JP2993226B2 - 整流器 - Google Patents

整流器

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JP2993226B2 JP3283769A JP28376991A JP2993226B2 JP 2993226 B2 JP2993226 B2 JP 2993226B2 JP 3283769 A JP3283769 A JP 3283769A JP 28376991 A JP28376991 A JP 28376991A JP 2993226 B2 JP2993226 B2 JP 2993226B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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  • Rectifiers (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイリスタ変換器等を
用いて交流を直流に変換する整流器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサイリスタ変換器を用いた整流器
には、出力電流を制御するとともに、その制御部の動作
異常に対するフェイルセーフ機能を備えたものがある。
図5,図6は、その1例を示すブロック図である。この
整流器では、交流電源1に接続されているサイリスタ変
換器2へ点弧パルスを送る制御部として、1対の下位制
御部3,4とそれらの動作を切り換える上位制御部5と
を備えている。上位制御部5は、サイリスタ変換器2よ
り出力される直流電流の値を指定するための電流指令a
と、下位制御部3,4の一方を作動させ、残りを待機さ
せるためのパルスオン・オフ指令bをそれぞれ下位制御
部3,4へ送る。
【0003】下位制御部3,4は、入力されたパルスオ
ン・オフ指令bがオンであれば、電流指令aに指定され
た電流値と、電流検出器6が検出した検出電流値eとを
内部の電流調節器7により比較して、最適な点弧角から
なる点弧パルスdを生成してサイリスタ変換器2へ送
る。また、下位制御部3,4は、入力したパルスオン・
オフ指令bがオフであれば、点弧パルスdを生成するこ
となく動作を停止して待機する。さらに、下位制御部
3,4は、内蔵するCPUによりこれらの動作が行なわ
れており、このCPUの動作を常時監視し、その結果を
CPU正常・異常指令cとして上位制御部5へ返してい
る。
【0004】つまり、点弧パルスを発生する制御部を二
重化したことにより、一方の下位制御部が作動して点弧
パルスを発生している間、他の下位制御部が待機し、動
作中の下位制御部に動作異常が発生する場合に備えてい
る。例えば動作中の下位制御部3に故障等の障害が発生
すると、上位制御部5の切り換え動作により、それまで
動作中であった下位制御部3が停止され、同時に待機中
であった下位制御部4より点弧パルスdの送出が開始さ
れる。それにより、動作中の下位制御部3,4の何れか
に異常が発生した場合でも、サイリスタ変換器2への点
弧パルスdの送出が途絶えることなく、整流器としての
信頼性を増すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の整流器では、一方の下位制御部に動作異常が発
生して、他の下位制御部に切り換えられる際、新たに送
られる点弧パルスは、それまで送られていた点弧パルス
の点弧角の値を継承することなく、最初は最大の点弧角
をした点弧パルスとなり、以後、正常な値まで低下して
いく。このように、切り換え時に点弧角が急激に増大し
て変換器の出力が大きく変動することは、整流器に接続
されている機器に対して好ましくない影響をおよぼすと
いう問題がある。本発明は上記問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、障害が発生
して制御部が切り換えられる際に、点弧パルスの点弧角
が急激に変化することのない整流器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、交流電源が接続される交直変換器
と、交直変換器の出力電流値を検出する検出器と、前記
出力電流値が所定の値となるように点弧角を制御しなが
