JP3081564B2 - 洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置 - Google Patents
洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置Info
- Publication number
- JP3081564B2 JP3081564B2 JP09220751A JP22075197A JP3081564B2 JP 3081564 B2 JP3081564 B2 JP 3081564B2 JP 09220751 A JP09220751 A JP 09220751A JP 22075197 A JP22075197 A JP 22075197A JP 3081564 B2 JP3081564 B2 JP 3081564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- vehicle
- car
- detecting means
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体面に対し
て洗浄,ワックス塗布,乾燥等の処理を施す洗車装置に
係り、特に洗車対象となる車体の形状を判別して車形に
合った洗車動作を行うようにした洗車装置およびそこに
使用される車形判別装置に関する。
て洗浄,ワックス塗布,乾燥等の処理を施す洗車装置に
係り、特に洗車対象となる車体の形状を判別して車形に
合った洗車動作を行うようにした洗車装置およびそこに
使用される車形判別装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の洗車装置として、本出願人
が先に出願した実開昭61−176057号公報に記載
されたものが知られている。この装置は門型フレームの
上方に反射式の超音波検知装置を備え、照射した超音波
が車体面で反射して戻ってくるまでの時間に基づいて車
体面までの距離を検知し、この検知距離によって車体面
の高さを求めるもので、こうして検出した車高を乗用
車,小型ワゴン車あるいは大型ワゴン車に対応する区分
に分類してその車高区分に該当する車体に見合った洗車
動作を行なっていた。すなわち、検出した車高が乗用車
の区分にあれば車体正面に作用する上面ブラシを普通に
降下させてブラッシングを行い、車高が小型ワゴン車の
区分にあれば車体のルーフ位置から上面ブラシを降ろす
ようにしてブラッシングを行い、車高が大型ワゴン車で
あれば上面ブラシを上方位置に保持したままブラッシン
グを行う、といったように制御していた。
が先に出願した実開昭61−176057号公報に記載
されたものが知られている。この装置は門型フレームの
上方に反射式の超音波検知装置を備え、照射した超音波
が車体面で反射して戻ってくるまでの時間に基づいて車
体面までの距離を検知し、この検知距離によって車体面
の高さを求めるもので、こうして検出した車高を乗用
車,小型ワゴン車あるいは大型ワゴン車に対応する区分
に分類してその車高区分に該当する車体に見合った洗車
動作を行なっていた。すなわち、検出した車高が乗用車
の区分にあれば車体正面に作用する上面ブラシを普通に
降下させてブラッシングを行い、車高が小型ワゴン車の
区分にあれば車体のルーフ位置から上面ブラシを降ろす
ようにしてブラッシングを行い、車高が大型ワゴン車で
あれば上面ブラシを上方位置に保持したままブラッシン
グを行う、といったように制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の洗車装
置に備えられる超音波検知装置では、車体面が傾斜して
いたりすると超音波は側方へ逸れて反射し、検知装置で
反射波を捕らえることができず、結果として平坦な屋根
部の高さを検出してこの高さ寸法だけで車形判別するよ
うにしていた。ところが、屋根部の高さが同じで同一の
車高区分に該当する車体でも、第10図に示すようにワ
ンボックス,ツーボックスあるいはスリーボックスタイ
プの形状が存在し、これを上記のような屋根部高さだけ
に応じた同一の洗車動作で行なったのでは、ツーボック
スおよびスリーボックスのトランク部やスリーボックス
のボンネット部に洗い残しが生じてしまう欠点があっ
た。また、ワンボックスやツーボックスはリアウィンド
ウ部が急傾斜していたりリアミラーが付いていたりする
ため、スリーボックスと同様に洗車しようとすると、ブ
ラシ等の洗車処理装置が車形に追従できずミラー等を破
損させてしまうという問題もあった。更に、従来の洗車
装置では、軽自動車を判別することができず、通常より
幅の狭い軽自動車に適した接近位置で洗浄や乾燥を与え
ることができず、洗い残しを生じたり乾燥が不十分にな
る不都合があった。
置に備えられる超音波検知装置では、車体面が傾斜して
いたりすると超音波は側方へ逸れて反射し、検知装置で
反射波を捕らえることができず、結果として平坦な屋根
部の高さを検出してこの高さ寸法だけで車形判別するよ
うにしていた。ところが、屋根部の高さが同じで同一の
車高区分に該当する車体でも、第10図に示すようにワ
ンボックス,ツーボックスあるいはスリーボックスタイ
プの形状が存在し、これを上記のような屋根部高さだけ
に応じた同一の洗車動作で行なったのでは、ツーボック
スおよびスリーボックスのトランク部やスリーボックス
のボンネット部に洗い残しが生じてしまう欠点があっ
た。また、ワンボックスやツーボックスはリアウィンド
ウ部が急傾斜していたりリアミラーが付いていたりする
ため、スリーボックスと同様に洗車しようとすると、ブ
ラシ等の洗車処理装置が車形に追従できずミラー等を破
損させてしまうという問題もあった。更に、従来の洗車
装置では、軽自動車を判別することができず、通常より
幅の狭い軽自動車に適した接近位置で洗浄や乾燥を与え
ることができず、洗い残しを生じたり乾燥が不十分にな
る不都合があった。
【0004】これに対し、特開平1−164654号公
報に見られるように、車体の輪郭を検出し、この輪郭に
沿って洗車を施すようにした装置も提案されているが、
車体の輪郭を検出するためには多数の光電スイッチを等
間隔で配置しなければならず、しかも輪郭に合わせて作
用させるためにブラシやノズルを垂直に昇降させて位置
制御することが必要となり、高価で複雑な構造の洗車装
置とせざるを得ない問題があった。
報に見られるように、車体の輪郭を検出し、この輪郭に
沿って洗車を施すようにした装置も提案されているが、
車体の輪郭を検出するためには多数の光電スイッチを等
間隔で配置しなければならず、しかも輪郭に合わせて作
用させるためにブラシやノズルを垂直に昇降させて位置
制御することが必要となり、高価で複雑な構造の洗車装
置とせざるを得ない問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するため、本発明は、車体を跨ぐように形成した本体を
往復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した
本体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタ
イプの洗車装置において、前記本体を形成する門型状の
フレームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前
後端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状の
フレームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1
の車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2
の車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検
出する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与え
る走行位置に基づいて前記第1の車体検出手段で車体前
端を検出してから前記第2の車体検出手段で車体を検出
するまでの車体のボンネット部に相当する距離を求め、
この求めたボンネット部の距離に基づいて車体がワンボ
ックス車か否かを判別することを特徴とした洗車装置に
おける車形判別装置を提供し、車体がワンボックス車か
否かを確実に判別できるようにしたものである。ここ
で、第1の車体検出手段とは下記実施例において入退車
検知用の光電スイッチ101,101’に相当し、第2
の車体検出手段とは下記実施例において車形判別用の光
電スイッチ102,102’に相当する。
するため、本発明は、車体を跨ぐように形成した本体を
往復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した
本体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタ
イプの洗車装置において、前記本体を形成する門型状の
フレームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前
後端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状の
フレームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1
の車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2
の車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検
出する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与え
る走行位置に基づいて前記第1の車体検出手段で車体前
端を検出してから前記第2の車体検出手段で車体を検出
するまでの車体のボンネット部に相当する距離を求め、
この求めたボンネット部の距離に基づいて車体がワンボ
ックス車か否かを判別することを特徴とした洗車装置に
おける車形判別装置を提供し、車体がワンボックス車か
否かを確実に判別できるようにしたものである。ここ
で、第1の車体検出手段とは下記実施例において入退車
検知用の光電スイッチ101,101’に相当し、第2
の車体検出手段とは下記実施例において車形判別用の光
電スイッチ102,102’に相当する。
【0006】また、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第2の車体検出手段での車体検
出後に再び非検出となってから前記第1の車体検出手段
で車体後端を検出するまでの車体のトランク部に相当す
る距離を求め、この求めたトランク部の距離に基づいて
車体がスリーボックス車か否かを判別することを特徴と
した洗車装置における車形判別装置を提供し、車体がス
リーボックス車か否かを確実に判別できるようにしたも
のである。ここで、第1の車体検出手段とは下記実施例
において入退車検知用の光電スイッチ101,101’
に相当し、第2の車体検出手段とは下記実施例において
車形判別用の光電スイッチ102,102’に相当す
る。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第2の車体検出手段での車体検
出後に再び非検出となってから前記第1の車体検出手段
で車体後端を検出するまでの車体のトランク部に相当す
る距離を求め、この求めたトランク部の距離に基づいて
車体がスリーボックス車か否かを判別することを特徴と
した洗車装置における車形判別装置を提供し、車体がス
リーボックス車か否かを確実に判別できるようにしたも
のである。ここで、第1の車体検出手段とは下記実施例
において入退車検知用の光電スイッチ101,101’
に相当し、第2の車体検出手段とは下記実施例において
車形判別用の光電スイッチ102,102’に相当す
る。
【0007】更に、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する車体検出手段と、前記本体または車体の走
行位置を検出する走行位置検出手段と、該走行位置検出
手段で与える走行位置に基づいて前記車体検出手段が車
体前端を検出してから車体後端を検出するまでの車体の
全長に相当する距離を求め、この求めた車体全長の距離
に基づいて車体が軽自動車か否かを判別することを特徴
とした洗車装置における車形判別装置を提供し、車体が
軽自動車か否かを確実に判別できるようにしたものであ
る。ここで言う車体検出手段とは、下記実施例において
入退車検知用の光電スイッチ101,101’に相当す
る。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する車体検出手段と、前記本体または車体の走
行位置を検出する走行位置検出手段と、該走行位置検出
手段で与える走行位置に基づいて前記車体検出手段が車
体前端を検出してから車体後端を検出するまでの車体の
全長に相当する距離を求め、この求めた車体全長の距離
に基づいて車体が軽自動車か否かを判別することを特徴
とした洗車装置における車形判別装置を提供し、車体が
