JPS5854411B2 - 無効電力制御装置 - Google Patents

無効電力制御装置

Info

Publication number
JPS5854411B2
JPS5854411B2 JP52150861A JP15086177A JPS5854411B2 JP S5854411 B2 JPS5854411 B2 JP S5854411B2 JP 52150861 A JP52150861 A JP 52150861A JP 15086177 A JP15086177 A JP 15086177A JP S5854411 B2 JPS5854411 B2 JP S5854411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
reactive power
voltage source
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52150861A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5482649A (en
Inventor
吉彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP52150861A priority Critical patent/JPS5854411B2/ja
Publication of JPS5482649A publication Critical patent/JPS5482649A/ja
Publication of JPS5854411B2 publication Critical patent/JPS5854411B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電力系統に直列インダクタンス要素を介し
て可変電圧源を接続し この可変電圧源の出力電圧の大
きさを制御することによって 電力系統と可変電圧源の
間に流れる無効電力を制御する無効電力制御装置に関す
る。
第1図は一般に知られているこの種可変電圧源形無動電
力制御装置の構成図である。
可変電圧源としては 電圧形インバータ サイクロコン
バータ、同期調相機等が適用される。
第1図において、電力系統(無限大母線)1と、可変電
圧源3をリアクトル2を介して接続し 系統電圧■Sに
対し 可変電圧源3の発生電圧VIを、同一周波数同一
位相で運転する。
可変電圧源3の発生電圧VIの大きさをVSに対して高
くしたり、低くすることにより、系統から取る無効電力
を進相から遅相までの任意の値に制御 調節できる。
第2図は その原理を説明するベクトル図である。
第2図において、VSを系統電圧、VIを可変電圧源電
圧、△VLをリアクトル2にかかる電圧とし、系統1と
可変電圧源3の間に流れる電流をIACとする。
第2図aはV S(V Iの状態を示しており リアク
トル2にかかる電圧△VLのベクトルは右から左を向き
、その大きさは、IVI−VSとなる。
リアクトル2を流れる電流IACは リアクトルにかか
る電圧より900遅れとなるので図示のとうり系統電圧
■Sに対し 900進みとなり、進相無効電力が系統か
ら流れることになる。
次に 第2図すのごと< VS>VIとするとりアク
ドル2にかかる電圧△VLのベクトルは左から右を向き
大きさは V I −V S となる。
したがって電流IACは △VLのベクトルに対し、9
00遅れとなるので、系統電圧■Sに対し、900遅れ
となり 系統1から遅相無効電力が流れることになる。
無効電力の大きさは、系統電圧■Sと可変電圧源電圧V
Iの電圧差△VLに比例し 中間に設けられたりアクド
ル2のインピーダンスに反比例するため、可変電圧源3
の発生電圧VIを、系統電圧VSに対して制御すること
により無効電力の制御が行なわれる。
第3図は 以上の原理にもとづ〈従来の可変電圧源によ
る無効電力制御装置の構成図である。
第3図において1は、電力系統、20は、可変電圧源と
電力系統を接続するための開閉器、4は、出力変圧器で
第1図にしめずインダクタンス2を この変圧器のリ
ーケイジインダクタンスで代替させている。
5は逆変換装置、6は、交流入力線路18から交流を受
けて、直流に変換する順変換装置、7は、平滑リアクト
ル、8は、平滑コンデンサ、9は、系統1と可変電圧源
間に流れる電流を検出するCT10は 系統電圧を検出
するPTlllは、系統電圧に同期した電圧を可変電圧
源が発生するために、系統電圧信号を入力して逆変換装
置5のサイリスタ群に所定の点弧パルスを送出するパル
ス制御回路、12は、系統電圧信号と系統と可変電圧源
間に流れる電流信号を入力して 無効電力を検出する無
効電力検出回路で信号QFを送出する。
13は、系統と可変電圧源間に流れる無効電力の基準を