ら交直変換器に対する点弧パルスを発生する1対の点弧
パルス発生回路と、動作中の点弧パルス発生回路の動作
異常を検出する手段と、動作異常が検出された場合に、
待機中の点弧パルス発生回路を起動させる切り換え手段
とを備えた整流器において、交直変換器の出力側に設置
された電圧検出器と、この電圧検出器が検出した電圧よ
り得られるその時点の点弧パルスの点弧角の値を待機し
ている点弧パルス発生回路中に保持する手段と、動作異
常が検出されて待機中の点弧パルス発生回路が起動され
る際に、保持している前記点呼角を用いて最初の点呼パ
ルスを発生させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】 第2の発明は、交流電源が接続される交
直変換器と、交直変換器の出力電流値を検出する検出器
と、前記出力電流値が所定の値となるように点弧角を制
御しながら交直変換器に対する点弧パルスを発生する1
対の点弧パルス発生回路と、動作中の点弧パルス発生回
路の動作異常を検出する手段と、動作異常が検出された
場合に、待機中の点弧パルス発生回路を起動させる切り
換え手段とを備えた整流器において、待機中の点弧パル
ス発生回路に対して、動作中の点弧パルス発生回路によ
る点弧パルスの点弧角と余りかけ離れない点弧角を入力
する手段と、入力された点弧パルスの点弧角を待機して
いる点弧パルス発生回路中に保持する手段と、動作異常
が検出されて待機中の点弧パルス発生回路が起動される
際に、保持している前記点呼角を用いて最初の点呼パル
スを発生させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明においては、交直変換器の出力側に
設置された電圧検出器が検出した電圧より得られる点弧
パルスの点弧角の値が、待機中の点弧パルス発生回路中
に保持される。次いで、作動中の点弧パルス発生回路の
動作に異常が発生したことが検出されると、待機中の点
弧パルス発生回路が動作を開始し、その直前に保持した
点弧角からなる点弧パルスが交直変換器へ送られる。そ
れにより、切り換えの前後での点弧パルスの点弧角の変
動がなくなる。
【0009】第2の発明においては、入力手段により入
力された点弧パルスの点弧角の値が待機中の点弧パルス
発生回路中に保持される。次いで、作動中の点弧パルス
発生回路の動作に異常が発生したことが検出されると、
待機中の点弧パルス発生回路が動作を開始し、すでに保
持している点弧角からなる点弧パルスが交直変換器へ送
られる。それにより、切り換えの前後での点弧パルスの
点弧角の変動が少なくなる。
【0010】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1,図2は第1の発明に係る整流器の構成を示す
ブロック図である。図1において、上位制御部15は、
交直変換器としてのサイリスタ変換器2の出力電流の値
を指定するための電流指令aと、点弧パルス発生回路で
あるところの下位制御部13,14の何れかを作動させ
て残りを待機させるためのパルスオン・オフ指令bと、
検出点弧角待機オン・オフ指令fをそれぞれ下位制御部
13,14へ送る。このパルスオン・オフ指令bと、検
出点弧角待機オン・オフ指令fとは、互いに信号値が反
対であり、一方がオンであれば他方がオフの関係に保た
れる。
【0011】下位制御部13は、入力したパルスオン・
オフ指令bがオンであれば、電流指令aに指定された電
流値と、電流検出器6が検出した検出電流値eとを内部
の電流調節器17が比較して、最適な点弧角からなる点
弧パルスdを生成してサイリスタ変換器2へ送る。ま
た、下位制御部13では、内蔵するCPUによりこれら
の動作が行なわれており、このCPUの動作を常時監視
し、その結果をCPU正常・異常指令cとして上位制御
部15へ返す。
【0012】このとき下位制御部14は、入力したパル
スオン・オフ指令bがオフとなり、点弧パルスdを生成
することなく動作を停止して待機し、さらには、下位制
御部14には、電圧検出器8がサイリスタ変換器2の出
力電圧(実効値)を検出した検出電圧gが入力されてお
り、入力されている検出点弧角待機オン・オフ指令fが
オン、すなわち待機中である間は、その検出電圧gを保
持する。
【0013】ここで、動作中である下位制御部13に動
作異常が発生すると、異常を表すCPU正常・異常指令
