択し、各構成要素を最もコンパ
クトになるようにかつ最も良好に機能するようにこの内
部空間内に配置し、 d)こうして得られたイヤモールド又は耳アダプタの最
適化された3次元コンピュータ表示からこのイヤモール
ド又は耳アダプタをコンピュータ制御で製造することに
よって解決される。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図は、耳挿補聴器の断面図である。
第2図は、耳アダプタの概略的な断面図である。
第3図は、請求の範囲の第1項に記載の工程のフロー
チャート又は工程図である。
第4図は、請求の範囲の第4項に記載の方法のフロー
チャートである。
第5図は、耳型の個々の断面を走査(スキャン)した
ことによって得られたグラフイックである。
第6図は、走査して得られた複数の断面によるコンピ
ュータグラフイックである。
第7図は、有限要素法による3次元コンピュータモデ
ルとして表されたイヤモールドの外側の表面を示す。
第8図は、内部表面の内部空間を画定するために既に
決定された肉厚を有するイヤモールドの3次元コンピュ
ータモデルを示す。
第9図は、請求の範囲の第21項と第22項に記載の方法
の工程図である。
第10図は、複数の断面層を互いに積層させることによ
る請求の範囲の第27項、第28項及び第31項に記載の方法
の工程図である。
第11図は、請求の範囲の第32項に記載の押出し方法の
工程図である。
第12図は、押出し方法にしたがってイヤモールド又は
耳アダプタを形成する原理図である。
第13図は、イヤモールド又は耳アダプタの内輪郭と外
輪郭を表示するための研削法(subtraktiven Verfahre
n)の工程図である。
第14図は、予め作られた内部空間を有するブロックの
外輪郭を形成する工程図である。
第15図は、多ブロック切削法の原理図である。
第16図は、2個の部分に分けて製造されたイヤモール
ドの概略図である。
第17図は、イヤモールド用に内部空間内に予め作られ
た切削法で使用する部分又はブロックの概略図である。
第1図は、耳殻又はイヤモールド1を有する耳挿補聴
器を正確に示す。このイヤモールド1は、カバープレー
ト2によって密閉されている。この耳挿補聴器は、マイ
クロフォン3,電子増幅器4,バッテリ5,イヤホン6,音響出
力経路7a及び圧力調整経路又は通気経路8aを有する。
第2図は、補聴器(図示せず)に通じる音響ホース1
0,音響出力経路7bと通気経路8bを有する耳アダプタ又は
耳オリーブ9を示す。
両実施形に対する製造方法は、一方の場合(補聴器)
で構成要素がさらに含まれている点、他方の場合で一般
に構成要素が含まれていない点を除いて、ほぼ原理的に
同一である。
本発明の全体的な原理が第3図から理解できる。概略
的に示した耳11が外耳道12を有する。この外耳道12の内
輪郭が検出される必要がある。この検出は、静的でも動
的でも実施され得る。その詳細は以下に述べる。
この第3図では、外耳道の内輪郭は、Aで検出されて
データバンク13中にデジタル式に記憶される。これらの
デジタルデータは、Bでイヤモールドの3次元コンピュ
ータモデルに変換されて、データ記憶装置14中に記憶さ
れる。耳挿補聴器又は耳アダプタの全ての構成要素とそ
れに関する機能情報が、もう1つ別のデータバンク15内
に記憶されている。すなわち、所定の寸法と性能を有す
る自由に利用できる全ての構成要素とその機能情報が、
このデータバンク中に呼出し可能に格納されている。し
たがって、いろいろな仕様のイヤホン、マイクロフォ
ン,増幅器,バッテリ等が呼び出され得る。このデータ
バンクが既に消去されているならば、このデータバンク
は、人為的に不揮発性の最も新しい状態に保持され、補
充され、又は更新される。
次いで、データバンク14,15中に記憶されたこれらの
データが、Cで必要な構成要素とその機能を、例えば、
耳挿補聴器の3次元コンピュータモデルに最適な方法で
適合させるのに利用される。これによって、操作者は、
イヤモールド又は耳アダプタの完全な3次元コンピュー
タモデルを記憶装置16中に記憶できる。この記憶装置16
は、1台のデータバンク全体の一部分を使用しても実現
できる。次いで、イヤモールド17が、コンピュータ中に
記憶されたイヤモールド又は耳アダプタのこの3次元コ
ンピュータモデルに基づいてコンピュータ制御される製
造方法Dによって製造される。次いで、このイヤモール
ドは、既存の方法によって後処理される。この方法はも
ちろん耳アダプタにも当然適用される。
外耳道の内輪郭を検出する静的な方法を第4図中に示
す。耳型18が、A1で外耳道12を有する耳11から取られ
る。この耳型18の寸法が、A2でデジタル化されて記憶装
置13中に記憶される。これらのデータは、前もってBで
3次元コンピュータモデルに変換され、14でデータバン
ク中に記憶される。
耳型の外輪郭への変換は、いろいろな方法で行われ
る。例えば、この耳型の外輪郭は、耳型を透過する光
線、例えば、レントゲン光線又は超音波を用いて耳型を
破壊することなしに取られる。この場合、耳型は、例え
ば、均一に積層している複数の断面層ごとに走査(スキ
ャン)される。この耳型の外輪郭は、レーザインターフ
ェロメトリーを使用して検出される。
その他の実用的な可能性は、連続する工程で耳型を薄
い層に分割するか又は切断して、これらの薄い層の寸法
を、例えば、ビデオカメラで録画することにある。
この方法は、耳型の色と対照的な色をした合成樹脂ブ
ロック内にその耳型を封入することによってさらに改良
することができる。これによって、その外輪郭の検出
が、非破壊走査時にも切断時にも改善される。この場
合、これらの断面は、第5図中に示したように見える。
この場合、これらの断面を相前後して等間隔に形成す
る、つまり断面層を均一な層厚にする必要がないことが
分かる。新しい断面が次に検出されるとき、その新しい
断面は、先の断面と予め設定した最小限の寸法だけ相違
していれば全く問題ない。
最終的に、均一の又は不均一の厚さの複数の薄い層を
連続する工程中に耳型によってフライス加工すること又
は研磨すること、次いでそれぞれ形成されたその表面を
検出してデジタル式に記憶することも可能である。
また、外耳道の内輪郭は、非接触の走査によっても、
例えば、超音波によっても検出することができる。この
特別な場合では、その外耳道の輪郭を動的に検出するこ
とができる。
外耳道の内輪郭の検出自体を立体的に見ることができ
る。すなわち、この検出自体を外耳道の内部空間を検出
して記録する多次元の検出システムで見ることができ
る。しかし、外耳道の内輪郭は会話や飲食等のときに変
化するので、外耳道の内輪郭のデータを検出するこの方
式では、操作者は、時間とともに変化する走査値(つま
り、第4の変数)を受け取り、このときにこれらの変化
する走査値は、変化する内輪郭を検査できる。その結
果、操作者は、静的な方法よりもより最適なイヤモール
ド又は耳アダプタの形状を得ることができる。
第6図は、走査によって得られた複数の断面層から構
成されたコンピュータグラフイックである。
操作者が外耳道のデジタルデータを記憶装置内に保有