軽自動車か否かを確実に判別できるようにしたものであ
る。ここで言う車体検出手段とは、下記実施例において
入退車検知用の光電スイッチ101,101’に相当す
る。
【0008】なお、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第1の車体検出手段で車体前端
を検出してから前記第2の車体検出手段で車体を検出す
るまでの車体のボンネット部に相当する距離を求め、こ
の求めたボンネット部の距離に基づいて車体がワンボッ
クス車か否かを判別する車体形状判別手段と、該車体形
状判別手段でワンボックス車と判別した場合に、他の車
体形状と異なるワンボックス車に適した洗車動作を与え
る制御手段とを備えて、ワゴン車等のワンボックス車に
合った安全な洗車動作を与える洗車装置を提供すること
ができる。ここで、第1の車体検出手段とは下記実施例
において入退車検知用の光電スイッチ101,101’
に相当し、第2の車体検出手段とは下記実施例において
車形判別用の光電スイッチ102,102’に相当す
る。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第1の車体検出手段で車体前端
を検出してから前記第2の車体検出手段で車体を検出す
るまでの車体のボンネット部に相当する距離を求め、こ
の求めたボンネット部の距離に基づいて車体がワンボッ
クス車か否かを判別する車体形状判別手段と、該車体形
状判別手段でワンボックス車と判別した場合に、他の車
体形状と異なるワンボックス車に適した洗車動作を与え
る制御手段とを備えて、ワゴン車等のワンボックス車に
合った安全な洗車動作を与える洗車装置を提供すること
ができる。ここで、第1の車体検出手段とは下記実施例
において入退車検知用の光電スイッチ101,101’
に相当し、第2の車体検出手段とは下記実施例において
車形判別用の光電スイッチ102,102’に相当す
る。
【0009】また、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第2の車体検出手段での車体検
出後に再び非検出となってから前記第1の車体検出手段
で車体後端を検出するまでの車体のトランク部に相当す
る距離を求め、この求めたトランク部の距離に基づいて
車体がスリーボックス車か否かを判別する車体形状判別
手段と、該車体形状判別手段でスリーボックス車と判別
した場合に、他の車体形状と異なるスリーボックス車に
適した洗車動作を与える制御手段とを備えて、スリーボ
ックス車に合った洗い残しのない洗車動作を与える洗車
装置を提供することができる。ここで、第1の車体検出
手段とは下記実施例において入退車検知用の光電スイッ
チ101,101’に相当し、第2の車体検出手段とは
下記実施例において車形判別用の光電スイッチ102,
102’に相当する。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する第1の車体検出手段と、同じく門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して前記第1の
車体検出手段より高い所定高さの車体を検出する第2の
車体検出手段と、前記本体または車体の走行位置を検出
する走行位置検出手段と、該走行位置検出手段で与える
走行位置に基づいて前記第2の車体検出手段での車体検
出後に再び非検出となってから前記第1の車体検出手段
で車体後端を検出するまでの車体のトランク部に相当す
る距離を求め、この求めたトランク部の距離に基づいて
車体がスリーボックス車か否かを判別する車体形状判別
手段と、該車体形状判別手段でスリーボックス車と判別
した場合に、他の車体形状と異なるスリーボックス車に
適した洗車動作を与える制御手段とを備えて、スリーボ
ックス車に合った洗い残しのない洗車動作を与える洗車
装置を提供することができる。ここで、第1の車体検出
手段とは下記実施例において入退車検知用の光電スイッ
チ101,101’に相当し、第2の車体検出手段とは
下記実施例において車形判別用の光電スイッチ102,
102’に相当する。
【0010】更に、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する車体検出手段と、前記本体または車体の走
行位置を検出する走行位置検出手段と、該走行位置検出
手段で与える走行位置に基づいて前記車体検出手段が車
体前端を検出してから車体後端を検出するまでの車体の
全長に相当する距離を求め、この求めた車体全長の距離
に基づいて車体が軽自動車か否かを判別する車体形状判
別手段と、該車体形状判別手段で軽自動車と判別した場
合に、他の車体形状と異なる軽自動車に適した洗車動作
を与える制御手段とを備えて、軽自動車に合った洗い残
しのない洗車動作を与える洗車装置を提供することがで
きる。ここで言う車体検出手段とは、下記実施例におい
て入退車検知用の光電スイッチ101,101’に相当
する。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置において、前記本体を形成する門型状のフ
レームの前方に備えられ洗車動作に先行して車体の前後
端を検出する車体検出手段と、前記本体または車体の走
行位置を検出する走行位置検出手段と、該走行位置検出
手段で与える走行位置に基づいて前記車体検出手段が車
体前端を検出してから車体後端を検出するまでの車体の
全長に相当する距離を求め、この求めた車体全長の距離
に基づいて車体が軽自動車か否かを判別する車体形状判
別手段と、該車体形状判別手段で軽自動車と判別した場
合に、他の車体形状と異なる軽自動車に適した洗車動作
を与える制御手段とを備えて、軽自動車に合った洗い残
しのない洗車動作を与える洗車装置を提供することがで
きる。ここで言う車体検出手段とは、下記実施例におい
て入退車検知用の光電スイッチ101,101’に相当
する。
【0011】また、車体を跨ぐように形成した本体を往
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置であって、車体の高さに応じて車体の車形
判別を行う車形判別装置を備えたものにおいて、前記本
体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ洗車動
作に先行して車体の前後端を検出する第1の車体検出手
段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗車動
作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定高さ
の車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体また
は車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、前記
第1および第2の車体検出手段で車体を検出したときの
前記走行位置、および前記第1および第2の車体検出手
段で車体を検出した後に再び非検出になったときの前記
走行位置とを記憶し、この記憶した各位置に基づいて車
体におけるボンネット部の距離およびトランク部の距離
を求め、車体の形状がワンボックス車、ツーボックス車
またはスリーボックス車のいずれに該当するかを判別す
る車形判別手段と、該車形判別手段で判別したワンボッ
クス車、ツーボックス車またはスリーボックス車に適し
た洗車動作を与える制御手段とを設けて、車体の形状に
合わせた洗車動作ができるようにしたものである。ここ
で、第1の車体検出手段とは下記実施例において入退車
検知用の光電スイッチ101,101’に相当し、第2
の車体検出手段とは下記実施例において車形判別用の光
電スイッチ102,102’に相当する。
復走行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本
体内に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイ
プの洗車装置であって、車体の高さに応じて車体の車形
判別を行う車形判別装置を備えたものにおいて、前記本
体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ洗車動
作に先行して車体の前後端を検出する第1の車体検出手
段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗車動
作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定高さ
の車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体また
は車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、前記
第1および第2の車体検出手段で車体を検出したときの
前記走行位置、および前記第1および第2の車体検出手
段で車体を検出した後に再び非検出になったときの前記
走行位置とを記憶し、この記憶した各位置に基づいて車
体におけるボンネット部の距離およびトランク部の距離
を求め、車体の形状がワンボックス車、ツーボックス車
またはスリーボックス車のいずれに該当するかを判別す
る車形判別手段と、該車形判別手段で判別したワンボッ
クス車、ツーボックス車またはスリーボックス車に適し
た洗車動作を与える制御手段とを設けて、車体の形状に
合わせた洗車動作ができるようにしたものである。ここ
で、第1の車体検出手段とは下記実施例において入退車
検知用の光電スイッチ101,101’に相当し、第2
の車体検出手段とは下記実施例において車形判別用の光
電スイッチ102,102’に相当する。
【0012】
【実施例】以下、図面を基に本発明の実施例について説
明する。図において、1はトンネル状に形成した洗車装
置本体で、その本体1を設置する床面に備えたコンベア
2により車体を搬送する。そのコンベア2は本体1の車
体進入側と車体退出側の床面に軸支したスプロケット
3,3間にループ状のチェーン4を水平面上に巻回し、
一方のスプロケット3を回動する電動機5によりチェー
ン4の外周に所定間隔置きに配設した案内ローラ6,
6,…が車体片側のタイヤを通路に沿って押して車体を
搬送する。
明する。図において、1はトンネル状に形成した洗車装
置本体で、その本体1を設置する床面に備えたコンベア
2により車体を搬送する。そのコンベア2は本体1の車
体進入側と車体退出側の床面に軸支したスプロケット
3,3間にループ状のチェーン4を水平面上に巻回し、
一方のスプロケット3を回動する電動機5によりチェー
ン4の外周に所定間隔置きに配設した案内ローラ6,
6,…が車体片側のタイヤを通路に沿って押して車体を
搬送する。
【0013】前記本体1は車体進入側より、コンベア2
により搬送される車体に向けて高圧洗浄水を噴射して車
体に付着した塵埃の除去を行なうスプレー洗浄ブロック
7と、車体面に洗剤を散布して車体面の汚れを落とすブ
ラシ洗浄ブロック8と、車体面上の余剰洗剤を洗い流し
てから車体面にワックスを散布して車体面にワックスを
塗り付けるワックス塗布ブロック9と、前記ワックス塗
布ブロック9の後方に跨がりタイヤに専用の洗剤を散布
してタイヤの洗浄を行なうタイヤ洗浄ブロック10と、
車体面上の余剰ワックスを流し落としてから車体面上に
付着した水滴の除去を行なう乾燥ブロック11とが連設
して成り、コンベア2により搬送される車体を配列され
ているブロック順に連続的に洗浄,ワックス塗布及び乾
燥を順次行なうものである。
により搬送される車体に向けて高圧洗浄水を噴射して車
体に付着した塵埃の除去を行なうスプレー洗浄ブロック
7と、車体面に洗剤を散布して車体面の汚れを落とすブ
ラシ洗浄ブロック8と、車体面上の余剰洗剤を洗い流し
てから車体面にワックスを散布して車体面にワックスを
塗り付けるワックス塗布ブロック9と、前記ワックス塗
布ブロック9の後方に跨がりタイヤに専用の洗剤を散布
してタイヤの洗浄を行なうタイヤ洗浄ブロック10と、
車体面上の余剰ワックスを流し落としてから車体面上に
付着した水滴の除去を行なう乾燥ブロック11とが連設
して成り、コンベア2により搬送される車体を配列され
ているブロック順に連続的に洗浄,ワックス塗布及び乾
燥を順次行なうものである。
【0014】前記スプレー洗浄ブロック7には、本体1
を形成する門型状のフレーム12の上方にトップウォッ
シュノズル13を、両側に左右一対のサイドウォッシュ
ノズル14,14’をそれぞれ配設すると共に、サイド
ウォッシノズル14,14’を結ぶ線下の床面にアンダ
ーウォッシュノズル15を埋設し、各ノズル13,1
4,14’,15より車体面に向けて高圧洗浄水(清水
もしくは洗剤)を噴射している。
を形成する門型状のフレーム12の上方にトップウォッ
シュノズル13を、両側に左右一対のサイドウォッシュ
ノズル14,14’をそれぞれ配設すると共に、サイド
ウォッシノズル14,14’を結ぶ線下の床面にアンダ
ーウォッシュノズル15を埋設し、各ノズル13,1
4,14’,15より車体面に向けて高圧洗浄水(清水
もしくは洗剤)を噴射している。
【0015】16はトップウォッシュノズル13を下方
に向けて取り付けた台車で、昇降枠17の左右方向に横