cが上位制御部15に入力されて、下位制御部14への
パルスオン・オフ指令bをオンに反転し、同時に検出点
弧角待機オン・オフ指令fをオフに反転する。それによ
り、下位制御部14が動作を開始し、最初に、その直前
まで保持していた検出電圧gにもとづいた点弧角の点弧
パルスdをサイリスタ変換器2へ送る。この最初に送ら
れる点弧パルスdは、切り換え直前に送られていた点弧
パルスdとほぼ等しい点弧角となり、切り換え前後では
サイリスタ変換器2の出力の変動が解消される。以後
は、下位制御部14の本来の動作により、電流検出器6
が検出した検出電流値eに基づき、サイリスタ変換器2
の出力電流が電流指令aに指定された電流値となるよう
に点弧パルスdの点弧角が制御される。
【0014】下位制御部13,14の構成はそれぞれ同
じであり、上述した場合と反対に最初に下位制御部14
を作動させておき下位制御部13を待機させることもで
きる。図2は、図1の下位制御部13,14内の電流調
節器17の構成を模式的に示した説明図である。図は待
機中を表し、パルスオン・オフ指令bがオフであること
により、接点21bが閉じ、接点22aが開かれる。こ
のとき検出点弧角待機オン・オフ指令fがオンであるの
で、接点21bを介して接点23aが閉じられ。その結
果、電流調節器17に入力された検出電圧gは、接点2
3aを介して電圧値保持手段24へ送られる。電圧値保
持手段24は、比例積分演算器25とarc cos変
換器26との間に設置されており、検出電圧gが送られ
ている間は、比例積分演算器25から出力された電圧デ
ータを無視し、arc cos変換器26に対して検出
電圧gを入力する。図の状態では、検出電圧gがarc
cos変換器26に入力されて、さらに点弧角調節器
27へ入力されることにより、検出電圧gの値に応じた
点弧角の点弧パルスが発生する。しかし、この点弧パル
スは、接点22aが開いているため、電流調節器17か
ら外部へは出力されることがない。
【0015】待機中はこれらの動作が常時おこなわれ、
常に接点22aの手前までは、その時点の検出電圧gの
値に応じた最適の点弧角の点弧パルスが送られている。
ここで、パルスオン・オフ指令bがオフからオンに反転
して、電流調節器17が待機状態から動作状態に切り換
えられると、接点22aが閉じられて、その時点で点弧
角調節器27から出力されている点弧パルスが、接点2
2aを通り、点弧パルスdとして、電流調節器17から
外部へ出力される。同時に、検出点弧角待機オン・オフ
指令fがオフに変わり、接点23aが開くことにより、
電圧値保持手段24への検出電圧gの供給が停止され
る。その結果、比例積分演算器25からの出力がarc
cos変換器26に入力されるようになり、以後、通
常の動作である電流指令aと検出電流値eの差に基づく
比例積分制御により点弧角が制御された点弧パルスdが
出力される。
【0016】このように、第1の発明の実施例では、電
圧検出器8がサイリスタ変換器2の出力電圧(実効値)
を検出し、検出電圧gとして、待機中の下位制御部14
に保持しておき、下位制御部14が待機から動作状態に
切り換えられた直後のみ、その直前に保持した検出電圧
gに基づく点弧角の点弧パルス、つまり、それまで動作
していた下位制御部13が出力していた点弧パルスとほ
ぼ同じ点弧角の点弧パルスが出力されることにより、下
位制御部13から下位制御部14へ切り換える際に点弧
パルスの点弧角の変動が殆どなくなり、整流器としての
動作が安定し信頼性も増す。
【0017】次に、第2の発明についての実施例を説明
する。図3,図4は第2の発明に係る整流器の構成を示
すブロック図である。図3において、上位制御部35
は、サイリスタ変換器2の出力電流の値を指定するため
の電流指令aと、点弧パルス発生回路であるところの下
位制御部33,34の何れかを作動させて残りを待機さ
せるためのパルスオン・オフ指令bと、検出点弧角待機
オン・オフ指令fをそれぞれ下位制御部33,34へ送
る。このパルスオン・オフ指令bと、検出点弧角待機オ
ン・オフ指令fとは、互いに信号値が反対であり、一方
がオンであれば他方がオフの関係に保たれる。
【0018】下位制御部33は、入力したパルスオン・
オフ指令bがオンであれば、電流指令aに指定された電
流値と、電流検出器6が検出した検出電流値eとを内部
の電流調節器37が比較して、最適な点弧角からなる点