しているならば、このとき、例えば、有限要素法にした
がって、その操作者は、CAD/CAM技術から公知のアルゴ
リズムを用いたこれらのデジタルデータの、イヤモール
ド又は耳アダプタの外輪郭の3次元コンピュータグラフ
イックへの変換を開始する。第7図は、この3次元コン
ピュータグラフイックを図示的に示す(これに加えて第
3図の符号14,15,C参照)。次いで、これに関連して、
このとき、最小限の肉厚が瞬時に決定され得る。同時
に、この最小限の肉厚は、構成要素とそれらの最適な配
置のための外側境界面を表示する。第8図は、この外側
境界面をコンピュータグラフイックで同様に示す。
この変換は、特に対話式に又は完全なコンピュータ制
御で実行され得る。イヤホンと調節経路用の領域が、こ
の変換にしたがって確定される必要がある。この場合、
操作者は、この調節経路を均一な断面にするか、又は低
域フィルタ作用のために段差をつけた、好ましくは何段
にも段差をつけた断面にし、この断面をデジタル化し、
そしてその操作者の処理中に3次元コンピュータモデル
で表示する。このとき、そのプログラムは、イヤモール
ドの内部空間内で自由に使用できるその空間を最適に活
用するためにその調節経路の形状を与えられた条件に合
わせられる。このとき、イヤホンの領域は、データバン
ク15又はベータバンクライブラリから3次元コンピュー
タモデルとそれらの機能情報を得ることができる。これ
によって、例えば、イヤホンが、イヤモールド内部の端
部に可能な限り深く挿入され得る。しかし、この場合、
イヤホンが耳挿補聴器内に組込まれなければならないと
きに、この耳挿補聴器を外耳道内に存在するそのイヤモ
ールドの端部に問題なくできるだけ近づけることができ
るかどうかを同様にコンピュータ制御で調べる必要があ
る。
同様に、増幅器,マイクロフォン,場合によっては、
テレフォンコイルが、複数の構成要素とこれらの機能情
報を記録したデータバンクから選び出され、対話を式に
又は自動的にイヤモールド内部の最適な位置に配置され
得る。
抽象的な3次元コンピュータモデルの全ての構成要素
がその最適な位置に配置されているならば、後の製造工
程を確保するためにその全体を、例えば、「材料」で充
填するこが必要である。幾つかの製造方法では、多数の
支持部材を設けることも必要である。これらの支持部材
は、その製造を容易にするものの、後で除去する必要が
ある。
実際の製造を、記憶装置又はデータバンク中に記憶さ
れたイヤモールド又は耳アダプタの3次元コンピュータ
モデルから説明する。
イヤモールド又は耳アダプタをコンピュータ制御で実
際に製造する場合には、原理的に2通りの方法がある。
すなわち、連続した工程で又は連続的に又は非連続的に
イヤモールド又は耳アダプタを形成する積層法(additi
ves Verfahren)、及び、予め作っておいたブロックを
研削して耳アダプタ又はイヤモールドの最終的な輪郭を
形成する切削法である。この研削法はさらに詳しく説明
する。第9図は、最初の実現可能な方法を示す。
この3次元コンピュータモデルは、データバンク16中
に記憶されたデータから工程D1aで複数の断面の連続体
に変換される。これらの断面は、等間隔に存在できうる
が、そうする必要はない。また、これらの断面は、平行
平面にかつ水平に延在させる必要もない。主に2次元的
の断面が、データベース19中に記憶される。このデータ
ベースから出発して、イヤモールドは、個々の断面層が
連続して上下に重なり合って又は並んで形成されかつ互
いに接合されることによって製造される。したがって、
例えば、ステロールイソグラフ法(sterolithografisch
es Verfahren)又はこれと類似の方法が工程D1bとして
使用され得る。その結果、例えば、イヤモールド20が
「粗製品」として得られる。このイヤモールド20は、は
D1cでさらに加工され、イヤモールド17が完成する。
この場合、これらの方法はいろいろな様式で実施され
得る。それ故、液状に活性化された合成樹脂を有する容
器が、例えば、コンピュータ制御的に可動な作業台上に
配置されている。液状の合成樹脂の表面上に指向され
て、この合成樹脂の少なくとも一部を重合するレーザ光
線を適当に使用することによって、イヤモールドの最初
の断面層が形成される。引続き、1つの断面層が完成し
た後ごとにこの作業台をその層の厚さだけ下げることが
必要である。その結果、その次の断面層が、その液状の
合成樹脂の表面上に同様に形成され得る。この工程は、
少なくとも部分的に重合されたイヤモールドが最終的に
その容器から取出されるまで連続して実施される。耳ア
ダプタもこのようにして製造される。
もう1つの方法では、活性剤によって活性化可能な液
状の合成樹脂が、作業台上に設置された1つの容器内に
存在する。この容器の上方には、その位置で3次限的に
制御可能な1つの注入ノズルが配置されている。合成樹
脂と活性剤が混ざり合うときに少なくとも部分的に硬化
するこの合成樹脂によってこの液状の合成樹脂中でイヤ
モールドを形成するため、この活性剤が、この注入ノズ
ルによって下から上へ断続的に又は連続的にこの液状の
合成樹脂中へ注入され得る。この形成の工程は、赤外線
発生器による熱を供給することによって、又は紫外線の
存在によって促進される。
第10図は、この方法を示す。
3次元コンピュータモデルが記憶されているデータベ
ース16から出発して、この3次元コンピュータモデル
が、工程D2aで2次元の複数の断面層の連続体に変換さ
れて、データバンク21中に記憶される。次いで、イヤモ
ールドが、D2bで活性剤を液状の合成樹脂中に注入する
ことによって形成される。このとき、この耳アダプタ
は、22で示された粗モデルになる。次いで、この粗モデ
ルは、D2cでさらに加工され、イヤモールド17が最終的
に完成する。
耳アダプタもこのようにして製造される。
その他の優れた方法は、データベース16中に記憶され
た3次元コンピュータモデルから出発して、ここでも同
様に2次元の断面層を導き出すことにある。次いで、こ
の2次元の断面層は、第9図の19又は第10図の12と同様
なデータバンク中に記憶される。コンピュータ制御され
た切断装置が、個々の断面層を製造するために設けられ
ている。この切断装置は、例えば、部分的に重合可能な
合成樹脂薄又は合成樹脂板からその個々の断面層を切り
抜く。次いで、この切り抜かれた個々の断面層は、上下
に積重され、そして互いに接合される。この目的のため
に、レーザ、特に紫外線帯域内で動作するいわゆるエキ
シマレーザが、切断装置として適している。この合成樹
脂薄又は合成樹脂板用の支持台は、例えば、コンベヤベ
ルトで実現できる。その結果、これらの断面層が、連続
的に形成され得る。他方で、この支持台は、回転する円
板でも実現できる。打抜き器のように材料を打ち抜き、
この個々の断面層を連続して取り出し、積層させて互い
に接合する、すなわち、互いに接着,溶接若しくはネジ
止めするか又は重合によって1つの型にすることが同様
に可能である。
その他の可能性は、例えば、インクジェットプリント
と同様な印刷方法にしたがって複数の断面層を製造する