架したレール18上を往復走行している。19,19’
及び20,20’はそれぞれ投光器と受光器とから成る
光電スイッチで、昇降枠17の両端より下方に向けて取
り付けた逆T字状の取付棒21,21’の両端に互いが
対向するように配設し、車体進入側に備えた光電スイッ
チ19,19’が車体を検知したら電動機22を正転駆
動して昇降枠17を上昇させると共に車体を非検知した
ら電動機22を逆転駆動して昇降枠17を下降させ、車
体退出側に備えた光電スイッチ20,20’が車体を検
知したら電動機22の駆動を停止して昇降枠17を保持
させ、相対的にトップウォッシュノズル13を車体上面
形状に沿って車体に無接触で昇降動作させている。23
はトップウォッシュノズル13より噴射される洗浄水の
噴射方向を可変する2段シリンダーで、各エアシリンダ
24,24’のロット部24a,24a’を反対側に向
けて結合し、一方のロット部24aを台車16の側面
に、他方のロット部24a’をトップウォッシュノズル
13の周縁に固着した操作片25にそれぞれ連結し、通
常一方のロット部24a’を伸長他方のロット部24a
を縮短させトップウォッシュノズル13の洗浄水噴射方
向を鉛直下方に向け、作動時各ロット部24a,24
a’を伸縮させることにより、トップウォッシュノズル
13の洗浄水噴射方向を車体搬送方向及び逆方向のそれ
ぞれ斜め下方に可変している。
に向けて取り付けた台車で、昇降枠17の左右方向に横
架したレール18上を往復走行している。19,19’
及び20,20’はそれぞれ投光器と受光器とから成る
光電スイッチで、昇降枠17の両端より下方に向けて取
り付けた逆T字状の取付棒21,21’の両端に互いが
対向するように配設し、車体進入側に備えた光電スイッ
チ19,19’が車体を検知したら電動機22を正転駆
動して昇降枠17を上昇させると共に車体を非検知した
ら電動機22を逆転駆動して昇降枠17を下降させ、車
体退出側に備えた光電スイッチ20,20’が車体を検
知したら電動機22の駆動を停止して昇降枠17を保持
させ、相対的にトップウォッシュノズル13を車体上面
形状に沿って車体に無接触で昇降動作させている。23
はトップウォッシュノズル13より噴射される洗浄水の
噴射方向を可変する2段シリンダーで、各エアシリンダ
24,24’のロット部24a,24a’を反対側に向
けて結合し、一方のロット部24aを台車16の側面
に、他方のロット部24a’をトップウォッシュノズル
13の周縁に固着した操作片25にそれぞれ連結し、通
常一方のロット部24a’を伸長他方のロット部24a
を縮短させトップウォッシュノズル13の洗浄水噴射方
向を鉛直下方に向け、作動時各ロット部24a,24
a’を伸縮させることにより、トップウォッシュノズル
13の洗浄水噴射方向を車体搬送方向及び逆方向のそれ
ぞれ斜め下方に可変している。
【0016】26,26はサイドウォッシュノズル1
4,14’を車体側面に向けて取り付けた台車で、案内
ローラ6によりタイヤを押す側の車体側面に対向する固
定枠27及び反対側の車体側面に対向する進退枠28の
上下間に渡したレール29,29上を往復走行してい
る。30はリンクアーム31を介してフレーム12に支
持される進退枠28を車体側面に対して移動させるエア
シリンダで、そのエアシリンダ30のロット部30aを
進退枠28の上面に、他端をフレーム12適所にそれぞ
れ連結し、通常ロット部30aを縮短してフレーム12
側方に位置させ、車巾が狭い車体(軽自動車)に対して
ロット部30aを伸長してサイドウォッシュノズル1
4’を車体側面に近づけている。
4,14’を車体側面に向けて取り付けた台車で、案内
ローラ6によりタイヤを押す側の車体側面に対向する固
定枠27及び反対側の車体側面に対向する進退枠28の
上下間に渡したレール29,29上を往復走行してい
る。30はリンクアーム31を介してフレーム12に支
持される進退枠28を車体側面に対して移動させるエア
シリンダで、そのエアシリンダ30のロット部30aを
進退枠28の上面に、他端をフレーム12適所にそれぞ
れ連結し、通常ロット部30aを縮短してフレーム12
側方に位置させ、車巾が狭い車体(軽自動車)に対して
ロット部30aを伸長してサイドウォッシュノズル1
4’を車体側面に近づけている。
【0017】32,33,34は各台車16,26,2
6を走行させる電動機で、各レール18,29,29の
両端近傍に備えたリミットスイッチ35,35,35,
35,35,35のいずれかが各台車16,26,26
を検出したら電動機32,33,34の回転方向を逆転
して、各台車16,26,26を各レール18,29,
29に沿って往復走行させている。こうして、スプレー
洗浄ブロック7では各ノズル13,14,14’,15
より車体面に向けて高圧洗浄水を噴射して、車体面に付
着した塵埃を除去するスプレー洗浄を行なっている。
6を走行させる電動機で、各レール18,29,29の
両端近傍に備えたリミットスイッチ35,35,35,
35,35,35のいずれかが各台車16,26,26
を検出したら電動機32,33,34の回転方向を逆転
して、各台車16,26,26を各レール18,29,
29に沿って往復走行させている。こうして、スプレー
洗浄ブロック7では各ノズル13,14,14’,15
より車体面に向けて高圧洗浄水を噴射して、車体面に付
着した塵埃を除去するスプレー洗浄を行なっている。
【0018】前記ブラシ洗浄ブロック8には、車体の前
端面より側面に至る範囲を洗浄する左右一対のフロント
・サイドブラシ40,40’と、車体の側面より後端面
に至る範囲を洗浄する左右一対のリア・サイドブラシ4
1,41’と、車体上面を洗浄するトップウォッシュブ
ラシ42と、車体面に向けて洗剤を散布する洗剤用ノズ
ル43と、車体面に清水を噴出して車体面上の余剰洗剤
を洗い流すリンス用ノズル44とを備えている。
端面より側面に至る範囲を洗浄する左右一対のフロント
・サイドブラシ40,40’と、車体の側面より後端面
に至る範囲を洗浄する左右一対のリア・サイドブラシ4
1,41’と、車体上面を洗浄するトップウォッシュブ
ラシ42と、車体面に向けて洗剤を散布する洗剤用ノズ
ル43と、車体面に清水を噴出して車体面上の余剰洗剤
を洗い流すリンス用ノズル44とを備えている。
【0019】フロント・サイドブラシ40,40’及び
リア・サイドブラシ41,41’は共にフレーム12に
対して揺動自在に軸支されたアーム45,45,45,
45の先端に回転自在に吊り下げられ、そのアーム4
5,45,45,45とフレーム12間には各ブラシ4
0,40’,41,41’を車体面に押し付けるスプリ
ング49,49,49,49とスプリング49,49,
49,49の附勢に抗して各ブラシ40,40’,4
1,41’を車体より遠ざける方向に作動するエアシリ
ンダ53,54,55,56が連結されている。トップ
ウォッシュブラシ42はフレーム12の両側に軸支した
アーム57,57の先端に回動自在に軸支されている。
58はトップウォッシュブラシ42を昇降させる2段シ
リンダで、長短のエアシリンダ59,59’のロット部
59a,59a’を反対側に向けて結合し、一方のロッ
ト部59aをアーム57の回転軸に固着したリンクアー
ム60の先端に、他方のロット部59a’をフレーム1
2適所にそれぞれ連結して、通常トップウォッシュブラ
シ42は各ロット59a,59a’を伸長して上方の待
機位置に保持させ、作動時附勢を解いて車体形状に沿っ
て動作している。61,62,63,64,65は各ブ
ラシ40,40’,41,41’,42を回動させる電
動機である。
リア・サイドブラシ41,41’は共にフレーム12に
対して揺動自在に軸支されたアーム45,45,45,
45の先端に回転自在に吊り下げられ、そのアーム4
5,45,45,45とフレーム12間には各ブラシ4
0,40’,41,41’を車体面に押し付けるスプリ
ング49,49,49,49とスプリング49,49,
49,49の附勢に抗して各ブラシ40,40’,4
1,41’を車体より遠ざける方向に作動するエアシリ
ンダ53,54,55,56が連結されている。トップ
ウォッシュブラシ42はフレーム12の両側に軸支した
アーム57,57の先端に回動自在に軸支されている。
58はトップウォッシュブラシ42を昇降させる2段シ
リンダで、長短のエアシリンダ59,59’のロット部
59a,59a’を反対側に向けて結合し、一方のロッ
ト部59aをアーム57の回転軸に固着したリンクアー
ム60の先端に、他方のロット部59a’をフレーム1
2適所にそれぞれ連結して、通常トップウォッシュブラ
シ42は各ロット59a,59a’を伸長して上方の待
機位置に保持させ、作動時附勢を解いて車体形状に沿っ
て動作している。61,62,63,64,65は各ブ
ラシ40,40’,41,41’,42を回動させる電
動機である。
【0020】こうして、ブラシ洗浄ブロック8ではスプ
レー洗浄ブロック7でスプレー洗浄を行なった車体に対
して洗剤用ノズル43より車体面に向けて洗剤を散布し
て各ブラシ40,40’,41,41’,42により車
体面の汚れを叩き落としてからリンス用ノズル44より
車体面に向けて清水を噴出して車体面上の余剰洗剤を洗
い流している。
レー洗浄ブロック7でスプレー洗浄を行なった車体に対
して洗剤用ノズル43より車体面に向けて洗剤を散布し
て各ブラシ40,40’,41,41’,42により車
体面の汚れを叩き落としてからリンス用ノズル44より
車体面に向けて清水を噴出して車体面上の余剰洗剤を洗
い流している。
【0021】前記ワックス塗布ブロック9には、車体面
にワックスを散布するワックス用ノズル66と、車体側
面にワックスを塗り付ける左右一対のサイドワックスブ
ラシ67,67と、車体上面にワックスを塗り付けるト
ップワックスブラシ68とを備えている。サイドワック
スブラシ67,67’はフレーム12に対して揺動自在
に軸支されたアーム69,69の先端に回転自在に吊り
下げられ、そのアーム69,69とフレーム12間には
サイドワックスブラシ67,67’を車体側面に押し付
けるスプリング70,70とそのスプリング70,70
の附勢に抗してサイドワックスブラシ67,67を車体
側面より遠ざける方向に作動するエアシリンダ71,7
1が連結されている。72,72はサイドワックスブラ
シ67,67’を回動させる電動機である。トップワッ
クスブラシ68は前記トップウォッシュブラシ42と同
様な構造を備えている。
にワックスを散布するワックス用ノズル66と、車体側
面にワックスを塗り付ける左右一対のサイドワックスブ
ラシ67,67と、車体上面にワックスを塗り付けるト
ップワックスブラシ68とを備えている。サイドワック
スブラシ67,67’はフレーム12に対して揺動自在
に軸支されたアーム69,69の先端に回転自在に吊り
下げられ、そのアーム69,69とフレーム12間には
サイドワックスブラシ67,67’を車体側面に押し付
けるスプリング70,70とそのスプリング70,70
の附勢に抗してサイドワックスブラシ67,67を車体
側面より遠ざける方向に作動するエアシリンダ71,7
1が連結されている。72,72はサイドワックスブラ
シ67,67’を回動させる電動機である。トップワッ
クスブラシ68は前記トップウォッシュブラシ42と同
様な構造を備えている。
【0022】こうして、ワックス塗布ブロック9ではブ
ラシ洗浄ブロック8でブラシ洗浄された車体に対してワ
ックス用ノズル66より車体面に向けてワックスを散布
して各ブラシ67,67’,68により車体面にワック
スを塗り付けている。
ラシ洗浄ブロック8でブラシ洗浄された車体に対してワ
ックス用ノズル66より車体面に向けてワックスを散布
して各ブラシ67,67’,68により車体面にワック
スを塗り付けている。
【0023】前記タイヤ洗浄ブロック10には、搬送さ
れる車体のタイヤを洗浄する左右一対のタイヤウォッシ
ュブラシ73,73’と、そのタイヤウォッシュブラシ
73,73’に向けてタイヤ専用洗剤を散布するタイヤ
洗剤用ノズル74,74と、車体面に向けて清水を噴射
して車体面上の余剰ワックスを流し落とすリンス用ノズ
ル75とを備えている。
れる車体のタイヤを洗浄する左右一対のタイヤウォッシ
ュブラシ73,73’と、そのタイヤウォッシュブラシ
73,73’に向けてタイヤ専用洗剤を散布するタイヤ
洗剤用ノズル74,74と、車体面に向けて清水を噴射
して車体面上の余剰ワックスを流し落とすリンス用ノズ
ル75とを備えている。
【0024】76,76はタイヤウォッシュブラシ7
3,73’の両端を回動自在に軸支する保持枠76,7
6で、タイヤ洗剤用ノズル74,74を備え、平行なリ
ンクアーム77,77を介して床面に揺動自在に支持さ
れている。78,78はタイヤウォッシュブラシ73,
73’をタイヤに押し付けるスプリングである。79は
案内ローラ6によりタイヤを押す側のタイヤに対向する
タイヤウォッシュブラシ73をスプリング78の附勢に
抗してタイヤより遠ざける方向に作動させるエアシリン
ダで、通常ロット部79aを伸長してフレーム12側方
の待機位置に保持させ、作動時附勢を解いてタイヤウォ
ッシュブラシ73をタイヤに押し付けている。80は反
対側のタイヤウォッシュブラシ73’をスプリング78
の附勢に抗してタイヤより遠ざける方向に作動させる2