与える基準信号発生回路で、基準信号QRを送出する。
15は13の出力信号QRと12の出力信号QFの偏差
を求め、演算増巾する演算回路で、信号qを送出する。
16は演算回路15の信号qと、平滑コンデンサ電圧に
比例した信号eとの偏差を求め、演算増巾する電圧制御
回路 17は 電圧制御回路16の出力信号に応じて順
変換装置6のサイリスタ群に点弧信号を送出するための
ゲートアンプ 14は 平滑コンデンサ8の端子電圧、
すなわち、直流電圧を検出する直流電圧検出器で上記し
たとうり信号eを送出する。
さて、開閉器20の閉じた定常状態では、無効電力検出
回路12の出力信号QFが、無効電力基準信号発生器1
3の出力信号QRと等しくなるよう、演算回路15の出
力qが制御され、qは、電圧制御回路16の基準信号と
なって、信号qと、直流電圧信号eとが等しくなるよう
電圧制御回路16の出力信号が制御され、この信号によ
って、最終的に 順変換装置6を構成するサイリスク群
が、位相制御される。
順変換装置6のサイリスク群を位相制御すれば、直流電
圧が変化し、所定の無効電力が流れることになる。
したがって定常状態では、QR=QF、q=eとなって
バランスし、何かの外乱でこの状態が、乱れると、直ち
に、上記の状態に戻るよう動作する。
定常状態では 上記したとうり無効電力を一定に制御す
ることはできるが 起動時には 開閉器20が開いてい
るため、系統1と可変電圧源間に電流が流れず、したが
って、無効電力は零、そのため、無効電力検出回路12
の出力QFは零の状態になっている。
基準信号発生器13の出力信号QRが、所定の値を出し
ているので、演算回路15の出力qは、最大値となり、
無効電力制御回路を構成する要素の飽和電圧となる。
したがって電圧制御回路16の出力信号は、この大きな
値を有するqと、信号eが等しくなるまで、増加するこ
とになる。
結局、平滑コンデンサ8の端子電圧である直流電圧は、
最大値となる。
この場合、可変電圧源の出力電圧VIは、系統電圧■S
に比し、通常非常に大きい値となる。
何故なら、VIの最大発生電圧は 系統との間のインピ
ーダンスと装置の過負荷耐量によって定まるのが普通で
ある。
系統との間のインピーダンスの%インピーダンス@tz
(%)とし、過負荷耐量150(%)とすると 可変電
圧源の発生電圧VIの最大値は次式で決る1直となる。
すなわち、系統電圧■Sに対し、可変電圧源は1.8倍
の電圧を発生していることになる。
したがって、この状態で、開閉器20を投入すれば、系
統電圧と可変電圧源発生電圧との差△Vは△v=o、s
vsとなるため、Z(%)が20(%)とすると、定格
装置容量の4倍の進相無効電力が、可変電圧源と系統の
間に流れることになる。
このような大きな無効電力が流れると、可変電圧源を構
成する送変換装置5内のサイリスクやダイオードが破壊
したり、転流が不可能となって、送変換機能を隘失した
り、さらに、電力系統に対して、じよう乱を与えること
になる等、種々の好しくない現象を生じるという欠点を
有している。
この発明は以上の点に鑑み成されたもので 安定した起
動ができる可変電圧源形無動電力制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
第4図にこの発明の一実施例を示す。
尚第4図において第3図との同一部分は同一符号を付し
ているので詳細説明は省略し 本発明により新たに追加
した要素を説明する。
30は系統電圧検出器でPTloからの系統電圧信号を
受けて系統電圧の大きさに比例した信号■Sを発生する
31は接点1で、b接点、32は接点2で、a接点で、
31.32共、開閉器20の動作に連動しており、開閉
器20が閉じれば接点31が開き、接点32は閉じる。
逆に、開閉器20が開けば、接点31は閉じ、接点32
は開く。
ここでは、開閉器20の動作に応動する接点31.32
の駆動回路は省略している。
次に動作を説明する。第4図において起動時、開閉器2
0が開いているので接点31は閉じ、接点32は開いて
いる。
したがって演算回路15の出力信号qは、電圧制御回路
16の入力信号とはならない。
一方、系統電圧検出器30の出力信号■Sは 電圧制御
回路16の入力となっている。
また、従来同様、直流電圧検出器14の出力信号eは
電圧制御回路16の入力となっている。
この状態で、逆変換装置5および順変換装置6が所定の
順序にしたがい運転を開始すると、電圧制御回路16の
出力信号は、信号■Sと信号eの偏差が零となる方向に
応動し平滑コンデンサ電圧、すなわち 直流電圧Edc
が系統電圧■Sと等しい値になるよう制御されることに
なる。
これは可変電圧源の発生電圧VIと直流電圧Edcとは
、完全に比例関係があるため、直流電圧を監視すること
は 可変電圧源電圧VIを監視するのと同一である。
したがって 開閉器20の投入前に 可変電圧源の発生