ことにある。連続した断面層が、この方法によって実現
される。つまり、インクが、この印刷工程中に少なくと
も部分的に重合することによって上下に積層してイヤモ
ールドになる。こうして製造されたイヤモールドも、ま
た通常の方法でさらに加工され、次いで同様なイヤモー
ルド17が完成する。
イヤモールド又は耳アダプタの製造に適した方法を第
11図中に示す。3次元コンピュータモデルが記憶されて
いるデータベース16から出発して、ワイヤーフレームモ
デルが工程D3aで生成される。このワイヤフレームモデ
ルは、イヤモールド又は耳アダプタの3次元コンピュー
タモデルを完全に表している。このワイヤーフレームモ
デルは、データベース23中に記憶される。イヤモールド
を製造するために、作業台の動作中に3次元的に制御可
能な押出しノズルが、この作業台の上方に配置されてい
る。24で示されたイヤモールドの押出体が形成されるま
で、この作業台上に設置されたこの押出しノズルから流
出する少なくとも部分的に重合する合成樹脂が、この押
出のノズルから連続的に又は非連続的に押し出される。
次いで、このイヤモールドは、通常の方法で工程D3cで
さらに加工され、イヤモールド17が同様に完成する。
耳アダプタもこのようにして製造される。
第12図はこの方法の原理を示す。作業台25上には、押
出しノズル27を有し、この作業台25の動作中に3次元的
に制御可能な押出し装置26が配置されている。作業台上
にイヤモールドを形成するため、重合可能な液状の又は
ペースト状の合成樹脂の連続体が、この押出しノズル27
から供給される。このため、この押出しノズル27は、動
かないように保持でき、かつ、この作業台は、対応する
多次元的な動作で制御できる。もちろん、この押出しノ
ズル27の位置とこの作業台25の位置双方を制御すること
も可能である。
以下に、実施の形態に基づいて切削法を詳しく説明す
る。
外耳道は、大抵多かれ少なかれ湾曲部やカーブを有し
ているので、一般に、単体からイヤモールド又は耳アダ
プタを製造する際にドリル又はフライス盤を用いてその
内部を必要な方法でくりぬくことは不可能である。イヤ
モールド又は耳アダプタの外輪郭は、数値制御されたフ
ライス装置によって一般的な方法で製造することができ
る。このイヤモールド又は耳アダプタは、完璧に形成す
ることができる。この点については、さらに説明する。
例えば、第13図がこのような方法を示している。外耳
道12の内輪郭は、第3図と第4図で説明した方法によっ
てイヤモールド又は耳アダプタの3次元コンピュータモ
デルがデータバンク又は記憶装置16中に生成されて記憶
されるまで検出される。
上述したように、イヤモールド又は耳アダプタを一塊
りの材料から製造することが極めて困難であるので、工
程D4aに基づいて3次元コンピュータモデルを多数の3
次元の部分モデルに分割することが提唱されている。こ
のとき、これらの部分モデルは、データベース29b,29c,
29d...中に記憶される。引続き、各部分ブロック30b,30
c,30d...が、工程D4b,D4c,D4d...に基づいて1個の材料
ブロックからコンピュータ制御されたフライス装置又は
研削装置によって形成される。この場合、製造すべき部
分にほぼ等しい大きさの合成樹脂ブロックが使用され
る。したがって、この方法では、イヤモールド又は耳ア
ダプタの個々の部分の内輪郭と外輪郭の双方が、コンピ
ュータ制御された製造方法によって製造される。次い
で、これらの部分は、工程D4eによって耳アダプタに仕
上げられる。個々の部分をつなぎ合わせる方法には、い
ろいろな可能性がある。例えば、複数のほぞ又はゲイン
又は突出した縁部若しくは段差を設けてもよい。その個
々の部分が、これらのほぞ等で接着,溶接,重合等によ
って一体的に接合される。同様に、一方の部分に雄ねじ
部を形成し、他方の部分に雌ねじ部を形成することが可
能である。その結果、その個々の部分が、ねじの締め付
けによって互いにつなぎ合わせられ得る。この方法に
は、耳挿補聴器を修理のために互いに分離できるという
利点がある。
第14図は、第15〜16図と関連してその他の方法を示
す。
先ず始めに、外耳道の寸法が、第3図,第4図,第13
図と同様に検出され、最終的にイヤモールドの3次元コ
ンピュータモデルとしてデータ記憶装置又はデータバン
ク16中に記憶される。
この方法では、もう1つの別のデータバンク31が使用
される。第17図中に36aと36bで示したような予め粗く製
造されてある合成物質のブロックのデータが、このデー
タバンク31内に記憶されている。耳挿補聴器のイヤモー
ルド又は耳アダプタの、例えば、2個の又は多数個の部
分に相当するこれらの合成樹脂ブロックが、構成要素用
に設けられた幾つかの空間を既に有している。この合成
樹脂ブロックからイヤモールドを製造するための適切な
構成要素の位置とイヤモールド又は耳アダプタの大きさ
が最適になるように、データバンク16,31からの複数の
データが工程D5a中で結合される。次いで、これらの最
適なデータが記憶装置32中に送られる。同様に、この記
憶装置32は、データバンク16,31の一部であってもよ
い。
次いで、この記憶装置で受け取ったこれらのデータ
は、工程D5b中において、先に得たイヤモールドの外輪
郭が完成するまで、機械的に研削したり又は研磨すると
によって、すなわち、その外表面から材料を切除するこ
とによってイヤモールドのその最終的な形を形成するの
に使用される。このことは、例えば、第15図中に示され
ている。この場合、部分34a,34bが、ブロック33a,33bか
ら形成される。
様々な中空空間が、予め製造されてある合成樹脂ブロ
ックによって耳挿補聴器用に既に形成されている。これ
らの中空空間は、第17図中に符号36a,36bで示されてい
る。第16図の部分35a,35bが加工によって完成する。
この切削法では、先ず数値制御された機械を有するド
リリング装置又はフライス装置が使用れさるが、ここで
は、紫外線帯域内で動作するいわゆるエキシマレーザを
使用するのも有効である。何故なら、単体の合成樹脂ブ
ロック又は複数個の合成樹脂ブロックから成る材料が、
高い精度で切除され得るからである。この場合、複雑な
外形及び内形又は表面が容易に製造され得る。
それ故、この製造方法は、この切削法の使用に合って
いる。
イヤモールド又は耳アダプタを製造するための一連の
方法が、外耳道の内輪郭の寸法取りから説明を始めて、
このようなイヤモールド又は耳アダプタを3次元的なコ
ンピュータグラフイックで表示することまでを以上で説
明したが、これらの寸法のデジタルデータを2次元な断
面図又は3次元的なワイヤーフレームモデルに変換した
以降において、その他の製造方法も本発明の範囲内で考
えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンデルセン・スベン・ウィッティング デンマーク国、デーケー―3060 エスペ ルゲールデ、ティップルップゴールスヴ ェィ、5 (56)参考文献 特開 平2−312400(JP,A) 特開 昭62−32800(JP,A) 特開 昭61−268234(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 25/00 - 25/04

