JP2991911B2 - デジタルデータ受信機 - Google Patents

デジタルデータ受信機

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JP2991911B2
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    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルデータ受信機に
関する。更に詳細には、本発明はパケットモードデジタ
ルデータを受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】常用のデータ通信に関する要件は明確な
論理閾値の確立である。金属配線系ではこの目的のため
に所定のdc(直流)論理レベルを使用する。これは、
絶対的な信号レベルが事前に分からない光系では不十分
である。従来の解決法は、受信機と論理量子化器との間
をac(交流)結合することである。
【0003】この解決法の場合、dc論理閾値レベル
は、受信データパルスの“信号平均”を生成することに
より確立される。平均を超える信号は論理1と見做さ
れ、平均未満の信号は論理0と見做される。ac結合受
信機は連続的なデータ伝送に関して十分に役立つが、信
号の時間平均が連続的かつ予測不能に変動するバースト
モードデータ伝送には殆ど役立たない。
【0004】これに対して、高速dc結合受信機は、理
想的にはバーストモード動作に適しているが、受信デー
タパルスのdc中心(データ信号の最小及び最大偏位の
合計の1/2)の数ミリボルト内に論理基準電圧レベル
を確立する必要があるので、実現困難なことが立証され
た。
【0005】米国特許第5025456号は、バースト
モードデータ受信機を使用することにより前記問題を解
決した。このバーストモードデータ受信機は入来バース
トデータパケットの増幅が可能であり、論理閾値電圧を
dc中心に自動的に(理想的には、入力データバースト
の第1ビットの間に)調整する。
【0006】現在、パケットデータ伝送は光バス通信シ
ステムにより送られている。この事実は、1992年2
月発行の“ジャーナル・オブ・ライトウエーブ・テクノ
ロジー(Journal of Lightwave Technology) ”,Vo
l.10,No.2に掲載されたユースケ・オータ(Yus
uke Ota)らの「光バス用途のDC−1Gb/sバースト
モード互換受信機(DC-1Gb/s Burst-Mode Compatible Re
ceiver for Optical BusApplications)」と題する論文
に記載されている。バスシステムでは、前記の問題は一
層困難な問題になっている。なぜなら、現在、バス媒体
は多数の光送信機により時分割されているからである。
【0007】これらのバスシステムは、従来の受信機に
2つの新たな制約条件を賦課する。第1の制約条件は、
出力レベルが大幅に変動する異なる送信機から間隔が非
常に狭いパケットデータを受信機が受信しやすいことで
ある。例えば、或るパケットは−15dBmの電力レベ
ルで到着し、続いて、数ビット後に、−35dBmの電
力レベルを有する別のパケットが到着する。受信機は、
時間的に数ナノ秒しか分離されていない広範なパケット
振幅を処理できなければならない。
【0008】第2の制約条件は、送信機のレーザ光源を
“on”から完全に極めて迅速に“off”にターンさ
せることが困難なので、レーザは一般的に、バイアスが
かけられており、そのため、レーザは通常、僅かに“o
n”のままでいる。しかし、多数のレーザをバスに実装
する場合、各レーザはいつでも僅かに“on”の状態に
あり、発生するdc“暗レベル”光は、検出しようとす
る若干の弱ac信号よりも高くなり易い。
【0009】従って、dc光レベルの感度を除去するた
めの高域フィルタと同等なものに対する必要がある。高
域フィルタを導入する最も容易な方法は、信号を単にa
c結合するだけである。しかし、これによれば、バース
トモード受信機が本来的に解決しようと企図したac結
合に伴う全ての問題を再び蒸し返すこととなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、バーストモード受信機が本来的に解決しようと企図
したac結合に伴う全ての問題を解決したデジタルデー
タ受信機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デジタ
ルデータ受信機は、デジタルパケットデータ入力信号を
受信するdc結合差動入力増幅器回路、信号のピーク振
幅の検出と記憶をする検出器回路、及びパケット完了リ
セット信号に応答するリセット回路を具備する。リセッ
ト回路は、受信する入力信号が存在しない間検出回路に
より記憶された初期dc電圧とほぼ等しいノンゼロ電圧
にピーク振幅信号を放電する。
【0012】本発明の他の態様によれば、リセット回路
はリセット信号により作動する粗リセット回路及び微細
リセット回路を具備する。 粗リセット回路は、記憶さ
れた電圧が初期dc電圧の断られた後に初期dc電圧が
所定の電圧以下になるまで、急速に検出回路を放電す
る。 微細リセット回路は、初期dc電圧が達するまで
ゆっくりと検出器を放電する。第1の実施例において、
本発明のリセット回路は先に引用した米国特許第5,0
25,456号で記述した従来技術のデジタルデータ受
信機と連動するように設計されている。