段シリンダで、通常各エアシリンダ81,81’のロッ
ト部81a,81a’を伸長してタイヤウォッシュブラ
シ73’をフレーム12側方の待機位置に保持させ、作
動時車巾の狭い車体(軽自動車)以外の車体に対してス
トロークの長いエアシリンダ81の附勢を解いてタイヤ
ウォッシュブラシ73’をタイヤに押し付け、更に車巾
の狭い車体(軽自動車)に対してストロークの短いエア
シリンダ81’の附勢を解いてタイヤウォッシュブラシ
73’をタイヤに押し付けている。82,82はタイヤ
ウォッシュブラシ73,73’を回動する電動機であ
る。
3,73’の両端を回動自在に軸支する保持枠76,7
6で、タイヤ洗剤用ノズル74,74を備え、平行なリ
ンクアーム77,77を介して床面に揺動自在に支持さ
れている。78,78はタイヤウォッシュブラシ73,
73’をタイヤに押し付けるスプリングである。79は
案内ローラ6によりタイヤを押す側のタイヤに対向する
タイヤウォッシュブラシ73をスプリング78の附勢に
抗してタイヤより遠ざける方向に作動させるエアシリン
ダで、通常ロット部79aを伸長してフレーム12側方
の待機位置に保持させ、作動時附勢を解いてタイヤウォ
ッシュブラシ73をタイヤに押し付けている。80は反
対側のタイヤウォッシュブラシ73’をスプリング78
の附勢に抗してタイヤより遠ざける方向に作動させる2
段シリンダで、通常各エアシリンダ81,81’のロッ
ト部81a,81a’を伸長してタイヤウォッシュブラ
シ73’をフレーム12側方の待機位置に保持させ、作
動時車巾の狭い車体(軽自動車)以外の車体に対してス
トロークの長いエアシリンダ81の附勢を解いてタイヤ
ウォッシュブラシ73’をタイヤに押し付け、更に車巾
の狭い車体(軽自動車)に対してストロークの短いエア
シリンダ81’の附勢を解いてタイヤウォッシュブラシ
73’をタイヤに押し付けている。82,82はタイヤ
ウォッシュブラシ73,73’を回動する電動機であ
る。
【0025】こうして、タイヤ洗浄ブロック10ではタ
イヤウォッシュブラシ73,73’をタイヤに押し付け
てタイヤ洗浄を行なってから、リンス用ノズル75より
車体面に向けて清水を噴出して車体面上の余剰ワックス
を流し落としている。
イヤウォッシュブラシ73,73’をタイヤに押し付け
てタイヤ洗浄を行なってから、リンス用ノズル75より
車体面に向けて清水を噴出して車体面上の余剰ワックス
を流し落としている。
【0026】前記乾燥ブロック11には、高圧な空気を
発生するブロア83,83と、そのブロア83,83よ
り供給される圧空を車体上面及び側面に向けて吹き付け
車体面に付着した水滴を除去するトップブロアノズル8
4及び左右一対のサイドブロアノズル85,85’とを
備えている。
発生するブロア83,83と、そのブロア83,83よ
り供給される圧空を車体上面及び側面に向けて吹き付け
車体面に付着した水滴を除去するトップブロアノズル8
4及び左右一対のサイドブロアノズル85,85’とを
備えている。
【0027】トップブロアノズル84はく字状の支持ア
ーム86の下端に回動自在に支持され、更に支持アーム
86の上端は一端をフレーム12の上方に揺動自在に支
持された平行なリンクアーム87の先端に支持されてい
る。88はトップブロアノズル84を昇降させる電動機
である。
ーム86の下端に回動自在に支持され、更に支持アーム
86の上端は一端をフレーム12の上方に揺動自在に支
持された平行なリンクアーム87の先端に支持されてい
る。88はトップブロアノズル84を昇降させる電動機
である。
【0028】89,89’及び90,90’はそれぞれ
投光器と受光器から成る光電スイッチで、支持アーム8
6の折り曲げ部よりトップブロアノズル84の吹き出し
口下方に延出した取付棒91の両端に互いが対向するよ
うに配設し、車体進入側に備えた光電スイッチ89,8
9’が車体を検知したら電動機88を正転駆動してトッ
プブロアノズル84を上昇させ、逆に車体を非検知した
ら電動機88を逆転駆動してトップブロアノズル84を
下降させ、一方車体退出側に備えた光電スイッチ90,
90’が車体を検知したら電動機88の駆動を停止して
トップブロアノズル84を保持させ、相対的にトップブ
ロアノズル84を車体形状に沿って車体に無接触で追従
動作させている。
投光器と受光器から成る光電スイッチで、支持アーム8
6の折り曲げ部よりトップブロアノズル84の吹き出し
口下方に延出した取付棒91の両端に互いが対向するよ
うに配設し、車体進入側に備えた光電スイッチ89,8
9’が車体を検知したら電動機88を正転駆動してトッ
プブロアノズル84を上昇させ、逆に車体を非検知した
ら電動機88を逆転駆動してトップブロアノズル84を
下降させ、一方車体退出側に備えた光電スイッチ90,
90’が車体を検知したら電動機88の駆動を停止して
トップブロアノズル84を保持させ、相対的にトップブ
ロアノズル84を車体形状に沿って車体に無接触で追従
動作させている。
【0029】92はトップブロアノズル84から吹き出
される圧空の吹出方向を可変する2段シリンダで、各エ
アシリンダ93,93’のロット部93a,93a’を
支持アーム86の上端とトップブロアノズル84の上面
一端間に連結して、通常一方のロット部93aを伸長さ
せ吹出方向を鉛直方向に向け、作動時各ロット部93
a,93a’を伸縮させることにより、吹出方向を車体
搬送方向及び逆方向のそれぞれ斜め下方に可変してい
る。
される圧空の吹出方向を可変する2段シリンダで、各エ
アシリンダ93,93’のロット部93a,93a’を
支持アーム86の上端とトップブロアノズル84の上面
一端間に連結して、通常一方のロット部93aを伸長さ
せ吹出方向を鉛直方向に向け、作動時各ロット部93
a,93a’を伸縮させることにより、吹出方向を車体
搬送方向及び逆方向のそれぞれ斜め下方に可変してい
る。
【0030】94は案内ローラ6によりタイヤを押す側
の車体側面に対向するサイドブロアノズル85を車体側
面に向けて進退させるエアシリンダで、通常ロット部9
4aを伸長してリンクアーム95を介してサイドブロア
ノズル85をフレーム12側方の待機位置に保持させ、
乾燥時ロット部94aを縮短してサイドブロアノズル8
5を車体側面に近づけている。96は反対側のサイドブ
ロアノズル85’を車体側面に進退させる2段シリンダ
で、各エアシリンダ97,97’のロット部97a,9
7a’を反対側に向けて結合し、通常ロット部97a,
97a’を伸長してリンクアーム95を介してサイドブ
ロアノズル85’をフレーム12側方の待機位置に保持
させ、乾燥時車巾の狭い車体(軽自動車)以外の車体に
対して一方のエアシリンダ97のロット部97aを縮短
してサイドブロアノズル85’を車体側面に近づけ、更
に車巾の狭い車体(軽自動車)に対して他方のエアシリ
ンダ97’のロット部97a’を縮短してサイドブロア
ノズル85’を車体側面に近づけている。
の車体側面に対向するサイドブロアノズル85を車体側
面に向けて進退させるエアシリンダで、通常ロット部9
4aを伸長してリンクアーム95を介してサイドブロア
ノズル85をフレーム12側方の待機位置に保持させ、
乾燥時ロット部94aを縮短してサイドブロアノズル8
5を車体側面に近づけている。96は反対側のサイドブ
ロアノズル85’を車体側面に進退させる2段シリンダ
で、各エアシリンダ97,97’のロット部97a,9
7a’を反対側に向けて結合し、通常ロット部97a,
97a’を伸長してリンクアーム95を介してサイドブ
ロアノズル85’をフレーム12側方の待機位置に保持
させ、乾燥時車巾の狭い車体(軽自動車)以外の車体に
対して一方のエアシリンダ97のロット部97aを縮短
してサイドブロアノズル85’を車体側面に近づけ、更
に車巾の狭い車体(軽自動車)に対して他方のエアシリ
ンダ97’のロット部97a’を縮短してサイドブロア
ノズル85’を車体側面に近づけている。
【0031】こうして、乾燥ブロック11ではトップブ
ロアノズル84を車体上面形状に沿って追従動作させる
と共にサイドブロアノズル85,85’を車巾に応じて
車体側面に進退させ、ブロア83,83より供給される
圧空を車体面に吹き付け車体面に付着した水滴を除去し
ている。
ロアノズル84を車体上面形状に沿って追従動作させる
と共にサイドブロアノズル85,85’を車巾に応じて
車体側面に進退させ、ブロア83,83より供給される
圧空を車体面に吹き付け車体面に付着した水滴を除去し
ている。
【0032】100はコンベア2により搬送される車体
の入退車,高さ及び形状を検出する為の車体検知手段
で、本体1を構成するスプレー洗浄ブロック7のフレー
ム12前方の両側に複数の投光器と受光器から成る光電
スイッチ101,101’,102,102’,10
3,103’,104,104’,105,105’を
鉛直方向に配設している。101,101’は搬送され
る車体の入退車検知用の光電スイッチで、あらゆる種類
の車体の前後端を検出し得る地上高H1(実施例として
H1 =61cm)に配設し、車体の全長を測定するタイ
ミングを与えている。
の入退車,高さ及び形状を検出する為の車体検知手段
で、本体1を構成するスプレー洗浄ブロック7のフレー
ム12前方の両側に複数の投光器と受光器から成る光電
スイッチ101,101’,102,102’,10
3,103’,104,104’,105,105’を
鉛直方向に配設している。101,101’は搬送され
る車体の入退車検知用の光電スイッチで、あらゆる種類
の車体の前後端を検出し得る地上高H1(実施例として
H1 =61cm)に配設し、車体の全長を測定するタイ
ミングを与えている。
【0033】103,103’,104,104’,1
05,105’はそれぞれ車体の高さを区分する為の車
高判別用の光電スイッチで、地上高H3(実施例として
H3 =120cm)に配設した光電スイッチ103,1
03’は、車体の形状がスリーボックスタイプの車種あ
るいはツーボックスタイプの乗用車の中で比較的車高の
低い車種等の第1の車高に該当する車体を検出し、前記
光電スイッチ103,103’の設置位置より高い位置
である地上高H4(実施例としてH4=160cm)に配
設した光電スイッチ104,104’は、車体の形状が
ワンボックスタイプのワゴン車の中で比較的車高の低い
車種あるいはツーボックスタイプの乗用車の中で比較的
車高の高い車種等の第2の車高に該当する車体を検出
し、前記光電スイッチ104,104’の設置位置より
高い位置である地上高H5(実施例としてH5 =180
cm)に配設した光電スイッチ105,105’は、車
体の形状がワンボックスタイプのワゴン車の中で比較的
車高の高い車種あるいはツーボックスタイプでジープ形
の車種等の第3の車高に該当する車体を検出している。
05,105’はそれぞれ車体の高さを区分する為の車
高判別用の光電スイッチで、地上高H3(実施例として
H3 =120cm)に配設した光電スイッチ103,1
03’は、車体の形状がスリーボックスタイプの車種あ
るいはツーボックスタイプの乗用車の中で比較的車高の
低い車種等の第1の車高に該当する車体を検出し、前記
光電スイッチ103,103’の設置位置より高い位置
である地上高H4(実施例としてH4=160cm)に配
設した光電スイッチ104,104’は、車体の形状が
ワンボックスタイプのワゴン車の中で比較的車高の低い
車種あるいはツーボックスタイプの乗用車の中で比較的
車高の高い車種等の第2の車高に該当する車体を検出
し、前記光電スイッチ104,104’の設置位置より
高い位置である地上高H5(実施例としてH5 =180
cm)に配設した光電スイッチ105,105’は、車
体の形状がワンボックスタイプのワゴン車の中で比較的
車高の高い車種あるいはツーボックスタイプでジープ形
の車種等の第3の車高に該当する車体を検出している。
【0034】102,102’は車体の形状を判定する
為の車形判別用の光電スイッチで、車体の前後端を検出
する光電スイッチ101,101’の設置高さと第1の
車高を検出する光電スイッチ103,103’の設置高
さとの間に位置する地上高H2(実施例としてH2 =1
10cm)に配設し、車体の形状がワンボックスタイプ
かツーボックスタイプかあるいはスリーボックスかの判
定を与える。
為の車形判別用の光電スイッチで、車体の前後端を検出
する光電スイッチ101,101’の設置高さと第1の
車高を検出する光電スイッチ103,103’の設置高
さとの間に位置する地上高H2(実施例としてH2 =1
10cm)に配設し、車体の形状がワンボックスタイプ
かツーボックスタイプかあるいはスリーボックスかの判
定を与える。
【0035】106はコンベア2を駆動する電動機5の
回転軸に連結したロータリーエンコーダで、所定角度回
転毎にパルス出力し車体の走行位置を与える。107は
搬送される車体の巾を検出する車巾検知スイッチで、特
に車体が軽自動車で案内ローラ6により押されるタイヤ
とは反対側のタイヤが通行する車体搬送口の床面に設置
し、タイヤが床面を踏むことによりスイッチが応動し、
車体の巾が狭い軽自動車かあるいは普通車かを判別して
いる。108は本体1前面に備えた操作表示部である。
回転軸に連結したロータリーエンコーダで、所定角度回
転毎にパルス出力し車体の走行位置を与える。107は