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外耳道の内輪郭を直接的に検出するか又は
    耳型を取って間接的に検出し、こうして得られた複数の
    値を1つのデジタル表示に変換することによって、この
    外耳道の内輪郭に個別に合わせられた1つの部分又は互
    いに分離された多数の部分から構成されるイヤモールド
    又は耳アダプタをコンピュータ制御で製造する方法にお
    いて、 この外耳道の内輪郭のデジタル表示をイヤモールド又は
    耳アダプタの外輪郭の多次元又は3次元のコンピュータ
    モデルに変換し、 肉厚を設定すると同時に、この多次元又は3次元コンピ
    ュータモデルの内部空間に対して相違する複数の構成要
    素とその各機能を選択し、 各構成要素を最もコンパクトになるようにかつ最も良好
    に機能するようにこの内部空間内に配置し、 こうして得られたイヤモールド又は耳アダプタの最適化
    された3次元コンピュータ表示からこのイヤモールド又
    は耳アダプタをコンピュータ制御で製造することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】外耳道の内輪郭は、超音波を用いた非接触
    的な走査(スキャン)によって直接的に検出されること
    を特徴とする請求の範囲の第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】外耳道の内輪郭は、耳型を取った後にこの
    耳型を透過する1本の光線でこの耳型を破壊することな
    く走査することによって間接的に検出され、このときに
    得られた複数の値が、デジタル化されたデジタル値で記
    憶されることを特徴とする請求の範囲の第1項に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】耳型の内輪郭は、レントゲン線を用いて走
    査されることを特徴とする請求の範囲の第3項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】耳型の内輪郭は、超音波を用いて走査され
    ることを特徴とする請求の範囲の第3項に記載の方法。
  6. 【請求項6】耳型は、連続する複数の工程中に薄い各断
    面層ごとに走査されること、これらの薄い断面層が測定
    され、デジタル値に変換されて記憶されることを特徴と
    する請求の範囲の第3項に記載の方法。
  7. 【請求項7】耳型は、連続する複数の工程中に薄い各断
    面層ごとに走査されること、これによって生成されたこ
    の各断面層が、ビデオカメラによって録画され、こうし
    て得られたこの各断面層のデータは、デジタル値で記憶
    されることを特徴とする請求の範囲の第6項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】耳型は、この耳型の色に対して対照的な色
    である黒色をした1つのブロック内に封入されること、
    こうして得られたブロックは、連続する複数の工程中に
    薄い断面層ごとに走査されること、これらの薄い断面層
    が測定され、デジタル値に変換されてデジタル式に記憶
    されることを特徴とする請求の範囲の第7項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】耳型を封入するブロックの重なり合う複数
    の断面層は、このブロックを透過してこの耳型の外輪郭
    で反射する光線でこれらの断面層を走査することによっ
    て破壊することなく測定されることを特徴とする請求の
    範囲の第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】外耳道の内輪郭は、多数ではあるが有限
    の微少部分つまり3次元的に組み合わせられた複数の三
    角形状の小片又はその他の複数の多角形状の小片から構
    成されるワイヤフレームモデルに変形され、その結果、
    この内輪郭のデジタル値が、イヤモールド又は耳アダプ
    タの多次元又は3次元コンピュータモデルに変換される
    ことを特徴とする請求の範囲の第1項〜第9項のいずれ
    か1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】イヤモールド又は耳アダプタの多次元又
    は3次元コンピュータモデルの内輪郭は、微分可能な又
    は部分的に微分可能な多数本の3次元曲線の集合体に変
    形されることを特徴とする請求の範囲の第1項〜第9項
    のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】各構成要素とその各機能は、コンピュー
    タのモニタ表示を用いてイヤモールド又は耳アダプタの
    多次元又は3次元コンピュータモデルの内部空間内に手
    動で位置決めされるか又は入力されることを特徴とする
    請求の範囲の第1項〜第11項のいずれか1項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】各構成要素は、コンピュータが支援する
    ことによって最適に位置決めされ、それと同時にイヤモ
    ールド又は耳アダプタの内壁面と外側面との距離が最適
    に決定されることを特徴とする請求の範囲の第1項〜第
    11項のいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】各構成要素の配置とその全ての最適化の
    処理が、コンピュータによって全自動的に制御されるこ
    とを特徴とする請求の範囲の第1項〜第11項のいずれか
    1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】イヤモールド又は耳アダプタの多次元又
    は3次元コンピュータモデルは、ディスプレイ画面上に
    2次元的に表示されるにもかかわらず、3次元的に見え
    ることを特徴とする請求の範囲の第12項〜第13項に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】コンピュータモデルの連続した1つの断
    面層又は多数の断面層をコンピュータに表示し、 これらの断面層又は多数の断面層を連続して積層させる
    ことによって多次元又は3次元コンピュータモデルから
    イヤモールド又は耳アダプタを実際に製造し、 こうして製造された単体の又は多数の部分から成るイヤ
    モールド又は耳アダプタを、その硬化後に滑らかにし
    て、磨いて、保護部材を除去して、場合によってはイヤ
    モールドの個々の部分をつなぎ合わせて、場合によって