【0013】第2の実施例において、本発明のリセット
回路は先に引用した我々の関連特許出願のデータ受信機
を操作するように調整されている。これらの設計では、
データ受信機は、入力データ信号を受信するための第1
の入力を有するdc結合差動入力増幅器回路と、第1の
基準信号を受信するための第2の入力と、増幅器出力を
有するdc結合差動入力増幅器回路を具備する。
【0014】第1のピーク検出器は増幅器出力データ信
号のピーク振幅を検出、記憶し、更にそこから第1の基
準信号を発生させる。第2のピーク検出器は増幅器出力
データ信号の負(最小)ピーク振幅を検出、記憶し、更
にそこから第2の基準信号を発生させる。 第1及び第
2の基準信号に応答して、dc補償器は増幅器の第1の
入力に与えられるデータ入力信号のdcまたは低周波電
流の一部を分流する。
【0015】本発明によれば、リセット回路は、受信さ
れたデータ入力信号が存在しない間、前記ピーク検出器
内に記憶される初期dc電圧にほぼ等しいノンゼロ電圧
になるまで各ピーク検出器の電圧を放電する。リセット
信号は受信機の他の回路をリセットするためのものであ
る。このリセット回路は、受信機が広い調整範囲の電力
レベルを有する微細な間隔のパケットデータ信号をより
効果的に調整できるようにする。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細
に説明する。
【0017】図1は従来技術によるバーストモード受信
機のアーキテクチュアである。このアーキテクチュアは
米国特許第5025456号明細書(発明の名称:“バ
ーストモードデジタルデータ受信機”)に開示されてい
る。このアーキテクチュアは、各信号バーストの初期段
階に決定される“瞬時論理閾値”(VREF )を確立す
る。
【0018】この論理閾値レベルは、通常、ac結合受
信機で確立されるdc信号平均に取って代わる。論理閾
値VREF はピーク入力信号の半振幅点と同等にセットさ
れ、その後の信号振幅はこのレベルを基準とする。閾値
の決定は極めて迅速でなければならない。理想的には、
信号バーストにおける第1ビットの結論により完了され
る。
【0019】図2は典型的なバーストモードデジタルデ
ータ入力を示す波形図である。図2において、符号20
1はバーストモード受信機に入力されるバーストモード
デジタルデータを示し、符号202は量子化器出力を示
す。
【0020】図1を参照する。受信機は4個のブロック
を有する。差動入力/出力トランスインピーダンス増幅
器(A1 ),高速ピーク検出器(A2 ),光利得増幅器
(A3 )及び量子化器回路(Q1 )である。量子化器回
路Q1 は、受信機から出力されたアナログ信号を、この
回路に接続された回路類と互換性のある電圧レベル(例
えば、ECL)において完全なデジタル0または1信号
に変換する。
【0021】受信機は次のように動作する。データが存
在しない場合、ピークホールドコンデンサCPDは放電さ
れる。データが到着すると、光検出器PD1 は光電流I
inを発生し、増幅器A1 の差動出力電圧は、V0+−V0-
=ΔV0 =IinZT (ここで、ZT はA1 の正入力と負
出力との間のトランスインピーダンス(フィードバック
レジスタ)である)となる。
【0022】従って、A1 の差動出力のうちの一方(従
って、、正味の出力振幅の半分)はピーク検出器により
サンプリングされ、そして、CPDに記憶される。この半
振幅基準レベル(IinZT /2)はA1 の相補(負)入
力へ入力される。斯くして、論理閾値VREF を確立す
る。ピーク検出器は極めて急速に充電する。しかし、バ
ースト内の最初の数ビット中に、出力のパルス幅に若干
の歪みが存在することがある。
【0023】論理レベル獲得は、ピーク検出器コンデン
サCPDのサイズを低下することにより促進される。しか
し、CPDはA1 及びA2 の周囲のピーク検出器フィード
バックループを安定化させるためにも使用される。CPD
が小さすぎる場合、ピーク検出器ループは結果的に不安
定になる。
【0024】図1の受信機の光バス用途では、2つの問
題が新たに生起する。第1の問題は、広範に変動する信
号振幅を有する光パケットはバス上に間隔が接近して出
現する。これは図2の符号203で示される。パケット
PK1(第1の送信機から)及びPK2(第2の通信機
から)は同じタイムスロット幅T1を有し、また、パケ
ットPK1はパケットPK2よりも著しく高い信号振幅
を有する。
【0025】図1の回路では、大きな振幅のパケットP
K1閾値がCPDに記憶された後、この回路は小さな振幅
のパケットPK2とノイズとを区別できなくなる。従っ
て、このようなパケットはCPDを放電させるために十分
に長い時間間隔(例えば、図2の符号203で示される
T2)により分離されなければならない。
【0026】図3の符号310で示されるように、光電
流Iin(1) 及びIin(2) は受信された光信号電力P1 及
びP2 に比例し、Iin(1) はIin(2) よりも遥かに大き
い。符号320で示される事例では、ピーク検出器出力
は第1の大きなIin(1) 信号(パルス0)により決定さ
れ、また、このピーク検出器出力は大きすぎるので、第
1の後のIin(2) パルス(パルス1)は量子化器回路Q
1 の論理スライスレベル331に達することはできな
い。
【0027】次いで、図3の符号340で示されるよう
に、量子化器回路Q1 の出力ビット1は完全に欠落し