搬送される車体の巾を検出する車巾検知スイッチで、特
に車体が軽自動車で案内ローラ6により押されるタイヤ
とは反対側のタイヤが通行する車体搬送口の床面に設置
し、タイヤが床面を踏むことによりスイッチが応動し、
車体の巾が狭い軽自動車かあるいは普通車かを判別して
いる。108は本体1前面に備えた操作表示部である。
【0036】続いて、第5図を基に実施例の制御系につ
いて説明する。110はマイクロコンピュータで、演算
処理を行なうCPU111、プログラム及び各種データ
を記憶するメモリ112、及び入出力インターフェース
113,113より成り、入出力インターフェース11
3,113の入力側には光電スイッチの受光器10
1’,102’,103’,104’,105’,ロー
タリーエンコーダ106及び操作表示部108等が、出
力側には各種電動機,各種エアシリンダ,光電スイッチ
の投光器101,102,103,104,105及び
操作表示部108等がそれぞれ接続されている。
いて説明する。110はマイクロコンピュータで、演算
処理を行なうCPU111、プログラム及び各種データ
を記憶するメモリ112、及び入出力インターフェース
113,113より成り、入出力インターフェース11
3,113の入力側には光電スイッチの受光器10
1’,102’,103’,104’,105’,ロー
タリーエンコーダ106及び操作表示部108等が、出
力側には各種電動機,各種エアシリンダ,光電スイッチ
の投光器101,102,103,104,105及び
操作表示部108等がそれぞれ接続されている。
【0037】次に、本発明の実施例の動作について説明
する。第6図,第7図,第8図は特に車体の形状を検出
するフローチャート、第9図はロータリーエンコーダ1
06よりパルス信号が入力する度に割込実行され車体の
走行位置を検出するフローチャートである。
する。第6図,第7図,第8図は特に車体の形状を検出
するフローチャート、第9図はロータリーエンコーダ1
06よりパルス信号が入力する度に割込実行され車体の
走行位置を検出するフローチャートである。
【0038】まず、洗車装置本体1に付き添う係員は被
洗浄車体をコンベア2により搬送する通路の入口に乗り
入れ操作表示部108のスタートボタン(図示せず)を
押して洗車をスタートする。スタートボタンが押下され
るとコンベア2を駆動して車体を搬送する。ここで、ロ
ータリーエンコーダ106より出力されるパルス信号を
入力する度に第9図に示す割込ルーチンを実行し、パル
ス信号を入力する度にカウンタCに+1加える。
洗浄車体をコンベア2により搬送する通路の入口に乗り
入れ操作表示部108のスタートボタン(図示せず)を
押して洗車をスタートする。スタートボタンが押下され
るとコンベア2を駆動して車体を搬送する。ここで、ロ
ータリーエンコーダ106より出力されるパルス信号を
入力する度に第9図に示す割込ルーチンを実行し、パル
ス信号を入力する度にカウンタCに+1加える。
【0039】コンベア6により車体が搬送されると、第
6図,第7図,第8図に示す車形検出ルーチンを実行
し、まず各光電スイッチ101,101’,102,1
02’,103,103’,104,104’,10
5,105’の受光器101’,102’,103’,
104’,105’からのスイッチ入力をモニタし(1)
(3)(5)(7)(9)、コンベア2により搬送される車体の進入
によって投光器101より発する光が車体に遮られて入
退車検知用の受光器101’のスイッチ入力が断たれる
と(1)、カウンタC及びメモリM,M1,M2 ,…,M9
をリセットし(2)、続いて他の受光器102’,10
3’,104’,105’のスイッチ入力が断たれる
と、その時のカウンタCの値を各メモリM1,M2 ,M3
,M4 に記憶する(4)(6)(8)(10)。逆に、車体の退出に
よって投光器101,102,103,104,105
より発する光が受光器101’,102’,103’,
104’,105’へ透過して受光器101’,10
2’,103’,104’,105’のスイッチ入力を
検出すると(11)(13)(15)(17)(19)、その時のカウンタC
の値を各メモリM5,M6 ,M7 ,M8 ,M9 に記憶す
る(12)(14)(16)(18)(20)。但し、ス テップ(7)の判断に
おいて第2の車高を検出しない場合にはステップ(25)の
判断に、ステップ(9)の判断において第3の車高を検出
しない場合にはステップ(15)の判断にそれぞれ移る。
6図,第7図,第8図に示す車形検出ルーチンを実行
し、まず各光電スイッチ101,101’,102,1
02’,103,103’,104,104’,10
5,105’の受光器101’,102’,103’,
104’,105’からのスイッチ入力をモニタし(1)
(3)(5)(7)(9)、コンベア2により搬送される車体の進入
によって投光器101より発する光が車体に遮られて入
退車検知用の受光器101’のスイッチ入力が断たれる
と(1)、カウンタC及びメモリM,M1,M2 ,…,M9
をリセットし(2)、続いて他の受光器102’,10
3’,104’,105’のスイッチ入力が断たれる
と、その時のカウンタCの値を各メモリM1,M2 ,M3
,M4 に記憶する(4)(6)(8)(10)。逆に、車体の退出に
よって投光器101,102,103,104,105
より発する光が受光器101’,102’,103’,
104’,105’へ透過して受光器101’,10
2’,103’,104’,105’のスイッチ入力を
検出すると(11)(13)(15)(17)(19)、その時のカウンタC
の値を各メモリM5,M6 ,M7 ,M8 ,M9 に記憶す
る(12)(14)(16)(18)(20)。但し、ス テップ(7)の判断に
おいて第2の車高を検出しない場合にはステップ(25)の
判断に、ステップ(9)の判断において第3の車高を検出
しない場合にはステップ(15)の判断にそれぞれ移る。
【0040】こうして、ステップ(1)〜(20)まで各光電
スイッチ101,101’,102,102’,10
3,103’,104,104’,105,105’が
車体の進入により車体を検知した時と車体の退出により
車体を非検出した時のカウンタCの値を各メモリM1,
M2 ,…,M9 にそれぞれ記憶し、そのデータを基に車
体形状の判別に移る。
スイッチ101,101’,102,102’,10
3,103’,104,104’,105,105’が
車体の進入により車体を検知した時と車体の退出により
車体を非検出した時のカウンタCの値を各メモリM1,
M2 ,…,M9 にそれぞれ記憶し、そのデータを基に車
体形状の判別に移る。
【0041】車形判断では、まず車体の全長xに対応す
るメモリM9 に記憶されたカウント値を軽自動車と普通
自動車(小型自動車も含む)とを判別する為の基準値L
(3.2mに相当するカウント値)と比較し(21)、メモ
リM9に記憶されたカウント値が基準値Lより大きい場
合には普通自動車と判定し、続いてメモリM1に記憶さ
れたカウント値即ち入退車検知用の光電スイッチ10
1,101’が検出した車体前端位置より車形判別用の
光電スイッチ102,102’が検出した位置までの距
離x1を車体の形状がワンボックスタイプかあるいはツ
ーボックス,スリーボックスタイプかを判別する為の基
準値L1と比較する(22)。この判断において、メモリM1
に記憶されたカウント値が基準値L1より小さい場合に
は車体の形状がワンボックスタイプと判定し、続いてメ
モリM4に記憶されたカウントデータの有無、即ち第3
の車高が存在したか否かを判断する(23)。この判断にお
いて、第3の車高が存在した場合には車体の形状がワン
ボックスタイプで比較的車高の高いワゴン車と判定して
その車形データAをメモリMに記憶し(24)、第3の車高
が存在しない場合には車体の形状がワンボックスタイプ
で比較的車高の低いワゴン車と判定してその車形データ
BをメモリMに記憶する(25)。
るメモリM9 に記憶されたカウント値を軽自動車と普通
自動車(小型自動車も含む)とを判別する為の基準値L
(3.2mに相当するカウント値)と比較し(21)、メモ
リM9に記憶されたカウント値が基準値Lより大きい場
合には普通自動車と判定し、続いてメモリM1に記憶さ
れたカウント値即ち入退車検知用の光電スイッチ10
1,101’が検出した車体前端位置より車形判別用の
光電スイッチ102,102’が検出した位置までの距
離x1を車体の形状がワンボックスタイプかあるいはツ
ーボックス,スリーボックスタイプかを判別する為の基
準値L1と比較する(22)。この判断において、メモリM1
に記憶されたカウント値が基準値L1より小さい場合に
は車体の形状がワンボックスタイプと判定し、続いてメ
モリM4に記憶されたカウントデータの有無、即ち第3
の車高が存在したか否かを判断する(23)。この判断にお
いて、第3の車高が存在した場合には車体の形状がワン
ボックスタイプで比較的車高の高いワゴン車と判定して
その車形データAをメモリMに記憶し(24)、第3の車高
が存在しない場合には車体の形状がワンボックスタイプ
で比較的車高の低いワゴン車と判定してその車形データ
BをメモリMに記憶する(25)。
【0042】一方、ステップ(22)の判断において、メモ
リM1 に記憶されたカウント値が基準値L1より大きい
場合には車体の形状がツーボックスタイプあるいはスリ
ーボックスタイプと判定し、ステップ(23)の判断と同様
にメモリM4に記憶されたカウントデータの有無即ち第
3の車高が存在したか否かを判断する(26)。この判断に
おいて、第3の車高が存在した場合には車体の形状がツ
ーボックスタイプで、例えば三菱自動車製のパジェロあ
るいはトヨタ自動車製のランドクルーザー等の比較的車
高の高いジープ形のワゴン車と判定してその車形データ
CをメモリMに記憶し(27)、第3の車高が存在しない場
合にはメモリM3に記憶されたカウントデータの有無即
ち第2の車高が存在したか否かを判断する(28)。この判
断において、第2の車高が存在した場合には車体の形状
がツーボックスタイプで、例えば日産自動車製のプレー
リーあるいは三菱自動車製のシャリオ等の比較的車高の
高い乗用車と判定してその車形データDをメモリMに記
憶し(29)、逆に第2の車高が存在しない場合にはメモリ
M8及びM9 に記憶されたデータに基づき算出されたカ
ウント値(M9 −M8 )即ち車形判別用の光電スイッチ
102,102’が車体の退出を検出した位置から入退
車検知用の光電スイッチ101,101’が検出した車
体後端までの距離x2がツーボックスタイプかあるいは
スリーボックスタイプかを判別する為の基準値L2と比
較する(30)。この判断において、カウント値(M9 −M
8 )が基準値L2 より小さい場合には車体の形状がツー
ボックスタイプのステーションワゴン車(商業車ではラ
イトバン)と判定してその車形データEをメモリMに記
憶し(31)、逆にカウント値(M9−M8 )が基準値L2
より大きい場合には車体の形状がスリーボックスタイプ
の乗用車と判定してその車形データFをメモリMに記憶
する(32)。
リM1 に記憶されたカウント値が基準値L1より大きい
場合には車体の形状がツーボックスタイプあるいはスリ
ーボックスタイプと判定し、ステップ(23)の判断と同様
にメモリM4に記憶されたカウントデータの有無即ち第
3の車高が存在したか否かを判断する(26)。この判断に
おいて、第3の車高が存在した場合には車体の形状がツ
ーボックスタイプで、例えば三菱自動車製のパジェロあ
るいはトヨタ自動車製のランドクルーザー等の比較的車
高の高いジープ形のワゴン車と判定してその車形データ
CをメモリMに記憶し(27)、第3の車高が存在しない場
合にはメモリM3に記憶されたカウントデータの有無即
ち第2の車高が存在したか否かを判断する(28)。この判
断において、第2の車高が存在した場合には車体の形状
がツーボックスタイプで、例えば日産自動車製のプレー
リーあるいは三菱自動車製のシャリオ等の比較的車高の
高い乗用車と判定してその車形データDをメモリMに記
憶し(29)、逆に第2の車高が存在しない場合にはメモリ
M8及びM9 に記憶されたデータに基づき算出されたカ
ウント値(M9 −M8 )即ち車形判別用の光電スイッチ
102,102’が車体の退出を検出した位置から入退
車検知用の光電スイッチ101,101’が検出した車
体後端までの距離x2がツーボックスタイプかあるいは
スリーボックスタイプかを判別する為の基準値L2と比
較する(30)。この判断において、カウント値(M9 −M
8 )が基準値L2 より小さい場合には車体の形状がツー
ボックスタイプのステーションワゴン車(商業車ではラ
イトバン)と判定してその車形データEをメモリMに記
憶し(31)、逆にカウント値(M9−M8 )が基準値L2
より大きい場合には車体の形状がスリーボックスタイプ
の乗用車と判定してその車形データFをメモリMに記憶
する(32)。
【0043】一方、ステップ(21)の判断において、メモ
リM9 に記憶されたカウント値が基準値Lより小さい場
合には軽自動車と判定し、ステップ(22)の判断と同様に
メモリM1に記憶されたカウント値を基準値L1 と比較
する(33)。この判断において、メモリM1に記憶された