    はこれらの構成要素を固定することによってさらに加工
    する工程を特徴とする請求の範囲の第1項〜第15項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】連続する断面層を連続の又は不連続の制
    御信号の列に変換し、 これらの制御信号は、焦点を合わせた1本のレーザ光線
    と制御可能に可動な1つの作業台とを制御し、 制御的に可動な作業台上に配置され、液状に活性化され
    た合成樹脂で満たされた容器内のその合成樹脂の2次元
    的な表面領域の一部を、制御的に可動なレーザ光線で連
    続的に又は不連続的に照射して硬化させることによっ
    て、イヤモールド若しくは耳アダプタ又はこれらの部分
    を積層的に形成することを特徴とする請求の範囲の第16
    項に記載の方法。
  18. 【請求項18】最適化された多次元又は3次元コンピュ
    ータモデルを連続の又は不連続の制御信号の列に変換
    し、 これらの制御信号は、注入ノズルと制御可能に可動な作
    業台との位置を3次元的に制御して、イヤモールド又は
    耳アダプタの全体又はこれらの部分を連続的に又は不連
    続的に製造し、 制御可能に可動な作業台上に配置され、不動態化された
    液状の合成樹脂で満たされた容器を使用し、 イヤモールド又は耳アダプタの全体又はこれらの部分を
    製造する動作中に制御されて移動する注入ノズルからこ
    の液状の合成樹脂中に活性剤を注入し、これと同時に、
    このイヤモールド又は耳アダプタの全体又はこれらの部
    分を連続的に又は不連続的に製造するための一定の紫外
    線又は熱線を照射して、この液状の合成樹脂の一部を重
    合することを特徴とする請求の範囲の第16項に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】注入ノズルが活性剤を注入するのに加え
    て、熱が供給されることを特徴とする請求の範囲の第18
    項に記載の方法。
  20. 【請求項20】熱は、指向性の又は拡散した赤外線の形
    態で供給されることを特徴とする請求の範囲の第19項に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】ほぼ一定な紫外線が供給されることを特
    徴とする請求の範囲の第18項に記載の方法。
  22. 【請求項22】部分的に重合された合成樹脂から成る複
    数の断面層は、熱及び紫外線又はこれらのどちらか一方
    を使用して積層状に接着又は重合によって動かないよう
    に互いに接合されることを特徴とする請求の範囲の第16
    項に記載の方法。
  23. 【請求項23】多次元又は3次元コンピュータモデルを
    複数の制御信号の列に変換し、これらの制御信号の列が
    押出し装置を繰り返し制御することによって硬化性の合
    成樹脂の連続体を積層状に重ねていき、 これらの積層された断面層を硬化させてイヤモールド又
    は耳アダプタを形成し、 この硬化後に、このイヤモールド又は耳アダプタをさら
    に加工することを特徴とする請求の範囲の第22項に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】多次元又は3次元コンピュータモデルを
    複数の薄い合成樹の断面層ごとに連続の又は不連続の複
    数の制御信号の列に変換し、 これらの制御信号の列に基づいてこれらの断面層を積層
    させてイヤモールド又は耳アダプタを形成し、 これらの断面層を、熱及び紫外線又はこれらのどちらか
    一方によって互いに接合させ、こうして形成されたイヤ
    モールド又は耳アダプタをさらに加工することを特徴と
    する請求の範囲の第23項に記載の方法。
  25. 【請求項25】動作中にコンピュータ制御されるレーザ
    光線が、研削のために使用されることを特徴とする請求
    の範囲の第24項に記載の方法。
  26. 【請求項26】動作中にコンピュータ制御により紫外線
    帯域内で動作するエキシマレーザが、研削のために使用
    されることを特徴とする請求の範囲の第24項又は第25項
    に記載の方法。
  27. 【請求項27】多次元又は3次元コンピュータモデルを
    連続の又は不連続の複数の制御信号の列に変換し、これ
    らの制御信号の列にしたがってイヤモールド又は耳アダ
    プタを表示する1本の又は多数本の線分から構成される
    ワイヤフレームモデル,螺旋状モデル又はその他の多角
    形モデルを生成し、 容器を重合可能な合成樹脂で満たし、 所定の条件下で注入ノズルから射出後に比較的速くこの
    合成樹脂の少なくとも一部を硬化させる活性剤を注入す
    るため、この容器中に沈められた注入ノズルの位置を、
    これらの制御信号の列にしたがって3次元的に制御し、 その結果、イヤモールド若しくは耳アダプタ又はこれら
    の部分の外輪郭を構成するこれらの線分に沿って、この
    注入ノズルが3次元的に移動することを特徴とする請求
    の範囲の第1項〜第15項のいずれか1項に記載の方法。
  28. 【請求項28】多次元又は3次元コンピュータモデルを
    連続の又は不連続の複数の制御信号の列に変換し、これ
    らの制御信号の列にしたがってイヤモールド又は耳アダ
    プタを表示する1本の又は多数本の線分から構成される
    ワイヤフレームモデル,螺旋状モデル又はその他の多角
    形モデルを生成し、 これらの制御信号の列にしたがって押出しノズルの3次
    元的な位置を3次元的に制御することによって、イヤモ
    ールド若しくは耳アダプタ又はこれらの部分の外輪郭を
    描くこれらの線分に沿って比較的速く硬化する液状の又
    はペースト状の合成樹脂を押出して、この外輪郭を形成
    することを特徴とする請求の範囲の第1項〜第15項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  29. 【請求項29】押出しノズルが固定されていること、制
    御可能に可動な作業台がイヤモールド又は耳アダプタを
    形成するために設けられていること、及び、この制御可
    能に可動な作業台は、多次元又は3次元コンピュータモ
    デルの3次元座標に基づいて3次元的な動作で線分に沿
    って移動することを特徴とする請求の範囲の第28項に記
    載の方法。
  30. 【請求項30】押出しノズル又は作業台は、6つの自由
    度で動作することを特徴とする請求の範囲の第28項又は
    第29項に記載の方法。
  31. 【請求項31】活性化されたアクリル樹脂が、合成樹脂
    として使用されることを特徴とする請求の範囲の第28項
    〜第30項のいずれか1項に記載の方法。
  32. 【請求項32】イヤモールド又は耳アダプタの多次元又
    は3次元コンピュータモデルを2つの又は多数の部分に