弧パルスdを生成してサイリスタ変換器2へ送る。ま
た、下位制御部33では、内蔵するCPUによりこれら
の動作が行なわれており、このCPUの動作を常時監視
し、その結果をCPU正常・異常指令cとして上位制御
部35へ返す。
【0019】このとき下位制御部34は、入力したパル
スオン・オフ指令bがオフとなり、点弧パルスdを生成
することなく動作を停止して待機する。ここで、動作中
である下位制御部33に動作異常が発生すると、異常を
表すCPU正常・異常指令cが上位制御部35に入力さ
れて、下位制御部34へのパルスオン・オフ指令bをオ
ンに反転し、同時に検出点弧角待機オン・オフ指令fを
オフに反転する。それにより、下位制御部34が動作を
開始し、最初は、予め入力されている点弧角待機設定入
力hにもとづいた点弧角の点弧パルスdをサイリスタ変
換器2へ送る。
【0020】この最初に送られる点弧パルスdの点弧角
は、切り換え直前に送られていた点弧パルスdと余りか
け離れない値を設定しておくことにより、切り換え前後
でサイリスタ変換器2の出力の変動が少なくなる。以後
は、下位制御部34の本来の動作により、電流検出器6
が検出した検出電流値eに基づき、サイリスタ変換器2
の出力電流が電流指令aに指定された電流値となるよう
に点弧パルスdの点弧角が制御される。下位制御部3
3,34の構成はそれぞれ同じであり、上述した場合と
反対に最初に下位制御部34を作動させて下位制御部3
3を待機させることもできる。
【0021】図4は、図3の下位制御部33,34内の
電流調節器37の構成を模式的に示した説明図である。
図は待機中を表し、パルスオン・オフ指令bがオフであ
ることにより、接点41bが閉じ、接点42aが開かれ
る。このとき検出点弧角待機オン・オフ指令fがオンで
あるので、接点41bを介して接点43aが閉じられ、
その結果、電流調節器37に入力された点弧角待機設定
入力hは、接点43aを介して点弧角保持手段44へ送
られる。点弧角保持手段44は、arc cos変換器
46と点弧角調節器47との間に設置されており、接点
43aを介して点弧角待機設定入力hが入力されている
間は、arc cos変換器46から出力された点弧角
の値を無視し、点弧角調節器47に対して点弧角待機設
定入力hを入力する。
【0022】図の状態では、点弧角待機設定入力hが点
弧角調節器47へ入力されることにより、点弧角待機設
定入力hの値に応じた点弧角の点弧パルスが発生する。
しかし、この点弧パルスは、接点42aが開いているた
め、電流調節器37から外部へは出力されることがな
い。待機中はこれらの動作が常時おこなわれ、常に接点
42aの手前までは、点弧角待機設定入力hの値からな
る点弧角の点弧パルスが送られている。ここで、パルス
オン・オフ指令bがオフからオンに反転して、電流調節
器37が待機状態から動作状態に切り換えられると、接
点42aが閉じられて、その時点で点弧角調節器47か
ら出力されている点弧パルスが、接点42aを通り、点
弧パルスdとして、電流調節器37から外部へ出力され
る。
【0023】同時に、検出点弧角待機オン・オフ指令f
がオフに変わり、接点43aが開くことにより、点弧角
保持手段44への点弧角待機設定入力hの供給が停止さ
れる。その結果、arc cos変換器46からの出力
が点弧角調節器47へ入力されるようになり、以後、通
常の動作である電流指令aと検出電流値eの差に基づく
比例積分制御により点弧角が制御された点弧パルスdが
出力される。
【0024】このように、第2の発明の実施例では、図
示しない入力手段より入力された点弧角待機設定入力h
を、待機中の下位制御部34に保持しておき、下位制御
部34が待機から動作状態に切り換えられる直後のみ、
保持していた点弧角待機設定入力hに基づく点弧角の点
弧パルス、つまり、それまで動作していた下位制御部3
3が出力していた点弧パルスと余りかけ離れない点弧角
の点弧パルスが出力されることにより、下位制御部33
から下位制御部34へ切り換えられる際に点弧パルスの
点弧角の変動が殆どなくなり、整流器としての動作が安
定し信頼性も増す。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
作動中の点弧パルス発生回路の動作に異常が発生する
と、それまで待機していた点弧パルス発生回路が動作を
開始し、その際、その直前まで交直変換器へ送出されて
いた点弧パルスと等しい点弧角からなる点弧パルスが引
き続き送出されることにより、切り換えの前後での交直
変換器の出力の変動がなくなる。
【0026】第2の発明によれば、作動中の点弧パルス
発生回路の動作に異常が発生すると、それまで待機して
いた点弧パルス発生回路が動作を開始し、その際、予め
入力されている点弧角からなる点弧パルスが引き続き送
出されることにより、切り換えの前後での交直変換器の
出力の変動がなくなる。
【0027】なお、各実施例では交直変換器としてサイ
リスタ変換器を用いた場合につき説明したが、本発明は
これ以外にも、バイポーラトランジスタやパワーMOS
FET等を用いて交直変換器を構成する場合にも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の要部を示すブロック図である。
【図3】第2の発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の要部を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 サイリスタ変換器 6 電流検出器 8 電圧検出器 13 下位制御部 14 下位制御部 15 上位制御部 17 電流調節器 21b 接点 22a 接点 23a 接点 24 電圧値保持手段 25 比例積分演算器 26 arc cos変換器 27 点弧角調節器 33 下位制御部 34 下位制御部 35 上位制御部 37 電流調節器 41b 接点 42a 接点 43a 接点 44 点弧角保持手段 46 arc cos変換器 47 点弧角調節器 a 電流指令 b パルスオン・オフ指令 c CPU正常・異常指令 d 点弧パルス e 検出電流値 f 検出点弧角待機オン・オフ指令 g 検出電圧 h 点弧角待機設定入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−7068(JP,A) 特開 平2−219466(JP,A) 特開 平1−206894(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 7/00 - 7/40 H02M 1/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源が接続される交直変換器と、 交直変換器の出力電流値を検出する検出器と、 前記出力電流値が所定の値となるように点弧角を制御し
    ながら交直変換器に対する点弧パルスを発生する1対の
    点弧パルス発生回路と、 動作中の点弧パルス発生回路の動作異常を検出する手段
    と、 動作異常が検出された場合に、待機中の点弧パルス発生
    回路を起動させる切り換え手段と、 を備えた整流器において、 交直変換器の出力側に設置された電圧検出器と、この電圧検出器が 検出した電圧より得られるその時点の
    点弧パルスの点弧角の値を待機している点弧パルス発生
    回路中に保持する手段と、動作異常が検出されて待機中の点弧パルス発生回路が起
    動される際に、保持している前記点呼角を用いて最初の
    点呼パルスを発生させる手段と、 を備えたことを特徴とする整流器。
  2. 【請求項2】 交流電源が接続される交直変換器と、 交直変換器の出力電流値を検出する検出器と、 前記出力電流値が所定の値となるように点弧角を制御し
    ながら交直変換器に対する点弧パルスを発生する1対の
    点弧パルス発生回路と、 動作中の点弧パルス発生回路の動作異常を検出する手段
    と、 動作異常が検出された場合に、待機中の点弧パルス発生
    回路を起動させる切り換え手段と、 を備えた整流器において、待機中の 点弧パルス発生回路に対して、動作中の点弧パ
    ルス発生回路による点弧パルスの点弧角と余りかけ離れ
    ない点弧角を入力する手段と、 入力された点弧パルスの点弧角を待機している点弧パル
    ス発生回路中に保持する手段と、動作異常が検出されて待機中の点弧パルス発生回路が起
    動される際に、保持している前記点呼角を用いて最初の
    点呼パルスを発生させる手段と、 を備えたことを特徴とする整流器。
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