(点線で示されている)、ビット2は大きなパルス幅歪
み(図3の符号340で示された事例において)を受け
る。
【0028】光バス用途における第2の問題は、低周波
数“暗レベル”光電力である。図4はレーザダイオード
の動作レベルを示すグラフ図である。高速における
“真”OFF(すなわち、P0 ,I0 )とON(すなわ
ち、Pon,Ion)状態の間で送信機のレーザダイオード
を変調させることは実際的ではない。
【0029】従って、レーザは電流Ioff (レーザ動作
閾値電流(Ith)よりも僅かに低い)において一般的
に、OFFバイアスがかけられる。この場合、OFF状
態であっても若干光出力(Poff )が存在する。消滅比
(Pon/Poff )は一般的に、10〜20である。
【0030】従って、バス上の多くのレーザの場合、暗
(全off)光レベルはNPoff である。ここで、Nは
レーザの個数である。この光レベルは個々のレーザのO
N状態光レベルにほぼ等しい。更に、パケット間の受信
光電力における許容変動が100:1なので、暗レベル
信号の光電力は若干のパケットのバースト信号レベルを
大幅に超えることがある。
【0031】現在のdc結合パケットデータ受信機アー
キテクチャでは、論理閾値はIinZT /2である。ここ
で、Iinは最大光信号入力Pinに対応する入力信号であ
る。
【0032】図5を参照する。暗レベル電流の存在下で
は、IinZT /2に等しい“真”論理閾値よりもむし
ろ、(Idark+Iin)ZT /2に等しい“偽”論理閾値
TH1が確立される。符号501で示されるように、I
dark<Iinである場合、符号503で示されるように、
適正な入力信号検出は依然として有望である。しかし、
符号501で示されるように、Idark≧Iinである場
合、偽閾値TH1は、符号505で示されるような適正
な検出よりもむしろ、符号504で示されるように入力
信号を不適正に検出させる。
【0033】図6は本発明の新規な回路の構成を示す増
幅機能ブロック図である。図1におけるA1 に対応する
プリアンプは差動入力/出力トランスインピーダンス増
幅器である。アダプティブ閾値回路610は図1におけ
るピーク検出器(A2 ,BX,BY ,CPD)を改変し機
能を高めた改造版である。出力増幅器はA3 に対応す
る。パケット閾値リセット回路(以下「リセット回路」
という)620はデータパケット間のピーク検出器コン
デンサをゼロ化する新規な機能が付加されている。この
新規な性能については下記で詳細に説明する。
【0034】リセット機能は各ピーク検出器回路に採用
されており、ピーク検出器コンデンサを急速かつ正確に
ゼロ化させる。データパケットの終局(図2のT2)に
おいてリセット回路620を起動することにより、受信
機は、短いリセット間隔の後に、新たな論理閾値(例え
ば、かなり低いレベルにおける論理閾値)を確立するよ
うに準備される。暗レベル光に関する問題は、“暗レベ
ル補償器”(Darcom)回路(プリアンプA1 とア
ダプティブ閾値回路610を含む)により処理される。
【0035】“暗レベル補償器”(Darcom)回路はIin
の低周波数入力信号(Icomp)部分を測定し、そして、
これを分流するかまたは減算する。更に、下記で説明す
るように、ピーク検出器回路(A2P,A2N)は、安定性
を高めるように改変されており、ピーク検出器トラッキ
ングの精度が向上する。
【0036】暗レベル補償器(Darcom)回路 図6は暗レベル補償器回路のブロック図である。Dar
com回路600は、入力増幅器A1 ,正ピーク検出器
A2P,負ピーク検出器A2N,比較増幅器A4 およびロー
パスフィルタLP1からなる。検出器A2Pは増幅器A1
の正出力のピーク値をサンプリングする。検出器A2Nは
増幅器A1 の負出力のピーク値をサンプリングする。
【0037】増幅器A1 の差動出力(V0+およびV0-)
のために、正および負ピーク検出器A2P及びA2Nは同じ
回路として実現させることができる。従って、トラッキ
ング精度の整合が保証され、その結果、全体的な正確性
が向上する。最大入力振幅(例えば、図5のTH2)の
半分に等しい論理閾値をセットするために、検出器2Pは
増幅器A1 と共に使用される。
【0038】Darcom回路600は、ピーク検出器
回路(A2P,A2N)のスペクトル特性をあてにする。ピ
ーク検出器コンデンサの放電時間により下端に結合され
た高周波数範囲では、ピーク検出器回路(A2P,A2N)
は単一利得を有するピークサンプリング回路として作用
する。しかし、低周波数では、ピーク検出器コンデンサ
は十分な放電時間を有し、その結果、A2P及びA2Nは単
なる単一利得増幅器である。
【0039】A2P及びA2Nの出力は入力電流Iinの低周
波数変動を追跡するが、下記では、説明を簡単にするた
めに、これらの低周波数変動を“dc”Idark電流と呼
ぶ。従って、A2P及びA2Nは、増幅器A1 の正及び負出
力(V0+およびV0-)のピーク値を入力として比較増幅
器A4 へ入力する。
【0040】図7に示されるように、これらのピーク検
出器出力(V0+およびV0-)は、高周波数共通信号ピー
クと低周波数差分信号(暗レベルオフセット)の合計か
らなる。従って、暗レベルオフセット信号の不存在下で
は、ピーク検出器A2P,A2N出力は、図7において符号
701の点線の電圧レベルにより示されるように出現す
るが、波形702は暗レベルオフセット信号の存在下に
おける出力Δ=A2P−A2Nを示す。また、A4 はローパ
