JPH1155796A - 補聴器用シェル等の製造方法 - Google Patents

補聴器用シェル等の製造方法

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JPH1155796A
JPH1155796A JP9206381A JP20638197A JPH1155796A JP H1155796 A JPH1155796 A JP H1155796A JP 9206381 A JP9206381 A JP 9206381A JP 20638197 A JP20638197 A JP 20638197A JP H1155796 A JPH1155796 A JP H1155796A
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JP
Japan
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shell
hearing aid
face plate
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manufactured
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JP9206381A
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English (en)
Inventor
Iwao Itedan
巌 井手段
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Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/652Ear tips; Ear moulds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/658Manufacture of housing parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補聴器用シェルの小型化と組立易さを図る。 【解決手段】 補聴器用シェル本体7と、この補聴器用
シェル本体7の端部にフェースプレートをねじ等で固定
するためのフランジ部5をラピッド・プロトタイピング
・システムにより一体的に作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラピッド・プロト
タイピング・システム(Rapid Prototyping System:以
下R.P.Sという)を利用して挿耳形補聴器を形成す
るシェルとフェースプレートの製造方法に関する。ここ
で、R.P.Sとは、被造形物の形状寸法を2次元の図
面より3次元CADデータに変換するか、レーザ等によ
り非接触で測定した被造形物の形状計測データを3次元
CADデータに変換し、この3次元CADデータをもと
に、液状、粉状、フィルム状等の材料の形態を問わず、
樹脂を材料として樹脂造形モデルを作る方法をいう。
【0002】
【従来の技術】従来の補聴器用シェル等の製造方法とし
ては、ユーザの外耳道形状に合せてシェルを作製し、次
いでシェルの端面形状より大きな既製のフェースプレー
トに構成部品を取付け、シェルの端面にフェースプレー
トを接着固定し、次いでシェル外形よりはみ出した部分
のフェースプレートを切取り、切断面を滑らかに仕上げ
る方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の製造方
法では、シェルへのフェースプレートの接着固定及びシ
ェル外形よりはみ出した部分のフェースプレートを切取
る熟練作業を必要とし、修理の場合は接着固定したフェ
ースプレートを剥がさなければならない。フェースプレ
ートを剥がすことは熟練作業と工数が必要である。その
結果として製品のばらつきや熟練者でも工数が掛かると
いう問題点を有している。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、補聴器の小型化が可能で各ユーザの形状に合っ
たシェルが作製でき、更にシェルからフェースプレート
の着脱が容易な補聴器用シェル等を製造できる方法を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項1の発明は、補聴器用シェル本体と、この補聴器用
シェル本体の端部にフェースプレートをねじ等で固定す
るためのフランジ部をR.P.Sにより一体的に作製す
るものである。
【0006】請求項2の発明は、フランジ部を端部に形
成する補聴器用シェル本体をR.P.Sにより一体的に
作製した後に、このフランジ部にねじ等で固定するフェ
ースプレートをR.P.Sにより作製するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る
補聴器用シェル等の製造方法の説明図、図2は本発明に
より作製したシェル等を用いた挿耳形補聴器の断面図で
ある。
【0008】請求項1の発明に係る補聴器用シェル等の
製造方法は、R.P.Sの一例として紫外線硬化性の液
体樹脂を用いたものである。即ち、図1(a)に示すよ
うに、紫外線硬化性の液体樹脂を主成分とした感光性樹
脂液1を満たした槽2と、この槽2内を昇降自在に移動
する台3と、槽2の上方にあって少なくとも2自由度
(直交座標系や極座標系など)の位置決めが可能な紫外
線レーザ4を備えた紫外線レーザ制御装置などから構成
される光造形装置により実施される。
【0009】この場合、3次元CADデータを用いるの
で、フランジから造形するか、シェルの鼓膜側より造形
するかは任意に行うことができる。一例としてフランジ
より造形する方法を述べる。先ず、図1(a)に示すよ
うに、フェースプレートをねじ等で固定するためのフラ
ンジ部5を光造形法により作製する。予め収集してある
ユーザ固有のフランジ部5の2次元形状データに基づい
て紫外線レーザ4を移動させ、紫外線レーザ光6を対象
となる位置にある感光性樹脂液1に照射してその感光性
樹脂液1を硬化させて1層分造形する。
【0010】なお、紫外線レーザ4と台3の表面との距
離は、光造形法を実施するのに最適な距離に設定してあ
る。そこで、台3は、シェルが1層分造形されるたびに
1層分ずつ順次下降することになる。
【0011】次いで、台3を1層分の距離だけ下降さ
せ、同様にフランジ部5の3次元CADデータに基づい
て紫外線レーザ4を移動させ、紫外線レーザ光6を対象
となる位置にある感光性樹脂液1に照射してその感光性
樹脂液1を硬化させて全部で2層分造形する。同様の工
程を繰り返して、図1(a)に示すように、フランジ部
5を作製する。
【0012】次いで、図1(b)に示すように、フラン
ジ部5に続いてシェル本体7を、予め収集してあるユー
ザ固有のシェル本体7の3次元CADデータに基づいて
紫外線レーザ4を移動させ、紫外線レーザ光6を対象と
なる位置にある感光性樹脂液1に照射してその感光性樹
脂液1を硬化させて1層分造形する。
【0013】同様にして、台3を順次1層分の距離だけ
下降させながら、シェル本体7の3次元CADデータに
基づいて紫外線レーザ4を移動させ、紫外線レーザ光6
を対象となる位置にある感光性樹脂液1に照射してその
感光性樹脂液1を硬化させて順次1層分ずつ造形してい
く。
【0014】すると、図1(c)に示すように、フラン
ジ部5とシェル本体7からなるシェル9が一体的に作製
される。従来の方法により作製したシェルよりも、シェ
ル9全体として肉厚を薄くすることができる。
【0015】図2は、請求項1の発明により作製したフ
ランジ部5とシェル本体7で形成されるシェル9を用い
た挿耳形補聴器10の断面図である。ここで、11はフ
ェースプレート、12はマイクロホン、13はイヤホ
ン、14は電池ホルダ、15はベント孔、16はフェー
スプレート11をフランジ部5に固定するためのねじで
ある。
【0016】また、請求項2の発明に係る補聴器用シェ
ル等の製造方法は、図1で示す請求項1の発明と同様に
して、先ずフランジ部5とシェル本体7からなるシェル
9をR.P.Sの一例として紫外線硬化性の液体樹脂を
用いた方法により一体的に作製する。
【0017】次いで、フェースプレート11の3次元C
ADデータに基づいて紫外線レーザ4を移動させ、紫外
線レーザ光6を対象となる位置にある感光性樹脂液1に
照射してその感光性樹脂液1を硬化させて1層分造形す
る。
【0018】台3を1層分の距離だけ下降させ、同様に
フェースプレート11の3次元CADデータに基づいて
紫外線レーザ4を移動させ、紫外線レーザ光6を対象と
なる位置にある感光性樹脂液1に照射してその感光性樹
脂液1を硬化させて全部で2層分造形する。同様の工程
を繰り返して、フェースプレート11を作製する。そし
て、フェースプレート11を槽2から取り出す。
【0019】従って、図2に示す挿耳形補聴器と同様
に、従来の方法により作製したシェルよりも、シェル9
全体として肉厚を薄くすることができる。なお、この実
施の形態では、液状の樹脂を用いた場合について説明し
たが、粉状でもフィルム状でも、その形態は問わない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、耳
の奥に挿入するための更なる小型化の要求に対し、3次
元CADデータよりR.P.Sを用いたシェルおよびフ
ェースプレートの製作により、小型化、組立易さ、工数
の低減等を有利化することが可能となった。即ち、従来
の方法により作製したシェルよりも、肉厚を薄くしてシ
ェルを作製することができ、挿耳形補聴器の小型化に寄
与することができる。また、フェースプレートは、ねじ
等でシェルに固定されるので、シェルからフェースプレ
ートを着脱するのが容易になり、接着剤を使用する場合
には挿耳形補聴器の修理やリメイクなどを行う時に必要
とされるシェルからフェースプレートを剥がす煩雑作業
が不要になる。また、本発明によれば、シェルの肉厚を
厚くすることなく、即ちシェルの内部空間を小とするこ
となく、シェル外形を大とすることなく、フランジ部に
よってフェースプレートとシェルのねじ結合を可能とし
ており、可及的小なることを要求される挿耳形補聴器の
要望にも応え得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補聴器用シェル等の製造方法の説
明図
【図2】本発明により作製したシェル等を用いた挿耳形
補聴器の断面図
【符号の説明】
1…感光性樹脂液、2…槽、3…台、4…紫外線レー
ザ、5…フランジ部、6…紫外線レーザ光、7…シェル
本体、9…シェル、10…挿耳形補聴器、11…フェー
スプレート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補聴器用シェル本体と、この補聴器用シ
    ェル本体の端部にフェースプレートをねじ等で固定する
    ためのフランジ部をラピッド・プロトタイピング・シス
    テムにより一体的に作製することを特徴とする補聴器用
    シェル等の製造方法。
  2. 【請求項2】 フランジ部を端部に形成する補聴器用シ
    ェル本体をラピッド・プロトタイピング・システムによ
    り一体的に作製した後に、このフランジ部にねじ等で固
    定するフェースプレートをラピッド・プロトタイピング
    ・システムにより作製することを特徴とする補聴器用シ
    ェル等の製造方法。
JP9206381A 1997-07-31 1997-07-31 補聴器用シェル等の製造方法 Pending JPH1155796A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246505A1 (en) * 2001-03-26 2002-10-02 Widex A/S A hearing aid with a face plate that is automatically manufactured to fit the hearing aid shell
JP2004523135A (ja) * 2000-09-07 2004-07-29 フォーナック アーゲー 補聴器製造方法及び補聴器
JP2005532753A (ja) * 2002-07-10 2005-10-27 オティコン アクティーセルスカプ 補聴器または類似の音響装置及び補聴器の製造方法
US7050876B1 (en) 2000-10-06 2006-05-23 Phonak Ltd. Manufacturing methods and systems for rapid production of hearing-aid shells
JP2009540705A (ja) * 2006-06-20 2009-11-19 ヴェーデクス・アクティーセルスカプ 補聴器ハウジング,補聴器,および補聴器の製造方法

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