カウント値が基準値L1 より小さい場合には車体の形状
がワンボックスタイプと判定し、続いてメモリM4に記
憶されたカウントデータの有無、即ち第3の車高が存在
したか否かを判定する(34)。この判断において、第3の
車高が存在した場合には車体の形状がワンボックスタイ
プで、比較的車高の高いワゴン車と判定してその車形デ
ータGをメモリMに記憶し(35)、第3の車高が存在しな
い場合には車体の形状がワンボックスタイプで比較的車
高の低いワゴン車と判定してその車形データHをメモリ
Mに記憶する(36)。
リM9 に記憶されたカウント値が基準値Lより小さい場
合には軽自動車と判定し、ステップ(22)の判断と同様に
メモリM1に記憶されたカウント値を基準値L1 と比較
する(33)。この判断において、メモリM1に記憶された
カウント値が基準値L1 より小さい場合には車体の形状
がワンボックスタイプと判定し、続いてメモリM4に記
憶されたカウントデータの有無、即ち第3の車高が存在
したか否かを判定する(34)。この判断において、第3の
車高が存在した場合には車体の形状がワンボックスタイ
プで、比較的車高の高いワゴン車と判定してその車形デ
ータGをメモリMに記憶し(35)、第3の車高が存在しな
い場合には車体の形状がワンボックスタイプで比較的車
高の低いワゴン車と判定してその車形データHをメモリ
Mに記憶する(36)。
【0044】一方、ステップ(33)の判断において、メモ
リM1 に記憶されたカウント値が基準値L1より大きい
場合には車体の形状がツーボックスタイプの軽自動車と
判定し、その車形データIをメモリMに記憶する。
リM1 に記憶されたカウント値が基準値L1より大きい
場合には車体の形状がツーボックスタイプの軽自動車と
判定し、その車形データIをメモリMに記憶する。
【0045】こうして、車体の形状は車形区分及び車高
区分に基づいて第1表及び第10図に示す通り、A〜I
の車形に分類され、この車形A〜Iに基づいて以下の洗
車動作が行なわれる。
区分に基づいて第1表及び第10図に示す通り、A〜I
の車形に分類され、この車形A〜Iに基づいて以下の洗
車動作が行なわれる。
【0046】
【表1】
【0047】まず、本体1の先頭であるスプレー洗浄ブ
ロック7では、車巾検知スイッチ107により軽自動車
を検出した時のみエアシリンダ30のロット部30aを
伸長して進退側のサイドウォッシュノズル14’を車体
側面に近づけており、左右一対のサイドウォッシュノズ
ル14,14’は全車形A〜Iにおいて上下方向に昇降
しながら車体前端より後端に至る範囲の車体側面をスプ
レー洗浄している(第14図)。
ロック7では、車巾検知スイッチ107により軽自動車
を検出した時のみエアシリンダ30のロット部30aを
伸長して進退側のサイドウォッシュノズル14’を車体
側面に近づけており、左右一対のサイドウォッシュノズ
ル14,14’は全車形A〜Iにおいて上下方向に昇降
しながら車体前端より後端に至る範囲の車体側面をスプ
レー洗浄している(第14図)。
【0048】また、トップウォッシュノズル13はワン
ボックスタイプに該当する車形A,B,G,Hにおい
て、車体前端よりカウントしてメモリM9に記憶された
カウント値に達するまでの車体前端より後端に至る範囲
トップウォッシュノズル13の洗浄水噴射方向を鉛直下
方に向けて車体上面をスプレー洗浄している(第11図
(1))。
ボックスタイプに該当する車形A,B,G,Hにおい
て、車体前端よりカウントしてメモリM9に記憶された
カウント値に達するまでの車体前端より後端に至る範囲
トップウォッシュノズル13の洗浄水噴射方向を鉛直下
方に向けて車体上面をスプレー洗浄している(第11図
(1))。
【0049】車形C,D,E,Iに該当するツーボック
スタイプの車体においてトップウォッシュノズル13
は、車体前端よりカウントした値がメモリM1に記憶さ
れたカウント値に達するまでのボンネット部と、各車形
C,D,E,Iの最大車高区分を検出した時のメモリM
2,M3 ,M4 に記憶されたカウント値からメモリM5
,M6 ,M7 に記憶されたカウント値に達するまでの
屋根部に対してトップウォッシュノズル13の噴射方向
を鉛直方向に向け、メモリM1に記憶されたカウント値
より各車形C,D,E,Iの最大車高区分を検出した時
のメモリM2,M3 ,M4 に記憶されたカウント値に達
するまでのフロントウインド部に対してエアシリンダ2
4,24’のロット部24a,24a’を伸長してトッ
プウォッシュノズル13の洗浄水噴射方向を車体搬送方
向とは逆方向の斜め下方に向けて車体上面をスプレー洗
浄している(第11図(2))。
スタイプの車体においてトップウォッシュノズル13
は、車体前端よりカウントした値がメモリM1に記憶さ
れたカウント値に達するまでのボンネット部と、各車形
C,D,E,Iの最大車高区分を検出した時のメモリM
2,M3 ,M4 に記憶されたカウント値からメモリM5
,M6 ,M7 に記憶されたカウント値に達するまでの
屋根部に対してトップウォッシュノズル13の噴射方向
を鉛直方向に向け、メモリM1に記憶されたカウント値
より各車形C,D,E,Iの最大車高区分を検出した時
のメモリM2,M3 ,M4 に記憶されたカウント値に達
するまでのフロントウインド部に対してエアシリンダ2
4,24’のロット部24a,24a’を伸長してトッ
プウォッシュノズル13の洗浄水噴射方向を車体搬送方
向とは逆方向の斜め下方に向けて車体上面をスプレー洗
浄している(第11図(2))。
【0050】残りの車形Fに該当するスリーボックスタ
イプの車体においてトップウォッシュノズル13は、車
体前端よりカウントしてメモリM1に記憶されたカウン
ト値に達するまでのボンネット部及びメモリM2 に記憶
されたカウント値よりメモリM7に記憶されたカウント
値に達するまでの屋根部及びメモリM8 に記憶されたカ
ウント値よりM9に記憶されたカウント値に達するまで
のトランク部に対して、トップウォッシュノズル13の
洗浄水噴射方向を鉛直下方に向け、車体前端よりメモリ
M1に記憶されたカウント値に達するまでのフロントウ
インド部に対してエアシリンダ24,24’のロット部
24a,24a’を伸長してトップウォッシュノズル1
3の洗浄水噴射方向を車体搬送方向とは逆方向の斜め下
方に向け、メモリM7に記憶されたカウント値よりメモ
リM8 に記憶されたカウント値に達するまでのリアウイ
ンド部に対してエアシリンダ24,24’のロット部2
4a,24a’を縮短してトップウォッシュノズル13
の洗浄水噴射方向を車体搬送方向の斜め下方にそれぞれ
向けて車体上面をスプレー洗浄している(第11図
(3))。
イプの車体においてトップウォッシュノズル13は、車
体前端よりカウントしてメモリM1に記憶されたカウン
ト値に達するまでのボンネット部及びメモリM2 に記憶
されたカウント値よりメモリM7に記憶されたカウント
値に達するまでの屋根部及びメモリM8 に記憶されたカ
ウント値よりM9に記憶されたカウント値に達するまで
のトランク部に対して、トップウォッシュノズル13の
洗浄水噴射方向を鉛直下方に向け、車体前端よりメモリ
M1に記憶されたカウント値に達するまでのフロントウ
インド部に対してエアシリンダ24,24’のロット部
24a,24a’を伸長してトップウォッシュノズル1
3の洗浄水噴射方向を車体搬送方向とは逆方向の斜め下
方に向け、メモリM7に記憶されたカウント値よりメモ
リM8 に記憶されたカウント値に達するまでのリアウイ
ンド部に対してエアシリンダ24,24’のロット部2
4a,24a’を縮短してトップウォッシュノズル13
の洗浄水噴射方向を車体搬送方向の斜め下方にそれぞれ
向けて車体上面をスプレー洗浄している(第11図
(3))。
【0051】ブラシ洗浄ブロック8では、車形C,D,
E,F,Iに該当するワンボックスタイプ以外の車体に
おいてフロント・サイドブラシ40,40’は、車体が
ブラシ洗浄ブロック8に進入したらエアシリンダ53,
54の附勢を解いて車体前面に対向させ車体の前面より
車体側面に回り込み車体側面後端へ至る範囲車体面を叩
き付けながら車体面をブラッシング洗浄し、車体前端よ
りカウントした値がメモリM9に記憶されたカウント値
に達したらエアシリンダ53,54を作動してフレーム
12側方の待機位置に復帰している。また、リア・サイ
ドブラシ41,41’は車体前端位置を検出したらエア
シリンダ55,56の附勢を解いて車体側面に当接さ
せ、車体側面より後面に回り込み車体後面に至る範囲車
体面を叩き付けながら車体面をブラッシング洗浄してい
る(第12図(1))。
E,F,Iに該当するワンボックスタイプ以外の車体に
おいてフロント・サイドブラシ40,40’は、車体が
ブラシ洗浄ブロック8に進入したらエアシリンダ53,
54の附勢を解いて車体前面に対向させ車体の前面より
車体側面に回り込み車体側面後端へ至る範囲車体面を叩
き付けながら車体面をブラッシング洗浄し、車体前端よ
りカウントした値がメモリM9に記憶されたカウント値
に達したらエアシリンダ53,54を作動してフレーム
12側方の待機位置に復帰している。また、リア・サイ
ドブラシ41,41’は車体前端位置を検出したらエア
シリンダ55,56の附勢を解いて車体側面に当接さ
せ、車体側面より後面に回り込み車体後面に至る範囲車
体面を叩き付けながら車体面をブラッシング洗浄してい
る(第12図(1))。
【0052】一方、車形A,B,G,Hに該当するワン
ボックスタイプの車体においてフロント・サイドブラシ
40,40’は、車体前面より側面に回り込む前にエア
シリンダ53,54を作動して車体前端位置より所定区
間x3車体面より遠ざけて車体の左右前端より飛び出し
たバックミラーの引っ掛けを回避してからエアシリンダ
53,54の附勢を解いて車体側面に当接させ、後の洗
浄動作は上記した車形C,D,E,F,Iに対するフロ
ント・サイドブラシ40,40’の動きと同様である。
また、リア・サイドブラシ41,41’は車体前端より
所定区間x4車体面より遠ざけて車体の左右前端より飛
び出したバックミラーの引っ掛けを回避してからエアシ
リンダ53,54の附勢を解いて車体側面に当接させ、
後の洗浄動作は上記した車形C,D,E,F,Iに対す
るリア・サイドブラシ41,41’の動きと同様である
(第12図(2))。
ボックスタイプの車体においてフロント・サイドブラシ
40,40’は、車体前面より側面に回り込む前にエア
シリンダ53,54を作動して車体前端位置より所定区
間x3車体面より遠ざけて車体の左右前端より飛び出し
たバックミラーの引っ掛けを回避してからエアシリンダ
53,54の附勢を解いて車体側面に当接させ、後の洗
浄動作は上記した車形C,D,E,F,Iに対するフロ
ント・サイドブラシ40,40’の動きと同様である。
また、リア・サイドブラシ41,41’は車体前端より
所定区間x4車体面より遠ざけて車体の左右前端より飛
び出したバックミラーの引っ掛けを回避してからエアシ
リンダ53,54の附勢を解いて車体側面に当接させ、
後の洗浄動作は上記した車形C,D,E,F,Iに対す
るリア・サイドブラシ41,41’の動きと同様である
(第12図(2))。
【0053】続いて、トップウォッシュブラシ42は車
形A,B,G,Hに該当するワンボックスタイプの車体
において、フレーム12上方の待機位置に保持した状態
で車体前端よりカウントした値が各車形A,B,G,H
の最大車高区分を検出した時のメモリM3あるいはM4
に記憶されたカウント値に達したら2段シリンダ58の
附勢を解いて車体上面に降ろして車体上面をブラッシン
グ洗浄し、メモリM5あるいはM6 に記憶したカウント
値に達したら2段シリンダ58を作動してフレーム12
上方の待機位置に上昇している(第13図(1))。
尚、車形A,Gにおいてトップウォッシュブラシ42を
フレーム12上方の待機位置に、車形B,Hにおいてト
ップウォッシュブラシ42を短いエアシリンダ59’の
附勢を解いたときの位置にそれぞれ保持した状態で車体
上面をブラッシング洗浄しても良い。
形A,B,G,Hに該当するワンボックスタイプの車体
において、フレーム12上方の待機位置に保持した状態
で車体前端よりカウントした値が各車形A,B,G,H
の最大車高区分を検出した時のメモリM3あるいはM4
に記憶されたカウント値に達したら2段シリンダ58の
附勢を解いて車体上面に降ろして車体上面をブラッシン
グ洗浄し、メモリM5あるいはM6 に記憶したカウント
値に達したら2段シリンダ58を作動してフレーム12
上方の待機位置に上昇している(第13図(1))。
尚、車形A,Gにおいてトップウォッシュブラシ42を
フレーム12上方の待機位置に、車形B,Hにおいてト
ップウォッシュブラシ42を短いエアシリンダ59’の
附勢を解いたときの位置にそれぞれ保持した状態で車体
上面をブラッシング洗浄しても良い。
【0054】次に、車形Cに該当する車高の高いジープ
形の車体においてトップウォッシュブラシ42は、まず
2段シリンダ58の附勢を解いて下方に降ろし、車体前
端よりカウントした値がメモリM1に記憶されたカウン
ト値に達するまでのボンネット部を車体形状に沿って車
体面をなぞりながらブラッシング洗浄し、メモリM1に
記憶されたカウント値よりM4 に記憶されたカウント値
に達するまで2段シリンダ58を作動してフレーム12
上方の待機位置に跳ね上げてトップウォッシュブラシ4
2をフロントウィンドに引っ掛けて破壊するのを回避し
て、車体前端よりカウントした値がメモリM4に記憶さ
れたカウント値に達したら2段シリンダ58の附勢を解
いて車体上面に降ろすかあるいはフレーム12上方の待
機位置に保持した状態でブラッシング洗浄を行ない、メ
モリM5に記憶されたカウント値に達したら2段シリン
ダ58を作動してフレーム12上方の待機位置に復帰し
ている(第13図(2))。
形の車体においてトップウォッシュブラシ42は、まず
2段シリンダ58の附勢を解いて下方に降ろし、車体前
端よりカウントした値がメモリM1に記憶されたカウン
ト値に達するまでのボンネット部を車体形状に沿って車
体面をなぞりながらブラッシング洗浄し、メモリM1に
記憶されたカウント値よりM4 に記憶されたカウント値
に達するまで2段シリンダ58を作動してフレーム12
上方の待機位置に跳ね上げてトップウォッシュブラシ4
2をフロントウィンドに引っ掛けて破壊するのを回避し
て、車体前端よりカウントした値がメモリM4に記憶さ
れたカウント値に達したら2段シリンダ58の附勢を解
いて車体上面に降ろすかあるいはフレーム12上方の待
機位置に保持した状態でブラッシング洗浄を行ない、メ
モリM5に記憶されたカウント値に達したら2段シリン
ダ58を作動してフレーム12上方の待機位置に復帰し
ている(第13図(2))。
【0055】残りの車形D,E,F,Iに該当する車体
においてトップウォッシュブラシ42は、2段シリンダ
58の附勢を解いて下方に降ろして車体前端より後端に
至るまで車体上面形状に沿ってブラッシング洗浄してい
る(第13図(3))。
においてトップウォッシュブラシ42は、2段シリンダ
58の附勢を解いて下方に降ろして車体前端より後端に
至るまで車体上面形状に沿ってブラッシング洗浄してい
る(第13図(3))。
【0056】ワックス塗布ブロック9では、全車形A〜
Iともサイドワックスブラシ67,67’のブラシ動作
はフロント・サイドブラシ40,40’の前面洗浄を除
いた動作と同じであり、またトップワックスブラシ68
のブラシ動作も前記トップウォッシュノズル42の動作
と同じである。
Iともサイドワックスブラシ67,67’のブラシ動作
はフロント・サイドブラシ40,40’の前面洗浄を除
いた動作と同じであり、またトップワックスブラシ68
のブラシ動作も前記トップウォッシュノズル42の動作
と同じである。
【0057】タイヤ洗浄ブロック10では、車形A〜F
に該当する普通乗用車においては、エアシリンダ79及
び片方のエアシリンダ81の附勢を解いてタイヤウォッ
シュブラシ73,73’をタイヤに押し付けてタイヤ洗
浄を行ない、車形G,H,Iに該当する普通乗用車以外
の軽自動車においては、更に他方のエアシリンダ81’
の附勢を解いてタイヤウォッシュブラシ73,73’を
タイヤに押し付けてタイヤ洗浄を行ない、車体の巾に応
じてタイヤウォッシュブラシ73,73’を進退移動し
ている(第14図)。
に該当する普通乗用車においては、エアシリンダ79及
び片方のエアシリンダ81の附勢を解いてタイヤウォッ
シュブラシ73,73’をタイヤに押し付けてタイヤ洗
浄を行ない、車形G,H,Iに該当する普通乗用車以外
の軽自動車においては、更に他方のエアシリンダ81’
の附勢を解いてタイヤウォッシュブラシ73,73’を
タイヤに押し付けてタイヤ洗浄を行ない、車体の巾に応
じてタイヤウォッシュブラシ73,73’を進退移動し
ている(第14図)。
【0058】乾燥ブロック11では、全車形A〜Iとも
トップブロアノズル84の昇降動作及び圧空の吹出方向
はトップウォッシュノズル13の動きと同じであり、ま
たサイドブロアノズル85,85’の進退動作はタイヤ
ウォッシュブラシ73,73’の動作と同じである。
トップブロアノズル84の昇降動作及び圧空の吹出方向
はトップウォッシュノズル13の動きと同じであり、ま
たサイドブロアノズル85,85’の進退動作はタイヤ
ウォッシュブラシ73,73’の動作と同じである。
【0059】こうして、各ノズル13,14,14’,
15,84,85,85’及び各ブラシ40,40’,
41,41’,42,67,67’,68,73,7
3’は車形A〜Iに対して最適な動作が行なわれ、効果
的な洗浄,ワックス塗布,乾燥が行なわれる。
15,84,85,85’及び各ブラシ40,40’,
41,41’,42,67,67’,68,73,7
3’は車形A〜Iに対して最適な動作が行なわれ、効果
的な洗浄,ワックス塗布,乾燥が行なわれる。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、請求項
1によれば、第1の車体検出手段で車体前端を検出して
から第2の車体検出手段で所定高さの車体を検出するま
での距離に基づいて、車体のボンネット部に相当する部
分の長さを検出し、車体がワンボックス車かそれともボ
ンネットのあるツーボックス車・スリーボックス車かを
洗車動作に先行して判別でき、本体または車体を走行さ
せつつ判別した車形に合わせた最適な洗車動作をさせる
ことができる。しかも、この車形判別は、第1および第
2の2個の車体検出手段を設けるだけで実現可能であ
り、簡単且つ安価な構成で実施できる。
1によれば、第1の車体検出手段で車体前端を検出して
から第2の車体検出手段で所定高さの車体を検出するま
での距離に基づいて、車体のボンネット部に相当する部
分の長さを検出し、車体がワンボックス車かそれともボ
ンネットのあるツーボックス車・スリーボックス車かを
洗車動作に先行して判別でき、本体または車体を走行さ
せつつ判別した車形に合わせた最適な洗車動作をさせる
ことができる。しかも、この車形判別は、第1および第
2の2個の車体検出手段を設けるだけで実現可能であ
り、簡単且つ安価な構成で実施できる。
【0061】請求項2によれば、第2の車体検出手段が
車体検出後に再び非検出となってから第1の車体検出手
段で車体後端を検出するまでの距離に基づいて、車体の
トランク部に相当する部分の長さを検出し、車体が車室
とは別にトランク部を持つスリーボックス車かそれとも
同トランク部のないツーボックス車・ワンボックス車か
を洗車動作に先行して判別でき、本体または車体を走行
させつつ判別した車形に合わせた最適な洗車動作をさせ
ることができる。そして、請求項1と同様に、2個の車
体検出手段を設けるだけで実現可能であり、簡単且つ安
価な構成で実施できる。
車体検出後に再び非検出となってから第1の車体検出手
段で車体後端を検出するまでの距離に基づいて、車体の
トランク部に相当する部分の長さを検出し、車体が車室
とは別にトランク部を持つスリーボックス車かそれとも
同トランク部のないツーボックス車・ワンボックス車か
を洗車動作に先行して判別でき、本体または車体を走行
させつつ判別した車形に合わせた最適な洗車動作をさせ
ることができる。そして、請求項1と同様に、2個の車
体検出手段を設けるだけで実現可能であり、簡単且つ安
価な構成で実施できる。
【0062】請求項3によれば、車体検出手段が車体前
端を検出してから車体後端を検出するまでの距離に基づ
いて、車体の全長を検出し、この全長の長短に応じて軽
自動車か否かを判別でき、洗車装置では軽自動車と分か
ることにより、軽自動車に適した接近位置で洗車処理さ
せるなど車形に最適な洗車動作をさせることができる。
しかも、車体の前後端を検出可能な1個の車体検出装置
を備えるだけで実現可能であり、簡単且つ安価な構成で
実施できる。
端を検出してから車体後端を検出するまでの距離に基づ
いて、車体の全長を検出し、この全長の長短に応じて軽
自動車か否かを判別でき、洗車装置では軽自動車と分か
ることにより、軽自動車に適した接近位置で洗車処理さ
せるなど車形に最適な洗車動作をさせることができる。
しかも、車体の前後端を検出可能な1個の車体検出装置
を備えるだけで実現可能であり、簡単且つ安価な構成で
実施できる。
【0063】請求項4によれば、第1および第2の2個
の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構成で、
車体のボンネット部に相当する部分の長さを検出し、車
体がワンボックス車かそれともボンネットのあるツーボ
ックス車・スリーボックス車かを洗車動作に先行して判
別し、本体または車体を走行させつつその車形に合わせ
た最適な洗車動作をすることができる。
の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構成で、
車体のボンネット部に相当する部分の長さを検出し、車
体がワンボックス車かそれともボンネットのあるツーボ
ックス車・スリーボックス車かを洗車動作に先行して判
別し、本体または車体を走行させつつその車形に合わせ
た最適な洗車動作をすることができる。
【0064】請求項5によれば、やはり第1および第2
の2個の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構
成で、車体のトランク部に相当する部分の長さを検出
し、車体が車室とは別にトランク部を持つスリーボック
ス車かそれとも同トランク部のないツーボックス車・ワ
ンボックス車かを確実に判別し、本体または車体を走行
させつつその車形に合わせた最適な洗車動作をすること
ができる。
の2個の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構
成で、車体のトランク部に相当する部分の長さを検出
し、車体が車室とは別にトランク部を持つスリーボック
ス車かそれとも同トランク部のないツーボックス車・ワ
ンボックス車かを確実に判別し、本体または車体を走行
させつつその車形に合わせた最適な洗車動作をすること
ができる。
【0065】請求項6によれば、車体の前後端を検出可
能な1個の車体検出装置を備えるだけの簡単且つ安価な
構成で、車体の全長を検出し、この全長の長短に応じて
軽自動車か否かを判別し、軽自動車に適した接近位置で
洗車処理させるなど車形に最適な洗車動作をすることが
できる。
能な1個の車体検出装置を備えるだけの簡単且つ安価な
構成で、車体の全長を検出し、この全長の長短に応じて
軽自動車か否かを判別し、軽自動車に適した接近位置で
洗車処理させるなど車形に最適な洗車動作をすることが
できる。
【0066】請求項7によれば、第1および第2の2個
の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構成で、
車体のボンネット部およびトランク部に相当する部分の
長さを検出し、車体がワンボックス車かツーボックス車
かそれともスリーボックス車かを確実に判別し、本体ま
たは車体を走行させつつその車形に合わせた最適な洗車
動作をすることができる。
の車体検出手段を設けるだけの簡単且つ安価な構成で、
車体のボンネット部およびトランク部に相当する部分の
長さを検出し、車体がワンボックス車かツーボックス車
かそれともスリーボックス車かを確実に判別し、本体ま
たは車体を走行させつつその車形に合わせた最適な洗車
動作をすることができる。
【図1】実施例である洗車装置の全体構成平面図であ
る。
る。
【図2】実施例である洗車装置の全体構成側面図であ
る。
る。
【図3】実施例におけるスプレー洗浄ブロック7の正面
図である。
図である。
【図4】実施例におけるスプレー洗浄ブロック7の側面
図である。
図である。
【図5】実施例である洗車装置の制御系のブロック図で
ある。
ある。
【図6】実施例における車体の形状を判別する動作を示
すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
【図7】図6の結合子aに続くフローチャートである。
【図8】図7の結合子bに続くフローチャートである。
【図9】実施例における外部割込処理を施すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】実施例で判別する車体の形状A〜Iの説明図
である。
である。
【図11】実施例の各車形A〜Iにおけるトップウォッ
シュノズル13及びトップブロアノズル84の噴射方向
を示す説明図である。
シュノズル13及びトップブロアノズル84の噴射方向
を示す説明図である。
【図12】実施例の各車形A〜Iにおけるフロント・サ
イドブラシ40,40’及びリア・サイドブラシ41,
41’の洗浄動作を示す説明図である。
イドブラシ40,40’及びリア・サイドブラシ41,
41’の洗浄動作を示す説明図である。
【図13】実施例の各車形A〜Iにおけるトップウォッ
シュブラシ42及びトップワックスブラシ68の洗浄動
作を示す説明図である。
シュブラシ42及びトップワックスブラシ68の洗浄動
作を示す説明図である。
【図14】実施例のサイドブロアノズル85’(サイド
ウォッシュノズル14’)及びタイヤウェッシュブラシ
73’の進退動作を示す説明図である。
ウォッシュノズル14’)及びタイヤウェッシュブラシ
73’の進退動作を示す説明図である。
1 本体 12 フレーム 100 車体検知手段 101,101’ 第1の車体検出手段たる光電スイッ
チ 102,102’ 第2の車体検出手段たる光電スイッ
チ 103,103’,104,104’,105,10