スフィルタと一緒になって、これを“dc差分”信号
(Icomp)に変換する。
【0041】“dc差分”信号(Icomp)は入力信号I
inから減算される。従って、dc(または低周波数)フ
ィードバックループがDarcom回路600内に確立
される。このループは、他の全てのdcオフセット信号
(または低周波数オフセット信号)と共に入力暗電流
(Idark)を相殺することにより、A1 のdc(または
低周波数)信号の差動出力を強制的にゼロにする。
【0042】前記のようなその他のオフセット信号は、
増幅器A1 の出力V0+およびV0-またはピーク検出器A
2P又はA2Nから発生される。ローパスフィルタLP1
は、Darcomフィードバックループを安定化させ、
また、暗レベル信号の変動を平均化するのに役立つ。
【0043】正ピーク検出器A2Pにより論理閾値がIin
ZT /2として適正に確立された場合、A1 の差動出力
は論理閾値の上下に対称的に振動する。従って、正およ
び負ピークの振幅は均等である。従って、A2P及びA2N
の出力も均等である。斯くして、増幅器A4 への差動電
圧はゼロであり、その結果、比較増幅器A4 の出力にお
けるIcompの正味の変動は全く発生しない。これは図7
における符号701で示された“理想的”ケースとして
例証されている。
【0044】実際、Darcom回路600は高周波数
入力は無視するが、dc(または低周波数)出力成分は
強制的にゼロにする。Darcom回路600の適正な
動作は正確なトラッキングと2個のピーク検出器A2P及
びA2Nの整合により左右される。正ピーク検出器A2Pが
不正確である場合、不適正な論理閾値が確立され、その
結果、ピーク検出器出力は対称的にならない。これは、
図7にける符号702の波形により例証されている。こ
れは、これ自体が差動プリアンプA1 出力電圧(V0+−
V0-)におけるオフセットとして現われる。
【0045】同様に、ピーク検出器A2P及びA2Nが互い
に正確に整合しない場合、この不整合もまたプリアンプ
A1 出力のオフセットとして出現する。このような差動
オフセット電圧は増幅器の感度を低下させるか、また
は、偽デジタル論理0または1信号を発生しがちであ
る。また、ピーク検出器A2P及びA2Nが正確であり、精
密に整合されていたとしても、現在の計画はデータフォ
ーマットへ制約条件を付ける。このような制約条件は、
ピーク検出器が急速に充電され、そして、出来るだけ長
い間、この荷電を保持している場合に、最も緩和され
る。
【0046】前記の計画によれば、原則として、ノイズ
に対する考慮を除いて、暗電流Idarkの許容サイズには
何の制限も存在しない。更に、Darcom回路600
は主信号経路から入力スペクトルの低周波数部分を減算
するが、その情報はA4 出力におけるその他の目的(例
えば、監視)に依然として利用可能である。
【0047】ピーク検出器A2P及びA2N トラッキング及びフィードバックループ安定性を改善す
るために、図1に示された従来技術のピーク検出器回路
に対して2つの変更を施した。下記の記載において、ピ
ーク検出器A2P及びA2Nは同様な回路を使用し、また、
同様な方式で動作するので、正ピーク検出器A2Pの動作
についてのみ説明する。以下、図1及び図8を併せて参
照しながら説明する。下記で詳細に説明するように、図
8における点線で囲まれたブロック部分は入力電圧信号
を受信するための代替実施態様を例証する。
【0048】トラッキングの正確性を高めるために、ピ
ーク検出器回路A2Pの利得は僅かに増大された。図1に
示されたピーク検出器回路の場合、分数トラッキングエ
ラー(Vin−V0 )/Vinは1/(1+A)である。こ
こで、前記Aは増幅器A2 の開ループ利得であり、Vin
及びV0 はA2 ,BX ,BY 及びCPDからなるピーク検
出器の入力及び出力信号である。このエラーは利得Aの
増大につれて減少するが、絶対にゼロにはならない。こ
のエラーを最小にする方法は、図8に示されるようなピ
ーク検出器に少量の利得を導入することである。A=1
+R1 /R2 の場合、分数トラッキングエラーが除去さ
れることを証明するのは容易である。
【0049】第2の変更は、ピーク検出器フィードバッ
クループの安定性を高めるために取り入れられた。図1
を参照する。このループは、ピーク検出器を通してA1
の正出力から引き出し、その後、A1 の負入力へ戻る経
路として識別される。安定化には、このフィードバック
ループ内に単一の主要ポールが存在することが必要であ
る。このため、普通は、トランジスタBX のエミッタ駆
動抵抗と直列のピーク検出器コンデンサCPDによりセッ
トされるように設計される。
【0050】しかし、あいにく、このループ内にはその
他の多数のポールが存在する。例えば、A1 及びA2 の
増幅器ポール及びA1 の入力ポールなどが存在する。更
に、BX の駆動抵抗は非常に小さいので、主要ポールを
安定化させるめに一層大きなコンデンサCPDが必要であ
る。このループの安定性を限界点にまで高めることがで
きる。
【0051】本発明では、CPDまたはBX のエミッタ駆
動抵抗の何れかを増大することにより安定性を高める。
あいにく、何方を増大させた場合でも、ピーク検出器の
放電時間が増長され、その結果、回路動作が損なわれ
る。従って、フィードバックループの不安定性またはピ
ーク検出器の緩慢放電の何方かを選択しなければならな
いものと思われる。ピーク検出器A2Pは(1) 充電又は