    分割するため、1つのその分割面又は平坦若しくは湾曲
    状の多数のその分割面を手動で、対話式に又は自動的に
    決定(プリセット)し、 材料研削装置が、制御信号にしたがって作動してイヤモ
    ールド又は耳アダプタの外輪郭全体を包囲する合成樹脂
    製ブロックを複数の部分ブロックに分割し、 各部分ブロックから材料を研削してイヤモールド又は耳
    アダプタの対応する部分を製造し、 これらの部分を最終的につなぎ合わせることを特徴とす
    る請求の範囲の第1項〜第15項のいずれか1項に記載の
    方法。
  33. 【請求項33】部分ブロックの数が最小になるように、
    かつ材料が実質的に容易に研削されるように、分割面の
    寸法と形が最適化されることを特徴とする請求の範囲の
    第32項に記載の方法。
  34. 【請求項34】紫外線帯域内で動作するエキシマレーザ
    が、個々の部分ブロックから材料を研削するために使用
    されることを特徴とする請求の範囲の第32項又は第33項
    に記載の方法。
  35. 【請求項35】接着,重合又は熱処理によって後で不変
    的につなぎ合わせるため、イヤモールド又は耳アダプタ
    の各部分は、この目的に適合した溝,バネ,孔,ほぞ,
    又は段差のある縁部等を有することを特徴とする請求の
    範囲の第32項〜第34項のいずれか1項に記載の方法。
  36. 【請求項36】コンピュータ制御でイヤモールド又は耳
    アダプタの各部分を製造するときにこの各部分を解離可
    能に接合するため、ほぞ,孔,及びネジや位置決めバネ
    等用の孔のような係合接合部材が使用されることを特徴
    とする請求の範囲の第32項〜第34項のいずれか1項に記
    載の方法。
  37. 【請求項37】コンピュータ制御で選び出された1つの
    ブロック又は選び出された複数の部分ブロックから材料
    を研削してイヤモールド又は耳アダプタの外輪郭を製造
    する方法において、 既に前もって製造され、合成樹脂ブロック内に封入さ
    れ、この合成樹脂ブロック内部の輪郭内だけに設定され
    るイヤモールド又は耳アダプタに必要な全ての決定され
    た構成要素の1組の又は多数組の寸法と位置を、1つの
    データバンク中に記憶すること、 この選び出されたブロック内部の位置に依存するイヤモ
    ールド又は耳アダプタの外輪郭を手動で、対話式に又は
    自動的に最適化して、最終の寸法を最小限にしてかつ外
    観を最適にすることを特徴とする請求の範囲の第1項〜
    第15項のいずれか1項に記載の方法。
  38. 【請求項38】紫外線帯域内で動作するエキシマレーザ
    が、選び出された1つの合成樹脂ブロック又は選び出さ
    れた合成樹脂の複数の部分ブロックの材料を研削するた
    めに使用されることを特徴とする請求の範囲の第37項に
    記載の方法。
JP4500294A 1990-12-21 1991-11-19 外耳道の内輪郭に個別に合わせられたイヤモールド又は耳アダプタを製造する方法 Expired - Fee Related JP2994751B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4041105A DE4041105A1 (de) 1990-12-21 1990-12-21 Verfahren zum herstellen von individuell an die konturen eines ohrkanals angepassten otoplastiken oder ohrpassstuecken
DE4041105.2 1990-12-21
PCT/EP1991/002182 WO1992011737A1 (de) 1990-12-21 1991-11-19 Verfahren zum herstellen von individuell an die konturen eines ohrkanals angepassten otoplastiken oder ohrpassstücken

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05505924A JPH05505924A (ja) 1993-08-26
JP2994751B2 true JP2994751B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=6420972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4500294A Expired - Fee Related JP2994751B2 (ja) 1990-12-21 1991-11-19 外耳道の内輪郭に個別に合わせられたイヤモールド又は耳アダプタを製造する方法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0516808B1 (ja)
JP (1) JP2994751B2 (ja)
AT (1) ATE133529T1 (ja)
AU (1) AU640068B2 (ja)
CA (1) CA2076682C (ja)
DE (2) DE4041105A1 (ja)
DK (1) DK0516808T3 (ja)
WO (1) WO1992011737A1 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4041105A1 (de) * 1990-12-21 1992-06-25 Toepholm & Westermann Verfahren zum herstellen von individuell an die konturen eines ohrkanals angepassten otoplastiken oder ohrpassstuecken
IT1270945B (it) * 1993-05-13 1997-05-26 Aldo Gervasio Sistema e procedimento per la riproduzione di oggetti tridimensionali
DE4326874C3 (de) * 1993-08-11 1999-11-25 Benecke Kaliko Ag Verfahren zum Gravieren eines Musters in eine Oberfläche eines Werkstücks
DE29602839U1 (de) 1996-02-17 1996-03-28 Mediphon Hörgerätetechnik GmbH, 44379 Dortmund Hörgerät
BE1010200A3 (nl) * 1996-04-26 1998-03-03 Variphone Benelux Naamloze Ven Werkwijze en inrichting voor het vervaardigen van oorstukjes.