電圧VIは その大きさが系統電圧VSの大きさと等し
くなっており かつ周波数および位相はパルス制御□□
回路11の制御により系統電圧と同相となっている。
ここで、開閉器20を投入しても、開閉器20の接点間
の電位差は、はゾ零であるため従来のものに比し、突入
電流は一切生じず、何のトラブルなしに、電力系統1と
可変電圧源を接続することが可能となる。
開閉器20が投入されると 接点31は開き系統電圧検
出器30の出力信号■Sは、電圧制御回路16の入力信
号ではなくなる。
一方、接点32が閉じるため 演算回路15の出力信号
qが電圧制(至)回路16の入力信号となる。
よって、電圧制御回路16は、信号qと信号eの偏差を
演算増巾し、順変換装置6を制御するため、直流電圧E
dcが、基準信号QRで与えられる所定の無効電力を発
生する方向へ増加或は減少することになる。
直流電圧Edcが変れば 可変電圧源の発生電圧VIが
変化し、よってVS4VIとなるため、無効電力が、系
統と可変電圧源の間に流れはじめる。
無効電力が流れはじめると、無効電力検出回路12の出
力信号QFが零から増加し、演算回路15にフィードバ
ンクされ、基準信号QRこの偏差を減少させる。
よって、ある一定時間の経過後、QF=QRとなり、無
効電力が所定の値に制御されることになる。
第5図に本発明の他の実施例を示す。
第5図において 系統電圧検出器30の出力信号■Sを
加算器35に送出すると共に 1次遅れ回路34に供
給する。
1次遅れ回路34は、時定数Tを持ち 入力信号に対し
てT秒遅れて追従する回路である。
1次遅れ回路34の出力信号■Sは、接点33を介して
加算器35に接続されており 加算器35の出力は
電圧制御回路16に接続されている。
さて 第4図における開閉器20の動作と接点33の動
作は、連動しており、開閉器20の開いている時 すな
わち 無効電力料(財)装置の起動時には 接点33も
開いているため 加算器35の入力信号は ■Sのみで
あり 電圧制(財)回路16に系統電圧信号■Sを与え
る。
したがって、上述した第4図の場合と同様に開閉器20
が開いている時 可変電圧源の発生電圧VIは ■Sと
等しくなるよう制(財)されている。
ここで 開閉器20が閉じると 同時に接点33も閉じ
る。
よって、加算器35には、系統電圧検出器30の出力信
号■Sと 一次遅れ回路34の出力信号■′Sが加わり
vs−vsの演算が行なわれる。
1次遅れ回路34の出力信号vSは、系統電圧vSが安
定しており かつ 信号vSを入力して時定数’l’
secに比し、3倍〜5倍の時間が経過しておればv’
5=vsであるため 接点33が閉じれば、加算器35
の出力信号は、実質的に零となり、電圧制御回路16に
は 何等影響を及ぼさず 以後の無効電力を基準無効電
力に等しくするための動作には無関係である。
以上述べたようにこの発明の無効電力制御装置によれば
、開閉器投入以前は、可変電圧源の出力電圧が、系統電
圧を基準信号として動作しているため、系統電圧と等し
い電圧を発生して待機している。
よって、開閉器を投入しても、突入電流が一切流れず、
装置に損傷を与えず、かつ、系統にじよう乱を発生する
ことなしに、スムーズな起動が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は可変電圧源形無動電力制御装置の概念図、第2
図は第1図の原理説明のためのベクトル図、第3図は従
来の可変電圧源形無動電力制御装置の構成図、第4図は
本発明の一実施例による無効電力制御装置の構成図 第
5図は本発明の他の実施例を示す構成図である。 図中1は電力系統、2はインダクタンス、3は可変電圧
源、4は出力変圧器、5は逆変換装置、6は順変換装置
、7は平滑リアクトル、8は平滑コンデンサ、9は電流
検出用CT、10は系統電圧検出用PT、11はパルス
制御回路、12は無効電力検出器 13は無効電力基準
信号発生器14は直流電圧検出器 15は演算回路 1
6は電圧制御回路 17はゲートアンプ 18は交流入
力線路、20は開閉器、30は系統電圧検出器、31は
b接点、32はa接点、33はa接点、34は1次遅れ
回路、35は加算器である。 尚図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力系統と開閉器及びインダクタンス要素を介して
    接続される可変電圧源を具備し この可変電圧源の出力
    電圧を制御して電力系統と可変電圧源の間に流れる無効
    電力を制御する無効電力制御装置において、上記系統と
    上記可変電圧源の間に流れる無効電力を検出する無効電
    力検出器 上記系統と上記可変電圧源の間に流れる無効
    電力の基準を与える基準信号発生回路、この基準信号発
    生回路の出力と上記無効電力検出器の出力を比較しその
    偏差を求める演算回路、上記開閉器の系統側に設けられ
    系統電圧に比例した信号を発生する系統電圧検出器、上
    記可変電圧源の出力電圧を検出する検出器、上記演算回
    路の出力または上記系統電圧検出器の出力と上記検出器
    の出力とを比較しその偏差に応じて上記可変電圧源の出
    力電圧を制御する制御信号を導出する電圧制御回路を備
    え上記開閉器の投入前には、上記系統電圧検出器の出力
    と上記検出器の出力の偏差に基づく上記電圧制御回路の
    出力側の信号によって可変電圧源す出力を系統電圧と同
    振巾、同相の電圧を発生させるよう制御し、上記開閉器
    の投入後は、上記系統電圧検出器からの上記電圧制御回
    路への入力信号をしゃ断し且つ上記演算回路の出力と上
    記検出器の出力の偏差に基づく上記電圧制御回路の出力
    制御信号によって上記可変電圧源の出力を所定の無効電
    力を発生させるよう制御するようにしたことを特徴とす
    る無効電力制御装置。
JP52150861A 1977-12-14 1977-12-14 無効電力制御装置 Expired JPS5854411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52150861A JPS5854411B2 (ja) 1977-12-14 1977-12-14 無効電力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52150861A JPS5854411B2 (ja) 1977-12-14 1977-12-14 無効電力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5482649A JPS5482649A (en) 1979-07-02
JPS5854411B2 true JPS5854411B2 (ja) 1983-12-05

Family

ID=15505974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52150861A Expired JPS5854411B2 (ja) 1977-12-14 1977-12-14 無効電力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5854411B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4815239B2 (ja) 2006-03-22 2011-11-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換回路の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5482649A (en) 1979-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0773436B2 (ja) エネルギ節約式のモ−タ制御装置
US4758771A (en) Apparatus for driving AC motor
JPH1169631A (ja) 発電システム及び発電システムの制御方法
JPH11127542A (ja) インバータの単独運転検出方法およびその装置並びにパワーコンディショナ
JP3488320B2 (ja) インバータの同期切り換え回路
JPS5854411B2 (ja) 無効電力制御装置
JPH10313574A (ja) 電力変換装置及びその位相同期制御方法
JPH01136568A (ja) 電力変換装置の制御回路
JPS58105315A (ja) Pwm制御変換器の制御装置
JP3142029B2 (ja) 分散配置型電源設備における逆充電検出回路
JPS5875472A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPS6053531B2 (ja) インバ−タの制御方式
JP3040077B2 (ja) 電力変換装置
JP2532050B2 (ja) 交流電源装置
JPS5943834Y2 (ja) 電流形インバ−タの転流失敗検出装置
JP3266285B2 (ja) インバータと回転式発電機電源の並列運転方式
JPS6338945B2 (ja)
JPS6016176A (ja) 電力変換装置の始動方法
JPS5872378A (ja) パルス幅変調型インバ−タ装置
JPS6130967A (ja) インバ−タの並列運転装置
JPH0832186B2 (ja) インバータ装置による並列電源システム
JPS6011544B2 (ja) 同期信号検出回路
JPH057929B2 (ja)
JPH0564029B2 (ja)
JPH05176525A (ja) 電力変換装置