5’ 車高判別用の光電スイッチ 106 走行位置検出手段を構成するロータリーエンコ
ーダ 110 制御手段たるマイクロコンピュータ 112 記憶手段たるメモリ
チ 102,102’ 第2の車体検出手段たる光電スイッ
チ 103,103’,104,104’,105,10
5’ 車高判別用の光電スイッチ 106 走行位置検出手段を構成するロータリーエンコ
ーダ 110 制御手段たるマイクロコンピュータ 112 記憶手段たるメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 聡 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社商品開発研究所内 審査官 川向 和実 (56)参考文献 特開 平1−164654(JP,A) 西独国特許出願公開2753137(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/06
Claims (7)
- 【請求項1】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の前端を検出する第1の車体検
出手段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗
車動作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定
高さの車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体
または車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
該走行位置検出手段で与える走行位置に基づいて前記第
1の車体検出手段で車体前端を検出してから前記第2の
車体検出手段で車体を検出するまでの車体のボンネット
部に相当する距離を求め、この求めたボンネット部の距
離に基づいて車体がワンボックス車か否かを判別するこ
とを特徴とした洗車装置における車形判別装置。 - 【請求項2】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の後端を検出する第1の車体検
出手段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗
車動作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定
高さの車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体
または車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
該走行位置検出手段で与える走行位置に基づいて前記第
2の車体検出手段での車体検出後に再び非検出となって
から前記第1の車体検出手段で車体後端を検出するまで
の車体のトランク部に相当する距離を求め、この求めた
トランク部の距離に基づいて車体がスリーボックス車か
否かを判別することを特徴とした洗車装置における車形
判別装置。 - 【請求項3】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の前後端を検出する車体検出手
段と、前記本体または車体の走行位置を検出する走行位
置検出手段と、該走行位置検出手段で与える走行位置に
基づいて前記車体検出手段が車体前端を検出してから車
体後端を検出するまでの車体の全長に相当する距離を求
め、この求めた車体全長の距離に基づいて車体が軽自動
車か否かを判別することを特徴とした洗車装置における
車形判別装置。 - 【請求項4】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の前端を検出する第1の車体検
出手段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗
車動作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定
高さの車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体
または車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
該走行位置検出手段で与える走行位置に基づいて前記第
1の車体検出手段で車体前端を検出してから前記第2の
車体検出手段で車体を検出するまでの車体のボンネット
部に相当する距離を求め、この求めたボンネット部の距
離に基づいて車体がワンボックス車か否かを判別する車
体形状判別手段と、該車体形状判別手段でワンボックス
車と判別した場合に、他の車体形状と異なるワンボック
ス車に適した洗車動作を与える制御手段とを備えたこと
を特徴とする車形判別装置を備えた洗車装置。 - 【請求項5】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の後端を検出する第1の車体検
出手段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ洗
車動作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所定
高さの車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本体
または車体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
該走行位置検出手段で与える走行位置に基づいて前記第
2の車体検出手段での車体検出後に再び非検出となって
から前記第1の車体検出手段で車体後端を検出するまで
の車体のトランク部に相当する距離を求め、この求めた
トランク部の距離に基づいて車体がスリーボックス車か
否かを判別する車体形状判別手段と、該車体形状判別手
段でスリーボックス車と判別した場合に、他の車体形状
と異なるスリーボックス車に適した洗車動作を与える制
御手段とを備えたことを特徴とする車形判別装置を備え
た洗車装置。 - 【請求項6】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置において、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の前後端を検出する車体検出手
段と、前記本体または車体の走行位置を検出する走行位
置検出手段と、該走行位置検出手段で与える走行位置に
基づいて前記車体検出手段が車体前端を検出してから車
体後端を検出するまでの車体の全長に相当する距離を求
め、この求めた車体全長の距離に基づいて車体が軽自動
車か否かを判別する車体形状判別手段と、該車体形状判
別手段で軽自動車と判別した場合に、他の車体形状と異
なる軽自動車に適した洗車動作を与える制御手段とを備
えたことを特徴とする車形判別装置を備えた洗車装置。 - 【請求項7】 車体を跨ぐように形成した本体を往復走
行させるのに伴い、またはトンネル状に形成した本体内
に車体を搬送させるのに伴い、車体を洗車するタイプの
洗車装置であって、車体の高さに応じて車体の車形判別
を行う車形判別装置を備えたものにおいて、 前記本体を形成する門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して車体の前後端を検出する第1の車体
検出手段と、同じく門型状のフレームの前方に備えられ
洗車動作に先行して前記第1の車体検出手段より高い所
定高さの車体を検出する第2の車体検出手段と、前記本
体または車体の走行位置を検出する走行位置検出手段
と、前記第1および第2の車体検出手段で車体を検出し
たときの前記走行位置、および前記第1および第2の車
体検出手段で車体を検出した後に再び非検出になったと
きの前記走行位置とを記憶し、この記憶した各位置に基
づいて車体におけるボンネット部の距離およびトランク
部の距離を求め、車体の形状がワンボックス車、ツーボ
ックス車またはスリーボックス車のいずれに該当するか
を判別する車形判別手段と、該車形判別手段で判別した
ワンボックス車、ツーボックス車またはスリーボックス
車に適した洗車動作を与える制御手段とを設けたことを
特徴とする車形判別装置を備えた洗車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09220751A JP3081564B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09220751A JP3081564B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26273389A Division JPH03125655A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 洗車装置における車形判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067304A JPH1067304A (ja) | 1998-03-10 |
JP3081564B2 true JP3081564B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16755977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09220751A Expired - Fee Related JP3081564B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081564B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5452289B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2014-03-26 | 中国電力株式会社 | 位置決め制御装置及びその方法 |
JP6112030B2 (ja) * | 2014-02-06 | 2017-04-12 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP09220751A patent/JP3081564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1067304A (ja) | 1998-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4718439A (en) | Vehicle washing system having apparatus for following a vehicle surface contour | |
US5090429A (en) | Vehicle wash apparatus | |
JP3081564B2 (ja) | 洗車装置における車形判別装置および車形判別装置を備えた洗車装置 | |
CN214295876U (zh) | 一种隧道式智能洗车机 | |
US6055994A (en) | Underbody washing device for motor vehicles | |
CN103101520A (zh) | 洗车机 | |
JPH1029507A (ja) | 洗車装置 | |
US4694523A (en) | Tire scrubbing machine for automatic car washers | |
CN116080593A (zh) | 一种无人值守式大巴洗车设备及洗车方法 | |
JP2008013134A (ja) | 洗車機における洗浄方法 | |
JP3584081B2 (ja) | 洗車装置 | |
JPH03125655A (ja) | 洗車装置における車形判別装置 | |
JPH08207714A (ja) | 超音波洗浄ノズルを備えた洗車機 | |
JP6567961B2 (ja) | 洗車機 | |
JP2564196B2 (ja) | 連続式洗車装置 | |
JP4297583B2 (ja) | 洗車機 | |
CN117141423B (zh) | 一种可节约空间的无人值守洗车设备及其控制方法 | |
JP2655354B2 (ja) | 洗車機の車両搬送装置 | |
JPH11198772A (ja) | 洗車装置 | |
JPH0924802A (ja) | 超音波洗浄ノズルを備えた洗車機 | |
JP2004074938A (ja) | 洗車装置 | |
JP2655353B2 (ja) | 洗車機の車両搬送方法および装置 | |
JPH0679891B2 (ja) | 自走式門型洗車機による車輪洗浄方法 | |
JP2514076Y2 (ja) | 洗車装置 | |
JP3662368B2 (ja) | 車形検出装置および同装置を備えた洗車機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080623 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |