JP2990999B2 - 洗車設備 - Google Patents

洗車設備

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JP2990999B2
JP2990999B2 JP5120303A JP12030393A JP2990999B2 JP 2990999 B2 JP2990999 B2 JP 2990999B2 JP 5120303 A JP5120303 A JP 5120303A JP 12030393 A JP12030393 A JP 12030393A JP 2990999 B2 JP2990999 B2 JP 2990999B2
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伸彦 川合
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗車機本体による洗車
終了後、被洗浄車両が洗車機本体を通り抜けて出て行く
洗車設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車設備としては図6に
示すものがある。すなわち、41は前後走行自在な洗車機
本体であり、この洗車機本体41の前方から洗車機本体41
を通り抜ける車両移動経路42が設けられる。この車両移
動経路42の始端部は被洗浄車両43が進入する入口44とし
て形成され、この入口44には、洗車コースの設定や料金
支払いのための操作ボックス45が設置されている。ま
た、車両移動経路42の終端部の一側方には被洗浄車両43
の出口46が形成されている。
【0003】これによると、被洗浄車両43を入口44から
進入させ操作ボックス45により洗車コースなどを設定し
た後、被洗浄車両43を車両移動経路42に沿って走行さ
せ、仮想線(イ)に示すように洗車機本体41の前方の所
定位置に停止させる。そして、洗車機本体41がホームポ
ジションHから仮想線(ロ)に示すように前後方向に往
復移動して洗車が行われる。洗車終了後、洗車機本体41
がホームポジションHに停止し、被洗浄車両43を前進さ
せて洗車機本体41を通り抜けた直後、実線(ハ)に示す
ように車両移動経路42の終端部を一側方に曲って出口46
から出て行く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、図6の(ハ)に示すように、車両移動経
路42の終端部を一側方に曲がる際、運転者が運転を誤っ
て、被洗浄車両43の内輪側をホームポジションHに停止
している洗車機本体41の後端部(一側方のサイドブラシ
47や風防48の一部など)にぶつけてしまう危険性があっ
た。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、被洗
浄車両を走行させて洗車機本体を通り抜けた直後、車両
移動経路の一側方に曲がる際、被洗浄車両の内輪側が洗
車機本体の後端部にぶつかるのを防止できる洗車設備を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明における洗車設備は、洗車機本体の前方から洗
車機本体を通り抜ける車両移動経路を設け、洗車機本体
を通り抜けた所の車両移動経路の少なくとも一側方に、
可倒式の安全標識を立設し、上記安全標識は、床面に固
定された固定部と、この固定部の上方に設けられた棒状
の可倒部とからなり、上記可倒部は、付勢具によって、
固定部に連結されるとともに起立姿勢に付勢されている
ものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、洗車機本体により被洗浄車
両を洗浄した後、被洗浄車両を洗車機本体の前方から車
両移動経路に沿って走行させ洗車機本体を通り抜ける。
通り抜けた直後、被洗浄車両を一側方に方向転換する場
合、運転者は安全標識を目印として注意しながらハンド
ル操作を加減することにより、被洗浄車両の内輪側側面
を停止している洗車機本体の後端部にぶつけるといった
事故は防止される。
【0008】また、万一、被洗浄車両の内輪側側面が安
全標識に接触した場合、接触の度合いに応じて可倒部
倒れ、被洗浄車両が通り過ぎると可倒部は付勢具により
付勢されて元の起立姿勢に戻る。これにより、安全標識
および被洗浄車両が破損するといった事故は防止され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1,図3,図4に示すように、1は、
車輪2を介してレール3に支持案内され前後方向に往復
走行自在な門型状の洗車機本体である。この洗車機本体
1には、図示しないが、洗浄用のトップブラシ,ロッカ
ーブラシ、乾燥用のトップノズル,サイドノズル、およ
び洗浄水アーチ,ワックスアーチなどが設けられ、さら
に洗車機本体1の後端部には、左右一対のサイドブラシ
4a,4bと、これらサイドブラシ4a,4bを覆う風
防5が設けられている。
【0010】7は上記洗車機本体1の前方から洗車機本
体1を通り抜ける車両移動経路であり、この車両移動経
路7の始端部は被洗浄車両8が進入する入口9として形
成されている。この入口9にはゲート10が設置され、こ
のゲート10をくぐった右側(すなわち運転席側)には、
洗車コースの設定や料金支払いのための操作ボックス11
が設置されている。
【0011】上記車両移動経路7の両側方には、一対の
タイヤガイド13a,13bが車両移動経路7に沿って配設
されている。これらタイヤガイド13a,13bは、床面14
にパイプを敷設したものである。また、ホームポジショ
ンHにある洗車機本体1の前方の床面14には、洗車開始
時に被洗浄車両8が所定位置に停止していることを検出
する位置検出装置15が設けられている。
【0012】上記洗車機本体1を通り抜けた箇所の車両
移動経路7の左側には、可倒式の安全標識の一例である
ポール16が立設されている。このポール16は、ホームポ
ジションHにある洗車機本体1の直後かつ上記左側のタ
イヤガイド13aの終端部の外側方に位置している。図2
に示すように、このポール16は、床面14にベースプレー
ト17を介して固定された固定部18と、この固定部18の上
方に設けられた可倒部19とから成り、上記固定部18と可
倒部19とを連結するとともに可倒部19を起立姿勢(ニ)
に付勢するコイルスプリング20(付勢具の一例)が設け
られている。
【0013】すなわち、上記ベースプレート17は基礎ボ
ルト,ナット22を介して床面14に取付けられている。ま
た、上記固定部18の上部には、コイルスプリング20の下
部に嵌入される下部段付部23が形成され、上記可倒部19
の下部には、コイルスプリング20の上部に嵌入される上
部段付部24が形成されている。そして、コイルスプリン
グ20の上端部と可倒部19、およびコイルスプリング20の
下端部と固定部18とはそれぞれ溶接で固着されている。
【0014】尚、図1,図3に示すように、上記車両移
動経路7の終端の左側方には、被洗浄車両8の出口25が
形成されている。以下、上記構成における作用を説明す
る。
【0015】被洗浄車両8を入口9から進入させてゲー
ト10をくぐり操作ボックス11の正面で停止させる。そし
て、運転者は被洗浄車両8内から操作ボックス11を操作
して洗車コースなどの洗車条件を設定する。その後、被
洗浄車両8を車両移動経路7に沿って走行させ、図1と
図4との仮想線(イ)に示すように洗車機本体1の前方
の所定位置に停止させる。これにより、位置検出装置15
が所定位置に停止した被洗浄車両8を検出し、洗車機本
体1がホームポジションHから仮想線(ロ)に示すよう
に前後方向に往復移動し、洗車および乾燥が行われる。
洗車終了後、洗車機本体1はホームポジションHに戻っ
て停止する。そして、被洗浄車両8を前進させて洗車機
本体1を通り抜け、その直後、図1の(ハ)に示すよう
に車両移動経路7の終端を左側に曲がって出口25から出
て行く。
【0016】上記のように車両移動経路7の終端を左側
に曲がる際、運転者はポール16を目印にして注意しなが
らハンドル操作を加減することにより、被洗浄車両8の
内輪側側面をホームポジションHに停止している洗車機
本体1の左側のサイドブラシ4aや風防5の一部にぶつ
けるといった事故は防止される。
【0017】また、万一、被洗浄車両8の内輪側側面が
ポール16に接触した場合、図2の仮想線に示すように接
触の度合いに応じてコイルスプリング20が湾曲して可倒
部19が倒れ、被洗浄車両8が通り過ぎると、実線に示す
ように可倒部19はコイルスプリング20により付勢されて
元の起立姿勢(ニ)に戻る。これにより、ポール16およ
び被洗浄車両8が破損することは防止される。
【0018】上記実施例では、車両移動経路7に沿って
被洗浄車両8を走行させる際、被洗浄車両8のタイヤ26
がタイヤガイド13a,13bにより案内されるため、被洗
浄車両8が車両移動経路7の両側方にはみ出すことは防
止される。
【0019】上記実施例では、車両移動経路7の終端の
左側方に被洗浄車両8の出口25を形成したが、出口25を
右側方または左右両側方に形成し、これに応じてポール
16を車両移動経路7終端部の右側方または左右両側方に
立設してもよい。
【0020】上記実施例では、安全標識の一例としてポ
ール16を設けたが、夜間でも十分に目視可能なように、
ポール16に表示灯を取付けたり夜光塗料を塗付してもよ
い。また、ポール16の可倒部19が倒れた場合、被洗浄車
両8がポール16に接触していることを運転者に警告する
スピーカーなどを設けてもよい。
【0021】次に、本発明の他の実施例を図5に基づい
て説明する。先述した実施例では付勢具の一例としてコ
イルスプリング20を設けたが、付勢具の別の例としてゴ
ム製の嵌め輪31が考えられる。すなわち、この嵌め輪31
は円筒状に形成され、嵌め輪31の下部はポール16の固定
部18の下部段付部23に嵌め込まれ、嵌め輪31の上部は可
倒部19の上部段付部24に嵌め込まれている。そして、嵌
め輪31の上端部と可倒部19側、および嵌め輪31の下端部
と固定部18側とはそれぞれボルト32で固定されている。
【0022】これによると、万一、被洗浄車両8の内輪
側側面がポール16に接触した場合、図5の仮想線に示す
ように接触の度合いに応じて嵌め輪31が湾曲して可倒部
19が倒れ、被洗浄車両8が通り過ぎると、実線に示すよ
うに可倒部19は嵌め輪31により付勢されて元の起立姿勢
(ニ)に戻る。これにより、ポール16および被洗浄車両
8が破損することは防止される。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗車機本
体により被洗浄車両を洗浄した後、被洗浄車両を洗車機
本体の前方から車両移動経路に沿って走行させ洗車機本
体を通り抜ける。通り抜けた直後、被洗浄車両を一側方
に方向転換する場合、運転者は安全標識を目印として注
意しながらハンドル操作を加減することにより、被洗浄
車両の内輪側側面を停止している洗車機本体の後端部に
ぶつけるといった事故は防止される。
【0024】また、万一、被洗浄車両の内輪側側面が安
全標識に接触した場合、接触の度合いに応じて可倒部
倒れ、被洗浄車両が通り過ぎると可倒部は付勢具により
付勢されて元の起立姿勢に戻る。これにより、安全標識
および被洗浄車両が破損するといった事故は防止され
る。また、上記付勢具は、可倒部を固定部に連結する機
能と、可倒部を起立姿勢に付勢する機能といった2種類
の機能を兼ね備えているため、部品点数を削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車設備の平面図で
ある。
【図2】ポールの一部切欠き正面図である。
【図3】洗車設備の斜視図である。
【図4】洗車設備の側面図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるポールの一部切欠
き正面図である。
【図6】従来例における洗車設備の平面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 7 車両移動経路 16 ポール(安全標識) 20 コイルスプリング(付勢具) 31 嵌め輪(付勢具) ニ 起立姿勢

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車機本体の前方から洗車機本体を通り
    抜ける車両移動経路を設け、洗車機本体を通り抜けた所
    の車両移動経路の少なくとも一側方に、可倒式の安全標
    識を立設し、上記安全標識は、床面に固定された固定部と、この固定
    部の上方に設けられた棒状の可倒部とからなり、 上記可倒部は、付勢具によって、固定部に連結されると
    ともに起立姿勢に付勢されている ことを特徴とする洗車
    設備。
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