(2) 保守からなる2種類のモードのうちの何れかで動作
する。
【0052】充電モードの場合、増幅器A2 に対する正
入力は負入力よりも大きく、回路はピーク検出器コンデ
ンサCPDへの充電をポンピングすることにより反応す
る。充電モードでは、回路は“スルー(slew)限定”であ
る。同じく、ループ利得はゼロであり、その結果、安定
性は解決される。
【0053】保守モードでは、増幅器A2 に対する正お
よび負入力は概ね等しく、充電ポンプBX は平均して、
放電電流(BY のベース電流)を平衡させるのに必要十
分な電流を供給する。このモードでは、安定性が論点な
ので、安定性は必ず達成されなければならない。
【0054】安定性は、図8に示されるように、充電ト
ランジスタBX と直列に大きな直列抵抗RPDを配置する
ことにより向上される。これは、RPD及びCPDによりほ
ぼ決定される主要ポールの周波数を低下する。発生する
損傷充電特性は、図8において増幅器A5 および充電ト
ランジスタBZ として図示されるような“スルー(slew)
ブースタ”回路810を導入することにより修復され
る。スルーブースタ回路810は、制限直列抵抗なし
に、直接CPDを充電する。
【0055】しかし、増幅器A5 への入力は、A2 の入
力に関して僅かにオフセットされる(VOFF )。従っ
て、スルーブースタは、入力V0+と記憶出力VOUT との
間の差が大きい場合、すなわち、>VOFF の場合にの
み、“ON”される。CPDに記憶された電圧が最終値の
VOFF 内にまで放電すると、スルーブースタ回路810
は“OFF”され、そして、主ピーク検出器増幅器A2
はその他の方法でCPDを平衡するまで充電する。
【0056】従って、スルーブースタ回路810は、回
路が充電モードの状態にある場合にのみ、“ON”状態
である。回路が保守モードである場合、スルーブースタ
回路810は“OFF”状態であり、その結果、全体的
なフィードバックループ安定性に悪影響を及ぼさない。
【0057】リセット回路 図2において符号203で示されるリセット回路は、パ
ケットの終りのリセット信号に応答して、正及び負ピー
ク検出器回路A2P及びA2Nの両方とも非常に急速に放電
するように設計されている。これにより、振幅が約10
0:1(P1/P2)まで異なるデータパケット(PK
1,PK2)は、時間間隔(T2)、例えば、4ビット
期間(これは30Mbデータ信号の場合、約130ns
に相当する)程度の短い間隔により分離させることがで
きる。この間隔T2(図2の符号203で示される)は
“リセット間隔”と定義される。
【0058】図8を参照する。リセット回路は、共通の
リセット可能回路820(リセット信号からリセット可
能信号を発生する)と、リセット放電回路830(各ピ
ーク検出器回路の一部である)を包含する。このリセッ
ト放電回路830は正ピーク検出器A2Pに関してのみ図
示されている。
【0059】リセット回路は、速度,精度,“クラン
プ”機能,電力節約およびCMOS/TTL入力レベル
などの属性を提供する。
【0060】第1の属性である速度は、ピーク検出器コ
ンデンサCPDを出来るだけ急速に放電またはクランプす
ることにより得られる。これは大きな放電電流(IDIS
)しか必要としない。第2の属性である精度は、ピー
ク検出器コンデンサCPD電圧がその起動(データ不存
在)値に達したときに、放電電流IDIS (クランプ機
能)が即座に“OFF”されなければならないので、問
題を面倒にする。ピーク検出器回路A2P内の初期バイア
ス電圧のために、この起動値はゼロボルトではない。
【0061】リセット間隔中にピーク検出器充電回路
(すなわち、増幅器A2 およびA5 )を“OFF”さ
せ、同様に、リセット間隔以外の全ての間中に放電回路
(すなわち、増幅器A6 )を“OFF”させるために、
このクランプ機能が必要である。このクランプ回路は、
パケット受信機出力(すなわち、増幅器A3 )をリセッ
ト間隔中に明確な論理状態に強制するのにも使用され
る。明らかに、増幅器A3 が量子化器回路Q1 の一部で
ある場合、量子化器Q1 はクランプ機能によりリセット
される。電力節約およびCMOS/TTL入力レベルは
システム要件である。
【0062】リセット放電回路830は次のように動作
する。比較増幅器A6 はCPDに印加される電圧を精度基
準電圧と比較する。この電圧が基準電圧VDIS を超えて
いる場合、スイッチSF を閉成し、放電電流IDIS をC
PDから抜き取る。精度基準電圧VDIS は2段階画像回路
として実現される。
【0063】図8の受信機により入力データが全く受信
されない場合、電圧VDIS は本質的に初期出力電圧VOU
T を示す。第1段階A1iは入力増幅器A1 のコピーであ
るが、第2段階A2iはピーク検出器回路A2 のコピーで
ある。(ピーク検出器増幅器A2 内で使用されている利
得増大レジスタR1は第1画像段階A1iの出力840に
対して参照される。)IDIS は非常に大きいの、コンデ
ンサCPDを急速に放電させるために、増幅器A6 放電ル
ープによる時間遅延は短くなければならない。さもなけ
れば、コンデンサCPDは非常に緩慢に放電するであろ
う。
【0064】同様に、増幅器A6 の利得は正確な放電を
保証するために大きくなければならない。幸いにも、安
定性は増幅器A6 ループの関心事ではない。なぜなら、
増幅器A6 ループはコンデンサCPDを放電させるだけで
あり、コンデンサを充電させることはできないからであ
る。すなわち、発振を起こさせる回復力は存在しないか
らである。
【0065】クランプ機能は図8のリセットブロック8
20により行われる。この回路ブロックはリセット入力
信号をリセット可能クランプ信号に変換し、また、放電
電流IDIS を“ON”および“OFF”させる。これ
は、リセット入力信号が存在しない場合に、リセット放
電回路830の電力消費量を最小にすることにより電力
を節約する。
【0066】図9には、第1図 の先行技術の回路に用
いらる本発明のリセット回路の実施例を示す。本実施例
において、リセット回路は、図に示すように接続された
リセット放電回路830、850、リセット作動回路8
20、精密基準A11、A21及び抵抗R1、R2を有す
る。図9において示したリセット回路830、850
は、図8を引用して前述した同じ回路を用いて完成さ
れ、同じ方法で操作するので、これ以上の詳細な説明は
省略する。
【0067】別の実施態様では、リセット放電回路は粗
放電回路850と細放電回路830を包含する。(細放
電回路用にリセット放電回路を使用する場合、放電電流
源IDIS を微小電流値に調整しなければならない。)粗
放電回路850は前記の放電回路830と同様に動作す
る。但し、電圧VOUT とVDIS の差がオフセット電圧V
OFF1を超えなければ粗放電回路850は起動されない。
【0068】起動された場合、粗放電回路850はスイ
ッチSC を電流源IDIS2に接続可能し、コンデンサCPD
を放電させる。VOUT はVDIS よりも大きいので、細放
電回路830も起動される。従って、VOUT がVDIS +
VOFF1よりも大きい場合、粗放電回路850および細放
電回路830の両方とも同時にコンデンサCPDを放電さ
せる。IDIS2はIDIS よりも遥かに大きいので、IDIS2
が本質的に放電速度をコントロールする。
【0069】電圧VOUT が低下し、そして、VDIS +V
OFF1に達したら、粗放電回路850はコンデンサCPDか
ら電流源IDIS2を切断する。その後、細放電回路830
だけがコンデンサCPDを放電し、緩慢で、一層正確にコ
ントロールすることができる放電速度を保証する。粗放
電回路と細放電回路を併用することにより、リセット放
電回路は、(1) 高電力レベルパケットデータからピーク
電圧のコンデンサCPDを急速に放電させことができ、
(2) コンデンサCPDを所望の電圧VDIS にまで極めて正
確に放電させることができる。
【0070】低電力パケットデータの場合、粗放電回路
850は全く使用されない。斯くして、リセット放電回
路は、最終放電電圧のコントロールの正確性を犠牲にす
ることなく、放電速度を増大させることができる(すな
わち、迅速な放電を保証する)。この構成によれば、リ
セット回路は、過大な放電速度による行き過ぎなしに、
コンデンサCPDを急速、かつ、正確に放電させることが
できる。速い放電速度は、数十〜数百Mb/sの範囲に
及ぶデータ速度について数ビットタイム以内に受信機を
確実にリセットできるようにする。
【0071】コンデンサCPDの最終放電電圧の設定の正
確性は、隣接するパケットデータ電力に関する受信機の
動的入力信号範囲を確実に約100:1にすることを可
能にする。すなわち、受信機は、直ぐ後に100倍以上
も高いレベルのパケットデータ信号が続く低レベルパケ
ットデータを受信することができる。
【0072】差動出力を有するトランスインピーダンス
プリアンプA1 を利用するデジタルデータ受信機の完成
について説明してきたが、単一の最終出力を有する増幅
器も使用できる。このような実施態様の場合、出力増幅
器A3 は単一の入力を有する。更に、このような実施態
様では、負ピーク検出器A2Nは、BX ,BY およびBZ
について使用されているNPNタイプのトランジスタの
代わりに、PNPタイプのトランジスタを使用する“最
小レベル”検出器となる。
【0073】従って、検出器A2Nは、(前記の実施例で
発生された負ピーク電圧を示す最大電圧よりもむしろ)
最小電圧を示す最小レベル電圧を発生する。この場合、
暗レベルオフセットは、A2Nの出力と画像回路A11の出
力に類似の新たな基準電圧との間の差、すなわち、暗レ
ベル信号が存在しない増幅器A1 出力により決定され
る。
【0074】その後、比較増幅器A4 は、検出器A2Nか
ら出力された最小ピーク電圧とこの新たな基準電圧との
間の差を受信する差動増幅器のままでいる。次いで、こ
の差動増幅器はローパスフィルタと一緒になって、増幅
器A1 へ入力される前に、Iinから減算または分流され
るdc電流Icompを発生する。
【0075】更に、本発明は増幅器A1 をトランスイン
ピーダンス増幅器から電圧増幅器へ変更することによ
り、(電流入力信号よりもむしろ)電圧入力信号により
使用することができる。これは、光検出器PD1を、特定
の出力インピーダンスの電圧信号源VS で置換すること
により実現される。
【0076】このような構成は、光検出器PD1を図8の
点線ブロック860および870で示された回路で置換
する。この場合、電圧源VREF1はdcバイアス電圧であ
り、電圧源VS は入力電圧信号である。ブロック860
および870内の抵抗器ZINは増幅器A1 をトランスイ
ンピーダンス増幅器から電圧増幅器へ転用する。
【0077】ここで説明した実施例では、アナログ回路
ブロックは実際に周知のECLゲートか、または、EC
Lゲートを簡単に変更したものの何れかである。ECL
ゲートは電流源ロードとこれに続くエミッターフォロア
ステージを有する差動対からなる。これらの回路は、僅
かな利得しか与えないが、生得的に非常に高速である。
【0078】入力増幅器、出力増幅器、ピーク検出器A
2PおよびA2N、増幅器A5 およびA6 、及び精度基準A
1iおよびA2iは米国特許第5025456号明細書など
に詳記された回路を用いることにより完成させることが
できる。
【0079】前記の実施例ではバイポーラ集積回路技術
を用いているが、FETなどのようなその他の回路技術
も当然使用できる。
【0080】例えば、シリコン、ガリウム砒素またはそ
の他の適当な半導体材料を使用して回路を完成させるこ
とができる。更に、図8に示した増幅器回路機能を完成
させるためにその他の周知回路も使用することができ
る。
【0081】更に、本発明をバーストモードで動作され
るパケットデータシステムで使用する受信機として説明
したが、本発明は連続的なデータ伝送を利用するシステ
ムにおいても当然使用することができる。本発明を光信
号による用途について説明したが、本発明は光信号以外
の信号系についても使用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタルデータ受信機は最小及び最大振幅の受信入力信
号を検出し、そして、この受信入力信号から、データ受
信機の入力端に入力されるべきデータ入力信号から減算
すべきdcまたは低周波数電流を決定する。この電流分
流構成は、前記の問題のある“暗レベル”光信号に応答
して、データ受信機に対する入力端において、ホトダイ
オードにより発生されたdcまたは低周波数電流を殆ど
除去する。その結果、本発明のデータ受信機はdc“暗
レベル”光に対する感度が飛躍的に低下され、それによ
り、入力データ信号検出の感度及び精度が格段に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】米国特許第5025456号明細書に開示され
た従来技術のバーストモード受信機回路のブロック図で
ある。
【図2】(1) バーストモード間欠信号伝送源および(2)
パケットモード間欠複数伝送源の2つのモードのうちの
一方のモードで動作する光通信システム受信されたデー
タ波形を示す波形図である。
【図3】パケットモードで動作される図1の回路におけ
る光電流入力,ピーク検出器出力,プリアンプ出力およ
び決定回路(量子化器)出力を示す波形図である。
【図4】レーザ電流の関数としてレーザ明度(または光
出力P)を示す特性図である。
【図5】“暗電流”(本質的にdc電流)がゼロでない
でない場合における、図1の回路における光電流入力と
決定回路受信機出力を示す波形図である。“TH2”は
ac信号振幅の中心における“真”または理想論理閾値
を示し、“TH1”は暗電流を含む総入力振幅の半分に
おいて確立された偽論理閾値を示す。
【図6】“暗レベル”入力電流を処理するように変更さ
れたアダプティブ閾値回路および異なる電力レベルの間
隔が接近したデータパケットの受信が可能なリセット回
路を包含する本発明による“パケットデータ受信機”の
ブロック図である。
【図7】暗レベル信号が存在する場合と存在しない場合
に、プリアンプA1 の出力信号レベルとピーク検出器A
2P及びA2Nの対応するレベルを示す波形図である。
【図8】各々、ブースタスルー回路とリセット回路(ピ
ーク検出器放電回路と精度基準を含む)を有する2個の
同一のピーク検出器の細部を示す本発明の受信機の詳細
なブロック図である。
【図9】本発明によるリセット回路と組み合わせるのに
用いられる米国特許第5,025,456号の従来技術
のバーストモード受信機回路のブロック図である。
【符号の説明】
600 暗レベル補償器回路 610 アダプティブ閾値回路 620 リセット回路 810 スルーブースタ回路 820 リセット可能回路 830 細放電回路 850 粗放電回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/28 H04L 25/06 (72)発明者 ロバート ジェラルド スワーツ アメリカ合衆国 ニュージャジー、ティ ントン フォールズ、ウェリントン ド ライブ、65 (56)参考文献 特開 平1−95640(JP,A) 特開 平4−269018(JP,A) 特開 平2−266630(JP,A) 特開 昭63−196136(JP,A) 特開 昭62−132411(JP,A) 特開 平5−227104(JP,A) 特開 平6−177664(JP,A) 特開 平6−204881(JP,A) 特開 昭57−190433(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 25/00 H04B 10/00 H03F 3/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルパケットデータ入力信号を受信
    する第1入力手段、基準信号を受信する第2入力手段お
    よびデータ出力信号を出力する出力手段を有するDC結
    合差動入力増幅器回路(A1)と、 前記データ出力信号のピーク振幅を検出し記憶するとと
    もに前記基準信号を発生する検出手段(A2P,A2N
    と、 パケット完了リセット信号に応答して、前記検出手段に
    より記憶されたデータ出力信号のピーク振幅を、受信さ
    れるデータ入力信号が存在しない間に、前記検出手段に
    より記憶される初期DC電圧にほぼ等しいノンゼロDC
    電圧まで、放電するリセット手段(620)とからなる
    ことを特徴とするデジタルデータ受信機。
  2. 【請求項2】 前記リセット手段は、 前記初期DC電圧との電位差が所定の電位差以下になる
    まで、前記記憶されたデータ出力信号を高い放電速度で
    放電する粗リセット手段(A6A)と、 前記初期DC電圧に到達するまで、前記記憶されたデー
    タ出力信号を低い放電速度で放電する微細リセット手段
    (A6)とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    デジタルデータ受信機。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記データ出力信号の
    ピーク振幅を記憶するコンデンサ手段(CPD)を有し、 前記リセット手段は、 前記リセット信号に応答して、前記コンデンサ手段を放
    電し、前記リセット信号がない他の時間は切り離される
    切り替え可能電流供給手段(SC、SF)を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ受信機。
  4. 【請求項4】 前記入力増幅器回路の出力手段に接続さ
    れた入力と、受信機出力信号を生成する出力とを有する
    出力増幅器手段(A3)と、 前記リセット信号に応答して、前記出力増幅器手段を不
    動作状態にする手段(A3,620)とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ受信
    機。
  5. 【請求項5】 デジタルデータ入力信号を受信する第1
    入力手段、第1基準信号を受信する第2入力手段および
    データ出力信号を出力する出力手段を有するDC結合差
    動入力増幅器回路(A1)と、 前記データ出力信号の第1ピーク振幅を検出し記憶する
    とともに前記第1基準信号を発生する第1検出手段(A
    2P)と、 前記データ出力信号の第2ピーク振幅を検出し記憶する
    とともに第2基準信号を発生する第2検出手段(A2N
    と、 前記第1基準信号および前記第2基準信号に応答して、
    前記データ入力信号のDCまたは低周波数電流の一部を
    前記第1入力手段から分流する手段(A4)と、 パケット完了リセット信号に応答して、各検出手段によ
    り記憶されたデータ出力信号のピーク振幅を、受信され
    るデータ入力信号が存在しない間に、前記第1検出手段
    または前記第2検出手段により記憶される初期DC電圧
    にほぼ等しいノンゼロDC電圧まで、放電するリセット
    手段(620)とからなることを特徴とするデジタルデ
    ータ受信機。
  6. 【請求項6】 前記リセット手段は、 前記初期DC電圧との電位差が所定の電位差以下になる
    まで、各検出手段に記憶されたデータ出力信号を第1放
    電速度で放電する粗リセット手段(A6A)と、 前記初期DC電圧に到達するまで、前記記憶されたデー
    タ出力信号を、前記第1放電速度より小さい第2放電速
    度で放電する微細リセット手段(A6)とを有すること
    を特徴とする請求項5に記載のデジタルデータ受信機。
  7. 【請求項7】 前記第1検出手段および前記第2検出手
    段はそれぞれ、 前記データ出力信号のピーク振幅を記憶するコンデンサ
    手段(CPD)を有し、 前記リセット手段は、 それぞれの検出手段ごとに、前記リセット信号に応答し
    て、前記コンデンサ手段を放電し、前記リセット信号が
    ない他の時間は切り離される切り替え可能電流供給手段
    (SC、SF)を有することを特徴とする請求項5に記
    載のデジタルデータ受信機。
  8. 【請求項8】 前記入力増幅器回路の出力手段に接続さ
    れた入力と、受信機出力信号を生成する出力とを有する
    出力増幅器手段(A3)と、 前記リセット信号に応答して、前記出力増幅器手段を不
    動作状態にする手段(A3,620)とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のデジタルデータ受信
    機。
  9. 【請求項9】 受信したデジタル光信号を電子データ信
    号に変換する受信変換手段(PD1)と、 前記電子データ信号を受信する第1入力手段、基準信号
    を受信する第2入力手段およびデータ出力信号を出力す
    る出力手段を有するDC結合差動入力増幅器回路
    (A1)と、 前記データ出力信号の第1ピーク振幅を検出し記憶する
    とともに前記基準信号を発生する第1検出手段(A2P
    と、 前記データ出力信号の第2ピーク振幅を検出し記憶する
    とともに前記データ入力信号のDCまたは低周波数電流
    の一部を分流する第2検出手段(A2N)と、 パケット完了リセット信号に応答して、各検出手段によ
    り記憶されたデータ出力信号のピーク振幅を、受信され
    るデータ入力信号が存在しない間に、前記第1検出手段
    または前記第2検出手段により記憶される初期DC電圧
    にほぼ等しいノンゼロDC電圧まで、放電するリセット
    手段(620)とからなることを特徴とする光信号受信
    機。
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