DE19618367A1 (de) 1996-05-08 1997-11-13 Benecke Kaliko Ag Verfahren zur Erzeugung eines elektrischen Steuersignals für eine Vorrichtung zur Erzeugung einer Tiefenstruktur in einer Werkzeugoberfläche
FR2789187B1 (fr) 1998-11-19 2001-11-30 Cirtes Ct D Ingenierie De Rech Procede de realisation de pieces mecaniques, en particulier de prototypes, par decomposition en strates, strates elementaires obtenues selon le procede et pieces mecaniques ainsi obtenues
FR2789188B1 (fr) * 1998-11-19 2001-11-30 Cirtes Ct D Ingenierie De Rech Procede de realisation de pieces mecaniques, en particulier de prototypes, par decomposition en strates avec retournement, strates elementaires obtenues selon le procede et pieces mecaniques ainsi obtenues
FR2808896B1 (fr) 2000-05-15 2003-05-09 Cirtes Ct D Ingenierie De Rech Dispositif pour la realisation de plaques destinees a un procede de prototypage rapide, procede d'usinage et d'assemblage desdites plaques et pieces prototypes ainsi obtenues
FR2809040B1 (fr) 2000-05-15 2002-10-18 Cirtes Ct D Ingenierie De Rech Structure d'etau pour le positionnement et le maintien de pieces en vue de leur usinage
US6540045B1 (en) 2000-06-30 2003-04-01 Phonak Ag Method for manufacturing an ear device and ear device
US7014010B2 (en) * 2000-06-30 2006-03-21 Phonak Ag Method for manufacturing an ear device and ear device
US7625335B2 (en) 2000-08-25 2009-12-01 3Shape Aps Method and apparatus for three-dimensional optical scanning of interior surfaces
CA2410995C (en) * 2000-09-25 2009-10-27 Phonak Ag Otoplasty and method for producing an otoplasty
US6595317B1 (en) 2000-09-25 2003-07-22 Phonak Ag Custom-moulded ear-plug device
EP1323331B1 (de) * 2000-09-25 2017-05-03 Sonova AG Verfahren zur fertigung von otoplastiken
US6533062B1 (en) 2000-09-25 2003-03-18 Phonak Ag Production process for custom-moulded ear-plug devices
US7394909B1 (en) 2000-09-25 2008-07-01 Phonak Ag Hearing device with embedded channnel
US6401859B1 (en) 2000-09-25 2002-06-11 Phonak Ag Custom-molded ear-plug, and process for producing a custom-molded ear-plug device
US7050876B1 (en) * 2000-10-06 2006-05-23 Phonak Ltd. Manufacturing methods and systems for rapid production of hearing-aid shells
DK1368986T3 (da) 2001-03-02 2012-02-27 3Shape As Fremgangsmåde til modellering af specialfremstillede ørestykker
WO2002071794A1 (en) * 2001-03-02 2002-09-12 3Shape Aps Method for modelling customised earpieces
DE10111636B4 (de) * 2001-03-10 2004-10-14 Elscheid, Beate Verfahren zum Herstellen eines Ohreinsatzes und Ohreinsatz
JP4755798B2 (ja) * 2001-07-26 2011-08-24 フォーナック アーゲー 耳用装置の製造方法
AU2008201247B2 (en) * 2001-10-17 2009-11-05 Phonak Ag Apparatus and Method for Applying a Substance to a Human Body
DE20211570U1 (de) * 2002-07-12 2003-11-20 Hörgeräte KIND GmbH & Co. KG, 30938 Burgwedel Vorrichtung zur Herstellung von Hörgeräteschalen
FR2845492B1 (fr) 2002-10-07 2004-11-26 Cirtes Src Piece mecanique avec au moins un circuit de transport de fluide et son procede de conception par strates
ATE385326T1 (de) 2003-02-06 2008-02-15 Cirtes Src Sa Cooperative D Ue Verfahren zur optimierung der schichtübergänge in einer modellierung oder prototypenfertigung durch eine schichtzergliederung und nach diesem verfahren hergestellte werkstücke
US7308328B2 (en) 2003-05-15 2007-12-11 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. Synchronized processing of ear shells for hearing aids
JP2005131050A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 外耳道形状の測定方法及び補聴器シェルの製造方法並びに補聴器
US7162323B2 (en) 2004-04-05 2007-01-09 Hearing Aid Express, Inc. Decentralized method for manufacturing hearing aid devices
DE102005013834A1 (de) * 2005-03-24 2006-09-28 Siemens Audiologische Technik Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Hörhilfekomponente und entsprechende Hörhilfekomponente
WO2006103236A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Siemens Audiologische Technik Gmbh Hearing aid impression buildability index computation tool
DE102005046169A1 (de) * 2005-09-27 2007-04-05 Siemens Audiologische Technik Gmbh Hörhilfegerät mit einer Antenne
EP1952668B1 (en) * 2005-11-25 2020-08-26 Sonova AG Method for fitting a hearing device
JP4492879B2 (ja) * 2006-02-09 2010-06-30 国立大学法人浜松医科大学 生体印象取得装置、方法及びプログラム
ES2653214T3 (es) 2006-02-10 2018-02-06 3Shape A/S Procedimiento y sistema para crear auriculares no oclusivos
DE102006007032A1 (de) * 2006-02-15 2007-08-16 Accusta Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Ohreinsatzes, Ohreinsatzanordnung und Verwendung einer Ohreinsatzanordnung
NL1033281C2 (nl) * 2006-07-21 2008-01-22 Exsilent Res Bv Hoortoestel, uitbreidingseenheid en werkwijze voor het vervaardigen van een hoortoestel.
JP4795886B2 (ja) 2006-07-27 2011-10-19 株式会社キーエンス レーザ加工装置、レーザ加工条件設定装置、レーザ加工条件設定方法、レーザ加工条件設定プログラム
DE102006035065A1 (de) * 2006-07-28 2008-04-30 Siemens Audiologische Technik Gmbh Ohreinsatz-Anordnung für ein Hörgerätsystem
US7672823B2 (en) * 2006-09-05 2010-03-02 Siemens Aktiengesellschaft Computerized method for adherence to physical restriction in the construction of an ITE hearing aid
US7720243B2 (en) 2006-10-12 2010-05-18 Synygis, Llc Acoustic enhancement for behind the ear communication devices
EP2023662A1 (en) * 2007-08-01 2009-02-11 Siemens Audiologische Technik GmbH System comprising an automated tool and appertaining method for hearing aid design
WO2011000375A1 (en) 2009-07-02 2011-01-06 Widex A/S An ear plug with surface electrodes
EP2301741A1 (de) 2009-09-28 2011-03-30 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Im Ohr tragbare Gehäuseschale oder Otoplastik
DE102011080753A1 (de) * 2011-08-10 2013-02-14 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Herstellen eines Ohrpassstücks durch Thermoformen
CN106327568B (zh) * 2015-06-16 2018-09-28 西安慕声电子科技有限公司 一种定制耳部佩戴设备的方法
DE102019101370A1 (de) * 2019-01-21 2020-07-23 Mecuris GmbH Verfahren zum Bestimmen eines Modells einer Extremität, computerlesbares Speichermedium und System

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199992A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 森實 美津夫 古紙パルプの前処理方法
JPH0351390A (ja) * 1989-03-29 1991-03-05 A Ahlstroem Oy パルプ処理法及びその装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2525103B1 (fr) * 1982-04-14 1985-09-27 Duret Francois Dispositif de prise d'empreinte par des moyens optiques, notamment en vue de la realisation automatique de protheses
US4663720A (en) * 1984-02-21 1987-05-05 Francois Duret Method of and apparatus for making a prosthesis, especially a dental prosthesis
DE3711470A1 (de) * 1987-04-04 1988-10-27 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zum herstellen eines dreidimensionalen modells
CH677570A5 (ja) * 1989-05-17 1991-05-31 Ascom Audiosys Ag
US5487012A (en) * 1990-12-21 1996-01-23 Topholm & Westermann Aps Method of preparing an otoplasty or adaptive earpiece individually matched to the shape of an auditory canal
DE4041105A1 (de) * 1990-12-21 1992-06-25 Toepholm & Westermann Verfahren zum herstellen von individuell an die konturen eines ohrkanals angepassten otoplastiken oder ohrpassstuecken

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199992A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 森實 美津夫 古紙パルプの前処理方法
JPH0351390A (ja) * 1989-03-29 1991-03-05 A Ahlstroem Oy パルプ処理法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0516808A1 (de) 1992-12-09
DE4041105A1 (de) 1992-06-25
JPH05505924A (ja) 1993-08-26
DK0516808T3 (da) 1996-04-29
AU640068B2 (en) 1993-08-12
WO1992011737A1 (de) 1992-07-09
DE59107313D1 (de) 1996-03-07
CA2076682A1 (en) 1992-06-22
CA2076682C (en) 1998-02-03
EP0516808B1 (de) 1996-01-24
ATE133529T1 (de) 1996-02-15
AU8910391A (en) 1992-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2994751B2 (ja) 外耳道の内輪郭に個別に合わせられたイヤモールド又は耳アダプタを製造する方法
US5487012A (en) Method of preparing an otoplasty or adaptive earpiece individually matched to the shape of an auditory canal
EP1356709B1 (en) Manufacturing methods and systems for rapid production of hearing-aid shells
US6574523B1 (en) Selective control of mechanical properties in stereolithographic build style configuration
US7875232B2 (en) Simultaneous negative cast and shell fabrication for custom hearing aids
Kai Three-dimensional rapid prototyping technologies and key development areas
US6021358A (en) Three dimensional model and mold making method using thick-slice subtractive fabrication
EP1368986B1 (en) Method for modelling customised earpieces
JP3619191B2 (ja) 異なる密度の領域を有するステレオリソグラヒック物品を製造する方法
US20100017006A1 (en) Method and system for creating non-occluding earpieces
JP2003136605A (ja) 製品の作成方法及びその製品
DE69820623T2 (de) Verbessertes künstliches ohr und ohrkanalsystem und verfahren zu seiner herstellung
DE102009009273B4 (de) Verfahren zur Herstellung eines Hörgeräts mit indirekter Laserbestrahlung
JP2837649B2 (ja) 挿耳形補聴器用シェルの製造方法
US6746814B2 (en) Method and system for colorizing a stereolithographically generated model
US6146487A (en) Rapid prototyping method for minimizing post processing
JPH1155797A (ja) 補聴器用シェル等の製造方法
JPH05147044A (ja) タイヤ金型用マスターモデル
JPH1155796A (ja) 補聴器用シェル等の製造方法
US9693158B2 (en) In-ear monitors and methods of manufacturing
KR100757094B1 (ko) 엑스-선 인체 모형 및 그의 제조 방법
JPH05337951A (ja) 簡易型の製作方法
Moeskopf et al. Introduction to rapid prototyping
CN114670451B (zh) 3d系统化定制耳机的制作方法
Belmont Accurate Replication of an Ear Pinnae Geometry for Use in Acoustic Testing of Spatial Cues and Sound Localization

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees